JP2573581B2 - デイクテ−シヨンシステムにおいて記録ユニツトへのデイクテ−シヨン又は記録ユニツトからの再生を制御するための方法及び装置 - Google Patents

デイクテ−シヨンシステムにおいて記録ユニツトへのデイクテ−シヨン又は記録ユニツトからの再生を制御するための方法及び装置

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JP2573581B2 JP61202634A JP20263486A JP2573581B2 JP 2573581 B2 JP2573581 B2 JP 2573581B2 JP 61202634 A JP61202634 A JP 61202634A JP 20263486 A JP20263486 A JP 20263486A JP 2573581 B2 JP2573581 B2 JP 2573581B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 産業上の利用分野 本発明は、デイクテーシヨンシステムに関し、より詳
細には、デイクテーシヨンの同時記録及び再生に用いら
れ得るあるいは幾つかのデイクテートステーシヨンから
のデイクテーシヨンの同時記録に用いられ得る複数の記
録ユニツトの選択及びオペレーシヨンを制御するための
方法及び装置に関する。
従来の技術 歴史的に見ると、デイクテーシヨンシステムは、机上
デイクテーテイング機、中央デイクテーシヨンシステム
又はポータブルデイクテーテイング装置に分類されてき
た。典型的な机上デイクテーテイング機には、記録媒
体、通常は、標準カセツト、ミニカセツト、マイクロカ
セツト又は米国特許第4,443,827号に記載の最近導入さ
れたピコカセツト等のカートリツジハウジングに収納さ
れた磁気テープが配設されている。この机上デイクテー
テイング機には、この機械のユーザがデイクテーシヨン
を記録し且つデイクテーシヨンを検閲しあるいはこの記
録媒体を所望の位置まで急速に進める目的で、記録媒体
の移動を制御するのに用いられる手動制御を有するマイ
クロフオンユニツトが接続されている。デイクテーテイ
ング機のオペレーシヨンに通常関連している他の従来の
制御も配設されている。
デイクテーシヨンが完了した後、その再生は、デイク
テーテイング機から互いに両立しなければならない(例
えば、同一の型の記録媒体を受け且つ同一の記録/再生
速度でもつて作動しなければならない)再生機への記録
媒体(又はテープカセツト)の転送を必要とする。一般
的に、トランスクリプシヨニスト(transcriptionist)
には、再生機に直接あるいは言わゆる私設有線接続体あ
るいは電話接続体を経由して接続されているヘツドセツ
ト及び足ペダルスイツチが配設されている。
上記のように、机上デイクテーテイング/再生機を用
いる時は、記録媒体は、ある装置から取り外し他方の装
置に装填しなければならない。それぞれの装置がかなり
離れた位置に配置されている場合、例えば、別々のオフ
イスにおいてあるいはオフイスビルの別々の階に配置さ
れている場合、この記録媒体の転送は、かなり不便であ
り、その結果、オフイスの作業効率が落ちてしまい、記
録媒体の紛失や置き場所をまちがえたりすることもおき
る。たとえそれぞれの装置が近くに配置されていても、
例えば、互いに近くのオフイスに配置されていても、記
録媒体の必要な転送は依然として、オフイスの作業効率
の著しい低下という結果をもたらし得る。
市販の中央デイクテーシヨンシステムは、机上デイク
テーテイング/再生機に伴う上記の不利益の幾つかを防
止する。例えば、ある型の中央デイクテーシヨンシステ
ムでは、米国特許第3,934,774号に記載されているよう
に、中央レコーダに、エンドレスループの磁気テープが
配設されており且つデイクテート位置及びこれと独立し
ている再生位置を含んでおり、この両方の位置は、同時
に作動し得る。斯かる中央レコーダは、記録媒体をデイ
クテーテイング装置から再生装置へ転送する必要がない
が、斯かる中央レコーダは一般的に、幾つかのデイクテ
ートステーシヨンからレコーダへのアクセスを有する幾
つかのデイクテータに用いられると最も効率的である。
斯かる中央デイクテーシヨンシステムは、かなり高価で
あり、この装置が比較的少ないデイクテータ及びトラン
スクリプシヨニストによつて利用されているオフイスの
作業によつては経費効率は高くならない。
「小規模のオフイス」環境においてより効率的に用い
られる別の型の中央デイクテーシヨンシステムが米国特
許第4,071,857号及び米国特許出願第629,212号に記載さ
れている。これらのシステムには、デイクテーシヨンを
個別のテープカセツトに記録するように作動する中央レ
コーダが配設されており、使用済のカセツトは、新しい
カセツトと取り換えられ、これにより、使用済みカセツ
トの再生及び新しいカセツトへのデイクテーシヨンを行
うようにすることができる。自動カセツト変換機能を有
する斯かる中央レコーダは、上記の机上デイクテーテイ
ング/再生装置に伴うカセツト操作の量を減少せしめる
が、それにも拘わらず、記録されたデイクテーシヨンの
再生を容易にするべく使用済みカセツトを別の再生装置
に装填するという必要性が残る。
従つて、記録媒体をデイクテーテイング装置から再生
装置へ転送する必要性を最小限にし、しかも言わゆる小
規模のオフイス環境において幾つかのデイクテータによ
つてアクセスされ得る効率的なデイクテーシヨンシステ
ムの必要性が生じる。小規模のオフイス環境にアドレス
しようとして先行技術システムが提案されているが、こ
れらのシステムは十分なフレキシビリテイを提供するも
のではない。例えば、1つの斯かる先行技術システム
は、互いに並列の関係に取り付けられている別々のデイ
クテーテイングユニツト及び再生ユニツトの使用を意図
しており、一方のユニツトは永久的にデイクテーテイン
グユニツトとして指名されており、他方のユニツトは永
久的に再生ユニツトとして指名されている。再生は依然
として、記録媒体のデイクテーテイングユニツトから再
生ユニツトへの転送を必要としている。更に、2つ以上
のデイクテータからデイクテーシヨンを同時に別の記録
媒体即ちカセツトに記録するためにこのシステムを用い
ることは、不可能ではないにしても困難である。
発明の目的 従つて、本発明の目的は、机上デイクテーテイング/
再生機及び中央デイクテーシヨンシステムに伴う前期の
不利益を防止することにある。
本発明の別の目的は、特に小規模オフイス環境におけ
る使用に構成された効率的な安価なデイクテーシヨンシ
ステムを提供することにある。
本発明の別の目的は、記録媒体のデイクテートユニツ
トから再生ユニツトへの転送が全く取り除かれないにし
ても最少限にする斯かるデイクテーシヨンシステムを提
供することにある。
本発明の更に別の目的は、比較的フレキシブルであり
且つ幾つかのデイクテータが同時にそれぞれの記録媒体
にデイクテートすることができるように拡張され得るデ
イクテーシヨンシステムを提供することにある。
本発明の更に別の目的は、デイクテータによる選択の
ために大抵は特定のそれぞれの識別によつて指名される
幾つかの記録ユニツトが配設されており且つ、次にスペ
アユニツトが、所定量のデイクテーシヨンが記録されて
いるユニツトのかわりに接続され、この後このスペアユ
ニツトは、それが交換したユニツトと同一の特定の識別
でもつて指名され、これによりその識別がデイクテータ
によつて所望されるユニツトへの継続デイクテーシヨン
を可能にする前期の型のデイクテーシヨンシステムを制
御するための方法及び装置を提供することにある。
本発明の更に別の目的は、デイクテーシヨン又は再生
ユニツトとしての複数の記録ユニツトへの選択を制御す
るための方法及び装置を提供することにある。
本発明の別の目的は、遠隔デイクテータの選択された
識別を有するユニツトへの接続を可能にする目的でデイ
クテーシヨンシステムに含まれる幾つかの記録ユニツト
の識別を選択するための方法及び装置を提供することに
ある。
本発明の種々の他の目的、利用及び特徴は、次の詳細
な説明から容易に明白となり、新規な特徴は、特に特許
請求の範囲で指定されよう。
発明の概要 本発明によると、それぞれが、そこに接続される幾つ
かのデイクテートステーシヨンの1つから伝えられたデ
イクテーシヨンを記録するように作動可能である少なく
とも3つの記録ユニツトがデイクテーシヨンシステムに
配設されている。この少なくとも3つの記録ユニツトの
各々は、それぞれの特定のアイデンテイテイ(identit
y)によつて識別され、幾つかのデイクテートステーシ
ヨンの任意の1つは、そのアイデンテイテイがデイクテ
ータによつて選択される記録ユニツトに接続され得る。
所定量のデイクテーシヨンがある記録ユニツトに記録さ
れると、スペア記録ユニツトのアイデンテイテイは、所
定量のデイクテーシヨンが記録されているユニツトのア
イデンテイテイと等しくなるように変化し、これによ
り、その新しく指名されたアイデンテイテイを有するス
ペアユニツトはこの後、このアイデンテイテイを有する
記録ユニツトに宛てられたデイクテーシヨンを有するデ
イクテートステーシヨンに接続される。
本発明の1つの特徴によると、所定量のデイクテーシ
ヨンが記録されている記録ユニツトにデイクテーシヨン
の続く場合、このユニツトとスペーサユニツトの両方
は、短い期間にわたつて同時に作動し、この後、所定量
のデイクテーシヨンが記録されている記録ユニツトは、
更に記録を行なわないように抑制され、これにより、そ
の新しく指名されたアイデンテイテイを有するスペアユ
ニツトを更に記録を行うために残す。
本発明の特徴として、デイクテータが、所定量のデイ
クテーシヨンの記録されている記録ユニツトから断路さ
れる場合、この断路された記録ユニツトは、次に記録を
行なわないように抑制され、この後、同一のアイデンテ
イテイの記録ユニツトに宛てられたデイクテーシヨン
は、現時点でこのアイデンテイテイを有しているスペア
ユニツトに記録される。
本発明の更に別の特徴によると、記録ユニツトが2つ
だけ配設されており、各々のユニツトは、デイクテーシ
ヨンユニツトとしてあるいは再生ユニツトとして作動可
能である。一方あるいは他方のユニツトの少なくとも基
本的なオペレーシヨンをイネーブルするために、セレク
タ及び機能制御スイツチが配設されているのが好まし
い。例えば、第1ユニツトがオペレーシヨンのために選
択されると、その中の記録媒体は、デイクテーシヨンの
ために初期化される(例えば、前のデイクテーシヨンは
そこから消去されている。)そして、このユニツトは次
に、デイクテーシヨンユニツトとしての使用に対して調
整され得る。斯かる初期化及び調整が無い場合、この記
録ユニツトは、再生ユニツトとして作動する。
本発明のこの特徴の1つによると、最初の記録ユニツ
トがデイクテーシヨンユニツトとしてのオペレーシヨン
のために初期化され且つ調整され、次に他方の記録ユニ
ツトは、同様にして初期化され且つ調整され、これによ
り、両方のユニツトがデイクテーシヨンユニツトとして
作動するようにできる。
本発明の更に別の特徴によると、上記の2つの記録ユ
ニツトの一方又は他方を再生ユニツトとしてオペレーシ
ヨンのために選択するために簡単なセレクタスイツチが
配設されている。これにより、前に記録されたデイクテ
ーシヨンを再生する目的で記録媒体例えばテープカセツ
トをデイクテーシヨンユニツトから再生ユニツトへ転送
する必要がなくなる。それぞれのユニツトの作動状態
は、このセレクタスイツチの簡単なオペレーシヨンによ
り変えることができ、これにより前にデイクテーシヨン
ユニツトとして作動可能であつたユニツトをこの時点で
再生ユニツトとして作動するように調整することがで
き、且つ前に再生ユニツトとして作動可能であつたユニ
ツトと現時点でデイクテーシヨンユニツトとして作動す
るように調整することができる。遠隔デイクテートステ
ーシヨンは、現時点でデイクテーシヨンユニツトとして
作動可能なユニツトに接続され、同様にして、再生ステ
ーシヨン(例えばヘツドセツト及び足ペダル)は、現時
点で再生ユニツトとして作動するユニツトに電気的に接
続される。上記の接続を行うために物理的な再配線ある
いは相互接続の作業は必要ない。
本発明の更に別の特徴によると、3つ又はそれ以上の
記録ユニツトが配設されると、それぞれのユニツトのア
イデンテイテイは、それぞれのユニツトがデイクテーシ
ヨンユニツトとしてのオペレーシヨンに対して初期化さ
れる順序の関数として指名される。
本発明の更に別の特徴によると、これらの記録ユニツ
トの2つは互いに重ねられた関係、即ち、共通コンソー
ルの中で一方が他方の上にのつている形で収納される。
1組のセレクタ及び機能制御スイツチが配設されてお
り、これらのスイツチは、どのユニツトが再生に対して
選択されているか且つどのユニツトが記録に対して選択
されているかに応じて、一方あるいは他方のユニツトの
機能を制御する。
本発明の更に別の特徴によると、上記の共通コンソー
ルの中の両方の記録ユニツトは、デイクテーシヨンユニ
ツトとして作動し、デイクテーシヨンは通常、媒体が所
定の記録容量に到達する迄一方のユニツトの記録媒体に
記録される。この際、デイクテーシヨンは更に、他方ユ
ニツトの記録媒体に記録される。
特定の好ましい実施例の詳細な説明 図面について、特に第1図について説明する。第1図
には、本発明がそのまま適用されているデイクテーシヨ
ンシステム10の1つの実施例が示されている。デイクテ
ーシヨンシステム10は、実質的に同等の構造を有する2
つの記録ユニツト12及び14からなつている。これらの記
録ユニツトは、共通のコンソール即ちハウジングの中で
一方が他方の上に支えられている。各記録ユニツトに
は、記録媒体への記録デイクテーシヨン及び記録媒体か
らのデイクテーシヨンの再生の目的ために従来の構造を
有する記録/再生デツキが配設されている。この記録媒
体は、カセツト、即ち全て上で述べたような標準カセツ
ト、ミニカセツト、マイクロカセツト、又はピコカセツ
トの中に収納されている磁気テープであることが好まし
い。別の実施例では、記録媒体は、デイクテーシヨンが
デジタル形式で記憶される固体記憶デバイスを含み得
る。便宜上、且つ本発明の説明を簡単にするために、こ
の記録媒体は本明細書においてカセツト又は磁気テープ
と呼ばれる。しかし、上記の固体デジタル記憶デバイス
も意図されることが了解されよう。
記録ユニツト12は、カセツトを受けるための且つこの
カセツトを前進/巻戻し駆動エレメントに対して適当な
位置に位置決めするためのカセツトコンパートメント2
0、記録/再生ヘツド、消去ヘツド、キヤプスタン及び
ピンチローラを含んでいる。このカセツトコンパートメ
ントは、EJECTボタン22の手動操作に応答して開くドア
によつて保護されている。記録ユニツト14は、EJECTボ
タン32のオペレーシヨンに応答して開くドアによつて保
護される同様のカセツトコンパートメント30を含んでい
る。
記録ユニツト12には又、オペレーシヨンデイスプレイ
24、モードデイスプレイ25及び数字デイスプレイ26が配
設されている。同様にして、記録ユニツト14には、オペ
レーシヨンデイスプレイ34、モードデイスプレイ35及び
数字デイスプレイ36が配設されている。両方の記録ユニ
ツトにおいて、オペレーシヨンデイスプレイ24、34は、
記録ユニツトによつて用いられるカセツトに行われてい
る特定のオペレーシヨンを示す。例えば、このオペレー
シヨンデイスプレイは、カセツトが「使用中」の時、即
ち、遠隔デイクテートステーシヨンが共に用いられてい
るカセツトへのデイクテーシヨンの記録の目的のために
その記録ユニツトに接続されている時を示す。このオペ
レーシヨンデイスプレイにはまた、所定の量の磁気テー
プが記録用に残つている時に付勢(即ち照明される)
「終り領域」インジケータが配設されている。例えば、
カセツトが30分のデイクテーシヨンを記録するように構
成されている場合、記録用に30分だけテープが残つてい
る時にこの終り領域インジケータが照明される。デイク
テーシヨンが記録されているカセツトがそのテープの終
りに達するであろうという状態をユーザに知らせるため
に他のインジケータが配設されている。
オペレーシヨンデイスプレイ24、34はまた、管理オペ
レータの注意が必要な時に照明される「オペレータ」イ
ンジケータを含んでいる。例えば、その一番終り迄進行
したカセツトにデイクテーシヨンが記録されている時、
この「オペレータ」インジケータが照明される。このイ
ンジケータはまた、例えば、テープ欠陥状態(例えばそ
の中のテープがつまるとか壊れるとかいう状態)を有す
るカセツトが記録ユニツトに装填された時、あるいは記
憶ユニツトが再生あるいはデイクテーシヨンに選択され
ているがカセツトがその中に装填されていない時に照明
され得る。管理オペレータの注意を要する他の状態もま
た、この「オペレータ」インジケータの照明によつて示
され得る。
好ましい実施例において、オペレーシヨンデイスプレ
イ24、34を含むそれぞれのインジケータは、当業者には
公知のLED,LCD又は他の視覚インジケータを含み得る。
各記録ユニツト12、14にはまた、モードデイスプレイ
25、35がそれぞれ配設されている。各モードデイスプレ
イは、それぞれの記録ユニツトに対して選択された特定
のモードのオペレーシヨンの視覚的指示を与えるために
LED,LCD等から形成され得る。例えば、記録ユニツトが
デイクテーシヨン記録モード用に選択され且つデイクテ
ーシヨン記録モードで作動するようにイネーブルされる
と、このモードデイスプレイは、記録ユニツトがデイク
テーシヨンを記録するようにイネーブルされていること
を指示するために文字「D」を照明し得る。あるいは、
記録ユニツトが再生ユニツトとして作動するように選択
される場合、モードデイスプレイは、斯かる再生オペレ
ーシヨンを指示するために文字「T」を照明し得る。更
にまた、このモードデイスプレイは、記録ユニツトが、
このユニツトへのデイクテーシヨンもこのユニツトから
の再生も行なわれ得ない非作動モードにある時に照明さ
れる「オフライン」インジケータを含み得る。後に説明
されるように、このモードデイスプレイは、この記録ユ
ニツトをマルチユニツト記録システムにおけるユニツト
「1」,「2」又は「3」として識別するために識別イ
ンジケータを含むことが好ましい。
記録ユニツト12及び14にはまた、数字デイスプレイ26
及び36がそれぞれ配設されている。各数字デイスプレイ
は、カセツトに記録されているあるいはカセツトから再
生されているデイクテーシヨンの長さを示す4桁のLED
又はLCDデイスプレイ(又は同様のデイスプレイ)から
形成されている。この指示は、分と分の少数でもつて表
わされる。例えば、「035」の表示は、3分と30秒のデ
イクテーシヨンを表わしている。記録ユニツトが再生ユ
ニツトとして作動する時、この数字デイスプレイは、特
定のメツセージ、手紙等による再生を持つているタイプ
ライタで打たれた文書のだいたいの行数を示す。この数
字デイスプレイはまた、優先度の高いメツセージの記録
を示す文字「p」を第1桁として表示することもでき
る。早く再生すべきである重要度の高いメツセージは、
この接頭辞「p」によつて示される。この接頭辞「p」
は、テープへの再生のために残っている優先度の高いメ
ツセージの数を表わす数字によつても表示され得る。残
りの3つの数字は、再生を待つているメツセージにおけ
るタイプライタで打たれた行のだいたいの数を表わす。
後に説明されるように、「優先度の高い」メツセージ
は、テープ自体に記録されている特別の接頭辞コードに
よつて表わされる。尚このコードは、デイクテーシヨン
システム10に含まれる記録/再生電子装置によつて感知
される。
第1図に示されているように、デイクテーシヨンシス
テム10には、記録ユニツト12と結び付いてあるいは記録
ユニツト14と結び付いて作動し得る1つのキーボードが
配設されている。作動されるべき所望の記録ユニツトを
選択するためのユニツトセレクタスイツチ42が配設され
ている。例えば、セレクタスイツチ42がその第1状態に
ある時、即ち、セレクタスイツチがその上部位置に移動
する時、記録ユニツト12はオペレーシヨンに選択され
る。上記のように、記録ユニツト12に含まれる記録デツ
キは機能制御スイツチ50,56,58,62及び64のオペレーシ
ヨンの関数として作動し得る。逆に、ユニツトセレクタ
スイツチ42がその第2位置にある時、即ち、セレクタス
イツチがその最低位置に移動する時、記録ユニツト14
は、上記の機能制御スイツチの作動に応答して作動する
ようにイネーブルされる。ユニツトセレクタスイツチ42
は、記録ユニツト12又は記録ユニツト14をデイクテーシ
ヨンユニツトとしてのオペレーシヨンに選択するのに用
いられる、その中心位置に対応する第3状態を含むこと
が好ましい。より詳細に説明すると、このユニツトセレ
クタスイツチがその第1状態からその第3状態に作動す
る場合、記録ユニツト12は、デイクテーシヨンユニツト
としてのオペレーシヨンに選択される。ただし、後に説
明されるように、他の初期化パラメータが確立されてい
ることが条件である。逆に、ユニツトセレクタスイツチ
が、その第2状態からその第3状態に作動する場合、記
録ユニツト14は、デイクテーシヨンユニツトとしてのオ
ペレーシヨンに選択される。ただし、上記の初期化パラ
メータが確立されていることが条件である。
デイクテーシヨンシステム10はまた、デイクテーシヨ
ンシステムに直接接続されている再生装置又は遠隔位置
に置かれており且つ電話回線、私設有線回線等を経由し
てデイクテーシヨンシステムに接続されている再生装置
と両立し得るデイクテーシヨンシステムの整合インピー
ダンスを接続するように構成された遠隔/局部セレクタ
スイツチ44を含んでいる。
カセツト速度セレクタスイツチ46も配設されており、
このスイツチは、デイクテーシヨンが記録及び再生され
る磁気テープの適当な記録/再生速度を選択するために
デイクテーシヨンシステム10のユーザによつて選択的に
作動可能となつている。磁気テープは、30分のデイクテ
ーシヨンが記録され得るマイクロカセツトにおいて1秒
当り約2.4cmの速度で進行するのが普通である。あるい
は、延長された再生の場合、記録/再生速度は、秒当り
約1.2cmで確立され、その結果、60分のデイクテーシヨ
ンの容量が得られる。カセツト速度セレクタスイツチ46
は、延長された容量が所望されているか否かに応じて、
低いカセツト速度あるいは高いカセツト速度を選択する
ように作動可能である。記録されたデイクテーシヨンの
忠実度は、カセツトがその低い速度でもつて作動する時
にやや減少することが一般的に見出されている。
デイクテーシヨンシステム10にはまた、スピーカ/ヘ
ツドセツトセレクタスイツチ48が配設されている。本明
細書には詳細に示されておらず且つ説明されてはいない
が、デイクテーシヨンステム10は、ユニツトセレクタス
イツチ42がその第1又は第2状態にそれぞれ置かれてい
るか否かに応じて、記録ユニツト12又は記録ユニツト14
の再生ヘツドに適当な電子回路を経て接続され得る積分
スピーカを含むことが了解されよう。スピーカ/ヘツド
セツトセレクタスイツチ48が可聴音声を再生するための
積分スピーカを選択するように作動する時再生された可
聴音声はこの積分スピーカを経由して再生される。デイ
クテーシヨンシステムはまた、ヘツドセツト100がジヤ
ツク102によつて接続されている適当なソケツトを含ん
でおり、このヘツドセツトは、スピーカ/ヘツドセツト
セレクタスイツチ48がヘツドセツトを可聴音声の再生の
ために選択するように作動している場合記録ユニツト12
又は記録ユニツト14の再生ヘツドに適当な電子回路を経
て継続されている。
デイクテーシヨンシステム10に含まれている機能制御
スイツチは、STOPスイツチ50を含んでいる。このスイツ
チは、デイクテーシヨンシステムに対する「停止」即ち
静止モードのオペレーシヨンを確立するように手動で作
動可能である。スイツチ50は、急前進又は巻戻しモード
のオペレーシヨンを終了させるように作動可能であり、
これらのオペレーシヨンのモードは、REWINDスイツチ56
又はFAST-FORWARDスイツチ58のオペレーシヨンによつて
選択可能である。STOPスイツチはまたデイクテーシヨン
システム10において鳴ることのできる可聴警告音又はア
ラームを止めるようにも作動可能である。
REWINDスイツチ56は、上記のように、ユニツトセレク
タスイツチ42がその第1又は第2状態を呈しているか否
かに応じて、記録ユニツト12又は記録ユニツト14に対す
る巻戻し作動モードを作動中に選択できるように構成さ
れている。同様にして、FAST-FORWARDスイツチ58の作動
によつて、選択された記録ユニツトに対する急前進モー
ドのオペレーシヨンが選択される。記録ユニツトがオペ
レーシヨンに再生ユニツトとして選択されると、REWIND
スイツチ56の作動は、磁気テープを走査してデイクテー
トされたメツセージの終りを表わす信号の存在を捜しな
がら磁気テープを巻き戻す作用が行なわれる。デイクテ
ーシヨンシステム10は、磁気テープが移動する時に発生
されるいわゆる「チヨツパパルス」が供給される時に、
メツセージ終了信号の存在に応答して各メツセージの位
置及び長さを決定する1つ又はそれ以上のマイクロプロ
セツサを含んでいる。記録ユニツト12又は記録ユニツト
14が再生ユニツトとして選択されたか否かに応じて、数
字デイスプレイ26又は36は、この時点で再生に対する位
置にある特定のメツセージの長さを示す。
FAST-FORWARDスイツチ58が作動すると、再生ユニツト
として選択されている記録ユニツトの中に配設されてい
る磁気テープは、「優先度の高い」メツセージに対する
アクセスのために「探索」される。優先度の高いメツセ
ージにそう遇すると、例えば、記録された優先度の高い
コードが検出されるような時は、テープの移動が停止し
且つこのメツセージの再生が所定の時間内に(例えば数
秒)の内に始まる。「優先度の高い」メツセージが何も
テープに記録されていなかつた場合、記録されている最
初のメツセージが再生される。FAST-FORWARDスイツチ58
は、磁気テープが完全に巻き戻された(且つ走査され
た)後始動するのが好ましい。FAST-FORWARDスイツチの
オペレーシヨンは、第1の「優先度の高い」メツセージ
に達する迄磁気テープを前進方向に急速に進行せしめる
作用がある。巻戻しオペレーシヨンの間に「優先度の高
い」コードが何も検出されない場合、FAST-FORWARDスイ
ツチ58の始動は、記録されている最初のメツセージの再
生を単に開始する作用がある。
ERASEスイツチ62は、REWINDスイツチ56の作動と同時
に作動すると、記録ユニツト12(又は、ユニツトセレク
タスイツチ42の状態に応じて記録ユニツト14)に含まれ
る消去ヘツドを付勢して、これによりそのユニツトにお
ける磁気テープに前に記録されたデイクテーシヨンを消
去する作用がある。所望の記録ユニツトをイネーブルし
てデイクテーシヨンユニツトとして作動をせしめる場
合、斯かる「消去」オペレータ(即ち、REWINDスイツチ
56及びERASEスイツチ62の同時オペレーシヨン)は、こ
の記録ユニツトを初期化する作用がある。記録ユニツト
の斯かる初期化が無い場合、このユニツトはデイクテー
シヨンユニツトとして作動することを止められる。
デイクテーシヨンシステム10のデイスプレイメモリに
記憶されている情報を消去する目的のためにCLEARスイ
ツチ64が配設されている。斯かる情報は、前に記録され
たメツセージの位置、斯かるメツセージの長さ、「優先
度の高い」メツセージの位置等を表わし得る。CLEARス
イツチは、新しく装填されたカセツトを再生する前に先
立つて始動されるべきであり、このスイツチはまた、こ
れらの記録ユニツトの選択された1つがデイクテーシヨ
ンユニツトとして調整される前に始動されるべきであ
る。このようにして、前に記録されたあるいは再生され
たカセツトから引き出されている情報は、表示メモリか
らクリアされ、この時点で用いられているカセツトから
引き出された新しい情報の表示干渉することがない。
デイクテーシヨンシステム10にはまた、別の制御装置
72,74,76及び78が配設されている。これらの制御装置
は、ボリユーム制御72、音質制御74、再生速度制御76及
びバツクスペース制御78と呼ばれる。各制御は、スライ
ドスイツチとして構成されており、ある実施例の場合、
各斯かるスイツチは、所望のボリューム、音質、再生速
度あるいはバツクスペースをそれぞれ制御あるいは確立
するのに用いられるアナログ電圧を生成する。また、各
スライドスイツチは、それぞれのボリユーム、音質、再
生速度又はバツクスペースレベルを確立するために、そ
の位置に応じて、個別デジタル信号を発生し得る。斯く
して、デイクテーシヨンシステム10のインテグラルスピ
ーカあるいはヘツドセツト100によつて再生される可聴
音声のマグニチユードは、ボリユーム制御72のセツテイ
ングによつて調整される。同様にして、再生された可聴
音声の音質(相対的高音域及びそのベースレベル)は、
音質制御74のセツテイングによつて確立される。再生オ
ペレーシヨンの間にテープが移動する速度、即ち、カセ
ツト速度セレクタスイツチ46によつて選択された速度と
実際の再生速度との増分差は、再生速度制御76によつて
セツトされ調節される。最終的に、再生中に例えば再生
スイツチが解除される時に生成されるバツクスペースの
増分量は、バツクスペース制御78によつてセツトされる
調節される。
ヘツドセツト100に加えて、再生オペレーシヨンのた
めに、ユニツトセレクタスイツチ42の状態に応じて、記
録ユニツト12又は記録ユニツト14を制御する目的のため
に、従来の足ペダルスイツチがデイクテーシヨンシステ
ム10に接続されている。この足ペダルスイツチは、再生
ペダル、巻戻しペダル及び急前進ペダルを含んでいるの
が普通である。これらのペダルの選択されたオペレーシ
ヨンによつて、選択された記録ユニツトの対応のオペレ
ーシヨンが始動される。再生ペダルが始動すると、その
解除によつてバツクスペース制御78のセツテイングによ
り決定される量だけテープの短い巻き戻しが行なわれ
る。その結果、再生ペダルの再始動の際、前に再生され
ている最後の数ワードがもう一度再生される。
デイクテーシヨンシステム10は、私設有線接続線によ
つてあるいは電話接続線によつて1つ又はそれ以上のデ
イクテイトステーシヨン80に接続される。デイクテーシ
ヨンシステム10を幾つかのデイクテイトステーシヨンと
相互接続せしめるために適当なスイツチ制御(図示せ
ず)が配設される。このスイツチは、これらの記録ユニ
ツトの内どれがデイクテーシヨンユニツトとして選択さ
れたかに応じて、デイクテートステーシヨンを1つだけ
記録ユニツト12又は記録ユニツト14に接続させる作用が
ある。デイクテートステーシヨン80には、マイクロフオ
ンがその一端に配設され且つスピーカが他端に配設され
てこれによりデイクテーシヨンがデイクテーシヨンシス
テム10に伝達され且つデイクテーシヨンがデイクテータ
による復習のために可聴的に再生させる程度に従来の電
話ハンドセツトに類似のハンドセツト82が配設されてい
る。ヘンドセツト82は、電話型デイクテートステーシヨ
ンにおいては従来と同じであるように、デイクテート制
御スイツチ84を含んでいる。このデイクテート制御スイ
ツチは、「記録」モード及び検閲/再生モードを開始す
るように作動可能である。デイクテート制御スイツチ84
のオペレーシヨンは従来と同じであるため、これ以上の
説明は行なわない。
デイクテートステーシヨン80にはまた、ハンドセツト
82を受けるためのクレードル(cradle)88を有するデス
クセツト86が配設されている。クレードル88は、ハンド
セツト82が「オフフツク(off-hook)」又は「オンフツ
ク(on-hook)」である時を示す従来の電話フツクスイ
ツチに類似のスイツチを含むことが好ましい。デスクセ
ツト86はまた、例えば、4個の独立のプツシユボタンス
イツチ90−1,90−2,90−3及び90−4から形成されてい
るユニツトセレクタスイツチ90を含んでいる。各プツシ
ユボタンスイツチは、作動され且つ記録ユニツトの可用
性を条件とすると、デイクテートステーシヨン80をこれ
らのプツシユボタンスイツチのそれぞれの1つに関連す
る記録ユニツトに接続する。デイクテーシヨンシステム
10に記録ユニツトが2つだけ配設されている実施例にお
いて、プツシユボタンスイツチ90−1及び90−2は、記
録ユニツト12又は記録ユニツト14をデイクテートステー
シヨン80への接続のためにそれぞれ選択する。選択され
た記録ユニツトが、「使用中」である場合、即ち、記録
ユニツトが再生ユニツトとしてのオペレーシヨンに対し
て選択された場合あるいは記録ユニツトが既に別のデイ
クテートステーシヨンに接続されているかあるいは選択
された記録ユニツトが「オフライン」である場合、ユニ
ツトセレクタスイツチのオペレーシヨンには、デイクテ
ートステーシヨン80と選択された記録ユニツトとの接続
を確立する機能がない。「使用中」のインジケータに、
各ユニツトセレクタスイツチが配設され、これにより前
に述べたように、記録ユニツトが「使用中」であるデイ
クテートステーシヨン80のユーザに指示する。デイクテ
ートステーシヨン80は、第2図に示されているような4
つの記録ユニツトを有するデイクテーシヨンシステムと
結びついて用いられ、この理由により、ユニツトセレク
タスイツチ90には、4つのプツシユボタンスイツチが配
設されており、これによりデイクテートステーシヨンを
斯かる4つの記録ユニツトの任意の1つに接続せしめ
る。「使用中」であるこれらの記録ユニツトは、プツシ
ユボタンスイツチ90−1,90−2,90−3及び90−4のそれ
ぞれの1つに関連しているそれぞれの「使用中」の視覚
インジケータによつて示される。
記録ユニツトが2つだけ配設されている実施例の場合
第1図に示すように、ユニツトセレクタスイツチ90は省
略することができ、あるいは、ハンドセツト82が「オフ
フツク」になる時にデイクテートステーシヨン80に接続
されている特定の記録ユニツトに対して作用を及ぼさな
い。即ち、デイクテートステーシヨンをデイクテーシヨ
ンユニツトとしてのオペレーシヨンのために選択された
1つの記録ユニツトにのみ接続するために適当なデイク
テーシヨンシステム制御が配設されている。尚、デイク
テーシヨンユニツトは既に使用中ではないことが条件で
ある。第1図に示される実施例の場合、記録ユニツト12
と14の両方は、デイクテーシヨンユニツトとして選択さ
れる場合、ユニツトセレクタスイツチ90−1はデイクテ
ートステーシヨン80を記録ユニツト12に接続するように
作動し且つユニツトセレクタスイツチ90−2は、デイク
テートステーシヨン80を記録ユニツト14に接続するよう
に作動する。尚、斯かる記録ユニツトはこの時点では
「使用中」でないことが条件である。
デスクセツト86にはまた、現在説明されるべき機能を
開始するべく手動で始動されるように構成されているス
イツチ92,94,96及び98が配設されている。PRIORITYスイ
ツチ92は、始動すると、デイクテートステーシヨン80が
接続されている記録ユニツトに含まれている磁気テープ
に前に述べた優先度の高いコードを記録する働きを成
す。1つの例として、この優先度の高いコードは、検出
されると「優先度の高い」メツセージの開始として識別
される音質信号の所定数のバースト(例2つのバース
ト)を含み得る。
INTERCOMスイツチ94は、始動すると、ハンドセツト82
とデイクテーシヨンシステム10の場所に位置する同様の
通信装置(例同様のハンドセツト)との簡単な通信接続
を確立する働きがある。斯くして、デイクテータは、こ
の場所においてトランスクリンプシヨニスト又は管理オ
ペレータに直接通信することができる。
FAST-RORWARDスイツチ96は、始動すると、デイクテー
トステーシヨン80が接続されている記録ユニツトにおけ
る磁気テープの急前進オペレーシヨンを開始する。テー
プは、言わゆる「最遠進行」点(即ち、テープの巻戻し
に先立ちデイクテータによつて達成される点)に到達す
る迄急前進モードでもつて駆動される。
ENDスイツチ98は、始動すると、所定の音質信号を磁
気テープに記録する作用がある。ENDスイツチ98は手紙
等のメツセージの完了の際に始動され、磁気テープ上に
メツセージ終了音質信号を記録する機能がある。このメ
ツセージ終了トーン信号は、ハンドセツト82がクレード
ル88(即ちその「オンフツク」状態に置かれる)に戻
り、デイクテートステーシヨン80をデイクテーシヨンシ
ステム10から断路する時に記録される言わゆる「秘密」
音質信号から区別される。斯かる「秘密」コードの記録
は、中央デイクテーシヨンシステムにおいては従来と同
じであり、デイクテータによるデイクテーシヨンの完了
を表明する働きをし、次のデイクテータが磁気テープの
巻き戻しオペレーシヨンを行なつて、これにより前のデ
イクテータによつて記録されたメツセージにアクセスし
ないように防ぐ、斯かる「秘密」コードは通常、最後に
デイクテートされたメツセージの終りに記録され、従つ
て、前に述べたメツセージ終了トーン信号に類似してい
る。しかしながら、このメツセージ終了トーン信号は、
検出されると、磁気テープが更に巻き戻されるのを防ぐ
ことはせず、従つて、メツセージ終了トーン信号の検出
は、現在のデイクテータが彼が前に記録したメツセージ
を検えつしないように防ぐことはしない。
デイクテーシヨンシステム10が一方又は他方の記録ユ
ニツトをデイクテーシヨンユニツトとして指名するある
いは両方の記録ユニツトをデイクテーシヨンユニツトと
して指名あるいはこれらの記録ユニツトの片方のみを再
成ユニツトとして指名するのにオペレートする方法は、
第4図に示されている肯定系統図と結び付いて以下に説
明される。ここで了解されることは、デイクテーシヨン
システム10には、セレクタスイツチ及び機能制御スイツ
チの種々のスイツチのオペレーシヨンを感知し、デイク
テーシヨンシステムのオペレーシヨンを制御する1つ又
はそれ以上のマイクロプロセツサが配設されていること
である。斯かるマイクロプロセツサはまた、デイクテー
トステーシヨン80のオペレーシヨンを検出し、これによ
り、デイクテートステーシヨンと1つの記録ユニツトと
の接続を行ない、且つその上におけるデイクテーシヨン
の記録のためにアクセスされた記録ユニツトのオペレー
シヨンを制御する。斯かるマイクロプロセツサ制御を説
明する前に、第2図について説明する。第2図には、2
つのデイクテーシヨンシステム10及び10′が示されてお
り、これら2つのデイクテーシヨンシステムは、互いに
並列の関係で物理的に結合されているだけではなく電気
的にも相互接続されている(図示せず)。
ここで了解されることは、デイクテーシヨンシステム
10及び10′は、実質的に同等であることであり、デイク
テーシヨンシステム10′を含むそれぞれの成分部品は、
デイクテーシヨンシステム10の同様の成分部品を識別す
るのに用いられているダツシユのついた参照数字によつ
て識別される。簡潔を期すために、デイクテーシヨンシ
ステム10′のこれ以上の重複的な説明は行なわない。
第2図に示される構成においてデイクテーシヨンシス
テム10及び10′を用いる時は、各記録ユニツト12,14,1
2′及び14′は、特定の識別によつて呼称される。例え
ば、記録ユニツト12は、簡単な手紙がデイクテートされ
る記録ユニツトとして識別され得る。どのデイクテータ
も、例えば、デイクテートステーシヨン80に配設されて
いるそのデスクセツト86のユニツトセレクタスイツチ90
−1を作動することにより斯かる短い手紙の記録に対し
て記録ユニツト12を選択することができる。記録ユニツ
ト12がデイクテーシヨンユニツトとして作動するように
イネーブルされる場合、且つこの記録ユニツトが別のデ
イクテートステーシヨンに別の方法で接続されていない
場合、デイクテータは、ハンドセツト82をクレードル88
からあげ且つユニツトセレクタスイツチ90−1を始動す
ることによりそのデイクテートステーシヨン80を記録ユ
ニツト12に接続することができる。
同様にして、記録ユニツト14は、優先度の高いメツセ
ージのみが記録されている記録ユニツトとして識別され
得る。この記録ユニツトがデイクテートステーシヨンに
別の方法で接続されていない場合、全体のシステムにお
けるどのデイクテータも、優先度の高いメツセージを記
録する目的のためにそのデイクテートステーシヨン80を
記録ユニツト14に接続することができる。同様の方法で
もつて、記録ユニツト12′は、ノート又はメモ又は法的
書面(又は他の任意の特定の型のメツセージ)が記録さ
れる時の記録ユニツトとして識別され得る。残りの記録
ユニツト14′は、その識別がそれらのカセツトがその終
り領域にたつた今進行したばかりの記録ユニツト12,14
又は12′の識別を仮定(即ち等しくされる)「スペア
(spare)」ユニツトとして識別されるのが好ましい。
即ち、所定の記録容量に先ず到達する第1記録ユニツト
12,14又は12′の識別は、記録ユニツト14′に転送さ
れ、記録ユニツト14′は、その新しく指名された識別で
もつて作動し、これによりこの識別を有するユニツトが
宛先である次のデイクテーシヨンを記録する。その所定
の記録容量に到達した記録ユニツトにおけるカセツトが
一旦再生されると(例えば、ユニツトセレクタスイツチ
42又は42′を作動することにより再生ユニツトとしての
オペレーシヨンに対してこの記録ユニツトを選択するこ
とにより)、この記録ユニツトは、「スペア」ユニツト
として指名され得る。あるいは、カセツトが別の機械
(図示せず)による再生のためにこの記録ユニツトから
取り外される場合、この記録ユニツトは、新しいカセツ
トがそこに装填され、デイクテーシヨンのために初期化
される時に「スペア」ユニツトとして指名される。
それぞれの記録ユニツトの識別(即ちアイデンテイテ
イ)が割り当てられる方法は、第4図に示されるフロー
チヤートと結び付いて以下に述べられる。記録ユニツト
12がユニツト「1」として識別され、記録ユニツト14が
ユニツト「2」として識別され且つ記録ユニツト12′が
ユニツト「3」として識別される場合、記録ユニツト1
4′は、デイクテーシヨンのめにイネーブルされていれ
ば、「スペア」ユニツトとして識別され得ると言えば十
分である。所定の記録容量に先ずユニツト「1」が達す
る場合、この「スペア」ユニツトの識別は、ユニツト
「1」に変化し、前に識別されたユニツト「1」は、更
にデイクテーシヨンするために「オフライン」になる。
前に識別されたユニツト「1」におけるカセツトが再生
されると、あるいは新しいカセツトがそこに装填される
場合、このユニツトはこの後、「スペア」ユニツトとし
て識別される。逆に、所定の記録容量が先ずユニツト
「2」によつて達成される場合、この「スペア」ユニツ
トの識別ユニツト「2」に変化し、前に識別されたユニ
ツト「2」は「オフライン」になる。斯くして、示され
た記録ユニツトのどれも前に述べた識別「1」、
「2」、「3」又は「スペア」の任意を取り得ることが
判る。そしてデイクテーシヨンが進行すると、識別の変
化は、上記のように、同様にして継続する。記録ユニツ
トの特定の識別は、単に一時的に見ることができる。そ
して、その実際の識別は、「スペア」と識別「1」、
「2」及び「3」の任意の識別との間を変化し得る。従
つて、ユニツト「1」に接続されているデイクテートス
テーシヨンは、第2図に示されている記録ユニツトの任
意の1つに接続され得る。即ち、ユニツトセレクタスイ
ツチ90−1の始動によつて、デイクテートステーシヨン
80はこの時点でユニツト「1」として識別されている記
録ユニツトに接続する。この識別は、示されている記録
ユニツトの1つから別のユニツトに時々変化する。
示された記録ユニツト、即ち、ユニツト「1」、
「2」及び「3」として識別されたユニツトの内任意の
3つがそこへのデイクテーシヨンの同時記録のために3
つの異なつたデイクテートステーシヨンに同時に接続さ
れ得ることが了解されよう。デイクテートステーシヨン
が所定の量のデイクテーシヨンが記録された後記録ユニ
ツトに接続したままである場合(即ち、記録ユニツトに
含まれているテープがその「終り」の領域に進行してい
る時)、このデイクテートステーシヨンは、「スペア」
ユニツトだけでなくこの記録ユニツトにも同時に接続さ
れる。デイクテーシヨンが継続する場合、斯かる継続デ
イクテーシヨンは、短い時間インタバルにわたつて両方
のユニツトに同時に記録される。この後、所定量のデイ
クテーシヨンが記録される記録ユニツトは、このデイク
テートステーシヨンから断路され、このデイクテートス
テーシヨンに接続されている新しく識別された(しかし
前に識別された「スペア」ユニツト)のみを残す。前に
識別され今は断路されている記録ユニツトは、その中の
カセツトが再生される迄あるいは新しいカセツトが装填
され且つ初期化される迄「オフライン」モードに保持さ
れる。斯くして、前に識別された記録ユニツトは前に述
べたように、それが初期化される迄デイクテーシヨンユ
ニツトとして作動することを止められる。
「スペア」ユニツトがない場合、2つのユニツトにお
けるデイクテーシヨンの前に述べた重なり又は延長は同
時に抑制される。むしろ、その上に記録された所定量の
デイクテーシヨンを有する記録ユニツトは、そのカセッ
トの「終りの領域」に達した後所定の時間だけデイクテ
ートステーシヨンから断路され且つ「オフライン」にな
る。「スペア」ユニツトが全体のデイクテーシヨンシス
テムに配設され且つ所定量のデイクテーシヨンがユニツ
ト「1」又は「2」又は「3」に記録される場合、この
特定の識別は、デイクテートステーシヨンがこのユニツ
トから断路される場合「スペア」ユニツトに転送され
る。即ち、新しく識別された「スペアユニツト」及び前
に識別されたユニツトへの同時記録は、前に識別された
ユニツトがデイクテータから断路される場合生じない。
にも拘わらず、一旦断路されると、前に識別されたユニ
ツトはその中のカセツトが再生されるかあるいは交換さ
れる迄更にデイクテーシヨンを記録することを止められ
る。
第2図に示される実施例は4つの記録ユニツトを含ん
でいるが、本発明は、例えば、3つの記録ユニツト(ユ
ニツト「1」、「2」及び「スペア」として識別され
る)に且つまた6つ又は8つの記録ユニツトが配設され
ているシステムにも等しく適用可能である。更に、ここ
で了解されることは、所望に応じて、4ユニツト構成の
「スペア」ユニツトは、再生ユニツトとして選択され、
これにより、このユニツトがデイクテーシヨンを記録し
且つ所定量のデイクテーシヨンが記録されている記録ユ
ニツトと同じ識別を取ることを防止することである。
後に説明されるように、識別「1」、「2」、「3」
及び「スペア」は、ユニツト12、14、12′及び14′が初
期化される順番に応じて、それぞれの記録ユニツト12、
14、12′及び14′の任意の割り当てられる。例えば、記
録ユニツト14が、先に初期化される場合(即ち、その中
のカセツトが先に消去される場合)、それはユニツト
「1」と指名される。記録ユニツト12′が次に初期化さ
れる場合、それはユニツト「2」と指名される。記録ユ
ニツト12が3番目に初期化される記録ユニツトである場
合、それはユニツト「3」と指名される。最後に、記録
ユニツト14′が初期化される時、それは「スペア」ユニ
ツトとして指名される。
一旦所定量のデイクテーシヨンが記録されると、ある
記録ユニツトの識別が「スペア」ユニツトに転送される
方法は、第3図に示されるマイクロプロセツサ肯定系統
図と結び付いて説明される。この肯定系統図は、マイク
ロプロセツサによつて実行され得る幾つかのルーチンの
1つを表わしていることが了解されよう。このマイクロ
プロセツサは、デイクテーシヨンシステム10又はデイク
テーシヨンシステム10′に含まれ得そして他のルーチン
及びサブルーチンを実行することができる。斯かる付加
的なルーチンの1つが後に説明されており且つその他の
ルーチンは本発明自体の部分をなさない。
第3図に示されるルーチンに入る際、デイクテーシヨ
ンユニツトとして作動している記録ユニツトの任意のユ
ニツトがそこに記録された所定量のデイクテーシヨンを
有しているか否かに関する照会が先ず112においてなさ
れる。斯かる記録ユニツトがユニツト「1」、「2」及
び「3」と識別されると仮定すると、更に各記録ユニツ
トは、30分のデイクテーシヨンまで記録するように構成
されていると仮定すると、照会112は、ユニツト「1」
又はユニツト「2」又はユニツト「3」が27分のデイク
テーシヨンをそこに記録しているか否かについて照会を
行う。上記の述べたように、磁気テープ上のデイクテー
シヨンが進行するにつれて、テープが送られる時にチヨ
ツパーパルスが発生される。斯かるチヨツパーパルスは
計数され、27分のデイクテーシヨンの記録に対応する長
さのテープが送られた時に所定計数が得られる。斯かる
チヨツパーパルスカウンタの状態は、照会112によつて
検査される。この照会が否定的に回答される場合、図示
のように、この照会が肯定的に回答される迄このルーチ
ンはサイクルを行う。この時点になると、命令114が実
行され、27分のデイクテーシヨンに到達した特定のユニ
ツトが識別される。即ち、このユニツトは、その特定の
識別に応じて、ユニツト「1」又はユニツト「2」はユ
ニツト「3」として識別される。
次にルーチンは命令116に進み、ここで、終り領域警
告信号例えば、適当な警告トーンが発生され、その時点
で識別されたユニツトに接続されているデイクテートス
テーシヨンに送り返される。次に、このデイクテートス
テーシヨンが識別されたユニツトから外れているか否か
を決定するために照会118が行なわれる。照会118が肯定
的に回答される場合、この「スペア」ユニツトは、120
において、その「終り領域」にたつた今到達したユニツ
トと全く同一の識別でもつて識別される。即ち、命令11
4によつて決定された識別は、120において、「スペア」
ユニツトに転送される。次に、ルーチンは命令122に進
行し、ここでもつて、前に識別されたユニツトがオフに
なり、「オフライン」に変わる。次に、命令124によつ
て表わされるように、新しく識別されたユニツトは、そ
の新しい識別による次の又は継続されたオペレーシヨン
に対して調整される。即ち、「スペア」ユニツトはこの
時点で、命令114において決定された識別に応じて、ユ
ニツト「1」又「2」又は「3」として識別される。ル
ーチンは最終的には命令112に戻る。
照会118が否定的に回答される場合、即ち、カセツト
の「終り領域」に到達した後、デイクテートステーシヨ
ン80が識別された記録ユニツトに接続された状態を保持
する場合、ある「スペア」デツキがデイクテーシヨンユ
ニツトとしてのオペレーシヨンのために与えられている
か否かを確認するために照会が126において行なわれ
る。この照会が肯定的に回答される場合、命令128は、
この「スペア」ユニツトのオペレーシヨンを開始するべ
く実行される。次に、命令130によつて表われるよう
に、この「スペア」ユニツトは、命令114において識別
されたと同じ識別(即ち、ユニツト「1」又は「2」又
は「3」と同じ識別)でもつて識別される。即ち、この
「スペア」ユニツトは、その「終り領域」にたつた今到
達した特定の記録ユニツトと同一の識別でもつて指名さ
れる。
命令128及び130の理由により、その「終り領域」にた
つた今到達した記録ユニツト及び新しく識別された「ス
ペア」ユニツトは、同時に作動し且つ両方のユニツト
は、命令114によつて識別されたユニツトに接続されて
いたデイクテートステーシヨンから伝えられるデイクテ
ーシヨンを記録する。両方のユニツトが、所定量の時間
(例えば30秒間)にわたつて同時に作動していたか否か
を決定するために照会が132において行なわれる。この
照会が否定的に回答される場合、このデイクテートステ
ーシヨンがこれらの記録ユニツトから外されていたか否
かを確認するために134において照会が行なわれる。照
会134が否定的に回答される場合、照会132及び134の一
方が肯定的に回答される迄図示のルーチンが照会132及
び134を通つてサイクルする。この時点になると、ルー
チンは命令122に進行する。命令122は上記で論じられて
いる。斯くして、このデイクテートステーシヨンがこの
両方のユニツトが30秒の期間にわたつて同時に作動する
前にこの両方のユニツトから断路されている場合あるい
はこのデイクテートステーシヨンがこの30秒の期間にわ
たつて両方のユニツトに接続された状態を保つ場合、そ
の終り領域にたつた今到達したユニツトはオフになり、
「オフライン」モードに置かれる。次に、このデイクテ
ートステーシヨンがその新しく指名された識別を有する
「スペア」ユニツトに接続された状態を保つている場
合、デイクテータは、命令124によつて表わされるよう
に、新しく識別されたユニツトへのデイクテーシヨンに
より継続することができる。
ここで、ある「スペア」ユニツトはデイクテーシヨン
に対して準備されていないと仮定する。例えば、この
「スペア」ユニツトが新しく指名された識別を前に割り
当てられている場合、あるいはこの「スペア」ユニツト
が再生ユニツトとしてのオペレーシヨンに対して選択さ
れている場合、あるいはこの「スペア」ユニツトが「オ
フライン」である場合、照会126に否定的に回答され
る。次に、命令114によつて識別されるユニツトはその
「終り領域」に到達しているが、それに行なわれるデイ
クテーシヨンは継続する。この継続するデイクテーシヨ
ンが29.5分マークに到達した場合、照会が136において
行なわれる。この照会が否定的に回答される場合、命令
137によつて確認されるように、このデイクテートステ
ーシヨンがこのユニツトから断路される迄あるいはそこ
に行なわれるデイクテーシヨンが29.5分マークに到達す
る迄のどちらかに、図示されたルーチンはこの照会を通
つてサイクルを行う。この時点になると、ハングアツ
プ、あるいは断路警告信号が発生され、命令138に表わ
されるように、このユニツトに接続されたデイクテート
ステーシヨンに伝えられ、このデイクテートステーシヨ
ンとこのユニツトとの接続が、140において命令「ハン
グアツプ」によつて表わされるように、破壊される。こ
の図示のルーチンは最終的に、照会112に戻る。
所望の場合、例えば、照会112、132及び136において
構成されている特定の数字例が変化し得ることが了解さ
れよう。即ち、この「終り領域」の範囲は、27分のデイ
クテーシヨンより短いかあるいは長く確立することがで
き、2つのユニツトへの同時記録のための期間は、30秒
より短くあるいは長くすることができ、このデイクテー
トステーシヨンが記録ユニツトから断路される時間は、
「終り領域」に到達した後の任意の所望の時間であり得
る。
デイクテーシヨンシステム10(例えば)に含まれるマ
イクロプロセツサがデイクテーシヨンユニツト又は再生
ユニツトとしてのオペレーシヨンのために記録ユニツト
12又は14を選択するように作動するあるいはデイクテー
シヨンユニツトとして作動するために両方の記録ユニツ
トを選択するように作動する方法や、第4図に示される
工程系統図によつて示されるマイクロプロセツサルーチ
ンと結び付いて説明される。この肯定系統図はまた、第
3図に示されるたつた今説明された肯定系統図によつて
表わされるオペレーシヨンを容易にするためにそれぞれ
の記録ユニツトに12,14,12′及び14′がユニツト
「1」、「2」、「3」及び「スペア」として識別され
る方法を表わしている。
第4図に示されるルーチンに戻つて説明を行う。ここ
で、ユニツトセレクタスイツチ42が記録ユニツト12をキ
ーボードオペレーシヨンのために選択するためにその第
1状態を呈していると仮定する。カセツトがこの記録ユ
ニツトに装填されているか否かについての照会152が先
ず行なわれる。従来と同じようにして、この記録ユニツ
トは、そこに装填されているカセツトの存在を検出する
センサスイツチを含み得る。このスイツチが作動する
と、照会152が肯定的に回答される。しかしながら、カ
セツトが記録ユニツト12の中に装填されていなかつた場
合、この照会は否定的に回答される。この際、デイスプ
レイ24、25及び26が、命令154によつて表わされるよう
に、空になり、カセツトの存在が検出される迄、図示の
ルーチンは照会152又は命令154を通つてサイクルを行
う。
装填されたカセツトがセレクタスイツチ42によつて選
択される記録ユニツトの中で検出されると、照会152が
肯定的に回答され、この記録ユニツトが再生ユニツトと
して作動すべく選択されているか否かを確認するために
照会が156において行なわれる。ユニツトセレクタスイ
ツチ42がその第1状態を呈する場合、記録ユニツト12は
再生ユニツトとしてのオペレーシヨンのために選択され
る。逆に、ユニツトセレクタスイツチ42がその第2状態
を呈する場合、記録ユニツト14が再生ユニツトとしての
オペレーシヨンのために選択される。照会156が記録ユ
ニツト12に宛てられると仮定し更に、ユニツトセレクタ
スイツチ42がその第1状態を呈すると仮定すると、この
照会は肯定的に回答される。従つて、モードデスプレイ
25は、記録ユニツト12が再生ユニツトとしてのオペレー
シヨンのために選択されたことを指示するように付勢さ
れる。例えば、文字「T」が表示される。オペレーシヨ
ンデイスプレイ24の「使用中」インジケータが付勢され
る。そしてデイクテートステーシヨンを記録ユニツト12
に接続する如何なる試みも、この記録ユニツトが使用中
であり、デイクテーシヨンにはアクセスすることができ
ないことをデイクテータに知らしめる「ビジー」信号に
よつて応対される。更に、デイクテートステーシヨン80
の全てにおけるユニツトセレクタスイツチ90−1に関連
するデイクテータは、各々のデイクテータにこのユニツ
トは「ビジー」であることを視覚指示するために付勢さ
れる。
この後、命令160によつて表わされるように、記録ユ
ニツト12は、デイクテーシヨンシステム10に接続された
足ペダル(図示せず)及びヘツドセツト100が記録ユニ
ツト12に含まれるカセツトに記録されるデイクテーシヨ
ンを再生すべく作動するように再生に対して調整され
る。
次に、図示のルーチンは、記録ユニツト14に対して命
令162によつて表わされるように繰り返される。即ち、
カセツトが記録ユニツト14に装填されているか否か、こ
の記録ユニツトが再生オペレーシヨンのためにユニツト
セレクタスイツチ42によつて選択されているか否かを決
定するために、且つ斯かる選択の視覚表示を行うため
に、デイクテータがこのユニツトにアクセスしないよう
に防止するために且つその中のこのカセツトに記録され
ているデイクテーシヨンを再生するためにこのユニツト
を調整するために、命令156及び160並びに照会152及び1
56が実行される。
照会156が否定的に回答されると仮定する。即ち、カ
セツトが記録ユニツト12の中に装填されており(一例と
して、記録ユニツト12があげられる)。しかしユニツト
セレクタスイツチ42はその第1状態を呈しないと仮定す
る。ユニツトセレクタスイツチは、その第2状態を呈す
る。これにより、記録ユニツト14は、再生ユニツトとし
て用いられるために選択されあるいはセレクタスイツチ
は、その第3あるいは「オフ」状態を呈する。この状態
は再生オペレーシヨンに対してどの記録ユニツトも選択
しない。
照会156が否定的に回答される場合、記録ユニツト12
の中に装填されたカセツトが消去されたか否かを確認す
るために次に照会が164において行なわれる。ERASEスイ
ツチ62及びREWINDスイツチ56が同時に作動しており且つ
記録ユニツト12のカセツトが(消去されている間に)完
全に巻き戻されている場合、この照会は肯定的に回答さ
れる。ユニツトセレクタスイツチ42が記録ユニツト12の
基本オペレーシヨン(即ち、デイクテーシヨンシステム
10の機能制御スイツチによつてトリガされるオペレーシ
ヨン)を行うためにその第1状態を呈する迄斯かる消去
オペレーシヨンは実行することができないことが思いお
こされる。斯くして、肯定的に回答されるべき照会164
の場合、ユニツトセレクタスイツチ42は、その第1状態
を呈していなければならないはずであり、記録ユニツト
12の中に装填されているカセツトは、消去されていなけ
ればならないはずであり、ユニツトセレクタスイツチの
状態は、その第1状態から変化していなければならない
はずである。
照会164に対する肯定的な回答は、ユニツトセレクタ
スイツチ42がその第3即「オフ」状態を呈するか否かを
確認するための照会168に導く。照会168が行なわれる
時、このユニツトセレクタスイツチはその第2又はその
第3状態のどちらかを呈することが了解される。この了
解が肯定的に回答される場合、記録ユニツト12は、デイ
クテーシヨンのために調整され、モードデイスプレイ25
は、例えば、文字「D」が表示されることを適当な視覚
指令でもつて行うために付勢される。次に、記録ユニツ
ト12は、そこからデイクテーシヨンを記録するために任
意のデイクテートステーシヨンに接続され得る。この
後、3つ以上の記録ユニツトがデイクテーシヨンシステ
ムに含まれるか否かを決定するために174において照会
が行なわれる。例えば、この照会は、第2図に示される
実施例が存在する場合に肯定的に回答される。しかしな
がら、第1図に示される単純な2ユニツト構成が用いら
れると仮定すると、照会174は否定的に回答され、命令1
62によつて表わされるように、前記のルーチンは記録ユ
ニツト14に対して反復される。
記録ユニツト12に装填されるカセツトが消去されてい
ない場合、しかしユニツトセレクタスイツチ42がその第
2又は第3状態を呈する場合、照会156及び164の両方は
否定的に回答される。次に命令166によつて表わされる
ように、モードデイスプレイ25は、「オフライン」デイ
スプレイを示すように付勢される。更に、記録ユニツト
12は、デイクテートステーシヨンに接続することを止め
られる。この記録ユニツトにアクセスする試みは、「ビ
ジイ」指示によつて応対される。そして、各デイクテー
トステーシヨン80におけるユニツトセレクタスイツチ90
−1と関連する視覚インジケータは、記録ユニツト12が
デイクテーシヨンに対してアクセス可能でないことを示
すように付勢される。次にルーチンは、命令162によつ
て表わされるように記録ユニツト14に対して反復され
る。
記録ユニツト12にロードされるカセツトが消去されて
いる場合且つユニツトセレクタスイツチ42がその第1状
態から(カセツトの消去をイネーブルする状態)その第
2状態に変化している場合、照会156は否定的に回答さ
れ、照会164は肯定的に回答され、そして照会168は否定
的に回答される。その結果、且つ命令170によつて表わ
されるように、モードデイスプレイ25は空になる。更
に、記録ユニツト12は、この時点ではデイクテートステ
ーシヨンによるアクセスに対して準備されていない。
次に、前記のルーチンは記録ユニツト14に対して反復
される。
斯くして、両方の記録ユニツトは、デイクテーシヨン
に対して調整されあるいは一方がデイクテーシヨンに対
して調整され他方が再生に対して調整されることが了解
されるべきである。例えば、記録ユニツト12に装填され
たカセツトが消去された後、ユニツトセレクタスイツチ
42は、その第2状態に変化され、その結果、照会156は
否定的に回答され、照会164は肯定的に回答され、照会1
68は否定的に回答される。次に、図示ルーチンは記録ユ
ニツト14に対して実施されると、この記録ユニツトに装
填されたカセツトが消去され次にユニツトセレクタスイ
ツチ42がその第3即ち「オフ」状態に変化する場合、照
会156は否定的に回答され、照会164及び168の両方は肯
定的に回答される。その結果、このルーチンは記録ユニ
ツト12に対して再度実行され、照会156は否定的に回答
され、照会124及び168の両方は肯定的に回答される。そ
の結果、記録ユニツト12と記録ユニツト14の両方は、命
令172によつて表わされるように、デイクテーシヨンに
対して調整され、記録ユニツトの両方はそれぞれのデイ
クテートステーシヨンによつてアクセスされ得る。
一方の記録ユニツトをデイクテーシヨンに対して選択
し且つ他方の記録ユニツトを再生に対して選択する時、
デイクテーシヨンユニツトとして作用すべきユニツト
は、最初に選択されるべきである。次に、このユニツト
が一旦デイクテーシヨンに対して調整され且つモードデ
イスプレイ25が上記のように、文字「D」を示すように
付勢されると、他方のユニツトは再生に対して調整され
得る。例えば、記録ユニツト12がデイクテーシヨンに対
して調整される場合、文字「D」は、表示された状態を
保ち、このユニツトはユニツトセレクタ42がその第一状
態に対して作動する迄デイクテートステーシヨンによつ
てアクセスされ得る。この時点では、照会156は肯定的
に回答され、文字「T」はモードデスプレイ25によつて
表示される。
これらの照会及び照会152と照会174との間に延びてい
る命令によつて表わされるルーチンは、それぞれの記録
ユニツト12及び14がデイクテーシヨン又は再生ユニツト
としてのオペレーシヨンに対して初期化される時の初期
化ルーチンを含んでいる。同様の初期化ルーチンは、例
えば第2図に示される4ユニツト構成に含まれる各記録
ユニツトに実行される。3つ又はそれ以上の記録ユニツ
ト(例えば第2図に示される4ユニツト構成)がデイク
テーシヨンシステムに存在すると仮定する。更に、これ
ら4つの記録ユニツトの1つが上記で述べた方法でもつ
てデイクテーシヨンに対して調整されていると仮定す
る。すると照会174は肯定的に回答され、次に、このシ
ステムにおける記録ユニツトの3つが既にデイクテーシ
ヨンに対して調整されていたか否かを確認するために17
6において照会が行なわれる。この照会が肯定的に回答
される場合、初期化ルーチンは命令192に進行し、この
際、処理されている記録ユニツトは「スペア」ユニツト
と指名される。斯くして、全て4つの記録ユニツトが識
別され、マイクロプロセツサは別のルーチンに進む。
しかしながら、照会176が否定的に回答される場合、
この記録ユニツトは、カセツトが消去された第1ユニツ
トであるか否かを決定するために178において照会が次
に行なわれる。そうである場合、照会178は肯定的に回
答され、初期化ルーチンは命令180に進行し、この際、
この記録ユニツトはユニツト「1」として識別される。
次に、初期化ルーチンは、次の記録ユニツトに対して反
復される。
照会178が否定的に回答される場合、即ち、この記録
ユニツトの中のカセツトが最初に消去されたカセツトで
ない場合、次に、このカセツトが第2に消去されたカセ
ツトであるか否かを決定するために照会が184において
行なわれる。そうである場合、初期化ルーチンは命令18
6に進み、このカセツトが装填されている記録ユニツト
がユニツト「2」として識別される。次に、この前記の
初期化ルーチンが反復される。
検査中の記録ユニツトに含まれるカセツトが第1にあ
るいは第2に消去されたカセツトでない場合、照会178
及び184の両方は否定的に回答されこのカセツトが第3
に消去されたカセツトであるか否かを確認するために照
会が188において行なわれる。そうである場合、初期化
ルーチンは命令190に進み、この記録ユニツトはユニツ
ト「3」として識別される。次に前記のリーチンはこれ
らの記録ユニツトの最後のユニツトのために反復され
る。しかしながら、照会188が否定的に回答される場
合、この記録ユニツトは、命令192によつて表わされる
ように「スペア」ユニツトとして指名される。
斯くして、ここで判るように、これらのそれぞれの記
録ユニツトの識別は、その中のカセツトが消去される順
番と同じ順番(即ち「1」,「2」,「3」及び「スペ
ア」)でもつて指名される。消去の順序は、カセツトが
完全に消去される順序で確立されるのが好ましい。例え
ば、記録ユニツト12に含まれるカセツトの消去は、記録
ユニツト14′に含まれるカセツトの消去の前に開始する
ことができるが、記録ユニツト14′のカセツトは、記録
ユニツト12に含まれるカセツトの完全な巻戻しに先立つ
てその初めに巻き戻され得る。その結果、記録ユニツト
14′の識別は、記録ユニツト12の識別より高い順序でも
つて指名され得る。即ち、記録ユニツト14′はユニツト
「1」として指名されこれに対して記録ユニツト12は、
ユニツト「2」として指名され得る。あるいは記録ユニ
ツト14′は、ユニツト「2」として指名されこれに対し
て記録ユニツト12はユニツト「3」として指名される。
あるいは記録ユニツト14′はユニツト「3」として指名
されこれに対して記録ユニツト12は「スペア」ユニツト
して指名され得る。
第4図に示される初期化ルーチンによつて確立される
識別は、第3図に示されるルーチンによつて利用される
ことが了解されよう。
本発明は特定の好ましい実施例に基づいて詳細に示さ
れ且つ説明されてきたが、本発明の精神及び範囲から逸
脱することなしに種々の変化及び修正がなされ得ること
が了解されよう。これらの変化及び修正の幾つかは上で
述べられてきている。他の変化及び修正は当業者にとつ
て明白であろう。例えば、図示されたデイクテートステ
ーシヨン80の代わりに、機能制御スイツチを有するマイ
クロフオン、例えば米国特許第4,378,577に示されるよ
うなマイクロフオンを用いることができる。また、記録
媒体はカセツトのみに限定する必要がない。前記の固体
デジタル記憶デバイスを含む他の記録媒体も意図され
る。また、ユニツトセレクタスイツチは、スイツチ42に
よつて表わされるように3位置スイツチのみに限定され
る必要がない。所望である場合、各記録ユニツトに関連
するそれぞれのセレクタスイツチを用いることができ
る。このセレクタスイツチはデイクテーシヨンユニツト
又は再生ユニツトとしてのオペレーシヨンに対してこの
記録ユニツトを選択する働きを有する。デイクテーシヨ
ンシステムに対してとられる変化を容認し且つこれらの
変化に両立するために、第3図及び第4図に示される肯
定系統図に種々の修正を行うことができることが認めら
れる。更に、第4図には示されていないが、記録ユニツ
ト12又は記録ユニツト14のデイクテーシヨン又は再生ユ
ニツトとしてのオペレーシヨンのための調整は、所望に
応じてCLEARスイツチ64の作動を必要とし得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明をそのまま適用できるデイクテーシヨ
ンシステムの斜視図であり、第2図は、特に小規模の事
務所の環境において用いられるように構成されており且
つ本発明を利用することができるデイクテーシヨンシス
テムの正面図であり、第3図は、本発明の1つの特徴を
表わしている工程系統図であり、第4図は、本発明の別
の特徴を表わしている工程系統図である。 10……デイクテーシヨンシステム,12,14……記録ユニツ
ト,20,30……カセツトコンパートメント,22,32……EJEC
Tボタン,24……オペレーシヨンデイスプレイ,25……モ
ードデイスプレイ,26……数字デイスプレイ,34……オペ
レーシヨンデイスプレイ,35……モードデイスプレイ,36
……数字デイスプレイ,42……セレクタスイツチ,55,56,
58,62,64……機能制御スイツチ,100……ヘツドセツト,1
02……ジヤツク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−74861(JP,A)

Claims (30)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各々が送信されたデイクテーシヨンを記録
    するためにデイクテート制御信号に応答して作動可能で
    ある少なくとも3つの記録ユニツト、 上記の少なくとも3つの記録ユニツトの各々をそれぞれ
    の特定のアイデンテイテイでもつて識別するための手
    段、 デイクテートされたメツセージ及びデイクテート制御信
    号を与えるための少なくとも1つのデイクテートステー
    シヨン、 上記の少なくとも1つのデイクテートステーシヨンを選
    択されたアイデンテイテイを有する記録ユニツトに接続
    するためのスイツチ手段、 所定量のデイクテーシヨンが上記記録ユニツトの1つに
    記録された時を検知するための検知手段、及び 上記検知手段に応答する変化手段であつて、所定の記録
    ユニツトのアイデンテイテイを上記の1つの記録ユニツ
    トのアイデンテイテイと等しくなるように変化せしめ、
    これによりこの後上記の所定記録ユニツトが、上記スイ
    ツチ手段によつて上記の選択されたアイデンテイテイを
    有する上記記録ユニツトとしてのデイクテートステーシ
    ヨンに接続される変化手段 を含むことを特徴とするデイクテーシヨンシステム。
  2. 【請求項2】上記少なくとも3つの記録ユニツトが少な
    くとも第1、第2及びスペア記録ユニツトとして識別さ
    れ、上記変化手段が上記第1及び第2記録ユニツトのど
    のユニツトが上記所定量のデイクテーシヨンをそこに記
    録しているかに応じて、上記スペア記録ユニツトのアイ
    デンテイテイを上記第1又は第2記録ユニツトに変化せ
    しめることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    システム。
  3. 【請求項3】4つの記録ユニツトが配設され、上記4つ
    の記録ユニツトは第1、第2、第3及びスペア記録ユニ
    ツトとして識別され、上記変化手段は、上記スペア記録
    ユニツトのアイデンテイテイを、上記第1、第2、及び
    第3ユニツトのどれが上記所定量のデイクテーシヨンを
    記録しているかに応じて、上記第1又は第2又は第3記
    録ユニツトに変化せしめることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載のシステム。
  4. 【請求項4】上記所定量のデイクテーシヨンが記録され
    た後上記1つの記録ユニツトに伝えられた継続デイクテ
    ーシヨンを検出するための検出手段、上記1つの記録ユ
    ニツト及び上記所定の記録ユニツトがデイクテーシヨン
    を同時に記録するように上記継続デイクテーシヨンを記
    録するために上記所定の記録ユニツトを調整するための
    調整手段、及び所定時間の同時記録の後に上記1つの記
    録ユニツトの更なる記録オペレーシヨンを抑制するため
    の抑制手段を更に含むことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載のシステム。
  5. 【請求項5】上記所定量の時間の同時記録の終了の前に
    上記スイツチ手段による上記デイクテートステーシヨン
    の上記1つの記録ユニツトからの断路に応答する手段で
    あつて、その後の記録から上記の1つの記録ユニツトを
    抑制するべく上記抑制手段を作動するための手段を更に
    含むことを特徴とする特許請求の範囲第4項に記載のシ
    ステム。
  6. 【請求項6】上記所定量のデイクテーシヨンが記録され
    た後上記1つの記録ユニツトから上記デイクテーシヨン
    ステーシヨンの断路に応答する手段であつて、上記所定
    ユニツトをその次の記録に対して調整するための手段を
    更に含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    のシステム。
  7. 【請求項7】各々がデイクテーシヨンユニツト又は再生
    ユニツトとして作動可能である少なくとも第1及び第2
    記録ユニツト、 上記記録ユニツトの一方を再生ユニツトとして作動する
    ために選択し且つ他方をデイクテーシヨンユニツトとし
    て作動するようにあるいは両方の記録ユニツトをデイク
    テーシヨンユニツトとして作動するように選択するため
    のセレクタスイツチ手段、 それぞれの記録ユニツトの記録に用意された記録媒体の
    存在を検知するための媒体検知手段、 記録に対してその備えられた記録媒体がその中に存在し
    ており且つ記録ユニツトがデイクテーシヨンユニツトと
    してのオペレーシヨンに対して選択されていた場合、こ
    の記録ユニツトをイネーブルしてデイクテーシヨンを記
    録せしめるためのデイクテートイネーブリング手段、 記録媒体が存在しており且つある記録ユニツトが再生ユ
    ニツトとしてのオペレーシヨンに対して選択されていた
    場合、この記録ユニツトをイネーブルしてデイクテーシ
    ヨンを再生せしめるための再生イネーブリング手段、及
    び 記録媒体が存在しているが、記録に対しては準備されて
    おらず且つある記録ユニツトが再生ユニツトとしてのオ
    ペレーシヨンに対して選択されていなかつた場合、この
    記録ユニツトがデイクテーシヨンを記録又は再生しない
    ように抑制するための抑制手段 を含むことを特徴とするデイクテート/再生システム。
  8. 【請求項8】上記セレクタスイツチ手段が、上記第1記
    録ユニツトを選択して再生ユニツトとして作動せしめる
    ための第1状態、上記第2記録ユニツトを選択して再生
    ユニツトとして作動せしめるための第2状態、及びデイ
    クテーシヨンユニツトとして作動するために記録に対し
    て備えられた記録媒体を有する記録ユニツトを選択する
    ための第3状態を含むことを特徴とする特許請求の範囲
    第7項に記載のシステム。
  9. 【請求項9】上記セレクタスイツチ手段によつて選択さ
    れた記録ユニツトに存在する記録媒体から情報を消去す
    るための消去手段、及び上記消去手段をトリガーし、こ
    れにより上記の選択された記録ユニツトにおける上記記
    録媒体を記録に対して備えさせるための消去スイツチ手
    段を更に含むことを特徴とする特許請求の範囲第8項に
    記載のシステム。
  10. 【請求項10】4つの記録ユニツトからなり、更に、上
    記記録ユニツトの3つがイネーブルされてデイクテーシ
    ヨンを記録する時を検出するための手段であつて、上記
    セレクタスイツチ手段は、更に、再生ユニツトとして作
    動するために上記第3又は第4記録ユニツトを選択する
    作用がある手段、及び上記セレクタスイツチ手段が上記
    第3又は第4記録ユニツトを選択する時に上記消去に応
    答する手段であつて、上記記録ユニツトをイネーブルし
    てデイクテーシヨンユニツトとして作動せしめるための
    手段を含むことを特徴とする特許請求の範囲第9項に記
    載のシステム。
  11. 【請求項11】それぞれの記録ユニツトに存在する記録
    媒体から情報が消去される番号を識別するための且つ上
    記記録ユニツトの対応のアイデンテイテイを指名するた
    めの識別手段を更に含むことを特徴とする特許請求の範
    囲第10項記載のシステム。
  12. 【請求項12】各々がその中の記録媒体のデイクテーシ
    ヨンを記録するように作動可能である少なくとも3つの
    記録ユニツト、 所定の記録ユニツトにおける記録媒体をその次の記録に
    対する初期状態に持つていくように作動可能である初期
    化スイツチ手段、 その中の上記記録媒体を初期化するためにそれぞれの記
    録ユニツトを選択するためのセレクタスイツチ手段、 上記記録ユニツトにおける上記記録媒体が初期化される
    順番を検出するための且つ上記記録ユニツトをそれぞれ
    の特定のアイデンテイテイでもつて指名するための識別
    手段、 所定量のデイクテーシヨンが上記の少なくとも3つの記
    録ユニツトの1つに記録された時を検知するための検知
    手段、及び 上記検知手段に応答する変化手段であつて、所定の記録
    ユニツトのアイデンテイテイを上記1つの記録ユニツト
    のアイデンテイテイと等しくなるように変化せしめ、こ
    れにより上記の変化した記録ユニツトが上記1つの記録
    ユニツトのアイデンテイテイを有する記録ユニツトへの
    記録に対して目的とされたデイクテーシヨンを記録すべ
    く作動可能であるようにした変化手段を含むことを特徴
    とするデイクテーシヨンシステム。
  13. 【請求項13】2つの対に構成された4つの記録ユニツ
    トを含み、上記セレクタスイツチ手段は、それぞれがそ
    れぞれの対の記録ユニツトに接続されており且つそれぞ
    れが上記のそれぞれの対における第1及び第2記録ユニ
    ツトをそれぞれ選択するために第1及び第2状態を有す
    る2つのセレクタスイツチを含み、上記初期化スイツチ
    手段が、それぞれがそれぞれの対の記録ユニツトに接続
    されており且つこの対に接続された上記セレクタスイツ
    チによつて選択されている上記それぞれの対の記録ユニ
    ツトにおける上記記録媒体を初期化するように作動可能
    である初期化スイツチデバイスを含むことを特徴とする
    特許請求の範囲第12項に記載のシステム。
  14. 【請求項14】各上記初期化スイツチデバイスが、上記
    のそれぞれのセレクタスイツチによつて選択された記録
    ユニツトにおける記録媒体から情報を消去するべく作動
    可能な消去スイツチ手段を含むことを特徴とする特許請
    求の範囲第13項に記載のシステム。
  15. 【請求項15】各上記セレクタスイツチが更に、第3状
    態を有しており、上記識別手段が、その上記第1又は第
    2状態から上記第3状態へのそれぞれのセレクタスイツ
    チの状態の変化に応答する手段であつて、上記それぞれ
    のセレクタスイツチが作動する順序に応じて、それぞ
    れ、対になつている上記第1又は第2記録ユニツトを特
    定のアイデンテイテイでもつて指名するための手段を含
    むことを特徴とする特許請求の範囲第13項に記載のシス
    テム。
  16. 【請求項16】複数の記録ユニツトのそれぞれの1つの
    デイクテーシヨンシステムにおけるデイクテートステー
    シヨンへの接続を制御する方法であつて、上記記録ユニ
    ツトの幾つかが所定のアイデンテイテイでもつて指名さ
    れ且つ少なくとも1つの記録ユニツトがスペアユニツト
    として指名される方法において、 所定量のデイクテーシヨンが、デイクテートステーシヨ
    ンに接続されている記録ユニツトによつて記録された時
    を検知する工程、 上記の接続された記録ユニツトのアイデンテイテイと同
    一の特定のアイデンテイテイでもつて上記スペア記録ユ
    ニツトを指名する工程、及び デイクテートステーシヨンから上記特定のアイデンテイ
    テイを有する記録ユニツトへ接続が行なわれるべき時に
    上記接続された記録ユニツトのかわりに、新しく指名さ
    れたアイデンテイテイを有する上記記録ユニツトをデイ
    クテートステーシヨンに接続する工程 を含むことを特徴とする方法。
  17. 【請求項17】上記デイクテートステーシヨンが、上記
    所定量のデイクテーシヨンが記録された上記記録ユニツ
    トから断路された時に上記スペア記録ユニツトが上記特
    定のアイデンテイテイでもつて指名されることを特徴と
    する特許請求の範囲第16項に記載の方法。
  18. 【請求項18】上記スペア記録ユニツトと上記特定のア
    イデンテイテイを有する上記接続された記録ユニツトの
    両方は、デイクテーシヨンを記録するべく同時に作動
    し、上記特定のアイデンテイテイを有する上記の接続さ
    れた記録ユニツトが上記デイクテートステーシヨンがそ
    こから断路された後更にデイクテーシヨンを記録するよ
    うには作動可能とならないことを特徴とする特許請求の
    範囲第16項に記載の方法。
  19. 【請求項19】上記接続された記録ユニツト及び上記ス
    ペア記録ユニツトがデイクテーシヨンを記録するべく同
    時に作動した後、上記接続された記録ユニツトが所定時
    間だけ上記デイクテートステーシヨンから断路されるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第18項に記載の方法。
  20. 【請求項20】新しく指名されたアイデンテイテイを有
    する上記スペア記録ユニツトが、上記デイクテートステ
    ーシヨンがそこから断路されるまで上記デイクテートス
    テーシヨンからのデイクテーシヨンを記録することを継
    続することを特徴する特許請求の範囲第19項に記載の方
    法。
  21. 【請求項21】上記記録ユニツトのアイデンテイテイ
    が、各ユニツトをデイクテーシヨンの記録のために初期
    化し、上記記録ユニツトが初期化される順序を検出し、
    それらが初期化される順序に従つて上記記録ユニツトを
    それぞれのアイデンテイテイでもつて指名することによ
    つて指名されることを特徴とする特許請求の範囲第16項
    に記載の方法。
  22. 【請求項22】上記記録ユニツトが記録媒体にデイクテ
    ーシヨンを記録し、各記録ユニツトがその上記記録媒体
    から前に記録されたデイクテーシヨンを消去することに
    よつて初期化されることを特徴とする特許請求の範囲第
    21項に記載の方法。
  23. 【請求項23】デイクテーシヨンシステムにおいて少な
    くとも2つの記録ユニツトに記録を行うこと且つ少なく
    とも2つの記録ユニツトから再生を行うことを制御する
    方法において、 上記2つの記録ユニツトの一方を再生オペレーシヨンの
    ために選択する工程、 上記記録ユニツトのどれが再生オペレーシヨンのために
    選択されたかを検知する工程、 再生オペレーシヨンのために選択された上記記録ユニツ
    トをデイクテーシヨンの記録から抑制する工程、 上記記録ユニツトの他方がデイクテーシヨンの記録のた
    めに調整されたか否かを検出する工程、及び 上記他方の記録ユニツトがそのように調整されている場
    合上記他方の記録ユニツトをイネーブルしてデイクテー
    シヨンを記録せしめる工程を含むことを特徴とする方
    法。
  24. 【請求項24】前に記録されたデイクテーシヨンがそこ
    から消去されている場合ある記録ユニツトがデイクテー
    シヨンを記録するために調整されることを特徴とする特
    許請求の範囲第23項に記載の方法。
  25. 【請求項25】上記デイクテーシヨンシステムが、一方
    又は他方の記録ユニツトは、再生オペレーシヨン及び第
    3状態のためにそれぞれ選択するために2つの状態を有
    する少なくとも1つのセレクタスイツチを含み、前に記
    録されたデイクテーシヨンが、上記セレクタスイツチに
    よつて選択された記録ユニツトから消去されることを特
    徴とする特許請求の範囲第24項に記載の方法。
  26. 【請求項26】前に記録されたデイクテーシヨンがそこ
    から消去され且つ上記セレクタスイツチが上記第1状態
    から上記第3状態に変化する場合、上記一方の記録ユニ
    ツトがデイクテーシヨンを記録するようにイネーブルさ
    れ、前に記録されたデイクテーシヨンがそこから消去さ
    れ且つ上記セレクタスイツチが上記第2状態から上記第
    3状態に変化している場合、上記他方の記録ユニツトが
    デイクテーシヨンを記録するようにイネーブルされるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第25項に記載の方法。
  27. 【請求項27】上記セレクタスイツチの状態を検出する
    工程を更に含むことを特徴とする特許請求の範囲第26項
    に記載の方法。
  28. 【請求項28】デイクテーシヨンを記録するためにどの
    記録ユニツトがイネーブルされているかを且つ再生オペ
    レーシヨンのためにどの記録ユニツトが選択されている
    かを表示する工程を更に含むことを特徴とする特許請求
    の範囲第27項に記載の方法。
  29. 【請求項29】ある記録ユニツトが再生オペレーシヨン
    に対して選択された時あるいはデイクテーシヨンがそこ
    に記録されている時にこの記録ユニツトが使用中である
    ことを表示する工程を更に含むことを特徴とする特許請
    求の範囲第27項に記載の方法。
  30. 【請求項30】デイクテーシヨンを記録するようにイネ
    ーブルされている記録ユニツトに上記デイクテーシヨン
    システムにおけるデイクテートステーシヨンを接続する
    工程、及びデイクテートステーシヨンがデイクテーシヨ
    ンを記録するようにイネーブルされていない記録ユニツ
    トに接続しないように抑制する工程を更に含むことを特
    徴とする特許請求の範囲第27項に記載の方法。
JP61202634A 1985-08-30 1986-08-28 デイクテ−シヨンシステムにおいて記録ユニツトへのデイクテ−シヨン又は記録ユニツトからの再生を制御するための方法及び装置 Expired - Fee Related JP2573581B2 (ja)

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