JP2571197Y2 - 電動機の速度検出素子取付装置 - Google Patents

電動機の速度検出素子取付装置

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JP2571197Y2 JP1993020183U JP2018393U JP2571197Y2 JP 2571197 Y2 JP2571197 Y2 JP 2571197Y2 JP 1993020183 U JP1993020183 U JP 1993020183U JP 2018393 U JP2018393 U JP 2018393U JP 2571197 Y2 JP2571197 Y2 JP 2571197Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電動機の回転速度を検
出する速度検出素子を電動機に取付けるための取付構造
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば、各種の冷暖房機器等
において、温風や冷風を送出するための送風機等に使用
する電動機は、送風効率の向上をはかるために、電動機
の回転速度を無段変速させて、送風量を室温等に対応し
て自動調節できるように構成されている。
【0003】そして、一般に、電動機の回転速度を可変
させる場合、電動機の回転子に永久磁石を使用しないと
きは、回転子の回転子軸に永久磁石製の回転円板を止着
し、電動機の運転中は前記回転円板(永久磁石)の磁気
(N・S)を、例えば、ホール素子等の速度検出素子に
より、回転子の回転速度に比例するパルス信号として検
出し、前記パルス信号を速度帰還信号として速度制御回
路部のトランジスタ等からなるスイッチング部に出力
し、このスイッチング部が前記速度帰還信号に応じてO
N,OFFするタイミングを制御することによって、電
動機の回転速度を任意に可変させていた。
【0004】前記速度検出素子を取付けた電動機として
は、従来から種々の構造のものが提案されており、その
一実施例を図5により説明する。図5において、1は電
動機Aの固定子鉄心を示し、その下部にはコイルを巻装
したコイルボビン2が図示しない継鉄を介して取付けら
れており、また、上部には回転子4を回転自在に挿入す
るための回転子挿入孔3が形成されている。5,6は前
記回転子4の回転子軸7を回転自在に支承する軸受8を
収容するための凹穴を形成したブラケットで、このブラ
ケット5,6は、回転子軸7に軸受8を挿着して回転子
挿入孔3に挿入した回転子4の両側から、前記軸受8を
凹穴に挿入した状態で、固定子鉄心1の端面に当接し、
締付ボルトを用いて該固定子鉄心1に締着することによ
り、前記回転子4を回転子挿入孔3内において回転自在
に支持する。9は電動機Aの後部側(図5の右側)に取
付けたブラケット6の内部において、回転子4の回転子
軸7に挿着した永久磁石製の回転円板で、10は前記回
転円板9の外周縁と対向させて前記ブラケット6に取付
けた電動機Aの回転速度検出用のホール素子である。
【0005】そして、前記回転速度検出用のホール素子
10は、図5で示すように、後部側ブラケット6内の回
転円板9と対応する位置において、前記ブラケット6の
外周縁に切欠孔11を穿孔し、この切欠孔11から前記
ホール素子10をブラケット6内に臨ませた状態で、該
ホール素子10を実装したプリント基板12を、ブラケ
ット6の前記切欠孔11の周縁に止着することにより、
前記ホール素子10を回転円板9の外周縁と相対向させ
て近接配置する。13はプリント基板12上に植設した
端子ピンで、この端子ピン13と抜き差し自在に接続さ
れる図示しないターミナルを備えたリード線を介して前
記回転速度検出用のホール素子10と、図示しない速度
制御回路部とを接続する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】前記のように、回転子
軸に永久磁石製の回転円板を取付けるように構成した場
合、前記回転円板とホール素子は、電動機の運転中に回
転子や固定子鉄心から発生する回転磁界により誤動作す
る場合があるため、前記回転子等からできるだけ離して
取付ける必要があった。このため、図5で示すように、
後部側のブラケットを前部側のブラケットに比べて軸方
向の長さ寸法を相当大きくしなければならないので、電
動機自体が大形化し、その使用機器の小形化をはかる上
で大きな障害となっていた。
【0007】また、前記ホール素子の取付けに当って
は、後部側ブラケットの外周縁にホール素子を挿入する
ための切欠孔を特別に穿孔した後、前記切欠孔内にホー
ル素子を臨ませた状態で、プリント基板を後部側ブラケ
ットの外周縁にねじ等を用いて取付けるようにしていた
ので、その取付けには手間と時間がかかり、電動機の量
産化を阻む大きな要因となっていた。
【0008】本考案は、前記種々の問題に鑑み、ブラケ
ットを特別に加工することなく、電動機へのホール素子
の取付けを迅速・確実に行うことができるようにした電
動機の速度検出素子取付装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案は、固定子鉄心に
取付けられて、前記固定子鉄心の回転子挿入孔に挿入し
た回転子を回転自在に支承する1対のブラケットを備え
た電動機において、前記1対のブラケットに軸受を嵌
合,保持する軸受支持筒を膨出形成し、これらブラケッ
トのうち、一方の第1のブラケットの軸受支持筒の後背
から外方に突出する回転子軸の突出端に、永久磁石製
の回転円板を止着し、前記第1のブラケットの軸受支持
筒の後背部に、開口部を上部に開口して縦断面がほぼU
字状に形成されたホール素子取付用の第2のブラケット
嵌合し、この第2のブラケットと、回転子軸を支承す
る前記1対のブラケットとを、共通の締付ねじにて固定
子鉄心に一体的に締着し、前記第2ブラケットの上部に
開口した開口部には、その端部近傍にホール素子を実装
したプリント基板の両端部に穿孔した透孔に嵌合する1
対の突起を上方に向けて突設し、前記プリント基板を、
開口部にホール素子を回転円板の外周面と対向させた状
態で、透孔から前記突起を貫通・突出させて被せ、前記
プリント基板から突出する突起を、超音波等の加熱手段
によりプリント基板が抜脱しないようにかしめて、前記
プリント基板を第2のブラケットに止着するようにした
ことを特徴とする。
【0010】
【作用】本考案は、回転子を回転自在に支承する1対の
ブラケットのうち、後部側に位置する第1のブラケット
の後背部に、このブラケットから突出する回転子軸に止
着した永久磁石製の回転円板を収容する空洞部を備えた
ホール素子取付用の第2のブラケットを、前記第1のブ
ラケットと一体的に被装するようにしたので、回転子を
支承するブラケットを特別に加工することなく、電動機
にホール素子を取付けることが可能となり、かつ、回転
子を支承する1対のブラケットは同一形状で製作するこ
とができるので、電動機の小形化をはかることが可能と
なる。
【0011】また、前記ホール素子を実装したプリント
基板は、該プリント基板に設けた透孔に、熱可塑性の合
成樹脂からなるホール素子取付用の第2のブラケットの
上部を切開して、ホール素子を空洞部内に臨ませるため
に開口した開口部の端縁に突出する突起を嵌合し、前記
プリント基板上に突出する突起を超音波等の加熱手段に
てかしめるようにしたので、ねじ等の締付部材を特別に
準備することなく、プリント基板をほぼ1動作でブラケ
ットに取付けることができるので、電動機へのホール素
子の取付け作業を迅速・容易に行うことができ利便であ
る。
【0012】
【実施例】以下、本考案の実施例を、図1ないし図4に
おいて、隈取コイル形誘導電動機に適用した例により説
明する。図1ないし図3において、20は隈取コイル形
誘導電動機(以下、単に電動機という)、21は電動機
20の固定子鉄心で、その下部にはコイル22を巻装し
たコイルボビン23が、継鉄24を介して取付けられて
おり、また、上部には回転子挿入孔25を設け、この回
転子挿入孔25の周縁には、その対角線上の位置におい
て、1対の隈取コイル26が、回転子挿入孔25内に突
出しないように巻付けられている。27は前記回転子挿
入孔25内に回転自在に挿入・保持される回転子で、2
8は前記回転子27に圧入等の手段により取付けた回転
子軸である。29,30は固定子鉄心21の前・後部
(図3の左右方向)に取付けられて、回転子27の回転
子軸28を回転自在に支承するアルミ製の前部側及び後
部側のブラケットを示し、アルミ板をプレス成形機等に
より押出成形加工して形成するもので、前記ブラケット
29,30の中央部には、図3で示すように、軸受a,
bを嵌合、保持するための軸受支持筒c,dが、前記ブ
ラケット29,30と同様、プレス成形機等による押出
成形加工により、ブラケット29,30と一体的に膨出
形成されている。
【0013】31は後部側ブラケット30(以下、第1
のブラケットという)の軸受支持筒dの後背部に被装さ
れる熱可塑性の合成樹脂からなるホール素子取付用のブ
ラケット(以下、第2のブラケットという)で、その構
造は、図3,4で示すように、前記軸受支持筒dの後背
部に嵌合する中空状の嵌合部31aと、その後部側にお
いて、外周縁の上部を切開して開口部eを開口し、縦断
面をほぼU字状となした、永久磁石製の回転円板32を
収容するための空洞部31bとが一体的に形成されてお
り、前記空洞部31bの開口部e(図4の上側)周辺に
は、空洞部31bから嵌合部31aにまたがって、プリ
ント基板33を取付けるための偏平な取付台31cが一
体的に形成されている。また、前記偏平な取付台31c
上には、図4で示すように、開口部eの長さ方向の端部
側近傍において、1対の突起34,34が上方に向けて
突設されている。
【0014】そして、前記ブラケット29,30を固定
子鉄心21に取付ける場合は、固定子鉄心21の回転子
挿入孔25に挿入した回転子27の回転子軸28の両側
からブラケット29,30をそれぞれ回転子軸28に挿
着した軸受a,bを介して嵌め込み、ブラケット29,
30の軸受支持筒c,dから回転子軸28を突出させた
状態で固定子鉄心21の両端面に当接する。この後、後
部側の第1のブラケット30の後背部に、ホール素子取
付用の第2のブラケット31の嵌合部31aを嵌合し、
前記回転子軸28の突出端hに止着した回転円板32を
空洞部31bに収容した状態で、前部側ブラケット29
及び第1,第2の各ブラケット30,31の腕部f,g
を図1,4で示すように重ね合せ、その長さ方向の端部
において、固定子鉄心21に締付ねじ35を用いて前記
3つのブラケット29,30,31を一体的に締着する
ことにより、回転子27を回転子挿入孔25内において
回転自在に支承・保持させる。
【0015】次に、36は前記後部側の第1のブラケッ
ト30から突出する回転子軸28の突出端hに止着した
回転円板32の外周縁と対応させて、プリント基板33
の裏面に実装した電動機20の回転速度検出用のホール
素子を示し、37は前記プリント基板33の表面に取付
けたコネクタで、図示しないリード線等を介して前記ホ
ール素子36と図示しない速度制御回路部とを接続す
る。また、38はプリント基板33の両端部に第2のブ
ラケット31の取付台31cに突設した突起34と対応
する位置において穿孔した、前記突起34挿通用の透孔
である。
【0016】そして、前記ホール素子36及びコネクタ
37を備えたプリント基板33を第2のブラケット31
に取付ける場合は、図3,4で示すように、プリント基
板33を図4の矢視方向から、その裏面に実装したホー
ル素子36を第2のブラケット31の開口部eから空洞
部31b内に臨ませた状態で、前記第2のブラケット3
1の取付台31c上に突設した1対の突起34,34
と、前記プリント基板33の両端部に設けた透孔38と
を嵌合させ、取付台31cの後端側に垂直に突出させた
突壁31dと、嵌合部31aの外周縁との間に挿入す
る。この後、前記プリント基板33の透孔38から突出
する突起34,34の頭部を、例えば、超音波振動によ
る摩擦熱により溶解し、弧状に成形してかしめることに
よって、前記プリント基板33は、ホール素子36を永
久磁石製の回転円板32の外周縁と所定の間隔を保って
相対向させた状態で、第2のブラケット31の取付台3
1c上に抜脱不能に止着することができる。
【0017】次に、電動機20の組立てに当っては、コ
イル22を巻装したコイルボビン23を継鉄24を介し
て固定子鉄心21の下部に取付ける。つづいて、事前に
回転子軸28の所定位置に軸受a,bを圧入した回転子
27を回転子挿入孔25に挿入するとともに、前記回転
子軸28の突出端hに永久磁石製の回転円板32を止着
する。そして、固定子鉄心21の前,後面にブラケット
29,30を当接し、その軸受支持筒c,dから回転子
軸28を突出させた状態で、軸受支持筒c,dに軸受
a,bを嵌挿する。この場合、第1のブラケット30の
回転子軸28が突出する軸受支持筒dの後壁が回転円板
32よりも径大に開口されているので、回転子軸28に
回転円板32を軸着したあとでも、ブラケット29,3
0を回転子軸28に挿入することができる。
【0018】この後、事前にプリント基板33を図4の
矢視方向から、ホール素子36を第2のブラケット31
の開口部eから空洞部31b内に臨ませた状態で、取付
台31c上に突起34,34を利用して乗載・固定した
前記第2のブラケット31を、図4の矢視方向から後部
側の第1のブラケット30の後背部に被装し、前部側ブ
ラケット29及び後部側の第1,第2のブラケット3
0,31をそれぞれ締付ねじ35を用いて固定子鉄心2
1に一体的に締着して保持させる。
【0019】前記のようにして組立てた電動機20に通
電を行い、これを運転すると、後部側の第1のブラケッ
ト30から突出する回転子軸28に止着した回転円板3
2と、第2のブラケット31に取付けたプリント基板3
3の裏面に実装したホール素子36とは、互いに相対す
る位置に取付けることが可能となり、かつ、前記プリン
ト基板33により開口部eを閉鎖することができるの
で、前記ホール素子36は、埃や回転磁界の影響を受け
ることなく、回転子27に同期して回転する回転円板3
2の磁気を確実に検出し、回転子27の回転速度に比例
するパルス信号を速度帰還信号として図示しない速度制
御回路部のトランジスタ等からなるスイッチング部に出
力し、このスイッチング部が前記速度帰還信号に応じて
ON,OFFするタイミングを制御することによって、
前記回転子27の回転速度を任意に、かつ、正確に制御
することができる。
【0020】
【考案の効果】本考案は、以上説明したように、回転子
を回転自在に支承する前,後部側ブラケットのうち、後
部側ブラケットから突出する回転子軸に永久磁石製の回
転円板を軸着し、この後部側ブラケットの後背部に突設
した軸受支持筒に、前記回転円板と対応する位置にホー
ル素子を実装したプリント基板を事前に具備したホール
素子取付用のブラケットを嵌合し、前記3個のブラケッ
トを固定子鉄心に一体的に取付けて、電動機の組立を行
うように構成したので、ホール素子を回転子から遠ざけ
て設置することが可能となり、この結果、前記ホール素
子は回転磁界の影響を受けることなく、良好に電動機の
回転速度の検出を行うことができる。しかも、前記回転
子を回転自在に支承する前,後部側の一対のブラケット
とプリント基板を取付けたホール素子取付用のブラケッ
トとを、それぞれ共通の締付ねじにより固定子鉄心に一
体的に締着するように構成したので、ホール素子取付用
のブラケットは、特別に締付ねじ等の固定手段を必要と
することなく、電動機の組立作業が行い得、電動機の製
作を簡易に、かつ、経済的に行うことができる。
【0021】また、前記ホール素子は、該ホール素子を
実装したプリント基板を、ホール素子取付用のブラケッ
トにほぼ1動作で取付けるようにしたので、従来のよう
に、ブラケットにホール素子を取付けるための切欠孔を
設ける等の特別な機械加工を行うことなく、迅速・確実
に電動機への取付けを行うことができ、その上、永久磁
石製の回転円板は、後部側ブラケットから突出する回転
子軸に取付け、前記ホール素子取付用のブラケットによ
り被覆するように構成したので、前部側及び後部側のブ
ラケットを同一形状で製作することが可能となり、電動
機の小形化を効果的にはかることができる。
【0022】更に、前記プリント基板はホール素子取付
用のブラケットに、該ブラケットに設けた突起を加熱手
段にてかしめることによって抜脱不能に取付けるように
したので、プリント基板を事前にホール素子取付用のブ
ラケットに取付けておくことができるため、電動機の組
立工数が軽減可能となり、これにより、前記電動機の量
産化を著しく向上させることができる。しかも、ホール
素子の故障によりその交換を行う場合は、プリント基板
のみをホール素子取付用ブラケットから取外して行えば
よいので、プリント基板の交換作業は電動機を分解する
ことなく行える結果、至便である
【0023】その上、前記ホール素子取付用のブラケッ
トの上部に開口した開口部は、前記プリント基板を乗載
・固定することにより完全に閉鎖され、また、前記ブラ
ケットの取付台の後端側に突壁を設けることにより、開
口部から空洞部内に塵芥が侵入するのを防ぐことができ
るので、回転円板やホール素子に埃が付着することによ
り、電動機の回転速度の検出が正確に行えない等の問題
を確実に排除して回転速度の検出を正確に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の速度検出素子取付装置を備えた電動機
の要部を切欠いて示す正面図である。
【図2】本考案の速度検出素子取付装置を備えた電動機
の正面図である。
【図3】本考案の速度検出素子取付装置を備えた電動機
の縦断側面図である。
【図4】本考案の速度検出素子取付装置の分解斜視図で
ある。
【図5】従来の速度検出素子の取付状態を示す電動機の
縦断側面図である。
【符号の説明】
20 電動機 29 前部側ブラケット 30 後部側ブラケット(第1) 31 ホール素子取付用ブラケット(第2) 31a 嵌合部 31b 空洞部 31c 取付台 31d 突壁 32 回転円板 33 プリント基板 34 突起 36 ホール素子 38 透孔 e 開口部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定子鉄心に取付けられて、前記固定子
    鉄心の回転子挿入孔に挿入した回転子を回転自在に支承
    する1対のブラケットを備えた電動機において、前記1
    対のブラケットに軸受を嵌合,保持する軸受支持筒を膨
    出形成し、これらブラケットのうち、一方の第1のブラ
    ケットの軸受支持筒の後背部から外方に突出する回転子
    軸の突出端に、永久磁石製の回転円板を止着し、前記第
    1のブラケットの軸受支持筒の後背部に、開口部を上部
    に開口して縦断面がほぼU字状に形成されたホール素子
    取付用の第2のブラケットを嵌合し、この第2のブラケ
    ットと、回転子軸を支承する前記1対のブラケット
    を、共通の締付ねじにて固定子鉄心に一体的に締着し、
    前記第2ブラケットの上部に開口した開口部には、その
    端部近傍にホール素子を実装したプリント基板の両端部
    に穿孔した透孔に嵌合する1対の突起を上方に向けて突
    設し、前記プリント基板を、開口部にホール素子を回転
    円板の外周面と対向させた状態で、透孔から前記突起を
    貫通・突出させて被せ、前記プリント基板から突出する
    突起を、超音波等の加熱手段によりプリント基板が抜脱
    しないようにかしめて、前記プリント基板を第2のブラ
    ケットに止着するようにしたことを特徴とする電動機の
    速度検出素子取付装置。
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