JP2572699Y2 - 錠剤収納取出し装置 - Google Patents
錠剤収納取出し装置Info
- Publication number
- JP2572699Y2 JP2572699Y2 JP1993013499U JP1349993U JP2572699Y2 JP 2572699 Y2 JP2572699 Y2 JP 2572699Y2 JP 1993013499 U JP1993013499 U JP 1993013499U JP 1349993 U JP1349993 U JP 1349993U JP 2572699 Y2 JP2572699 Y2 JP 2572699Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tablet
- hopper
- tablets
- outlet
- guide path
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Basic Packing Technique (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、多数の錠剤フィーダ
を備える錠剤収納取出し装置に関するものである。
を備える錠剤収納取出し装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上下方向に並ぶ複数の錠剤フィーダから
上下方向に延びる共通の案内路に錠剤を払い出すように
した複数の錠剤供給ユニットを有し、各錠剤供給ユニッ
トの案内路から排出される錠剤を共通のホッパで受けて
ホッパの下端出口から分包装置に供給するようにした錠
剤収納取出し装置は従来から知られている(実公昭61
−3761号公報)。
上下方向に延びる共通の案内路に錠剤を払い出すように
した複数の錠剤供給ユニットを有し、各錠剤供給ユニッ
トの案内路から排出される錠剤を共通のホッパで受けて
ホッパの下端出口から分包装置に供給するようにした錠
剤収納取出し装置は従来から知られている(実公昭61
−3761号公報)。
【0003】上記錠剤収納取出し装置においては、錠剤
供給ユニットを前後左右方向に並べて錠剤フィーダを高
密度に配置し、装置の小型化を図るようにしている。ま
た、ホッパは各錠剤供給ユニットから払い出される錠剤
を受けるため、円錐台形とされている。
供給ユニットを前後左右方向に並べて錠剤フィーダを高
密度に配置し、装置の小型化を図るようにしている。ま
た、ホッパは各錠剤供給ユニットから払い出される錠剤
を受けるため、円錐台形とされている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、従来の錠剤
収納取出し装置においては、錠剤供給ユニットからホッ
パ内の外周部に錠剤が払い出された場合に、錠剤の種類
のよっては落下時の反力により跳びはね、ホッパ内をう
ず巻き状に移動して出口に至る場合が多くある。
収納取出し装置においては、錠剤供給ユニットからホッ
パ内の外周部に錠剤が払い出された場合に、錠剤の種類
のよっては落下時の反力により跳びはね、ホッパ内をう
ず巻き状に移動して出口に至る場合が多くある。
【0005】このため、分包装置では、ホッパの出口に
至る錠剤の最も長い払い出し時間に対応して包装速度を
設定する必要があるため、包装に時間を要する問題があ
る。
至る錠剤の最も長い払い出し時間に対応して包装速度を
設定する必要があるため、包装に時間を要する問題があ
る。
【0006】この考案は上記従来の問題点を解決し、ホ
ッパ内の外周部に払い出された錠剤がホッパ出口に至る
までの移動時間の短縮化を図り、分包装置の包装速度の
向上を図ることを技術的課題としている。
ッパ内の外周部に払い出された錠剤がホッパ出口に至る
までの移動時間の短縮化を図り、分包装置の包装速度の
向上を図ることを技術的課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この考案においては、上下方向に並ぶ複数の錠剤
フィーダのそれぞれから上下方向に延びる共通の案内路
に錠剤を払い出すようにした複数の錠剤供給ユニットの
下方に、各錠剤供給ユニットの案内路の下端から落下す
る錠剤を受ける共通の板体から成る円錐台形ホッパを設
けた錠剤収納取出し装置において、前記ホッパの内面に
出口から放射方向に延びる案内板を設けた構成を採用し
たのである。
めに、この考案においては、上下方向に並ぶ複数の錠剤
フィーダのそれぞれから上下方向に延びる共通の案内路
に錠剤を払い出すようにした複数の錠剤供給ユニットの
下方に、各錠剤供給ユニットの案内路の下端から落下す
る錠剤を受ける共通の板体から成る円錐台形ホッパを設
けた錠剤収納取出し装置において、前記ホッパの内面に
出口から放射方向に延びる案内板を設けた構成を採用し
たのである。
【0008】
【作用】この考案は、上記のように、ホッパ内に案内板
を設けたことにより、ホッパ内に払い出された錠剤がう
ず巻状に移動して出口に至るのを防止することができ
る。
を設けたことにより、ホッパ内に払い出された錠剤がう
ず巻状に移動して出口に至るのを防止することができ
る。
【0009】
【実施例】以下、この考案の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【0010】図1に示すように、この考案に係る錠剤収
納取出し装置は、複数の錠剤供給ユニット1と、各錠剤
供給ユニット1の下方に設けられた共通のホッパ10と
から成る。
納取出し装置は、複数の錠剤供給ユニット1と、各錠剤
供給ユニット1の下方に設けられた共通のホッパ10と
から成る。
【0011】複数の錠剤供給ユニット1は、前後および
左右方向に並ぶ配置であってもよく、周方向に並ぶ配置
であってもよい。この錠剤供給ユニット1は、複数の錠
剤フィーダ2を上下方向に設け、各錠剤フィーダ2から
排出される錠剤を共通の案内路3から前記ホッパ10内
に落下させるようにしている。
左右方向に並ぶ配置であってもよく、周方向に並ぶ配置
であってもよい。この錠剤供給ユニット1は、複数の錠
剤フィーダ2を上下方向に設け、各錠剤フィーダ2から
排出される錠剤を共通の案内路3から前記ホッパ10内
に落下させるようにしている。
【0012】ここで、錠剤フィーダ2は、図3に示すよ
うに、錠剤が充填される錠剤ケース4内の底面を円錐形
とし、その底面上に設けられたロータ5の円錐形外周面
に複数のポケット6を形成し、上記ロータ5をモータ7
で一方向に回転し、錠剤ケース4内からポケット6内に
侵入した錠剤aを周方向に搬送して錠剤ケース4の底部
に形成した出口8から案内路3に排出させるようにして
いる。
うに、錠剤が充填される錠剤ケース4内の底面を円錐形
とし、その底面上に設けられたロータ5の円錐形外周面
に複数のポケット6を形成し、上記ロータ5をモータ7
で一方向に回転し、錠剤ケース4内からポケット6内に
侵入した錠剤aを周方向に搬送して錠剤ケース4の底部
に形成した出口8から案内路3に排出させるようにして
いる。
【0013】また、出口8から錠剤aが連続して排出さ
れるのを防止するため、錠剤ケース4の出口8の上方に
邪魔板9を設け、この邪魔板9によって出口8と対向す
るポケット6内に錠剤が侵入するのを防止している。
れるのを防止するため、錠剤ケース4の出口8の上方に
邪魔板9を設け、この邪魔板9によって出口8と対向す
るポケット6内に錠剤が侵入するのを防止している。
【0014】なお、出口8から案内路3に至る通路に
は、錠剤aの通過を検出するセンサ(PH)が取付けら
れ、そのセンサ(PH)が予め設定された数の錠剤を検
出すると、モータ7が停止するようになっている。
は、錠剤aの通過を検出するセンサ(PH)が取付けら
れ、そのセンサ(PH)が予め設定された数の錠剤を検
出すると、モータ7が停止するようになっている。
【0015】前記案内路3の下端には、図2に示すよう
に、蓋体20が設けられている。この蓋体20はピン2
1を中心として回動自在に支持され、ソレノイド22の
作動によって開閉される。
に、蓋体20が設けられている。この蓋体20はピン2
1を中心として回動自在に支持され、ソレノイド22の
作動によって開閉される。
【0016】ここで、錠剤フィーダ2が作動を開始して
その錠剤フィーダ2から排出される錠剤aが蓋体20で
支持されるまでの時間は計算や実際の運転によって予め
知ることができる。このため、実施例では錠剤の通過を
検出する上記センサ(PH)が所要数の錠剤をカウント
した一定時後にソレノイド22を作動させて蓋体20を
開放させるようにしている。
その錠剤フィーダ2から排出される錠剤aが蓋体20で
支持されるまでの時間は計算や実際の運転によって予め
知ることができる。このため、実施例では錠剤の通過を
検出する上記センサ(PH)が所要数の錠剤をカウント
した一定時後にソレノイド22を作動させて蓋体20を
開放させるようにしている。
【0017】前記ホッパ10は円錐台形とされている。
実施例では直円錐台形のものを示したが斜円錐台形のも
のであってもよい。このホッパ10は複数の錠剤供給ユ
ニット1のそれぞれから排出される錠剤を受け取り可能
な大きさとされ、その下端の出口11にはソレノイド1
2によって開閉されるシャッタ13が設けられている。
ここで、シャッタ13は必要に応じて設け、省略しても
よい。また、ホッパ10の内面には出口11から放射方
向に延びる案内板14が設けられている。案内板14の
数は任意である。
実施例では直円錐台形のものを示したが斜円錐台形のも
のであってもよい。このホッパ10は複数の錠剤供給ユ
ニット1のそれぞれから排出される錠剤を受け取り可能
な大きさとされ、その下端の出口11にはソレノイド1
2によって開閉されるシャッタ13が設けられている。
ここで、シャッタ13は必要に応じて設け、省略しても
よい。また、ホッパ10の内面には出口11から放射方
向に延びる案内板14が設けられている。案内板14の
数は任意である。
【0018】実施例で示す錠剤収納取出し装置は上記の
構造から成り、この装置は、制御装置を通じて所定の錠
剤フィーダ2を作動させ、その錠剤フィーダ2から錠剤
を定量排出させる。
構造から成り、この装置は、制御装置を通じて所定の錠
剤フィーダ2を作動させ、その錠剤フィーダ2から錠剤
を定量排出させる。
【0019】錠剤フィーダ2の作動時、蓋体20は案内
路3の下端開口を閉じる状態にある。このため、錠剤フ
ィーダ2から案内路3に排出された錠剤は、その案内路
3に沿って落下し、蓋体20で支持される。
路3の下端開口を閉じる状態にある。このため、錠剤フ
ィーダ2から案内路3に排出された錠剤は、その案内路
3に沿って落下し、蓋体20で支持される。
【0020】錠剤aが蓋体20で支持されると、ソレノ
イド22が作動して蓋体20を下方向に回動させる。こ
のため、蓋体20で支持された錠剤aはホッパ10内に
落下し、そのホッパ10の内面の傾斜に沿って滑り落
ち、下端の出口11から排出される。
イド22が作動して蓋体20を下方向に回動させる。こ
のため、蓋体20で支持された錠剤aはホッパ10内に
落下し、そのホッパ10の内面の傾斜に沿って滑り落
ち、下端の出口11から排出される。
【0021】錠剤供給ユニット1からホッパ10内に錠
剤が払い出されるとき、ホッパ10が板体から形成され
ているため、錠剤の種類によって落下時の反力により飛
びはね、うず巻きを描きながら出口11に移動する場合
もある。
剤が払い出されるとき、ホッパ10が板体から形成され
ているため、錠剤の種類によって落下時の反力により飛
びはね、うず巻きを描きながら出口11に移動する場合
もある。
【0022】実施例で示す錠剤収納取出し装置では、ホ
ッパ10の内面に出口11から放射方向に延びる案内板
14を設けているため、錠剤がうず巻状に移動するのを
上記案内板14によって防止することができ、その案内
板14に沿って錠剤を出口11に誘導することができ
る。このため、ホッパ10内に払い出された錠剤は出口
11に向けてスムーズに移動し、出口11に設けたシャ
ッタ13で支持される。
ッパ10の内面に出口11から放射方向に延びる案内板
14を設けているため、錠剤がうず巻状に移動するのを
上記案内板14によって防止することができ、その案内
板14に沿って錠剤を出口11に誘導することができ
る。このため、ホッパ10内に払い出された錠剤は出口
11に向けてスムーズに移動し、出口11に設けたシャ
ッタ13で支持される。
【0023】出口11の錠剤は、シャッタ13の開放に
より下方の排出、図示省略した分包装置によって分包処
理される。
より下方の排出、図示省略した分包装置によって分包処
理される。
【0024】
【考案の効果】以上のように、この考案に係る錠剤収納
取出し装置においては、ホッパの内面に出口から放射方
向に延びる案内板を設けたので、ホッパの外周部に払い
出される錠剤を出口にスムーズに誘導することができ
る。このため、ホッパの出口に至る錠剤の移動時間の短
縮化を図ることができ、その時間短縮により分包装置の
分包速度を向上させることができる。
取出し装置においては、ホッパの内面に出口から放射方
向に延びる案内板を設けたので、ホッパの外周部に払い
出される錠剤を出口にスムーズに誘導することができ
る。このため、ホッパの出口に至る錠剤の移動時間の短
縮化を図ることができ、その時間短縮により分包装置の
分包速度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る装置の第1の実施例を示す断面
図
図
【図2】同上の蓋体の取付け部を拡大して示す断面図
【図3】同上の錠剤フィーダの断面図
【図4】図1のIV−IV線に沿った断面図
1 錠剤供給ユニット 2 錠剤フィーダ 3 案内路 10 ホッパ 11 出口 14 案内板
Claims (1)
- 【請求項1】 上下方向に並ぶ複数の錠剤フィーダのそ
れぞれから上下方向に延びる共通の案内路に錠剤を払い
出すようにした複数の錠剤供給ユニットの下方に、各錠
剤供給ユニットの案内路の下端から落下する錠剤を受け
る共通の板体から成る円錐台形ホッパを設けた錠剤収納
取出し装置において、前記ホッパの内面に出口から放射
方向に延びる案内板を設けたことを特徴とする錠剤収納
取出し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993013499U JP2572699Y2 (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 錠剤収納取出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993013499U JP2572699Y2 (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 錠剤収納取出し装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0672802U JPH0672802U (ja) | 1994-10-11 |
JP2572699Y2 true JP2572699Y2 (ja) | 1998-05-25 |
Family
ID=11834818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993013499U Expired - Lifetime JP2572699Y2 (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 錠剤収納取出し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2572699Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3243179B2 (ja) * | 1996-05-31 | 2002-01-07 | 株式会社湯山製作所 | 薬剤包装機 |
JP3310232B2 (ja) * | 1999-02-15 | 2002-08-05 | 株式会社湯山製作所 | 薬剤包装装置 |
JP2001130505A (ja) * | 1999-11-01 | 2001-05-15 | Yuyama Manufacturing Co Ltd | 薬剤分包装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS613761U (ja) * | 1984-06-14 | 1986-01-10 | セイレイ工業株式会社 | トラクタの安全フレ−ム兼用キヤビン構造 |
JPH0454157Y2 (ja) * | 1985-07-24 | 1992-12-18 |
-
1993
- 1993-03-23 JP JP1993013499U patent/JP2572699Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0672802U (ja) | 1994-10-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |