JP2569668B2 - X線画像処理装置 - Google Patents

X線画像処理装置

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JP2569668B2 JP62335409A JP33540987A JP2569668B2 JP 2569668 B2 JP2569668 B2 JP 2569668B2 JP 62335409 A JP62335409 A JP 62335409A JP 33540987 A JP33540987 A JP 33540987A JP 2569668 B2 JP2569668 B2 JP 2569668B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、X線TVシステムより得たビデオ信号を処
理するX線画像処理装置に関し、特にそのビデオ信号を
デジタル化して処理することにより、血管造影撮影に適
したデジタルサブトラクションアンギオグラフィ(DS
A)を行うX線画像処理装置に関する。
【従来の技術】
血管中にカテーテルを挿入する場合、その操作を容易
にするためX線TVシステムにより透視を行なって血管像
及びカテーテルの像を得て、これを観察しながら作業を
進めることが行なわれている(いわゆるロードマップ機
能)。この場合、従来では、直前にDSAにより血管像を
得てこれを透視像に重畳させるようにして表示するのが
普通である。
【発明が解決しようとする問題点】
しかしながら、従来では、DSA画像を得るためにX線T
VシステムにおいてX線管電流を上げるなどDSA独自の手
順を必要とする。また、透視像に重畳させるべきDSA像
を選択しなければならないなどの手間も必要である。こ
のように煩雑な手間が必要であるため、従来では、X線
透視下でカテーテル操作を迅速に行い得ないという問題
があった。 この発明は、カテーテル操作のためのロードマップ像
を簡単・容易に得ることができ、X線透視下でのカテー
テル操作の迅速性を確保できるように改善した、X線画
像処理装置を提供することを目的とする。
【問題点を解決するための手段】
この発明によるX線画像処理装置は、X線透視像のデ
ジタル化されたビデオ信号より複数枚の画像についての
各画素毎の最大値ホールド像及び最小値ホールド像を
得、これら最大値ホールド像と最小値ホールド像との差
をとることによりピークホールドDSA像を得るピークホ
ールドDSA手段と、このピークホールドDSA像と上記のデ
ジタル化された透視像とを加算する加算手段と、この加
算手段の出力像と上記のピークホールドDSA像と上記の
デジタル化された透視像とを切り換える切換手段と、切
り換えられた画像のデジタルビデオ信号のアナログ化さ
れたビデオ信号を表示するTVモニターと、透視信号・ピ
ークホールドスタート信号・ピークホールドストップ信
号をそれぞれ発生する信号発生手段と、制御手段とより
なり、この制御手段は上記ピークホールドDSA手段と切
換手段とを制御し、次の(a)〜(c)の動作を行なう
ものであることを特徴としている。 (a)透視信号で上記切換手段でデジタル化された透視
像に切り換える。 (b)ピークホールドスタート信号で上記ピークホール
ドDSA手段のピークホールド動作を開始させると共に、
上記切換手段でピークホールドDSA像に切り換える。 (c)ピークホールドストップ信号で上記ピークホール
ドDSA手段のピークホールド動作を停止させピークホー
ルド像をフリーズさせると共に、上記切換手段で上記加
算手段の出力像に切り換える。
【作用】
信号発生手段よりの信号に応じて制御手段がピークホ
ールドDSA手段及び切換手段を制御し、任意のときにピ
ークホールドDSA動作の開始・終了時点を選びまた任意
の時点でピークホールド像をフリーズさせることができ
るとともに、アナログ化された、透視像、ピークホール
ドDSA像及び透視像にピークホールドDSA像を加算した像
の中から信号発生手段よりの信号に応じた1つの像を選
択して出力することができる。 造影剤を注入したときにピークホールドスタート信号
を発生させるとピークホールドDSA手段がピークホール
ドDSA動作を開始し、そのピークホールドDSA像は血管像
となる。そこで、ピークホールドスタート信号の発生し
た時点で切換手段により透視像からピークホールドDSA
像に切り換えられるのでモニター装置によって観察する
ことが可能となる。 また、このように、ピークホールドDSA像を観察し、
観察者が満足すべき血管像が得られたと思われた時点で
ピークホールドストップ信号を発生させるとピークホー
ルドDSA手段のピークホールドDSA動作を終了させること
ができ、すると、この時点でピークホールドDSA像がフ
リーズされる。 さらに、ピークホールドDSA手段からフリーズされた
満足すべき血管像が得られた場合に、ピークホールドDS
A動作の終了と共に切換手段でこのフリーズされたピー
クホールドDSA像と透視像とを加算した像(ロードマッ
プ像)が選択されるので、ピークホールドDSA動作の終
了と同時にモニター装置によってこのロードマップ像を
観察できるので、カテーテルが血管の中に入っていくよ
うに、カテーテルを操作することが容易である。この
際、フリーズされたピークホールド像はモニター装置を
観察者が観察して確認して得た満足すべき血管像である
ので、カテーテル操作を正確に行な得る。 このように透視像を観察しつつ任意時点でピークホー
ルドDSA動作を開始させたりピークホールドDSA像をフリ
ーズさせたり、あるいは透視像、ピークホールドDSA
像、およびフリーズされたピークホールド像に透視像を
加算して作ったロードマップ像を任意に選んで出力し、
これをモニター装置に表示できるので、非常に自由度高
く、ピークホールドDSA動作や表示画像の切り換えがで
きるため、実際に医療の現場で行なわれるようなカテー
テル操作を容易にすることができる。
【実 施 例】
この発明の実施例について図面を参照しながら説明す
ると、第1図において、システムコントローラ5の透視
ボタン10を押すと、図示しないX線TVシステムのX線管
よりX線の爆射が行なわれ(第2図参照)、これにより
得られたX線透視像のビデオ信号がA/D変換器1に送ら
れてくる。デジタル化されたビデオ信号は切換スイッチ
の端子aと、ピークホールドDSA部3とに送られる。通
常のX線透視モードではこの切換スイッチ2は端子aが
接続された状態となっており、デジタル化されたビデオ
信号はこのスイッチ2を経てそのままD/A変換器4に送
られて再びアナログ化され、図示しないTVモニター装置
に送られる。このような透視下でカテーテルの操作が行
なわれる。すなわち、このとき、モニター画像は第2図
に示すように通常のX線透視像つまり骨などの画像にカ
テーテルの画像が現われているものとなる。 このようなX線透視下でカテーテルを操作している最
中、血管像(ロードマップ像)を観察したい場合、シス
テムコントローラ5に付属するスタートボタン6を第2
図にしめすように押すとともにカテーテルの先端から造
影剤を注入する。すると、システムコントローラ5はピ
ークホールドDSA部3にピークホールドDSA動作を開始さ
せるとともに切換スイッチ2を端子bに切り換える。ピ
ークホールドDSA部3は、比較した画素の大きい方の値
をとる比較器31と、この大きい方の値が格納されるフレ
ームメモリ33と、比較した画素の小さい方の値をとる比
較器32と、この小さい方の値が格納されるフレームメモ
リ34と、フレームメモリ33、34に格納された各画像の間
の減算を行なう減算器35とからなる。ピークホールドDS
A動作が開始することにより、比較器31とフレームメモ
リ33とによる最大値ホールド動作と、比較器32とフレー
ムメモリ34とによる最小値ホールド動作とが平行して行
なわれ、フレームメモリ33には最大値の画素つまりより
輝度の高い画素のみを集めた画像すなわち背景の画像が
形成され、フレームメモリ34には最小値の画素つまりよ
り輝度の低い画素のみを集めた画像すなわち造影剤の軌
跡像が形成されていく。この造影剤の軌跡像は血管像で
あるから、減算器35から得られる画像はこの血管像のみ
を抽出した画像となる。この血管像が強調器7によって
コントラスト強調された後スイッチ2を経てD/A変換器
4に送られ、アナログ化されて図示しないTVモニター装
置に送られる。したがって、このときのモニター画像は
第2図に示すように血管像であるピークホールドDSA像
となる。 そこで、医師等はこのようなモニター画像を見なが
ら、満足すべき造影剤軌跡像つまり血管像が得られたと
き、ストップボタン8を押す。すると、システムコント
ローラ5は、ピークホールドDSA部3におけるピークホ
ールド動作を停止させると共に、スイッチ2を端子C側
に切り換える。そのため、それまでに形成されたピーク
ホールドDSA像がフリーズされ、これがピークホールドD
SA部3から出力されることになる。このピークホールド
DSA像は医師等がよいと思った血管像であり、これが強
調器7を経て加算器9においてその時点での透視像と加
算される。そしてこの加算像がスイッチ2及びD/A変換
器4を経てTVモニター装置によって表示される。このと
き強調器7はあらかじめ設定された強調度とされてお
り、モニター像は第2図に示すようになって、血管像が
背景やカテーテルの像から区別されるような輝度で表わ
されたロードマップ像となる。なお、血管像を白黒反転
して表示してもよい。 したがって、このようにロードマップ像として血管像
と背景及びカテーテルの像が示されるので、このロード
マップ像を観察すればカテーテルの像が血管像の中を入
っていく様子が分かり、カテーテルを血管中に挿入する
操作を容易に行なうことができる。 そして、カテーテルが目的の部位に到達したときな
ど、ロードマップ像が不要になったときは、透視ボタン
10を押す。すると、最初の状態となり、スイッチ2が端
子a側に切り換えられて、モニター画像は第2図に示す
ように通常のX線透視像となる。 なお、上記の実施例において、透視ボタン10、スター
トボタン6、ストップボタン8は、それぞれ透視信号、
ピークホールドスタート信号、ピークホールドストップ
信号を発生するこの発明における信号発生手段に相当
し、また、システムコントローラ5は、この発明におけ
る制御手段に相当する。
【発明の効果】
この発明のX線画像処理装置によれば、透視像を観察
し任意の時点でピークホールドDSA動作を開始させてピ
ークホールドDSA像が表示されるように切り換えること
ができるとともに、そのピークホールドDSA像を観察し
ていて任意の時点でピークホールド像をフリーズさせ、
フリーズしたピークホールドDSA像を透視像と加算して
作ったロードマップ像を表示させ、さらに任意の時点で
ふたたび透視像が表示されるように切り換えることなど
が容易にできるようになる。そのため、カテーテル操作
のための適切なロードマップ像を容易に得ることがで
き、カテーテルを血管中に挿入するような操作が容易に
行なえるようになる。ピークホールドDSA動作制御や表
示画像の切り換え制御の自由度が非常に高いため、実際
に医療の現場で要請される利便性・操作性がほぼ満たさ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のブロック図、第2図は動
作手順及び各モードで得られる画像を時間の流れで示す
タイムチャートである。 1……A/D変換器、2……切換スイッチ、3……ピーク
ホールドDSA部、31、32……比較器、33、34……フレー
ムメモリ、35……減算器、4……D/A変換器、5……シ
ステムコントローラ、6……スタートボタン、7……強
調器、8……ストップボタン、9……加算器、10……透
視ボタン。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】X線透視像のビデオ信号をデジタル化する
    A/D変換手段と、このデジタル化されたビデオ信号より
    複数枚の画像についての各画素毎の最大値ホールド像及
    び最小値ホールド像を得、これら最大値ホールド像と最
    小値ホールド像との差をとることによりピークホールド
    DSA像を得るピークホールドDSA手段と、このピークホー
    ルドDSA像と上記のデジタル化された透視像とを加算す
    る加算手段と、この加算手段の出力像と上記のピークホ
    ールドDSA像と上記のデジタル化された透視像とを切り
    換える切換手段と、切り換えられた画像のデジタルビデ
    オ信号をアナログ化するD/A変換手段と、このアナログ
    化されたビデオ信号を表示するTVモニターと、透視信号
    ・ピークホールドスタート信号・ピークホールドストッ
    プ信号をそれぞれ発生する信号発生手段と、制御手段と
    よりなり、この制御手段は上記ピークホールドDSA手段
    と切換手段とを制御し、次の(a)〜(c)の動作を行
    なうものであることを特徴とするX線画像処理装置。 (a)透視信号で上記切換手段でデジタル化された透視
    像に切り換える。 (b)ピークホールドスタート信号で上記ピークホール
    ドDSA手段のピークホールド動作を開始させると共に、
    上記切換手段でピークホールドDSA像に切り換える。 (c)ピークホールドストップ信号で上記ピークホール
    ドDSA手段のピークホールド動作を停止させピークホー
    ルド像をフリーズさせると共に、上記切換手段で上記加
    算手段の出力像に切り換える。
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