JP2569248Y2 - タンク別体型の積層型熱交換器 - Google Patents

タンク別体型の積層型熱交換器

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JP2569248Y2
JP2569248Y2 JP4450192U JP4450192U JP2569248Y2 JP 2569248 Y2 JP2569248 Y2 JP 2569248Y2 JP 4450192 U JP4450192 U JP 4450192U JP 4450192 U JP4450192 U JP 4450192U JP 2569248 Y2 JP2569248 Y2 JP 2569248Y2
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一志 赤坂
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、冷媒が流通する熱交換
通路を有するチューブエレメントを複数枚積層すると共
に、各チューブエレメントに設けられ前記熱交換通路に
冷媒を案内する冷媒入口部を入口側タンクに接続し、前
記熱交換通路から冷媒を取り出す冷媒出口部を出口側タ
ンクに接続して構成されるタンク別体型の積層型熱交換
器の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車用空気調和装置の冷房サ
イクルには、コンプレッサにより圧縮された高温・高圧
の冷媒を凝縮するためのコンデンサや、膨張弁により断
熱膨張された低温・低圧の冷媒を蒸発するためのエバポ
レータ等の熱交換器が組み込まれている。前記エバポレ
ータでは、冷媒と車室内に吹き出す空気との間で熱交換
を行うことにより、この空気を冷却するようになってい
る。これら熱交換器には、その構造より種々の型式のも
のがあるが、その一つとして、タンク別体型の積層型熱
交換器がある(実開平3−115363号公報、実開平
3−115365号公報参照)。
【0003】エバポレータとして使用されるタンク別体
型の積層型熱交換器10は、図5に示すように、チュー
ブエレメント11を複数枚積層すると共に、各チューブ
エレメント11の冷媒入口部12を入口側タンク14に
接続し、冷媒出口部13を出口側タンク15に接続し、
更に、各チューブエレメント11の外面間にフィン16
を介装させることにより構成されている。
【0004】各チューブエレメント11は、図6に示す
ように、片面に凹部17が形成されたプレート18を2
枚1組として、互いの凹部17を対向させて外周部を接
合することにより形成されている。凹部17を対向させ
ることによって、チューブエレメント11内には、冷媒
が流通する熱交換通路19が形成されている。尚、この
図6では、左右対称の一方のプレート18のみを図示し
てある。各プレート18の略中央部分には仕切部20が
設けられている。この仕切部20によって、前記熱交換
通路19は、空気の流れ方向に沿って前後に区画され、
略「逆U字」の形状を有している。チューブエレメント
11には、液冷媒を熱交換通路19に案内するための冷
媒入口部12と、蒸発後のガス冷媒を熱交換通路19か
ら取り出すための冷媒出口部13とが設けられている。
【0005】図6及び図7に示すように、冷媒入口部1
2は、入口側タンク14に形成した入口側差込穴21に
挿通され、ろう付け23等の手段によりこの入口側タン
ク14に固着されている。同様に、冷媒出口部13は、
出口側タンク15に形成した出口側差込穴22に挿通さ
れ、ろう付け23等の手段によりこの出口側タンク15
に固着されている。
【0006】このように構成される積層型エバポレータ
における冷媒は、例えば図8に示すように流れる。入口
パイプ24から入口側タンク14に流入した液冷媒は、
当該タンク14に固着されたチューブエレメント11の
熱交換通路19に冷媒入口部12を通って流入し、熱交
換通路19を流れる間に若干蒸発し、冷媒出口部13を
通って出口側タンク15に至る。この出口側タンク15
は図中左手前側の入口側タンク14と連通しており、こ
の入口側タンク14に流入した気液混合冷媒は、当該タ
ンク14に固着されたチューブエレメント11の熱交換
通路19に冷媒入口部12を通って流入し、熱交換通路
19を流れる間に蒸発してガス冷媒となる。そして、こ
のガス冷媒は、冷媒出口部13を通って出口側タンク1
5に至り、これに接続された出口パイプ25から取り出
されて、コンプレッサに再び吸引される。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】タンク別体型の積層型
熱交換器10は、比較的大型の熱交換器に適用される場
合が多く、この場合には、タンク14、15も必然的に
大型となることから、入口パイプ24が接続された入口
側タンク14内での分流は一般的に悪く、タンク14に
流入した冷媒は、図8のハッチングで示すように、各チ
ューブエレメント11に均一に流下せず、両端寄りのチ
ューブエレメント11に偏って流れ易くなる。このた
め、両端寄りでは温度が比較的低く、中央部分では温度
が比較的高くなるという温度分布のばらつきが生じ、熱
交換器における熱交換効率が悪くなるとい問題があっ
た。
【0008】入口側タンク14内での分流を良くして熱
交換器での温度分布の均一化を図るために、入口側タン
ク14内に分流対策用のプレート等を設けた積層型熱交
換器もある。しかしながら、このように構成すると、分
流対策用プレート等が別途必要となるため、部品点数の
増加を招き、熱交換器の重量の増加や、コストの上昇を
も招くという欠点がある。
【0009】また、チューブエレメント11の冷媒入口
部12の大きさを変え、この冷媒入口部12の通気抵抗
を変えることにより、タンク14内の冷媒を各チューブ
エレメント11に均一に流下させるようにした積層型熱
交換器もある。しかしながら、冷媒入口部12の大きさ
を変えると、これに伴って入口側差込穴21の大きさも
変えなければならないため、チューブエレメント11や
タンク14の製造が繁雑となり、また、チューブエレメ
ント11をタンク14に組み付ける際の作業性も悪くな
るという欠点がある。
【0010】本考案者は、タンク別体型の積層型熱交換
器の特徴であるチューブエレメント11とタンク14と
の間の絞り部分である冷媒入口部12に着目し、この冷
媒入口部12の通気抵抗が異なるチューブエレメント1
1を適切な配列でタンク14に固着することによって入
口側タンク14内での分流を良くし、かつ、入口側差込
穴21に対する冷媒入口部12の固着面を同一形状とす
ることによって製造上の簡素化や組み付け作業性の向上
を図ったタンク別体型の積層型熱交換器を完成するに至
った。
【0011】そこで、本考案は、入口側タンクに流入し
た冷媒をこのタンクに接続された複数のチューブエレメ
ントに均一に流下させることができ、かつ、簡素な構造
を有するタンク別体型の積層型熱交換器を提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本考案は、冷媒が流通する熱交換通路を有するチュー
ブエレメントを複数枚積層すると共に、各チューブエレ
メントに設けられ前記熱交換通路に冷媒を案内する冷媒
入口部を入口側タンクに接続し、前記熱交換通路から冷
媒を取り出す冷媒出口部を出口側タンクに接続して構成
されるタンク別体型の積層型熱交換器であって、前記チ
ューブエレメントを、片面に凹部が形成されたプレート
を2枚1組として、互いの凹部を対向させて外周部を接
合することにより形成し、前記冷媒入口部を前記入口側
タンクに形成された入口側差込穴に挿通してこのタンク
に固着し、前記冷媒出口部を前記出口側タンクに形成さ
れた出口側差込穴に挿通してこのタンクに固着してなる
積層型熱交換器において、前記冷媒入口部内の冷媒通路
に設けた抵抗部の大きさが異なり、かつ、前記入口側差
込穴に対する前記冷媒入口部の固着面が同一形状を有す
る少なくとも第1と第2の2種類のプレートを有し、こ
の少なくとも2種類の第1、第2プレートを組み合わせ
ることにより、前記冷媒入口部内の前記冷媒通路の断面
積が異なる少なくとも3種類のチューブエレメントを形
成し、これら少なくとも3種類のチューブエレメント
を、前記入口側タンクに流入した冷媒が均一に分流する
ように配置して前記入口側タンクに固着したことを特徴
とするタンク別体型の積層型熱交換器である。
【0013】また、前記抵抗部は、プレス加工により、
前記プレートの一部を、前記凹部内方に向けて突出させ
て形成すると良い。
【0014】
【作用】少なくとも第1と第2の2種類のプレートを組
み合わせることにより、冷媒入口部の冷媒通路の断面積
が異なる、換言すれば冷媒入口部の通気抵抗が異なる少
なくとも3種類のチューブエレメントが形成される。そ
して、この少なくとも3種類のチューブエレメントを適
切な配列でタンクに固着することにより、入口側タンク
内に流入した冷媒は、複数のチューブエレメントに均一
に流下する。従って、熱交換器内での温度分布のばらつ
きがなくなり、熱交換効率が向上する。
【0015】チューブエレメントの種類により入口側タ
ンク内での分流の向上を図る構造であるため、分流対策
用プレート等が別途必要とはならない。
【0016】更に、冷媒入口部の外径形状、及び、入口
側差込穴の内径形状は同一形状となるため、チューブエ
レメントやタンクの製造が簡素化され、また、チューブ
エレメントをタンクに組み付ける際の作業性も良好とな
る。
【0017】また抵抗部は、凹部と一緒にプレス加工に
より形成されるため、製造が繁雑になることはない。
【0018】
【実施例】本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は、本考案の一実施例に係るチューブエレメン
トを構成する2種類のプレートを示す概略斜視図であ
り、図5〜図8に示した部材と共通する部材には同一の
符号を付してその説明は省略する。
【0019】チューブエレメント11は、片面に凹部1
7が形成されたプレートを2枚1組として、互いの凹部
17を対向させて外周部を接合することにより形成され
ている。本実施例のチューブエレメント11は、図1
(1)に示される第1プレート31と、同図(2)に示
される第2プレート32とを適宜組み合わせることによ
り形成されている。第1プレート31及び第2プレート
32のそれぞれには、左右対称の同一形状を有するプレ
ートが形成されており、説明の便宜上、冷媒入口部12
が図中右側に位置するプレートを第1右プレート31
R、第2右プレート32Rと言い、冷媒入口部12が図
中左側に位置するプレートを第1左プレート31L、第
2左プレート32Lと言う。
【0020】図1及び図2に示すように、第1プレート
31の冷媒入口部12の冷媒通路33、及び、第2プレ
ートの冷媒入口部の冷媒通路33には、大きさの異なる
抵抗部34、35が前記冷媒通路33の一部を遮るよう
に設けられている。図示例では第1プレート31の抵抗
部34は、第2プレート32のものよりも大きな形状を
有している。これら抵抗部34、35は、プレート3
1、32の一部を、凹部17内方に向けて突出させるこ
とにより形成されている。抵抗部34、35は、凹部1
7と一緒にプレス加工により形成されており、容易に製
造できるものである。更に、図1及び図2に示すよう
に、入口側タンク14に形成された入口側差込穴21に
対する冷媒入口部12の固着面12aは、全て、同一形
状に形成されている。
【0021】このように形成された第1、第2プレート
31、32を組み合わせることにより、冷媒入口部12
の冷媒通路33の断面積が異なる、換言すれば冷媒入口
部12の通気抵抗が異なる3種類のチューブエレメント
11が形成されることになる。つまり、図3(1)に示
すように、第1右プレート31Rと第1左プレート31
Lとを組み合わせることにより、冷媒入口部12の冷媒
通路33の断面積が最も小さい、換言すれば冷媒入口部
12の通気抵抗が最も大きいチューブエレメント11
(A)が形成される。また、同図(2)に示すように、
第2右プレート32Rと第2左プレート32Lとを組み
合わせることにより、冷媒入口部12の冷媒通路33の
断面積が最も大きい、換言すれば冷媒入口部12の通気
抵抗が最も小さいチューブエレメント11(B)が形成
される。更に、同図(3)に示すように、第1右プレー
ト31Rと第2左プレート32Lとを組み合わせること
により、冷媒入口部12の冷媒通路33の断面積が上記
(1)(2)の中間の、換言すれば冷媒入口部12の通
気抵抗が上記(1)(2)の場合の中間程度のチューブ
エレメント11(C)が形成されることになる。
【0022】また、図3に示すように、3種類のチュー
ブエレメント11(A、B、C)における冷媒入口部1
2の外径形状は、全て、同一形状に形成されている。従
って、入口側タンク14の入口側差込穴21の内径形状
も、全て、同一形状に形成されている。
【0023】このようにして構成される種類のチューブ
エレメント11(A、B、C)は、入口側タンク14に
流入した冷媒が均一に分流するように配置されて、入口
側タンク14にそれぞれ固着されている。例えば、図8
に示したように、両端寄りのチューブエレメント11に
冷媒が偏って流れ易い熱交換器にあっては、冷媒入口部
12の通気抵抗が最も大きいチューブエレメント11
(A)をこの両端寄りに適宜枚数だけ配置し、この両端
寄りから中央部分に向けて順次、冷媒入口部12の通気
抵抗が中間程度のチューブエレメント11(C)、冷媒
入口部12の通気抵抗が最も小さいチューブエレメント
11(B)をそれぞれ適宜枚数だけ配置すると良い。
【0024】図4に示すように、冷媒入口部12は、入
口側タンク14に形成した入口側差込穴21に挿通さ
れ、ろう付け23等の手段によりこの入口側タンク14
に固着されている。同様に、冷媒出口部13は、出口側
タンク15に形成した出口側差込穴22に挿通され、ろ
う付け23等の手段によりこの出口側タンク15に固着
されている。
【0025】このように構成したタンク別体型の積層型
熱交換器10にあっては、冷媒入口部12の通気抵抗が
異なる3種類のチューブエレメント11(A、B、C)
が適切な配列でタンク14、15に固着されているた
め、入口側タンク14内での分流が良くなり、冷媒が複
数のチューブエレメント11に均一に流下する。従っ
て、熱交換器内での温度分布のばらつきがなくなり、熱
交換効率が向上することになる。
【0026】また、チューブエレメント11の種類によ
り入口側タンク14内での分流の向上を図る構造である
ため、分流対策用プレート等が不要であり、部品点数の
増加を招くことがなく、また、熱交換器の重量の増加
や、コストの上昇を招くこともない。
【0027】更に、図3及び図4から明らかなように、
冷媒入口部12の通気抵抗が異なる3種類のチューブエ
レメントA、B、Cを使用しても、冷媒入口部12の外
径形状、及び、入口側差込穴21の内径形状は同一形状
であるため、チューブエレメント11やタンク14、1
5の製造が簡素化され、また、チューブエレメント11
をタンクに組み付ける際の作業性も良好となる。
【0028】尚、図示例は、タンク別体型の積層型熱交
換器10をエバポレータに適用した場合の構成である
が、コンデンサに適用できることは言うまでもない。ま
た、第1と第2のプレート31、32により、冷媒入口
部12の通気抵抗が異なる3種類のチューブエレメント
11(A、B、C)を形成する場合を説明したが、プレ
ートの種類を多くすれば、これに応じてチューブエレメ
ントの種類を更に多くすることもできる。
【0029】
【考案の効果】以上説明したように、本考案のタンク別
体型の積層型熱交換器によれば、冷媒入口部の通気抵抗
が異なる少なくとも3種類のチューブエレメントを適切
な配列で入口側タンクに固着することにより、この入口
側タンクに流入した冷媒を各チューブエレメントに均一
に流下させることができ、熱交換器の熱交換効率を向上
することが可能となる。しかも、少なくとも3種類のチ
ューブエレメントは、冷媒入口部の冷媒通路に設けた抵
抗部の大きさが異なり、かつ、入口側差込穴に対する冷
媒入口部の固着面形状が同一形状である少なくとも第1
と第2の2種類のプレートを組み合わせることにより形
成されるため、入口側タンクにおける冷媒の分流を簡素
な構造で実現でき、チューブエレメントやタンクの製造
が簡素化され、また、チューブエレメントをタンクに組
み付ける際の作業性も良好になるという実用上多大な効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1(1)(2)は、本考案の一実施例に係
るチューブエレメントを構成する2種類のプレートを示
す概略斜視図
【図2】 図1のA−A線及びB−B線に沿う断面図
【図3】 同実施例の2種類のプレートを組み合わせて
形成されるチューブエレメントの図1のA−A線及びB
−B線に相当する線に沿う断面図
【図4】 同実施例のチューブエレメントが入口側タン
ク及び出口側タンクに固着された状態の要部断面図
【図5】 一般的なタンク別体型の積層型熱交換器を示
す正面図
【図6】 図5の要部を示す斜視図
【図7】 図5に示されるチューブエレメントが入口側
タンク及び出口側タンクに固着された状態の要部断面図
【図8】 積層型熱交換器での冷媒の流れ方の一例を示
す斜視図
【符号の説明】 10…タンク別体型の積層型熱交換器 11…チューブエレメント 11(A)…冷媒入口部の通気抵抗が最も大きいチュー
ブエレメント 11(B)…冷媒入口部の通気抵抗が最も小さいチュー
ブエレメント 11(C)…冷媒入口部の通気抵抗が中間程度のチュー
ブエレメント 12…冷媒入口部 12a…固着面 13…
冷媒出口部 14…入口側タンク 15…出口側タンク 17…
凹部 19…熱交換通路 21…入口側差込穴 22…
出口側差込穴 31…第1プレート 32…第2プレート 33…
冷媒通路 34、35…抵抗部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷媒が流通する熱交換通路(19)を有するチ
    ューブエレメント(11)を複数枚積層すると共に、各チュ
    ーブエレメント(11)に設けられ前記熱交換通路(19)に冷
    媒を案内する冷媒入口部(12)を入口側タンク(14)に接続
    し、前記熱交換通路(19)から冷媒を取り出す冷媒出口部
    (13)を出口側タンク(15)に接続して構成されるタンク別
    体型の積層型熱交換器であって、 前記チューブエレメント(11)を、片面に凹部(17)が形成
    されたプレートを2枚1組として、互いの凹部(17)を対
    向させて外周部を接合することにより形成し、 前記冷媒入口部(12)を前記入口側タンク(14)に形成され
    た入口側差込穴(21)に挿通してこのタンク(14)に固着
    し、前記冷媒出口部(13)を前記出口側タンク(15)に形成
    された出口側差込穴(22)に挿通してこのタンク(15)に固
    着してなる積層型熱交換器において、 前記冷媒入口部(12)内の冷媒通路(33)に設けた抵抗部(3
    4,35) の大きさが異なり、かつ、前記入口側差込穴(21)
    に対する前記冷媒入口部(12)の固着面(12a) が同一形状
    を有する少なくとも第1と第2の2種類のプレート(31,
    32) を有し、 この少なくとも2種類の第1、第2プレート(31,32) を
    組み合わせることにより、前記冷媒入口部(12)内の前記
    冷媒通路(33)の断面積が異なる少なくとも3種類のチュ
    ーブエレメント(11(A,B,C)) を形成し、 これら少なくとも3種類のチューブエレメント(11(A,B,
    C)) を、前記入口側タンク(14)に流入した冷媒が均一に
    分流するように配置して前記入口側タンク(14)に固着し
    たことを特徴とするタンク別体型の積層型熱交換器。
  2. 【請求項2】前記抵抗部(34,35) は、プレス加工によ
    り、前記プレート(31,32) の一部を、前記凹部(17)内方
    に向けて突出させて形成されてなる請求項1記載のタン
    ク別体型の積層型熱交換器。
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