JP2571903Y2 - 故障診断装置 - Google Patents

故障診断装置

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JP2571903Y2
JP2571903Y2 JP1992031781U JP3178192U JP2571903Y2 JP 2571903 Y2 JP2571903 Y2 JP 2571903Y2 JP 1992031781 U JP1992031781 U JP 1992031781U JP 3178192 U JP3178192 U JP 3178192U JP 2571903 Y2 JP2571903 Y2 JP 2571903Y2
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failure
control unit
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友秀 西尾
威 浅野
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Mitsubishi Motors Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は内燃機関の故障箇所、例
えば、オートマチックトランスミッションの故障箇所を
運転者に知らせる故障診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、エレクトロニクスの進歩によって
自動車本来の機能が飛躍的に向上しており、また、新し
い機能も多々もつことが可能となってきている。例え
ば、エンジンにあっては、燃料噴射量や点火時期、走行
装置にあっては、変速機、サスペンション、ステアリン
グなどが電気的に制御され、更に、室内の内装設備まで
も電子制御されるようになってきている。
【0003】そして、エンジンはエンジンコントロール
ユニット(ECU)によって制御され、変速機やその他
の装置はそれぞれ個別のコントロールユニット(CU)
によって制御されるようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上述したように、エン
ジンや走行装置などの設備はそれぞれのコントロールユ
ニットによって制御されてはいるものの、長期間の使用
や事故などによって故障が発生する場合がある。この場
合、エンジンの燃料噴射量や点火時期、変速機、サスペ
ンションなどを正確に制御することができない。する
と、燃焼の悪化によって排気ガスを大気放出してしまっ
たり、変速機の効率的な切換等が行えないなど、ドライ
バビリティを悪化させてしまうという問題があった。
【0005】本考案はこのような問題を解決するもので
あって、車両の故障を事前に察知することのできる故障
診断装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本考案の故障診断装置は、車両の第1の部材を制御
すると共に該第1の部材の故障箇所を検知して第1の故
障信号及び第1の部品故障コードを出力する第1のコン
トロールユニットと、車両の第2の部材を制御すると共
に該第2の部材の故障箇所を検知して第2の部品故障コ
ードを出力する第2のコントロールユニットと、前記第
1のコントロールユニットに接続された警告灯と、前記
第1及び第2のコントロールユニットに接続された読み
取り端子とを具え、前記第1のコントロールユニットは
前記第1の故障信号を前記第2のコントロールユニット
に出力すると共に、前記第1の部品故障コードを前記読
み取り端子に出力し、前記第2のコントロールユニット
は前記第2の部材の故障検知または前記第1のコントロ
ールユニットからの前記第1の故障信号に応じて前
告灯を点灯すると共に、前記第2の部品故障コードを前
記読み取り端子に出力するように構成されたことを特徴
とするものである。
【0007】
【作用】第1のコントロールユニットは車両の第1の部
材の故障信号を第2のコントロールユニットに出力する
と共に、部品故障コードを読み取り端子に出力し、第2
のコントロールユニットは第2の部材の故障検知または
第1の故障信号に応じて警告灯を点灯すると共に第2の
部品故障コードを読み取り端子に出力することとなり、
この読み取り端子を利用して故障コードを読み取って故
障箇所を判別すると共に部品故障コードを読み取って故
障状況を判別する。
【0008】
【実施例】以下、図面に基づいて本考案の実施例を詳細
に説明する。
【0009】図1に本考案の一実施例に係る故障診断装
置の制御ブロック、図2に故障発生のフローチャート、
図3に故障判別のフローチャートを示す。
【0010】図1に示すように、第2のコントロールユ
ニットとしてのエンジンコントロールユニット(EC
U)11は、図示しない第2の部材としてのエンジンに
接続され、燃料噴射量や点火時期などを制御することが
でき、故障コードを出力することができる。第1のコン
トロールユニットとしてのオートマチックトランスミッ
ションコントロールユニット(A/TCU)12は図示
しない第1の部材としてのオートマチックトランスミッ
ションに接続され、変速機の変速動作を制御することが
できる。また、このA/TCU12はECU11に接続
され、オートマチックトランスミッションが故障したと
きにECU11にA/T故障信号を出力することができ
ると共に、A/T部品故障コードを出力することができ
る。
【0011】警告灯(MIL:Malfanction
Indicator Lamp)13はECU11に
接続され、このECU11から出力された警告信号に基
づいて警告灯13を点灯させる。外部読み取り端子14
はECU11及びA/TCU12に接続され、それぞれ
出力された故障コード及びA/T部品故障コードが入力
可能である。そして、判別手段としてのテスター15は
この外部読み取り端子14に着脱自在であり、故障コー
ド及びA/T部品故障コードに基づいて故障箇所及び故
障状況を判別することができる。
【0012】なお、16,17,18は図示しない他の
コンポーネントに接続されたコントロールユニットであ
り、A/TCU12と同様にECU11及び外部読み取
り端子14に接続されている。
【0013】而して、自動車の故障診断を行う手順につ
いて説明する。まず、図2に示すように、A/TCU1
2はオートマチックトランスミッションの作動状態を常
時検出しており、ステップS1において、故障を検出す
ると、ステップS2において、ECU11にA/T故障
信号を出力すると共に、ステップS3において、外部読
み取り端子14にA/T部品故障コードを出力する。そ
して、ステップS4において、ECU11は警告信号を
出力して警告灯13を点灯させると共に、外部読み取り
端子14にA/T故障コードを出力する。従って、乗員
は故障を察知することができる。
【0014】次に、故障箇所及び故障状況を判別する。
即ち、図3に示すように、ステップP1において、警告
灯13が点灯しているかどうかを判定し、点灯していれ
ばステップP2において、テスター15を外部読み取り
端子14に装着し、故障コードを読み取り、ステップP
3において、故障コードがA/T故障コードであるかど
うかを判定する。そして、A/T故障コードであれば、
ステップP4において、A/T部品故障コードを読み取
り、ステップP6において、オートマチックトランスミ
ッションの故障状況を判別する。一方、ステップP3に
おいて、故障コードがA/T故障コードでなければ、ス
テップP5において、エンジン部品故障コード、あるい
は、該当する他のコンポーネントの部品故障コードを読
み取り、ステップP6において、それぞれ故障状況を判
別する。
【0015】
【考案の効果】以上、実施例を挙げて詳細に説明したよ
うに本考案の故障診断装置によれば、第1のコントロー
ルユニットが車両の第1の部材の故障信号を第2のコン
トロールユニットに出力すると共に部品故障コードを読
み取り端子に出力し、第2のコントロールユニットは第
2の部材の故障検知または第1の故障信号に応じて警告
灯を点灯すると共に第2の部品故障コードを読み取り端
子に出力するようにしたので、読み取り端子を利用して
故障コードに基づいて故障箇所を判別することで内燃機
関の複数のコンポーネントに対して1つの警告灯で乗員
に報せることができ、部品故障コードに基づいて故障状
況を判別することで簡単に故障内容を特定することがで
き、その結果、車両の故障を事前に察知してドライバビ
リティを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る故障診断装置の制御ブ
ロック図である。
【図2】故障発生のフローチャートである。
【図3】故障判別のフローチャートである。
【符号の説明】
11 エンジンコントロールユニット(ECU、第1の
コントロールユニット) 12 オートマチックトランスミッションコントロール
ユニット(A/TCU、第2のコントロールユニット) 13 警告灯(MIL) 14 外部読み取り端子 15 テスター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02B 77/08 F02D 45/00 345

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の第1の部材を制御すると共に該第
    1の部材の故障箇所を検知して第1の故障信号及び第1
    の部品故障コードを出力する第1のコントロールユニッ
    トと、車両の第2の部材を制御すると共に該第2の部材
    の故障箇所を検知して第2の部品故障コードを出力する
    第2のコントロールユニットと、前記第1のコントロー
    ルユニットに接続された警告灯と、前記第1及び第2の
    コントロールユニットに接続された読み取り端子とを具
    え、前記第1のコントロールユニットは前記第1の故障
    信号を前記第2のコントロールユニットに出力すると共
    に、前記第1の部品故障コードを前記読み取り端子に出
    力し、前記第2のコントロールユニットは前記第2の部
    材の故障検知または前記第1のコントロールユニットか
    らの前記第1の故障信号に応じて前記警告灯を点灯する
    と共に、前記第2の部品故障コードを前記読み取り端子
    に出力するように構成されたことを特徴とする故障診断
    装置。
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