JP2571284Y2 - ディスクカートリッジ - Google Patents
ディスクカートリッジInfo
- Publication number
- JP2571284Y2 JP2571284Y2 JP937192U JP937192U JP2571284Y2 JP 2571284 Y2 JP2571284 Y2 JP 2571284Y2 JP 937192 U JP937192 U JP 937192U JP 937192 U JP937192 U JP 937192U JP 2571284 Y2 JP2571284 Y2 JP 2571284Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shutter
- disk
- cartridge
- disk cartridge
- opening
- Prior art date
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、光磁気ディスク等を収
納するディスクカートリッジに関し、特にそのシャッタ
ーの構造に係るものである。
納するディスクカートリッジに関し、特にそのシャッタ
ーの構造に係るものである。
【０００２】
【従来の技術】先ず、図５及び図６を参照して従来のデ
ィスクカートリッジの構成を説明する。図において１は
ディスクカートリッジを全体として示し、２はカートリ
ッジ本体で、このカートリッジ本体２の内部にディスク
（光磁気ディスク）３が回転可能に収納されている。カ
ートリッジ本体２には、中央部に円形開口部４と、これ
より前方に方形開口部５とが形成されており、円形開口
部４からはディスクの中心部が露出され、方形開口部５
からはディスクの信号記録面の一部が露出される。
ィスクカートリッジの構成を説明する。図において１は
ディスクカートリッジを全体として示し、２はカートリ
ッジ本体で、このカートリッジ本体２の内部にディスク
（光磁気ディスク）３が回転可能に収納されている。カ
ートリッジ本体２には、中央部に円形開口部４と、これ
より前方に方形開口部５とが形成されており、円形開口
部４からはディスクの中心部が露出され、方形開口部５
からはディスクの信号記録面の一部が露出される。
【０００３】そしてこのカートリッジ本体２には、上記
開口部４及び５を覆って内部のディスク３を保護するた
めのシャッター６が装着されている。このシャッター６
は、板金をカートリッジ本体２の表面に沿うように折曲
加工してなるもので、ディスクカートリッジ１の不使用
時（保管時）にはこのシャッター６によって開口部４及
び５が閉塞されてディスク３が保護され（図６Ａ）、デ
ィスクカートリッジ１をディスク駆動装置に挿入すると
ディスク駆動装置側のシャッター開放機構によってシャ
ッター６が開き方向にスライドされて開口部４及び５を
開放し（図６Ｂ）、この状態で円形開口部４からディス
ク回転駆動機構のターンテーブルが挿入されると共に、
方形開口部５からは光学ヘッドがディスクに対向され
る。
開口部４及び５を覆って内部のディスク３を保護するた
めのシャッター６が装着されている。このシャッター６
は、板金をカートリッジ本体２の表面に沿うように折曲
加工してなるもので、ディスクカートリッジ１の不使用
時（保管時）にはこのシャッター６によって開口部４及
び５が閉塞されてディスク３が保護され（図６Ａ）、デ
ィスクカートリッジ１をディスク駆動装置に挿入すると
ディスク駆動装置側のシャッター開放機構によってシャ
ッター６が開き方向にスライドされて開口部４及び５を
開放し（図６Ｂ）、この状態で円形開口部４からディス
ク回転駆動機構のターンテーブルが挿入されると共に、
方形開口部５からは光学ヘッドがディスクに対向され
る。
【０００４】以上の如く構成されるディスクカートリッ
ジ１においては、スライダー６の先端部６ａがカートリ
ッジ本体２から浮き上がるのを防止するために、カート
リッジ本体２に押さえ板７を固着し、この押さえ板７と
カートリッジ本体２との間でスライダー６の先端部６ａ
をスライド可能に挟んだ状態で押さえる構造が採られて
いる。
ジ１においては、スライダー６の先端部６ａがカートリ
ッジ本体２から浮き上がるのを防止するために、カート
リッジ本体２に押さえ板７を固着し、この押さえ板７と
カートリッジ本体２との間でスライダー６の先端部６ａ
をスライド可能に挟んだ状態で押さえる構造が採られて
いる。
【０００５】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなシャッター６の先端部６ａの浮き上がり防止構造を
有するディスクカートリッジ１は、押さえ板７を固着す
る分だけ部品点数が多くなり、また組付工数も増えるた
めコストがかかり、低価格化の大きな障害となってい
た。本考案は斯る点に鑑みてなされたもので、従来のよ
うに押さえ板を用いることなく、簡単な構成で確実にシ
ャッターの先端部の浮き上がりを防止できる構造のディ
スクカートリッジを提供し、上記の問題点を解消するこ
とを目的とする。
うなシャッター６の先端部６ａの浮き上がり防止構造を
有するディスクカートリッジ１は、押さえ板７を固着す
る分だけ部品点数が多くなり、また組付工数も増えるた
めコストがかかり、低価格化の大きな障害となってい
た。本考案は斯る点に鑑みてなされたもので、従来のよ
うに押さえ板を用いることなく、簡単な構成で確実にシ
ャッターの先端部の浮き上がりを防止できる構造のディ
スクカートリッジを提供し、上記の問題点を解消するこ
とを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本考案は、ディスクが回転可能に収納されるカートリ
ッジ本体に、ディスクの一部を露出する開口部を有する
と共に、この開口部を開閉するシャッターがスライド可
能に装着されてなるディスクカートリッジにおいて、シ
ャッターの先端部分に鉤状の係合片部を設けると共に、
カートリッジ本体に、シャッターの閉じ時にこのシャッ
ターによって隠れる位置に上記係合片部がスライド可能
に係合されるガイド溝孔を形成してなるものである。
め本考案は、ディスクが回転可能に収納されるカートリ
ッジ本体に、ディスクの一部を露出する開口部を有する
と共に、この開口部を開閉するシャッターがスライド可
能に装着されてなるディスクカートリッジにおいて、シ
ャッターの先端部分に鉤状の係合片部を設けると共に、
カートリッジ本体に、シャッターの閉じ時にこのシャッ
ターによって隠れる位置に上記係合片部がスライド可能
に係合されるガイド溝孔を形成してなるものである。
【０００７】
【作用】このように構成される本考案のディスクカート
リッジは、従来のように押さえ板を用いることなく、係
合片部とガイド溝孔の係合によって確実にシャッターの
先端部の浮き上がりが防止されるので、従来に比して部
品点数及び組付工程が減少し、コストダウンが可能とな
る。またシャッターの閉じ時にはこのシャッターによっ
てガイド溝孔が隠される状態となるので、ガイド溝孔か
らカートリッジ本体内に塵埃が侵入するおそれはない。
リッジは、従来のように押さえ板を用いることなく、係
合片部とガイド溝孔の係合によって確実にシャッターの
先端部の浮き上がりが防止されるので、従来に比して部
品点数及び組付工程が減少し、コストダウンが可能とな
る。またシャッターの閉じ時にはこのシャッターによっ
てガイド溝孔が隠される状態となるので、ガイド溝孔か
らカートリッジ本体内に塵埃が侵入するおそれはない。
【０００８】
【実施例】以下、図１〜図４を参照しながら本考案の実
施例について説明するに、前述した図５及び図６の従来
例と対応する部分には同一符号を付しその説明は省略す
る。
施例について説明するに、前述した図５及び図６の従来
例と対応する部分には同一符号を付しその説明は省略す
る。
【０００９】本考案によるディスクカートリッジ１は、
シャッター６の先端部６ａの浮き上がり防止構造とし
て、シャッター６の先端部６ａに鉤状の係合片部８を設
け、この係合片部８をカートリッジ本体２に形成された
ガイド溝孔９にスライド可能に係合させてある。ガイド
溝孔９は、シャッター６の閉じ時にこのシャッター６に
よって隠される位置にシャッター６のスライド方向に長
く形成されており、これに従って係合片部８は、シャッ
ター６の開き時に中央側（開口部４及び５側）となる側
縁に突設されている。
シャッター６の先端部６ａの浮き上がり防止構造とし
て、シャッター６の先端部６ａに鉤状の係合片部８を設
け、この係合片部８をカートリッジ本体２に形成された
ガイド溝孔９にスライド可能に係合させてある。ガイド
溝孔９は、シャッター６の閉じ時にこのシャッター６に
よって隠される位置にシャッター６のスライド方向に長
く形成されており、これに従って係合片部８は、シャッ
ター６の開き時に中央側（開口部４及び５側）となる側
縁に突設されている。
【００１０】上記の如き構成によって本例のディスクカ
ートリッジ１においては、シャッター６は係合片部８と
ガイド溝孔９との係合により先端部６ａの浮き上がりを
確実に防止された状態で開口部４及び５を開閉するよう
にスライドされる。そしてシャッター６の閉じ時にはこ
のシャッター６によってガイド溝孔９が隠される状態と
なるので、ガイド溝孔９からカートリッジ本体２の内部
に塵埃が侵入するおそれはない。
ートリッジ１においては、シャッター６は係合片部８と
ガイド溝孔９との係合により先端部６ａの浮き上がりを
確実に防止された状態で開口部４及び５を開閉するよう
にスライドされる。そしてシャッター６の閉じ時にはこ
のシャッター６によってガイド溝孔９が隠される状態と
なるので、ガイド溝孔９からカートリッジ本体２の内部
に塵埃が侵入するおそれはない。
【００１１】また本例のディスクカートリッジ１では、
カートリッジ本体２の中央部の円形開口部４とガイド溝
孔９とが通溝１０によって連通されている。この通溝１
０は係合片部８が充分に通る幅を有しており、これによ
ってシャッター６の組付時には、係合片部８を円形開口
部４から通溝１０を通してガイド溝孔９に容易に挿入係
合させることができるようになっている。
カートリッジ本体２の中央部の円形開口部４とガイド溝
孔９とが通溝１０によって連通されている。この通溝１
０は係合片部８が充分に通る幅を有しており、これによ
ってシャッター６の組付時には、係合片部８を円形開口
部４から通溝１０を通してガイド溝孔９に容易に挿入係
合させることができるようになっている。
【００１２】
【考案の効果】以上の説明によって明らかな如く本考案
のディスクカートリッジは、従来のように押さえ板を用
いることなく、係合片部とガイド溝孔の係合による簡単
な構造で確実にシャッターの先端部の浮き上がりが防止
されるので、従来に比して部品点数及び組付工数が減少
し、コストダウンが可能となる。またシャッターの閉じ
時にはこのシャッターによってガイド溝孔が隠される状
態となるので、ガイド溝孔からカートリッジ本体内に塵
埃が侵入するおそれはない。
のディスクカートリッジは、従来のように押さえ板を用
いることなく、係合片部とガイド溝孔の係合による簡単
な構造で確実にシャッターの先端部の浮き上がりが防止
されるので、従来に比して部品点数及び組付工数が減少
し、コストダウンが可能となる。またシャッターの閉じ
時にはこのシャッターによってガイド溝孔が隠される状
態となるので、ガイド溝孔からカートリッジ本体内に塵
埃が侵入するおそれはない。
【図１】実施例のディスクカートリッジの平面図で、Ａ
はシャッターが閉じた状態、Ｂはシャッターが開いた状
態である。
はシャッターが閉じた状態、Ｂはシャッターが開いた状
態である。
【図２】実施例のディスクカートリッジのカートリッジ
本体のみの平面図である。
本体のみの平面図である。
【図３】実施例のディスクカートリッジの要部の拡大図
である。
である。
【図４】実施例のディスクカートリッジの要部の断面図
である。
である。
【図５】従来のディスクカートリッジの斜視図である。
【図６】従来のディスクカートリッジの平面図で、Ａは
シャッターが開いた状態、Ｂはシャッターが閉じた状態
である。
シャッターが開いた状態、Ｂはシャッターが閉じた状態
である。
１ ディスクカートリッジ ２ カートリッジ本体 ３ ディスク ４，５ 開口部 ６ シャッター ８ 係合片部 ９ ガイド溝孔
Claims (1)
- 【請求項１】 ディスクが回転可能に収納されるカート
リッジ本体に、上記ディスクの一部を露出する開口部を
有すると共に、この開口部を開閉するシャッターがスラ
イド可能に装着されてなるディスクカートリッジにおい
て、上記シャッターの先端部分に鉤状の係合片部を設け
ると共に、上記カートリッジ本体に、上記シャッターの
閉じ時にこのシャッターによって隠れる位置に上記係合
片部がスライド可能に係合されるガイド溝孔を形成して
なるディスクカートリッジ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP937192U JP2571284Y2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | ディスクカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP937192U JP2571284Y2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | ディスクカートリッジ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0567959U JPH0567959U (ja) | 1993-09-10 |
| JP2571284Y2 true JP2571284Y2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=11718615
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP937192U Expired - Fee Related JP2571284Y2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | ディスクカートリッジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2571284Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2002086893A1 (ja) * | 2001-04-20 | 2004-08-12 | 松下電器産業株式会社 | ディスクカートリッジおよびその製造方法 |
| JP4626367B2 (ja) * | 2005-04-04 | 2011-02-09 | ソニー株式会社 | ディスクカートリッジ |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP937192U patent/JP2571284Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0567959U (ja) | 1993-09-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |