JP2570006B2 - 自動伴奏機能付電子楽器 - Google Patents

自動伴奏機能付電子楽器

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JP2570006B2
JP2570006B2 JP3175882A JP17588291A JP2570006B2 JP 2570006 B2 JP2570006 B2 JP 2570006B2 JP 3175882 A JP3175882 A JP 3175882A JP 17588291 A JP17588291 A JP 17588291A JP 2570006 B2 JP2570006 B2 JP 2570006B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動伴奏機能付電子楽器
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動伴奏機能付電子楽器にあって
は、自動伴奏にあわせて、オブリガード的な楽音のよう
な付加音を得るものがあり、この付加音は、例えば音高
4を根音とするコードCなら付加音はG4、音高A4
根音とするコードAm7なら付加音はE5というように、
コードの根音の5度上の楽音を放音するようにしたもの
が実現化されている。また、このような方式では、例え
ばドミソと指定したときと、ミソドと指定したとき、根
音が同じであるため、いずれもオブリガード音が同じに
なり、変化がなく味気ないものになる。そこで、コード
の各構成音の音高のうち、前回放音した付加音の音高と
異なり、かつ音程差の最も少ない音高を選択するととも
に、上記音程差が所定値以上であればベース音の変化方
向とは逆で、前回放音した付加音の音高との音程差の最
も少ない音高を選択して今回放音する付加音とするよう
構成したものが考えられている。しかし、これによって
得られる付加音列は1ライン(1メロディ)のみであ
り、厚みがなかった。
【0003】
【発明の目的】この発明は上述した事情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、ベース音やコード
の進行に応じて最適な付加音列が2メロディ分得られる
自動伴奏機能付電子楽器を提供することにある。
【0004】
【発明の要点】この発明は上述した目的を達成するため
に、第1の付加音の音高として、まず入力されるコード
名に対応した音高を開始音高とし、以後はコード構成音
の音名と同一の音高のうち、前回の付加音と異なり、音
程差の最も近い音高を選択すると共に、高音、低音側共
に同一の音程差の場合、ベース音の進行と逆方向の音高
を選択し、第2の付加音の音高として、まず入力される
コード名に対応し、かつ第1の付加音の開始音高とは異
なる音高を開始音高とし、以後はコード構成音の音名と
同一音高のうち、前回の付加音と同一の音高の時はこれ
を選択し、異なる時は音程差の最も近い音高を選択する
と共に、高音、低音側共に同一の音程差の場合は、ベー
ス音の進行と同方向の音高を選択するように構成した点
に特徴がある。なお、本明細書において、「音名」は、
周波数が整数比の関係にある、オクターブ異なる音高群
を総称した呼び方として使用しており、例えば、音高C
4とC5とは同一音名であるとしている。
【0005】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき図面を参照し
て詳述する。構成 図1は自動伴奏機能付電子楽器の全体回路を示すもの
で、図中1はスイッチ部であり、このスイッチ部1に
は、コードをおさえて自動伴奏させるフィンガードスイ
ッチや、指1本で自動伴奏を行わせるワンフィンガース
イッチや、自動リズム演奏をスタートさせたりストップ
させたりするリズムスタート/ストップスイッチ(いず
れも図示せず)等が設けられている。このスイッチ部1
で選択されたリズムに応じたリズムパターンデータが、
リズムパターンROM2よりCPU3によって読み出さ
れ、リズム音作成部に与えられてリズム音信号が作成さ
れアンプ5を通じてスピーカ6より放音される。また鍵
盤部7の操作鍵に応じた鍵情報はCPU3によってコー
ド判定部8に与えられ、この鍵情報に応じたコードが判
定され、このコード名情報(音楽において用いられる和
声コード)は、ベースパターンROM9からのベースパ
ターンデータとともに楽音作成部10に与えられ、伴奏
音の楽音信号が作成され、上記アンプ5を通じてスピー
カ6により放音される。
【0006】ここで、以下の説明に備え、用語の説明を
しておく。「音名コード」とは、本明細書で使用する
「音名」を示すコードであり、「オクターブコード」と
はオクターブの上下関係を示すコードであり、「キーコ
ード」とは「音名コード」に対して「オクターブコー
ド」が付加されたコードを示している。例えば、
「C5」における“C”を示すものが「音名コード」で
あり、“5”を示すものが「オクターブコード」であ
り、「C5」全体を示すものがキーコードである。ま
た、ハード的には、「音名コード」と「オクターブコー
ド」は、それぞれ4ビットで構成され、それらを合わせ
たキーコードは8ビットで構成されている。
【0007】上記コード判定部8からのコード名情報の
各構成音のキーコードはワーキングメモリ11にプリセ
ットされる。そして、プログラムメモリ12に記憶され
ているプログラムに従って、CPU3の制御のもとに、
コード構成音の各キーコードを形成する上記音名コード
に基づいて決定されている音高群に対応するキーコード
群の中から1つのキーコードが、所定の選択基準のもと
に選択される。すなわち周波数が整数比であるオクター
ブの関係にある同名音の音高群のうち、前回放音した付
加音と最小度数の音程関係にある音高(キーコード)が
選択される。この選択は、互いに異なる選択基準のもと
に、2つのメロディ分(以後、このメロディ音のことを
カウンタメロディと呼ぶ)につき行われ、デュアルカウ
ンタメロディが生成される。
【0008】選択された音高のキーコードは、上記楽音
作成部10に与えられ、アンプ5を介してスピーカ6よ
り、伴奏音の付加音として放音されていく。
【0009】上記2メロディ分の選択基準の詳細は、動
作の項で詳述するが、おおよそ、次のような原則となっ
ている。すなわち、各選択基準は、それぞれ前回の付加
音の音名に対し、コード構成音の音名中に、 A)半音があればその半音を優先して選択する。 B)半音がなく、全音があるときは、その全音を選択す
る。 A)、B)の選択基準は、前回の付加音の音名との音程
差の小さいものを優先的に選択することを意味してい
る。 C)また、高音側、低音側の両方に半音があるとき、ま
たは、両方に全音があるときの、選択基準は、2つのメ
ロデイ間では、互いに逆の関係になる。
【0010】例えば、高音側、低音側ともに半音がある
ときは、一方のカウンタメロディにおいてはベースと反
進行の半音を選択し、他方のカウンタメロディではベー
スと同方向の半音を選択する。
【0011】このような選択基準を判定するために、上
記ワーキングメモリ11は、図2に示したようなレジス
タCTMLFGを有している。レジスタCTMLFG
は、8ビットで構成され、コード構成音の音名中に、前
回の付加音の音名に対する半音、全音が、高音側、低音
側にあるか否かを示す情報を格納する。すなわち、第0
ビットは低音側に半音があるか否かを示し、第1ビット
目は低音側に全音があるか否かを示している。同様に、
第2ビット目は高音側に半音があるか否かを示し、第3
ビット目は高音側に全音があるか否かを示している。そ
して、有りの場合はビット内容は“1”となる。したが
って、例えば、第0ビット〜第3ビットが16進数値
“5”を示す“0101”であるときは、第0ビット目
と第2ビット目が“1”であるので、高音側、低音側と
もに半音があることを示している。
【0012】なお、図示省略したが、レジスタCTML
FGの最上位ビットMSB(第7ビット目)は、同一音
名の有無を示している。
【0013】また、ワーキングメモリ11の所定レジス
タには、図3(a)に例示したように、各コード名情報
と対応して、高音側(u)、低音側(L)のカウンタメ
ロディの開始音高のキーコードが格納されている。ま
た、図3(b)に示したように、高音側、低音側のカウ
ンタメロディの音域は、ともに、C4−C6に規制されて
いる。
【0014】また、ワーキングメモリ11は、レジスタ
CTMLFGの他に多くのレジスタを有しているが、そ
れらのデータ内容については動作の項で説明する。
【0015】動作 図4、図5は、それぞれ高音部(以下、上と呼ぶ)、低
音部(以下、下と呼ぶ)のカウンタメロディ作成処理を
示すフローチャートであり、これら作成処理は、図6に
示したような選択基準により、コード構成音中の音名を
選択することにより行なっている。この選択は、次のよ
うな優先順位で行われる。
【0016】すなわち、上のカウンタメロディ作成は、
前回放音したカウンタメロディ音の音名に対して、今回
入力されたコード構成音の音名中に、 (1u)半音のどちらか一方にあれば、その音名を選択 ↓ (2u)上下に半音あれば、ベースと反進行の音名を選択 ↓ (3u)ルートが同じ場合は、下の半音を選択 ↓ (4u)全音が上下どちらか一方にあれば、その音名を選択 ↓ (5u)上下に全音があれば、ベースと反進行の音名を選択 ↓ (6u)ルートが同じ場合は、下の全音を選択 ↓ (7u)全半音がない場合は、ベースと反進行で近い音名を選択 ↓ (8u)全半音がなくルートが同一のときは、下向の近い音名を選択 する。
【0017】また、下のカウンタメロディ作成は、前回
放音したカウンタメロディ音の音名に対して、今回入力
されたコード構成の音名中に、 (0L)同一音名があれば再選択 ↓ (1L)半音が上下どちらか一方にあれば、その音名を選択 ↓ (2L)上下に半音がある場合は、ベース進行と同方向の音名を選択 ↓ (3L)ルートが同じ場合は、上の半音を選択 ↓ (4L)全音が上下どちらか一方にあれば、その音名を選択 ↓ (5L)上下に全音があれば、ベース進行と同方向の音名を選択 ↓ (6L)ルートが同じ場合は、上の全音を選択 ↓ (7L)全半音がない場合は、ベース進行と同方向で近い音名を選択 ↓ (8L)全半音がなくルートが同一の時は、上方の近い音名を選択 する。
【0018】なお、このような選択処理を行うに先立っ
て、次のような前処理が実行される。すなわち、電源が
投入されると、CPU3は、ワーキングメモリ11の各
レジスタをクリアして初期化する。したがって、レジス
タCTMLFGは、初期状態では16進表示における
“00”となっている。そして、コード構成音が入力さ
れると、まず、カウンタメロディの音域内で、かつコー
ド構成音と同じ音名のキーコードを全て作成する。次
に、直前に放音したカウンタメロディ音の音高と比較し
て高音側、及び低音側で最も音程差の少ない音高のキー
コードを検知し、それぞれ、レジスタUpper、レジ
スタLowerに予め格納しておく。このとき、音域内
では音高がなかった際は、ノップデータ00Hが格納さ
れる。そして、上記カウンタメロディ音の音高に対す
る、コード構成音に基づいて作成格納されたキーコード
の音高の半音、全音、同音関係情報を判定し、レジスタ
CTMLFGに格納する。この際、半音、全音、同音関
係にあるものが全てなければ、レジスタCTMLFGの
内容は“00”となっている。
【0019】次に、図4に基づいて、上のカウンタメロ
ディ作成動作を説明する。前述のような前処理の後、ま
ず、レジスタCTMLFGが“00”でないか否かによ
り、前回放音したカウンタメロディ音の音高に対し、コ
ード構成音に基づいて作成格納されたキーコードの音高
の中に、半音または全音があるか否かを判断する(ステ
ップS1)。そして、半音または全音があるときは、さ
らに、レジスタCTMLFGが“05”=(0000)
(0101)でないか否かにより、上、下に共に半音が
無いか否かを判断し(ステップS2)、上、下に共に半
音が無いときは、さらに、レジスタCTMLFGが“O
A”=(0000)(1010)でないか否かにより、
上、下に共に全音が無いか否かを判断し(ステップS
3)。その結果、上、下共には全音が無いときは、レジ
スタCTMLFGの第0ビット目が“0”であるか否か
により、下に半音が無いか否かを判断し(ステップS
4)、下に半音が有るときは、レジスタLowerに格
納されているキーコードを、レジスタOBRKD0に格
納し(ステップS5)、発音処理する(ステップS
6)。今までの流れは、図6(1u)に相当するもので
ある。
【0020】また、ステップS4で、下に半音が無いと
判断されたときは、レジスタCTMLFGが“02”=
(0000)(0010)でないか否かにより、下に全
音が無いか否かを判断し(ステップS7)、下に全音が
無いときは、上が半音または全音であるので、レジスタ
Upperに格納されているキーコードをレジスタOB
RKD0に格納し(ステップS8)、発音処理する。ま
た、ステップS7で、下に全音があるとされたときは、
ステップS5に進むことにより、レジスタLowerに
格納されているキーコードをレジスタOBRKD0に格
納し(ステップS8)、発音処理する。
【0021】また、ステップS1、S2、S3にて、そ
れぞれ半音、全音関係が一切ない、あるいは、上下共に
半音である、あるいは、上下共に全音であると判断され
たときは、共に、ステップS9以降に進む。そしてレジ
スタOLDR中の、前回放音したベース音のキーコード
をレジスタAに転送し(ステップS9)、それを、さら
にレジスタCに転送し(ステップS10)、空いたレジ
スタAにレジスタNEWR中の今回のベース音のキーコ
ードを転送する(ステップS11)。そして、レジスタ
C中のベース音とレジスタA中のベース音の音高の高低
を比較することにより、ベース音の進行方向を判断する
(ステップS12)。その結果、下方向に進行している
ときは、原則として、ベース音と逆の上方向に進行させ
るべく、レジスタUpperの内容を調べて上の音の有
無を判断し(ステップS13)、上の音が有ればその上
の音を優先的に選択し、無ければ下の音を選択する。逆
に、上方向に進行しているときは、原則として、ベース
音と逆の下方向に進行させるべく、レジスタLower
の内容を調べて下の音の有無を判断し(ステップS1
4)、下の音が有ればその下の音を優先的に選択し、無
ければ上の音を選択する。
【0022】このようにして、ベース音との関係で、対
位法的に上のカウンタメロディが作成される。
【0023】図5の下のカウンタメロディの作成処理動
作については、図4の上のカウンタメロディの場合とほ
ぼ同様の動作であるので、異なる点のみを説明する。ま
ず、第1の異なる点は、ステップSL→ステップS0L
の流れである。この流れでは、レジスタCTMLFGの
7ビット目が“0”でなく、“1”のときは、前回放音
したカウンタメロディ音と同一音名のコード構成音が有
ることを示しているので、図6に示した最優先処理(0
L)に基づいて同一音名を選択している。
【0024】第2の異なる点は、ステップS12Lの不
等号を図4の相当するステップS12と逆にすることに
より、ベース音と同方向に進行させている。すなわち、
上のカウンタメロディとの関係で、対位法的に下のカウ
ンタメロディを作成している。
【0025】図7は、このようにして作成された上、下
のカウンタメロディを、作成資料としての開始音、コー
ド構成音とともに示した図である。本図のト音譜表に示
された上側のメロディが、上のカウンタメロディであ
り、下側のメロディが下のカウンタメロディである。そ
して、上のカウンタメロディの(2)〜(5)、(9)
はともに選択基準(1u)により得られ、(6)、
(7)は選択基準(4u)により得られ、(8)は選択
基準(5u)により得られたものである。また、下のカ
ウンタメロディの(2)〜(5)は選択基準(1L)に
より得られ、(6)は、選択基準(6L)を適用した結
果、音域を越えた場合の前述の処理により得られ、
(7)、(9)は選択基準(6L)により得られ、
(8)は選択基準(5L)により得られたものである。
【0026】具体的に説明すると、例えば、(7)にお
けるコードAmの場合、コード構成音の音名はA、C、
Eである。また、前述のように、音域はC4−C6に制限
されている。従って、前処理としてコードAmに基づい
てC4、E4、A4、C5、E5、A5、C6のキーコードが
作成される。そして、下のカウンタメロディ音の作成か
ら処理が開始される。前回放音した下のカウンタメロデ
ィ音はD4であり、このD4の上下で音程差の最も少ない
音高を抽出し、レジスタUpperにE4、レジスタL
owerにC4のキーコードをセットする。次に、音高
4と、音高E4及びC4の音程差を調べ両者とも全音関
係にあるため、レジスタCTMLFGに“0A”をセッ
トする。その後、図5に示すフローチャートを実行す
る。
【0027】レジスタCTMLFGは“0A”であるの
で、ステップS3Lにて“N”と判断され、ステップS
9Lに進む。今、ベース音を、図中黒く塗りつぶして示
した根音であるとみなして考えると、ベース音の進行は
上方であるため、ステップS12Lにて“Y”と判断さ
れ、ステップS13Lに進み、レジスタUpperには
4のキーコードがセットされているので、“N”と判
断され、キーコードE4がレジスタOBRKD1にセッ
トされ(ステップS8L)、音高E4に基づいたカウン
タメロディ音が放音する(ステップS6L)。この音高
4の放音は図6の選択基準(6L)に基づいている
(図7(7)参照)。
【0028】次に、上のカウンタメロディ音の作成が開
始される。前回放音した上のカウンタメロディ音はG5
であり、このG5の上下で音程差の最も少ない音高をコ
ードAmに基づいて作成した音高の中から抽出し、レジ
スタUpperにA5、レジスタLowerにE5のキー
コードをセットする。次に、音高G5と、音高A5及びE
5の音程差を調べ、音高A5が全音関係に有るため、レジ
スタCTMLFGに“08”をセットする。その後、図
4に示すフローチャートを実行する。
【0029】レジスタCTMLFGは“08”であるた
め、ステップS1〜S4、S7を介し、ステップS8に
てレジスタUpperのキーコードA5がレジスタOB
RKD0にセットされ、音高A5に基づいたカウンタメ
ロディ音が放音される(ステップS6)。この音高A5
の放音は図6の選択基準(4u)に基づいている(図7
(7)参照)。
【0030】なお、本発明は、上述の実施例に限定され
ることなく、例えば、開始音は各コード対応に任意に設
定することも可能である。また、コード構成音そのもの
の中から、2メロディ分付加音を選択することも可能で
ある。
【0031】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、ベース音やコードの進行に応じて最適な付加音列
が2メロディ分、得られる自動伴奏機能付電子楽器を実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による自動伴奏機能付電子楽
器の全体回路図。
【図2】レジスタCTMLFGのデータの意味を説明す
るための図。
【図3】カウンタメロディ作成資料としての開始音、お
よびカウンタメロディの音域を示した図。
【図4】上のカウンタメロディ作成動作を示すフローチ
ャート図。
【図5】下のカウンタメロディ作成動作を示すフローチ
ャート図。
【図6】各カウンタメロディ作成時の音名選択基準を示
す図。
【図7】作成された各カウンタメロディを、その作成資
料ともに例示した図。
【符号の説明】
1 スイッチ部 3 CPU 6 スピーカ 7 鍵盤部 8 コード判定部 10 楽音作成部 11 ワーキングメモリ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作鍵に応じた鍵情報を発生する操作鍵
    情報発生手段と、 この操作鍵情報発生手段からの鍵情報に基づきコード名
    情報を発生するコード名情報発生手段と、 このコード名情報発生手段からのコード名情報に基づき
    ベース音情報を発生するベース音情報発生手段と、最初に上記コード名情報発生手段からのコード名情報に
    対応した音高を第1の付加音の開始音高とし、以後は
    記コード名情報発生手段からのコード名情報に係る各構
    成音の音名と同一音高のうち、前回放音した付加音の音
    高と異なり、かつ音程差の最も少ない音高を選択すると
    ともに、高音、低音側共に同一の音程差の場合、ベース
    音の進行と逆方向の音高を選択して第1の付加音の音高
    とする第1の付加音情報発生手段と、最初に上記コード名情報発生手段からのコード名情報に
    対応し、かつ上記第1の付加音の開始音高とは異なる音
    高を第2の付加音の開始音高とし、以後は上記コード名
    情報発生手段からのコード名情報に係る各構成 音の音名
    と同一の音高のうち、前回放音した付加音と同一音高が
    ある時はその音高を選択すると共に、高音、低音側共に
    同一音程差の場合、ベース音の進行と同方向の音高を選
    択して第2の付加音の音高とする第2の付加音の音高と
    する第2の付加音情報発生手段と、上記ベース音情報発生手段からのベース音名情報に基づ
    く楽音及び上記 第1及び第2の付加音の音高に基づ
    音を作成放音する楽音作成放音手段と、 を具備したことを特徴とする自動伴奏機能付電子楽器。
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