JP2571150B2 - 長尺ウエブ巻取物の端末止め装置 - Google Patents

長尺ウエブ巻取物の端末止め装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、紙,フイルム,金属箔等の可撓性を有する
帯状物(以下「ウエブ」という)をロール状に巻き取る
際、該ウエブの端末を、該ウエブを巻き取ってロール状
にしたもの(以下「長尺ウエブ巻取物」という)の外周
面上に止める長尺ウエブ巻取物の端末止め装置に関する
ものである。
(従来の技術) 従来、例えば裁断後の長尺ウエブ巻取物の端末止め
は、巻取りを停止した後、ウエブを切断した端末を人手
または機械によって、端末処理(端末に接着剤を塗布し
たり、粘着テープを貼付けたりする端末止めの準備作
業)を施した後に行なっていた。しかし、このような方
法では端末止めに多くの時間を要し、作業効率が非常に
低かった。
そこでこの欠点を解決するため、長尺ウエブの切断,
端末処理および端末止めを該長尺ウエブの巻取りを停止
することなく一連の作業として行なうことを可能とした
端末止め装置を具備する端末処理装置が知られている。
(実公昭51−53414号,特公昭61−5973号,特開平1−3
21021号等) 前記端末処理装置が具備する端末止め装置は、巻取り
の完了した長尺ウエウ巻取物の外周面に圧着せしめられ
る、該巻取物の軸と平行な軸のまわりに回動自在な端末
押えローラーを具備し、前記長尺ウエブの端末処理され
た端末を、前記巻取物と前記押えローラーの回転により
挾みこみ、該巻取物の外周面に止めることを特徴として
いる。
(発明が解決しようとする課題) 前記した従来の端末止め装置は、端末押えローラーに
対し、例えば前記特開平1−321021号公報に示されるよ
うな、圧着機能のみをもたせたものか、同じく前記実公
昭51−53414号公報に示されるような圧着機能に巻取機
能をもたせたものであった。
しかし、これらの端末止め装置には、端末処理された
端末が、端末押えローラーにより端末止めされるまで
に、しばしば長尺ウエブ巻取物の幅方向にずれてしまう
という問題が見られる。そして、この端末ずれのため、
ウエブエッジに折れができ、製品ロスが生じる。そこで
この端末ずれを防止するため、端末押えローラーを機械
的に調整すると稼働率が低下してしまう。
また、巻取状態の悪い長尺ウエブ巻取物に対しては、
端末ずれを防止するために、端末押えローラーを機械的
に調整することは無理であった。
さらにこの端末ずれを防止する方法として、例えば、
実開昭63−175650号公報に示されるような吸着部を設け
たウエブガイドを設置する方法も知られているが、この
方法でも端末がウエブガイドを外れてからの端末ずれ
や、端末押えローラーの圧着により発生するウエブのず
れを防止することはできない。
そこで本発明は従来の端末止め装置にみられるウエブ
切断後の端末ずれや、端末押えローラーの圧着する力に
より発生する端末ずれを防止することで、製品ロスを削
減し、さらには巻取状態の悪い長尺ウエブ巻取物に対し
ても、端末止め機能を損なわないことを可能とする長尺
ウエブ巻取物の端末止め装置を提供することを目的とす
るものである。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、本発明は長尺ウエブ巻取
物の端末止め装置において、 巻取りの完了した長尺ウエブ巻取物の外周面に圧着,
離脱せしめられる、前記巻取物の軸と平行な軸のまわり
に回転自在な端末押えローラー、 この端末押えローラーを前記巻取物の外周面に圧着,
離脱せしめるよう、該端末押えローラーを該巻取物の半
径方向に移動せしめる駆動手段、 前記端末押えローラーを前記長尺ウエブの幅方向に移
動可能に軸受支持する端末押えローラー支持架台、およ
び 前記端末押えローラーの両端に固設され、前記長尺ウ
エブ巻取物の外周面を両側から挾むように設けられた1
対のフランジ状ガイド板からなることを特徴とするもの
である。
ここで「端末押えローラーを前記長尺ウエブの幅方向
に移動可能に軸受支持する端末押えローラー支持架台」
とは、例えば2枚の対向する金属板と、該2枚の金属板
を連結する部材からなり、丸棒状鋼の両端を該2枚の金
属板に各々固設させたものである。そして、前記端末押
えローラーの軸中心に該丸棒状鋼の径に見合う穴をあ
け、該端末押えローラーを該丸棒状鋼に通せば、穴と丸
棒とのすべりによって、該端末押えローラーが前記2枚
の金属板間を移動できる。
また、「端末押えローラーの両端に固設され、前記長
尺ウエブ巻取物の外周面を両側から挾むように設けられ
た1対のフランジ状ガイド板」とは、例えば、円形金属
板の中心に前記丸棒状鋼の径に見合う穴をあけたものを
2枚、前記丸棒状鋼に軸心を通した端末押えローラーの
両端側より該丸棒状鋼に通し、該端末押えローラーの両
端に連結したものである。このとき、該2枚の円形金属
板の対向距離を長尺ウエブの幅寸法に一致させるか、あ
るいはフランジ状ガイド板と長尺ウエブ巻取物端面間に
発生する摩擦力を減少させるために必要な分ウエブ幅寸
法よりもわずかに広くする。こうして、2枚の円形金属
板と端末押えローラーが一体となって、前記丸棒状鋼上
を移動するようにする。
(作用および効果) 上記した如く、本発明による長尺ウエブ巻取物の端末
止め装置は、 巻取りの完了した長尺ウエブ巻取物の外周面に圧着,
離脱せしめられる、前記巻取物の軸と平行な軸のまわり
に回動自在な端末押えローラー、 この端末押えローラーを前記巻取物の外周面に圧着,
離脱せしめるよう、該端末押えローラーを該巻取物の半
径方向に移動せしめる駆動手段、 前記端末押えローラーを前記長尺ウエブの幅方向に移
動可能に軸受支持する端末押えローラー支持架台、およ
び 前記端末押えローラーの両端に固設され、前記長尺ウ
エブ巻取物の外周面を両側から挾むように設けられた1
対のフランジ状ガイド板からなることにより、 1対のフランジ状ガイド板が長尺フランジ巻取物の外
周面を両側から常に挾んでいるため、ウエブ切断後の端
末ずれや端末押えローラーの圧着する力により発生する
端末ずれを防止でき、端末ずれにより発生する製品ロス
を削減できる。
また長尺ウエブ巻取物の外周部が巻取りの過程で徐々
に幅方向にずれてくるいわゆる巻取状態の悪い長尺ウエ
ブ巻取物に対しても、端末押えローラーが1対のフラン
ジ状ガイド板と1体となって該長尺ウエブの幅方向に移
動するので該端末押えローラーが該長尺ウエブ巻取物の
外周面上の所定位置に圧着することが可能なため、前記
巻取状態の間い長尺ウエブ巻取物に対しても端末止め機
能を損なうことがない等の種々の顕著な効果を奏する。
(実 施 例) 本発明による長尺ウエブ巻取物の端末止め装置の構成
および動作について実施例に基づいて説明する。
第1図は、本発明による長尺ウエブ巻取物の端末止め
装置の全体構成を示す正面図、第2図は、その側面図、
第3図は、端末押えローラー部の拡大図、第4図は、端
末押えローラー部の内部構造図、および第5図は、巻取
状態の悪い長尺ウエブの外周面に圧着する端末押えロー
ラーの位置関係を示す図である。
まず端末押えローラー部Aの構成について説明する。
第3図,第4図に示す如く、端末押えローラー1の両端
に外周部をテーパー加工された円形のフランジ状端末押
えローラーガイド板2が連結部材6を介して固定され
る。この一体化したガイド板付端末押えローラーCは、
ストロークボールベアリング5を介して、シャフト4に
移動可能に取り付けられ、該シャフト4の両端は端末押
えローラー支持架台3により支持され、全体で端末押え
ローラー部Aを構成する。
次に、駆動手段Bの構成について説明する。第1図,
第2図に示す如く、前記の如く構成された端末押えロー
ラー部Aは駆動手段Bにより、図中上下方向に可動なよ
うに支持されている。この駆動手段Bは前記端末押えロ
ーラー部Aを支持する1個のバネ12と2個のスライドベ
アリング7、該2個のスライドベアリング7を支持する
支持ビーム8、該支持ビーム8の一側面に取り付けられ
た可動アーム10、該可動アーム10を介して、前記支持ビ
ームに図中上下方向の駆動力を伝えるエアシリンダー1
1、および前記支持ビーム8を上下方向にガイドするよ
う、該支持ビームの一側面に図示されない架台により支
持されるスライドガイド9より構成されている。
次に本実施例による端末止め装置の動作を説明する。
第1図,第2図に示す如く所定の巻取径に近づいた長尺
ウエブ巻取物13のウエブは切断され、切断された端末14
には端末止めテープ15が貼られる。ウエブが切断される
直前に、端末押えローラー部Aは前記した如く駆動手段
Bにより、図中上方に移動し、端末押えローラー1が前
記ウエブ巻取物13の外周面に圧着する。このとき長尺ウ
エブ巻取物13′の巻取状態が、第5図に示すように悪い
場合にも、端末押えローラーガイド板2のテーパー加工
された部分が、長尺ウエブ巻取物13′の外周エッジに接
合しながら、ガイド板付端末押えローラーCを長尺ウエ
ブの巻取りのずれた方向に移動させ、端末押えローラー
1が長尺ウエブの幅の中心部に正しく圧着する。
この機能を果すため、第4図,第5図に示す、ガイド
板付端末押えローラーCの両端と、端末押えローラー支
持架台3との距離(ガイド板付端末押えローラーCの図
中左右方向への移動可能距離を示す)d、端末押えロー
ラーガイド板2のテーパー部の厚み寸法e、および巻取
状態の悪い長尺ウエブ巻取物13′のはらみ寸法fとの関
係が、e>d>fを満たすように、本実施例の端末止め
装置は構成されている。
前記の如く、長尺ウエブの外周面の正しい位置にて圧
着されたガイド板付端末押えローラーCは、2枚のガイ
ド板2で長尺ウエブ巻取物13を挾んでいるので、切断後
の長尺ウエブのずれを防止しながら、切断端14と該切断
端14に貼られた端末止めテープ15を端末止めローラー1
と前記長尺ウエブ巻取物13の外周面とで挾み込み端末止
めを行う。
端末止めを完了した後、端末押さえローラー部Aは、
駆動手段Bにより、第2図中下方に移動し、長尺ウエブ
巻取物13の外周面より離れる。
以上、本発明による長尺ウエブ端末止め装置の詳細を
実施例にて説明したが、本発明による前記端末止め装置
は、上記実施例に限られるものではない。例えば上記実
施例ではガイド板付端末押えローラーCの軸受部にスト
ロークベアリング8を用いたが、代わりに摩擦係数の低
いスベリ軸受材を用いてもよい。また端末押えローラー
1の幅は特に限定しなかったが、端末止めテープ15の幅
より大きければ長尺ウエブ巻取物13の幅以下まで自由に
その幅を変更することが可能である。かくの如く、本発
明の効果を損うことなく、種々の変更を行うことが可能
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による長尺ウエブ巻取物の端末止め装
置の全体構成を示す正面図、第2図は、その側面図、第
3図は、端末押えローラー部の拡大図、第4図は、端末
押えローラー部の内部構造図、および第5図は、巻取状
態の悪い長尺ウエブの外周面に圧着する端末押えローラ
ーの位置関係を示す図である。 A……端末押えローラー部、B……駆動手段 C……ガイド板付端末押えローラー 1……端末押えローラー 2……端末押えローラーガイド板 3……端末押えローラー支持架台 4……シャフト 5……ストロークボールベアリング 6……連結部材 7……スライドベアリング、8……支持ビーム 9……スライドガイド、10……可動アーム 11……エアシリンダー、12……バネ 13……長尺ウエブ巻取物 13′……巻取状態の悪い長尺ウエブ巻取物 14……ウエブ端末、15……端末止めテープ d……ガイド板付端末押えローラーCの移動可能距離 e……端末押えローラーガイド板のテーパー部の厚さ寸
法 f……巻取状態の悪い長尺ウエブ巻取物のはらみ寸法

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の巻取径にて、巻取りの完了した長尺
    ウエブの端末に端末処理を施した後、該長尺ウエブ巻取
    物の外周面に、該端末処理済の長尺ウエブの端末を止め
    る長尺ウエブ巻取物の端末止め装置において、 巻取りの完了した長尺ウエブ巻取物の外周面に圧着,離
    脱せしめられる、前記巻取物の軸と平行な軸のまわりに
    回転自在な端末押えローラー、 この端末押えローラーを前記巻取物の外周面に圧着,離
    脱せしめるよう、該端末押えローラーを該巻取物の半径
    方向に移動せしめる駆動手段、 前記端末押えローラーを前記長尺ウエブの幅方向に移動
    可能に軸受支持する端末押えローラー支持架台、および 前記端末押えローラーの両端に固設され、前記長尺ウエ
    ブ巻取物の外周面を両側から挾むように設けられた1対
    のフランジ状ガイド板からなることを特徴とする長尺ウ
    エブ巻取物の端末止め装置。
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