JP2573111Y2 - インバータ装置の機械構造 - Google Patents

インバータ装置の機械構造

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JP2573111Y2
JP2573111Y2 JP1991095515U JP9551591U JP2573111Y2 JP 2573111 Y2 JP2573111 Y2 JP 2573111Y2 JP 1991095515 U JP1991095515 U JP 1991095515U JP 9551591 U JP9551591 U JP 9551591U JP 2573111 Y2 JP2573111 Y2 JP 2573111Y2
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秀明 志津
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はインバータ装置に係り、
特にインバータ装置の機械構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4はインバータ装置の回路構成例を示
すもので、1はスイッチング素子であるパワートランジ
スタ、2はパワートランジスタ1に逆並列接続されたダ
イオードであって、パワートランジスタ1によって三相
ブリッジ回路が形成されている。3はパワートランジス
タ1とダイオード2が取付けられたパワーモジュール、
4はサージ吸収ユニット、5は直流入力側の正極バー、
6は負極バー、7は交流出力バーである。
【0003】図2と図3に示すように、サージ吸収ユニ
ット4は各半導体素子に付設されており、主回路バーを
構成するL形の正極バー5とL形の負極バー6およびL
形の交流出力バー7に、リードスタッド8を介して接続
されている。
【0004】また、正極バー5,負極バー6および交流
出力バー7はパワーモジュール3に接続されており、正
極バー5と負極バー6は絶縁部材である絶縁紙9を介し
て平行に密着して構成され、極力サージの発生を防ぐ様
になされている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ここで問題となるの
は、リードスタッド8の長さが、負極バー6又は交流出
力バー7に継がるものと、正極バー5に継がるものでは
異ならざるを得ない。すなわち、正極バー5と負極バー
6とを絶縁紙9を介して重ねる厚さ分の長さが1だけ異
なることになる。このため、部品の種類が増すこととな
り、管理工数も増えていた。
【0006】本考案は上述の問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は部品点数と管理工数の低減を図ること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記目的を達
成するために、直流入力側の正極バーと負極バーにスイ
ッチング素子を備えたパワーモジュールを接続し、この
パワーモジュールに交流出力バーを接続してなるインバ
ータ装置において、前記正極バーと負極バーが、それぞ
れ前記パワーモジュールに取付ける取付部と、これらの
取付部から所定角度をもって立上る立上り部と、これら
立上り部から所定角度をもって互に平行に伸びる屈曲
を備えていることを特徴とする。
【0008】
【作用】正極バーと負極バーの立上り部の立上り高さを
異ならせ、これらの立上り部に所定角度をもって互に平
行に伸びる屈曲部を設けることにより、同じ長さのリー
ドスタッドを使用でき、部品点数と管理工数が低減され
る。
【0009】
【実施例】以下に本考案の実施例を図1を参照しながら
説明する。
【0010】本実施例においては、図1に示すように、
パワーモジュール3には直流入力側のL形の正極バー
,L形の負極バー6およびL形の交流出力バー7がそ
れぞれ接続されている。正極バー5,負極バー6および
交流出力バー7は、パワーモジュール3への取付部7a
(5a,6a)と、取付部7a(5a,6a)からほぼ
直角に立上る立上り部7b(5b,6b)からなり、正
極バー5の立上り部5aと負極バー6の立上り部6bの
立上り高さは互に異なっている。立上り部5bと6bの
端部にはこの立上り部5b,6bに対して所定角度傾斜
してほぼ平行に伸びる屈曲部5c,6cが設けられ、こ
れらの屈曲部5cと6c間には絶縁紙9が介設されてい
る。
【0011】本願のインバータ装置の機械構造は、直流
入力側の正極バー5と負極バー6にスイッチング素子を
備えたパワーモジュール3を接続し、このパワーモジュ
ール3に交流出力バー7を接続するとともにリードスタ
ット8を介してサージ吸収ユニット4を各相ごとに接続
してなるインバータ装置において、前記正極バー5と負
極バー6は、それぞれ、前記パワーモジュール3の正極
端子と負極端子に取付けるべき取付部5a,6aと、こ
れらの取付部5a,6aからそれぞれ所定角度をもって
異なる長さで立上る立上り部5b,6bと、これらの立
上り部5b,6bからそれぞれ所定角度で傾斜して互い
に平行に伸びる屈曲部5c,6cを有し 、前記交流出力
バー7は、前記パワーモジュール3の交流出力端子に取
付けるべき取付部7aと、この取付部7aから前記正極
バー5の立上り部5bおよび前記負極バー6の立上り部
6bと同じ角度をもって立上るとともに前記立上り部5
b,6bよりも短い立上り部7bを有し、前記交流出力
バー7の立上り部7b、前記正極バー5の取付部5bお
よび前記負極バー6の取付部6bに、リードスタット8
を介してサージ吸収ユニットを取付けて構成したことを
特徴とする。
【0012】上記構成によれば、図1に示すように、正
極バー5と負極バー6の平行で重なる屈曲部5cと6c
を設けたから、リードスタッド8の取付部分が一列に並
ぶことになり、長さが同じのリードスタッドを使用可能
になり、かつ正極バー,負極バーを各1本のリードスタ
ットでサージ吸収ユニットに接続でき、部品点数の低減
を図ることができる。
【0013】
【考案の効果】本考案は以上の如くであって、直流入力
側の正極バーと負極バーにスイッチング素子が取付られ
たパワーモジュールを接続し、このパワーモジュールに
交流出力バーを接続し、前記正極バー,負極バーおよび
交流出力バーにそれぞれリードスタッドを介してサージ
吸収ユニットを接続してなるインバータ装置において、
前記正極バーと負極バーが、それぞれ、前記パワーモジ
ュールに取付ける取付部とこれらの取付部から所定角度
で立上る立上り部およびこれらの立上り部からそれぞれ
所定角度で互に平行に伸びる屈曲部を有するものである
から、部品点数が低減し、管理工数の低減を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例によるインバータの機械構造を
示す側面図。
【図2】従来のインバータ装置の機械構造を示す正面
図。
【図3】従来のインバータ装置の機械構造を示す側面
図。
【図4】インバータ装置の回路構成図。
【符号の説明】
3…パワーモジュール、4…サージ吸収ユニット、5…
正極バー、5a…取付部、5b…立上り部、5c…屈曲
、6a…取付部、6b…立上り部、6c…屈曲部、6
…負極バー、7…交流出力バー、8…リードスタッド、
9…絶縁紙。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流入力側の正極バー(5)と負極バー
    (6)にスイッチング素子を備えたパワーモジュール
    (3)を接続し、このパワーモジュール(3)に交流出
    力バー(7)を接続するとともにリードスタット(8)
    を介してサージ吸収ユニット(4)を各相ごとに接続し
    てなるインバータ装置において、 前記正極バー(5)と負極バー(6)は、それぞれ、前
    記パワーモジュール(3)の正極端子と負極端子に取付
    けるべき取付部(5a),(6a)と、これらの取付部
    (5a),(6a)からそれぞれ所定角度をもって異な
    る長さで立上る立上り部(5b),(6b)と、これら
    の立上り部(5b),(6b)からそれぞれ所定角度で
    傾斜して互いに平行に伸びる屈曲部(5c),(6c)
    を有し、 前記交流出力バー(7)は、前記パワーモジュール
    (3)の交流出力端子に取付けるべき取付部(7a)
    と、この取付部(7a)から前記正極バー(5)の立上
    り部(5b)および前記負極バー(6)の立上り部(6
    b)と同じ角度をもって立上るとともに前記立上り部
    (5b),(6b)よりも短い立上り部(7b)を有
    し、 前記交流出力バー(7)の立上り部(7b)、前記正極
    バー(5)の取付部(5b)および前記負極バー(6)
    の取付部(6b)に、リードスタット(8)を介してサ
    ージ吸収ユニット(4)を取付けて構成したことを特徴
    とする、 インバータ装置の機械構造。
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JPH03164072A (ja) * 1989-11-20 1991-07-16 Fuji Electric Co Ltd インバータ用トランジスタモジュール

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