JP2568630B2 - コードレス電話装置 - Google Patents

コードレス電話装置

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JP2568630B2
JP2568630B2 JP63128904A JP12890488A JP2568630B2 JP 2568630 B2 JP2568630 B2 JP 2568630B2 JP 63128904 A JP63128904 A JP 63128904A JP 12890488 A JP12890488 A JP 12890488A JP 2568630 B2 JP2568630 B2 JP 2568630B2
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cordless telephone
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勇 松田
正宏 福田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動着信してメッセージを送出するコード
レス電話装置に関する。
従来の技術 一般に、この種のコードレス電話装置において移動局
であるコードレス電話機は、使用しようとする無線回線
が他のコードレス電話機により使用されていたり、外来
ノイズ等により塞がっているときは、混信を防止するた
めに発信しないように構成されている。
また、移動局であるコードレス電話機は、充電式等の
電池により動作するので、電池の消耗時に備えて基地局
が電話回線からの着信を受け付け、無線回線を介して移
動局に通知するように構成されている。
第2図は、従来のコードレス電話装置を示し、図示上
段は、電話回線に接続される基地局1を示し、図示下段
は、基地局1を介して通話を行う移動局2を示す。
尚、図示破線3は、基地局1と移動局2の間で通話の
ための音声、呼接続動作やダイヤル信号等の制御信号を
無線信号で送受信するための無線回線、矢印4は、外来
ノイズや、他のコードレス電話装置からの電波を示す。
基地局1において、5は、電話回線からの着信信号を
検出してスピーカ6を鳴動させ、また、制御回路7に着
信を知らせる着信検出回路、8は、移動局2から無線回
線3を介して送出される信号を空中線10を介して受信す
る無線受信回路であり、無線受信回路8は、この受信信
号の音声信号を通話回路23に出力し、制御信号Dataや空
きチャネル(CD)情報を制御回路7に出力する。
9は、通話回路23からの音声信号と、制御回路7から
の制御信号を空中線10を介して移動局2に送信するため
の無線送信回路、22は、制御回路7の制御により電話回
線を閉結、開放するためのフックスイッチである。
移動局2において、11は、空中線、12は、基地局1か
ら送出される無線信号を無線回線3、空中線11を介して
受信し、音声信号を低周波増幅器14に出力し、制御信号
DataとCD情報を制御回路13に出力する無線受信回路であ
り、低周波増幅器14は、音声信号を増幅して受信器15に
出力する。
17は、送信用のマイクロホン、18は、マイクロホン17
からの音声信号を増幅する低周波増幅回路、16は、低周
波増幅回路18からの音声信号を高周波に変換するととも
に、制御回路13からの制御信号を空中線11を介して送信
する無線送信回路である。
19は、移動局2の電源である充電式の電池、20は、電
池19の電源スイッチ、21は、呼び出し用のスピーカであ
る。
次に、上記従来例の動作を説明する。
第2図において、電話回線に着信すると、着信回路5
はこれを検出してスピーカ6を鳴動させるとともに制御
回路7に通知する。
制御回路7は、この着信を無線送信回路9、空中線1
0、無線回線3を介して移動局2に通知し、移動局2の
制御回路13は、空中線11、無線受信回路12を介してこの
通知を受信し、リンガ21を鳴動させることにより、使用
者に着信を知らせる。
この着信時に、基地局1の制御回路7は、外来ノイズ
や外来電波4が入力していたり、CD情報により空きチャ
ネルがない場合には、混信を防止するために上記の着信
検出信号を送出しない。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来のコードレス電話装置では、
送信時に外来ノイズや外来電波4が入力していたり、空
きチャネルがない場合には、混信を防止するために基地
局1が上記着信検出信号を送出しないので、移動局2が
着信することができないという問題点がある。
また、移動局2が電池29により動作するので、電池19
の消耗時には着信することができず、また、基地局1と
移動局2が無線回線3を介して通信を行うので、両者が
電波の到達距離以上離れると、移動局2が着信すること
ができない。
尚、この場合、使用者は、基地局1のスピーカ6の着
信音により着信を知ることができ、また、移動局2であ
るコードレス電話機が一般電話器に並列に接続されてい
るときには一般電話機の着信音により着信を知ることが
できるが、この着信に対し応答するためには、回線が空
くのを待ったり、電池19を充電または交換したり、基地
局1の電波の到達範囲内に移動しなければならず、即時
に応答することができないという問題点がある。
本発明は上記従来の問題点に鑑み、移動局が着信する
ことができない場合に自動的に応答することができるコ
ードレス電話装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は、上記課題を解決するために、コードレス電
話装置に、電話回線に接続される基地局と、この基地局
と無線通信を行う移動局とを有し、前記基地局は、電話
回線の着信を検出する着信検出回路と、応答メッセージ
を予め録音し、電話回線に送出する応答メッセージ録音
再生手段と、無線回線にノイズが重畳され、あるいは、
他のコードレス電話装置からの電波で、空きチャネルが
ないことを検出した場合に、着信信号を前記移動局に送
出せず、前記応答メッセージ録音再生手段に格納されて
いる再発呼を要求する旨、あるいは、用件メッセージを
要求する旨、あるいは、待機を要求する旨のメッセージ
を電話回線に送出する制御手段とを設けたものである。
作用 本発明は上記構成により、基地局の制御手段が、無線
回線にノイズが重畳され、あるいは、他のコードレス電
話装置からの電波で、空きチャネルがないことを検出し
た場合に、着信信号を前記移動局に送出せず、発呼者に
対し、再発呼を要求する旨、あるいは、用件メッセージ
を要求する旨、あるいは、待機を要求する旨のメッセー
ジを送出する。
実 施 例 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。第
1図は、本発明に係るコードレス電話装置の一実施例を
示すブロック図であり、第2図に示す構成部材と同一の
ものには同一の参照符号を付す。
第1図において、図示上段は、電話回線に接続される
基地局1aを示し、図示下段は、基地局1aを介して通話を
行う移動局2を示す。
尚、図示破線3は、基地局1aと移動局2の間で通話の
ための音声、呼接続動作やダイヤル信号等の制御信号を
無線信号で送受信するための無線回線、矢印4は、外来
ノイズや、他のコードレス電話装置からの電波を示す。
基地局1aにおいて、5は、電話回線からの着信信号を
検出してスピーカ6を鳴動させ、また、制御回路7に着
信を知らせる着信検出回路、8は、移動局2から無線回
線3を介して送出される信号を空中線10を介して受信す
る無線受信回路であり、無線受信回路8は、この受信信
号の音声信号を通話回路23に出力し、制御信号DataやCD
情報を制御回路7aに出力する。
9は、通話回路23からの音声信号と、制御回路7aから
の制御信号を空中線10を介して移動局2に送信するため
の無線送信回路、22は、制御回路7aの制御により電話回
線を閉結、開放するためのフックスイッチである。
24は、マイクロホン25から入力した応答メッセージを
予め録音し、また、自動着信時に再生して通話回路23、
フックスイッチ22を介して電話回線に送出するための磁
気テープの駆動機構、26は、応答メッセージに対して発
呼者から送出される用件メッセージを録音し、また、再
生してスピーカ6に出力するための磁気テープの駆動機
構である。
応答メッセージの内容としては、発呼者に対し再度発
呼を要求する旨、用件メッセージを要求する旨、しばら
く待機するように要求する旨等が考えられ、また、上記
メッセージを組み合わせてもよいが、本実施例では、例
えば「はい、○○です。ただいまコードレス電話の通話
状態がよくありません、少しお待ちください。」という
第1の応答メッセージと、「おまたせしておりますが、
通話状態がよくなりません。恐れ入りますが、ピーとい
う信号音の後にご用件をお話しください。折返しこちら
からお電話します。」という第2の応答メッセージが録
音される。
尚、磁気テープ駆動機構24,26の代わりに、音声信号
をA/D変換、D/A変換するコンバータと半導体メモリを設
けてもよい。
移動局2において、11は、空中線、12は、基地局1か
ら送出される無線信号を無線回線3、空中線11を介して
受信し、音声信号を低周波増幅器14に出力し、制御信号
DataとCD情報を制御回路13に出力する無線受信回路であ
り、低周波増幅器14は、音声信号を増幅して受信器15に
出力する。
17は、送話用のマイクロホン、18は、マイクロホン17
からの音声信号を増幅する低周波増幅回路、16は、低周
波増幅回路18からの音声信号を高周波に変換するととも
に、制御回路13からの制御信号を空中線11を介して送信
する無線送信回路である。
19は、移動局2の電源である充電式の電池、20は、電
池19の電源スイッチ、21は、呼び出し用のスピーカであ
る。
次に、上記実施例の動作を説明する。
第1図において、電話回線に着信すると、着信回路5
はこれを検出してスピーカ6を鳴動させるとともに制御
回路7aに通知し、制御回路7aは、この着信を無線送信回
路9、空中線10、無線回線3を介して移動局2に通知す
る。
この着信時に、基地局1の制御回路7aは、外来ノイズ
や外来電波4が入力していたり、空きチャネル情報がな
い場合には、混信を防止するために上記の着信検出信号
を送出しない。
また、移動局2が電池19の消耗時には着信することが
できず、また、基地局1の電波の到達距離以上離れる
と、移動局2が着信することができず、基地局1aに対し
応答しない。
この場合、基地局1aの制御回路7aは、フックスイッチ
22を制御することにより電話回線を閉結し、磁気テープ
駆動機構24を制御することにより第1の応答メッセージ
を再生して電話回線に送出し、また、スピーカ6を継続
して鳴動させる。
次いで、基地局1aの制御回路7aは、所定の時間、例え
ば30秒〜1分の間、回線が回復しない場合、無線回線3
が空き状態にならない場合、移動局2から応答がない場
合にはタイムアップし、磁気テープ駆動機構24を制御し
て第2の応答メッセージを送出し、この送出後に磁気テ
ープ駆動機構26を録音状態にする。
したがって、第2の応答メッセージに対して発呼者か
ら送出される用件メッセージが録音され、後に再生する
ことができる。
発明の効果 本発明は、上記実施例より明らかなように、基地局の
制御手段が、無線回線にノイズが重畳され、あるいは、
他のコードレス電話装置からの電波で、空きチャネルが
ないことを検出した場合に、着信信号を前記移動局に送
出せず、発呼者に対し、再発呼を要求する旨、あるい
は、用件メッセージを要求する旨、あるいは、待機を要
求する旨のメッセージを送出することにより、 無線回線にノイズが重畳され、あるいは、他のコード
レス電話装置からの電波で、空きチャネルがなくて、移
動局へ着信信号を送出しない場合でも、基地局で、発呼
者に対して、再発呼を要求する旨、あるいは、用件メッ
セージを要求する旨、あるいは、待機を要求する旨のメ
ッセージを、素早く送出することができるという効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るコードレス電話装置の一実施例
を示すブロック図、第2図は、従来のコードレス電話装
置を示すブロック図である。 1a……基地局、2……移動局、3……無線回線、5……
着信検出回路、6……スピーカ、7a……制御回路、8…
…無線受信回路、9……無線送信回路、22……フックス
イッチ、23……通話回路、24……応答メッセージ用の磁
気テープ駆動機構、25……マイクロホン、26……用件メ
ッセージ用の磁気テープ駆動機構。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−131304(JP,A) 特開 昭60−256236(JP,A) 特開 昭61−123349(JP,A) 特開 昭62−241443(JP,A) 特開 昭63−14526(JP,A) 特開 昭63−18734(JP,A) 特開 昭63−217848(JP,A) 特公 昭36−23353(JP,B1)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話回線に接続される基地局と、この基地
    局と無線通信を行う移動局とを有し、前記基地局は、電
    話回線の着信を検出する着信検出回路と、応答メッセー
    ジを予め録音し、電話回線に送出する応答メッセージ録
    音再生手段と、無線回線にノイズが重畳され、あるい
    は、他のコードレス電話装置からの電波で、空きチャネ
    ルがないことを検出した場合に、着信信号を前記移動局
    に送出せず、前記応答メッセージ録音再生手段に格納さ
    れている再発呼を要求する旨、あるいは、用件メッセー
    ジを要求する旨、あるいは、待機を要求する旨の応答メ
    ッセージを電話回線に送出する制御手段とを備えたコー
    ドレス電話装置。
  2. 【請求項2】制御手段は、待機を要求する旨のメッセー
    ジを電話回線に送出後、所定時間、無線回線を監視し、
    ノイズが重畳され、あるいは、他のコードレス電話装置
    からの電波で、無線回線に空きチャネルがないことが継
    続していることを検出した場合に、着信信号を移動局に
    送出せず、応答メッセージ録音再生手段に格納されてい
    る用件メッセージを要求する旨を電話回線に送出する請
    求項1記載のコードレス電話装置。
JP63128904A 1988-05-26 1988-05-26 コードレス電話装置 Expired - Lifetime JP2568630B2 (ja)

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JPH01297950A JPH01297950A (ja) 1989-12-01
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60256236A (ja) * 1984-06-01 1985-12-17 Hashimoto Corp 不在応答録音機能を有するコ−ドレスホ−ン
JPS62241443A (ja) * 1986-04-14 1987-10-22 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 移動通信装置
JPS6314526A (ja) * 1986-07-07 1988-01-21 Toyoda Gosei Co Ltd 自動車電話装置
JPS6318734A (ja) * 1986-07-10 1988-01-26 Toshiba Corp 個人呼出装置
JP2550052B2 (ja) * 1987-03-06 1996-10-30 株式会社東芝 無線電話装置

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JPH01297950A (ja) 1989-12-01

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