JP2570394Y2 - 油圧式クレーンのエンジンアクセル制御装置 - Google Patents
油圧式クレーンのエンジンアクセル制御装置Info
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- JP2570394Y2 JP2570394Y2 JP1661292U JP1661292U JP2570394Y2 JP 2570394 Y2 JP2570394 Y2 JP 2570394Y2 JP 1661292 U JP1661292 U JP 1661292U JP 1661292 U JP1661292 U JP 1661292U JP 2570394 Y2 JP2570394 Y2 JP 2570394Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、トラックの運転室と荷
台間のシャーシフレームにその基台を架装し、トラック
のエンジンにより駆動される油圧ポンプの発生する油圧
により駆動される油圧式クレーンにおけるエンジンアク
セル制御装置に関するものである。
台間のシャーシフレームにその基台を架装し、トラック
のエンジンにより駆動される油圧ポンプの発生する油圧
により駆動される油圧式クレーンにおけるエンジンアク
セル制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の油圧式クレーンのエンジンアクセ
ル制御装置を図3〜図5に基づいて説明する。先ず、こ
の種の油圧式クレーンについて説明すると、油圧式クレ
ーンは図3に示す如く、トラックの運転室と荷台(いず
れも図示せず)間のシャーシフレームAにその基台1を
架装して取り付けられている。この基台1には、起伏駆
動自在に伸縮ブームを取り付けた旋回ポストが旋回自在
に取り付けられており、また、旋回ポストまたは伸縮ブ
ームにはウインチが取り付けられているが、これらの構
成については周知のものであるので、その図示は省略し
ている。
ル制御装置を図3〜図5に基づいて説明する。先ず、こ
の種の油圧式クレーンについて説明すると、油圧式クレ
ーンは図3に示す如く、トラックの運転室と荷台(いず
れも図示せず)間のシャーシフレームAにその基台1を
架装して取り付けられている。この基台1には、起伏駆
動自在に伸縮ブームを取り付けた旋回ポストが旋回自在
に取り付けられており、また、旋回ポストまたは伸縮ブ
ームにはウインチが取り付けられているが、これらの構
成については周知のものであるので、その図示は省略し
ている。
【0003】図4は、油圧式クレーンの油圧回路を示
す。図4において、2,3,4,5,は、前記旋回ポス
トを旋回駆動する旋回モータ、伸縮ブームを起伏駆動す
る起伏シリンダー、伸縮ブームを伸縮駆動する伸縮シリ
ンダー、ウインチを駆動するウインチモータである。こ
れらの油圧アクチュエータ2〜5は、油圧式クレーンが
取り付けられたトラックのエンジン6により駆動される
油圧ポンプ7の発生する油圧を駆動油圧源として駆動さ
れるようになっている。そして各油圧アクチュエータ2
〜5の駆動制御は、それぞれ四方向三位置型の油圧切換
弁8〜11によって制御されるようになっている。各油
圧切換弁8〜11は、センター位置でPポートがキャリ
ーオーバするセンター位置Pポートキャリーオーバ型に
構成されている。各油圧切換弁8〜11の中立位置で
は、油圧ポンプ7のポンプ油路12からの圧油は、油圧
切換弁8〜11を順次キャリーオーバしてタンク13に
流れるようになっている。14は、ポンプ油路12とタ
ンク13間に介装したリリーフ弁である。
す。図4において、2,3,4,5,は、前記旋回ポス
トを旋回駆動する旋回モータ、伸縮ブームを起伏駆動す
る起伏シリンダー、伸縮ブームを伸縮駆動する伸縮シリ
ンダー、ウインチを駆動するウインチモータである。こ
れらの油圧アクチュエータ2〜5は、油圧式クレーンが
取り付けられたトラックのエンジン6により駆動される
油圧ポンプ7の発生する油圧を駆動油圧源として駆動さ
れるようになっている。そして各油圧アクチュエータ2
〜5の駆動制御は、それぞれ四方向三位置型の油圧切換
弁8〜11によって制御されるようになっている。各油
圧切換弁8〜11は、センター位置でPポートがキャリ
ーオーバするセンター位置Pポートキャリーオーバ型に
構成されている。各油圧切換弁8〜11の中立位置で
は、油圧ポンプ7のポンプ油路12からの圧油は、油圧
切換弁8〜11を順次キャリーオーバしてタンク13に
流れるようになっている。14は、ポンプ油路12とタ
ンク13間に介装したリリーフ弁である。
【0004】上記各油圧切換弁8〜11は図3に示す如
く、油圧式クレーンの基台1に上下方向に重設して取り
付けられている。各油圧切換弁の操作は、該当する油圧
切換弁に対応して基台1の左右端部に設けた左右一対の
操作レバーにより行われるようになっている。図3にお
いて、油圧切換弁8を操作する左右一対の操作レバーを
8aおよび8bで示し、油圧切換弁9を操作する左右一
対の操作レバーを9aおよび9bで示し、油圧切換弁1
0を操作する左右一対の操作レバーを10aおよび10
bで示し、油圧切換弁11を操作する左右一対の操作レ
バーを11aおよび10bで示している。基台1の右側
に位置する操作レバー8a〜11aは、基台1側に取り
付けた鉛直支軸15を支点として正逆(前後)揺動操作
可能に取り付けられており、その作用点を対応する油圧
切換弁のスプールに連結している。また、基台の左側に
位置する操作レバー8b〜11bは、基台1側に取り付
けた鉛直支軸16を支点として正逆(前後)揺動操作可
能に取り付けられており、対応する右側の操作レバー8
a〜11aと連結棒8c〜11cを介して連動連結して
いる。
く、油圧式クレーンの基台1に上下方向に重設して取り
付けられている。各油圧切換弁の操作は、該当する油圧
切換弁に対応して基台1の左右端部に設けた左右一対の
操作レバーにより行われるようになっている。図3にお
いて、油圧切換弁8を操作する左右一対の操作レバーを
8aおよび8bで示し、油圧切換弁9を操作する左右一
対の操作レバーを9aおよび9bで示し、油圧切換弁1
0を操作する左右一対の操作レバーを10aおよび10
bで示し、油圧切換弁11を操作する左右一対の操作レ
バーを11aおよび10bで示している。基台1の右側
に位置する操作レバー8a〜11aは、基台1側に取り
付けた鉛直支軸15を支点として正逆(前後)揺動操作
可能に取り付けられており、その作用点を対応する油圧
切換弁のスプールに連結している。また、基台の左側に
位置する操作レバー8b〜11bは、基台1側に取り付
けた鉛直支軸16を支点として正逆(前後)揺動操作可
能に取り付けられており、対応する右側の操作レバー8
a〜11aと連結棒8c〜11cを介して連動連結して
いる。
【0005】各油圧切換弁8〜11と、対応する操作レ
バー8a〜11a,8b〜11b、および連結棒8c〜
11cの連結関係は全て同一であるので、代表的に油圧
切換弁11、操作レバー11a,11bおよび連結棒1
1cの連結関係を、図5に平面視的に示した図5に基づ
いて説明する。
バー8a〜11a,8b〜11b、および連結棒8c〜
11cの連結関係は全て同一であるので、代表的に油圧
切換弁11、操作レバー11a,11bおよび連結棒1
1cの連結関係を、図5に平面視的に示した図5に基づ
いて説明する。
【0006】図5において、操作レバー11aは、油圧
制御弁11の近傍に位置する鉛直支軸15にその基端部
11dを枢着連結されて正逆(図において上下)に傾動
可能に構成している。前記基端部11dにおける垂直支
軸15近傍の作用点11eは、油圧切換弁11のスプー
ルに連結されており、操作レバー11aを中立位置から
正逆方向へ傾動操作することによって油圧切換弁11を
正逆方向に切換操作できるようになっている。操作レバ
ー11aの基端部11dは、図において下方に延出した
アーム11fを備えている。一方、操作レバー11b
は、鉛直支軸16にその基端部11gを枢着連結されて
正逆(図において下上)に傾動可能に構成している。基
端部11gには、図において上方に延出したアーム11
hが取り付けられている。操作レバー11a,11bの
基端部11d,11gに取り付けたアーム11f,11
hの先端間は、連結棒11cで連結されており、操作レ
バー11bを中立位置から正逆方向へ傾動操作すること
によって油圧切換弁11を正逆方向に切換操作できるよ
うになっている。
制御弁11の近傍に位置する鉛直支軸15にその基端部
11dを枢着連結されて正逆(図において上下)に傾動
可能に構成している。前記基端部11dにおける垂直支
軸15近傍の作用点11eは、油圧切換弁11のスプー
ルに連結されており、操作レバー11aを中立位置から
正逆方向へ傾動操作することによって油圧切換弁11を
正逆方向に切換操作できるようになっている。操作レバ
ー11aの基端部11dは、図において下方に延出した
アーム11fを備えている。一方、操作レバー11b
は、鉛直支軸16にその基端部11gを枢着連結されて
正逆(図において下上)に傾動可能に構成している。基
端部11gには、図において上方に延出したアーム11
hが取り付けられている。操作レバー11a,11bの
基端部11d,11gに取り付けたアーム11f,11
hの先端間は、連結棒11cで連結されており、操作レ
バー11bを中立位置から正逆方向へ傾動操作すること
によって油圧切換弁11を正逆方向に切換操作できるよ
うになっている。
【0007】以上説明したように、油圧式クレーンは、
その駆動を制御する油圧切換弁8〜11を切換制御する
ための正逆傾動操作可能な操作レバー8a〜11a,8
b〜11bを備えているのである。この種の油圧式クレ
ーンには、前記油圧切換弁8〜11の各操作レバー8a
〜11aまたは8b〜11bの中立位置からの所定量以
上の正逆傾動領域における操作レバーの傾動および復帰
動に応じて、エンジン6のガバナを調整するアクセルレ
バー6aを増速側および低速側に操作するためのエンジ
ンアクセル制御装置Bが取り付けられている。なお、エ
ンジン6の回転数を制御する前記アクセルレバー6a
は、ガバナスプリング(図示せず)により常時低速側に
付勢されている。
その駆動を制御する油圧切換弁8〜11を切換制御する
ための正逆傾動操作可能な操作レバー8a〜11a,8
b〜11bを備えているのである。この種の油圧式クレ
ーンには、前記油圧切換弁8〜11の各操作レバー8a
〜11aまたは8b〜11bの中立位置からの所定量以
上の正逆傾動領域における操作レバーの傾動および復帰
動に応じて、エンジン6のガバナを調整するアクセルレ
バー6aを増速側および低速側に操作するためのエンジ
ンアクセル制御装置Bが取り付けられている。なお、エ
ンジン6の回転数を制御する前記アクセルレバー6a
は、ガバナスプリング(図示せず)により常時低速側に
付勢されている。
【0008】このエンジンアクセル制御装置Bは図5に
示す如く、油圧式クレーンの駆動を制御する油圧切換弁
8〜11を切換制御するための正逆傾動操作可能な操作
レバー8a〜11aまたは8b〜11bにルーズに係合
してこれら操作レバーの中立位置からの所定量以上の正
逆傾動領域における傾動をその出力部に取り出す作動変
換機構17と、この作動変換機構17の出力を前記エン
ジン6のアクセルレバー6aに伝達する連結手段18と
から構成されている。
示す如く、油圧式クレーンの駆動を制御する油圧切換弁
8〜11を切換制御するための正逆傾動操作可能な操作
レバー8a〜11aまたは8b〜11bにルーズに係合
してこれら操作レバーの中立位置からの所定量以上の正
逆傾動領域における傾動をその出力部に取り出す作動変
換機構17と、この作動変換機構17の出力を前記エン
ジン6のアクセルレバー6aに伝達する連結手段18と
から構成されている。
【0009】エンジンアクセル制御装置Bにおける前記
作動変換機構17は、各操作レバー8b〜11bの基端
部8g〜11gにそれぞれ取り付けたカム板17a、お
よび、これらカム板17aの近傍に位置して油圧式クレ
ーンの基台側に取り付けた支軸19にその中点を揺動自
在に支持された揺動アーム17bであってその一方のア
ームの先端部に取り付けたローラ17cを前記各カム板
17aにルーズに係合した揺動アーム17bで以て構成
されている。揺動アーム17bのローラ17cは、各操
作レバーの中立位置からの所定量以上の正逆傾動領域に
おいて前記各カム板17aに係合し、当該傾動領域にお
ける各操作レバーの傾動を揺動アーム17bの正方向
(図5において反時計回り)への揺動として取り出し、
当該領域における各操作レバーの中立への復帰動を揺動
アーム17bの逆方向(図5において時計回り)への揺
動として取り出すようになっている。
作動変換機構17は、各操作レバー8b〜11bの基端
部8g〜11gにそれぞれ取り付けたカム板17a、お
よび、これらカム板17aの近傍に位置して油圧式クレ
ーンの基台側に取り付けた支軸19にその中点を揺動自
在に支持された揺動アーム17bであってその一方のア
ームの先端部に取り付けたローラ17cを前記各カム板
17aにルーズに係合した揺動アーム17bで以て構成
されている。揺動アーム17bのローラ17cは、各操
作レバーの中立位置からの所定量以上の正逆傾動領域に
おいて前記各カム板17aに係合し、当該傾動領域にお
ける各操作レバーの傾動を揺動アーム17bの正方向
(図5において反時計回り)への揺動として取り出し、
当該領域における各操作レバーの中立への復帰動を揺動
アーム17bの逆方向(図5において時計回り)への揺
動として取り出すようになっている。
【0010】また、上記の連結手段18は、作動変換機
構17における揺動アーム17bの正方向(図5におい
て反時計回り)への揺動をエンジン6のアクセルレバー
6aをその復帰スプリングに抗して増速側への動きとし
て伝達し、逆方向(図5において時計回り)の揺動をエ
ンジン6のアクセルレバー6aの減速側への動きとして
伝達するものである。図5の例では、この連結手段はプ
ッシュプルケープルで構成されている。
構17における揺動アーム17bの正方向(図5におい
て反時計回り)への揺動をエンジン6のアクセルレバー
6aをその復帰スプリングに抗して増速側への動きとし
て伝達し、逆方向(図5において時計回り)の揺動をエ
ンジン6のアクセルレバー6aの減速側への動きとして
伝達するものである。図5の例では、この連結手段はプ
ッシュプルケープルで構成されている。
【0011】なお、上記作動変換機構17は、実公平3
−25210号において既に用いられているようなカム
板17aと揺動アーム17bとからなるものとして説明
したが、この作動変換機構は例えば、実開昭56−10
3575号に示す如きものであってもよい。要は、作動
変換機構17としては、油圧式クレーンの駆動を制御す
る油圧切換弁8〜11を切換制御するための正逆傾動操
作可能な操作レバーに直接または間接的にルーズに係合
された作動変換機構であって、その支点を前記基台側に
軸支された揺動アーム17bを含み、中立位置からの所
定量以上の正逆傾動領域における操作レバーの傾動およ
び復帰動を前記揺動アーム正方向および逆方向の揺動運
動として出力する作動変換機構であれば良いものであ
る。
−25210号において既に用いられているようなカム
板17aと揺動アーム17bとからなるものとして説明
したが、この作動変換機構は例えば、実開昭56−10
3575号に示す如きものであってもよい。要は、作動
変換機構17としては、油圧式クレーンの駆動を制御す
る油圧切換弁8〜11を切換制御するための正逆傾動操
作可能な操作レバーに直接または間接的にルーズに係合
された作動変換機構であって、その支点を前記基台側に
軸支された揺動アーム17bを含み、中立位置からの所
定量以上の正逆傾動領域における操作レバーの傾動およ
び復帰動を前記揺動アーム正方向および逆方向の揺動運
動として出力する作動変換機構であれば良いものであ
る。
【0012】ところで、上記の如く構成した従来の油圧
式クレーンのエンジンアクセル制御装置は、各操作レバ
ー8a〜11a,および8b〜11bを操作することに
よって、該当する油圧切換弁8〜11の切り換え量の制
御とエンジン6の回転数の制御を行うことができるので
極めて便利なものである。しかしながら、上記従来のエ
ンジンアクセル制御装置は、中立位置からの所定量以上
の正逆傾動領域における各操作レバーの傾動方向への操
作は、当該操作レバーに該当する油圧切換弁を中立復帰
させる方向に付勢するスプリング(図示せず)と、前記
復帰スプリングに抗して行わねばならず、各操作レバー
の傾動方向への操作に大きな操作力が必要となってい
た。
式クレーンのエンジンアクセル制御装置は、各操作レバ
ー8a〜11a,および8b〜11bを操作することに
よって、該当する油圧切換弁8〜11の切り換え量の制
御とエンジン6の回転数の制御を行うことができるので
極めて便利なものである。しかしながら、上記従来のエ
ンジンアクセル制御装置は、中立位置からの所定量以上
の正逆傾動領域における各操作レバーの傾動方向への操
作は、当該操作レバーに該当する油圧切換弁を中立復帰
させる方向に付勢するスプリング(図示せず)と、前記
復帰スプリングに抗して行わねばならず、各操作レバー
の傾動方向への操作に大きな操作力が必要となってい
た。
【0013】本考案の目的は、エンジンのアクセルレバ
ー6aの復帰スプリングによる操作レバーの操作力の増
大を軽減した新規なエンジンアクセル制御装置を提供
し、以て従来のエンジンアクセル制御装置が持っていた
問題点を解決しようとするものである。
ー6aの復帰スプリングによる操作レバーの操作力の増
大を軽減した新規なエンジンアクセル制御装置を提供
し、以て従来のエンジンアクセル制御装置が持っていた
問題点を解決しようとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成する
ため、本考案の油圧式クレーンのエンジンアクセル制御
装置は、次の如く構成する。トラックの運転室と荷台間
のシャーシフレームにその基台1を架装し、トラックの
エンジン6により駆動される油圧ポンプ7の発生する油
圧により駆動される油圧式クレーンにおけるエンジンア
クセル制御装置を、 油圧式クレーンの駆動を制御する油
圧切換弁8〜11を切換制御するための正逆傾動操作可
能な操作レバー8a〜11a,8b〜11bに直接また
は間接的にルーズに係合された作動変換機構17であっ
て、その支点を前記基台1側に軸支19された揺動アー
ム17bを含み、中立位置からの所定量以上の正逆傾動
領域における操作レバー8a〜11a,8b〜11bの
傾動および復帰動を前記揺動アーム18の正方向および
逆方向の揺動運動として出力する作動変換機構17、お
よび、この作動変換機構17における揺動アーム17b
の揺動をを前記エンジン6のアクセルレバー6aの揺動
として伝達する連結手段18、とからなり、中立位置か
ら所定量以上の正逆傾動領域における操作レバー8a〜
11a,8b〜11bの傾動および復帰動に応じてエン
ジン6の回転を増速および減速するよう構成してなる油
圧式クレーンのエンジンアクセル制御装置であって、前
記揺動アーム17bと前記基台1側との間に、揺動アー
ム17bに正方向への揺動力を付与するスプリングを備
えた揺動力付勢手段を取り付け、この揺動力付勢手段
は、揺動アームの正方向への揺動量が大きくなる程大き
くなる揺動力であって、揺動アームの揺動領域の全域に
おいて前記アクセルレバーの復帰スプリングに打ち勝つ
ことのない揺動力を前記揺動アームに付与する如く構成
してあることを特徴とする油圧式クレーンのエンジンア
クセル制御装置。
ため、本考案の油圧式クレーンのエンジンアクセル制御
装置は、次の如く構成する。トラックの運転室と荷台間
のシャーシフレームにその基台1を架装し、トラックの
エンジン6により駆動される油圧ポンプ7の発生する油
圧により駆動される油圧式クレーンにおけるエンジンア
クセル制御装置を、 油圧式クレーンの駆動を制御する油
圧切換弁8〜11を切換制御するための正逆傾動操作可
能な操作レバー8a〜11a,8b〜11bに直接また
は間接的にルーズに係合された作動変換機構17であっ
て、その支点を前記基台1側に軸支19された揺動アー
ム17bを含み、中立位置からの所定量以上の正逆傾動
領域における操作レバー8a〜11a,8b〜11bの
傾動および復帰動を前記揺動アーム18の正方向および
逆方向の揺動運動として出力する作動変換機構17、お
よび、この作動変換機構17における揺動アーム17b
の揺動をを前記エンジン6のアクセルレバー6aの揺動
として伝達する連結手段18、とからなり、中立位置か
ら所定量以上の正逆傾動領域における操作レバー8a〜
11a,8b〜11bの傾動および復帰動に応じてエン
ジン6の回転を増速および減速するよう構成してなる油
圧式クレーンのエンジンアクセル制御装置であって、前
記揺動アーム17bと前記基台1側との間に、揺動アー
ム17bに正方向への揺動力を付与するスプリングを備
えた揺動力付勢手段を取り付け、この揺動力付勢手段
は、揺動アームの正方向への揺動量が大きくなる程大き
くなる揺動力であって、揺動アームの揺動領域の全域に
おいて前記アクセルレバーの復帰スプリングに打ち勝つ
ことのない揺動力を前記揺動アームに付与する如く構成
してあることを特徴とする油圧式クレーンのエンジンア
クセル制御装置。
【0015】
【作用】以上の如く構成した本考案の油圧式クレーンの
エンジンアクセル制御装置は、中立位置からの所定量以
上の正逆傾動領域における操作レバー8a〜11a,8
b〜11bの傾動および復帰動に連動して正方向および
逆方向に揺動される揺動アーム17bの正方向への揺動
が、付勢手段による付勢力で支援されるのでそれだけ操
作レバー8a〜11a,8b〜11bの傾動操作力が小
さくなるのである。しかもこの付勢手段による揺動アー
ム17bの正方向への揺動力は、揺動アームの揺動領域
の全域において前記アクセルレバーの復帰スプリングに
打ち勝つことのないように設定しているので、この付勢
手段がエンジン6の復帰スプリングに打ち勝ってエンジ
ンの回転数が操作レバーの傾動操作と独立して上昇する
ことがないのである。
エンジンアクセル制御装置は、中立位置からの所定量以
上の正逆傾動領域における操作レバー8a〜11a,8
b〜11bの傾動および復帰動に連動して正方向および
逆方向に揺動される揺動アーム17bの正方向への揺動
が、付勢手段による付勢力で支援されるのでそれだけ操
作レバー8a〜11a,8b〜11bの傾動操作力が小
さくなるのである。しかもこの付勢手段による揺動アー
ム17bの正方向への揺動力は、揺動アームの揺動領域
の全域において前記アクセルレバーの復帰スプリングに
打ち勝つことのないように設定しているので、この付勢
手段がエンジン6の復帰スプリングに打ち勝ってエンジ
ンの回転数が操作レバーの傾動操作と独立して上昇する
ことがないのである。
【0016】
【実施例】以下本考案に係る移動式クレーンのエンジン
アクセル制御装置の実施例を、図1〜図2に基づいて説
明する。先ず、本考案の油圧式クレーンのエンジンアク
セルの制御装置は、図3〜図5で示した従来の油圧式ク
レーンのエンジンアクセル制御装置に、一部構成を付加
したものであるから、上記従来技術で用いた符号は以下
の説明においても同義のものとして援用する。
アクセル制御装置の実施例を、図1〜図2に基づいて説
明する。先ず、本考案の油圧式クレーンのエンジンアク
セルの制御装置は、図3〜図5で示した従来の油圧式ク
レーンのエンジンアクセル制御装置に、一部構成を付加
したものであるから、上記従来技術で用いた符号は以下
の説明においても同義のものとして援用する。
【0017】(第1実施例) 図1に示す如く、20は、作動変換機構17における揺
動アーム17bの他方のアームに一端を止着20aする
と共に、他端を止着20aよりも揺動アーム17bの支
軸19側に位置して基台1側に止着20bした引っ張り
スプリングで構成された揺動力付勢手段であって、この
揺動力付勢手段20は、揺動アーム17bが支軸19を
中心に逆方向に揺動終端まで揺動した状態(この状態
は、操作レバー8b〜11bが中立位置近傍に位置し各
カム板17aが揺動アーム17bのローラ17cに転接
しておらず、揺動アーム17bがアクセルレバー6aの
復帰スプリングで揺動された図1の実線図示の状態)で
は、揺動アーム17bを正方向に揺動させる方向(アク
セルレバー6aをエンジン6加速方向)に揺動させる力
が生じることがないように、前記止着20a,20bお
よび支軸19が一線状になっている。そして、操作レバ
ー8b〜8cが中立位置から所定量以上正方向および逆
方向に傾動操作された状態で、揺動アーム17bのロー
ラ17cがカム板17aに転接して当該揺動アーム17
bが正方向に揺動した状態では、前記揺動力付勢手段2
0は、図1の仮想線図示の如く揺動アーム17bに正方
向の揺動力を付与するようになっている。この正方向の
揺動力は、アクセルレバー6aの復帰スプリングに抗す
る方向に作用するものである。揺動力付勢手段20によ
る揺動アーム17bの正方向への揺動力は、揺動アーム
17bの揺動領域の全域においてアクセルレバー6aの
復帰スプリングに打ち勝つことがない範囲内で、できる
だけ大きく設定している。
動アーム17bの他方のアームに一端を止着20aする
と共に、他端を止着20aよりも揺動アーム17bの支
軸19側に位置して基台1側に止着20bした引っ張り
スプリングで構成された揺動力付勢手段であって、この
揺動力付勢手段20は、揺動アーム17bが支軸19を
中心に逆方向に揺動終端まで揺動した状態(この状態
は、操作レバー8b〜11bが中立位置近傍に位置し各
カム板17aが揺動アーム17bのローラ17cに転接
しておらず、揺動アーム17bがアクセルレバー6aの
復帰スプリングで揺動された図1の実線図示の状態)で
は、揺動アーム17bを正方向に揺動させる方向(アク
セルレバー6aをエンジン6加速方向)に揺動させる力
が生じることがないように、前記止着20a,20bお
よび支軸19が一線状になっている。そして、操作レバ
ー8b〜8cが中立位置から所定量以上正方向および逆
方向に傾動操作された状態で、揺動アーム17bのロー
ラ17cがカム板17aに転接して当該揺動アーム17
bが正方向に揺動した状態では、前記揺動力付勢手段2
0は、図1の仮想線図示の如く揺動アーム17bに正方
向の揺動力を付与するようになっている。この正方向の
揺動力は、アクセルレバー6aの復帰スプリングに抗す
る方向に作用するものである。揺動力付勢手段20によ
る揺動アーム17bの正方向への揺動力は、揺動アーム
17bの揺動領域の全域においてアクセルレバー6aの
復帰スプリングに打ち勝つことがない範囲内で、できる
だけ大きく設定している。
【0018】即ち、揺動力付勢手段20は、揺動アーム
17bの一方への揺動量が大きくなる程大きくなる揺動
力であって、揺動アームの揺動領域の全域において前記
アクセルレバーの復帰スプリングに打ち勝つことのない
揺動力を前記揺動アームに付与する如く構成してある。
17bの一方への揺動量が大きくなる程大きくなる揺動
力であって、揺動アームの揺動領域の全域において前記
アクセルレバーの復帰スプリングに打ち勝つことのない
揺動力を前記揺動アームに付与する如く構成してある。
【0019】(第2実施例) 揺動力付勢手段20は、図2に示す如く構成しても良
い。即ち、図2において、揺動力付勢手段20は、揺動
アーム17bに取り付けられその外周部にカム面を形成
したカム20cと、このカム20cのカム面を押圧する
押圧手段20dとで以て構成されている。押圧手段20
dは、揺動アーム17bの支軸19の方向に移動可能な
よう前記基台1側に取り付けられ、前記カム20cのカ
ム面に転接または摺接する係合子20eと、この係合子
20eと基台1側間に介装され係合子20eをカム面に
圧接する圧縮スプリング20fを備えている。前記カム
20cのカム面は、揺動アーム17bが支軸19を中心
に逆方向に揺動終端まで揺動した状態(この状態は、操
作レバー8b〜11bが中立位置近傍に位置し各カム板
17aが揺動アーム17bのローラ17cに転接してお
らず、揺動アーム17bがアクセルレバー6aの復帰ス
プリングで揺動された図2の実線図示の状態)において
係合子20eが接する部分が、揺動アーム17bの支軸
19を中心とする円弧状に形成されている。このため、
揺動力付勢手段20が揺動アーム17bに付与する正方
向への揺動力は、操作レバー8b〜11bが中立位置近
傍に位置するときには殆ど発生せず、操作レバー8b〜
11bが所定量以上の傾動領域に位置するときにはその
傾動量が大きくなる程大きなものとなる。この第2の実
施例においても、揺動力付勢手段20により付与される
向の揺動力は、アクセルレバー6aの復帰スプリングに
抗する方向に作用するものである。揺動力付勢手段20
による揺動アーム17bの正方向への揺動力は、揺動ア
ーム17bの揺動領域の全域においてアクセルレバー6
aの復帰スプリングに打ち勝つことがない範囲内で、で
きるだけ大きく設定している。
い。即ち、図2において、揺動力付勢手段20は、揺動
アーム17bに取り付けられその外周部にカム面を形成
したカム20cと、このカム20cのカム面を押圧する
押圧手段20dとで以て構成されている。押圧手段20
dは、揺動アーム17bの支軸19の方向に移動可能な
よう前記基台1側に取り付けられ、前記カム20cのカ
ム面に転接または摺接する係合子20eと、この係合子
20eと基台1側間に介装され係合子20eをカム面に
圧接する圧縮スプリング20fを備えている。前記カム
20cのカム面は、揺動アーム17bが支軸19を中心
に逆方向に揺動終端まで揺動した状態(この状態は、操
作レバー8b〜11bが中立位置近傍に位置し各カム板
17aが揺動アーム17bのローラ17cに転接してお
らず、揺動アーム17bがアクセルレバー6aの復帰ス
プリングで揺動された図2の実線図示の状態)において
係合子20eが接する部分が、揺動アーム17bの支軸
19を中心とする円弧状に形成されている。このため、
揺動力付勢手段20が揺動アーム17bに付与する正方
向への揺動力は、操作レバー8b〜11bが中立位置近
傍に位置するときには殆ど発生せず、操作レバー8b〜
11bが所定量以上の傾動領域に位置するときにはその
傾動量が大きくなる程大きなものとなる。この第2の実
施例においても、揺動力付勢手段20により付与される
向の揺動力は、アクセルレバー6aの復帰スプリングに
抗する方向に作用するものである。揺動力付勢手段20
による揺動アーム17bの正方向への揺動力は、揺動ア
ーム17bの揺動領域の全域においてアクセルレバー6
aの復帰スプリングに打ち勝つことがない範囲内で、で
きるだけ大きく設定している。
【0020】即ち、揺動力付勢手段20は、揺動アーム
の一方への揺動量が大きくなる程大きくなる揺動力であ
って、揺動アームの揺動領域の全域において前記アクセ
ルレバーの復帰スプリングに打ち勝つことのない揺動力
を前記揺動アームに付与する如く構成してある。
の一方への揺動量が大きくなる程大きくなる揺動力であ
って、揺動アームの揺動領域の全域において前記アクセ
ルレバーの復帰スプリングに打ち勝つことのない揺動力
を前記揺動アームに付与する如く構成してある。
【0021】なお、上記の実施例では、エンジンアクセ
ル制御装置における作動変換機構17を、カム板17a
と揺動アーム17bとから構成しているが、この作動変
換機構17はこの例に限らなくても良いこと勿論であ
る。即ち、作動変換機構は、油圧式クレーンの駆動を制
御する油圧切換弁8〜11を切換制御するための正逆傾
動操作可能な操作レバー8a〜11a,8b〜11bに
直接または間接的にルーズに係合された作動変換機構で
あって、その支軸を前記基台1側に軸支された揺動アー
ムを含み、中立位置からの所定量以上の正逆傾動領域に
おける操作レバーの傾動および復帰動を前記揺動アーム
正方向および逆方向の揺動運動として出力する作動変換
機構であればどの様なものであっても良いのである。
ル制御装置における作動変換機構17を、カム板17a
と揺動アーム17bとから構成しているが、この作動変
換機構17はこの例に限らなくても良いこと勿論であ
る。即ち、作動変換機構は、油圧式クレーンの駆動を制
御する油圧切換弁8〜11を切換制御するための正逆傾
動操作可能な操作レバー8a〜11a,8b〜11bに
直接または間接的にルーズに係合された作動変換機構で
あって、その支軸を前記基台1側に軸支された揺動アー
ムを含み、中立位置からの所定量以上の正逆傾動領域に
おける操作レバーの傾動および復帰動を前記揺動アーム
正方向および逆方向の揺動運動として出力する作動変換
機構であればどの様なものであっても良いのである。
【0022】次に本考案の油圧式クレーンのエンジンア
クセル制御装置の作用について説明する。エンジン6の
回転数を制御するアクセルレバー6aは、従来のアクセ
ル制御装置と同様、操作レバー8a〜11a,8b〜1
1bの中立位置からの操作量が所定量以上の正方向およ
び逆方向の揺動および復帰動に応じて正方向および逆方
向に揺動される揺動アーム17bを介して加速方向およ
び減速方向に傾動されるものであるが、揺動アーム17
bには、この揺動アーム17bの正方向への揺動量が大
きくなる程大きくなる補助揺動力が、揺動力付勢手段か
ら付与されるので、それだけ操作レバー8a〜11a、
8b〜11bの揺動操作力が小さくなるのである。
クセル制御装置の作用について説明する。エンジン6の
回転数を制御するアクセルレバー6aは、従来のアクセ
ル制御装置と同様、操作レバー8a〜11a,8b〜1
1bの中立位置からの操作量が所定量以上の正方向およ
び逆方向の揺動および復帰動に応じて正方向および逆方
向に揺動される揺動アーム17bを介して加速方向およ
び減速方向に傾動されるものであるが、揺動アーム17
bには、この揺動アーム17bの正方向への揺動量が大
きくなる程大きくなる補助揺動力が、揺動力付勢手段か
ら付与されるので、それだけ操作レバー8a〜11a、
8b〜11bの揺動操作力が小さくなるのである。
【0023】
【考案の効果】以上の如く構成した本考案の油圧式クレ
ーンのエンジンアクセル制御装置は、従来のものに簡単
な揺動力付勢手段20を付加するのみので、操作レバー
の操作力を軽減させることができるので、その実用上の
効果大である。
ーンのエンジンアクセル制御装置は、従来のものに簡単
な揺動力付勢手段20を付加するのみので、操作レバー
の操作力を軽減させることができるので、その実用上の
効果大である。
【図1】本考案に係る油圧式クレーンのエンジンアクセ
ル制御装置の説明図である。
ル制御装置の説明図である。
【図2】本考案に係る油圧式クレーンのエンジンアクセ
ル制御装置の他の実施例の説明図である。
ル制御装置の他の実施例の説明図である。
【図3】油圧式クレーンの操作部の説明図である。
【図4】油圧式クレーンの油圧制御回路の説明図であ
る。
る。
【図5】油圧式クレーンの従来のエンジンアクセル制御
装置の説明図である。
装置の説明図である。
1 基台 2 旋回モータ 3 起伏シリンダー 4 伸縮シリンダー 5 ウインチモータ 6 エンジン 6a アクセルレバー 7 油圧ポンプ 8 油圧切換弁 9 油圧切換弁 10 油圧切換弁 11 油圧切換弁 8a 操作レバー 9a 操作レバー 10a 操作レバー 11a 操作レバー 8b 操作レバー 9b 操作レバー 10b 操作レバー 11b 操作レバー 8c 連結棒 9c 連結棒 10c 連結棒 11c 連結棒 17 作動変換機構 17a カム板 17b 揺動アーム 18 連結手段 19 支軸 20 揺動力付勢手段 20 スプリング 20f スプリング
Claims (1)
- 【請求項1】 トラックの運転室と荷台間のシャーシフ
レームにその基台を架装し、トラックのエンジンにより
駆動される油圧ポンプの発生する油圧により駆動される
油圧式クレーンにおけるエンジンアクセル制御装置を、 油圧式クレーンの 駆動を制御する油圧切換弁を切換制御
するための正逆傾動操作可能な操作レバーに直接または
間接的にルーズに係合された作動変換機構であって、そ
の支点を前記基台側に軸支された揺動アームを含み、中
立位置からの所定量以上の正逆傾動領域における操作レ
バーの傾動および復帰動を前記揺動アーム正方向および
逆方向の揺動運動として出力する作動変換機構、 および、この作動変換機構における揺動アームの揺動を
前記エンジンのアクセルレバーの揺動として伝達する連
結手段、とからなり、中立位置から所定量以上の正逆傾
動領域における操作レバーの傾動および復帰動に応じて
エンジンの回転を増速および減速するよう構成してなる
油圧式クレーンのエンジンアクセル制御装置であって、 前記揺動アームと前記基台側との間に、揺動アームに正
方向への揺動力を付与するスプリングを備えた揺動力付
勢手段を取り付け、この揺動力付勢手段は、揺動アーム
の一方への揺動量が大きくなる程大きくなる揺動力であ
って、揺動アームの揺動領域の全域において前記アクセ
ルレバーの復帰スプリングに打ち勝つことのない揺動力
を前記揺動アームに付与する如く構成してあることを特
徴とする油圧式クレーンのエンジンアクセル制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1661292U JP2570394Y2 (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | 油圧式クレーンのエンジンアクセル制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1661292U JP2570394Y2 (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | 油圧式クレーンのエンジンアクセル制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0569063U JPH0569063U (ja) | 1993-09-17 |
JP2570394Y2 true JP2570394Y2 (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=11921151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1661292U Expired - Lifetime JP2570394Y2 (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | 油圧式クレーンのエンジンアクセル制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2570394Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-02-19 JP JP1661292U patent/JP2570394Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0569063U (ja) | 1993-09-17 |
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