JPH026511Y2 - - Google Patents

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JPH026511Y2
JPH026511Y2 JP8949482U JP8949482U JPH026511Y2 JP H026511 Y2 JPH026511 Y2 JP H026511Y2 JP 8949482 U JP8949482 U JP 8949482U JP 8949482 U JP8949482 U JP 8949482U JP H026511 Y2 JPH026511 Y2 JP H026511Y2
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JP
Japan
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capstan
shafts
support plate
capstan roller
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JP8949482U
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JPS58193347U (ja
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (1) 考案の技術分野 本考案は高速磁気テープ装置のキヤプスタンア
ライメント構造の改良に関するものである。
(2) 技術の背景 高速磁気テープ装置においては、キヤプスタン
ローラの取付角に傾きがあると磁気テープが斜に
走行し、そのテープエツジがテープガイドに強く
当り損傷するという不具合が生ずる。この不具合
を防止するため従来はキヤプスタンモータを直接
パネルに取り付けずにキヤプスタンアライメント
を調整できる機構が用いられている。
(3) 従来技術と問題点 第1図は従来のキヤプスタンアライメント調整
機構を示す図であり、aは上面図、bはa図のb
−b線における断面図を示す。同図において、1
はキヤプスタンモータ、2はキヤプスタンロー
ラ、3はキヤプスタンモータ支持板、4はパネ
ル、5,6,7はアライメント調整用ねじ、8は
モータ支持板押圧用ばね、9はその取付ねじをそ
れぞれ示している。
このキヤプスタンアライメント調整機構はパネ
ル4にほぼ直角3角形の頂点に位置する3本の調
整用ねじ5,6,7によりモータ支持板3を支持
し、他方より前記直角3角形のほぼ重心をばね8
にて押圧しており、調整用ねじ6を基準にし、他
の2個の調整用ねじ5,7を出し入れしてアライ
メントを調整するようになつている。ところがこ
のような機構においては、組立時にモータ1をパ
ネル4に取り付けるためのガイドがないためキヤ
プスタンローラ2がパネル4に設けた孔4aに接
触し、特にキヤプスタンローラ2が軟質の場合に
は損傷するという欠点があつた。
(4) 考案の目的 本考案は上記従来の欠点に鑑み、組立時におい
てキヤプスタンローラを傷けないようなキヤプス
タンアライメント構造を提供することを目的とす
るものである。
(5) 考案の構成 そしてこの目的は本考案によれば、磁気テープ
装置のキヤプスタンローラ駆動モータを支持する
支持板をパネルに配設した3個のアライメント調
整用ねじにて支持し、反対側よりばねにて押圧す
るようにしたキヤプスタンローラのアライメント
構造において、前記ばねを保持する軸をパネルの
2箇所に配設し、該軸をキヤプスタンローラの位
置出し用のガイドに兼用せしめたことを特徴とす
るキヤプスタンアライメント構造を提供すること
によつて達成される。
(6) 考案の実施例 以下本考案実施例を図面によつて詳述する。
第2図は本考案によるキヤプスタンアライメン
ト構造を設明するための図であり、aは上面図、
bはa図のb−c−c−b線における断面図を示
す。同図において10はキヤプスタンモータ、1
1はキヤプスタンローラ、12はキヤプスタンモ
ータ支持板、13はパネル、14,15,16は
アライメント調整用ねじ、17,18はモータ支
持板押圧用ばね、19及び20はモータ支持板押
圧用ばねを保持する軸をそれぞれ示している。
本実施例は調整用ねじが14と15を結ぶ線
と、15と16を結ぶ線とが直交関係にあるよう
にプレート13に配置され、軸19と20を結ぶ
線の2等分点が、前記調整ねじ14,15,16
の3点で作る3角形の重心に重なるように軸19
及び20がプレート13に配置されている。そし
てモータ支持板12は調整用ねじ14,15,1
6で3点支持され反対側を軸19,20に保持さ
れたばね17,18で押圧されており、キヤプス
タンローラ11のアライメント調整は、直交中心
の調整用ねじ15を所要の高さに固定しておき、
残りの調整ねじ14及び16の高さを調整するこ
とにより行なわれる。
またモータ支持板12に軸19,20が挿通さ
れる穴21,22は軸19,20の直径よりも僅
か(0.3mm程度)に大きく穿設されている。そし
て組立時には、モータ支持板の穴21,22に軸
19,20を挿入し、該軸を案内としながらキヤ
プスタンローラ11をプレート13に設けられた
穴13aをくぐらせて組立てられる。このときプ
レートの穴13aとキヤプスタンローラ11との
すき間が小さくとも、軸19,20を案内として
いるため、キヤプスタンローラ11の片寄は少な
く、穴13aとの接触は防止される。キヤプスタ
ンローラ11を穴13aをくぐらせた後は軸1
9,20にそれぞればね17,18を挿入しナツ
トにてその脱出を止める。
なおばね17及び18は図の如きコイルばねに
限ることはなく皿ばねであつても良い。またモー
タ支持板12は押圧用ばねを調整用ねじが作る3
角形の重心に配置しなくとも良いので従来に比し
て小さくできるためモータフランジをそのまま利
用することもできる。
(7) 考案の効果 以上、詳細に説明したように本考案のキヤプス
タンアライメント構造はモータ支持板を押圧する
ばねを保持する軸を2箇所に設け、且つこの軸を
位置出し用のガイドに兼用させることにより、組
立を容易にすると共に、組立時におけるキヤプス
タンローラの損傷を防止し得るといつた効果大な
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のキヤプスタンアライメント構造
を説明するための図、第2図は本考案によるキヤ
プスタンアライメント構造を説明するための図で
ある。 図面において、10はキヤプスタンローラ駆動
モータ、11はキヤプスタンローラ、12はモー
タ支持板、13はプレート、14,15,16は
アライメント調整用ねじ、17,18はモータ支
持板押圧用ばね、19,20は軸をそれぞれ示
す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 磁気テープ装置のキヤプスタンローラ駆動モー
    タを支持する支持板をパネルに配設した3個のキ
    ヤプスタン調整用ねじにて支持し、反対側よりば
    ねにて押圧するようにしたキヤプスタンローラの
    アライメント構造において、前記ばねを保持する
    軸をパネルの2箇所に配設し、該軸をキヤプスタ
    ンローラの位置出し用のガイドに兼用せしめたこ
    とを特徴とするキヤプスタンアライメント構造。
JP8949482U 1982-06-17 1982-06-17 キヤプスタンアライメント構造 Granted JPS58193347U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8949482U JPS58193347U (ja) 1982-06-17 1982-06-17 キヤプスタンアライメント構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8949482U JPS58193347U (ja) 1982-06-17 1982-06-17 キヤプスタンアライメント構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58193347U JPS58193347U (ja) 1983-12-22
JPH026511Y2 true JPH026511Y2 (ja) 1990-02-16

Family

ID=30098103

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8949482U Granted JPS58193347U (ja) 1982-06-17 1982-06-17 キヤプスタンアライメント構造

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JP (1) JPS58193347U (ja)

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JPS58193347U (ja) 1983-12-22

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