JP2571763B2 - 複写器 - Google Patents

複写器

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JP2571763B2 JP60269233A JP26923385A JP2571763B2 JP 2571763 B2 JP2571763 B2 JP 2571763B2 JP 60269233 A JP60269233 A JP 60269233A JP 26923385 A JP26923385 A JP 26923385A JP 2571763 B2 JP2571763 B2 JP 2571763B2
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  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、文書処理器を設けた複写器に係り、詳細に
言うと、プラテン上で複写する文書シートを自動的に再
循環して反転し、或いは排出する再循環文書処理器を備
えた複写器に関する。
従来の技術および発明が解決しようとする問題点 電子写真式およびその他の複写器が速度を上げて一層
自動的になるにつれ、複写される文書の高速でしかも一
層信頼性があり且つ更に自動的な処理を行うことが次第
に重要度を増している。各種の、あるいは混ざり合つた
サイズ、形式、重量、材料、状態、および損傷に対する
感受性をそなえた文書シートを、しかも再循環文書の予
照合複写についてはたとえ同じ文書が自動的に送られ且
つ繰り返して位置決めされても文書移送および位置決め
装置による文書の閉そく、摩耗、または損傷を最小限と
しながら、給送し、正確に位置決めし、複写することが
望ましい。
遅い複写速度の複写器の場合には、操作員が複写器の
文書処理器またはフイーダの入力装置内に原文書を「流
し送り」できる、少なくとも半自動文書処理を行うこと
が次第に望ましくなつている。このSADHはまた、いずれ
の場合にも斜行排除と給送と複写位置への文書の最終的
な位置決めとを行い、次いで文書をプラテンから自動的
に排出する文書フイーダを備えた、文書の積重ね体から
の自動給送用の自動文書処理器(ADH)を含むこともで
きる。
好ましい文書処理装置は、複写器の外面の透明な複写
窓を含む現行の、または一般的に在来の複写器の光学的
撮影装置(プラテンまたは撮影ステーシヨンとして周知
されている)を利用しているものである。
また文書処理装置は、同じ複写プラテン上に、本を含
めて、文書を複写器操作員が在来通りに手で置くことが
選択的にできるように、回すなどして容易に取り外し得
ることが望ましい。従つて、より軽量な文書処理器が望
ましい。また、文書処理器に用いられるものに適応でき
る文書の位置決め縁部の整合または位置決め装置が上記
の人手による複写に利用可能であることも望ましい。
ここでの説明中、用語「文書」または「シート」は
紙、プラスチツクまたはその他この種の在来の個々の撮
像基板の、通常薄い紙葉類を示し、一般にはるかに操作
し易いマイクロフイルムや電子イメージは示さない。折
畳み式またはジグザグ形として周知されている計算機書
式(CF)の複数片ウエブのような極めて細長い文書また
は複写基板をここでは「ウエブ」または「CF」として示
す。「文書」は複写器内で「複写シート」上に複写され
たシート(原文または既往の原稿)であつて、これを
「複写」と略書しても良い。互いに関連する、例えばペ
ージ順の、文書または複写の複数のシートを「セツト」
または本として示される。「片面」文書または複写シー
トはシートの一方の側または面にのみそのイメージとペ
ージ数を有するもので、他方「両面」文書または複写シ
ートはページと通常そのイメージとを両側に備えてい
る。
本発明は、上記に論じたように、半自動文書処理(SA
DH)のような非予照合即ち照合後の複写に対しても適合
性があるが、予照合複写、即ち再循環文書処理装置即ち
「RDH」によつて得られる自動的に複数で再循環される
文書セツト複写に特に適している。予照合、照合、再循
環、あるいはRDH複写、と種々に呼ばれるが、それは複
写器にとつて周知の望ましい特徴である。それにより、
数多くの重要な周知の特徴が得られる。上記の予照合複
写においては、複写器の撮影ステーシヨンを通過する照
合された順序に文書のセツトの再循環の対応数を作り、
それが撮影ステーシヨンをこえて循環する度毎に(通常
は1回のみ)各文書のページを複写することによつて、
任意の所望数の照合された複写セツトまたは本が作られ
る。複写はそこから、予照合されたセツトとして積み重
なり且つオフセツトするために適当な順序で複写器のプ
ロセツサを自動的に出ることができ、従つて分類機また
は照合機内での次の照合を必要としない。オン・ライン
仕上げ(ステープルとじ、積重ねおよび/または接着、
またはその他の結合)および/または完成した複写セツ
トの取外しはこうして行われ、その間に更に別の複写セ
ツトがその同じ文書セツトの更にそれ以上の循環中に作
られる。
再循環文書処理器の若干の現行実施例が米国特許第4,
076,408号、第4,176,945号、第4,278,344号、第4,330,1
97号、第4,466,733号、および同第4,428,667号に開示し
てある。好適な真空式の波形フイーダ・エアナイフおよ
びRDHのトレイが米国特許第4,418,905号および同第4,46
2,586号に開示してある。米国特許第4,462,527号には、
その第2項第2欄に言及されているように、RDHとの一
体部分となり得る一体半自動および計算機形式のフイー
ダ(SADH/CFF)が開示してある。
しかし、この種の予照合複写装置の不利な点は、所望
数の複写セツトに相当する回数だけ、予め定められた順
序で複写するために、文書が全て反復的に分離され且つ
継続的に循環されなければならない、ということであ
る。従つて、予照合複写装置に対しては、照合後の複写
装置に比べて多大の文書処理が必要とされる。従つて文
書処理のオートメーシヨンを最大化し、他方で文書の摩
耗や損傷を最小化することは、予照合複写において特に
重要である。
それに比べて、ADHまたはSADHを備えているような照
合後の複写装置においては、各文書のページから一度に
複数の複写が作られ、別個の分類器の箱内に置かれるこ
とによつて照合される。従つて、作られる複写セツトの
数が利用できる分類機の箱の数よりも少なければ、文書
セツトは、撮影ステーシヨンへ1回循環される(または
手でもしくは半自動的に送る)だけで良い。不利な点
は、1回の文書セツトの循環によつて作ることのできる
複写セツトの数が利用可能な分類機の箱の数に制限され
る、ということである。また分類機は場所と複雑さを増
し、オン・ライン仕上げには余り適していない。しか
し、照合後の複写、あるいは手による文書の布置さえも
が、とくに、注意を要する、重要な、厚い、あるいは不
ぞろいな文書に対し、あるいは極めて多数の複写セツト
に対しては、ある複写状態において、文書操作を最小限
にすることが望ましい。従つて、予照合複写装置用の文
書処理器は、照合後の、および更に手による複写に対し
て適合性があり、選択的に利用可能であることが望まし
い。
複写されるプラテンへのより迅速でより正確な自動的
給送と、その正しい位置での各文書の位置決めとは極め
て望まれてはいるが、これは、文書を斜行(回転)させ
且つ/または、とくにそれが停止される際、文書の縁を
損傷させることが無ければ達成することが困難である。
一つの問題は文書が、シート・サイズ、重量、厚さ、材
料、状態、湿度、老化度、等の点で極めて大巾に変動し
得るということである。文書は、うねり、しわ、裂け
目、「耳折れ」、切抜き、オーバレイ、テープ、はり合
せ、打抜き孔、ステープル、粘着性または滑り易い部
分、またはその他の不規性さえ有する可能性がある。一
般に全て同一の清潔なバツチから送られ、従つてほとん
ど全く同一の条件とサイズである複写シートのセツトと
は異なり、文書は、たとえそれらが全て同じ「標準」サ
イズ(例えばレター・サイズ、法定サイズ、A−4、B
−4等)であつても、しばしば可成り変化する。それに
比べて同じセツト内にある文書でさえ、全く異なつた用
紙のバツチから送られ、また異なつた老化度がもしくは
湿度状態等と共に不定常的に変化するサイズを備えてい
る可能性がある。さらにまた、文書上のイメージおよび
それらの溶着がシートの給送特性を変化させることがで
き、またこれらのイメージは、適切に操作されなけれ
ば、給送中に、例えばタイプライタ用インキの汚染のよ
うな損害を受ける可能性がある。それにも拘わらず、サ
イズ、形式、条件の混ざり合つた文書をすら、文書の閉
そくや文書の損傷なしに、しかも各文書を所望の位置決
め場所に正しく且つ正確に整合させて、自動的または半
自動的に迅速に送り、位置決めさせ、複写することが望
ましい。
上記に引用した再循環文書フイーダについての特許に
おいて上述したように、重要且つ望ましい特徴は、両面
文書のセツトの両面の自動予照合複写を付与するために
両面文書を反転するように自動的に作動できる作り付け
の自動文書インバータを備えることである。しかしこれ
は、従来はRDHのサイズと重量とを可成り増大させてい
た。しかしそれは、選択的な(厚い、大きい、または貴
重なものに対する)手動文書複写のため、操作員によつ
てプラテンから容易に回して上げられ、次いでRDH作動
のためにプラテン上に回し下げて戻され得ること必要と
するRDHユニツトにとつては特に望ましくないことであ
る。この両面文書インバータのために増大されたRDHサ
イズに大きく寄与したものは、反転されるべき最大の文
書の寸法を受容しなければならないインバータの逆転シ
ユートすなわち反転経路およびそれを画定するバツフル
であつた。引用した技術に示してあるように、曲げもし
くは折り畳み、またはその他のRDH反転経路およびその
入力および出力フイーダを更にコンパクトにするため
に、わずかな成功しか伴わずに、各種の努力がなされて
いる。例えば1984年6月26日付発行の米国特許第4,456,
236号または同第4,456,236号、1982年5月18日付発行の
同第4,330,197号(そのインバータは1981年4月21日付
発行の同第4,262,895号に記載されている)、1980年11
月18日付発行の同第4,234,180号、1981年7月14日付発
行の同第4,278,344号、1984年7月10付発行の同第4,45
9,013号、1979年12月4日付発行の同第4,176,945号、お
よびここに引用されたその他の技術を参照されたい。前
記米国特許第4,176,945号におけるごとく反転経路を大
きく湾曲させることにより、シート給送抵抗および閉そ
く傾向の増大のような別の問題が生ずる。さらにまた、
インバータのシユートまたは経路の有効長さを制限する
ことにより、再循環され得る最大文書サイズが限定され
る。さらに、たとえ水平であつても、適切な長さの平た
んな文書反転シユートを作ることにより、RDHはプラテ
ンよりはるかに長くなつて大きな水平面積を占め、複写
サイズを増大し、あるいは複写器の上面の他の有用な作
業面積を操作員から奪い取る。例えば1980年12月9日付
発行の米国特許第4,238,126号シユート8対プラテン2
および第2図、1982年3月16日付発行の同第4,319,833
号、および1981年4月28日付発行の同第4,264,067号(R
DHではない)を参照されたい。文書再積重ねトレイおよ
びフイーダをプラテンの上(RDH内部)にではなくその
片側に置くことは同様且つそれ以上に不利な点を有し、
そのためと別の理由とにより、インバータ・シユートは
一般にRDHの片側に位置し、それを広げている。
RDHの別の望ましい特徴は、プラテンを横切つて文書
を流し送りしながら、再循環のためにRDHの再積重ねト
レイ内に文書を再積重ねせずに、RDHユニツトからそれ
らを排出するため、RDHのプラテン移送装置を用いる選
択的なSADH作動方式を備えることである。SADHで複写さ
れる文書シートまたはウエブも、なるべくなら、別個に
入力されることが望ましい。しかし、この選択的なSADH
作動方式と出力装置とを備える装置もまたRDHユニツト
のサイズ、重、複雑さ、およびコストを増大させる。以
前の着想の若干例が例えば、1978年3月21日付発行の米
国特許第4,080,063号と、上記に引用した前記米国特許
第4,176,945号(例えば第 図参照)と、1980年3月11
日付発行の同第4,192,607号と、1983年7月5日付発行
の同第4,391,504号とに開示してある。前記米国特許第
4,176,945号がSADH文書出力排出(第8図対第9図)に
利用される再循環文書インバータの一部を示すが、両者
は極めて湾曲しており、インバータが逆転シユートを備
えず、文書の運動の方向も逆転させない一定方向のルー
プ経路であることに注意されたい。ここに開示するRDH/
SADHユニツトは、上記に論じた所望の特徴を備え、上述
の諸問題および諸不利点の多くを克服するものである。
とくに、それによれば、プラテンよりも水平方向に余り
大きくない、複写器の上面のより小さい面積を占める一
層簡単で更にコンパクトなRDHが得られ、しかもまた、
望むように平たんで水平な文書反転シユートと、且つま
た、コストと空間を減少させるための種々の作業方式を
備えた同様な装置を利用して、平たんな水平のSADH文書
出力装置とが得られる。ここで、この装置は、変形なし
に、広範囲の文書のサイズおよび重量または剛さを処理
でき、それによつて閉そくの潜在的可能性をも低減でき
ることを示している。この開示した装置は、複写器自体
および/まだはSADH文書トレイの総合モジユラー接続機
構および/または分類機もしくは仕上げ機のような文書
出力モシユールとの作動の統合を利用するものである。
文書および用紙の経路のスイツチと計数器とを含む周
知の複写器の文書処理器ならびに複写器およびその制御
装置を一般的に示すその他の各種の特許の幾つかの例
が、米国特許第4,054,380号、第4,062,061号、第4,076,
408号、第4,078,787号、第4,099,860号、第4,125,325
号、第4,132,401号、第4,144,550号、第4,158,500号、
第4,176,945号、第4,179,215号、第4,229,101号、第4,2
78,344号、第4,284,270号、第4,335,949号、および同第
4,428,666号である。上記およびその他の特許ならびに
各種の市販複写器によつて示されるような、複写器の在
来のマイクロプロセツサの論理回路における在来の簡単
なソフトウエアの諸命令と文書処理器および複写器の制
御機能および論理のソフトウエアとは周知のものであり
採択されている。しかし、ここに述べた機能および制御
装置は、任意のその他の適当な、または周知の、簡単な
ソフトウエアまたは配線論理装置、スイツチ制御器等を
用いている複写器内に選択的に在来通りに組み込むこと
もできることは理解されよう。ここに図示しまたは説明
する諸機能の適当なソフトウエアは、言うまでもなく、
使用される特定のマイクロプロセツサまたはマイクロコ
ンピユータ・システムによつて変化し得るが、ここに示
した説明と参考資料とに基づく実験作業なしに、当業者
が既に入手しまたは容易にプログラミングし得るもので
ある。
上記に引用した技術に示されるように、例示の複写器
の文書および複写シート処理装置の制御は、プロクラミ
ングされた簡単な指令に直接または間接に応じて複写器
制御器から、および、スイツチが一回の運転で作られる
複写の数を選択し、片面複写か両面複写かを選択し、文
書が片面か両面かを選択し、複写シート供給トレイを選
択するなどのような在来の複写スイツチ入力の、複写器
操作員による作動か非作動かの選択からの信号によつ
て、それらを在来通りに作動させることにより達成でき
る。結果として得られた制御器の信号は、プログラミン
グされた通りに選択されたステツプと順序で、複写器内
の各種の在来の電気的ソレノイドまたはカムで制御され
るシート・デフレクタ・フインガ、モータまたはクラツ
チを在来通りに作動させることができる。制御器に続さ
れた在来のシート径路センサ、スイツチ、および紙押え
棒は、技術上周知のように、且つ上記その他の特許およ
び製品の示すところに従つて、文書および複写シートの
タイミングと位置とを検出するために利用できる。複写
器は、文書および複写シートが給送され循環される際に
それらをカウントして比較し、それらの概略位置のトラ
ツクを保持し、完了した文書セツトの循環と完成した複
写との数をカウントするなどして、それにより文書およ
び複写シートのフイーダおよびインバータの作動を制御
するなどのための、上記の接続スイツチおよびセンサを
備えた上記の在来のマイクロプロセツサ制御回路を利用
している。
発明の課題 本発明は、上述の各種の不利点と制約を克服し得る再
循環文書処理器を備えた複写器の提供を目的とする。
課題の達成手段および作用 上記の目的達成のため、本発明は、複写器の上面の撮
像ステーションを覆って作動のために閉じ得るように枢
動状に取り付けられた再循環文書処理器と、文書反転装
置とを備え、文書反転装置を用いて、文書処理器によっ
て再循環される文書を反転させることにより撮像ステー
ションで文書の両面を自動的に複写する能力を持つ複写
器を提供する。この複写器においては、文書反転装置は
一部のみが文書処理器内にあり、概ね平坦な固定の文書
シュートを作動状に且つ非一体に組み込んでいる。文書
シュートは、文書処理器を一層コンパクトにしながらも
自動文書反転能力を与えるように、複写器に一体に取り
付けられていて、文書処理器の物理的な一部、すなわち
該文書処理器と一緒に枢動するものではない。文書シュ
ートは、文書反転装置による逆転のために文書を入れて
案内するようになっている上方および下方バッフを含
み、それにより文書処理器が作動のために閉ざされた位
置にあると文書反転装置の作動部分となる。上方および
下方バッフルは、文書処理器の撮像ステーションを覆っ
て作動のために閉ざされている際には、該撮像ステーシ
ョンの横に隣接して、文書処理器内の文書反転装置の他
の部分と作動状につながっているだけである。
上記構成によると、文書反転装置の一部が文書処理器
内にあるだけで、残りの部分は複写器と一体に固定状に
取り付けられ、文書処理器が撮影ステーションを覆って
閉ざされると、文書処理器内の部分と作動状につなが
る。つまり、文書反転装置を2つに分けて設けているの
である。このため、取り扱う最大の文書に従って文書反
転装置の大きさと重量が増えるものの、それらを分散し
て、文書処理器への影響を僅かに抑制できる。従って、
文書処理器の大きさと重量の増加は少なく、枢動操作が
容易である。一方、文書処理器と大きさに影響しない反
転装置の残り部分により、文書経路ないしシュートをほ
ぼ平坦に水平に延ばすことができ、文書搬送の抵抗が減
り、閉そくの危険性が軽減する。かくして、文書処理器
がコンパクトで取り扱い容易であり、しかも紙詰まりの
少ない、高信頼性・高性能の複写器が得られる。
実施例 上述の特徴と利点ならびに他の特徴と利点は、限定す
るものではないが、次に説明する発明の特定例から明ら
かとなろう。例示の実施例に関する下記の説明は、図面
(縮尺は概略)を含むものである。
第1図ないし第3図、とくに第1図について説明す
る。ここに説明する方式を、参考としてここに組み入れ
たもののような各種の文書の処理器および複写器と共に
利用できることは理解されよう。背景的情報として、第
3図の例示的な再循環文書処理装置(RDH)の詳細につ
いて先ず論議する。従つてこの場合、例示の複写器10の
連結部分が図示の複写器プラテン12と簡単な全フレーム
光学系14とを含んでいるので、開示した位置決め装置
は、例えば、前に言及したように走査光学系と共に利用
できることが理解されよう。この光学系14は、選択され
た複写シート上にプラテン12上に各種倍率のプラテン12
上の文書イメージが得られる光学系の一例である。これ
は例えば、本質的に周知のごとく、法定サイズの文書を
レター・サイズの複写シート等に複写し得るように、少
なくとも2種以上の選択可能な縮小範囲を含んでいる。
必ずということではないがなるべくなら、この縮小の範
囲は、多種類の縮小量の選択が得られるように、かなり
の範囲にわたり連続的であることが望ましい。さらに、
但し必ずということではなく、この光学系14によれば、
1種類以上の文書イメージ拡大が得られる。レンズ、
鏡、および/またはプラテンの位置変更により上記の光
学的縮小および拡大変化を付与する機構は技術上周知さ
れ、上記に引用した参考諸資料に開示されており、従つ
てここには説明を要しない。文書イメージの所望の縮小
または拡大の操作員による選択は、複写器の制御器16の
操作卓(キーボード)上で在来通りに行われる。ここに
は、既に上記に述べたように、在来のプログラム作成可
能な複写器制御器16に接続し且つそれを制御する操作卓
上の選択可能な拡大〜縮小用スイツチまたはボタン17を
ここに示してある。選択された拡大または縮小用スイツ
チ17の作動により上記の変化が達成され、また上記の選
択された拡大または縮小比率を示す制御信号が制御器16
に与えられる。その代りに、または更に、光学系14の光
学素子の動きに関連して、またはそれを直接検出して光
学素子の実際の位置変更、従つて光学系14の実際の現在
の縮小または拡大比率を示す信号を与えるレンズまたは
鏡の位置のエンコーダ15を設けることもできる。
また、コピー・トレイ選択スイツチ18も制御器16に接
続している。在来のように種々のサイズの複写シートが
種々のコピー・トレイまたはカセツト内に置かれた場
合、特定のスイツチ18の選択により、文書イメージが複
写されている複写シートのサイズを示す信号が制御器に
与えられる。その代りに、または更に、第1図の下方右
側に示すように、個々の複写シート・トレイまたはこれ
らの複写シート・トレイから送られる複写シートの経路
の中に実際にシート・サイズのセンサを置くことがで
き、このセンサは、図示のごとく、制御器16に接続され
て、上記の特定のコピーに使用されている複写シート・
サイズを直接に示す信号を与える(これに関しては上記
に引用した技術的参考資料ひ留意されたい)。
従つて、使用されている複写シートのサイズと、その
複写シート上への文書イメージの光学的縮小または拡大
の比との双方を表示する信号を制御器16に与えることが
できる。ここで更に詳細に説明するように、これらの信
号の双方が文書の位置決めに利用される。複写用紙サイ
ズと選択された拡大または縮小比率とについての、この
入力された電気信号情報は、前記入力の双方の関数とし
てプラテン上の適切な文書イメージ位置を計算するた
め、他の情報と組み合わされる。これは、複写される特
定の文書シートが撮像プラテン12上に送られる際に検出
されたその後縁のタイミング/位置についての情報と組
み合わされる。計算された文書の可変的停止位置が得ら
れ、これにより機械的な位置決めストツパに文書を突き
当てる必要は全くなくなり、換言すれば、それにより機
械的な位置決めエツジまたはゲートへの文書シートの
「急停止」駆動が完全に回避される。
しかし、ここに開示した再循環文書処理/半自動文書
処理(RDH/SADH)装置20を先ず更に詳細に説明する。そ
れには、複写のため個々の文書シートまたは計算機方式
(折畳み式)の連続紙を送り込むことのできる選択SADH
入力装置21が含まれる。このSADH装置は、この文書処理
器20の作動のRDH装置と共通の同じプラテン文書移送装
置22およびその駆動装置(エンコーダを備えたサーボ・
モータを包含)ならびにその他の構成諸要素を利用す
る。RDH装置、即ち再循環(予照合)式の文書複写につ
いては、一連の原文書27が文書トレイ26内に表を上にし
て積み上げられる。それらは、上記に引用した参考諸資
料に述べてあるように、真空波状フイーダ28によつて積
重ね体の底から継続的に送り出される。
RDH/SADHユニツト20は、文書をトレイ26内に置きなが
ら複写後それらをトレイ26に戻さないことにより、非循
環自動文書フイーダ(ADF)として交互に利用すること
ができる。なるべくなら上記のADFはトツプ・フイーダ
を利用し、換言すればADF作動に対してはボトム・フイ
ーダ28を除去または休止して代りにADFのトツプ・フイ
ーダを挿入することが望ましい。このADFトツプ・シー
ト文書フイーダは、例えば、トレイ26の上部前縁に近接
した単一の軸に共通に取り付けられ且つその上で回転自
在に駆動される1984年7月2日付米国特許出願第627,26
9号(D/84049)に開示された形式の複数シート送りフラ
ツパを利用した簡単な「フラツパ」フイーダであつても
良い。
さらにここで説明するように、RDH/SADH20のRDH文書
再循環経路の周りに計画的に位置決めされた文書シート
の前縁および/または後縁センサ30、32、33、34が更に
制御器16に接続される。ここに開示する付加的なセンサ
は、SADH入力装置21内に入力される文書のためのSADH/C
FF入力センサ36と文書出口センサ38とであり、この両者
は制御器16にも接続されている。これから説明するよう
に、文書の幅を測定し、それによつて自動的に拡大比率
を制御するため、文書の経路に対して横方向に間隔をと
つて置かれた3組の文書幅センサ31も(任意選択的に)
設けられる。ここに説明する文書経路のセンサは全て、
なるべくなら、文書経路を横切る在来のフオトダイオー
ド光路を経由する文書シートの出入により、制御器16に
おける刻時読み時間と相関的に、且つ移送装置サーボ24
運動エンコーダのエンコーダカウンタと相開的に、その
時刻にその固定位置を通過する文書の前縁および/また
は後縁の通過を直接表示する出力信号が得られるような
市販用の写真光学的なものであることが望ましい。
在来の信号、即ちトレイ26内に文書が存在しないこと
を表示する信号と、文書セツト各循環ごとの信号(両者
共トレイ26の底部の孔を通してのセツト分離フインガの
落下による)とを付与するため、文書セツト分離器と積
上げ高さセンサ40とが制御器16に接続される。またセン
サ40によれば、フインガが積重ねの頂部に自動的にリセ
ツトされた時に、トレイ26内の文書27の積重ね体の近似
的な高さまたは厚さを表示する信号が得られ、その情報
は1982年5月3日付米国特許出願第373,919号(D/8203
5)およびそこに引用された技術に記述された真空波状
フイーダ(VCF)28のエアナイフ圧力を制御するために
利用される。
RDHトレイ26へ、またはそこからの同じ文書再循環経
路内には、間隔をあけた複数の文書シート給送ローラの
対もある。ここで、これらのローラの対はなるべく、ネ
オプレン・ゴムまたはその他の比較的高摩擦被動ローラ
とそれに対応する滑らかなステンレス鋼またはその他で
作られたアイドル・ローラとを含むことが望ましい。
ここでRDH経路内の文書のために設けられた第一の特
定のローラ駆動装置は取出し駆動ローラ42とその対応ア
イドル・ローラ44とである。それらは、文書が真空波状
フイーダ28によつて積重ね体から分離され最初に送り出
された後の文書の取出し給送に備えて、トレイからの文
書の出口のわずか下流にある。
第一センサ30は、VCFフイーダ28によつてこれらの取
出しローラ42、44のニツプ内に送り込まれるこれらの文
書の前縁を検出する。センサ30は、所定の時間の枠内で
文書が検出されない場合に、閉そく状態検査信号を与え
る。取出しロール42、44は、文書の斜めまたは横方向の
動きを生起することなく循環経路の弧状文書ガイドまた
はバツフル70を経て次の駆動ローラ46、48の対へ文書シ
ートを送るように、文書の経路に整合され、換言すれ
ば、それと零度の角度をなしている。斜行排除駆動ロー
ラ48とその対応斜行排除アイドル・ローラ46とが第2図
および第3図に拡大して詳細に示されている。それら
は、ここで更に説明するように、文書の前縁が斜行排除
ローラ46、48間のニツプに入つた後、取出しアイドル・
ローラ44が取出し駆動ローラ42から離れる方向にソレノ
イドにより引つ込められるようにした、自動的な文書側
縁の位置決めおよび斜行排除装置の一部を形成する。そ
れがローラ42、44間のニツプを開き、それにより文書シ
ートはローラ46、48のみによる斜行ならびに横方向位置
決めの制御から開放される。真空の力はVCF28から予め
除去されており、文書の後縁がそこから解放される。そ
れは、文書の前縁が取出しローラ42、44に捕そくされる
と直ちに行われる。
捕そくされた文書は、それがプラテン上に移送される
前に、即ち既にプラテン上にある先行文書の複写の完了
を短時間待つため、「待機」ステーシヨン位置に一時的
に停止させることができる。最初の文書の最初の送りを
別として、文書の前縁の好ましい待機ステーシヨン停止
位置88は、斜行排除ローラ46、48のニツプをわずかに越
えている。これは、第一センサ30を通過する文書の前縁
により開始されるタイミング・カウントによつて計算す
ることができる。そのエンコーダによりタイミング・カ
ウント・パルスが得られるようにしたサーボ・モータ24
によつて文書経路内のそれぞれの文書駆動ローラ42、48
が直接に駆動されるので文書の移動の距離と速度とは既
知であり、文書は少なくとも一つの文書フイーダのニツ
プ内で常に確実な制御を受ける。
待機ステーシヨン88内の文書シートの給送がいつたん
開始されると、この文書の前縁がプラテン駆動機構22へ
の上流入口のわずか上流の第二位置決めセンサ32を通過
する。センサ32はまた多機能的である。それにより、閉
そく検査の如く、適正な時間における文書の前縁の到着
が探索される。次いでセンサ32は、その位置で第二の閉
そく検査を行うため、トレイ26から送られる最大量の文
書に対する適正な時間の枠(カウント)内でその文書の
前縁の到着を探索する。最も最大なことには、ここで更
に詳細に説明するように、プラテン移送装置22のプラテ
ン移送装置ベルト50によつて文書がプラテン12上に送ら
れる際のセンサ32による文書の後縁の検出によつて、文
書の停止位置への計算された時限での位置決め移動の過
程が開始される。
再循環される最初の文書の最初の給送に際しては、プ
ラテン12の上流の一連の文書幅検出スイツチ31の別の最
初の待機ステーシヨンが選択的に設けられる。送られた
最初の文書は、制御器16内の不揮発性メモリーの参照用
テーブルにある標準的な一連の文書幅のいずれがこれら
のセンサ31の1組、2組、または、3組全ての閉そくに
対応するかの計算のため、ここに短時間保持される。セ
ンサ31の位置は文書の経路を横切つて横に間隔を置か
れ、従つて例えば、米国の標準レター・サイズの文書は
1組のセンサ31しか閉そくせず、長さ33.02cm(13in)
の文書は2組のセンサ31に閉そくするが第三センサ31を
閉そくせず、長さ35.56cm(14in)以上の文書は3組と
センサ31全てを閉そくする。この3組のセンサ31は、参
照用テーブルから文書サイズを用意して置くため、およ
び/または選択されたサイズの利用可能な複写シートに
適合するような上記サイズの文書の適切なイメージ縮小
(自動的な「強制適合」)を得るように光学系14を直接
に制御するために、制御器16に接続される。
プラテン移送装置ベルト50はなるべくなら、在来の高
摩擦材料から成る、単一の幅広い白色の、均等に光を反
射するベルトであることが望ましい。このベルト50によ
れば、法線力を増大させるための図示の背圧ローラと共
に、プラテン12上またはそれを横切つての滑りを伴わな
い、各文書の定位置への給送が得られる。複写後、ベル
ト駆動モータ24は再始動されて上記文書を次の文書の上
に送りながら排出する。ベルト50は、自動的に電気的係
合をなすクラツチを介してサーボ・モータ24に至る直接
駆動連接(接続線52で略示)により、その2個の端部ロ
ーラの一方を介して駆動される。サーボ・モータ24は回
転式エンコーダ、なるべくなら在来の一体軸エンコーダ
を備える。このエンコーダによれば、サーボ・モータ24
の回転の量、従つてそれによる移送装置ベルト50の対応
する移動の量を累積的に直接に表示するエンコーダの計
数信号(パルス)が制御器16に与えられる。移送装置ベ
ルト50は、更に説明するように、計数の比較により、制
御器16への上記サーボエンコーダ24出力パルスの予め定
められた所望のカウント数に達した時に、プラテンに沿
つた所望のベルト移動距離において、文書の撮像のため
に減速され且つ一時的に停止される。複写に直ぐ引き続
き、文書が入る方と反対側のプラテンの端部からの排出
のため、および次の文書について同時に給送するため
に、文書を一方向に移送するように、ベルト50と同じ方
向にサーボ・モータ24が再始動される。
外に出る文書は、プラテンの下流端に近接する第三閉
そくセンサ33を通過する。このセンサ33も、後に説明す
るように、ここで両面文書を反転させる装置の一部を形
成する。
反転もされず、あるいは文書処理器から排出されるこ
ともない文書、例えばトレイ26に戻つて再循環される片
面文書は、バッフル78を経由して復帰移送ローラ対54へ
直接に送られる。続いてローラ54は文書を再積重ねロー
ラ対56上に送り、それによつて文書の段付けとトレイ26
内の文書の積重ねの頂部に戻る文書の排出とが用意され
る。
あるいはまた、文書の排出または文書の反転のいずれ
かについて、ベルト50によりプラテン12から送り出され
る文書が、ソレノイドで作動される転向ゲート58(破線
の位置)により、出口ローラ対59の第一セツト内に転向
される。次いで文書は一方向重力式反転ゲート60を経由
して送られる。重力式反転ゲート60は、ローラ59によつ
てその中に送られた文書の前縁により、その破線の位置
に上方へ逸らされる。文書の後縁がゲート60を通過した
後、ゲート60は重力によつてその実線の位置に下方へ落
下する。
文書の反転のためには、文書がゲート60を充分に過ぎ
去つてゲート60が落下した後、今度は文書シートの移動
方向が逆にされる。上記の反転のために(再循環両面)
文書を逆進させることは、ゲート60の下流の、独立に且
つ可逆的に駆動される出口ローラ62の回転の方向を逆転
させることにより達成される。逆駆動される文書は、反
転させてトレイ26内に再積重ねを行うため、ローラ54内
に延伸する別の(逆進された文書の)経路内に、ゲート
60によつて上方に逸らされる。図示のシート・ガイドま
たはバツフルによれば、「Y」字の基底部を形成する概
ね水平な部分で反転される文書の概ね「Y」字形の反転
経路が得られる。但し、この部分61によれば、標準的な
反転シユートの一部しか得られないことに注意すべきで
ある。標準サイズの文書については、それらがローラ62
の逆転によつて逆進される際、この水平な部分的シユー
ト61内には文書の一部しかなく、一方、文書の残余(約
半分)はローラ62とシユート61の端部との双方を越えて
延び広がる。ローラ62と出口センサ38との双方が部分的
シユート61の開放端の近くにある。
反転される各シートに対するローラ対62の逆転のタイ
ミングとしては、なるべくなら、センサ33における上記
文書の後縁の検出から開始される制御器16におけるカウ
ントが望ましい。即ち、文書の後縁がセンサ33からゲー
ト60を過ぎ去つて移送されるに充分な移動量を与えるサ
ーボエンコーダパルスのカウントである。そのタイム・
カウントはまた、ローラ62の回転が逆転される前に、文
書がローラ62によつて完全に中心に捕そくされるに充分
である。ローラ62は、反転されるべき最小の文書の移動
寸法よりも近い、なるべくなら標準的な(例えば幅21.5
9cm(8.5in)の)文書の寸法の約半分よりも近い位置に
ある。
あるいはまた、但しそれ程望ましくはないが、カウン
ト後にローラ62の逆転を開始するように、出口センサ38
で文書の前縁を検出することもできる。いずれの場合に
も反転のタイミング・カウントはサーボ・モータ24のエ
ンコーダに因るものであるが、それは、共にサーボ・モ
ータ24で駆動されるベルト50およびローラ59による文書
のノン・スリツプ駆動のため、文書の移動がエンコーダ
に対応するからである。
ローラ62は、なるべくなら、別個の小さい可逆ACモー
タによつて駆動することが望ましい。しかし、とくにCF
Fウエブについて、一様な速度での駆動を確保するた
め、ローラ62はなるべくならSADH入力装置21のサーボ・
モータ24による駆動装置にクラツチ係合されることが望
ましい。
また上述の反転装置は、再循環されない(トレイ26に
戻されない)文書の排出に備えられる。上記の非再循環
文書のRDH/SADH20により給送および複写のため、文書を
SADH入力装置21に挿入し、SADH駆動ローラ64と対応アイ
ドル・ローラ66とで形成されるニツプを経て送り込むこ
とができる。アイドル・ローラ66は、文書挿入のため、
ソレノイド・カムで駆動ローラ64から下方に離すことが
できる。装入および最初の位置決めの間、隣接のSADHゲ
ート68はソレノイドで作動されて、SADH入口21(のみ)
の文書経路となる。センサ36でSADH入力を検出すること
により制御器16がSADH給送を開始すると、SADH入力ゲー
ト68がSADH文書経路の外に移動され、同時にアイドル・
ローラ66が持ち上げられて駆動ローラ64と駆動係合し、
文書を複写のため同じプラテン移送装置22に向けて送
る。SADHの文書入力経路は、一体バツフルを経由してRD
Hの入力経路内に没入する。文書がプラテン外に送られ
るにつれ、ゲート58が前記SADH入力に応じて自動的に持
ち上げられる。SADH文書はローラ59、62によつて送り出
され、反転されずに排出される。ローラ62がSADH入力の
ために逆転されることはない。SADHについては、ローラ
68が、文書の反転ではなく排出に備えられる。同様に、
ローラ62が置かれる反転バツフルの「Y」字形経路の水
平部分61により、反転シユートではなく、この方式での
文書の最初の部分的出力経路が得られ、換言すれば、SA
DH入力装置21に送入される全てのシートまたはウエブ
が、反転装置を用い出口センサ38を通過して完全に送り
出される。
文書処理器20の作動の再循環文書複写(RDH)方式に
おいては、積重ね体26から送られる全ての文書27が、半
円筒状に第一反転バツフル70内で、最初一度反転され、
斜行を排除される。ここでこれらのバツフル70は、第2
図に拡大断面で示した対応する大きな半径の湾曲した縁
部位置決めガイド72を一方を側部または縁に含んでい
る。ガイド72はなるべくなら、一体に弧状(半円筒状)
溝孔74と、交差してプラテンに至る共通のベース・溝孔
となる直線状のSADH入力溝孔とを含む単一の透明なプラ
スチツク成形品であることが望ましい。弧状溝孔74は互
いに近接して(なるべくならほぼ1cm未満の)間隔をあ
けた滑らかで概ね平行な側面を備えているが、給送され
る最も厚い文書の厚さをほぼ超える距離だけ間隔をあけ
配設される。適切な上記溝孔の幅は、文書面に垂直に測
つて、約2.5mmである。その底部76までの溝孔74の深さ
は、大きい程望ましい。約15mmが適当と見なされてい
る。溝孔74の底部76は滑らかな低摩擦の面を備え、各文
書シートが弧状バッフル70を通り斜行排除ローラ48、46
によつて給送される際、その一方の縁が上記底面に接触
して斜行排除され、側方位置決めされ、且つそれに沿つ
て滑るそれは、積重ね体のボトム・フイーダ28からプラ
テン12とプラテン駆動機構ベルト50との間のニツプへ文
書が送られている時である。溝孔74内部で斜行修正され
且つ側方位置決めされる文書の縁の継続的な拘束によつ
て得られる厳密な文書制御は、これが行われている間に
文書が著しく変形しても、これが行われることを可能に
する。
この装置によれば、各文書シートは、それがプラテン
12上に送られるほんの直前に、しかもそれが循環される
度毎に、正確に側方位置決めされる。この文書は、それ
がノン・スリツプ・プラテン移送装置によつて直ちに捕
そくされる前に斜行しまたは位置を乱すことが不可能で
ある。プラテン上での側方位置決め、または下流での側
方位置決め、または正確な再積重ねの位置決めは全く不
要であり、これは既に述べた如く、極めて有利である。
同様に、全ての斜行排除がこの同じ段階で達成され、こ
の方式のどこにおいても前縁の斜行排除は不要である。
その他の空軸ローラ42、44と54、56、59と62とは、再循
環過程で修正不可能な程大きな側方位置決め違いまたは
斜行を生じないように、真つ直な、斜行のない給送に備
えることのみが必要である。プラテン空軸22はそれに対
する文書の滑りを許さないので、文書がベルト50により
プラテンを通つて所望の定位置に移送される際、この装
置において得られる上流での側方位置決めと斜行排除と
は厳密に維持される。指摘したように、このようなノン
・スリツプ・プラテン移送方式は、上流での文書の斜行
修正によつてのみ実施可能である。機械的な位置決め縁
に接触する在来のプラテン上での斜行排除は、ノン・ス
リツプ・プラテン移送装置を以てしては実施できない。
プラテン12と再積重ねローラ56との間に反転バツフル
78の在来の第二セツトによれば、トレイ26に戻される文
書の第二の裏返しが得られる。バツフル78は、部分的バ
ツフル61と作動的に連通する上述の「Y」字形反転経路
の二つの上部分岐と一体をなし且つその端部を形成す
る。文書処理器(DH)における70以外のバツフル78、61
およびその他全つのバツフルは縁ガイドを持たず、従つ
ていかなる文書の縁の抵抗もない。同様に、トレイ26内
の再積重ねの側方ガイド(ここには図示せず)は、再積
重ねに対して摩擦その他の抵抗が全くないように充分に
広く間隔をとることができるが、それは、この方式の場
合、これらの側方ガイドにより、文書の微細な、または
最終的な縁での位置決めではなく、単に概略的な位置で
の再積重ねが得られるに過ぎないからである。
ここに開示したこの上流での側方位置決めおよび斜行
排除装置について更に論述すると、とくに第2図および
第3図に示すように、また上記に引用した米国特許第4,
179,117号に更に論じてあるように、摩擦抵抗を異にし
反対方向に斜行するローラ46、48によつて、適当な限定
された斜めまたは横方向のベクトル分力が文書シート内
に生起される。この場合、高摩擦駆動ローラ48はなるべ
く、文書の側縁位置決め壁(縁ガイド72の溝孔74の底部
76に対して約3.5゜の角度にあることが望ましい。対向
する滑らかな低摩擦アイドル・ローラ46はこの場合、縁
ガイド72から約7゜だけ反対方向に斜行する。ホイール
48の横方向ベクトル分力は文書の縁が溝孔底部76に完全
に当接するまでそれを溝孔74内に継続的に押圧し、その
縁によつてその文書シートが位置決めされ且つ斜行排除
される。次いで、対向する斜めローラ46が、ローラ48に
よつて更に試みられる横方向の文書の移動力に対する溝
孔底部76の抵抗を助ける。溝孔底部76は、文書の運動の
主要な方向と平行である。
最も重要なことに、溝孔74とバツフル70の残余とが連
続的に弧状をなしているので、文書はその中で同様に弧
状に湾曲している。これによつて高いビーム強さが得ら
れる。即ち、斜行排除と側方位置決めとは、厳密に制御
された半円筒状の形に大きく曲げられた文書によつて文
書シートのビーム強さが最大限にされるようにした中間
部分で、ローラ46、48によつて遂行され、それによつ
て、この縁の位置決めと斜行排除の過程の間にしわの発
生または座屈(と、従つて閉そくと)に対する文書シー
トの抵抗性が極めて大幅に増大される。溝孔74の対向側
面の狭い間隔によつて、弱いシートされもそれらの斜行
を排除する力によるしわの発生、波打ち、または座屈か
ら保護される。
この装置によれば、斜行排除および側方位置決めに文
書シートの最大のこわさまたは強さが付与され、通常の
平たんな形状での斜行排除および側方位置決めには余り
にも薄く且つ弱い文書に備えることができる。この形式
の文書は、在来の前縁位置決め斜行排除によつて容易に
損傷される。従つて本装置により、「緩徐停止」即ち非
機械的且つ非斜行排除的なプラテン移送装置位置決め装
置における文書給送の許容範囲と信頼性とが増大され、
予め斜行排除された文書を、例えそれらが極めて軽量な
弱いシートであつても直接上記位置決め装置に送ること
により、同装置を有効に利用することができる。
上記に指摘したように、取出しアイドル・ローラ44
は、文書が斜行排除ローラ46、48の制御を受けると直ち
に、ソレノイドまたはカムによつて自動的に持ち上げら
れる。これによつて文書の後縁部分はローラ46、48か
ら、従つてローラ46、48による側方位置決めおよび斜行
排除に対する何れかの移送装置が及ぼす何等かの横方向
の抵抗または障害から解放される。従つて、文書シート
がローラ46、48を経て送り込まれるや否や、またそうす
る間、それらは溝孔底部76に対する文書の縁の一定の押
圧を継続的に維持する。文書の縁は、縁ガイド72(なる
べくなら一体成形品)により全て積重ねフイーダ28の出
口からプラテン移送装置22の入口まで連続的に延びてい
る滑らかな面を有する連続的な溝孔74が得られるので、
溝孔74内を自由に滑る。また、溝孔74と残余のバツフル
70とは、(約5cmを超える)大きな半径を有し、斜行し
ない。溝孔74への二つの入力装置は、なるべくなら、そ
こへ文書を導くための、滑らかに広げられた(幅広い)
開口部を有することが望ましい。
文書の前縁がローラ46、48を通過した直後における文
書の給送中の正常な休止によつて、最初の、即ち取り出
し用のローラ42、44間のニツプのこの引離しに付加的な
時間が用意される。参照数字88は文書の前縁のこの正常
な待機ステーシヨンを示す。この休止は、例えば第一の
文書に対し、また最初の、文書の非複写(計数)「旋回
サイクル」循環に対しては、極めて短くし、または全く
省略することができる。しかしこの休止は、第二および
後続の文書を複写する場合には重要であり得る。これら
の後続文書は、先行文書がプラテン12上で複写されてい
る時にそれらの前縁が待機ステーシヨン88に達すると、
停止ローラ48によつて停められる。
SADH入力装置21に対して、他の別個の異なつた斜行排
除ならびに側方位置決め装置が設けられる。第4図の底
面図に詳細に示すように、この入力装置のアイドル・ロ
ーラ66もまた、側縁ガイドから7゜逸れて斜行する。し
かしここで、高摩擦駆動ローラ64は、側縁ガイドに対し
約7゜の角度をなしている。この側縁ガイドは、溝孔74
と同じ大きさおよび形状の別個ながら交差する分岐を備
え且つ溝孔底部76と同一平面上の底部を有するガイド72
の一体延長部である。このSADH入力装置21に示されてい
る文書の待機ステーシヨンはSADHゲート68に在る。二つ
の待機ステーシヨン68、88からの文書は、同等に短い経
路に沿つて、移送装置22への入口の共通の位置に送られ
る。しかしこれら二つの待機ステーシヨンは隔離され且
つ互いに不干渉なので、時間的遅延(複写器ピツチ損
失)なしに、いずれかの待機ステーシヨンから、あるい
はまた指令に基づいて、複写すべく文書を送ることがで
きる。SADH方式のセンサ36における文書の存在により、
たとえRDHトレイ26からの給送が進行中であつても、即
ちたとえ文書が既にRDH方式の待機ステーシヨン88にあ
つても、RDHトレイ26からの文書の給送を自動的に迅速
に中断するために利用できる信号が得られる。従つて、
複写態様間の切替えのための複写中断時間は除かれ、ま
た最小限にされる。両面文書反転装置58、59、60、62は
プラテンのSADH入力装置21と反対側にあるので、それら
もまた互いに干渉しない。事実、指摘したように、同じ
出力/インバータ経路とゲート58と駆動装置59、62とセ
ンサ38とを共有することにより、それらは相まつて作用
する。
SADH入力ローラ64、66による斜行排除は、文書がゲー
ト68内に挿入される際と、ゲート68が開かれて文書が底
部移送装置22へ送られた後との何れにおいても継続的に
生起される。
在来の慣習に関わりなく、(文書入力(プリプラテン
または給送および斜行排除)ローラ46、48および64、66
は、文書シートを横切つて延びる複数のローラではな
く、文書シートの一方の縁に沿つて作用する単一のロー
ラ対である、ということは銘記されよう。即ち、文書シ
ートの入力装置からプラテンに至るその移送と斜行排除
と側方位置決めとが、シートを横方向に横切り、シート
の給送方向を横切つて延びている複数の、または細長い
ローラを在来通りに利用することによつてではなく、小
さい摩擦ローラにより文書の一方の縁付近だけで文書を
把持することによつて行われる。
以下の記載は、文書シートの別の即ち斜行軸線上での
複写のための文書シートの位置決め、即ち文書の移動方
向における文書の前縁ほ位置決めに関する。この場合こ
れは、サーボ・モータ24の一体エンコーダパルス出力を
利用して制御器16により制御されるサーボ・モータ24の
制御された停止位置によつて、プラテン上で達成され
る。所望の計算された停止位置で停止するように文書を
制御するため、サーボ・モータ24の制御装置を利用し
て、可変位置決め制御装置が設けられる。文書の前縁の
このような計算された実際の位置決め場所の例を92に示
す。この実際の文書停止位置92は、文書の前縁の予め選
択された理想的な位置決め位置に対して計算される。こ
の場合、この所望の、または理想的な位置は、プラテン
の下流側の縁に密接に近接している。しかしそれは、プ
ラテン上の何れか他の場所であつても良い。この場合プ
ラテン12が、その正常な実際のまたは有効な撮像領域よ
りもはるかに大きいことに注意されたい。この撮像領域
は、拡大比率で除した実際の文書サイズであり、換言す
れば、複写器の光学系14で「視た」実際の像の面積は、
光学的縮小の程度によつて増大される。文書はなるべく
なら、それがプラテン上に在るときは常に、文書の前縁
を「位置決め」に、即ち有効撮像領域の下流側の縁に合
わせて、プラテンのこの撮像領域内に正確に置くことが
望ましい。
この装置の場合、文書の下流側の縁、即ち前縁はなる
べく、可変停止位置92へ正常に、但し必ずしもプラテン
の下流側の縁に近接してではなく、自動的に位置決めさ
れるのが望ましいことに注意されたい。しかしこの装置
においては、位置決めの計算が、プラテンの上流縁の文
書の後縁が送られる前に、センサ32における文書の前縁
の通過の検出に基づき且つそれによつて開始される。プ
ラテン上流縁に文書後縁が送られることは、それが、残
余の上記文書が確実に捕そくされてプラテン移送装置22
とノン・スリツプ駆動係合した後、即ちほとんど全ての
文書がベルト50の下側部分とプラテン12との間に保持さ
れた後に発生するので、望ましいことである。ベルト50
のこの下側部分は、文書のいかなる滑りまたは斜行をも
防止するため、複数の背圧ローラにより文書に向かつて
押し付けられる。
この場合の位置決めは、文書が停止される位置と時間
とである。それはまた、全フレーム急速せん光照明を複
写器内で利用できるならば、照明光学素子がせん光を発
する時点であつても良い。このせん光照明の場合、文書
移送装置は実際に停止する必要がなく、換言すれば文書
は、計算された位置決め場所にその像を迅速に写すこと
により、光学的に「停止される」だけである。
文書は、文書の後縁を検出し、次いで、プラテンを横
切つて文書を給送する文書フイーダ22により生成される
電気パルスを、それらが、その時点から初めて正確な停
止に至るまでの予め計算された所望のカウントに達する
まで計数する(刻時する)ことにより、そのプラテン上
における適切な所望の撮像位置に位置決めされる。サー
ボ駆動装置24のエンコーダによれば、直接に移送装置22
の動きに対応する正確なパルス・カウントが得われる。
プラテン移送装置22はこの場合、常に一方向に駆動さ
れ、従つて駆動装置24とベルト50の実際の動きとの間に
はバツクラツシも引張り誤差もない。複写器制御器16
は、文書の後縁によるセンサ32の作動と同時に、位置決
めのためサーボ・モータ24のエンコーダ出力のカウント
を開始する。サイクル内における文書の相対的なタイミ
ングとその時点にセンサ30または36を通過する文書の間
隔、および/またはセンサ32におけるその文書からの前
縁より前の信号により、制御器16はそれが、その時に制
御器が32で検出している文書の後縁であつて前縁ではな
いことを知つている。文書の後縁の検出により、文書移
送の正確な位置決め停止位置に対する秒読みが開始され
る。
上記に指摘したように、上記秒読みが到達すべきエン
コーダパルス・カウントは、複写紙サイズと、上記複写
シート上に複写する際に文書イメージが拡大または縮小
されるべき選択された拡大または縮小比率との双方につ
いての入力情報を組み合わせる制御器16内の事前計算に
基づくものである。
即ち、この装置により、選択されたまたは測定された
複写サイズと、選択されまたは測定された拡大/縮小比
率との双方の関数として、プラテン上のどこで文書が理
想的に停止されるべきかの計算に応じて文書移送装置22
が停止される。言うまでもなく、拡大比率は、技術上周
知のごとく、複写器のプラテン12と受光容体との間の鏡
およびレンズならびに結合体の位置の関数である。しか
し上に示したように、本装置の制御器16への入力として
利用される選択された縮小または拡大比率は、二つの入
力、スイツチの選択(比率セレクタ・スイツチ17または
複写器操作卓上の目盛板および表示)および/または光
学的構成要素の結果的な実際の位置を検出するレンズま
たは鏡位置エンコーダ15のいずれかまたは双方に基づく
ものであつても良い。従つて例えば、若し操作員が上記
スイツチ17により「正常」または1〜1.01(わずかに過
大)の複写比率を選択すると、その情報は、この場合の
位置決め計算のため、且つまた通常その過大比率に対し
て光学系14に正しい位置をとらせるために制御器16に入
力され、次いで光学系のエンコーダ15によりその確実な
信号が上記と同じ拡大比率の制御器16に与えられる。
エンコーダ秒読み値に対する位置決め場所計算への別
の予備的入力は、複写紙サイズに対応する信号である。
その情報もまた、選択されたスイツチ18で操作卓の複写
トレイ・セレクタから、および/または複写シート・サ
イズ・センサから直接に入力できる。この場合これら
は、在来のように用紙サイズの表示を与える用紙の経路
内または複写シート・トレイ内のセンサであつて良い。
それらの信号は、限定された数、または特定の複写器お
よび使用国の「標準」用紙サイズに制限しまたは変換す
ることができる。ボタン18は、それらの局所的標準サイ
ズの一つを選択するためにプリセツトすることができ
る。それは、複写器の不揮発性メモリーに記憶されてい
る予め選択された限定された数の用紙サイズにそれぞれ
対応する、限定されたセツト数の予め計算された信号
の、選ばれた一つである「PS」信号の用紙サイズを備え
ることである。これらは制御器16により、位置決め運動
の方向に、それらの寸法と同等のサーボ24のエンコーダ
カウントの中の、それらの対応する寸法に、即ち、あた
かも複写シートがプラテン移送装置22によつて上記の同
じ距離まで移送されたかのように、変換される。
指摘したごとく、代りに、また付加的に、スイツチ18
による用紙サイズの選択されたものを簡単に入力するた
め、そこに示しあるいは用紙の経路内の他の場所に位置
させた用紙トレイと共に、第1図の下方右側に略図で示
したように、複写サイズ・センサを設けることができ
る。複数のセンサの間隔をあけた線に沿つた特定の単数
または複数のセンサの作動により、上記の近似寸法の用
紙が表示される。なるべくなら、次に、接続している制
御器16は、その不揮発性メモリー内の表または記憶内容
から、上記複写シート・センサを作動させ、上記センサ
が位置し且つ/またはそれによつて複写トレイ給送が選
択されているようにした特定のトレイに適合する最も近
い複写シート・サイズに対応する、当該エンコーダカウ
ントで示す一つの信号を検索することが望ましい。これ
によつて、センサによる近似的な複写シート・サイズの
検出が、エンコーダカウントで示される標準化された、
または的確な複写サイズ出力信号に変換される。
あるいはまた、とくに複写器が特殊サイズの複写シー
ト用に別個に専用複写用紙トレイまたは取外し自在のカ
セツトを利用する形式の場合、制御器16は必然的に、複
写器への特定のトレイの挿入または特定のトレイのため
の一つのセレクタ・スイツチ18の選択がそこからの唯一
つの特定標準サイズの複写シートの給送を意味する状態
になり、且つ必然的に、その不揮発性メモリー内に在来
通りにプログラミングされた在来の表による位置決め計
算のため、対応するエンコーダカウント信号が得られ
る。
指摘したように、文書移送装置22は、複写サイズと拡
大または縮小比率との双方に対応するエンコーダカウン
トで示すこれらの入力信号を結合させる計算に対応して
所望の位置決め場所に文書を停めるために停止される。
この結合された計算によれば、文書の後縁がセンサ32に
より検出された時からどれだけ駆動されるべきかをサー
ボ駆動装置24に精確に指示するサードエンコーダカウン
トが得られる。この計算によれば、前記停止に先んじて
文書の移送をどこで停止させるべきか、についての情報
が得られる。従つてそれは、サーボ24の、急激な停止で
はなくプログラミングされ制御された減速(スローダウ
ン)停止を得るために利用される。急激な停止により、
ベルトに対する文書の滑りが生起される。指摘したよう
に、文書は専ら、移送装置22の制御された停止によつて
所望の位置決め場所に位置決めされる。文書は、いかな
る位置決めゲート、フインガまたはその他の機械的スト
ツパによつても停止されず、またベルト50に対して停止
しない。
停止位置は複写用紙サイズと像の縮小/拡大とにした
がつて変化するが、他の位置上の基準をそれに加えるこ
ともできる。それにはとくに、プログラミング可能なマ
ージン移動の望ましい任意選択的な付加が含まれる。そ
れは、複写シート上の文書の像の位置を相対的に移動し
て複写シートの縁のマージンに相対的変化に与えるた
め、計算された停止位置からの、付加的な予め選択され
た距離により、プラテン上の文書の停止位置を移動させ
る付加的入力である。それは、両面複写シートの第二面
を結合するための適切な左側マージンを確保するために
とくに有用である。マージン変更その他のための、この
付加的位置決め移動は単に、選択されたマージン移動を
加減するための、制御器16への操作卓入力装置上での別
の例示のスイツチまたはノブの選択によつて得られる。
このスイツチ作動により制御器16は、プラテン移送装
置22が複写のために停止する前の、その選択された付加
的な動きに対応する秒読み計算にサーボエンコーダカウ
ントの数を加えるように、例えば更に±13mmの移送装置
22の動きを加えるように支持される。
この場合の移送装置22の位置決め停止の特別の計算は
なるべく、式「REG=DIST−(PS/MAG)+SHIFT」に該当
する方程式によつて行うことが望ましい。この秒読み時
間の式において、REGはサーボ24のエンコーダカウント
の計算された合計数であり、これにより文書移送装置22
が後縁検出後に駆動されることになる。即ち、センサ32
の作動後累算されたサーボ24からのエンコードパルスの
数がこの計算されたカウントに達した時、移送装置22は
制御器16により停止される。この方程式におけるDISTは
定数である。それは、この給送方向において在来通りま
たは周知の寸法を有する文書について計算された、検出
装置32と文書の前縁がプラテンの下流縁に近接する予め
選択された理想的な位置決め場所90との間のサーボエン
コーダカウントで示す所望の距離に対応するプリセツト
されたサーボエンコーダカウント数である。PSは、上記
に論述したように、サーボエンコーダカウントで示す選
択された用紙サイズである。前記PSをMAGで除してある
が、これは選択された拡大または縮小比率である。SHIF
Tは、上記に論述したように、この計算の任意選択的部
分である。それは複写マージンを変更するための、サー
ボエンコーダカウントで示した停止位置における選択さ
れた移動で、前記移動はいずれも選択されたものと仮定
する。選択された移動がなければ、この成分は零とな
り、この式から消える。
センサ32を置くことが望まれる位置決め場所の上流の
いかなる距離においても、センサ32の実際の位置に適応
するようにDISTをプリセツトできることに注意された
い。同様に、種々のサイズのプラテンもしくは光受容体
上の種々の所望の位置決め場所に適応するように、また
は種々の複写シート位置決め装置に適応するようにDIST
を変更できることに注意されたい。派遣技術者は、単に
複写器の不揮発性メモリー内のこのDISTカウントを変更
することにより、上記の特定複写器の特定の機械的な公
差および変動に適応するように、複写器の文書位置決め
を電子的に調整することができる。これは、機械的位置
決めに影響する1個以上の機械的構成要素の機械的調整
を必要とし且つ特殊な調整工具などを要する可能性のあ
る在来の複写器を上回る利点である。製造もまた、この
ように単純化することができる。記憶されたエンコーダ
カウントの電子的変化は、適切な位置決めを確認するた
めのマーク付き試験文書の試験複写で直ちに試験するこ
とができる。
上述の計算された位置決め装置の作動についての付加
的な計算もしくは制御および/または加えられる制約を
考慮しておくこともできる。とくに位置決め計算には、
特定の複写器のために最大および/または最小REGカウ
ントをプリセツトすることにより、文書が、PSもしくは
MAGまたはSHIFT信号の大きさに関わりなく、それが完全
にプラテン上に載り、しかもそこから伸び広がらない位
置に、複写のために停止されるという保証が含まれるこ
とが望ましい。
とくにこの装置は、文書の前縁がプラテンの下流縁を
こえていつ停止し、いつ停められるかということと、従
つて完全には撮像されないということとを表示するよう
にプログラミングすることができる。これは、複写前ま
たは複写中の文書の前縁による下流のセンサ33の作動に
よつて得られる。しかしこの特徴はなるべくなら、また
更に正確には、センサ32とプラテンの下流縁との間の全
有効距離(即ち予め選択された位置決め点90またはDIST
カウントからプラテンの下流縁までの距離)に対応する
エンコーダカウントを不揮発性メモリー内に含むことに
よつて得られることが望ましい。上記の下流側のプラテ
ンの縁のカウントを超えるREGカウントが上述の式によ
つて得られた場合、制御器16によつて操作卓上に信号を
ひらめかせ且つ/または複写を制止することができる。
あるいはまた、そしてなるべくなら、この場合文書は、
たとえREGが代り(最大行程)の停止位置を付与するカ
ウントを超えても、プラテンの下流縁にある文書前縁に
対応するサーボエンコーダカウントで停止させ得ること
が望ましい。あるいは、または更に、光学的比率または
用紙サイズを自動的に変えることができる。
備えることのできる、それ以上の、付加的な(ある場
合には相関的な)特徴がある。これは逆の場合、即ち、
計算されたREGカウントが非常に小さいため、プラテン
移送装置22が、正常に計算されたREGカウントの停止位
置に文書フイーダ22が停められた場合のプラテン上への
全行程まで文書の前縁を送るに充分な距離だけその文書
を駆動しない場合に、操作員の指示または制御を与え
る、ということである。文書の前縁のための計算された
停止位置でプラテン上に在るべき文書の前縁のこの故障
は、複写前または複写中センサ32における文書の後縁部
分の継続的な存在を検出することによつて得られる可能
性がある。しかし、なるべくならこの情報は、計算され
たREGを、文書経路のセンサ32からプラテンまでの距離
のエンコーダカウントであるプリセツトされた最小許容
REGカウントと比較することによつて付与されることが
望ましい。上記の式におけるこの最小値より小さいREG
の計算により、後縁がセンサ32からプラテンまでの距離
まで駆動されないということが、制御器16に対して指示
される。既に述べた下流の問題と同様に、これは操作員
に信号で知らされて、操作員に、この問題を取り除く用
紙サイズまさは拡大比率の別の選択を行うように命ずる
ことができる。あるいはまた、それを、許容できる再計
算されたREGカウントに達するまで、選択された用紙ト
レイを自動的に変え且つ/またはその文書のための選択
された拡大比率を自動的に変えることにより、自動的に
行うことができる。それは、文書の後縁が常に複写前に
プラテンに到達することを確保するため、全ての場合、
プリセツトされた最小カウントを超えることをREGに要
求することである。この変更、即ち大形文書、が矢張り
または更に上記の同じ文書の前縁にプラテンの下流縁を
超える計算されたREG停止位置を有するようにさせた場
合には、上記の別の問題について上に述べた付加的な特
徴もまた自動的に作用し始める。制御器は、それらを複
写することを阻止し、あるいは文書の何れの端がプラテ
ン上にないかについての選択を行うように、これをプロ
グラミグすることができる。
矛盾なく与えられる更に別の任意選択的な特徴は、そ
の送り方向に複写される文書の実際寸法をさらに測定し
または計算することと、その上その情報を利用すること
とである。文書の長さ(横方向の寸法)は、上述のごと
く、センサ31で計算することができる。これはまた、文
書の別の寸法についても、例えばセンサ32で文書の前縁
を検知し、且つその時からセンサ32におけるその文書の
後縁の検知までその文書を移送するに要するサーボエン
コーダパルスをカウントすることによつて得られる。
(文書がプラテン移送装置ベルトの完全な制御を受ける
までは、速度の変動による若干の誤差があり得る。)サ
ーボ24のエンコーダカウントで示したこの文書の寸法は
計算されたREGと比較することができる。それは例え
ば、上記の特定の選択された複サイズと拡大比率とに対
する上記の文書の幅のためにその文書の前縁が、下流の
プラテンの縁の下流で停められることを予想し、また拡
大比率および/または複写シート・サイズを自動的に変
えることによつてこれを自動的に回避することにさえ用
いることができる。
ここで更に、ここに開示した機能的に一体化され且つ
部分的に構造的に一体化された二次元の反転/排出装置
に言及するが、極めてコンパクトな、切り詰めたサイズ
で、しかも確実に給送する装置が備えられている。とく
に第1図および第2図について説明する。既に指摘した
ように、インバータの文書逆転シユートの最初の部分61
とそのバツフルとが、物理的に旋回RDHユニツト自体と
一体をなしている。また、前記部分的シユート61および
可逆駆動装置と一体の可逆ローラ対のセツト62もRDHユ
ニツトと一体をなし且つそれに対して旋回自在である。
それらの可逆作動方式においてローラ62は、再循環され
る両面文書を反転させるためのインバータの一体部分を
備える。SADH入力によつて自動的に開始されるそれらの
非逆転態様にあつては、ローラ62が、文書を部分的シユ
ート61からその開口端の外へ排出する方向にのみ回転す
る。
第1図に示すように、部分シユート61の開口排出端
は、RDHユニツト20がその、プラテン12上の通常閉じて
いる作動位置にある時は常に、固定インバータ・シユー
ト80へ直接に連通している。即ち、部分的シユート61を
画定する部分的バツフルの外端は、主反転排出シユート
80とを形成する一層大きな広く間隔を空けたバツフルの
入口に密接して直接に開口する。しかしこの主シユート
80は、在来のものと異なり、RDHユニツト20上にはな
い。その代りにそれは複写器10と一体をなし、従つてRD
Hユニツトのサイズまたは大きさを増加させていない。
更にそれは、RDHユニツトが再循環させ得る最大サイズ
または文書サイズの全範囲を処理できる、極めて望まし
い平たん且つ水平なフルサイズのインバータ・シユート
を備えている。主シユート80が、その逆転に際して、文
書の自由な動きを制約しまたは阻止することはない。し
かしシユート80は、第1図に示すように、部分的シユー
ト61から一時的に急速に延伸した文書の下流の半分を拘
束する。これにより、その急速な延伸および逆転の間、
操作員と文書との双方が防護される。またシユート80に
よれば、逆転されずに排出される文書に対して一層の案
内も得られる。シユート80はまたそれ自体、文書の排出
のための開口端を備えており(第2図も参照のこと)、
そのバツフルまたは内部の形状は、シユート80の開口端
から適当な積重ね区域またはトレイ、例えばこの場合隣
接の再積重ねトレイ84、の中に送り出される文書を案内
するのに役立つようなものである。例えばシユート80の
下方バツフル86は、文書の反転のための水平位置から文
書の排出と再積重ねを助けるための第1図の例示の斜面
の位置へ旋回できる旋回自在の斜面であつても良い。上
方バツフル85はなるべくなら、図示のような固定した囲
い、即ち「ドツグハウス」であることが望ましいが、文
書の閉そく排除に役立つために取外し自在であつても良
く、また文書の可視性のために透明であつても良い。そ
れには図示のような内部ガイド・リブがあつても良い。
更に一層コンパクトであるためには、シユート80およ
びそれに関連する文書排出部分、この場合排出トレイ84
は、複写器の排出モジユール82と一体であつても良い。
これは、図示のような複写器の一端に取り付けられた複
写器の分類機もしくは仕上げモジユールまたはその他の
複写シート受容装置の一部またはその上面への付属装置
であつても良い。いずれの場合においても、全て一体の
複写器付属装置内にある文書反転シユートまたは文書排
出装置のいずれかによつて上面の作業領域が占められる
ことはない。モジユール82はそれ自体、まさは複写器の
排出モジユールの一部として、複写器の本体または処理
装置の大きさを増大させることなく別々に輸送しまたは
据え付けることができ、文書の排出および反転経路の構
造体それ自体コンパクトになり得る上、望むならば、取
外し自在にすることができる。文書シートのステープラ
−またはステツカー・ユニツト・モジユールの上面部分
は通常使用されていない部分であり、それを使用するこ
とによつて、結合された複写・仕上げユニツトの全体的
な寸法および床面積が増加しまたは可成り増加すること
がないので、これをシユート80およびトレイ84などとし
て利用することはとくに望ましい。この場合、RDHユニ
ツトではなく複写器と一体をなしている文書反転・排出
ユニツトの上記の(固定)部分には、駆動装置、セン
サ、または可動部分が不要であることに注意されたい。
これらの作動諸要素の全てはRDHユニツトと一体である
ことが望ましいが、通常反転経路として必要な空間は望
ましくない。
文書排出方式および経路の用途はSAFH入力文書に限定
されない。それは例えば、以前の複写作業においてプラ
テン上に予め残されていた文書を排出するため、また
は、若し必要ならば、閉そく修正作業の回復する目的で
文書を排出するためにも用いることができる。
ここに開示した実施例は好適なものであるが、それら
が単に例に過ぎないことと、特許請求の範囲に包含され
る本発明の趣旨に基づき、当業者が数多くの選択、修
正、変更、または改良をなし得ることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一例に組み込まれた例示的な再循環文
書処理器の部分略正面断面図、第2図は第1図の複写器
およびRDHの斜視外観図、第3図は第1図のRDHの拡大背
面断面図である。 図の主要な部分を表わす符号の説明 10:複写器、12:プラテン 14:光学系、15:エンコーダ 16:制御器 17:スイツチまたはボタン 18:トレイ選択スイツチ 20:文書処理器、21:SADH入力 22:プラテン文書移送装置 24:移送装置サーボ・モータ 26:文書トレイ、27:原文書 28:真空波状フイーダ 30:第一センサ、31:幅検出センサ 32:第一センサ、33:第三センサ 36:センサ、38:出口センサ 42:駆動ローラ、44:アイドル・ローラ 46:アイドル・ローラ 48:駆動ローラ、50:ベルト 52:接続線、54:駆動ローラ対 56:再積重ねローラ、58:転向ゲート 59:出口ローラ対、60:重力式反転ゲート 61:シユート、62:出口ローラ 64:SADH駆動ローラ 66:アイドル・ローラ 68:SADH入口ゲート 70:バツフル、72:位置決めガイド 74:弧状溝孔、76:溝孔底部 78:反転バツフル 80:インバータ・シユート 82:排出モジユール、84:排出トレイ 85:上方バツフル、86:下方バツフル 88:待機ステーシヨン 90:位置決め場所、92:文書停止位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−203031(JP,A) 特開 昭59−201073(JP,A) 特開 昭56−6231(JP,A)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複写器の上面の撮像ステーションを覆って
    作動のために閉じ得るように枢動状に取り付けられた再
    循環文書処理器と、文書反転装置とを備え、この文書反
    転装置を用いて、前記文書処理器によって再循環される
    文書を反転させることにより前記撮像ステーションで文
    書の両面を自動的に複写する能力を持つ複写器におい
    て、 前記文書反転装置は一部のみが前記文書処理器内にあ
    り、概ね平坦な固定の文書シュートを作動状に且つ非一
    体に組み込んでいて、 前記文書シュートが、文書処理器を一層コンパクトにし
    ながらも自動文書反転能力を与えるように、複写器に一
    体に取り付けられていて、前記文書処理器の物理的な一
    部、すなわち該文書処理器と一緒に枢動するものではな
    く、 前記文書シュートは、前記文書反転装置による逆転のた
    めに文書を入れて案内するようになっている上方および
    下方バッフルを含み、それにより前記文書処理器が作動
    のために閉ざされた位置にあると前記文書反転装置の作
    動部分となり、 前記上方および下方バッフルは、前記文書処理器の前記
    撮像ステーションを覆って作動のために閉ざされている
    際には、該撮像ステーションの横に隣接して、前記文書
    処理器内の前記文書反転装置の他の部分と作動状につな
    がっているだけである複写器。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項に記載の複写器にお
    いて、前記文書シュートが前記撮像ステーションから遠
    い方に開口端を備え、前記文書反転装置は、前記文書シ
    ュート内での文書逆転に代えて該文書シュートを通して
    前記開口端から出る文書排出経路を与えるように選択的
    に作動可能である複写器。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項または第2項に記載
    の複写器において、前記文書シュートが複写器の上面と
    ほぼ平行で該上面に隣接している複写器。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第1項に記載の複写器にお
    いて、前記文書反転装置が選択自在に逆転可能な文書給
    送手段を含み、この文書給送手段は前記文書処理器と一
    体で、該文書処理器が前記撮像ステーションを覆って閉
    ざされる際に前記文書シュートへ文書を給送するように
    直接連通して、文書反転のために前記文書シュートへの
    或いは該文書シュートからの逆転可能な文書給送を行
    い、前記文書反転装置が該文書反転装置内にて逆転すべ
    き文書の寸法よりも小さい上方および下方の小バッフル
    部分をさらに含み、これらバッフル部分は、前記文書処
    理器が前記撮像ステーションを覆って閉ざされる際に複
    写器と一体の前記上方および下方バッフルと自動的に整
    合される複写器。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第4項に記載の複写器にお
    いて、前記逆転可能な文書給送手段が前記上方および下
    方の小バッフル部分と一体である複写器。
  6. 【請求項6】特許請求の範囲第4項または第5項に記載
    の複写器において、前記文書シュートが複写器の上面と
    ほぼ平行で該上面に隣接し、この文書シュートを画定し
    ている前記上方および下方バッフルの主要部が複写器に
    一体に取り付けられた文書収集手段へ文書を給送するよ
    うに連通しており、前記文書シュートがこの文書収集手
    段に開口し、前記文書反転装置が、前記文書シュートを
    通して前記文書収集手段への文書排出経路を選択的に与
    えるようになっていて、前記文書収集手段が排出された
    文書を集めるようになっている複写器。
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