JPH0580857B2 - - Google Patents

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JPH0580857B2
JPH0580857B2 JP59268651A JP26865184A JPH0580857B2 JP H0580857 B2 JPH0580857 B2 JP H0580857B2 JP 59268651 A JP59268651 A JP 59268651A JP 26865184 A JP26865184 A JP 26865184A JP H0580857 B2 JPH0580857 B2 JP H0580857B2
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Norio Saneyoshi
Takeo Ooba
Noboru Hioka
Yutaka Nishino
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Iwatsu Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Iwasaki Tsushinki KK
Original Assignee
Iwatsu Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Iwasaki Tsushinki KK
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は、遠隔制御ができるように構成された
留守番電話装置における遠隔録音制御方式に関す
るものである。
(従来技術とその問題点) この種の留守番電話装置は電話機に付随してい
るが、電話機の使用者が遠隔制御によりその留守
番電話装置を制御することができるように構成さ
れている。しかし、従来の留守番電話装置におけ
る遠隔制御の制御目的は、使用者が留守中に使用
者以外の第三者からの着信があつたかどうか、ま
た、その着信時の用件内容はどのように録音され
ているかを確かめるために、録音された用件内容
を遠隔制御で再生聴取することにある。このよう
に録音内容を遠隔制御で再生聴取する場合には、
遠隔制御信号が録音されることはない。
しかし、その電話機の使用者の一人が遠隔制御
で何等かの用件を留守番電話装置に録音してお
き、他の使用者による遠隔制御再生によつてその
用件をそれらの使用者間で伝達しようとした場
合、用件録音時に遠隔制御信号も同時に録音され
るため、再生された遠隔制御信号が外部からの新
たな遠隔制御信号と混同を生じ、制御が誤動作す
る欠点がある。
このような誤動作を防止するために、録音テー
プに録音された遠隔制御信号を録音テープから消
去する自動電話応答装置が提案されている(特公
昭43−29166号公報)。しかし、この従来例では録
音テープの再生中にその特定の遠隔制御信号が再
生出力に含まれていないかを監視し、その信号が
検知されると録音された信号部分の巻戻しを行な
い、次にその部分を消去し次の録音に備えるよう
に動作する。従つて、次のような欠点がある。
再生中に信号として同じような成分が録音さ
れていた場合、その部分を制御信号と誤つて判
断してしまう事がある。
またテープ録音は録音時のテープスピードと
再生時のテープスピードがずれる可能性がある
ので、録音した信号周波数と再生した信号周波
数が異なる。従つて、伝言の終りの信号を見逃
す可能性もある。
制御信号を録音してから消去するまでに時間
がかかる。もし動作中に停電等が起こつた場
合、テープには制御信号が残つてしまう可能性
が有り、誤動作の恐れがある。
テープ上に録音される制御信号は再生時に検
知出来なければならないので十分長い時間録音
する必要がある。これは遠隔操作を行う上で、
操作者に対して制限条件になる。
検知時間が短ければ遠隔操作が行えないし、
またの誤動作の確率も高くなる。
(発明の目的と特徴) 本発明は、遠隔制御により留守番電話装置に用
件録音をしても録音動作時の遠隔制御信号がその
留守番電話装置の以後の制御に誤動作を与えない
ように確実に消去することのできる留守番電話装
置における遠隔録音制御方式を提供するものであ
る。
この目的達成のために、本発明の留守番電話装
置における遠隔録音制御方式は、回線に接続され
た留守番電話装置において、前記回線からの遠隔
制御開始信号により遠隔操作モードに移行した後
に前記回線から伝送された制御信号で指定される
録音又は再生を行い前記回線からの遠隔制御終了
信号により該録音又は再生の動作を停止する遠隔
制御録音再生手段と、前記録音中に前記遠隔制御
終了信号を受信したときには該録音を停止して該
録音のテープを該遠隔制御終了信号の前記受信の
期間を越える所定時間長分だけ巻き戻す巻き戻し
手段と、該録音のテープが前記所定時間長分だけ
巻き戻されたとき前記所定時間長分を越えて順方
向に無音録音をして該録音のテープから前記遠隔
制御終了信号の録音を消去する消去手段とを備え
たことを特徴としている。
(発明の構成及び作用) 以下図面により本発明を詳細に説明する。
まず、本発明に用いる録音テープの1例におけ
る録音エリアの割当て形式について説明する。第
1図はこの録音エリアの割当ての1例を示すもの
であるが、図示のように録音テープ1上で録音エ
リアが多数のブロツクに順次区分されていること
が一つの特徴であり、さらに、応答メツセージ録
音用の応答エリアAMと用件メツセージ録音用の
用件エリアG,Sを一本の録音テープに割当てて
いることがもう一つの特徴である。応答エリア
AMは、録音テープの始端STと終端EDの中間位
置に配置され、応答録音メツセージブロツク
AMaと応答専用メツセージブロツクAMbよりな
る。応答専用メツセージブロツクAMbは、用件
録音を伴わない応答専用メツセージ(例えば「本
日は休業しております」、「ただいま外出しており
ます」等)を録音する録音ブロツクであり、例え
ば60秒の時間長が割当てられている。応答録音メ
ツセージブロツクAMaは、用件録音を伴う応答
録音メツセージ(例えば「ただいま不在です。ご
用件を録音いたしますので、ピーという音が鳴り
ましたら御話し下さい。ではどうぞ。」)を録音す
る録音ブロツクであり、例えばAMbと同じく60
秒の時間長が割当てられている。応答エリアAM
の後には、一般用件エリアGが各ブロツクG1
G2…,G10例えば40秒の時間長でも6秒のブロツ
ク間録音ギヤツプをおいて図示のように順次配置
されており、録音ブロツクG1,G2,G3,…G10
順に空いているブロツクに不在時の通話内容を録
音する。一般用件エリアGの録音ブロツクG1
G2,…,G10の外に特定用件エリアSの録音ブロ
ツクS1,S2,S3,S4を設けている。この特定用件
エリアSの録音ブロツクS1,…S4には、この電話
機を使用する複数の当事者相互の意志疎通のため
に、いわゆる「メモ」代りに特定用件メツセージ
を録音する。この場合の録音はマイクロホンによ
り装置の所望の録音ブロツクS1,S2,S3又はS4
直接メツセージを入れて行うこともできるし、
又、加入者線からの回線接続の後遠隔制御により
暗証番号等を用いてアクセスし、所定の録音ブロ
ツクS1,S2,S3又はS4に用件録音を行うことがで
きる。録音ブロツクS1,S2,S3,S4の時間長は、
例えば一般用件録音ブロツクG,G2,…G10の時
間長と同じく40秒に選定されている。
録音テープ1は、通常応答エリアAMの応答録
音メツセージブロツクAMaの先頭に相当する第
1待機点P1がヘツドに対向するように停止して
おり、着信時に応答録音メツセージブロツク
AMaのメツセージを再生送出後、一般用件エリ
アGの録音ブロツクG1,G2…G10のうち最も先の
空ブロツクに対向し、その着信時のメツセージを
その空ブロツクに録音する。同様の動作で、録音
ブロツクG1,G2,…,G10のすべてにメツセージ
の録音が行われてしまつた時には、応答専用メツ
セージブロツクAMbの先頭に相当する第2待機
点P2にヘツドが対向するように録音テープ1が
停止しており、着信に対しては応答専用メツセー
ジを再生して送出するように制御する。特定用件
エリアSの録音ブロツクS1,…S4には、制御ボタ
ンにより制御した場合又は着信時の遠隔制御によ
り暗証番号を用いて制御した場合にアクセスがで
き、特定用件メツセージの録音又は録音内容の再
生が可能なるように制御される。
第2図は、本発明の実施例を示すブロツク構成
図である。同図において、1はカセツトに収容さ
れた磁気テーブ、2は録音再生用の磁気ヘツド、
3は磁気テープ1の駆動用のサーボ、4は磁気テ
ープ1の駆動方向及び駆動のオン・オフを制御す
る正逆速度制御回路、5a,5bは正逆速度制御
回路4により制御されて磁気テープ1の正方向駆
動と停止及び逆方向駆動と停止をする駆動用モー
タ、5cはテープ1の例えば供給用リール、5d
はリール5cの軸の1回転毎に例えば8個のパル
スをフオトリフレクタ等を用いて発生するリール
回転検出回路、6は磁気ヘツド2のテープ1への
接触・非接触を制御するプランジヤである。
電話機回路10には、ダイヤル回路11、ライ
ン12、送話器13、受話器14、およびサウン
ダ15が付属している。制御回路系の中心をなす
マイクロコンピユータ20には、「応答」、「録
音」、「再生」、「特定」、「一般」の如き機能ボタン
を有するフアンクシヨンキー21、読出し専用メ
モリ22,34、プツシユボタン信号受信器2
3、入力回路24,32、選択回路25、ラツチ
26,27,28,30a,30b、発光素子2
9,7セグメント回路31a,31b、音声合成
器33が付属している。
音声合成器33の出力は、フイルタ40を介し
て増幅器43に印加される。800Hzの発振器41
は、インヒビツトゲート42を介して増幅器43
の入力に印加される。
44はライン12と電話機回路10を介して加
えられるプツシユボタン信号(PB信号)及び他
のライン信号を増幅するPB信号増幅器、45は
ライン信号を増幅するライン増幅器、46は音声
スイツチ、47は無音検知回路、48はスピーカ
増幅器、49はスピーカ、VRは音量調節用ボリ
ユームである。
51はマイクロホン、52は録音前置増幅器、
53は再生前置増幅器、54は録音再生切換スイ
ツチ、55は録音増幅器、56はバイアス信号を
発生するためのバイアス発振器である。
AS1,AS2,AS3,AS4,AS5,AS6,AS8
AS10,AS11,AS12は、ラツチ26により制御さ
れるスイツチ素子であり、AS7,AS9は、マイク
ロコンピユータ20により制御されるスイツチ素
子である。
本発明に用いる録音テープの録音ブロツクの指
定と、その録音ブロツクに対する録音及びその録
音内容の再生について第2図を参照して説明す
る。
本発明においては、録音テープ1のリールの回
転数をリール回転検出回路5dからのパルスを用
いて録音テープ1の始端ST又は終端EDから計算
した計数値に基づき前述のように録音テープ1上
に順次割当てられる複数個の録音ブロツクS1
S2,S3,S4,AMb,AMa,G1,G2,G3,…,
G10の表示番地を順次指示するアドレス手段を用
いている。第2図の実施例では、リール軸の回転
情報がマイクロコンピユータ20の入力「回転検
出」に供給され、前記のように軸の回転毎に所定
数のパルスを発生するようにすれば、このパルス
を録音テープの始端ST又は終端EDから計数器に
より計数することにより、その計数値により各録
音ブロツクの表示番地を予め定めることができ
る。
フアンクシヨンキー21内の「応答」、「特定」、
「一般」のボタンのいずれかを押すことにより、
応答エリアAM、特定用件エリアS、一般用件エ
リアGのいずれかを指定し、ダイヤル回路11の
数字ボタンの所望の一つ又は二つを押すことによ
り、前記の各録音ブロツクの表示番地のいずれか
が選択される。このように選択された表示番地情
報は、マイクロコンピユータ20内のブロツクア
ドレス用レジスタに設定される。従つて、ここに
設定された表示番地情報と、前記のアドレス手段
により表示される表示番地とが一致したときに、
ラツチ27を介してプランジヤ6と正逆速度制御
回路4を制御することにより所定の録音ブロツク
の頭出しをした形で録音テープ1の停止をするこ
とができることになる。
以上のような構成のため、具体的な動作を次の
ように行うことができる。
まず、応答メツセージの録音の場合には、フア
ンクシヨンキー21の「応答」ボタンを押した
時、応答録音メツセージブロツクAMaの表示番
地が直ちに設定されるように構成することができ
る。これにより、前記のようにラツチ27を介し
てプランジヤ6と正逆速度制御回路4が動作し、
モータ5a,5bが高速駆動され、応答録音メツ
セージブロツクAMaの先頭位置に磁気ヘツド2
が対向したときに駆動停止となり、磁気テープ1
の駆動は、一時停止する。ここで、フアンクシヨ
ンキー21の「録音」ボタンを押すことにより、
ラツチ26,27を介してスイツチ素子AS1
AS7,AS12がオンになり、録音再生切換スイツ
チ54が録音前置増幅器52側に切換えられ、プ
ランジヤ6と正逆速度制御回路4が動作すること
によりモータ5a,5bが通常の低速駆動され
る。ここでガイダンス信号GDの発出により、
800Hzの信号が発振器41から〔インヒビツトゲ
ート42→増幅器43→スイツチ素子AS8→ボリ
ユームVR→増幅器48〕の経路を介してスピー
カ49から聴取でき、このときマイクロホン51
に向かつて応答録音メツセージを発声することに
より、〔マイクロホン51→スイツチ素子AS1
録音前置増幅器52→録音再生切換スイツチ54
→スイツチ素子AS7→スイツチ素子AS12→録音
増幅器55〕を介して磁気ヘツド2に印加され、
所望の応答メツセージの録音をすることができ
る。応答録音メツセージの一例は、〔はい、こち
らは小林でございますが、ただいま出張のため○
○日まで不在の予定です。おそれいりますが、こ
の後にはいります、女性の音声ガイダンスにした
がつて用件を録音して下さい。よろしくお願いい
たします。「では、録音のご案内をさせていただ
きます。録音時間は約40秒です。お名前、電話番
号、ご用件をお話し下さい。では、どうぞ」(音
声ガイダンス)〕の如きものである。ここで、音
声ガイダンスは、応答録音メツセージ後音声合成
器33から〔フイルタ40→増幅器43→ライン
増幅器45→スイツチ素子AS5→電話機回路1
0〕を介してライン12に送出されるものであ
る。
メツセージ録音動作中に「録音」ボタンを再び
押すことにより、録音した応答録音メツセージの
自動再生モードになり、ラツチ27を介して正
逆・速度制御回路4が制御されて、モータ5aは
逆方向に高速駆動され、この時のリール回転検出
回路5dからの「回転検出」出力がマイクロコン
ピユータ20に印加されて、応答メツセージのブ
ロツクAMaの頭出しが行われた後磁気テープ1
は順方向に駆動されて、〔磁気ヘツド2→スイツ
チ素子AS11→再生前置増幅器53→録音再生切
換スイツチ54→スイツチ素子AS7→スイツチ素
子AS8→ボリユームVR→スピーカ増幅器48→
スピーカ49〕を介して再生音でその内容を確認
することができる。この場合において、リール回
転検出回路5dの出力が前記の自動再生モードの
開始時の「回転検出」出力に一致したとき、マイ
クロコンピユータ20の制御により、ラツチ27
を介して正逆・速度制御回路4を制御して駆動モ
ータ5aを停止させ、磁気テープ1が停止する。
また、出力O3により、プランジヤ6が動作して
磁気ヘツド2が磁気テープ1から離れる。また、
ライン増幅器45から音声スイツチ46に引加さ
れるので、応答録音メツセージが正常に再生され
たときにはその出力O1がマイクロコンピユータ
20に供給され、応答メツセージが録音されてい
ることが登録され、次に留守モードに設定するこ
とを可能にする。
また、応答録音メツセージ再生後に、「再生」
ボタンを押すことにより、応答専用メツセージブ
ロツクAMbが前記のように指定され、ここで
「録音」ボタンを押して、前記と同様の要領で応
答専用メツセージをマイクロホン51を介して録
音することができる。応答専用メツセージの一例
は、〔はい、こちらは小林でございますが、ただ
いま不在にしております。おそれいりますが、の
ちほどおかけなおし下さい。〕である。
この応答専用メツセージも、前記の応答録音メ
ツセージと同様の取扱いで、自動的に再生し、そ
の再生出力が音声スイツチ46により出力01とし
て得られたときに始めて留守モードに移行可能と
なるように構成することができる。
一般用件エリアGの各録音ブロツクG1,G2
…G10へのアクセス動作は、加入回線12を介し
て行われる。
留守モードにおいて、録音テープが第1待機点
P1にあるときに加入回線12から着信があり、
着信検知出力IRがマイクロコンピユータ20に
より検知され、それによりLリレーにより回線の
閉結が行われると、応答録音メツセージの送出の
ためにスイツチ素子AS11,AS7,AS5がオンにな
り、録音再生切換スイツチ54が再生前置増幅器
53の側に切換わり、ラツチ27を介してプラン
ジヤ6及び正逆速度制御回路4が動作することに
より、応答録音メツセージが〔磁気ヘツド2→ス
イツチ素子AS11→再生前置増幅器53→録音再
生切換スイツチ54→スイツチ素子AS7→ライン
増幅器45→スイツチ素子AS5→電話機回路1
0〕の経路でライン12に送出され、その応答録
音メツセージの終了を無音検知回路47により検
知した検知出力02に応答してなされる選択回路2
5による音声合成器33と読出し専用メモリ34
の選択により、音声ガイダンスが音声合成器33
から〔フイルタ40→増幅器43→ライン増幅器
45→スイツチ素子AS5→電話機回路10〕の経
路で加入者回線12に送出される。
この応答録音メツセージと音声ガイダンスとが
送出された後、磁気ヘツド2が直近の空の一般用
件エリアGの磁気ブロツク(例えばG1)の先頭
位置に対向するようにマイクロコンピユータ20
のアドレス指定によりサーボ3とモータ5a,5
bの動作により磁気テープ1が駆動される。この
動作の完了を前記のように録音ブロツクの表示番
地の一致により検知したときに、ガイダンスGD
が発出し、ガイダンス信号が〔発振器41→イン
ヒビツト回路42→増幅器43→ライン増幅器4
5→スイツチ素子AS5→電話機回路10→ライン
12〕の経路で相手側に送出され、その送出終了
時に録音再生系統は録音モードとなつており、磁
気テープ1は通常の速度で走行を開始する。従つ
て、このときその着信の相手側が用件を話せば、
その用件は〔ライン12→電話機回路10→スイ
ツチ素子AS2→録音前置増幅器52→録音再生切
換スイツチ54→スイツチ素子AS7→スイツチ素
子AS12→録音増幅器55〕の経路で、磁気ヘツ
ド2に加えられ、その録音ブロツクG1に録音さ
れる。ライン12からの入力が断になつたことが
無音検知回路47で検知されると、その出力O2
はマイクロコンピユータ20により判断され、ラ
ツチ27を介して正逆・速度制御回路4を制御し
て駆動モータ5aを停止させ、磁気テープ1の駆
動を停止し、録音動作が終了する。
この録音の終了後、この録音ブロツクG1に録
音があり空でないことがマイクロコンピユータ2
0内の録音ブロツクレジスタに登録される。
録音登録された録音ブロツクの内容は、フアン
クシヨンキー21の「一般」と「再生」のボタン
を押すことにより、マイクロコンピユータ20内
のレジスタに記録された登録済の録音ブロツクの
順に録音テープ駆動手段27,6,4,5a,5
b,3による制御により、再生回路系2,AS11
53,54,AS7,AS8,VR,48,49を介
して再生聴取することができる。
加入回線12からの遠隔制御による再生の場合
には、予め定めた暗証番号の前後に「#」信号を
配置した如き遠隔制御信号は、〔加入回線12→
電話機回路10→スイツチ素子AS3→増幅器44
→PB信号受信器23→マイクロコンピユータ2
0〕の経路で、マイクロコンピユータ20に伝達
されて解読され、前記の録音テープ駆動手段の外
に別の再生回路系2,AS11,53,54,AS7
45,AS5,10を介して再生された録音ブロツ
クの用件内容が加入回線12に送出されることに
なる。
この遠隔制御によるある録音ブロツクの再生中
に当該録音ブロツクのメツセージを再生聴取した
こと又はそのメツセージに対する返答を遠隔操作
モードでその再生した録音ブロツクに録音をする
とき(1)、又は通常の留守モードによる自動応答後
にループ閉結と応答メツセージ送出が行われたと
きに遠隔操作モードで任意の空ブロツクに録音を
するとき(2)、例えば(1)の場合には〔#4#〕の如
き遠隔制御信号が用いられ、(2)の場合には〔#1
#〕の如き遠隔制御信号が用いられる。この遠隔
制御信号は、上記の場合と同じ経路で加入回線か
らマイクロコンピユータ20に伝達され、先頭の
「#」信号が検知されたときに前記の再生動作及
び通常の用件録音動作が停止し、当該遠隔制御信
号の判定により、(1)の場合にはその録音ブロツク
に対し、また(2)の場合には登録された録音ブロツ
クを参照して空の録音ブロツクに対して頭出しを
するように、前記の録音テープ駆動手段27,
6,4,5a,5bと録音ブロツクアドレス手段
5c,5d,20とが協同動作をする。以後通常
の用件録音と同様な動作で録音が進行する。な
お、録音ブロツクの「一般」と「特定」の一方指
定して動作中に他方を指定して録音させる場合に
は、#□□□#の如き暗証番号による。
その録音進行中に録音動作を停止させるため
に、例えば〔#*〕の如き遠隔制御信号を加入回
線12から入力すると、前記の場合と同じ経路で
加入回線12からマイクロコンピユータ20に伝
達されて例えば50msの検知時間経過したとき検
知され、ラツチ27を介して、正逆・速度制御回
路4を制御して駆動モータ5aを停止させ、磁気
テープ1の駆動が停止する。このときこの検知時
間50msに相当する長さだけの遠隔制御信号が録
音テープ1に録音されることになる。この遠隔制
御信号の録音を除去するために録音モードを停止
させた状態で前記の検知時間50msを越える時間
だけテープ1を巻戻すように録音テープ駆動手段
27,6,4,5a,5bを動作させる。次に、
再び録音モードとし例えばスイツチ素子AS12
オフにする等の制御により無音録音の状態で録音
テープ1を順方向に前記の検知時間50msから10
秒程度(但し、その録音ブロツクの終端に到達し
たときはその時間まで)駆動する。これにより、
先の録音動作の終了に用いて録音テープ1に録音
されていた遠隔制御信号を録音テープ1から消去
することが可能となり、以後の留守番電話装置の
制御動作には全く支障はない。
第3図は、本発明の動作を示すフローチヤート
である。以上の説明の動作を単に要約したもので
あるから、詳細な説明は省略する。
(発明の効果) 以上詳細に説明のように、本発明によれば留守
番電話装置において遠隔制御による録音制御を誤
動作なしに実行できる効果がある。また、本発明
に前記のように単一の録音トラツクを用いたとき
には、録音再生駆動の機構が簡略化され、また録
音トラツクは順次割当てられた多数の録音ブロツ
クに区分されているために、アクセス制御は、容
易でしかも短時間に実行可能である。従つて、未
聴取の録音ブロツクの順次指定により最も緊急か
つ重要な録音内容のみを極めて短時間に抽出し聴
取することが可能である。また、複数の所有者が
共有するときに、その複数の所有者相互の連絡を
簡単かつ確実に行うことができる効果がある。
さらに、以上のような構成の簡略化により、上
述の機能を電話機と一体した構造をとることが容
易となり、実用上の効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に用いる録音テープの録音形式
を説明するための略図、第2図は本発明の実施例
を示すブロツク図、第3図は本発明の動作例を示
すフローチヤートである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 回線に接続された留守番電話装置において、
    前記回線からの遠隔制御開始信号により遠隔操作
    モードに移行した後に前記回線から伝送される制
    御信号で指定される録音又は再生を行い該回線か
    らの遠隔制御終了信号により該録音又は再生の動
    作を停止する遠隔制御録音再生手段と、前記録音
    中に前記遠隔制御終了信号を受信したときには該
    録音を停止して該録音のテープを該遠隔制御終了
    信号の前記受信の期間を越える所定時間長分だけ
    巻き戻す巻き戻し手段と、該録音のテープが前記
    所定時間長分だけ巻き戻されたとき前記所定時間
    長分を越えて順方向に無音録音をして該録音のテ
    ープから前記遠隔制御終了信号の録音を消去する
    消去手段とを備えた留守番電話装置における遠隔
    録音制御方式。
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