JP2571042B2 - 複合薄膜磁気ヘツド - Google Patents

複合薄膜磁気ヘツド

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JP2571042B2
JP2571042B2 JP61202893A JP20289386A JP2571042B2 JP 2571042 B2 JP2571042 B2 JP 2571042B2 JP 61202893 A JP61202893 A JP 61202893A JP 20289386 A JP20289386 A JP 20289386A JP 2571042 B2 JP2571042 B2 JP 2571042B2
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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は回転する可撓性磁気記録ディスクに信号の記
録再生を行なう磁気ヘッドに関し、特に詳細には上記磁
気記録ディスクに画像信号とともに音声,音楽等画像信
号以外の情報信号の記録再生を行なうことのできる複合
磁気ヘッドに関するものである。
(従来の技術) 可撓性磁気記録ディスクを記録媒体として用いた磁気
記録再生装置としては、あらかじめ画像信号が記録され
た可撓性磁気記録ディスクを回転させてそこに記録され
た画像信号を静止画としてテレビション受像機等の表示
装置に再生する静止画再生装置や、レンズを通して得ら
れた被写体の像を電気信号に変換して可撓性磁気記録デ
ィスクに記録して静止画としてテレビジョン受像機等の
表示装置に再生するいわゆる電子スチルカメラ装置等が
開発されている。
これらの磁気記録装置及び再生装置においては、画像
信号は環状トラックの1周に1フィールド分が記録され
る。この1フィールドの画像信号により1枚の静止画を
再生する方法をフィールド記録再生と称する。また、2
本の環状トラックに同一フレームの1フィールドずつを
それぞれ記録し、該2本の環状トラックからの画像信号
により1フレームを構成し1枚の静止画を再生する方法
をフレーム記録再生と称する。すなわち、フレーム記録
再生はフィールド記録再生に比し、2倍の環状トラック
を要し、可撓性磁気記録ディスクへ記録可能な静止画の
枚数は半分となる。また、これら環状トラックは通常40
μm程度の隙間(ガードバインド)を介して同心円環状
に形成されている。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、静止画をテレビジョン受像機等に表示する
場合、画像信号に対応する音声や音楽等も同時に出力し
たいという強い要求がある。
上記要求に対して、音声等、画像信号以外の情報信号
を時間的に圧縮して従来画像信号用に用いられていた環
状トラックの一部に記録し、該時間的に圧縮して記録さ
れた音声信号を元に伸長して再生する方式が提案されて
いるが、この様な方式では情報信号記録用に割り当てた
トラック分だけ画像信号用トラックが少なくなり不都合
であるばかりでなく、再生時に、トラックに記録されて
いる信号が画像信号か音声等の他の情報信号かの判別を
行なう手段が必要となり、装置が複雑かつ高価なものと
なる。
また画像信号用のトラック数が減少するのを防ぐため
に、各環状トラックを隔てている隙間、いわゆるガード
バイドに情報信号を記録するようにし、情報信号と画像
信号を互いにアジマスを為すように記録する記録方式が
特開昭61−153803号により提案されている。しかしなが
ら、画像信号用磁気ヘッドと情報信号用磁気ヘッドは、
通常それぞれ独立して設けられているため、これらの磁
気ヘッドのヘッドタッチを、上記のような極めて近接し
た位置において同時に良好に確保することは著しく困難
であり、また各磁気ヘッドのトラッキングを高精度に行
なうには複雑な機構が必要であるため、装置が複雑なも
のとなり、大型化,高コスト化を招くという不都合があ
る。また画像信号用と情報信号用の磁気ヘッドをそれぞ
れ設けた場合には両磁気ヘッドを厳密に位置調整しなけ
ればならないため装置毎に各ヘッドの相対位置が微妙に
異なり、一方の装置で記録した磁気ディスクを、他方の
装置に再生する場合に不都合が生じ、また各ヘッドの交
換が困難にもなり、事実上互換性がないものとなるとい
った実用上の重大な問題点もある。
そこで画像信号用磁気ヘッドと情報信号用磁気ヘッド
を一体化した磁気ヘッドを用いて、画像信号用環状トラ
ックのガードバンドに情報信号を記録するようにした装
置が特開昭61−129701号に開示されている。しかしなが
ら、上記磁気ヘッドは、実際の使用に際しては以下に述
べるような重大な欠点を有している。
すなわち、上記磁気ヘッドは1対の画像信号用磁気ヘ
ッドにより1つの音声信号用磁気ヘッドが挟持されてた
構造となっており、音声信号用磁気ヘッドの磁極の両側
面は画像信号用磁気ヘッドの磁極の側面と広い面積で互
いに密接している。かかる構造の磁気ヘッドは、隣接す
る磁気ヘッド間の磁気的結合が強く、それぞれの信号磁
束が隣接する磁気ヘッドに漏洩し、ノイズの原因とな
る、いわゆるクロストークが著しく発生し、再生画像が
大きく乱されたり雑音が生じるという問題が起きる。こ
れに対し、特開昭55−52520号公報には、それぞれ磁性
層、絶縁層、および導体層が薄膜により形成された2種
類の薄膜磁気ヘッドが、これら両磁気ヘッドのギャップ
部が互いにアジマスをなしてトラック幅方向において略
隣接するようにして設けられてなる複合薄膜磁気ヘッド
が開示されている。
しかしながら、この複合薄膜磁気ヘッドにおいては、
上記アジマスをつけるために、厚さ不均一の基板の表と
裏に薄膜磁気ヘッドを形成するようになっているので、
その製造が困難である。すなわち、基板の厚さが不均一
であることから基板上への薄膜形成の際に寸法精度が得
にくく、不良が発生しやすくなり、また、この複合薄膜
磁気ヘッドはウェハーで一括して製造されることとなる
ため、アジマスの異なる複合薄膜磁気ヘッドを製造しよ
うとするとその段取りのためにかなりの長時間を要し、
これにより複合薄膜磁気ヘッドの製造が困難となる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、
製造容易で安価かつ高品質な複合薄膜磁気ヘッドを提供
することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記目的達成のため、複合薄膜磁気ヘッド
を2つの薄膜磁気ヘッドを接合してなる構成とするとと
もにその接合構造に工夫を施すようにしたものである。
すなわち本発明は、画像信号用磁気ヘッドと情報信号
用磁気ヘッドが各々薄膜磁気ヘッドで構成されるととも
に、両磁気ヘッドのギャップ部が互いにアジマスをなし
てトラック幅方向において略隣接して設けられてた構成
を前提として、両磁気ヘッドをトラック周方向に重ね合
わさせて接合する構成とし、かつ両磁気ヘッドのいずれ
か一方をそのギャップ部の延びる方向に対して斜め方向
に切断された切断面を有する構成とし、この切断面にお
いて他方の磁気ヘッドに接合せしめる構成としたことを
特徴とするものである。
(発明の作用および効果) 本発明においては、上記構成により、ある1つの薄膜
磁気ヘッドを切断するかしないかで、これを画像信号用
磁気ヘッドと情報信号用磁気ヘッドの双方に使用するこ
とができるので、同一仕様の薄膜磁気ヘッドを用いて複
合薄膜磁気ヘッドを構成することができる。また、上記
切断面の角度を適宜設定することにより、容易に任意の
アジマス角を得ることができる。したがって、本発明に
よれば、各種の複合薄膜磁気ヘッドを容易に製造するこ
とができ、これにより製造容易で安価かつ高品質な複合
薄膜磁気ヘッドを得ることができる。
(実 施 例) 以下、図面を参照して本発明の実施例について説明す
る。
第1図は本発明の一実施例による複合薄膜磁気ヘッド
の摺動面を示す正面図である。
本複合薄膜磁気ヘッド50は、2つの画像信号用磁気ヘ
ッド10,20と、この2つの画像信号用磁気ヘッド10,20と
角度θのアジマスをなし、かつ画像信号用磁気ヘッド1
0,20のトラック幅TW方向において画像信号用磁気ヘッド
10,20と隣接した音声信号用磁気ヘッド30を有してい
る。上記3つの磁気ヘッド10,20,30は、後に詳述するよ
うに、それぞれ薄膜により形成された薄膜磁気ヘッドで
あり、それぞれ上部磁性層11,21,31と下部磁性層12,22,
32により挟持された、絶縁層であるギャップ部13a,23a,
33aを可撓性磁気記録ディスクに摺接させることにより
画像または音声信号の記録再生を行なうようになってい
る。
この複合薄膜磁気ヘッド50は、画像信号をフレーム記
録再生する、3トラックの複合薄膜磁気ヘッドであり、
第2図に示すように、可撓性磁気記録ディスク60には、
本磁気ヘッド50の2つの画像信号用磁気ヘッド10,20に
より、それぞれ1フィールドずつ2本の画像信号用トラ
ック61,62に画像信号が記録され、この2本の画像信号
の間の、従来はガードバンドであった部分には音声信号
用磁気ヘッド30により音声信号用トラック63が形成され
る。従ってこの複合薄膜磁気ヘッド50によれば、画像信
号用のトラック数を減らすことなく音声信号の記録再生
が行なわれる。以下、第3図および第4図を参照して上
記複合薄膜磁気ヘッド50の構造の詳細をその製造プロセ
スに基づいて説明する。
複合薄膜磁気ヘッド50を製造する際には、まず第3図
(a)に示すように従来より公知の方法により2トラッ
クの画像信号用磁気ヘッド10,20が薄膜により形成され
る。第3図(a)のA−A線断面図である第4図によ
り、画像信号用磁気ヘッド20を例としてその形成方法に
ついて説明すると、まず磁性フェライトからなる基板24
上にはセンダスト合金がスパッタリングされることによ
り前記下部磁性層22が成膜される。
次にこの下部磁性層22上に絶縁材料であるSiO2および
コイル材料であるCuが公知の方法により適宜成膜され、
エッチング等により蝕刻されることにより図示のような
絶縁層23およびコイル導体25が形成される。次いでこれ
らの積層体の上に、前記下部磁性層22と同様にセンダス
ト合金がスパッタリング等によりさらに成膜されて前記
上部磁性層21が形成される。さらにこの上方にSiO2スパ
ッタリングによって成膜され保護層26が形成される。こ
の保護層26は第4図に一点鎖線で示す位置まで研磨され
て平坦化され画像信号用磁気ヘッド20が得られる。なお
前記絶縁層23のうち、上部磁性層21および下部磁性層22
に挾持された部分が前記ギャップ部23aとなる。またも
う一方の画像信号用磁気ヘッド10は、画像信号用磁気ヘ
ッド20と同一基板上に、前記下部磁性層22と一体に下部
磁性層12が形成された後、全く同様の工程により形成さ
れる。
一方、第3図(b)に示すように、前記基板24とは別
体の基板34上には、前述した画像信号用磁気ヘッド20と
全く同様に上部磁性層31、下部磁性層32が導体層、絶縁
層とともに薄膜により積層され、音声信号用磁気ヘッド
30が形成される。なおこの音声信号用磁気ヘッド30は、
保護層36が平坦化された後、この保護層336上に低融点
ガラス等の接着剤37を用いて非磁性フェライトよりなる
保護板38が接着される。この音声信号用磁気ヘッド30
は、次いで図中一点鎖線で示す位置で切断されて前記画
像信号用磁気ヘッド10,20との接合面39が形成される。
なお、この接合面39と基板34とのなす角度θが、情報信
号用磁気ヘッド30の前記画像信号用磁気ヘッドとの相対
的アジマス角度を決定する。角度θは0<θ≦45゜の範
囲で選択することが望ましく、本実施例では角度θは45
゜となっている。
上記音声信号用磁気ヘッド30はさらに必要に応じて切
断加工された後、第3図(c)に示すようにその接合面
39が前記2トラックの画像信号用磁気ヘッド10,20の保
護層26上に載置され、低融点ガラス等の接着剤40により
接着される。このようにして得られた複合薄膜磁気ヘッ
ド50は必要に応じて摺動面加工が施されて完成される。
この複合薄膜磁気ヘッド50において、第1図に示す、
画像信号用磁気ヘッド10,20のトラック幅TWはともに60
μmとなっており、音声信号用磁気ヘッド30のトラック
幅TW′も60μmとなっている。またこれらの磁気ヘッド
10,20,30のギャップ部13a,23a,33aの厚みはそれぞれ0.3
μmとなっている。この磁気ヘッドを用いて、3600rpm
で回転する前記可撓性磁気記録ディスク上に画像信号及
び10秒間の音声信号の記録再生を行なった。第5図は上
記複合薄膜磁気ヘッド50により画像信号および音声信号
の記録再生を行なう回路を示すブロック図である。
撮像系70から得られる静止画のカラー信号は、FM変調
器71A,71Bにより変調されて加算された後、ゲート72を
経て前記3トラックの複合薄膜磁気ヘッド50中の画像信
号用磁気ヘッド10,20によって磁気記録ディスク60に記
録される。一方、マイク80より得られた音声信号はアン
プ81により増幅された後、時間軸圧縮回路82により1/60
秒に圧縮され、この圧縮された音声信号は、FM変調器83
を経て複合薄膜磁気ヘッド50中の音声信号用磁気ヘッド
30により、磁気記録ディスク60の前述した音声信号用ト
ラックに記録される。また音声信号を再生する際には、
磁気記録ディスク60に記録された音声信号は同じく情報
信号用磁気ヘッド30により検出され、アンプ84によって
増幅された後、FM復調器85によりFM復調され、時間軸伸
張回路86により元の10秒間の音声信号に復元される。こ
の復元された音声信号はアンプ87を経て音声信号として
出力される。また磁気記録ディスク60に記録された画像
信号は、同じく画像信号用磁気ヘッド10及び20によって
検出され周知の再生系(図示せず)によって静止画とし
てテレビジョン受像機等の表示装置に表示される。この
静止画の再生の際、音声信号からの妨害すなわちクロス
トークは−44dBであり画面の乱れは全く認められなかっ
た。また逆に音声再生時に画像信号からの雑音も全く認
められなかった。
さらに他の実施例として、画像信号用磁気ヘッドおよ
び音声信号用磁気ヘッドの基板が非磁性フェライトから
なり、各磁気ヘッドとも上下磁性層がCo−Nb−Zr非晶質
磁性体かなり、また前記相対アジマス角が30゜であり、
音声信号用薄膜磁気ヘッドのトラック幅Tw′が46μmで
あり、それ以外は全て前述した実施例と同様の材質およ
び構造の3トラックの複合薄膜磁気ヘッドを用い、2つ
の画像信号用磁気ヘッドのうちの一方を用いて磁気記録
ディスク上に画像信号をフィールド記録し、また音声信
号用薄膜磁気ヘッドを用いて画像信号用トラックに隣接
するトラックに音声信号を記録した。このように磁気デ
ィスク上に記録された画像信号および音声信号を、同じ
くこの複合薄膜磁気ヘッドにより再生したところ、画像
の乱れは全く無くまた雑音も全く認められなかった。
このように本発明の複合薄膜磁気ヘッドによれば、画
像信号用磁気ヘッドと音声信号用磁気ヘッドをともに薄
膜磁気ヘッドにしたことにより、両磁気ヘッドをトラッ
ク幅方向に隣接し、かつ互いにアジマスをなすように容
易に一体的に形成することができる。従って各磁気ヘッ
ドとも良好なヘッドタッチを確保し、高精度なトラッキ
ングを行なうことができるとともにクロストークが増大
することを防ぐことができる。
なお、以上3トラックの複合薄膜磁気ヘッドを例に挙
げて説明したが、本発明の複合薄膜磁気ヘッドは、第6
図(a)に示すように、互いにアジマス角を有して隣接
する、1トラックの画像信号用磁気ヘッド110と、1ト
ラックの音声信号用磁気ヘッド130を有する2トラック
の複合薄膜磁気ヘッドであってもよいし、第6図(b)
に示すように、2トラックの画像信号用磁気ヘッド210,
220および2トラックの音声信号用磁気ヘッド230,240を
有する4トラックの磁気ヘッドであってもよい。なお4
トラックの複合薄膜磁気ヘッドの場合の音声は、2トラ
ックあるいは3トラックの複合薄膜磁気ヘッドに比べて
2倍の時間の記録を行なうかまたはステレオ記録を行な
うことが可能となる。また上記各実施例においては、画
像信号以外の情報信号が音声信号である場合を例として
説明したが、情報信号は音声信号に限らず、音楽、その
他各種の情報信号であってよいことは言うまでもない。
また本複合薄膜磁気ヘッドを構成する各薄膜磁気ヘッド
の具体的な形成、材質は上記実施例に示したものに限ら
れるものではなく、例えば導体層はそれぞれ一層ずつで
あってもよいし、基板を強磁性体により形成して下部磁
性層としての機能を併せ持たせてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による複合薄膜磁気ヘッドの
摺動面を示す正面図、 第2図は可撓性磁気記録ディスクの概略平面図、 第3図(a),(b),(c)は第1図に示す複合薄膜
磁気ヘッドの構造をその製造プロセスに基づいて説明す
る斜視図、 第4図は第3図(a)のA−A線断面図、 第5図は画像信号および音声信号の記録再生回路のブロ
ック図、 第6図(a),(b)は本発明の他の実施例による複合
薄膜磁気ヘッドの摺動面を示す正面図である。 10,20……画像信号用磁気ヘッド 11,21,31……上部磁性層 12,22,32……下部磁性層 13a,23a,33a……ギャップ部 30……音声信号用磁気ヘッド 50……複合薄膜磁気ヘッド 60……可撓性磁気記録ディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 正倫 東京都港区西麻布2丁目26番30号 富士 写真フイルム株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−129701(JP,A) 特開 昭55−52520(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可撓性磁気記録ディスク上の環状トラック
    に画像信号の記録再生を行なう画像信号用磁気ヘッド
    と、前記環状トラックに隣接した環状トラックに画像信
    号以外の情報信号の記録再生を行なう情報信号用磁気ヘ
    ッドを一体的に備え、前記画像信号用磁気ヘッドと前記
    情報信号用磁気ヘッドが、それぞれ磁性層、絶縁層、お
    よび導体層が薄膜により形成された薄膜磁気ヘッドであ
    りかつこれら両磁気ヘッドのギャップ部が互いにアジマ
    スをなしてトラック幅方向において略隣接して設けられ
    た複合薄膜磁気ヘッドであって、 前記画像信号用磁気ヘッドと前記情報信号用磁気ヘッド
    がトラック周方向に重ね合わされた状態で接合されてお
    り、かつ、これら磁気ヘッドのいずれか一方が、該磁気
    ヘッドのギャップ部の延びる方向に対して斜め方向に切
    断された切断面を有し、この切断面において他方の磁気
    ヘッドに接合されていることを特徴とする複合薄膜磁気
    ヘッド。
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