JP2572445B2 - 輪郭補正回路 - Google Patents

輪郭補正回路

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JP2572445B2 JP1141145A JP14114589A JP2572445B2 JP 2572445 B2 JP2572445 B2 JP 2572445B2 JP 1141145 A JP1141145 A JP 1141145A JP 14114589 A JP14114589 A JP 14114589A JP 2572445 B2 JP2572445 B2 JP 2572445B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は映像信号の輪郭補正に係り、特に輪郭部の信
号変化を検出して、変化部分を補正信号と置換すること
により、簡単な構成で良好な補正効果を得るようにした
輪郭補正回路に関する。
[従来の技術] 色信号低域変換方式のVTR(ビデオテープレコーダ
ー)では、色信号の帯域は500KHzに制限され、輝度信号
の帯域(数MHz)に比べ著しく低い。そのため、映像の
輪郭部で色のぼけやにじみが目立つ。この問題を解決す
るためには、輪郭部の信号の変化を急峻にし輪郭補正を
かける必要がある。
この種の輪郭補正に係る米国特許第4,030,121号明細
書に記載の従来技術では、入力信号の1次微分成分と2
次微分成分を乗算した結果から補正信号を生成し、入力
信号に加算することにより輪郭補正を行なつている。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来技術の補正方法によれば輪郭部の波形のなま
りは大幅に改善される。しかし、上記方法では、1次微
分信号をもとに近似的な補正信号を生成しているため
に、エツジ部では波形のなまりが残るという問題があつ
た。
また、上記従来技術には、1次微分信号に演算処理を
施すことにより、より正確な補正信号を生成して上記問
題点を解決する手段も示されているが、この方法は回路
規模、コストの増大という問題を持つている。
本発明の目的は、簡易な構成で良好な補正効果を得ら
れる輪郭補正回路を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的は、映像信号をデイジタル化、1次微分(差
分)、絶対値及び2次微分を求める回路と、デイジタル
信号を一時記憶する手段とを設け、映像信号の輪郭部の
信号変化を検出し、変化時の信号を変化の前後の信号に
置き換える構成とすることにより達成される。
[作用] 映像信号の1次微分の絶対値をとり、さらに2次微分
をとることによつて、映像信号の変化期間、即ち輪郭部
が求まる。2次微分信号が正の期間の信号を変化が始ま
る直前の値に置き換え、同じく負の期間は変化終了後の
値に置き換える。これにより、輪郭部の信号はパルス状
に急峻に変化するので、色のぼけ、にじみを改善する輪
郭補正効果が得られる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の第1の実施例のブロツク図であつ
て、1はA/D変換器、2,4は微分(差分)回路、3は絶対
値化回路、5は波形整形回路、6はメモリ、7はメモリ
6の書き込みを制御するパルスを生成する書き込み制御
パルス発生回路、8は同じく読み出しを制御するパルス
を生成する読み出し制御パルス発生回路、9はD/A変換
器、10はアナログ入力端子、11はアナログ出力端子、12
は遅延回路である。
第2図は本実施例の動作波形図であり、A〜Fの各波
形は第1図のA〜Fの各点の波形を示す。
第1図、第2図において、アナログ入力端子10から入
力した映像信号入力Aを微分回路2で微分し、その絶対
値をとるとBに示す波形が得られる。さらにこの変形B
を微分回路4で微分するとCの波形となる。この波形C
は映像の輪郭分のうち、その信号の変化開始点から輪郭
部の中央まで(変位の前)で正の値を、また中央から変
化の終了点まで(変位の後)負の値を持つものである。
この信号は波形Cに点線で示す所定の閾値と比較する。
これは、2次微分信号の変化が輪郭によつて発生したも
のか、雑音によるものかを判別し、雑音の影響を除くた
めである。
波形Cを、波形成形回路5を通して生形し(検波し)
て、検出信号波形D,Eを得、これら正の値を波形Dと負
の値の波形Eとから輪郭部と判別されたら、輪郭の位
置、幅を符号化し、輪郭検出情報として、遅延回路12か
らの映像信号とともにメモリ6に記録する。上記の符号
化は、例えば、輪郭検出信号波形D及びEが立ち上るタ
イミングと、波形D,Eのそれぞれのパルスがハイレベル
にある期間のクロツク数として符号化する。遅延回路12
は、輪郭検出信号と映像信号の位相合せを行なう。
読み出し側では、上記輪郭検出情報をもとに読み出し
アドレスの制御を行なう。通常は読み出しアドレスを順
次1づつ加算するが、2次微分が正でありその期間がn
クロツク分(n:整数)という情報が出力されたらnクロ
ツクの間、その直前のアドレスを保持する。また、2次
微分が負でありその期間がmクロツク分(m:整数)とい
う情報が出力されたら、現アドレスにmを加算したアド
レスをmクロツクの期間出力する。
なお、第1図では、輪郭部の検出をアナログ信号処理
より行うように示しているが、A/D変換回路1を通した
映像信号を用いてデジタル処理する構成とすることもで
きる。
以上の操作により、メモリ6から読み出される信号
は、Fに示すような信号となる。つまり、輪郭部で信号
が変化を始めたら、開始直前の値を保持し、変曲点(2
次微分が0となる点)以後は変化終了後の値に置きかえ
る。第2図中、波形Aの(・)と波形F(・,○,△)
は対応する画素を示す。
これにより、輪郭部の信号変化はパルス状の急峻な変
化となり、かつ輪郭部前後にプリシユート等の波形変動
は生じず、良好な輪郭補正を行なうことができる。
本発明の本質は、輪郭部の信号をその前後の信号で置
換することにあり、メモリに書き込む輪郭情報、メモリ
読み出し方法は必ずしも上記手段には限られず、同様な
効果が得られれば他の方法でもかまわない。
また、本実施例では入力信号自身から輪郭情報を抽出
しているが、RGB信号(R:赤色信号、G:緑色信号、B:青
色信号)、輝度信号(Y)と色差信号(R−Y,B−Y)
等のコンポーネント映像信号を取り扱う では、他の信
号の輪郭情報を用いてもよいし、自分自身と他の信号の
両者の検出信号を併用してもよい。
第3図は本発明の第2図の実施例を説明するブロツク
図であつて、81〜83はデータ値を一時保持するデータホ
ールド回路(例えばDフリツプフロツプ)、84〜86は1
水平走査期間(1H)分のデータを記憶する記憶手段(メ
モリ)、87〜91はマルチプレクサ(スイツチ)、92は遅
延回路、93は上記メモリ及びスイツチを制御する信号を
生成するメモリスイツチコントローラである。図中メモ
リコントローラ93からの信号線は省略した。
第4図は第2図に示した実施例の動作波形図、第5図
はメモリの入出力を説明する模式図である。
以下、第4図、第5図を用いて第3図の動作の詳細を
説明する。
微分回路2,4及び絶対値回路3、波形整形回路5によ
り、先の実施例に示したごとく入力信号Aの2次微分が
正となる期間を示すパルスB(S1)、同じく負となる期
間を示すパルスC(S2)を得る。
マルチプレクサ(スイツチ)87は1水平走査(以下ラ
インと略す)毎に端子a,b,cを順次選択する。メモリA,
B,C84〜86は3Hで1サイクル分の、またそれぞれ1Hづつ
ずれた動作を行なうので、以下メモリA84の動作につい
てのみ説明する。
まず、マルチプレクサ87が端子aを選択した時にマル
チプレクサ88は端子bを選択する。これに連動してデー
タホールド回路81はパルスB(S1)を受けつける。マル
チプレクサ87,88が上記状態でなければパルスS1は受け
つけない。パルスS1がハイレベル(以下ハイと略す)の
時には、このパルスS1がハイとなる直前のデータを保持
する。これにより、データホールド回路出力、即ちメモ
リA84の入力信号Wは第4図Dに示すものとなる。この
時、同時にパルスC(S2)も書き込む。
次のラインでは、マルチプレクサ88は端子aを選択
し、メモリA84の出力を選択する。また、この期間、メ
モリA84の書き込みと時間的に逆方向に読み出す。これ
は、ランダムアクセス可能なメモリを用いれば容易に実
現できる。同時に、先に書き込んだパルスC(S2)を読
み出し、データホールド回路81に入力する。データホー
ルド回路81では、パルスS2がハイの期間、このハイとな
る直前の値を保持する。これによりデータホールド回路
出力は、第4図E(R′W′)に示すものとなり、これ
を再びメモリA84に書き込む。従つてこの操作中は、見
かけ上、読み出しと書き込みを同時に行なつている。
上記操作を1ライン分行なつた後に、メモリA84から
順方向に読み出す。この時マルチプレクサ91は端子aを
選択し、上記信号が出力された。
以上の操作により、信号の輪郭部では、その2次微分
信号が0となる点を変化点としてパルス状に変化し、入
力信号の輪郭補正を行なうことができる。
尚、遅延回路92は、輪郭情報を持つ、パルスS1,S2と
データホールド回路の入力信号のタイミングを合わすも
のである。
次に、1HメモリA,B,Cの切替について説明する。
先に述べたように、本動作は、メモリへの書き込み
(W)、逆方向読み出し(R′)書き込み(W′)、読
み出し(R)それぞれ1Hづつ計3Hで1サイクル終了す
る。
各メモリの動作を第5図に示す。同図において、R,W,
R′,W′は前記のもの、nは信号のライン数を示す。図
に示す操作により、輪郭補正した信号を欠落することな
く出力できる。
本実施例では、メモリ容量は3H分でよく、小規模な回
路で完全な輪郭補正を行なうことができる。
第6図は本発明の第3の実施例の説明図、第7図は第
6図の動作波形図であつて、本実施例は第2の実施例で
示したデータホールド回路81を巡回形構成のフイルタに
置き換えたものである。第6図において、100は係数乗
算器でその係数は1−K(0≦K≦1),101も同じく係
数乗算器でその係数はK,102は加算器、103は遅延回路で
例えばDフリツプフロツプである。
本実施例の動作は基本的には前記の第2の実施例と同
じであるが、データの置換方法が異なる。乗算器100,10
1の係数に含まれるKは、前記のパルスS1あるいはS2が
ローレベルの時は、K=0である。ハイレベルの時、K
は所定の値(K≦1)をとる。これにより、第7図に示
すようにK=1の場合には第2の実施例と同様にパルス
状に変化する。Kの値を小さくすると、例えば図示のよ
うにK=0.76とすると、変化は緩やかになり、K=0に
近づくにつれて入力信号の波形に近づく。
本実施例は、係数Kの値を適当に選ぶことにより、輪
郭部の信号変化を急峻なものから、緩やかなものにまで
自由に可変できる特徴をもつ。
次に、本発明の第4の実施例を説明する。
本発明は、輪郭部の信号データを輪郭部直前、直後の
データで置換することにより輪郭補正を行なうものであ
るが、輪郭部直後のデータは、現信号に対して未来の情
報であり、また輪郭部の波形広がりは必ずしも一定では
なく、現信号に対してどれだけ先の信号を置換すればよ
いか一義的には定められない。そこで先の実施例では、
1ライン分の信号を一担記憶し、未来の情報を得た上で
置換処理を行なつていた。従つてどのような信号に対し
ても完全に補正効果が得られる反面、メモリを必要とす
るという問題があつた。
本実施例では、補正範囲を限定することにより未来の
情報をメモリを用いずにシフトレジスタ、フリツプフロ
ツプ等による遅延で得るようにしたものである。
第8図は本発明の第4実施例を説明するブロツク図で
あつて、41は信号を最大nビツト遅延させる遅延素子、
例えばシフトレジスタであり、nビツト以下の任意の遅
延がとれるタツプ付のものである。42,44はデータホー
ルド回路、43,45はマルチプレクサ、46は信号をnビツ
ト遅延する遅延素子、47はセツトリセツトフリツプフロ
ツプ、48はAND回路である。
また第9図は本実施例のパルスタイミングを示す波形
図であり、A〜Jは第8図のA〜Jの各点に対応する。
以下、本実施例の動作を説明する。
信号S1,S2は第1の実施例で示したものと同じであ
り、S1は2次微分信号が正となる期間ハイになる信号、
S2は同じく負となる期間ハイになる信号である。S1はn
ビツト遅延したものがパルスCである。S1とパルスCを
セツトリセツトフリツプフロツプ47に入力し、S1の立ち
下りでセツト、パルスCの立ち下りでリセツトするとパ
ルス幅がnビツトのパクスFを得る。パルスFとパルス
CのAND(論理積)をとることにより、S1のパルス幅が
nビツト以下であればパルス幅はS1と同じで、nビツト
以上であればパルス幅はnビツトに制限されたパクスH
を得る。S2もS1と同様で、最大パルス幅をnビツトに制
限されたパルスIを得る。即ちパルスH,IはS1,S2をnビ
ツト遅延しかつ、パルス幅を最大nビツトに制限したも
のになる。またカウンタ49は、パルスS2のハイレベル期
間をカウントするものである。
入力映像信号は、輪郭情報S1,S2との位相を遅延回路9
2で合わせる(波形J)。これをシフトレジスタ41でn
ビツト遅延すると波形Kに点数で示す波形となる。とこ
ろで、前記のパルスHをデータホールド回路42に入力
し、パルスHがハイの期間はその前の値を保持する。ま
た、パルスIをデータホールド回路44、マルチプレクサ
45に入力し、パルスIがハイの期間はその前の値を保持
しかつマルチプレクサはこの間データホールド回路44の
出力を選択する。マルチプレクサ43は前記のカウンタ49
のカウント値をmとすると、(n−m)ビツト遅延した
信号を選択する。かかくマルチプレクサ43の動作による
と、パルスS2のハイレベル期間でカウンタ49がk個まで
カウントするとした場合(即ち、このパルスS2がkビッ
トの長さとした場合)、カウント49のカウント値が0の
パルスS2(第9図B)の開始時点では、シフトレジスタ
41のn端子が選択されて、入力映像信号JでのパルスS2
の開始時点よりもnビット前の信号がnビット遅延され
て得られ、カウンタ49のカウント値が1のパルスS2(第
9図B)の開始時点よりも1ビット後の時点では、シフ
トレジスタ41の(n−1)端子が選択されて、入力映像
信号JでのパルスS2の開始時点よりも(n−2)ビット
前の信号が(n−1)ビット遅延されて得られ、以下、
カウンタ49のカウント値が2になると、シフトレジスタ
41の(n−2)端子が選択されて、入力映像信号Jでの
パルスS2の開始時点よりも(n−4)ビット前の信号が
(n−2)ビット遅延されて得られ、……、カウンタ49
のカウント値が最後のkになると、シフトレジスタ41の
(n−k)端子が選択されて、入力映像信号Jでのパル
スS2の開始時点よりも(n−2k)ビット前の信号が(n
−k)ビット遅延されて得られる。
つまり、シフトレジスタ41のマルチプレクサ43とが、
カウンタ49のカウント値に応じて遅延時間がnビット分
から1ビット分ずつ小さくなるように変化する可変遅延
手段を構成し、これにより、入力映像信号JのパクスS
1,S2の変位期間全体をパルスS2の期間内内に読み取るこ
とになり、これにより、入力映像信号Jでの変位期間が
パルスS2の期間内に時間軸圧縮されたものとなる。
以上の動作により、マルチプレクサ45の出力は、波形
Kに実線で示すものとなり、前記の第1の実施例と同様
の輪郭補正効果を得る。しかもメモリを用いないので回
路規模を小さくすることができる。
第10図は本発明の第5の実施例を説明するブロツク図
であつて、51,52はデータホールド回路で、前記実施例
のものと同じである。53は減算器、54は加算器である。
またS1,S2は前記の信号の輪郭部を示すパルスである。
第11図は第10図に示した実施例の動作波形図であり、A
〜Hの各波形は第10図A〜Hの各点の波形である。
第10図、第11図において、パルスB(S1)がハイの期
間、データホールド回路51は直前の値を保持するので、
その出力は波形Dのようになる。この出力Dと現信号A
の差をとると信号Eが得られ、さらに現信号Aを加えた
ものが信号Fである。ところで、パルスBの立ち下り点
は入力2次分信号が0となる所、すなわち信号の変曲点
を表すが、信号変化が変曲点を中心に対象と仮定し、入
力信号の信号変位をaとすると、信号Eは変曲点でa/
2、信号Fは同じくaの振巾を持つことになる。データ
ホールド回路52はパルスC(S2)がハイの期間、その直
前の加算器出力を保持するから、振巾a即ち輪郭部の変
化後の値を保持することになる。また、マルチプレクサ
8は、S2がハイの期間データホールド回路52の出力を選
択すれば、マルチプレクサ8の出力は、波形Hに示すよ
うに輪郭を補正したものになる。
本実施例では、メモリ、遅延素子等は不要であり、非
常に簡便な構成で実現できる。なお、演算方法は図示し
たものには限られず、同じ効果が得られれば他の方法で
よい。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、輪郭部で変化
する信号を変化の開始直前及び直後の信号を用いて置き
換えるので、プリシユート等の波形の乱れを伴なわずに
輪郭を補正することができ、前記従来技術の欠点を除い
て優れた機能の輪郭補正回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例のブロツク図、第2図は
第1図の動作波形図、第3図は本発明の第2の実施例の
ブロツク図、第4図は第2図の動作波形図、第5図は第
3図の記憶手段の入出力を説明する模式図、第6図は本
発明の第3の実施例の説明図、第7図は第6図の動作波
形図、第8図は本発明の第4の実施例のブロツク図、第
9図は第8図のパルスタイミングを示す波形図、第10図
は本発明の第5の実施例のブロツク図、第11図は第10図
の動作波形図である。 1……A/D変換器、2,4……微分回路、3……絶対値回
路、5……検波回路、6……記憶手段、7……書き込み
制御パルス発生回路、8……読み出し制御パルス発生回
路、81〜83……データホールド回路、84〜86……1Hメモ
リ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 将 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所家電研究所内 (72)発明者 今村 修 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所家電研究所内 (56)参考文献 特開 平1−24681(JP,A) 特開 昭63−46881(JP,A) 特開 昭63−151179(JP,A)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力映像信号の映像の輪郭部を補正する輪
    郭補正回路において、 該入力映像信号の変位の開始から変曲点までの第1の変
    位期間とこれに続く該変曲点から変位終了点までの第2
    の変位期間とを検出する変位検出手段と、 該入力映像信号の該第1の変位期間直前の信号と該第2
    の変位期間直後の信号とを記憶する記憶手段と、 該入力映像信号の該第1の変位期間では、該記憶手段に
    記憶された該第1の変位期間直前の信号を続けて読み出
    して該入力映像信号と置換し、かつ該入力映像信号の該
    第2の変位期間では、該記憶手段に記憶された該第2の
    変位期間直後の信号を続けて読み出して該入力映像信号
    と置換する読出/置換手段と を備えたことを特徴とする輪郭補正回路。
  2. 【請求項2】入力映像信号の映像の輪郭部を補正する輪
    郭補正回路において、 該入力映像信号の変位の開始から変曲点までの第1の変
    位期間とこれに続く該変曲点から変位終了点までの第2
    の変位期間とを検出する変位検出手段と、 該入力映像信号での該第1の変位期間の直前の信号を保
    持する第1の保持手段と、 該第1の変位期間の該入力映像信号を該第1の保持手段
    に保持されている該信号と置換する第1の置換手段と、 該第1の置換手段から出力される映像信号の1水平走査
    期間分と該第2の変位期間を示す変位期間信号とを書き
    込み、書込み方向とは逆方向に読み出す第1の記憶手段
    と、 該第1の記憶手段から読み出される逆方向映像信号での
    該第1の記憶手段から読み出される逆方向変位期間信号
    が表わす該第2の変位期間の直前の信号を保持する第2
    の保持手段と、 該逆方向変位期間信号が表わす該第2の変位期間の該逆
    方向映像信号を該第2の保持手段に保持されている該信
    号と置換する第2の置換手段と、 該第2の置換手段から出力される1水平走査期間分の映
    像信号を書き込み、書込み方向とは逆方向に読み出する
    第2の記憶手段と を備えたことを特徴とする輪郭補正回路。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記第1の保持手段と前記第1の置換手段とは、また、
    前記第2の保持手段と前記第2の置換手段とは巡回形構
    成のフィルタを形成し、 該巡回形構成のフィルタは、 入力される前記入力映像信号または前記逆方向映像信号
    に、値0〜1の係数(1−K)を乗算する第1の係数乗
    算器と、 入力信号に係数Kを乗算する第2の係数乗算器と、 該第1,第2の係数乗算器の出力信号を加算する加算器
    と、 該加算器の出力信号を順次更新しながら保持し、その保
    持した信号を該第2の係数乗算器の入力信号とする手段
    と からなり、該係数Kを前記第1,第2の変位期間とそれ以
    外の期間とで異ならせることを特徴とする輪郭補正回
    路。
  4. 【請求項4】請求項2または3において、 前記第1,第2の保持手段は同じ保持手段であり、前記第
    1,第2の置換手段は同じ置換手段であり、前記第1,第2
    の記憶手段は同じ記憶手段であって、 前記入力映像信号と前記逆方向映像信号とを切り換えて
    前記第2の保持手段と前記第2の置換手段とに供給する
    切換手段を設けたことを特徴とする輪郭補正回路。
  5. 【請求項5】入力映像信号の映像の輪郭部を補正する輪
    郭補正回路において、 該入力映像信号の変位の開始から変曲点までの第1の変
    位期間を表わす第1の変位期間信号と該第1の変位期間
    に続く該変曲点から変位終了点までの第2の変位期間を
    表わす第2の変位期間信号とを生成する変位検出手段
    と、 該入力映像信号と該第1,第2の変位期間信号とを所定期
    間遅延する遅延手段と、 該遅延手段からの第1の遅延変位期間信号により、該遅
    延手段からの遅延映像信号の該第1の遅延変位期間信号
    が表わす第1の遅延変位期間、該第1の遅延変位期間直
    前の該遅延映像信号の信号レベルに保持する第1の保持
    手段と、 該入力映像信号の該変位期間の部分で遅延時間が変化し
    て該第2の変位期間内に時間軸圧縮する可変遅延手段
    と、 該遅延手段からの第2の遅延変位期間信号により、該可
    変遅延手段の出力映像信号の該第2の遅延変位期間信号
    が表わす第2の遅延変位期間、該第2の遅延変位期間直
    前の該可変遅延手段の出力映像信号の信号レベルに保持
    する第2の保持手段と、 該第2の遅延変位期間信号により制御され、該第2の遅
    延変位期間では、該第2の保持手段の出力映像信号を選
    択し、該第2の遅延変位期間以外の期間では、該第1の
    保持手段の出力映像信号を選択する選択出力手段と を備えたことを特徴とする輪郭補正回路。
  6. 【請求項6】入力映像信号の映像の輪郭部を補正する輪
    郭補正回路において、 該入力映像信号の変位の開始から変曲点までの第1の変
    位期間を表わす第1の変位期間信号と該第1の変位期間
    に続く該変曲点から変位終了点までの第2の変位期間を
    表わす第2の変位期間信号とを生成する変位検出手段
    と、 該第1の変位期間信号により、該入力映像信号の該第1
    の変位期間、該第1の変位期間直前の該入力映像信号の
    信号レベルに保持する第1の保持手段と、 該入力映像信号から該第1の保持手段の出力信号を減算
    し、その減算出力に該入力映像信号を加算する演算手段
    と、 該第2の変位期間信号により、該演算手段の出力信号の
    該第2の変位期間、該第2の変位期間直前の該演算手段
    の出力信号の信号レベルに保持する第2の保持手段と、 該第2の変位期間信号により、該第2の変位期間では、
    該第2の保持手段の出力信号を選択し、該第2の変位期
    間以外の期間では、該第1の保持手段の出力信号を選択
    する選択出力手段と を備えたことを特徴とする輪郭補正回路。
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