JP2570715B2 - サ−マルプリンタの印字制御装置 - Google Patents
サ−マルプリンタの印字制御装置Info
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- JP2570715B2 JP2570715B2 JP62017551A JP1755187A JP2570715B2 JP 2570715 B2 JP2570715 B2 JP 2570715B2 JP 62017551 A JP62017551 A JP 62017551A JP 1755187 A JP1755187 A JP 1755187A JP 2570715 B2 JP2570715 B2 JP 2570715B2
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- Japan
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- circuit
- data
- energizing
- temperature
- head
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/315—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
- B41J2/32—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
- B41J2/35—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads providing current or voltage to the thermal head
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B41J2/355—Control circuits for heating-element selection
- B41J2/36—Print density control
- B41J2/365—Print density control by compensation for variation in temperature
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はサーマルプリンタに関し、特にその発熱要素
の駆動方法に関するものである。
の駆動方法に関するものである。
従来からサーマルプリンタでは,サーマルヘッドの連
続使用時の熱蓄積による印字品位の低下を防止するた
め、様々な方法が用いられてきている。その中には特公
昭55−48631のように、ドットごとに前のデータを記憶
して通電時間を決定する方法や、特公昭57−18507のよ
うに駆動周期によって通電時間を変える方式等が用いら
れている。これらを一般に履歴制御方式という。
続使用時の熱蓄積による印字品位の低下を防止するた
め、様々な方法が用いられてきている。その中には特公
昭55−48631のように、ドットごとに前のデータを記憶
して通電時間を決定する方法や、特公昭57−18507のよ
うに駆動周期によって通電時間を変える方式等が用いら
れている。これらを一般に履歴制御方式という。
また、周囲温度に応じた周波数で発振する発振回路及
びこれと結合したカウンタを用いて周囲温度を測定し、
これを基にCPUが通電時間を計算する例として、特開昭6
2−142662がある。
びこれと結合したカウンタを用いて周囲温度を測定し、
これを基にCPUが通電時間を計算する例として、特開昭6
2−142662がある。
これら従来例では一般にCPUによってデータ処理をし
ながら、サーマルヘッドのドライブICへ順次データを送
出する方式が一般的であった。このような方式では、サ
ーマルプリンタを高速に動作させようとしても処理が追
い付かずサーマルプリンタの高速化の障害となってい
た。
ながら、サーマルヘッドのドライブICへ順次データを送
出する方式が一般的であった。このような方式では、サ
ーマルプリンタを高速に動作させようとしても処理が追
い付かずサーマルプリンタの高速化の障害となってい
た。
本発明の目的は、このような従来の問題点を除去し、
高速でかつ、印字品位のすぐれたシリアル型サーマルプ
リンタの印字制御装置を提供することにある。
高速でかつ、印字品位のすぐれたシリアル型サーマルプ
リンタの印字制御装置を提供することにある。
本発明のサーマルプリンタの印字制御装置は、複数の
発熱要素を有するサーマルヘッドもしくはその周囲の温
度を検出する感熱素子と、感熱素子の温度に応じて周波
数が変化する発振回路と、発振回路の出力に応答し出力
パルス幅が互いに所定の割合の複数のパルスを発生する
パルス発生回路と、発熱要素の現在及び過去の駆動デー
タの駆動履歴を記憶する記憶手段と、記憶手段の現在及
び過去の駆動データの出力とパルス発生回路の複数のパ
ルスを対応させて混合し発熱要素の通電時間を全通電時
間の中で過去の駆動データに対応する通電区間と現在の
駆動データに対応する通電区間とを組み合わせて出力す
るゲート回路と、ゲート回路に接続され発熱要素を駆動
するヘッドドライブ回路とを有し、温度に応じて発熱要
素の全通電時間を増減すると共に前記それぞれの通電区
間も温度に応じて増減し、且つ、それぞれの通電区間に
よる発熱要素への印加エネルギがその時の全通電時間に
よる印加エネルギに対し一定な比例関係となるよう制御
することを特徴とするサーマルプリンタの印字制御装置
である。
発熱要素を有するサーマルヘッドもしくはその周囲の温
度を検出する感熱素子と、感熱素子の温度に応じて周波
数が変化する発振回路と、発振回路の出力に応答し出力
パルス幅が互いに所定の割合の複数のパルスを発生する
パルス発生回路と、発熱要素の現在及び過去の駆動デー
タの駆動履歴を記憶する記憶手段と、記憶手段の現在及
び過去の駆動データの出力とパルス発生回路の複数のパ
ルスを対応させて混合し発熱要素の通電時間を全通電時
間の中で過去の駆動データに対応する通電区間と現在の
駆動データに対応する通電区間とを組み合わせて出力す
るゲート回路と、ゲート回路に接続され発熱要素を駆動
するヘッドドライブ回路とを有し、温度に応じて発熱要
素の全通電時間を増減すると共に前記それぞれの通電区
間も温度に応じて増減し、且つ、それぞれの通電区間に
よる発熱要素への印加エネルギがその時の全通電時間に
よる印加エネルギに対し一定な比例関係となるよう制御
することを特徴とするサーマルプリンタの印字制御装置
である。
第1図は本発明によるサーマルプリンタの印字制御装
置の構成を示す略図である。
置の構成を示す略図である。
1は複数の発熱要素1aを有するサーマルヘッド、2は
このサーマルヘッドをドライブするヘッドドライブ回
路、3はCPU4とサーマルヘッド1の間に挿入されサーマ
ルヘッドへの発熱量をコントロールするヘッド発熱制御
回路ユニット、CPU4はサーマルプリンタ全体をも総括制
御している。18はヘッド発熱制御回路ユニット3へ二種
類以上のパルス幅を有するパルスを供給するパルス発生
回路で、サーマルヘッド1の温度、もしくはその周囲温
度を検出する感熱素子の一種のサーミスタ14を有してい
る。
このサーマルヘッドをドライブするヘッドドライブ回
路、3はCPU4とサーマルヘッド1の間に挿入されサーマ
ルヘッドへの発熱量をコントロールするヘッド発熱制御
回路ユニット、CPU4はサーマルプリンタ全体をも総括制
御している。18はヘッド発熱制御回路ユニット3へ二種
類以上のパルス幅を有するパルスを供給するパルス発生
回路で、サーマルヘッド1の温度、もしくはその周囲温
度を検出する感熱素子の一種のサーミスタ14を有してい
る。
CPU4は、一例として8ビットのCPUでデータバス16、
アドレスバス17、▲▼信号などを有している。
アドレスバス17、▲▼信号などを有している。
ヘッド発熱制御回路ユニット3は一例としてゲートア
レイで構成され、CPU4と同様ワンチップ化されている。
以下ヘッド発熱制御回路ユニットはHCUと略して説明す
る。
レイで構成され、CPU4と同様ワンチップ化されている。
以下ヘッド発熱制御回路ユニットはHCUと略して説明す
る。
HCU3は記憶手段の一種であるデータラッチ回路を内蔵
しデータバス16に接続されたデータ入力端子5,アドレス
バス17の下位2ビットを入力するアドレス入力端子6、
CPU4からの所定のアドレス情報に応じ、そのユニットの
指定を知るユニットセレクト端子の一種であるチップセ
レクト端子(▲▼端子)7、CPU4の▲▼信号に
接続されたデータラッチタイミング入力端子、発熱要素
への通電時間を決定する複数の通電パルス入力端子の、
サーマルヘッド1のそれぞれの発熱要素への駆動信号を
出力するヘッド駆動出力端子10を少くとも有している。
しデータバス16に接続されたデータ入力端子5,アドレス
バス17の下位2ビットを入力するアドレス入力端子6、
CPU4からの所定のアドレス情報に応じ、そのユニットの
指定を知るユニットセレクト端子の一種であるチップセ
レクト端子(▲▼端子)7、CPU4の▲▼信号に
接続されたデータラッチタイミング入力端子、発熱要素
への通電時間を決定する複数の通電パルス入力端子の、
サーマルヘッド1のそれぞれの発熱要素への駆動信号を
出力するヘッド駆動出力端子10を少くとも有している。
11はCPU4のアドレス情報からHCU3に当てられた所定の
アドレスコードを作るデコーダである。
アドレスコードを作るデコーダである。
12はCPU4の制御プログラムやキャラクタジェネレータ
等を格納するROM、13はRAM、15は電源を示している。
等を格納するROM、13はRAM、15は電源を示している。
第2図はHCU3の一実施例を示す詳細回路図であり、第
1図と同一物は同一番号で示している。
1図と同一物は同一番号で示している。
データ入力端子5はD0〜D7の8ビットデータがパラレ
ルに入力可能である。
ルに入力可能である。
21から29は8ビットのデータを保有するデータラッチ
回路をそれぞれ示し、21〜23はヘッド駆動信号のH0〜H7
のデータを保持し、24〜26はH8〜H15のデータを、27〜2
9はH16〜H23のデータをそれぞれラッチしている。
回路をそれぞれ示し、21〜23はヘッド駆動信号のH0〜H7
のデータを保持し、24〜26はH8〜H15のデータを、27〜2
9はH16〜H23のデータをそれぞれラッチしている。
ヘッド駆動出力は一例として24ドットのサーマルヘッ
ドを駆動するものとして24コの出力端子H0〜H23を有し
ている。
ドを駆動するものとして24コの出力端子H0〜H23を有し
ている。
31は現在のヘッドデータの1ドット列分を保持するラ
ッチ回路群であり、32は1回前の過去のデータの1ドッ
ト列分を、33は2回前の過去のデータの1ドット列分を
それぞれ保有するラッチ回路群を示している。
ッチ回路群であり、32は1回前の過去のデータの1ドッ
ト列分を、33は2回前の過去のデータの1ドット列分を
それぞれ保有するラッチ回路群を示している。
30はCPUのデータ出力のアドレス情報によってヘッド
データを8ビットごとにふり分けて格納するためのアド
レスデコーダであり、一例としてアドレスデータの下位
2ビットA0、A1のビット情報によってデータラッチ回路
21、24、27を選択可能である。34は通電パルス入力端子
から入力されたパルスを通電区間信号に変換するゲート
回路である。これはパルス発生回路18の出力信号がもと
もと通電区間信号として出力されている場合は不要であ
る。
データを8ビットごとにふり分けて格納するためのアド
レスデコーダであり、一例としてアドレスデータの下位
2ビットA0、A1のビット情報によってデータラッチ回路
21、24、27を選択可能である。34は通電パルス入力端子
から入力されたパルスを通電区間信号に変換するゲート
回路である。これはパルス発生回路18の出力信号がもと
もと通電区間信号として出力されている場合は不要であ
る。
CPU4からデータバスにヘッド駆動データが出力される
と同時に、▲▼信号が出力され、あらかじめCPU4の
メモリマップ上に定めたアドレス情報によって▲▼
端子がアクセスされ、アドレスバスの下位2ビットの情
報によってデータラッチ回路21、24、27のそれぞれにデ
ータが転送される。すると既に格納されていたデータ
は、第2図の右方向、例えばデータラッチ回路21のデー
タはデータラッチ回路22へと言うようにシフトされ過去
のデータとして順次保有される。
と同時に、▲▼信号が出力され、あらかじめCPU4の
メモリマップ上に定めたアドレス情報によって▲▼
端子がアクセスされ、アドレスバスの下位2ビットの情
報によってデータラッチ回路21、24、27のそれぞれにデ
ータが転送される。すると既に格納されていたデータ
は、第2図の右方向、例えばデータラッチ回路21のデー
タはデータラッチ回路22へと言うようにシフトされ過去
のデータとして順次保有される。
下位2ビットの情報では4つのデータラッチ回路まで
アクセス可能であるが、発熱要素の数に応じてアドレス
入力端子数と、データラッチ回路を増加すれば良い。
アクセス可能であるが、発熱要素の数に応じてアドレス
入力端子数と、データラッチ回路を増加すれば良い。
データがセットされた後、通電パルス入力端子9に所
定のパルスを入力すると、発熱要素への通電がなされ
る。
定のパルスを入力すると、発熱要素への通電がなされ
る。
35、36はラッチされたデータと通電区間信号とを組み
合わせ、過去の履歴に応じて発熱量を制御する発熱制御
信号を作製するゲート回路G0、G1であり、G0は両端の発
熱要素への信号H0、H23を作製するもの、G1はH1〜H22の
出力信号を作製するものをそれぞれ示している。
合わせ、過去の履歴に応じて発熱量を制御する発熱制御
信号を作製するゲート回路G0、G1であり、G0は両端の発
熱要素への信号H0、H23を作製するもの、G1はH1〜H22の
出力信号を作製するものをそれぞれ示している。
第3図は通電パルス入力端子9の入力信号と、通電区
間信号の関係を示すものである。
間信号の関係を示すものである。
T0〜T3は通電パルス入力端子9の入力波形であり、TW
0〜TW3は通電区間信号をそれぞれ示している。t0〜t3は
通電区間信号のパルス幅をそれぞれ示している。
0〜TW3は通電区間信号をそれぞれ示している。t0〜t3は
通電区間信号のパルス幅をそれぞれ示している。
第4図は本発明による印字制御装置のサーマルヘッド
への通電文法を示す説明図である。
への通電文法を示す説明図である。
41、42、43はラッチ回路21、22、23内のデータをそれ
ぞれ示していて、41は現在の、42は1つ前の、43は2つ
前のデータを示している。51、52、53はヘッド駆動信号
の出力波形を示していて、51はH0端子の、52はH2端子
の、53はH5端子をそれぞれ示している。
ぞれ示していて、41は現在の、42は1つ前の、43は2つ
前のデータを示している。51、52、53はヘッド駆動信号
の出力波形を示していて、51はH0端子の、52はH2端子
の、53はH5端子をそれぞれ示している。
43が印刷開始時のデータとして示している。通電初回
は、全ての通電区間が発熱要素に加えられこれを全通電
時間と言う。1つ前のタイミングでそのドットに通電が
されていると斜線部で示したt3区間が減じられ、2つ前
のタイミングでそのドットに通電がされていると出力波
形52で示すようにt2区間が減じられ、連続3ドット通電
の時は、t2+t3区間が減じられることになる。更に、一
つ前のタイミングで縦方向に双方のドットが通電されて
いる時は出力波形53に示すようにt1区間が減じられる。
又、上記それぞれの場合の組み合わせで通電時間が決定
される。この方法では、2×2×2=8の8通り過去の
場合に対して4つの通電区間信号を有しているだけでよ
いという構成となっている。
は、全ての通電区間が発熱要素に加えられこれを全通電
時間と言う。1つ前のタイミングでそのドットに通電が
されていると斜線部で示したt3区間が減じられ、2つ前
のタイミングでそのドットに通電がされていると出力波
形52で示すようにt2区間が減じられ、連続3ドット通電
の時は、t2+t3区間が減じられることになる。更に、一
つ前のタイミングで縦方向に双方のドットが通電されて
いる時は出力波形53に示すようにt1区間が減じられる。
又、上記それぞれの場合の組み合わせで通電時間が決定
される。この方法では、2×2×2=8の8通り過去の
場合に対して4つの通電区間信号を有しているだけでよ
いという構成となっている。
第2図のゲート回路G0、G1はこの出力信号を作製して
いる。
いる。
サーマルヘッドの発熱要素への通電々流が50mA以下の
ような小さな電流で良い場合は、ゲートアレイでHCU3を
形成する時にヘッドドライブ回路を同一パッケージ内に
形成することも可能である。
ような小さな電流で良い場合は、ゲートアレイでHCU3を
形成する時にヘッドドライブ回路を同一パッケージ内に
形成することも可能である。
第5図はパルス発生回路の一実施例を示す略図であ
り、発熱要素への全通電時間と駆動履歴によって減ずる
通電区間を決定するものである。
り、発熱要素への全通電時間と駆動履歴によって減ずる
通電区間を決定するものである。
60は前述のサーミスタ14を包含する発振回路であり、
抵抗器61、62、66、コンデンサ63、トランジスタ64、イ
ンバータ68、ツェナーダイオード65、電圧コンパレータ
67より形成され電源VCに接続されている。この出力波形
69の周期S0はサーマルヘッドの温度を感知し、温度が高
い時は小さく、低い時は大きくなる特性を有している。
70は分周回路、71はゲート回路を示している。ゲート回
路71からは、T0〜T3のそれぞれのパルスが出力される。
一例としてT3=S0×6、T2=S0×10、T1=S0×12、T0=
S0×22の時間が形成される。このようなパルス発生回路
を用いてサーマルヘッドへの通電時間を決定することに
よって常にサーマルヘッドに最適な印加エネルギを与
え、かつ過去の駆動履歴によって減ずる印加エネルギも
常にその時の全通電時間に相関したものとなり印字品質
を向上させることが可能となる。この相関関係は、前述
したように周期S0に所定の倍率を掛けて得られたパルス
幅により決定されるので、それぞれの通電区間による印
加エネルギも温度に連動して変化すると共に、その関係
は全通電時間の印加エネルギに対して常に一定の比例関
係が確保されている。
抵抗器61、62、66、コンデンサ63、トランジスタ64、イ
ンバータ68、ツェナーダイオード65、電圧コンパレータ
67より形成され電源VCに接続されている。この出力波形
69の周期S0はサーマルヘッドの温度を感知し、温度が高
い時は小さく、低い時は大きくなる特性を有している。
70は分周回路、71はゲート回路を示している。ゲート回
路71からは、T0〜T3のそれぞれのパルスが出力される。
一例としてT3=S0×6、T2=S0×10、T1=S0×12、T0=
S0×22の時間が形成される。このようなパルス発生回路
を用いてサーマルヘッドへの通電時間を決定することに
よって常にサーマルヘッドに最適な印加エネルギを与
え、かつ過去の駆動履歴によって減ずる印加エネルギも
常にその時の全通電時間に相関したものとなり印字品質
を向上させることが可能となる。この相関関係は、前述
したように周期S0に所定の倍率を掛けて得られたパルス
幅により決定されるので、それぞれの通電区間による印
加エネルギも温度に連動して変化すると共に、その関係
は全通電時間の印加エネルギに対して常に一定の比例関
係が確保されている。
パルス発生回路内の分周回路70、ゲート回路71はゲー
トアレイに一体化することが可能であり、かつプログラ
マブルタイマーにすることによって更に簡略化すること
ができる。
トアレイに一体化することが可能であり、かつプログラ
マブルタイマーにすることによって更に簡略化すること
ができる。
本発明によれば、過去の駆動履歴による通電時間の計
算や、ヘッド或いはヘッドの周期の温度に応じた通電時
間の計算などのデータ処理をCPUによらずに実現するこ
とが可能となるため、印字データをCPUが高速に処理で
きるようになり、印字品位を向上させつつ高速な印字を
行うことの可能なサーマルプリンタを提供することがで
きる。
算や、ヘッド或いはヘッドの周期の温度に応じた通電時
間の計算などのデータ処理をCPUによらずに実現するこ
とが可能となるため、印字データをCPUが高速に処理で
きるようになり、印字品位を向上させつつ高速な印字を
行うことの可能なサーマルプリンタを提供することがで
きる。
又、ゲートアレイ等によってヘッド発熱制御回路ユニ
ットを形成し1チップ化したことにより、これをCPUの
メモリマップ上に割り当てデータバス、アドレスバスと
直結しCPUから直接データを書き込むでけで良いためき
わめて簡単な構成で、複雑な処理を可能とした。
ットを形成し1チップ化したことにより、これをCPUの
メモリマップ上に割り当てデータバス、アドレスバスと
直結しCPUから直接データを書き込むでけで良いためき
わめて簡単な構成で、複雑な処理を可能とした。
第1図は本発明のサーマルプリンタの印字制御装置の構
成を示す略図。 第2図は本発明のヘッド発熱制御回路ユニットの一実施
例を示す回路図。 第3図は本発明のヘッド発熱制御回路ユニットの通電パ
ルス入力信号と通電区間信号の関係を示す説明図。 第4図は本発明による印字制御装置のサーマルヘッドへ
の通電方法を示す説明図。 第5図は本発明の印字制御装置のパルス発生回路の一実
施例の回路図。 1……サーマルヘッド 3……ヘッド発熱制御回路ユニット 4……CPU 18……パルス発生回路 14……サーミスタ 60……発振回路
成を示す略図。 第2図は本発明のヘッド発熱制御回路ユニットの一実施
例を示す回路図。 第3図は本発明のヘッド発熱制御回路ユニットの通電パ
ルス入力信号と通電区間信号の関係を示す説明図。 第4図は本発明による印字制御装置のサーマルヘッドへ
の通電方法を示す説明図。 第5図は本発明の印字制御装置のパルス発生回路の一実
施例の回路図。 1……サーマルヘッド 3……ヘッド発熱制御回路ユニット 4……CPU 18……パルス発生回路 14……サーミスタ 60……発振回路
Claims (1)
- 【請求項1】複数の発熱要素を有するサーマルヘッドを
記録紙に対して相対的に移動させながら印字する如きサ
ーマルプリンタに於いて、前記サーマルヘッドもしくは
その周囲の温度を検出する感熱素子と、該感熱素子の温
度に応じて周波数が変化する発振回路と、該発振回路の
出力に応答し出力パルス幅が互いに所定の割合の複数の
パルスを発生するパルス発生回路と、前記発熱要素の現
在及び過去の駆動データの駆動履歴を記憶する記憶手段
と、該記憶手段の現在及び過去の駆動データの出力と前
記パルス発生回路の複数のパルスを対応させて混合し前
記発熱要素の通電時間を全通電時間の中で過去の駆動デ
ータに対応する通電区間と現在の駆動データに対応する
通電区間とを組み合わせて出力するゲート回路と、該ゲ
ート回路に接続され前記発熱要素を駆動するヘッドドラ
イブ回路とを有し、前記温度に応じて前記発熱要素の全
通電時間を増減すると共に前記それぞれの通電区間も前
記温度に応じて増減し、且つ、それぞれの通電区間によ
る発熱要素への印加エネルギがその時の前記全通電時間
による印加エレルギに対し一定な比例関係となるよう制
御することを特徴とするサーマルプリンタの印字制御装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62017551A JP2570715B2 (ja) | 1987-01-28 | 1987-01-28 | サ−マルプリンタの印字制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62017551A JP2570715B2 (ja) | 1987-01-28 | 1987-01-28 | サ−マルプリンタの印字制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63185656A JPS63185656A (ja) | 1988-08-01 |
JP2570715B2 true JP2570715B2 (ja) | 1997-01-16 |
Family
ID=11947051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62017551A Expired - Fee Related JP2570715B2 (ja) | 1987-01-28 | 1987-01-28 | サ−マルプリンタの印字制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2570715B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7004554B2 (en) | 2002-04-18 | 2006-02-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink jet printing apparatus |
Families Citing this family (3)
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EP0622217B1 (en) * | 1993-04-27 | 1997-01-02 | Agfa-Gevaert N.V. | Method for making an image using a direct thermal imaging element |
JP2681004B2 (ja) * | 1994-12-26 | 1997-11-19 | 日本電気データ機器株式会社 | サーマルヘッド制御回路 |
Family Cites Families (3)
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JPS599070A (ja) * | 1982-07-08 | 1984-01-18 | Toshiba Corp | 温度補償付き感熱式記録装置 |
JPS59150768A (ja) * | 1983-02-18 | 1984-08-29 | Oki Electric Ind Co Ltd | ラインサ−マルヘツドの駆動方法 |
JPS6013569A (ja) * | 1983-07-02 | 1985-01-24 | Alps Electric Co Ltd | サ−マルプリンタ |
-
1987
- 1987-01-28 JP JP62017551A patent/JP2570715B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7004554B2 (en) | 2002-04-18 | 2006-02-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink jet printing apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63185656A (ja) | 1988-08-01 |
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