JPH064555U - タンク別体型の積層型熱交換器 - Google Patents

タンク別体型の積層型熱交換器

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JPH064555U
JPH064555U JP4450192U JP4450192U JPH064555U JP H064555 U JPH064555 U JP H064555U JP 4450192 U JP4450192 U JP 4450192U JP 4450192 U JP4450192 U JP 4450192U JP H064555 U JPH064555 U JP H064555U
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一志 赤坂
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 「タンク別体型の積層型熱交換器」におい
て、簡素な構造により、入口側タンクに流入した冷媒を
このタンクに接続された複数のチューブエレメントに均
一に流下させること。 【構成】 冷媒入口部12内の冷媒通路33に設けた抵
抗部34、35の大きさが異なり、かつ、入口側タンク
14に形成した入口側差込穴21に対する冷媒入口部1
2の固着面12aが同一形状を有する第1と第2の2種
類のプレート31、32を有し、この少なくとも2種類
の第1、第2プレート31、32を組み合わせることに
より、冷媒入口部12の通気抵抗が異なる3種類のチュ
ーブエレメント11(A、B、C)を形成する。そし
て、これら3種類のチューブエレメント11(A、B、
C)を、入口側タンク14に流入した冷媒が均一に分流
するように配置して入口側タンク14に固着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、冷媒が流通する熱交換通路を有するチューブエレメントを複数枚積 層すると共に、各チューブエレメントに設けられ前記熱交換通路に冷媒を案内す る冷媒入口部を入口側タンクに接続し、前記熱交換通路から冷媒を取り出す冷媒 出口部を出口側タンクに接続して構成されるタンク別体型の積層型熱交換器の改 良に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、自動車用空気調和装置の冷房サイクルには、コンプレッサにより圧縮 された高温・高圧の冷媒を凝縮するためのコンデンサや、膨張弁により断熱膨張 された低温・低圧の冷媒を蒸発するためのエバポレータ等の熱交換器が組み込ま れている。前記エバポレータでは、冷媒と車室内に吹き出す空気との間で熱交換 を行うことにより、この空気を冷却するようになっている。これら熱交換器には 、その構造より種々の型式のものがあるが、その一つとして、タンク別体型の積 層型熱交換器がある(実開平3−115363号公報、実開平3−115365 号公報参照)。
【0003】 エバポレータとして使用されるタンク別体型の積層型熱交換器10は、図5に 示すように、チューブエレメント11を複数枚積層すると共に、各チューブエレ メント11の冷媒入口部12を入口側タンク14に接続し、冷媒出口部13を出 口側タンク15に接続し、更に、各チューブエレメント11の外面間にフィン1 6を介装させることにより構成されている。
【0004】 各チューブエレメント11は、図6に示すように、片面に凹部17が形成され たプレート18を2枚1組として、互いの凹部17を対向させて外周部を接合す ることにより形成されている。凹部17を対向させることによって、チューブエ レメント11内には、冷媒が流通する熱交換通路19が形成されている。尚、こ の図6では、左右対称の一方のプレート18のみを図示してある。各プレート1 8の略中央部分には仕切部20が設けられている。この仕切部20によって、前 記熱交換通路19は、空気の流れ方向に沿って前後に区画され、略「逆U字」の 形状を有している。チューブエレメント11には、液冷媒を熱交換通路19に案 内するための冷媒入口部12と、蒸発後のガス冷媒を熱交換通路19から取り出 すための冷媒出口部13とが設けられている。
【0005】 図6及び図7に示すように、冷媒入口部12は、入口側タンク14に形成した 入口側差込穴21に挿通され、ろう付け23等の手段によりこの入口側タンク1 4に固着されている。同様に、冷媒出口部13は、出口側タンク15に形成した 出口側差込穴22に挿通され、ろう付け23等の手段によりこの出口側タンク1 5に固着されている。
【0006】 このように構成される積層型エバポレータにおける冷媒は、例えば図8に示す ように流れる。入口パイプ24から入口側タンク14に流入した液冷媒は、当該 タンク14に固着されたチューブエレメント11の熱交換通路19に冷媒入口部 12を通って流入し、熱交換通路19を流れる間に若干蒸発し、冷媒出口部13 を通って出口側タンク15に至る。この出口側タンク15は図中左手前側の入口 側タンク14と連通しており、この入口側タンク14に流入した気液混合冷媒は 、当該タンク14に固着されたチューブエレメント11の熱交換通路19に冷媒 入口部12を通って流入し、熱交換通路19を流れる間に蒸発してガス冷媒とな る。そして、このガス冷媒は、冷媒出口部13を通って出口側タンク15に至り 、これに接続された出口パイプ25から取り出されて、コンプレッサに再び吸引 される。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
タンク別体型の積層型熱交換器10は、比較的大型の熱交換器に適用される場 合が多く、この場合には、タンク14、15も必然的に大型となることから、入 口パイプ24が接続された入口側タンク14内での分流は一般的に悪く、タンク 14に流入した冷媒は、図8のハッチングで示すように、各チューブエレメント 11に均一に流下せず、両端寄りのチューブエレメント11に偏って流れ易くな る。このため、両端寄りでは温度が比較的低く、中央部分では温度が比較的高く なるという温度分布のばらつきが生じ、熱交換器における熱交換効率が悪くなる とい問題があった。
【0008】 入口側タンク14内での分流を良くして熱交換器での温度分布の均一化を図る ために、入口側タンク14内に分流対策用のプレート等を設けた積層型熱交換器 もある。しかしながら、このように構成すると、分流対策用プレート等が別途必 要となるため、部品点数の増加を招き、熱交換器の重量の増加や、コストの上昇 をも招くという欠点がある。
【0009】 また、チューブエレメント11の冷媒入口部12の大きさを変え、この冷媒入 口部12の通気抵抗を変えることにより、タンク14内の冷媒を各チューブエレ メント11に均一に流下させるようにした積層型熱交換器もある。しかしながら 、冷媒入口部12の大きさを変えると、これに伴って入口側差込穴21の大きさ も変えなければならないため、チューブエレメント11やタンク14の製造が繁 雑となり、また、チューブエレメント11をタンク14に組み付ける際の作業性 も悪くなるという欠点がある。
【0010】 本考案者は、タンク別体型の積層型熱交換器の特徴であるチューブエレメント 11とタンク14との間の絞り部分である冷媒入口部12に着目し、この冷媒入 口部12の通気抵抗が異なるチューブエレメント11を適切な配列でタンク14 に固着することによって入口側タンク14内での分流を良くし、かつ、入口側差 込穴21に対する冷媒入口部12の固着面を同一形状とすることによって製造上 の簡素化や組み付け作業性の向上を図ったタンク別体型の積層型熱交換器を完成 するに至った。
【0011】 そこで、本考案は、入口側タンクに流入した冷媒をこのタンクに接続された複 数のチューブエレメントに均一に流下させることができ、かつ、簡素な構造を有 するタンク別体型の積層型熱交換器を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本考案は、冷媒が流通する熱交換通路を有するチュ ーブエレメントを複数枚積層すると共に、各チューブエレメントに設けられ前記 熱交換通路に冷媒を案内する冷媒入口部を入口側タンクに接続し、前記熱交換通 路から冷媒を取り出す冷媒出口部を出口側タンクに接続して構成されるタンク別 体型の積層型熱交換器であって、前記チューブエレメントを、片面に凹部が形成 されたプレートを2枚1組として、互いの凹部を対向させて外周部を接合するこ とにより形成し、前記冷媒入口部を前記入口側タンクに形成された入口側差込穴 に挿通してこのタンクに固着し、前記冷媒出口部を前記出口側タンクに形成され た出口側差込穴に挿通してこのタンクに固着してなる積層型熱交換器において、 前記冷媒入口部内の冷媒通路に設けた抵抗部の大きさが異なり、かつ、前記入口 側差込穴に対する前記冷媒入口部の固着面が同一形状を有する少なくとも第1と 第2の2種類のプレートを有し、この少なくとも2種類の第1、第2プレートを 組み合わせることにより、前記冷媒入口部内の前記冷媒通路の断面積が異なる少 なくとも3種類のチューブエレメントを形成し、これら少なくとも3種類のチュ ーブエレメントを、前記入口側タンクに流入した冷媒が均一に分流するように配 置して前記入口側タンクに固着したことを特徴とするタンク別体型の積層型熱交 換器である。
【0013】 また、前記抵抗部は、プレス加工により、前記プレートの一部を、前記凹部内 方に向けて突出させて形成すると良い。
【0014】
【作用】
少なくとも第1と第2の2種類のプレートを組み合わせることにより、冷媒入 口部の冷媒通路の断面積が異なる、換言すれば冷媒入口部の通気抵抗が異なる少 なくとも3種類のチューブエレメントが形成される。そして、この少なくとも3 種類のチューブエレメントを適切な配列でタンクに固着することにより、入口側 タンク内に流入した冷媒は、複数のチューブエレメントに均一に流下する。従っ て、熱交換器内での温度分布のばらつきがなくなり、熱交換効率が向上する。
【0015】 チューブエレメントの種類により入口側タンク内での分流の向上を図る構造で あるため、分流対策用プレート等が別途必要とはならない。
【0016】 更に、冷媒入口部の外径形状、及び、入口側差込穴の内径形状は同一形状とな るため、チューブエレメントやタンクの製造が簡素化され、また、チューブエレ メントをタンクに組み付ける際の作業性も良好となる。
【0017】 また抵抗部は、凹部と一緒にプレス加工により形成されるため、製造が繁雑に なることはない。
【0018】
【実施例】
本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 図1は、本考案の一実施例に係るチューブエレメントを構成する2種類のプレ ートを示す概略斜視図であり、図5〜図8に示した部材と共通する部材には同一 の符号を付してその説明は省略する。
【0019】 チューブエレメント11は、片面に凹部17が形成されたプレートを2枚1組 として、互いの凹部17を対向させて外周部を接合することにより形成されてい る。本実施例のチューブエレメント11は、図1(1)に示される第1プレート 31と、同図(2)に示される第2プレート32とを適宜組み合わせることによ り形成されている。第1プレート31及び第2プレート32のそれぞれには、左 右対称の同一形状を有するプレートが形成されており、説明の便宜上、冷媒入口 部12が図中右側に位置するプレートを第1右プレート31R、第2右プレート 32Rと言い、冷媒入口部12が図中左側に位置するプレートを第1左プレート 31L、第2左プレート32Lと言う。
【0020】 図1及び図2に示すように、第1プレート31の冷媒入口部12の冷媒通路3 3、及び、第2プレートの冷媒入口部の冷媒通路33には、大きさの異なる抵抗 部34、35が前記冷媒通路33の一部を遮るように設けられている。図示例で は第1プレート31の抵抗部34は、第2プレート32のものよりも大きな形状 を有している。これら抵抗部34、35は、プレート31、32の一部を、凹部 17内方に向けて突出させることにより形成されている。抵抗部34、35は、 凹部17と一緒にプレス加工により形成されており、容易に製造できるものであ る。更に、図1及び図2に示すように、入口側タンク14に形成された入口側差 込穴21に対する冷媒入口部12の固着面12aは、全て、同一形状に形成され ている。
【0021】 このように形成された第1、第2プレート31、32を組み合わせることによ り、冷媒入口部12の冷媒通路33の断面積が異なる、換言すれば冷媒入口部1 2の通気抵抗が異なる3種類のチューブエレメント11が形成されることになる 。つまり、図3(1)に示すように、第1右プレート31Rと第1左プレート3 1Lとを組み合わせることにより、冷媒入口部12の冷媒通路33の断面積が最 も小さい、換言すれば冷媒入口部12の通気抵抗が最も大きいチューブエレメン ト11(A)が形成される。また、同図(2)に示すように、第2右プレート3 2Rと第2左プレート32Lとを組み合わせることにより、冷媒入口部12の冷 媒通路33の断面積が最も大きい、換言すれば冷媒入口部12の通気抵抗が最も 小さいチューブエレメント11(B)が形成される。更に、同図(3)に示すよ うに、第1右プレート31Rと第2左プレート32Lとを組み合わせることによ り、冷媒入口部12の冷媒通路33の断面積が上記(1)(2)の中間の、換言 すれば冷媒入口部12の通気抵抗が上記(1)(2)の場合の中間程度のチュー ブエレメント11(C)が形成されることになる。
【0022】 また、図3に示すように、3種類のチューブエレメント11(A、B、C)に おける冷媒入口部12の外径形状は、全て、同一形状に形成されている。従って 、入口側タンク14の入口側差込穴21の内径形状も、全て、同一形状に形成さ れている。
【0023】 このようにして構成される種類のチューブエレメント11(A、B、C)は、 入口側タンク14に流入した冷媒が均一に分流するように配置されて、入口側タ ンク14にそれぞれ固着されている。例えば、図8に示したように、両端寄りの チューブエレメント11に冷媒が偏って流れ易い熱交換器にあっては、冷媒入口 部12の通気抵抗が最も大きいチューブエレメント11(A)をこの両端寄りに 適宜枚数だけ配置し、この両端寄りから中央部分に向けて順次、冷媒入口部12 の通気抵抗が中間程度のチューブエレメント11(C)、冷媒入口部12の通気 抵抗が最も小さいチューブエレメント11(B)をそれぞれ適宜枚数だけ配置す ると良い。
【0024】 図4に示すように、冷媒入口部12は、入口側タンク14に形成した入口側差 込穴21に挿通され、ろう付け23等の手段によりこの入口側タンク14に固着 されている。同様に、冷媒出口部13は、出口側タンク15に形成した出口側差 込穴22に挿通され、ろう付け23等の手段によりこの出口側タンク15に固着 されている。
【0025】 このように構成したタンク別体型の積層型熱交換器10にあっては、冷媒入口 部12の通気抵抗が異なる3種類のチューブエレメント11(A、B、C)が適 切な配列でタンク14、15に固着されているため、入口側タンク14内での分 流が良くなり、冷媒が複数のチューブエレメント11に均一に流下する。従って 、熱交換器内での温度分布のばらつきがなくなり、熱交換効率が向上することに なる。
【0026】 また、チューブエレメント11の種類により入口側タンク14内での分流の向 上を図る構造であるため、分流対策用プレート等が不要であり、部品点数の増加 を招くことがなく、また、熱交換器の重量の増加や、コストの上昇を招くことも ない。
【0027】 更に、図3及び図4から明らかなように、冷媒入口部12の通気抵抗が異なる 3種類のチューブエレメントA、B、Cを使用しても、冷媒入口部12の外径形 状、及び、入口側差込穴21の内径形状は同一形状であるため、チューブエレメ ント11やタンク14、15の製造が簡素化され、また、チューブエレメント1 1をタンクに組み付ける際の作業性も良好となる。
【0028】 尚、図示例は、タンク別体型の積層型熱交換器10をエバポレータに適用した 場合の構成であるが、コンデンサに適用できることは言うまでもない。また、第 1と第2のプレート31、32により、冷媒入口部12の通気抵抗が異なる3種 類のチューブエレメント11(A、B、C)を形成する場合を説明したが、プレ ートの種類を多くすれば、これに応じてチューブエレメントの種類を更に多くす ることもできる。
【0029】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のタンク別体型の積層型熱交換器によれば、冷媒 入口部の通気抵抗が異なる少なくとも3種類のチューブエレメントを適切な配列 で入口側タンクに固着することにより、この入口側タンクに流入した冷媒を各チ ューブエレメントに均一に流下させることができ、熱交換器の熱交換効率を向上 することが可能となる。 しかも、少なくとも3種類のチューブエレメントは、冷媒入口部の冷媒通路に 設けた抵抗部の大きさが異なり、かつ、入口側差込穴に対する冷媒入口部の固着 面形状が同一形状である少なくとも第1と第2の2種類のプレートを組み合わせ ることにより形成されるため、入口側タンクにおける冷媒の分流を簡素な構造で 実現でき、チューブエレメントやタンクの製造が簡素化され、また、チューブエ レメントをタンクに組み付ける際の作業性も良好になるという実用上多大な効果 を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1(1)(2)は、本考案の一実施例に係
るチューブエレメントを構成する2種類のプレートを示
す概略斜視図
【図2】 図1のA−A線及びB−B線に沿う断面図
【図3】 同実施例の2種類のプレートを組み合わせて
形成されるチューブエレメントの図1のA−A線及びB
−B線に相当する線に沿う断面図
【図4】 同実施例のチューブエレメントが入口側タン
ク及び出口側タンクに固着された状態の要部断面図
【図5】 一般的なタンク別体型の積層型熱交換器を示
す正面図
【図6】 図5の要部を示す斜視図
【図7】 図5に示されるチューブエレメントが入口側
タンク及び出口側タンクに固着された状態の要部断面図
【図8】 積層型熱交換器での冷媒の流れ方の一例を示
す斜視図
【符号の説明】
10…タンク別体型の積層型熱交換器 11…チューブエレメント 11(A)…冷媒入口部の通気抵抗が最も大きいチュー
ブエレメント 11(B)…冷媒入口部の通気抵抗が最も小さいチュー
ブエレメント 11(C)…冷媒入口部の通気抵抗が中間程度のチュー
ブエレメント 12…冷媒入口部 12a…固着面 13…
冷媒出口部 14…入口側タンク 15…出口側タンク 17…
凹部 19…熱交換通路 21…入口側差込穴 22…
出口側差込穴 31…第1プレート 32…第2プレート 33…
冷媒通路 34、35…抵抗部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷媒が流通する熱交換通路(19)を有するチ
    ューブエレメント(11)を複数枚積層すると共に、各チュ
    ーブエレメント(11)に設けられ前記熱交換通路(19)に冷
    媒を案内する冷媒入口部(12)を入口側タンク(14)に接続
    し、前記熱交換通路(19)から冷媒を取り出す冷媒出口部
    (13)を出口側タンク(15)に接続して構成されるタンク別
    体型の積層型熱交換器であって、 前記チューブエレメント(11)を、片面に凹部(17)が形成
    されたプレートを2枚1組として、互いの凹部(17)を対
    向させて外周部を接合することにより形成し、 前記冷媒入口部(12)を前記入口側タンク(14)に形成され
    た入口側差込穴(21)に挿通してこのタンク(14)に固着
    し、前記冷媒出口部(13)を前記出口側タンク(15)に形成
    された出口側差込穴(22)に挿通してこのタンク(15)に固
    着してなる積層型熱交換器において、 前記冷媒入口部(12)内の冷媒通路(33)に設けた抵抗部(3
    4,35) の大きさが異なり、かつ、前記入口側差込穴(21)
    に対する前記冷媒入口部(12)の固着面(12a) が同一形状
    を有する少なくとも第1と第2の2種類のプレート(31,
    32) を有し、 この少なくとも2種類の第1、第2プレート(31,32) を
    組み合わせることにより、前記冷媒入口部(12)内の前記
    冷媒通路(33)の断面積が異なる少なくとも3種類のチュ
    ーブエレメント(11(A,B,C)) を形成し、 これら少なくとも3種類のチューブエレメント(11(A,B,
    C)) を、前記入口側タンク(14)に流入した冷媒が均一に
    分流するように配置して前記入口側タンク(14)に固着し
    たことを特徴とするタンク別体型の積層型熱交換器。
  2. 【請求項2】前記抵抗部(34,35) は、プレス加工によ
    り、前記プレート(31,32) の一部を、前記凹部(17)内方
    に向けて突出させて形成されてなる請求項1記載のタン
    ク別体型の積層型熱交換器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10300270A (ja) * 1997-02-28 1998-11-13 Denso Corp 冷媒蒸発器
JP2003056990A (ja) * 2001-08-16 2003-02-26 Sasakura Engineering Co Ltd プレート型蒸発装置

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