JP2569929Y2 - 帯 - Google Patents

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JP2569929Y2
JP2569929Y2 JP5345892U JP5345892U JP2569929Y2 JP 2569929 Y2 JP2569929 Y2 JP 2569929Y2 JP 5345892 U JP5345892 U JP 5345892U JP 5345892 U JP5345892 U JP 5345892U JP 2569929 Y2 JP2569929 Y2 JP 2569929Y2
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winding
waist
band
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winding start
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好秋 岩本
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好秋 岩本
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、誰にでも簡単且つ容易
に着脱できる新規の角帯、半幅帯、単衣帯等に関する。
【0002】
【従来の技術】抑々、お寺の住職のように頻繁に着替え
を行う人は勿論、その他の人でも素早く着替えるのに便
利な帯があればと考えている。そして、この期待に応え
るべく本願考案者は挟止ピンを利用する帯(実公昭62
−14095号公報参照)を提供した。しかし、世の常
で、より便利な帯の要望がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上記の要望に
応えることのできる、挟止ピン等のいらない新規の帯を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案に係る帯は、帯本体1の巻き始め側端個所もし
くは巻き始め側端寄り個所と同個所から腰のまわりの寸
法程度離れた個所とに腰に一巻きしたときに相互に噛合
する面ファスナー2、3を止着し、また同帯本体1の巻
き終り側端から帯幅の2.5倍以上内側に入った個所よ
り外側の部分を括り止め部6とすると共にこの括り止め
部の基端を45゜傾斜の折り線個所5とし、この折り線
個所5に沿う上記巻き終り側端から遠い方の片側位置に
直角三角形の硬直部7を、その斜辺が折り線個所5に沿
い直角が上側となる状態で設けて成るものである。
【0005】
【実施例】図1〜図9に示す第1実施例は、角帯本体1
の巻き始め側端個所のおもて面に雄型面ファスナー2
を、また同個所から腰の一まわり寸法ぐらい離れた個所
のうら面に雌型面ファスナー3をそれぞれ縫着する。こ
の雌型面ファスナー3は長目の物を使用して、角帯本体
1の長手方向と平行する方向に長くなる状態で縫着し、
よってフリーサイズとすると共に当該雌型面ファスナー
3の縫い目はその縫い糸が角帯本体1のおもて側に露呈
しないようにする。更に角帯本体1の巻き終り側端から
角帯本体1の幅の弱3倍の寸法ぐらい内側に入った個所
を45゜傾斜の折り線個所5に沿っておもて側に折り重
ねて同折り線個所5より外側の部分を上方向きとして括
り止め部6を形成し且つ折り重ねにより形成された三角
形の個所のうら面に三角形の当板8を重ねて当該当板8
の全周縁と上記三角形個所の全周縁を縫合し、よって
同三角形の個所を硬直部7を設けたものである。当板8
のおもて面には巻き始め方向に向って倒れた無数の(密
生状態の)剛毛9を設けてあり、この剛毛9は帯の着用
時において三角形の硬直部7がゆるみ方向に移動するこ
とを阻止する機能および同三角形の硬直部7に対して締
付方向へ移動しようとする力を与える機能を果すもので
ある。尚、本考案は剛毛を設けない当板を用いて実施で
きる。
【0006】図10に示す第2実施例は、雄型面ファス
ナー2を巻き始め側端寄りの個所に設け、また三角形の
当板8の内側辺に長方形延長部11を設け、ここにも剛
毛を密生したものである。
【0007】図11および12に示す第3実施例は、括
り止め部6および硬直部7の構成に際して、角帯本体1
の所定個所に三角形の当板8を縫着し、その斜辺12を
折り重ねの案内線(折り線個所5)として利用するよう
にしたものであり、通常(従前通り)の角帯としても使
用できるようにしたものである。
【0008】図13に示す第4実施例は三角形の個所を
縫合して同個所を硬くしたものであって、三角形当板8
をもっていないものである。
【0009】
【作用】本考案に係る帯の使い方を上記第1実施例に依
拠して説明する。先ず、使用者は自分で角帯本体1の巻
き始め側端個所を左脇腹下の位置に当て、この当て状態
で角帯本体1を腰に一巻きして雌型面ファスナー3の適
宜個所を雄型面ファスナー2に噛合することによって適
度の締付けの強さを得た(図3参照)のち更に角帯本体
1を重ね巻きとして三角形個所8の所まで巻き付け(図
4参照)ると共に全体を腰のまわりで廻して三角形の硬
直部7を自分の前面に位置させる。廻す前から三角形の
硬直部7が当該位置となっている場合には廻さなくとも
よい。この三角形の硬直部7が前面位置となった重ね巻
き状態を片手で維持し乍ら他方の手で括り止め部6を三
角形の硬直部7の重り部分に体裁良く巻き着け(図5〜
9図参照)る。この場合、括り止め部6の先端(外端)
は三角形の硬直部7の重り部分の内側になり解れない。
最後に形を整えて全体を腰のまわりで廻して括り止め部
6を腰の後に位置させて完了すればよい。
【0010】
【考案の効果】本考案は上記のような構成であるので、
上記作用において説明した要領で使用するものであっ
て、すなわち着用に際しては先ず腰に巻いたのち括り止
め部6で三角形の硬直部7の重り部分を括り止めればよ
いものであり、上記従来例のように挟止ピン等を用いず
に簡単且つ容易に着用できるものであり、着替えを素早
くなすのに極めて好都合なものである。しかも、挟止ピ
ンの紛失によって慌てふためくような危惧もないもので
あり、また剛毛9を設けた場合には締付け方向へ移動力
賦与機能が働いてゆるむことがないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る帯の第1実施例を示す全体の斜視
図である。
【図2】同じく要部の裏側を示す斜視図である。
【図3】腰に一巻きした状態を示す斜視図である。
【図4】腰に重ね巻きした状態を示す斜視図である。
【図5】括り止め部を三角形の硬直部の重り部分の裏側
に押込んだ状態を示す斜視図である。
【図6】括止め部の巻き着け途中の状態を示す斜視図で
ある。
【図7】括り止め部の巻き着け完了の状態を示す斜視図
である。
【図8】図7A−A線に沿う断面略図である。
【図9】図7B−B線に沿う断面略図である。
【図10】第2実施例を示す斜視図である。
【図11】第3実施例を示す斜視図である。
【図12】同じく要部を裏側を示す斜視図である。
【図13】第4実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 角帯本体 2 雄型面ファスナー 3 雌型面ファスナー 5 折り線個所 6 括り止め部 7 三角形の硬直部 8 当板 9 剛毛 11 長方形延長部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯本体1の巻き始め側端個所もしくは巻
    き始め側端寄り個所と同個所から腰のまわりの寸法程度
    離れた個所とに腰に一巻きしたときに相互に噛合する面
    ファスナー2、3を止着し、また同帯本体1の巻き終り
    側端から帯幅の2.5倍以上内側に入った個所より外側
    の部分を括り止め部6とすると共にこの括り止め部の基
    端を45゜傾斜の折り線個所5とし、この折り線個所5
    に沿う上記巻き終り側端から遠い方の片側位置に直角三
    角形の硬直部7を、その斜辺が折り線個所5に沿い直角
    が上側となる状態で設けて成ることを特徴とする帯。
  2. 【請求項2】 直角三角形硬直部7の内側に巻き始め方
    向に向って倒れた無数の剛毛9を設けたことを特徴とす
    る請求項1記載の帯。
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