JP3058419U - 速度検出用センサーの取付け構造 - Google Patents

速度検出用センサーの取付け構造

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JP3058419U
JP3058419U JP1998008023U JP802398U JP3058419U JP 3058419 U JP3058419 U JP 3058419U JP 1998008023 U JP1998008023 U JP 1998008023U JP 802398 U JP802398 U JP 802398U JP 3058419 U JP3058419 U JP 3058419U
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detection sensor
rotating body
speed
speed detection
substrate
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司 新見
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 速度検出用センサーを基板に取り付けるため
のホルダーを必要とせずに部品点数を削減できてコスト
ダウンを図れ、且つキャプスタンモータ等の回転体に対
する位置調整を直線移動によって行うことができてこの
位置調整を行い易く正確にでき、構造が簡単な速度検出
用センサーの取付け構造を提供する。 【解決手段】 回転体の近傍箇所に配設されてこの回転
体の回転速度を検出する速度検出用センサー1を基板4
の裏面側からビス3で取り付けており、このビス3は基
板4における回転体に直交する方向に向けて形成された
長穴5に挿入して速度検出用センサー1に螺入すること
により、基板4に速度検出用センサー1を回転体に向け
て進退移動可能に取り付けている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、キャプスタンモータ等の回転体の回転速度を検出する速度検出用セ ンサーの取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の速度検出センサーの取付け構造は、例えば、図3(a)(b) に示すように、速度検出センサー1を略コ字形のホルダー2Aで覆った状態でビ ス3で基板4に取り付けて固定するか、もしくは図4(a)(b)に示すように 、速度検出センサー1を平板状のホルダー2Bの台部に載せてスポット溶接等で 取り付けた状態で、このホルダー2Bを基板4にビス3で取り付けて固定するよ うにしていた。 ところが、上記した従来の速度検出センサーの取付け構造では、ホルダー2A 、2Bを必要とするために、部品点数が多くてコスト高になるという問題があっ た。
【0003】 また、従来のブラシレスモータとして、例えば、実開平6−52378号公報 に記載されたものがある。 この従来のブラシレスモータは、図5に示すように、内周部には駆動用のメイ ンマグネット102を配置し外周部には速度検出用のサブマグネット103を配 置したロータフレーム104を有する回転子と、固定子としてメインマグネット 102と対向する位置に配設された複数相の鉄芯付き駆動巻線105と、この駆 動巻線105に給電する駆動回路と、サブマグネット103と対向する位置に配 設された速度検出用センサ106と、駆動回路と速度検出用センサ106を実装 したプリント配線板107を支持し、なおかつ回転子を回転自在に支持する回転 軸101を有するハウジング108を備えたブラシレスモータにおいて、プリン ト配線板107に切りかきを設けることにより速度検出用センサ106をハウジ ング108に直接保持するようにしている。 ところが、この速度検出用センサ106はビス109でプリント配線板107 に固定されているために、回転子に対する位置調整ができないという問題があっ た。
【0004】 また、従来の回転検出装置として、特開平9−9577号公報に記載されたも のがある。 この従来の回転検出装置は、図6に示すように、回転軸205の一端に固定さ れ、この回転軸205と共に回転する駆動マグネット(図示略)が設けられたロ ータヨーク204と、この駆動マグネットと対向して基板201に固定される駆 動コイル(図示略)と、このロータヨーク204の外周囲に設けられたFGマグ ネット210とを備えてなるモータの回転速度を検出する回転検出装置において 、基板201に設けられた係合部219にプリント配線板213が係止され、そ の係合部219を支点として基板201上をプリント配線板213が移動せしめ られることにより、このプリント配線板213上に設けられた速度検出用センサ ー211がFGマグネット210に対し所定距離を持って対向配置されている。
【0005】 ところが、この従来の回転検出装置では、プリント配線板213を係合部21 9を支点として、矢印Xの方向に回転移動してロータヨーク204の外周囲に設 けられたFGマグネット210からの位置と角度Θとを調整しているが、この位 置調整及び角度調整が回転移動であるので、正確な位置調整が行い難いという問 題があった。
【0006】 また、従来の別例の回転検出装置として、特開平6−261519号公報に記 載されたものがある。 この別例の回転検出装置は、図7に示すように、面対向モータのロータマグネ ット311の外周側に取り付けられ、周方向に沿って同一幅で着磁された複数の 磁極する回転検出用のFGマグネット313と、FGマグネット313の回転に よって発生する磁界の変化を検出するための感磁性素子(図示略)を複数個有し 、感磁性素子の抵抗値の変化に応じて出力される複数の回転検出信号を検出する ことによってロータマグネット311の回転状態を検出するようにした回転検出 装置において、各回転検出信号を出力するための感磁性素子がFGマグネット3 13の中心軸方向に沿って重なるように配置されており、FGマグネット313 の回転速度を検出ための速度検出センサー330が取付けられた取付け板340 の一端がビス350で回転可能にステータ基板321に取付けられている。 ところがこの別例の回転検出装置でも、速度検出センサー330が取付け板3 40のビス350を支点とした回転移動でFGマグネット313からの位置を調 整するようになっているので、正確な位置調整が行い難いという問題があった。
【0007】 また、軸受ハウジングと磁気センサーホルダーの一体成形構造モータとして、 特開平5−176515号公報に記載されたものがある。 これは、図8に示すように、軸受ハウジング403と磁気センサー409と磁 気センサーホルダ404とを備え、ロータマグネット406の外周に設けたFG マグネット410から得られる磁界を磁気センサー409で検出して回転数の制 御を行うブラシレスモータにおいて、軸受ハウジング403と磁気センサー40 9とを一体成形構造としている。 ところが、この従来の軸受ハウジングと磁気センサーホルダーの一体成形構造 モータでは、図8に示すように、磁気センサー409が磁気センサーホルダー4 04に固定されているために、FGマグネット410に対する磁気センサー40 9の位置調整ができないという問題があった。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記従来の問題を解消し、速度検出用センサーを基板に取り付ける ためのホルダーを必要とせずに部品点数を削減できてコストダウンを図れ、且つ キャプスタンモータ等の回転体に対する位置調整を直線移動によって行うことが できてこの位置調整を行い易く正確にでき、しかも構造が簡単な速度検出用セン サーの取付け構造を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するために手段】 上記目的を達成するために、請求項1に記載の考案は、回転体の近傍箇所に配 設されてこの回転体の回転速度を検出する速度検出用センサーを基板の裏面側か らビス止めして取り付けたことを特徴としている。 請求項2に記載の考案は、前記基板に、長穴を形成し、この長穴に前記ビスを 挿入して、前記基板に前記速度検出用センサーを前記回転体に向けて進退移動可 能にビス止めして取り付けたことを特徴としている。
【0010】 請求項3に記載の考案は、前記長穴が前記回転体に直交する方向に向けて形成 されていることを特徴としている。 請求項4に記載の考案は、前記ビスは前記速度検出用センサーの略中央部に取 り付けられることを特徴としている。 請求項5に記載の考案は前記回転体がキャプスタンモータであることを特徴と している。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、本考案に係る速度検出用センサーの取付け構造の実施の形態について、 図を参照しつつ説明する。 図1は本考案の実施形態の速度検出用センサーの取付け構造を示す正面図、図 2は、実施形態の速度検出用センサーの取付け構造の裏面図である。 尚、図3(a)(b)、図4(a)(b)に示した従来例と同一部材、同一部 分については、同一符号を付して説明する。
【0012】 本実施形態の速度検出用センサーの取付け構造は、図1、図2に示すように、 キャプスタンモータ等の回転体(図示略)の回転速度を検出する速度検出センサ ー1を、赤外線送受信部1aを回転体に向けた状態で、基板4の裏面側からビス 3で取付けている。 この基板4には、回転体に直交する方向に向けて長穴5が形成されており、こ の長穴5にビス3を挿入し、更にこのビス3を速度検出センサー1の下部に螺入 している。したがって、ビス3が長穴5に挿入されているために、この速度検出 センサー1は、回転体に向けて直線方向に進退移動するようになっている。 また、ビス3は速度検出センサー1の略中央部に螺入されている。
【0013】 本実施形態の速度検出用センサーの取付け構造では、ビス3だけで基板4に速 度検出センサー1を取り付けているので、速度検出用センサーを基板に取り付け るためのホルダーを必要とせずに部品点数を削減できてコストダウンを図れる。 更に、ビス3が基板4に形成された長穴5に挿入されているので、このビス3 と速度検出用センサー1とを、回転体に直交する方向に向けて直線方向に進退移 動して位置調整を行うことができて位置調整を行い易く且つ正確にできる。 しかもビス3だけで基板4に速度検出用センサー1を取り付けているので構造 が簡単である。
【0014】
【考案の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の考案によれば、回転体の近傍箇所に配 設される速度検出用センサーを基板の裏面側からビス止めして取り付けているの で、速度検出用センサーを基板に取り付けるためのホルダーを必要とせずに部品 点数を削減できてコストダウンを図れる。 しかも、ビスだけで基板に速度検出用センサーを取り付けているので、構造が 簡単である。
【0015】 請求項2に記載の考案によれば、基板に形成された長穴にビスを挿入して、基 板に速度検出用センサーを回転体に向けて進退移動可能にビス止めして取り付け ているので、回転体に対する速度検出用センサーの位置調整を容易に且つ正確に 行うことができる。 請求項3に記載の考案によれば、長穴が回転体に直交する方向に向けて形成さ れ、この長穴にビスを挿入することによって、基板に速度検出用センサーを取り 付けているので、速度検出用センサーを回転体に向けて直交する方向に向けて直 線方向に移動して位置調整できるので、この速度検出用センサーの位置調整を正 確に行うことができる。
【0016】 請求項4に記載の考案によれば、ビスが速度検出用センサーの略中央部に取り 付けられているので、速度検出用センサーを回転体に向けて進退移動するときに 、この速度検出用センサーを正しい姿勢で移動することができて、正確に位置調 整を行うことができる。 請求項5に記載の考案によれば、回転体がキャプスタンモータであるので、こ のキャプスタンモータの回転速度を速度検出用センサーで正確に検出することが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施形態の速度検出用センサーの取付
け構造を示す正面図である。
【図2】実施形態の速度検出用センサーの取付け構造の
裏面図である。
【図3】従来の速度検出用センサーの取付け構造の一例
を示し、(a)は平面図、(b)は正面図である。
【図4】従来の速度検出用センサーの取付け構造を別例
を示し、(a)は平面図、(b)は正面図である。
【図5】従来のブラシレスモータの構造図である。
【図6】従来の回転検出装置の部分拡大平面図である。
【図7】従来のキャプスタンモータの構成図である。
【図8】従来の一体成形構造モータを示し、(a)は平
面図、(b)は概略縦断面図である。
【符号の説明】
1 速度検出センサー 3 ビス 4 基板 5 長穴

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転体の近傍箇所に配設されてこの回転
    体の回転速度を検出する速度検出用センサーを基板の裏
    面側からビス止めして取り付けたことを特徴とする速度
    検出用センサーの取付け構造。
  2. 【請求項2】 前記基板に、長穴を形成し、この長穴に
    前記ビスを挿入して、前記基板に前記速度検出用センサ
    ーを前記回転体に向けて進退移動可能にビス止めして取
    り付けたことを特徴とする請求項1に記載の速度検出用
    センサーの取付け構造。
  3. 【請求項3】 前記長穴が前記回転体に直交する方向に
    向けて形成されていることを特徴とする請求項2に記載
    の速度検出用センサーの取付け構造。
  4. 【請求項4】 前記ビスは前記速度検出用センサーの略
    中央部に取り付けられることを特徴とする請求項1乃至
    3のいずれかに記載の速度検出用センサーの取付け構
    造。
  5. 【請求項5】 前記回転体がキャプスタンモータである
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかの記載の速
    度検出用センサーの取付け構造。
JP1998008023U 1998-10-13 1998-10-13 速度検出用センサーの取付け構造 Expired - Lifetime JP3058419U (ja)

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