JP2001173997A - 空調装置室外機 - Google Patents

空調装置室外機

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JP2001173997A
JP2001173997A JP36017099A JP36017099A JP2001173997A JP 2001173997 A JP2001173997 A JP 2001173997A JP 36017099 A JP36017099 A JP 36017099A JP 36017099 A JP36017099 A JP 36017099A JP 2001173997 A JP2001173997 A JP 2001173997A
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JP
Japan
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outdoor unit
base
conditioner outdoor
air conditioner
electric motor
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JP36017099A
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English (en)
Inventor
Junji Miyagi
順治 宮城
Kazumasa Okuda
五理 奥田
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空調装置室外機の電動機とその電動機を定位
置に配備するための固定台とを一体化する。 【解決手段】 送風ファン2を回転させるための電動機
6の外ケースに、熱交換室4の底板を形成しているベー
ス部材41に下端部が固定されてそのベース部材41か
ら立ち上がった固定台8を一体に連設する。固定台8の
下端部とベース部材41とをねじ結合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空調装置室外機に
関する。
【0002】
【従来の技術】空調装置室外機において、送風ファンを
回転させるのに用いられる電動機は、従来、当該電動機
とは別体の固定台を用いて室外機筐体の内部の所定位置
に配備していた。この事例を図8を参照して説明する。
【0003】図8において、Aは室外機筐体、1は電動
機、2は送風ファン、3は固定台である。固定台3は、
平鋼板に打抜き加工や曲げ加工といった板金加工を施し
て製作されている。固定台3には、電動機1の外ケース
の周囲に具備されている取付用フランジ15が取り付け
られる座板部31、その座板部31から上下に延びる左
右一対の支持腕部32,32、それらの支持腕部32,
32の相互間に形成された風路としての機能を発揮する
開口36、上下の支持腕部32,32の端部に設けられ
た取付片部33,33、補強リブ34などが一体に形成
されており、上下の取付片部33,33が、熱交換室4
の底板を形成しているベース部材41や筐体Aに取付ね
じ35を用いてねじ結合されている。電動機1は取付フ
ランジ15を介して固定台3の座板部31に取付ねじ1
6を用いて取り付けられる。また、電動機1の回転軸1
3に送風ファン2が止具14を用いて固定される。
【0004】図8に示した室外機において、電動機1を
運転して送風ファン2を回転させると、矢符Fで示した
ような風路が形成され、その風路Fを流れる風と熱交換
機5との間で熱交換が行われる。
【0005】一方、特開平8−178361号公報、特
開平8−136006号公報、実開平5−19827公
報などにも、空調装置室外機において、送風ファンを回
転させるための電動機を、それとは別体の固定台を用い
て取り付けることについての記載がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように、固定台が電動機とは別部材によって形成されて
いると、固定台を室外機のベース部材などに取り付ける
作業と、固定台に電動機を取り付ける作業とを別工程で
行わねばならず、また、それらの各工程では多くの箇所
で煩わしいねじ止め作業を行うことを余儀なくされる。
このため、室外機の組立工数が増えるだけでなく、電動
機とは別に固定台という部品が余分に必要になり、ま
た、取付ねじの必要数が多くなるために、室外機のコス
トが高くなるという問題があった。
【0007】本発明は以上の問題に鑑みてなされたもの
であり、電動機と固定台とを一体化することにより、組
立工数や必要部品点数や取付ねじの必要数などが削減さ
れて価格が安くつく空調装置室外機を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る空調装置室
外機は、送風ファンを回転させるための電動機の外ケー
スに、熱交換室の底板を形成しているベース部材に下端
部が固定されてそのベース部材から立ち上げられた固定
台が一体に連設されている。これによれば、電動機を固
定台に取り付けるためのねじ止め工程や、その取付けの
ための取付ねじが不要になる。
【0009】本発明では、固定台の下端部とベース部材
とをねじ結合することによって固定台の下端部をベース
部材に固定することが可能である。固定台は、電動機の
外ケースの一側方、たとえば上記回転軸に対する直交方
向に向けて延出されていることが望ましい。このように
なっていると、熱交換室の内部スペースに余裕が生じ、
しかも、室外機が軽量化される。
【0010】上記外ケースがフロントケースとリアケー
スとに分かれていて、それらの各ケースに互いに合わせ
結合されるフランジがそれぞれ具備されていると共に、
固定台が、フロントケース側フランジ又はリアケース側
フランジの少なくとも一方側に一体に連設されているも
のであってもよい。この構成を採用すると、フロントケ
ース又はリアケースに固定台が一体に連設されているに
もかかわらず、フロントケースやリアケースの凹凸箇所
の数が、固定台を持たないフロントケースやリアケース
の表面の凹凸箇所の数と同じになるので、脚体を一体に
備えたフロントケースやリアケースを容易に製作するこ
とができる。言い換えると、固定台を持たないフロント
ケースやリアケースでは、それらに具備されているフラ
ンジが凸部に相当するので、凹凸箇所は1箇所である。
これに対し、固定台を備えたフロントケースやリアケー
スについても、固定台が上記フランジに連設されている
ために凹凸箇所は1箇所になる。したがって、フロント
ケース又はリアケースに固定台が一体に連設されている
にもかかわらず、フロントケースやリアケースの凹凸箇
所の数が、固定台を持たないフロントケースやリアケー
スの凹凸箇所の数と同じになる。なお、フランジケース
やリアケースは、鋳造、プレス、切削といった種々の方
法で製作することが可能である。
【0011】固定台が板状に形成されていてもよく、そ
の場合には、その固定台の長手方向に延びるリブを備え
ていることが望ましい。これによれば、板状の固定台が
リブによって補強されて、耐振動性、耐衝撃性などの機
械的強度が向上する。上記固定台に、風路としての機能
を発揮する開口が備わっていてもよい。また、固定台の
上端部が、熱交換室の筐体の上部材に固定されているも
のであってもよく、このものによると、室外機を運転し
たときの耐振性などが向上する。なお、固定台の上端部
と熱交換室の筐体とがねじ結合されていてもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の空調装置室外機を
示した一部破断概略斜視図、図2は図1の室外機に用い
られている固定台が一体化された電動機を示した概略斜
視図、図3は同概略側面図である。
【0013】図1の空調装置室外機において、室外機筐
体Aの内側の熱交換室4に電動機6が配備されており、
この電動機6の外ケース7に、熱交換室4の底板を形成
しているベース部材41に下端部が固定されてそのベー
ス部材41から立ち上げられた固定台8が一体に連設さ
れている。このような固定台8を一体に備えた電動機6
を図2及び図3に示してある。
【0014】図2及び図3に示した電動機6は、前板部
及び背板部を備えた中空円筒状の外ケース7が、前板部
を有するフロントケース71と、背板部を有するリアケ
ース72とに分かれていると共に、フロントケース71
の後端部とリアケース72の前端部とのそれぞれに各別
のフランジ73,74が一体に具備され、それらのフラ
ンジ73,74が締付けねじ75を用いて合わせ結合さ
れている。なお、フランジ73,74を合わせ結合する
ための手段としては、締付けねじ75を用い得るほか、
溶接やクランプその他の手段を適宜選択することが可能
である。
【0015】図6で判るように、上記外ケース7は、ロ
ータ61やステータ62などを覆ってそれらを直接的に
収容しているケースのことであり、電動機をホルダーに
収容したような場合のホルダーを形成しているケースの
ことではない。
【0016】図2及び図3のように、外ケース7には、
風路として機能する開口84を備えた上記固定台8が一
体に連設されている。図例では、固定台8がフロントケ
ース側フランジ73に一体に連設されているけれども、
この点は、固定台をリアケース側フランジ74に一体に
連設しておいても、あるいは、フロントケース側フロン
ト73とリアケース側フランジ74のそれぞれに固定台
を一体に連設して双方の固定台を重ね合わせた構成にし
ておいてもよい。
【0017】固定台8の下端部は取付部81として形成
されており、その取付部81に所要数(図例では2個)
の取付ねじ挿通孔82が開設されている。そして、図3
のように、取付部81がベース部材41に重ね合わさ
れ、取付ねじ挿通孔82(図2参照)に挿通した取付ね
じ83を用いてその取付部81がベース部材41に締付
け結合されている。こうして取り付けられた電動機6で
は、図3のように、電動機6の外ケース7がベース部材
41との間に固定台8の長さLに見合う間隔Hを隔てて
配備される。なお、図1のように、電動機6の回転軸1
3には送風ファン2が止具14を用いて固定される。
【0018】図1で説明した室外機によると、電動機6
を運転して送風ファン2を回転させて風路を形成させる
と、その風路を流れる風と熱交換機5との間で熱交換が
行われる。また、図1〜図3のように固定台5の上端部
が電動機6の外ケース7(図1参照)に一体に連設され
ていると、電動機6の上方に余剰スペースが形成される
ので、図8で説明した従来の場合よりも室外機筐体Aの
内部スペースに余裕が生じる。また、図8で説明したよ
うに電動機6を固定台3に取付ねじを用いて取り付ける
必要がないので、それだけ室外機の部品点数が削減さ
れ、組立工数も減少する。なお、図1において、図8で
説明した部分と同一部分には同一符号を付してある。
【0019】図2や図3に示されている固定台8は単な
る板状に描かれているけれども、この固定台8の強度を
向上させるためには、その固定台8に縦方向(長手方
向)に延びる補強リブを形成しておくことが有効であ
る。また、図6に仮想線で示したように、固定台8に背
方へ突き出た突片部86を形成し、その突片部86を熱
交換器5に当接させておくことによって、電動機6の運
転に伴う固定台8の振れや振動を抑制するようにしてお
いてもよい。
【0020】図4には、フロントケース側フランジ73
とそのフランジ73に連設された固定台8とに亘って縦
方向(長手方向)に延びる左右のリブ85,85を形成
したものを示してある。また、この固定台8では、図5
に示したように、左右のリブ85,85の下端部と固定
台8の下端部とのそれぞれに、取付部81…を形成し、
それらの取付部81…に取付ねじ挿通孔82を開設して
あり、それらの取付部81…がベース部材(不図示)に
固定されるようになっている。このものは、図1で説明
した固定台8とその固定台8を一体に備えた電動機6と
に置き換えることが可能である。
【0021】図7には、図8で説明した従来の室外機に
用いられている固定台3と同じ形状の固定台8を電動機
6の外ケース7に一体に連設したものを、室外機筐体A
に組み込んだ室外機を示してある。すなわち、この事例
では、電動機6の外ケース7と一体の固定台8の下端部
がベース部材41にねじ結合され、その固定台8の上端
部が室外機筐体の所定箇所、たとえば上板部や前板部な
どにねじ結合されている。なお、図7において、84は
固定台8に形成されている開口、87は縦長のリブ、8
8は取付片部である。このものによれば、図8で説明し
た従来の室外機に用いられている固定台3と同じ取付構
造を採用して固定台8を室外機筐体Aに取り付けること
が可能であり、また、固定台8を室外機筐体Aに取り付
けるだけで、電動機6が熱交換室4の所定位置に配備さ
れるようになる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、電動機と固定台とが一
体化されているので、固定台を室外機筐体に取り付ける
だけで電動機を熱交換室の所定位置に配備することがで
きるようになる。そのため、電動機を固定台に取り付け
る工程やその取り付けのための取付ねじが必要なくな
り、組立工数や必要部品点数や取付ねじの必要数などが
削減されて価格を安く抑えることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空調装置室外機の実施形態を示した一
部破断概略斜視図である。
【図2】図1の室外機に用いられている固定台が一体化
された電動機を示した概略斜視図である。
【図3】図2の固定台と電動機とを示した概略側面図で
ある。
【図4】変形例による電動機の実施形態を示した正面図
である。
【図5】図4のV−V線に沿う断面図である。
【図6】電動機の要部の一部破断側面図である。
【図7】他の実施形態を示した一部破断概略斜視図であ
る。
【図8】従来の空調装置室外機の一部破断概略斜視図で
ある。
【符号の説明】
A 熱交換室の筐体 2 送風ファン 4 熱交換室 6 電動機 7 外ケース 8 固定台 41 ベース部材 71 フロントケース 72 リアケース 73,74 フランジ 84 開口 87 リブ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送風ファンを回転させるための電動機の
    外ケースに、熱交換室の底板を形成しているベース部材
    に下端部が固定されてそのベース部材から立ち上げられ
    た固定台が一体に連設されていることを特徴とする空調
    装置室外機。
  2. 【請求項2】 固定台の下端部とベース部材とがねじ結
    合されている請求項1に記載した空調装置室外機。
  3. 【請求項3】 外ケースがフロントケースとリアケース
    とに分かれていて、それらの各ケースに互いに合わせ結
    合されるフランジがそれぞれ具備されていると共に、固
    定台が、フロントケース側フランジ又はリアケース側フ
    ランジの少なくとも一方側に一体に連設されている請求
    項1又は請求項2に記載した空調装置室外機。
  4. 【請求項4】 板状に形成された上記固定台に、その固
    定台の長手方向に延びるリブが設けられている請求項1
    ないし請求項3のいずれかに記載した空調装置室外機。
  5. 【請求項5】 固定台に、風路としての機能を発揮する
    開口が備わっている請求項1ないし請求項4のいずれか
    に記載した空調装置室外機。
  6. 【請求項6】 固定台の上端部が、熱交換室の筐体の上
    部材に固定されている請求項1ないし請求項5のいずれ
    かに記載した空調装置室外機。
  7. 【請求項7】 固定台の上端部と熱交換室の筐体とがね
    じ結合されている請求項6に記載した空調装置室外機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100445472B1 (ko) * 2001-11-23 2004-08-21 주식회사 엘지이아이 공기조화기의 실외기
JP2015025622A (ja) * 2013-07-26 2015-02-05 三菱電機株式会社 ヒートポンプ熱源ユニット
JP2020085429A (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 ダイキン工業株式会社 冷凍装置ユニット

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KR100445472B1 (ko) * 2001-11-23 2004-08-21 주식회사 엘지이아이 공기조화기의 실외기
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