JP2568727Y2 - 棒状綴じ具の切断装置 - Google Patents

棒状綴じ具の切断装置

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JP2568727Y2
JP2568727Y2 JP8818092U JP8818092U JP2568727Y2 JP 2568727 Y2 JP2568727 Y2 JP 2568727Y2 JP 8818092 U JP8818092 U JP 8818092U JP 8818092 U JP8818092 U JP 8818092U JP 2568727 Y2 JP2568727 Y2 JP 2568727Y2
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cutting
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喜博 日高
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Pentel Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、穿孔機などで穿孔され
た紙束を棒状綴じ具によって綴じ込み、余分な綴じ具を
切断する切断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、穿孔機などで穿孔された紙束(書
類)を表面に凹凸を有する棒状物の綴じピンとワッシャ
−とによって綴じ込む方法として特開昭63−2969
96号公報が知られている。以下、上記公報に基いて説
明する。穿孔機によって穿孔された書類3の貫通孔4に
綴じピン1を挿入し、次いで、止めリング2で止着する
止め具による書類綴じ方法が開示されている。又、駆動
手段が不明確ではあるが止めリングより突出した余分な
綴じピンをカッタ7により切断する装置が記載されてい
る。
【0003】ところで上記従来技術においては、止めリ
ングより突出した余分な綴じピンをカッタ7により切断
する装置が記載されているが、一般的に穿孔機自体に切
断装置(カッタ)が付属しているものは極めて少ない。
従って、棒状綴じ具によって書類(紙束)を綴じ込み、
止めリングより綴じピンの一部が突出(余分な部分)し
てしまう場合には、その突出した部分をハサミ、或いは
ナイフなどの刃物により切断していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら殆どの棒
状綴じ具は樹脂材質よりなり、又、断面円形に成形され
ているので、ハサミで切断しようとすると切断されずに
ハサミの刃部が綴じ具の表面を滑ってしまい切断が非常
に困難であった。又、ナイフで切断する場合には比較的
硬い材質であるため力を必要とし、それ故に、切断直後
の慣性によりナイフが不安定となり危険性が伴うという
問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上記問題点を解
決することを目的とし、棒状綴じ具が嵌入し得る孔が形
成された基台上面に両側にガイド部材を平行に配置し、
そのガイド部材間に切欠き部が形成されたスライダ−を
摺動自在に配置し、該スライダ−の切欠き部に切削刃を
固定すると共に、前記スライダ−の上方に蓋体を配置
し、該蓋体と前記基台とガイド部材を一体に固定し蓋体
に前記基台の孔と合致する位置に棒状綴じ具が嵌入し得
る孔を形成し、前記蓋体とスライダ−との間に弾撥部材
をスライダ−の移動方向に配置したことを特徴とするも
のである。
【0006】
【実施例】次に図1乃至図3に示した本考案の一実施例
について詳細に説明する。基台1には棒状綴じ具101
の綴じピン102が嵌入し得る孔2が形成されている。
又、基台1の一方の端部はL型状に形成されており、そ
の立設部3には綴じピン102が挿入し得る切欠き部4
が形成されている。更に、基台1の上面両側には適宜の
間隔をおいてガイド部材5,6が平行に配置されてお
り、そのガイド部材5,6間には切欠き部7が形成され
たスライダ−8が摺動自在に配置されている。そして、
そのスライダ−8の切欠き部7には切削刃9が固定され
ており、前端部には係止部10が、又後端部にはL型状
の立設部11が形成されている。
【0007】又、前記スライダ−の上方には前記基台1
の孔2と合致する位置に綴じピン102が挿入し得る孔
12が形成された蓋体13が配置されている。そして、
該蓋体13と基台1とガイド部材5,6をリベット14
により一体に固定し、或は螺子等により着脱自在に固定
している。又、蓋体13の上面にはスプリング、板ばね
等の弾撥部材15の一端が固定され、他端が前記スライ
ダ−8の立設部11に当接しており、スライダ−8は前
記基台1の立設部3とは逆の方向に付勢されている。
【0008】なお、本実施例においては切欠き部7の後
方を切削刃9が嵌着し得る程度の大きさ、形状に形成し
たが、前記切欠き部7を長方形状に形成し、切削刃9を
スポット熔接などによりスライダ−8に固定しても良
い。
【0009】次に作用について説明する。公知の穿孔機
により穿孔した紙束の孔に綴じピン102を挿入した
後、ワッシャ−103を綴じピン102に嵌着する。次
いで、綴じピン102の余分な部分を前記基台1と蓋体
13に形成されている孔2,12に挿入する。次いで、
立設部3と立設部11とを指等で挾み込むように把持し
弾撥部材15の弾撥力に抗してスライダ−8を摺動され
る。そのスライダ−8の摺動過程で切削刃9が綴じピン
102の余分な部分を切断する。切断終了後、指を離す
(把持力を弱める)ことにより、スライダ−8は弾撥部
材15の作用により復帰する。
【0010】又、ワッシャ−103を綴じピン102よ
りはずしたい場合には、立設部3に形成されている切欠
き部4を紙束とワッシャ−103との間に挿入し、立設
部3の折り曲げ部を支点とし切削装置を倒し込む。その
切削装置の倒し込み動作によりワッシャ−103が持ち
上げられ、綴じピン102よりはずれる。
【0011】
【考案の効果】本考案は、棒状綴じ具が嵌入し得る孔が
形成された基台上面に両側にガイド部材を平行に配置
し、そのガイド部材間に切欠き部が形成されたスライダ
−を摺動自在に配置し、該スライダ−の切欠き部に切削
刃を固定すると共に、前記スライダ−の上方に蓋体を配
置し、該蓋体と前記基台とガイド部材を一体に固定し蓋
体に前記基台の孔と合致する位置に棒状綴じ具が嵌入し
得る孔を形成し、前記蓋体とスライダ−との間に弾撥部
材をスライダ−の移動方向に配置したので、簡単確実
に、しかも安全に綴じピンの余分な部分を切断すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例外観斜視図である。
【図2】図1の分解斜視図である。
【図3】綴じ具正面図である。
【符号の説明】
1 基台 2 孔 3 立設部 5 ガイド部材 6 ガイド部材 7 切欠き部 8 スライダ− 9 切削刃 12 孔 13 蓋体 15 弾撥部材 101 棒状綴じ具 102 綴じピン 103 ワッシャ−

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒状綴じ具が嵌入し得る孔が形成された
    基台上面に両側にガイド部材を平行に配置し、そのガイ
    ド部材間に切欠き部が形成されたスライダ−を摺動自在
    に配置し、該スライダ−の切欠き部に切削刃を固定する
    と共に、前記スライダ−の上方に蓋体を配置し、該蓋体
    と前記基台とガイド部材を一体に固定し蓋体に前記基台
    の孔と合致する位置に棒状綴じ具が嵌入し得る孔を形成
    し、前記蓋体とスライダ−との間に弾撥部材をスライダ
    −の移動方向に配置したことを特徴とする棒状綴じ具の
    切断装置。
JP8818092U 1992-11-30 1992-11-30 棒状綴じ具の切断装置 Expired - Lifetime JP2568727Y2 (ja)

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JPH0645772U JPH0645772U (ja) 1994-06-21
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