JP2573139B2 - 台所用収納庫の扉開閉装置 - Google Patents

台所用収納庫の扉開閉装置

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JP2573139B2
JP2573139B2 JP5103991A JP10399193A JP2573139B2 JP 2573139 B2 JP2573139 B2 JP 2573139B2 JP 5103991 A JP5103991 A JP 5103991A JP 10399193 A JP10399193 A JP 10399193A JP 2573139 B2 JP2573139 B2 JP 2573139B2
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敏明 木寺
繁孝 三谷
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Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、台所用品を収納可能
に構成された台所用収納庫の扉開閉装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般家庭の台所においては、各種の台所
用品を適当な収納庫に収納することにより台所のスペー
スを有効に利用することが行なわれている。
【0003】このような台所用収納庫の一つとして食器
乾燥器があるが、該食器乾燥器においては、物(即ち、
お皿、茶わん等)の出し入れを頻繁に行うという使用形
態が多いところから、開扉時に前面開口をできるだけ大
きくとる必要があるため、前面開口を開閉する扉として
は観音開きタイプのものが用いられることが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、台所用収納
庫(例えば、食器乾燥器)の場合、比較的余剰スペースの
少ない台所に配置されるところから、特に奥行き寸法お
よび左右寸法をできるだけ小さくすることが要求され
る。
【0005】ところが、上記したように台所用収納庫の
扉として観音開きタイプのものを用いる場合、開扉時に
おける前面開口は最大となるものの、扉が収納庫の左右
に大きく突出することとなるため、収納庫の左右方向に
おいて扉との干渉を回避する必要が生じ、収納庫の左右
に物が置けないという不具合が生じる。
【0006】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、物の出し入れに都合の良いように開扉時における
前面開口を最大に確保しつつ、左右方向のスペースを最
小となし得るようにすることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願発明では、上記課題
を解決するための手段として、台所用品を収納可能に構
成された本体1と、該本体1の前面開口2を開閉自在に
覆蓋する扉3とを備えた台所用収納庫において、前記扉
3と本体1との間に、前記扉3が前記前面開口2の側部
に枢支された開閉支点13を中心とする円弧運動をする
第1開閉動作と、該第1開閉動作に続く前記開閉支点1
3の後方移動に伴って前記扉3が本体1の側方に沿った
状態で収納される第2開閉動作とを行わしめるように構
成された扉開閉機構Kを介設するようにしている。
【0008】
【作用】本願発明では、上記手段によって次のような作
用が得られる。
【0009】即ち、本体1の前面開口2を覆蓋する扉3
は、開閉支点13を中心とする円弧運動を行った後、該
開閉支点13の後方移動に伴って本体1の側方に沿って
収納されることとなり、開扉時における扉3の左右方向
への突出が防止される。
【0010】
【発明の効果】本願発明によれば、台所用品を収納可能
に構成された本体1と、該本体1の前面開口2を開閉自
在に覆蓋する扉3とを備えた台所用収納庫において、前
記扉3と本体1との間に、前記扉3が前記前面開口2の
側部に枢支された開閉支点13を中心とする円弧運動を
する第1開閉動作と、該第1開閉動作に続く前記開閉支
点13の後方移動に伴って前記扉3が本体1の側方に沿
った状態で収納される第2開閉動作とを行わしめるよう
に構成された扉開閉機構Kを介設して、本体1の前面開
口2を覆蓋する扉3が、開閉支点13を中心とする円弧
運動を行った後、該開閉支点13の後方移動に伴って本
体1の側方に沿って収納され得るようにしたので、開扉
時において前面開口2が最大となるとともに、扉3の左
右方向への突出が防止されることとなり、本体1の左右
スペースを有効に利用できるという優れた効果がある。
【0011】
【実施例】以下、添付の図面を参照して、本願発明の好
適な実施例を説明する。
【0012】本実施例は、本願発明を台所用収納庫の一
種である食器乾燥器に適用したものであり、該食器乾燥
器は、図4および図5に示すように、食器A(例えば、
お皿、茶わん等)を収納し得るように構成された縦長直
方体状の本体1と、該本体1の前面開口2を開閉自在に
覆蓋する一対の扉3,3とによって構成されている。
【0013】前記本体1内は、水切り板を兼用する仕切
り板4によって上部の食器収納室5と下部の機械室6と
に区画されている。該食器収納室5には、食器Aを乾燥
に適した姿勢(即ち、水切りが容易な姿勢)で保持する食
器保持部材7が配設されている。
【0014】前記機械室6には、前記食器収納室5へ温
風を供給するための温風供給装置8が配設されている。
該温風供給装置8は、ファン(図示省略)およびヒータユ
ニット9を備えており、空気吸込口10から吸い込まれ
た空気をヒータユニット9によって加熱して温風とな
し、該温風は風吹出口11から食器収納室5へ吹き出さ
れることとなっている。符号12は食器収納室4からの
排気を排出するための排出口である。
【0015】前記扉3,3は、共に同一構造とされてお
り、後に詳述するように、本体1の側壁1a,1aの前部
上下に対して枢支された開閉支点13,13を中心とし
て観音開き方式で開閉せしめられることとなっている。
【0016】前記扉3の枢支端部3a側上下には、前記
開閉支点13,13および該開閉支点13,13より所定
寸法だけ扉3の自由端部3b側に寄った位置にあるガイ
ド支点14,14とをそれぞれ備えたヒンジ片15,15
がそれぞれ水平に突設されている。
【0017】前記本体1の天板1bの下面には、図2お
よび図3に示すように、前記扉3の開閉支点13および
ガイド支点14をそれぞれ案内するための第1および第
2ガイド溝16,17が形成されている。符号18は開
閉支点13およびガイド支点14を下支えする支持板で
ある。
【0018】前記第1ガイド溝16は、扉3の閉扉時に
おいて開閉支点13が位置する前端16aから後方に向
かって延び、扉3の完全開扉時(換言すれば、本体1の
側方への収納時)に開閉支点13が位置する後端16bに
至る略直線形状とされている。
【0019】一方、前記第2ガイド溝17は、扉3の閉
扉時においてガイド支点14が位置する始点17aから
前方へ向けて延び、前記第1ガイド溝16における前端
16aと前記始点17aとの間の距離を曲率半径とする円
弧部17bと、該円弧部17bの前端から本体1の側壁1
a側に延びる横溝部17cと、該横溝部17cの端部から
後方に向かって延び、扉3の完全開扉時(換言すれば、
本体1の側方への収納時)にガイド支点14が位置する
終端17eに至る縦溝部17dとによって構成されてい
る。
【0020】また、前記仕切り板4の上面にも、図1に
示すように、前記第1および第2ガイド溝16,17が
形成されている。
【0021】図面中、符号19は扉3の把手、20はタ
イマー設定用ツマミ、21は水受容器、22は扉3,3
を閉止状態で保持するための永久磁石である。
【0022】上記したように構成したことにより、閉扉
状態(図1に符号3′で示す状態)にある扉3を開扉する
場合には、まず、把手19を持って扉3を開閉支点13
を中心に円弧運動させる。すると、扉3の開閉支点13
は第1ガイド溝16の前端16aに位置したまま、扉3
のガイド支点14が第2ガイド溝17の円弧部17bを
始点17aから横溝部17cの始点17c1まで移動する。
つまり、この過程においては、扉3は、開閉支点13を
中心とする円弧運動をする第1開閉動作を行うこととな
っているのである。
【0023】さらに、扉3を開こうとすると、ガイド支
点14が第2ガイド溝17の横溝部17cに案内されて
移動するため、開閉支点13は第1ガイド溝16に案内
されて後方へ移動することとなる。そして、ガイド支点
14が第2ガイド溝17の縦溝部17dの始点17d1
到達すると、扉3はほぼ全開状態(即ち、本体側壁1aに
ほぼ平行な状態)となるが、その後はガイド支点14は
第2ガイド溝17の縦溝部17dに案内され、開閉支点
13は第1ガイド溝16に案内されて後方へ移動せしめ
られ、開閉支点13が第1ガイド溝16の後端16bに
到達し、ガイド支点14が第2ガイド溝17の終端17
eに到達した時点で扉3は完全開扉状態(換言すれば、本
体1の側方への収納状態)となる。つまり、この過程に
おいては、扉3は、前記第1開閉動作に続く前記開閉支
点13の後方移動に伴って前記扉3が本体1の側方に沿
った状態で収納される第2開閉動作を行うこととなって
いるのである。
【0024】上記したように、本実施例の場合、開閉支
点13、ガイド支点14、第1ガイド溝16および第2
ガイド溝17が、特許請求の範囲における扉開閉機構K
を構成することとなっているのである。
【0025】上記したように、本実施例の場合、本体1
の前面開口2を覆蓋する扉3,3が、開閉支点13を中
心とする円弧運動を行った後、該開閉支点13の後方移
動に伴って本体1の側方に沿って収納され得ることとな
っているため、開扉時において前面開口2が最大となる
とともに、扉3,3の左右方向への突出が防止されるこ
ととなり、本体1の左右スペースを有効に利用できる。
【0026】上記説明では、食器乾燥器を実施例として
いるが、本願発明は、食器乾燥器以外の台所用収納庫に
も適用可能である。
【0027】本願発明は、上記実施例の構成に限定され
るものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において
適宜設計変更可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施例にかかる扉開閉装置を備えた
台所用収納庫(即ち、食器乾燥器)の左半分を示す横断平
面図である。
【図2】本願発明の実施例にかかる扉開閉装置を備えた
台所用収納庫(即ち、食器乾燥器)における本体天板の左
半分を示す下面図である。
【図3】本願発明の実施例にかかる台所用収納庫(即
ち、食器乾燥器)の扉開閉装置における要部拡大断面図
である。
【図4】本願発明の実施例にかかる扉開閉装置を備えた
台所用収納庫(即ち、食器乾燥器)の縦断側面図である。
【図5】本願発明の実施例にかかる扉開閉装置を備えた
台所用収納庫(即ち、食器乾燥器)の斜視図である。
【符号の説明】
1は本体、1aは側壁、1bは天板、2は前面開口、3は
扉、3aは枢支端部、3bは自由端部、4は仕切り板、1
3は開閉支点、14はガイド支点、16は第1ガイド
溝、17は第2ガイド溝、Aは食器、Kは扉開閉機構。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台所用品を収納可能に構成された本体
    (1)と、該本体(1)の前面開口(2)を開閉自在に覆蓋す
    る扉(3)とを備えた台所用収納庫において、前記扉(3)
    と本体(1)との間には、前記扉(3)が前記前面開口(2)
    の側部に枢支された開閉支点(13)を中心とする円弧運
    動をする第1開閉動作と、該第1開閉動作に続く前記開
    閉支点(13)の後方移動に伴って前記扉(3)が本体(1)
    の側方に沿った状態で収納される第2開閉動作とを行わ
    しめるように構成された扉開閉機構(K)を介設したこと
    を特徴とする台所用収納庫の扉開閉装置。
JP5103991A 1993-04-30 1993-04-30 台所用収納庫の扉開閉装置 Expired - Fee Related JP2573139B2 (ja)

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