JP2573694Y2 - 介護装置 - Google Patents
介護装置Info
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- JP2573694Y2 JP2573694Y2 JP1992088751U JP8875192U JP2573694Y2 JP 2573694 Y2 JP2573694 Y2 JP 2573694Y2 JP 1992088751 U JP1992088751 U JP 1992088751U JP 8875192 U JP8875192 U JP 8875192U JP 2573694 Y2 JP2573694 Y2 JP 2573694Y2
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- JP
- Japan
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- care device
- main body
- winding drum
- nursing
- winding
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は患者をベットから吊り
上げて移動させる場合等に用いる介護装置に関する。
上げて移動させる場合等に用いる介護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来老人、身体障害者、又は患者を吊り
上げて移動させる介護装置として、図19ないし図22
に例示する如きものが用いられている。これは、室内の
天井1に設けたレール部2を介護装置本体3が走行する
ようになっている。介護装置本体3からはワイヤロープ
4を引き出し、ハンガ部5の滑車部6に巻き掛けてハン
ガ部5を吊り下げるようにしてある。ハンガ部5の両端
には、患者を吊り下げるのに用いるツーピースタイプの
吊り具7の両端をそれぞれ係着するものである。
上げて移動させる介護装置として、図19ないし図22
に例示する如きものが用いられている。これは、室内の
天井1に設けたレール部2を介護装置本体3が走行する
ようになっている。介護装置本体3からはワイヤロープ
4を引き出し、ハンガ部5の滑車部6に巻き掛けてハン
ガ部5を吊り下げるようにしてある。ハンガ部5の両端
には、患者を吊り下げるのに用いるツーピースタイプの
吊り具7の両端をそれぞれ係着するものである。
【0003】介護装置本体3は、図20ないし図22に
例示する如く、ブレーキ付モータ部8、巻取ドラム部
9、及び制御部10とを具備する。巻取ドラム部9は、
円筒外周面にワイヤロープ4を整列して巻装するための
断面半円形の溝部9aを有する。巻取ドラム部9はその
両端部にそれぞれ設けた軸棒部11を各々軸受12を介
して機枠13に両端支受の状態で軸着する。巻取ドラム
部9の近傍には、これと平行にガイド棒14を設置す
る。ガイド棒14にはドック15を摺動自在に通して配
置する。ドック15にはフランジ部15aを設け、この
フランジ部15aを巻取ドラム部9の溝部9a内に臨ま
せて、巻取ドラム部9の回動に伴ってドック15が図2
0の左右方向に移動可能に構成する。
例示する如く、ブレーキ付モータ部8、巻取ドラム部
9、及び制御部10とを具備する。巻取ドラム部9は、
円筒外周面にワイヤロープ4を整列して巻装するための
断面半円形の溝部9aを有する。巻取ドラム部9はその
両端部にそれぞれ設けた軸棒部11を各々軸受12を介
して機枠13に両端支受の状態で軸着する。巻取ドラム
部9の近傍には、これと平行にガイド棒14を設置す
る。ガイド棒14にはドック15を摺動自在に通して配
置する。ドック15にはフランジ部15aを設け、この
フランジ部15aを巻取ドラム部9の溝部9a内に臨ま
せて、巻取ドラム部9の回動に伴ってドック15が図2
0の左右方向に移動可能に構成する。
【0004】巻取ドラム部9の一方の軸棒部11の延長
自由端には歯車16を固着し、この歯車16をブレーキ
付モータ部8の駆動歯車17に噛合させる。モータ部8
は、制御部10によって制御され、駆動歯車17と歯車
16とを介して巻取ドラム部9を回動し、巻取ドラム部
9にワイヤロープ4を巻き取り、又は引き出し、ハンガ
部5を昇降動作し、患者の揚げ降ろし作業を行うもので
ある。この揚げ降ろしに当たって、ハンガ部5がそのあ
らかじめ設定した上限位置又は下限位置に至った場合に
は、巻取ドラム部9に連動したドック15が図22のリ
ミットスイッチ18を動かす。これによりリミットスイ
ッチ18で発生した信号が制御部10に伝わって駆動し
ているモータ部8を停止させることにより、吊り揚げ又
は吊り降し動作を停止させるものである。
自由端には歯車16を固着し、この歯車16をブレーキ
付モータ部8の駆動歯車17に噛合させる。モータ部8
は、制御部10によって制御され、駆動歯車17と歯車
16とを介して巻取ドラム部9を回動し、巻取ドラム部
9にワイヤロープ4を巻き取り、又は引き出し、ハンガ
部5を昇降動作し、患者の揚げ降ろし作業を行うもので
ある。この揚げ降ろしに当たって、ハンガ部5がそのあ
らかじめ設定した上限位置又は下限位置に至った場合に
は、巻取ドラム部9に連動したドック15が図22のリ
ミットスイッチ18を動かす。これによりリミットスイ
ッチ18で発生した信号が制御部10に伝わって駆動し
ているモータ部8を停止させることにより、吊り揚げ又
は吊り降し動作を停止させるものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上述の如き従来の介護
装置では、ハンガ部5の滑車部6にワイヤロープ4を巻
掛けて吊るようにしているため、ワイヤロープ4を整列
して巻装するための大形の巻取ドラム部9が必要とな
る。しかも巻取ドラム部9にワイヤロープ4を巻装、又
は引き出す動作に伴いワイヤロープ4の引き出し位置が
変わるため、巻取ドラム部9が軸方向に移動する移動荷
重を受けることになるので、巻取ドラム部9を両端支受
の強固なものにしなければならず、大形化し重量も増加
してしまうという問題があった。
装置では、ハンガ部5の滑車部6にワイヤロープ4を巻
掛けて吊るようにしているため、ワイヤロープ4を整列
して巻装するための大形の巻取ドラム部9が必要とな
る。しかも巻取ドラム部9にワイヤロープ4を巻装、又
は引き出す動作に伴いワイヤロープ4の引き出し位置が
変わるため、巻取ドラム部9が軸方向に移動する移動荷
重を受けることになるので、巻取ドラム部9を両端支受
の強固なものにしなければならず、大形化し重量も増加
してしまうという問題があった。
【0006】また、ハンガ部5を上限又は下限位置で停
止させるためのドック15とリミットスイッチ18との
構成が複雑で大形化するという問題があった。
止させるためのドック15とリミットスイッチ18との
構成が複雑で大形化するという問題があった。
【0007】本考案は上述の点に鑑み、小形軽量で構造
が簡素な巻上装置を新たに提供することを目的とする。
が簡素な巻上装置を新たに提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案において上記の課
題を解決するための手段は、介護装置本体から吊り下げ
たハンガ部に被介護者を載せて昇降するようにした介護
装置において、ハンガ部を吊り下げて昇降させるロープ
等の連結部材を平ベルトで形成し、この平ベルトの一端
側を巻取ドラムに固定して重ね巻きし、その最終端側に
ハンガ部を取り付ける。そして、前記巻取ドラムを減速
機の出力軸端に設けることを可能とし、更に、ハンガ部
の上限位置又は下限位置を検出するための被検出体を平
ベルト側に直接設け、これを検出する検出器を介護装置
本体側に設けることを好適とするものである。
題を解決するための手段は、介護装置本体から吊り下げ
たハンガ部に被介護者を載せて昇降するようにした介護
装置において、ハンガ部を吊り下げて昇降させるロープ
等の連結部材を平ベルトで形成し、この平ベルトの一端
側を巻取ドラムに固定して重ね巻きし、その最終端側に
ハンガ部を取り付ける。そして、前記巻取ドラムを減速
機の出力軸端に設けることを可能とし、更に、ハンガ部
の上限位置又は下限位置を検出するための被検出体を平
ベルト側に直接設け、これを検出する検出器を介護装置
本体側に設けることを好適とするものである。
【0009】
【作用】平ベルトを重ねて巻取ドラムに巻回するので、
この巻取ドラムの軸線方向にベルトが移動することはな
く安定した吊上げができる。従って、この巻取ドラムの
回転軸に加わる曲げモーメントの変動がないので、巻取
ドラムをその両端で支持することなく、一端側のみで支
持することができる。
この巻取ドラムの軸線方向にベルトが移動することはな
く安定した吊上げができる。従って、この巻取ドラムの
回転軸に加わる曲げモーメントの変動がないので、巻取
ドラムをその両端で支持することなく、一端側のみで支
持することができる。
【0010】また、平ベルトに直接検出体を設けること
ができるので、位置検出を正確に行える。
ができるので、位置検出を正確に行える。
【0011】さらに、平ベルトの幅方向の両側を挟むよ
うに位置検出器を配置することにより、ベルトの巻取ド
ラム中心方向への移動があっても正確に位置検出ができ
る。
うに位置検出器を配置することにより、ベルトの巻取ド
ラム中心方向への移動があっても正確に位置検出ができ
る。
【0012】
【実施例】以下、本考案の介護装置の一実施例を図1な
いし図18によって説明する。なお、この図1ないし図
17において、前述した図19ないし図22に示す従来
例に対応する部分には同一符号を付すこととし、その詳
細な説明を省略する。本例装置の全体構成を示す図1の
正面図、及び図2の側面図において、3は介護装置本
体、5はハンガ部、7は吊り具、19は操作スイッチ、
20はレール、21は支柱、22は支持台である。
いし図18によって説明する。なお、この図1ないし図
17において、前述した図19ないし図22に示す従来
例に対応する部分には同一符号を付すこととし、その詳
細な説明を省略する。本例装置の全体構成を示す図1の
正面図、及び図2の側面図において、3は介護装置本
体、5はハンガ部、7は吊り具、19は操作スイッチ、
20はレール、21は支柱、22は支持台である。
【0013】介護装置本体3は、図3ないし図5に示す
ように構成するもので、24は減速機で駆動歯車24′
を有し、ブレーキ付モータ23の出力軸に連結されてい
る。減速機24の出力軸側端部には第1取付板25をボ
ルト26で取り付ける。さらに第1取付板25は図3に
示す如くその折曲した上板部をボルト26で装置本体の
枠部に固定する。
ように構成するもので、24は減速機で駆動歯車24′
を有し、ブレーキ付モータ23の出力軸に連結されてい
る。減速機24の出力軸側端部には第1取付板25をボ
ルト26で取り付ける。さらに第1取付板25は図3に
示す如くその折曲した上板部をボルト26で装置本体の
枠部に固定する。
【0014】第1取付板25の所定部所には透孔を穿孔
しておき、この透孔につば付ボールベアリング27を介
して従動歯車28を軸着する。従動歯車28は、駆動歯
車24′に噛合させる。
しておき、この透孔につば付ボールベアリング27を介
して従動歯車28を軸着する。従動歯車28は、駆動歯
車24′に噛合させる。
【0015】また、図示するように第1取付板25に並
べて第2取付板29を配置する。すなわち、第1取付板
25の上部折曲端部に第2取付板29の折曲部を溶接一
体化するとともに、それらの平板部自由端部間に円筒状
位置決めカラー30を挟んだ状態でボルト13を通しナ
ット32で締結する。第2取付板29の所定部所には透
孔を穿孔しておき、この透孔につば付ボールベアリング
27を介して前記従動歯車28に一体に形成した減速機
24の出力軸28aを軸着する。出力軸28aには、巻
取ドラム33を嵌め付ける。巻取ドラム33の外方端板
34はボルト35で締結する。
べて第2取付板29を配置する。すなわち、第1取付板
25の上部折曲端部に第2取付板29の折曲部を溶接一
体化するとともに、それらの平板部自由端部間に円筒状
位置決めカラー30を挟んだ状態でボルト13を通しナ
ット32で締結する。第2取付板29の所定部所には透
孔を穿孔しておき、この透孔につば付ボールベアリング
27を介して前記従動歯車28に一体に形成した減速機
24の出力軸28aを軸着する。出力軸28aには、巻
取ドラム33を嵌め付ける。巻取ドラム33の外方端板
34はボルト35で締結する。
【0016】巻取ドラム33にはナイロン製等の平ベル
ト36を巻装する。このため、平ベルト36の一方の端
部36aには図7に示すように3つの穴37を穿孔して
おき、図6に示す如く巻取ドラム33に設けた切欠部3
3aにこの一方の端部36aを当て、その3つの穴37
にそれぞれ螺子38を通して切欠部の対応する螺子孔に
嵌合して固定する。
ト36を巻装する。このため、平ベルト36の一方の端
部36aには図7に示すように3つの穴37を穿孔して
おき、図6に示す如く巻取ドラム33に設けた切欠部3
3aにこの一方の端部36aを当て、その3つの穴37
にそれぞれ螺子38を通して切欠部の対応する螺子孔に
嵌合して固定する。
【0017】巻取ドラム33に平ベルト36を固定する
別の手段として図8に示す如き手段を用いてもよい。す
なわち、アルミ鋳物製等の巻取ドラム33にU字状でそ
の底部の穴径を大きくした嵌め溝39を穿設する。そし
て、図示するように平ベルト36の一端部36aを折返
しこの折目端部にピン40を通す穴を作るように縫合わ
せたものを嵌め溝39に入れその折曲部分の内側に丸棒
状のピン40を嵌め込んで嵌め溝39から平ベルト36
が抜け落ちないように固定するものである。なお、平ベ
ルト36の取付交換はボルト35で付けた巻取ドラム3
3の外方端板を着脱することにより容易に行えるもので
ある。
別の手段として図8に示す如き手段を用いてもよい。す
なわち、アルミ鋳物製等の巻取ドラム33にU字状でそ
の底部の穴径を大きくした嵌め溝39を穿設する。そし
て、図示するように平ベルト36の一端部36aを折返
しこの折目端部にピン40を通す穴を作るように縫合わ
せたものを嵌め溝39に入れその折曲部分の内側に丸棒
状のピン40を嵌め込んで嵌め溝39から平ベルト36
が抜け落ちないように固定するものである。なお、平ベ
ルト36の取付交換はボルト35で付けた巻取ドラム3
3の外方端板を着脱することにより容易に行えるもので
ある。
【0018】また本例装置では、図4および図9に示す
ように第1取付板25と第2取付板29との間に軸棒4
0を軸着し、この軸棒40に、駆動歯車24′に噛合す
るリミットスイッチギヤ41を設ける。軸棒40は第2
取付板29から同軸上にリミットスイッチ軸42を一体
に形成する。リミットスイッチ軸42には送り螺子を螺
設し、ドック43を螺合する。さらに第2取付板29に
立設した案内ピン44をドック43の透孔に摺動自在に
通し、リミットスイッチ軸42の回転によってドック4
3が図の左右に移動するようにする。そして、平ベルト
36に吊下されたハンガ部5が下限又は上限位置に至っ
たとき、ドック43が下限又は上限位置に対応した所定
各位置に至り、各リミットスイッチ45,45′を操作
し、このリミットスイッチ45,45′の信号を受けた
制御部の指令でモータ23を止めハンガ部の吊り揚げ又
は吊り降し動作を停止せしめるものである。
ように第1取付板25と第2取付板29との間に軸棒4
0を軸着し、この軸棒40に、駆動歯車24′に噛合す
るリミットスイッチギヤ41を設ける。軸棒40は第2
取付板29から同軸上にリミットスイッチ軸42を一体
に形成する。リミットスイッチ軸42には送り螺子を螺
設し、ドック43を螺合する。さらに第2取付板29に
立設した案内ピン44をドック43の透孔に摺動自在に
通し、リミットスイッチ軸42の回転によってドック4
3が図の左右に移動するようにする。そして、平ベルト
36に吊下されたハンガ部5が下限又は上限位置に至っ
たとき、ドック43が下限又は上限位置に対応した所定
各位置に至り、各リミットスイッチ45,45′を操作
し、このリミットスイッチ45,45′の信号を受けた
制御部の指令でモータ23を止めハンガ部の吊り揚げ又
は吊り降し動作を停止せしめるものである。
【0019】上述の如きハンガ部の上限又は下限での動
作停止手段として、図10に例示する手段を用いても良
い。すなわち、平ベルト36の上限又は下限対応位置に
突片状のドック等から成る被検出体46を突設する。ま
た、介護装置本体3の平ベルト36を引き出す位置近傍
には、位置検出器用のリミットセンサ用レバー47を配
置する。このリミットセンサ用レバー47は、平ベルト
36を厚み方向に挟むレバーからなり、平ベルト36に
誘導されて揺動可能に設けられ、ハンガ部5の昇降動作
で被検出体46がリミットセンサ用レバー47を上下動
すると、これを感知した図示しないリミットセンサがモ
ータ23を停止し、ハンガ部5の動作を停止せしめるも
のである。
作停止手段として、図10に例示する手段を用いても良
い。すなわち、平ベルト36の上限又は下限対応位置に
突片状のドック等から成る被検出体46を突設する。ま
た、介護装置本体3の平ベルト36を引き出す位置近傍
には、位置検出器用のリミットセンサ用レバー47を配
置する。このリミットセンサ用レバー47は、平ベルト
36を厚み方向に挟むレバーからなり、平ベルト36に
誘導されて揺動可能に設けられ、ハンガ部5の昇降動作
で被検出体46がリミットセンサ用レバー47を上下動
すると、これを感知した図示しないリミットセンサがモ
ータ23を停止し、ハンガ部5の動作を停止せしめるも
のである。
【0020】更に、ハンガ部5の上限での動作停止手段
として、図11および図12に示す手段を用いてもよ
い。即ち、位置検出器71のリミットセンサ用レバー7
1aは、平ベルト36の幅方向を挟むように設け、ま
た、被検出体72は平ベルト36に設けたベルト押え等
で形成する。このベルト押えは、平ベルト36の上限位
置相当部分に平ベルト36を両側面から押え、ねじによ
ってその上限位置を任意に調整して固定できるように設
けられている。
として、図11および図12に示す手段を用いてもよ
い。即ち、位置検出器71のリミットセンサ用レバー7
1aは、平ベルト36の幅方向を挟むように設け、ま
た、被検出体72は平ベルト36に設けたベルト押え等
で形成する。このベルト押えは、平ベルト36の上限位
置相当部分に平ベルト36を両側面から押え、ねじによ
ってその上限位置を任意に調整して固定できるように設
けられている。
【0021】位置検出器71は、図12に示すように一
端側に平ベルト36を幅方向から挟むコ字形のリミット
センサ用レバー71aと、他端側に回動軸部71bおよ
び該回動軸部71bを介して前記レバー71aを図の反
時計方向の回動力を与える当板71cとから構成されて
いる。この当板71cは図11に示すように、リミット
スイッチ73近くに設けられたリミットスイッチ操作部
74を操作する。このリミットスイッチ操作部74は、
図11に示すように当板71cに当接して該当板71c
の回動によって上下動するドック軸74aと該ドック軸
74aに設けられた円推形のリミットスイッチ用ドック
74bからなり、ドック軸74aは固定部に設けられた
支持板75に支承され、ドック74bの傾斜面は、リミ
ットスイッチ73の操作桿73aと摺動接触し、レバー
71aが被検出体72に当たって時計方向に回動し、当
板71cでドック軸74aが上方に移動されたとき、ド
ック74bの傾斜面をリミットスイッチの操作桿73a
が摺動して変位し、リミットスイッチ73を動作させ
る。なお、74cはばねで、支持板75とドック軸の下
端に設けた突起部との間に弾装され、常時当板71cを
反時計方向に付勢し、レバー71aの一部をケースの内
面に押圧して振動等でレバー71aが上下動するのを防
止している。
端側に平ベルト36を幅方向から挟むコ字形のリミット
センサ用レバー71aと、他端側に回動軸部71bおよ
び該回動軸部71bを介して前記レバー71aを図の反
時計方向の回動力を与える当板71cとから構成されて
いる。この当板71cは図11に示すように、リミット
スイッチ73近くに設けられたリミットスイッチ操作部
74を操作する。このリミットスイッチ操作部74は、
図11に示すように当板71cに当接して該当板71c
の回動によって上下動するドック軸74aと該ドック軸
74aに設けられた円推形のリミットスイッチ用ドック
74bからなり、ドック軸74aは固定部に設けられた
支持板75に支承され、ドック74bの傾斜面は、リミ
ットスイッチ73の操作桿73aと摺動接触し、レバー
71aが被検出体72に当たって時計方向に回動し、当
板71cでドック軸74aが上方に移動されたとき、ド
ック74bの傾斜面をリミットスイッチの操作桿73a
が摺動して変位し、リミットスイッチ73を動作させ
る。なお、74cはばねで、支持板75とドック軸の下
端に設けた突起部との間に弾装され、常時当板71cを
反時計方向に付勢し、レバー71aの一部をケースの内
面に押圧して振動等でレバー71aが上下動するのを防
止している。
【0022】この実施例においては、平ベルト36に設
けた被検出体72が上限位置に達したとき、位置検出器
71のレバー71aを押し上げてドック74bを介し、
直接リミットスイッチ73を動作させるので、平ベルト
の伸びとは無関係に常にハンガ部の定められた上限位置
でリミットスイッチが動作し、長期間の使用でも精度が
変化することがない。また、平ベルトの巻込み、巻出し
時には、ハンガ部の平ベルトは、巻ドラムの軸方向に移
動するが、レバーは平ベルトの幅方向を挟むように形成
されているので、何等支障を来たさない。
けた被検出体72が上限位置に達したとき、位置検出器
71のレバー71aを押し上げてドック74bを介し、
直接リミットスイッチ73を動作させるので、平ベルト
の伸びとは無関係に常にハンガ部の定められた上限位置
でリミットスイッチが動作し、長期間の使用でも精度が
変化することがない。また、平ベルトの巻込み、巻出し
時には、ハンガ部の平ベルトは、巻ドラムの軸方向に移
動するが、レバーは平ベルトの幅方向を挟むように形成
されているので、何等支障を来たさない。
【0023】上記の図10および図11の実施例におい
ては、ベルト側に被検出体を設け、介護装置本体側に位
置検出器を設けて、位置検出器を被検出体で機械的に操
作するようにしたが、平ベルトに被検出体として平たい
永久磁石を接着し、介護装置本体側の永久磁石と対向す
る位置にリードスイッチのような近接スイッチを設けて
もよい。
ては、ベルト側に被検出体を設け、介護装置本体側に位
置検出器を設けて、位置検出器を被検出体で機械的に操
作するようにしたが、平ベルトに被検出体として平たい
永久磁石を接着し、介護装置本体側の永久磁石と対向す
る位置にリードスイッチのような近接スイッチを設けて
もよい。
【0024】介護装置本体3には図3ないし図5に示す
ように走行車軸部48を締結する。走行車軸部48は図
5に示すように断面矩形枠でその底部に開口20aを設
けたレール20の内部に2つの車輪49を転動させるよ
うに構成する。また図3,図5にも示す如く2つの車輪
49の螺子溝をもつ支持棒50には吊り金具51をナッ
ト52を用いて締結する。吊り金具51は図示するよう
に断面コ字形の部材をその開口部を下にして伏せその両
自由端部を各々外側に向けて水平に折曲し支持部51a
を形成したものである。各支持部51aは介護装置本体
3の上板部3aにボルト53とナット54とを用いて一
体に締結する。この締結作業を容易にするため、上板部
3aに図5及び図13に例示する如き2つの鉤部材55
を設けるとともに、上板部3aの所定位置に位置決めボ
ス56を突設する。そして、支持部51aを鉤部材55
に引掛けて荷重の一部を支持させるとともに、支持部5
1aの端部をボス56に押し当てて位置決めし、ボルト
53とナット54とを用いて締結するもので、一人の作
業員により容易に締結作業を行えるものである。また、
本例装置全体を据付け現場に設置する場合には、走行車
軸部48をおらかじめセットしたレール20を支柱21
に取り付け、次に支柱21に支持台22を取り付ける。
そして最後に走行車軸部48に介護装置本体3を前述し
た要領で締結するので、作業者が一人でも全体の結合が
可能となる。
ように走行車軸部48を締結する。走行車軸部48は図
5に示すように断面矩形枠でその底部に開口20aを設
けたレール20の内部に2つの車輪49を転動させるよ
うに構成する。また図3,図5にも示す如く2つの車輪
49の螺子溝をもつ支持棒50には吊り金具51をナッ
ト52を用いて締結する。吊り金具51は図示するよう
に断面コ字形の部材をその開口部を下にして伏せその両
自由端部を各々外側に向けて水平に折曲し支持部51a
を形成したものである。各支持部51aは介護装置本体
3の上板部3aにボルト53とナット54とを用いて一
体に締結する。この締結作業を容易にするため、上板部
3aに図5及び図13に例示する如き2つの鉤部材55
を設けるとともに、上板部3aの所定位置に位置決めボ
ス56を突設する。そして、支持部51aを鉤部材55
に引掛けて荷重の一部を支持させるとともに、支持部5
1aの端部をボス56に押し当てて位置決めし、ボルト
53とナット54とを用いて締結するもので、一人の作
業員により容易に締結作業を行えるものである。また、
本例装置全体を据付け現場に設置する場合には、走行車
軸部48をおらかじめセットしたレール20を支柱21
に取り付け、次に支柱21に支持台22を取り付ける。
そして最後に走行車軸部48に介護装置本体3を前述し
た要領で締結するので、作業者が一人でも全体の結合が
可能となる。
【0025】次にレール20と支柱21とを有するアー
チ式架台の取付構造を図14ないし図16によって説明
する。支柱21の頂部には支持部材57を横に突出する
よう設置する。支持部材57の巾方向の中央線上の所定
3箇所にはそれぞれナット58を溶接して配置する。こ
れらのナット58は、それぞれ図16に示す如くその一
対の平行側面が支持部材57の中央線と平行となるよう
に配置し、この3つ並べたナット58をレール20を取
り付けるときの案内部材として用いる。すなわち、支持
部材57にレール20を取り付ける際、レール20の開
口20a部分に各ナット58を入れて位置決め案内させ
ながら図14及び図15に示す如くセットし、図示する
ようにレール20上に押え金59を配し、この上から各
貫通孔にボルト60を通し各ナット58に嵌合して締結
する。なお、支持部材57の締結部には架台上部カバー
61を被せる。
チ式架台の取付構造を図14ないし図16によって説明
する。支柱21の頂部には支持部材57を横に突出する
よう設置する。支持部材57の巾方向の中央線上の所定
3箇所にはそれぞれナット58を溶接して配置する。こ
れらのナット58は、それぞれ図16に示す如くその一
対の平行側面が支持部材57の中央線と平行となるよう
に配置し、この3つ並べたナット58をレール20を取
り付けるときの案内部材として用いる。すなわち、支持
部材57にレール20を取り付ける際、レール20の開
口20a部分に各ナット58を入れて位置決め案内させ
ながら図14及び図15に示す如くセットし、図示する
ようにレール20上に押え金59を配し、この上から各
貫通孔にボルト60を通し各ナット58に嵌合して締結
する。なお、支持部材57の締結部には架台上部カバー
61を被せる。
【0026】図1及び図2に示す如く、支持台22の各
端部には架台脚部パット62を設置する。架台脚部パッ
ト62は、合成ゴム製で図18にも示す如く、支持台2
2に嵌める矩形筒部62aと先端の緩衝部62bとより
成る。緩衝部62bの中には強度を保つためゴム部材6
3を一体に配置する。
端部には架台脚部パット62を設置する。架台脚部パッ
ト62は、合成ゴム製で図18にも示す如く、支持台2
2に嵌める矩形筒部62aと先端の緩衝部62bとより
成る。緩衝部62bの中には強度を保つためゴム部材6
3を一体に配置する。
【0027】このようにパット62を用いることによ
り、支持台22を置く床面の高低差を吸収し、安定度を
向上し、美観を保つものである。なお、支持台22の下
面には移動用キャスタを取り付けるための螺子孔を設け
ておく。
り、支持台22を置く床面の高低差を吸収し、安定度を
向上し、美観を保つものである。なお、支持台22の下
面には移動用キャスタを取り付けるための螺子孔を設け
ておく。
【0028】次に上述の如く構成したアーチ式架台に装
着した介護装置本体に給電する手段について説明する。
まず第1の手段としては、レール20の矩形空間内に図
示しない給電ダクトを設け、介護装置本体3に設けた集
電子により給電する手段である。
着した介護装置本体に給電する手段について説明する。
まず第1の手段としては、レール20の矩形空間内に図
示しない給電ダクトを設け、介護装置本体3に設けた集
電子により給電する手段である。
【0029】第2の手段は図17に例示するような電源
コードを用いるものである。これはコンセント64をも
つ電源コード65を支柱21の下部から引き込み、これ
を支柱21の上部からレール20の全長に亘って伸ばせ
る長さを持つ伸縮可能なカールコード66として引き出
し、巻上装置本体3に接続して給電するようにする。ま
たレール20と平行に図示しないカーテンレールを設
け、このカーテンレールを走行する複数の吊り部材をカ
ールコード66の所要間隔を開けた部位に留め付け、図
17に示す如くカールコード66を複数箇所で吊り下げ
て大きく弛まないようにするものである。
コードを用いるものである。これはコンセント64をも
つ電源コード65を支柱21の下部から引き込み、これ
を支柱21の上部からレール20の全長に亘って伸ばせ
る長さを持つ伸縮可能なカールコード66として引き出
し、巻上装置本体3に接続して給電するようにする。ま
たレール20と平行に図示しないカーテンレールを設
け、このカーテンレールを走行する複数の吊り部材をカ
ールコード66の所要間隔を開けた部位に留め付け、図
17に示す如くカールコード66を複数箇所で吊り下げ
て大きく弛まないようにするものである。
【0030】上述のようにアーチ式架台のレール20に
装着した介護装置本体3は巻取ドラム33に平ベルト3
6を巻装するように構成したので、レール20の中心と
荷重中心、及び無負荷時の本体重心が一致しているため
全体としてのバランスを良好にできるものである。な
お、本考案は上述の実施例に限定されるものではなく、
本考案の要旨を逸脱しない範囲内においてその他種々の
構成を取り得ることは勿論である。
装着した介護装置本体3は巻取ドラム33に平ベルト3
6を巻装するように構成したので、レール20の中心と
荷重中心、及び無負荷時の本体重心が一致しているため
全体としてのバランスを良好にできるものである。な
お、本考案は上述の実施例に限定されるものではなく、
本考案の要旨を逸脱しない範囲内においてその他種々の
構成を取り得ることは勿論である。
【0031】
【考案の効果】以上詳述したように本考案の介護装置に
よれば、介護装置の巻取ドラムに重ねて巻装した平ベル
トの一端を引き出し、これにハンガ部を取り付けて構成
したので、このハンガ部の昇降動作のためベルトを巻取
ドラムに巻き取る際、平ベルトの巻取位置が巻取ドラム
の軸方向に移動することがないので、安定した揚吊状態
を保つことができるという効果がある。
よれば、介護装置の巻取ドラムに重ねて巻装した平ベル
トの一端を引き出し、これにハンガ部を取り付けて構成
したので、このハンガ部の昇降動作のためベルトを巻取
ドラムに巻き取る際、平ベルトの巻取位置が巻取ドラム
の軸方向に移動することがないので、安定した揚吊状態
を保つことができるという効果がある。
【0032】しかも、平ベルトは軸方向に移動しないの
で、この巻取ドラムの回転軸に加わる曲げモーメントの
変動がない。よって、巻取ドラムを軸方向の両端で支持
することはなく、軸方向の一端側で支持する構成として
も差し支えなく、構造を簡素化できて、小型,軽量化を
図ることができるという効果がある。
で、この巻取ドラムの回転軸に加わる曲げモーメントの
変動がない。よって、巻取ドラムを軸方向の両端で支持
することはなく、軸方向の一端側で支持する構成として
も差し支えなく、構造を簡素化できて、小型,軽量化を
図ることができるという効果がある。
【0033】また、平ベルトであるからこのベルトに直
接被検出体を設けることができ、対応する位置検出器を
介護装置本体に設けることによって、駆動モータを制御
することができ、介護装置の小形化が図れるという効果
がある。
接被検出体を設けることができ、対応する位置検出器を
介護装置本体に設けることによって、駆動モータを制御
することができ、介護装置の小形化が図れるという効果
がある。
【図1】本考案の介護装置の一実施例を示す全体正面
図。
図。
【図2】上記実施例の全体側面図。
【図3】上記実施例の介護装置本体部分を示す一部断面
正面図。
正面図。
【図4】上記実施例の介護装置本体部分を示す一部断面
平面図。
平面図。
【図5】上記実施例の介護装置本体部分を示す縦断面側
面図。
面図。
【図6】上記実施例における巻取ドラムにベルトを取り
付ける第1の手段を示す正面図。
付ける第1の手段を示す正面図。
【図7】上記実施例におけるベルトの巻取ドラム取付端
部分を示す平面図。
部分を示す平面図。
【図8】上記実施例における巻取ドラムにベルトを取り
付ける第2の手段を示す正面図。
付ける第2の手段を示す正面図。
【図9】上記実施例におけるハンガ部の上下限位置でモ
ータを停止させるためのドックとリミットスイッチ部分
の第1構成例を示す概略正面図。
ータを停止させるためのドックとリミットスイッチ部分
の第1構成例を示す概略正面図。
【図10】上記実施例におけるドックとリミットスイッ
チ部分の第2構成例を示す概略説明線図。
チ部分の第2構成例を示す概略説明線図。
【図11】上記実施例におけるリミットスイッチ部分の
第3の構成側の説明図。
第3の構成側の説明図。
【図12】上記実施例における位置検出器の説明図。
【図13】上記実施例における介護装置本体の走行車軸
部との取付構造部分を示す斜視図。
部との取付構造部分を示す斜視図。
【図14】上記実施例におけるアーチ式架台の支柱とレ
ール間の結合状態を示す要部側面図。
ール間の結合状態を示す要部側面図。
【図15】上記実施例におけるアーチ式架台の支柱とレ
ール間の結合状態を示す要部正面図。
ール間の結合状態を示す要部正面図。
【図16】上記実施例における支柱のレール結合部分を
示す要部平面図。
示す要部平面図。
【図17】上記実施例における介護装置本体に給電する
手段を例示する全体正面図。
手段を例示する全体正面図。
【図18】上記実施例における支持台に設置すべきパッ
ドを取り出して示す縦断面正面図。
ドを取り出して示す縦断面正面図。
【図19】従来の介護装置を例示する全体斜視図。
【図20】上記従来例における介護装置本体部分を示す
一部断面平面図。
一部断面平面図。
【図21】上記従来例における介護装置本体部分を示す
縦断面側面図。
縦断面側面図。
【図22】上記従来例における介護装置本体部分を示す
正面断面図。
正面断面図。
3…介護装置本体 5…ハンガ部 20…レール 21…支柱 22…支持台 23…ブレーキ付モータ 24…減速機 33…巻取ドラム 36…平ベルト 44…案内ピン 45…リミットスイッチ 46…被検出体 47…リミットセンサ用レバー 48…走行車軸部 51…吊り金具 55…鉤部材 62…パット 66…カールコード 71…位置検出器 72…被検出体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B66D 3/22 B66D 3/22 3/24 3/24 3/26 3/26 A (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B66D 3/20 A61G 7/10 B66D 1/34 B66D 1/54 B66D 1/60 B66D 3/22 B66D 3/24 B66D 3/26
Claims (4)
- 【請求項1】 被介護者を吊り上げる介護装置本体と、
被介護者を載せるためのハンガ部と、前記介護装置本体
と前記ハンガ部とを連結する連結部材と、前記介護装置
本体に減速機を介して設けられるとともに、前記連結部
材を巻回する巻取ドラムと、前記減速機を介して巻取ド
ラムを回転する駆動モータとを備えた介護装置におい
て、前記減速機の入力軸は駆動モータの出力軸に連結し、減
速機の出力軸は自由端とし、前記巻取ドラムは、この自
由端の出力軸でのみ支持し、且つ外側面に外方端板を着
脱自在に設け、前記連結部は平ベルトで形成し、該平ベ
ルトの一端を前記巻取ドラムに固定して重ね巻装し、他
端側に前記ハンガ部を取付けるとともに、平ベルトの一
端を巻取ドラムに固定する手段は、巻取ドラムの表面に
開口しU字状で底部の穴径が開口間寸法より大とした嵌
め溝を軸線方向に穿設し、平ベルトの一端部に端部を折
り返して縫合わせて形成したピンを通す穴を設け、この
一端部を前記の嵌め溝に挿入し、嵌め溝内で端部の穴に
丸棒のピンを嵌め込んで固定するようにし たことを特徴
とする介護装置。 - 【請求項2】 前記平ベルト側に平ベルトの巻上又は巻
下げの上限又は下限を設定する永久磁石を設け、介護装
置本体側に近接スイッチを設けて該近接スイッチを永久
磁石で作動させて巻取ドラムを回転する駆動モータを停
止させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の介
護装置。 - 【請求項3】 アーチ式架台に走行自在に装着され被介
護者を吊り上げる介護装置本体と、被介護者を載せるた
めのハンガ部と、前記介護装置本体と前記ハンガ部とを
連結する連結部材と、前記介護装置本体に減速機を介し
て設けられるとともに、前記連結部材を巻回する巻取ド
ラムと、前記減速機を介して巻取ドラムを回転する駆動
モータとを備えた介護装置において、 前記アーチ式架台は、レールの両端を支持する支柱と、
該支柱の頂部に横方向に突出して設置されレールの端部
を支持する支持部材と、該支持部材の巾方向の中央線上
の所定の箇所に配設して固着した複数のナットと、断面
箱形で下面側に前記ナットによってガイドされる開口部
を設けたレールと、該レールの上面側に押え金を配し、
該押え金とレール上面に穿設した貫通孔を通して前記ナ
ットと螺 合して支持部材とレールとを締結するボルトで
構成したことを特徴とする介護装置。 - 【請求項4】 アーチ式架台に走行自在に装着され被介
護者を吊り上げる介護装置本体と、被介護者を載せるた
めのハンガ部と、前記介護装置本体と前記ハンガ部とを
連結する連結部材と、前記介護装置本体に減速機を介し
て設けられるとともに、前記連結部材を巻回する巻取ド
ラムと、前記減速機を介して巻取ドラムを回転する駆動
モータとを備えた介護装置において、 前記アーチ式架台に介護装置本体を装着する手段は、断
面コ字形でその開口部の両自由端部を夫々外側に向けて
水平に折曲して支持部を形成した吊り金具と、前記介護
装置本体の上板部で前記吊り金具を取付ける部位に設け
られ、吊り金具の両側の支持部と係合する鉤部を有する
複数の鉤部材と、前記吊り金具の支持部と前記上板部と
を締結する締結手段と、前記吊り金具に固設され走行車
輪を介してアーチ式架台のレールに介護装置本体を装着
する支持棒とで構成したことを特徴とする介護装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992088751U JP2573694Y2 (ja) | 1992-07-30 | 1992-12-25 | 介護装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5336392 | 1992-07-30 | ||
JP4-53363 | 1992-07-30 | ||
JP1992088751U JP2573694Y2 (ja) | 1992-07-30 | 1992-12-25 | 介護装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0625290U JPH0625290U (ja) | 1994-04-05 |
JP2573694Y2 true JP2573694Y2 (ja) | 1998-06-04 |
Family
ID=26394069
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992088751U Expired - Fee Related JP2573694Y2 (ja) | 1992-07-30 | 1992-12-25 | 介護装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2573694Y2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2210848A1 (de) * | 2009-01-22 | 2010-07-28 | Inventio AG | Antriebstrommel einer Aufzugsanlage |
WO2010092607A1 (en) * | 2009-02-14 | 2010-08-19 | Davide Nardini | Device for lifting bed structures |
IT1393916B1 (it) * | 2009-05-11 | 2012-05-17 | Nardini | Albero e sistema per la movimentazione di carichi. |
JP6426409B2 (ja) * | 2014-09-09 | 2018-11-21 | コネクレーンズ グローバル コーポレイションKonecranes Global Corporation | チェーン巻上機 |
SI24997A (sl) * | 2015-05-22 | 2016-11-30 | PIĹ EK - VITLI KRPAN, d.o.o. | Vitel z varnostnim mehanizmom za izklop navijanja vrvi |
JP6978740B2 (ja) * | 2017-11-21 | 2021-12-08 | 株式会社いうら | リフト装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2537940Y2 (ja) * | 1991-10-04 | 1997-06-04 | 日本ホイスト株式会社 | 小型巻上機の安全装置 |
JP3059989U (ja) * | 1998-12-21 | 1999-07-13 | 王子製紙株式会社 | バッグインボックス用外装箱 |
JP3113392U (ja) * | 2005-06-06 | 2005-09-08 | 仁士 谷本 | アンカーピン付杭 |
-
1992
- 1992-12-25 JP JP1992088751U patent/JP2573694Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0625290U (ja) | 1994-04-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |