JP2573520Y2 - 電子鍵盤楽器のベンダー装置 - Google Patents
電子鍵盤楽器のベンダー装置Info
- Publication number
- JP2573520Y2 JP2573520Y2 JP1992035310U JP3531092U JP2573520Y2 JP 2573520 Y2 JP2573520 Y2 JP 2573520Y2 JP 1992035310 U JP1992035310 U JP 1992035310U JP 3531092 U JP3531092 U JP 3531092U JP 2573520 Y2 JP2573520 Y2 JP 2573520Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bender
- electronic keyboard
- keyboard instrument
- operating member
- vendor equipment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、電子鍵盤楽器のベンダ
ー装置に関する。
ー装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の電子鍵盤楽器は、図４に示すよう
に、楽器本体ａの左端（又は右端）にホイールｂ（又は
ステップ等）が配設されており、ホイールｂを操作する
ことにより楽音にそのピッチを変化するベンダー効果を
与えていた。
に、楽器本体ａの左端（又は右端）にホイールｂ（又は
ステップ等）が配設されており、ホイールｂを操作する
ことにより楽音にそのピッチを変化するベンダー効果を
与えていた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】上述の電子鍵盤楽器に
よれば、鍵を弾いている時、片手でホイールｂを操作し
なければならないため、両手で鍵を弾いているときは、
ホイールｂを操作することができず、楽音にベンダー効
果を与えることができない。
よれば、鍵を弾いている時、片手でホイールｂを操作し
なければならないため、両手で鍵を弾いているときは、
ホイールｂを操作することができず、楽音にベンダー効
果を与えることができない。
【０００４】本考案は、従来のこのような不都合を解消
することをその目的とするものである。
することをその目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記の目的を
達成するために、横断面が逆Ｌ字形のプレート状で、口
棒の左右方向の長さに近い長さを有し且つ口棒の上面及
び前面を覆ったベンダー操作部材を、左右に可動自在に
装着し、ベンダー操作部材に連結され且つ口棒の裏面に
装着されたスライドボリュームの操作軸に、左右１対の
スプリングの各一端を係止し、該ベンダー操作部材を左
又は右に移動した後、手を離したとき原位置に復帰する
ようにしたことを特徴とする。
達成するために、横断面が逆Ｌ字形のプレート状で、口
棒の左右方向の長さに近い長さを有し且つ口棒の上面及
び前面を覆ったベンダー操作部材を、左右に可動自在に
装着し、ベンダー操作部材に連結され且つ口棒の裏面に
装着されたスライドボリュームの操作軸に、左右１対の
スプリングの各一端を係止し、該ベンダー操作部材を左
又は右に移動した後、手を離したとき原位置に復帰する
ようにしたことを特徴とする。
【０００６】
【作用】鍵を両手で弾奏しながら、ベンダー効果を得た
いときは、鍵を押えた状態で、親指等で口棒に沿って配
設されたプレート状のベンダー操作部材を左右に動か
し、楽音にベンダー効果を与える。
いときは、鍵を押えた状態で、親指等で口棒に沿って配
設されたプレート状のベンダー操作部材を左右に動か
し、楽音にベンダー効果を与える。
【０００７】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に従って説明す
る。
る。
【０００８】図１乃至図３は本考案の一実施例を示す。
【０００９】同図において、１は鍵、２は口棒、３はベ
ンダー操作部材である。
ンダー操作部材である。
【００１０】口棒２は、例えばプラスチック製で断面コ
字状に形成され、周知のものと同様鍵盤の前面に配設さ
れている。ベンダー操作部材３は横断面が逆Ｌ字形のプ
レート状で、口棒２の左右方向の長さに近い長さを有
し、口棒２の上面及び前面を覆って左右に移動自在に装
着されている。口棒２の裏面には、ベンダー装置本体の
スライドボリューム４が装着されており、その抵抗可変
用の操作軸５は、口棒２の水平溝６を介してベンダー操
作部材３の裏面に固着された係止板７の孔８に嵌合して
いる。前記スライドボリューム４は、その操作軸５を左
又は右に移動した場合でも、ベンダー操作部材３から手
を離せば中央位置に自力で戻り、楽音にベンダー効果が
かからないようにするために、図３に示すように、一対
のスプリング９、９が一端をスライドボリューム４の本
体に固定し、他端を操作軸５に係止して設けられてい
る。
字状に形成され、周知のものと同様鍵盤の前面に配設さ
れている。ベンダー操作部材３は横断面が逆Ｌ字形のプ
レート状で、口棒２の左右方向の長さに近い長さを有
し、口棒２の上面及び前面を覆って左右に移動自在に装
着されている。口棒２の裏面には、ベンダー装置本体の
スライドボリューム４が装着されており、その抵抗可変
用の操作軸５は、口棒２の水平溝６を介してベンダー操
作部材３の裏面に固着された係止板７の孔８に嵌合して
いる。前記スライドボリューム４は、その操作軸５を左
又は右に移動した場合でも、ベンダー操作部材３から手
を離せば中央位置に自力で戻り、楽音にベンダー効果が
かからないようにするために、図３に示すように、一対
のスプリング９、９が一端をスライドボリューム４の本
体に固定し、他端を操作軸５に係止して設けられてい
る。
【００１１】かくして、鍵１を両手で弾きながら、親指
等によりベンダー操作部材３を左又は右に動かすと、こ
の左右の移動量はスライドボリューム４の抵抗変化によ
る電圧変化として取り出され、これにて楽音のピッチを
変化することができる。
等によりベンダー操作部材３を左又は右に動かすと、こ
の左右の移動量はスライドボリューム４の抵抗変化によ
る電圧変化として取り出され、これにて楽音のピッチを
変化することができる。
【００１２】
【考案の効果】本考案は、上述のような構成であるの
で、鍵を両手で弾きながら、指の位置に限定されること
なく円滑にベンダー操作部材を左右に動かすことがで
き、楽音にベンダー効果を容易に与えることができると
いう効果を有する。
で、鍵を両手で弾きながら、指の位置に限定されること
なく円滑にベンダー操作部材を左右に動かすことがで
き、楽音にベンダー効果を容易に与えることができると
いう効果を有する。
【図１】 本考案の一実施例の斜視図
【図２】 上記実施例の要部断面図
【図３】 上記実施例のスライドボリュームの正面図
【図４】 従来の電子鍵盤楽器の要部の斜視図
２ 口棒 ３ ベンダー操作部材 ４ スライドボリューム ５ 操作軸 ６ 水平溝 ９ スプリング
Claims (1)
- 【請求項１】 横断面が逆Ｌ字形のプレート状で、口棒
の左右方向の長さに近い長さを有し且つ口棒の上面及び
前面を覆ったベンダー操作部材を、左右に可動自在に装
着し、ベンダー操作部材に連結され且つ口棒の裏面に装
着されたスライドボリュームの操作軸に、左右１対のス
プリングの各一端を係止し、該ベンダー操作部材を左又
は右に移動した後、手を離したとき原位置に復帰するよ
うにしたことを特徴とする電子鍵盤楽器のベンダー装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992035310U JP2573520Y2 (ja) | 1992-05-27 | 1992-05-27 | 電子鍵盤楽器のベンダー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992035310U JP2573520Y2 (ja) | 1992-05-27 | 1992-05-27 | 電子鍵盤楽器のベンダー装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0596897U JPH0596897U (ja) | 1993-12-27 |
| JP2573520Y2 true JP2573520Y2 (ja) | 1998-06-04 |
Family
ID=12438229
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992035310U Expired - Lifetime JP2573520Y2 (ja) | 1992-05-27 | 1992-05-27 | 電子鍵盤楽器のベンダー装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2573520Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5893996A (ja) * | 1981-11-30 | 1983-06-03 | Hitachi Ltd | 電動送風機 |
| JPH02173790A (ja) * | 1988-12-27 | 1990-07-05 | Yamaha Corp | 電子楽器の楽音制御機構 |
-
1992
- 1992-05-27 JP JP1992035310U patent/JP2573520Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0596897U (ja) | 1993-12-27 |
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