JP2569133Y2 - 直動ベアリング装置 - Google Patents
直動ベアリング装置Info
- Publication number
- JP2569133Y2 JP2569133Y2 JP1991071783U JP7178391U JP2569133Y2 JP 2569133 Y2 JP2569133 Y2 JP 2569133Y2 JP 1991071783 U JP1991071783 U JP 1991071783U JP 7178391 U JP7178391 U JP 7178391U JP 2569133 Y2 JP2569133 Y2 JP 2569133Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- linear motion
- motion bearing
- block
- lower block
- bearing device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C29/00—Bearings for parts moving only linearly
- F16C29/001—Bearings for parts moving only linearly adjustable for alignment or positioning
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C29/00—Bearings for parts moving only linearly
- F16C29/02—Sliding-contact bearings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Feeding Of Workpieces (AREA)
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、各種移動装置に用いる
ことができる直動ベアリング装置に関する。
ことができる直動ベアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】工作機械におけるワーク移動装置等にあ
っては、一定間隔を置いて配置された一対のレール上で
直線移動する一対の直動ベアリングを有し、両ベアリン
グ上で両ベアリング間に架渡されたビーム両端をそれぞ
れ支持し、該ビームで支持された負荷を一位置から他位
置へ直線移動するようにした直動ベアリング装置が用い
られている。この直動ベアリング装置にあっては、ビー
ムの例えば下方に負荷としてのワークを支持することに
より、支持したワークを一位置から他位置へ移動させる
ことができる。
っては、一定間隔を置いて配置された一対のレール上で
直線移動する一対の直動ベアリングを有し、両ベアリン
グ上で両ベアリング間に架渡されたビーム両端をそれぞ
れ支持し、該ビームで支持された負荷を一位置から他位
置へ直線移動するようにした直動ベアリング装置が用い
られている。この直動ベアリング装置にあっては、ビー
ムの例えば下方に負荷としてのワークを支持することに
より、支持したワークを一位置から他位置へ移動させる
ことができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
如き従来よりの直動ベアリング装置にあっては、一対の
ベアリング上にビームを固定するというような方式であ
ったため、ビームでワークを支持するとビームは自重及
びワーク重量によりたわみ、これによりビームを固定す
る直動ベアリングに曲げの力を与えていた。
如き従来よりの直動ベアリング装置にあっては、一対の
ベアリング上にビームを固定するというような方式であ
ったため、ビームでワークを支持するとビームは自重及
びワーク重量によりたわみ、これによりビームを固定す
る直動ベアリングに曲げの力を与えていた。
【0004】従って、従来の直動ベアリング装置にあっ
ては、上記曲げの力によって円滑な摺動作用が害されな
いようにするために、ビームを高強度構造にしたり、ベ
アリングを耐曲げ力のあるものにする等非常に高強度の
仕様としなければならず、また装置全体の剛性も高くし
なければならず、装置が大がかりになると共にコストア
ップとなるという問題点があった。さらに、いかに高強
度に作ろうとも、ワーク重量に大きな制限が生じるとい
う問題点があった。
ては、上記曲げの力によって円滑な摺動作用が害されな
いようにするために、ビームを高強度構造にしたり、ベ
アリングを耐曲げ力のあるものにする等非常に高強度の
仕様としなければならず、また装置全体の剛性も高くし
なければならず、装置が大がかりになると共にコストア
ップとなるという問題点があった。さらに、いかに高強
度に作ろうとも、ワーク重量に大きな制限が生じるとい
う問題点があった。
【0005】そこで、本考案は、負荷重量によって直動
ベアリングに曲げの力が加わることがなく負荷を円滑に
移動させることができ、しかも装置を簡易に構成できる
直動ベアリング装置を提供することを目的とする。
ベアリングに曲げの力が加わることがなく負荷を円滑に
移動させることができ、しかも装置を簡易に構成できる
直動ベアリング装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述のごとき従来の問題
に鑑みて、本考案は、一定間隔を保持して配置された一
対のレールに直動ベアリングを移動自在に設け、この一
対の直動ベアリングによってビームの両端部を支持して
なる構成において、前記各直動ベアリングの上部に取付
けた各下部ブロック上に、上記直動ベアリングの移動方
向から見て半円形状の突起部を設け、上記各下部ブロッ
ク上に設けた各上部ブロックを、前記突起部に係合して
回動可能に設け、この各上部ブロックによって前記ビー
ムの両端部を支持してなる構成である。
に鑑みて、本考案は、一定間隔を保持して配置された一
対のレールに直動ベアリングを移動自在に設け、この一
対の直動ベアリングによってビームの両端部を支持して
なる構成において、前記各直動ベアリングの上部に取付
けた各下部ブロック上に、上記直動ベアリングの移動方
向から見て半円形状の突起部を設け、上記各下部ブロッ
ク上に設けた各上部ブロックを、前記突起部に係合して
回動可能に設け、この各上部ブロックによって前記ビー
ムの両端部を支持してなる構成である。
【0007】
【実施例】以下、添付図面を参照して本考案の実施例を
説明する。図1は本考案の一実施例に係る直動ベアリン
グ装置の要部を示す一側面図、図2は図1の左側面図で
ある。
説明する。図1は本考案の一実施例に係る直動ベアリン
グ装置の要部を示す一側面図、図2は図1の左側面図で
ある。
【0008】図において、本例の直動ベアリング装置
は、架台1と、この架台1の上方で移動方向A(図1に
おいて紙面と直交する方向)に平行して配置される一対
のレール2と、このレール2上を移動する直動ベアリン
グ3を備えて成る。
は、架台1と、この架台1の上方で移動方向A(図1に
おいて紙面と直交する方向)に平行して配置される一対
のレール2と、このレール2上を移動する直動ベアリン
グ3を備えて成る。
【0009】前記直動ベアリング3の上方には下部ブロ
ック4が固定され、この下部ブロック4上にこれと対を
為す上部ブロック5を介してビーム6の端部が固定され
ている。下部ブロック4の頭部は移動方向Aから見て半
円形に突出され、カマボコ状に形成されている。また上
部ブロック5の下方には前記下部ブロック4の突起部4
Aとゆるく嵌合される溝が形成されている。この溝の曲
率は突起部4Aの曲率より稀かに大とされる。従って、
ビーム6の中央にワークWが吊下され、ビーム6に重量
が加わりビーム6が図1の実線で示すようにたわむと、
上部ブロック5の溝部は下部ブロック4Aの突起4Aの
回りに少し回転し、接触点が少し内側に移動し、かつ所
要量だけ溝の方がビーム中央側へずれる。従って、ビー
ム6にワークWが吊下されても、上部ブロック5から下
部ブロック4へかけて加わる力は略下方向の成分のみで
ある。
ック4が固定され、この下部ブロック4上にこれと対を
為す上部ブロック5を介してビーム6の端部が固定され
ている。下部ブロック4の頭部は移動方向Aから見て半
円形に突出され、カマボコ状に形成されている。また上
部ブロック5の下方には前記下部ブロック4の突起部4
Aとゆるく嵌合される溝が形成されている。この溝の曲
率は突起部4Aの曲率より稀かに大とされる。従って、
ビーム6の中央にワークWが吊下され、ビーム6に重量
が加わりビーム6が図1の実線で示すようにたわむと、
上部ブロック5の溝部は下部ブロック4Aの突起4Aの
回りに少し回転し、接触点が少し内側に移動し、かつ所
要量だけ溝の方がビーム中央側へずれる。従って、ビー
ム6にワークWが吊下されても、上部ブロック5から下
部ブロック4へかけて加わる力は略下方向の成分のみで
ある。
【0010】以上の構成により、本例の直動ベアリング
装置1では、ビーム6に重量物であるワークWが吊下さ
れても、上部ブロック5及び下部ブロック4を介しての
直動ベアリング3に加わる力は下方向のみの力Fであ
り、ビーム6のたわみによる曲げ力等が作用しないの
で、レール2上を円滑に移動することができる。
装置1では、ビーム6に重量物であるワークWが吊下さ
れても、上部ブロック5及び下部ブロック4を介しての
直動ベアリング3に加わる力は下方向のみの力Fであ
り、ビーム6のたわみによる曲げ力等が作用しないの
で、レール2上を円滑に移動することができる。
【0011】
【考案の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、要するに本考案は、一定間隔を保持して配置
された一対のレール(2)に直動ベアリング(3)を移
動自在に設け、この一対の直動ベアリング(3)によっ
てビーム(6)の両端部を支持してなる構成において、
前記各直動ベアリング(3)の上部に取付けた各下部ブ
ロック(4)上に、上記直動ベアリング(3)の移動方
向から見て半円形状の突起部(4A)を設け、上記各下
部ブロック(4)上に設けた各上部ブロック(5)を、
前記突起部(4A)に係合して回動可能に設け、この各
上部ブロック(5)によって前記ビーム(6)の両端部
を支持してなる構成である。
るように、要するに本考案は、一定間隔を保持して配置
された一対のレール(2)に直動ベアリング(3)を移
動自在に設け、この一対の直動ベアリング(3)によっ
てビーム(6)の両端部を支持してなる構成において、
前記各直動ベアリング(3)の上部に取付けた各下部ブ
ロック(4)上に、上記直動ベアリング(3)の移動方
向から見て半円形状の突起部(4A)を設け、上記各下
部ブロック(4)上に設けた各上部ブロック(5)を、
前記突起部(4A)に係合して回動可能に設け、この各
上部ブロック(5)によって前記ビーム(6)の両端部
を支持してなる構成である。
【0012】上記構成より明らかなように、本考案にお
いては、直動ベアリング3上には下部ブロック4が設け
てあり、この下部ブロック4上に設けた上部ブロック5
は、下部ブロック4に形成した半円形状の突起部4Aに
回動可能に係合してあり、この上部ブロック5でもって
ビーム6を支持する構成である。
いては、直動ベアリング3上には下部ブロック4が設け
てあり、この下部ブロック4上に設けた上部ブロック5
は、下部ブロック4に形成した半円形状の突起部4Aに
回動可能に係合してあり、この上部ブロック5でもって
ビーム6を支持する構成である。
【0013】したがって、本考案によれば、ビーム6に
対する負荷位置の変化によってビーム6の撓み変化があ
る場合には、下部ブロック4に対して上部ブロック5が
回動することによって上記撓み変化を吸収し、レール2
に対する直動ベアリング3の移動の円滑性を阻害するこ
とがないことは勿論のこと、下部ブロック4に上部ブロ
ック5を回動可能に設けた構成を直動ベアリング3とビ
ーム6との間に介在した態様となるので、上記直動ベア
リング3に何等の改良等を加えることなしに直動ベアリ
ング3に対してビーム6を回動可能に支持することがで
きるものである。
対する負荷位置の変化によってビーム6の撓み変化があ
る場合には、下部ブロック4に対して上部ブロック5が
回動することによって上記撓み変化を吸収し、レール2
に対する直動ベアリング3の移動の円滑性を阻害するこ
とがないことは勿論のこと、下部ブロック4に上部ブロ
ック5を回動可能に設けた構成を直動ベアリング3とビ
ーム6との間に介在した態様となるので、上記直動ベア
リング3に何等の改良等を加えることなしに直動ベアリ
ング3に対してビーム6を回動可能に支持することがで
きるものである。
【0014】すなわち本考案によれば、市販の一般的な
直動ベアリング3でもってビーム6を支持する場合、単
に下部ブロック4と上部ブロック5を介在することによ
ってビーム6を回動可能に支持できるものであり、簡単
容易に実施し得るものである。
直動ベアリング3でもってビーム6を支持する場合、単
に下部ブロック4と上部ブロック5を介在することによ
ってビーム6を回動可能に支持できるものであり、簡単
容易に実施し得るものである。
【図1】本考案の一実施例に係る直動ベアリング装置の
要部を示す一側面図。
要部を示す一側面図。
【図2】図1の左側面図。
【符号の説明】 1 架台 2 レール 3 直動ベアリング 4 下部フレーム 4A 突起 5 上部フレーム 6 ビーム
Claims (1)
- 【請求項1】 一定間隔を保持して配置された一対のレ
ール(2)に直動ベアリング(3)を移動自在に設け、
この一対の直動ベアリング(3)によってビーム(6)
の両端部を支持してなる構成において、前記各直動ベア
リング(3)の上部に取付けた各下部ブロック(4)上
に、上記直動ベアリング(3)の移動方向から見て半円
形状の突起部(4A)を設け、上記各下部ブロック
(4)上に設けた各上部ブロック(5)を、前記突起部
(4A)に係合して回動可能に設け、この各上部ブロッ
ク(5)によって前記ビーム(6)の両端部を支持して
なることを特徴とする直動ベアリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991071783U JP2569133Y2 (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | 直動ベアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991071783U JP2569133Y2 (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | 直動ベアリング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0524246U JPH0524246U (ja) | 1993-03-30 |
JP2569133Y2 true JP2569133Y2 (ja) | 1998-04-22 |
Family
ID=13470519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991071783U Expired - Lifetime JP2569133Y2 (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | 直動ベアリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2569133Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10163318C1 (de) * | 2001-12-21 | 2003-08-28 | Mekra Lang Gmbh & Co Kg | Gelenkvorrichtung insbesondere zum Verstellen von Rückblickspiegeln für Kraftfahrzeuge |
JP5208621B2 (ja) * | 2008-08-26 | 2013-06-12 | Thk株式会社 | 運動案内装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62188636A (ja) * | 1986-02-12 | 1987-08-18 | Hiroshi Teramachi | 直線案内装置 |
-
1991
- 1991-09-06 JP JP1991071783U patent/JP2569133Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0524246U (ja) | 1993-03-30 |
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