JP2568626B2 - 流れ偏向装置 - Google Patents

流れ偏向装置

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JP2568626B2
JP2568626B2 JP63112004A JP11200488A JP2568626B2 JP 2568626 B2 JP2568626 B2 JP 2568626B2 JP 63112004 A JP63112004 A JP 63112004A JP 11200488 A JP11200488 A JP 11200488A JP 2568626 B2 JP2568626 B2 JP 2568626B2
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JP
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範夫 菅原
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、空調装置の吹出し口等に設けられ、送風源
からの流れを広角に偏向させるための流れ偏向装置に関
するものである。
従来の技術 従来の流れ偏向装置を天埋め型エアコンに応用した場
合について説明する。第4図において1は天埋めエアコ
ン本体、2は流れ偏向装置で羽根2aを回転することによ
って流れの吹出し方向を変えるものである。3は熱交換
器、4は送風機、5は吸込みフィルターである。6は天
井、7は床面である。この構成において、吸込みフィル
ター5を通って吸込まれ、熱交換器3によって加熱ある
いは冷却された流れは流れ偏向装置2により上下方向に
偏向され、流れの温度が高い場合は下方向に、低い場合
は水平方向に吹出すことによって室温分布を均一化する
ものであった。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、第4図に示すよ
うに流れの方向に人体8が存在する場合は、流れが人体
に当たり、不快感を与える恐れがあった。また、人体8
をさけるために流れの方向を変えた場合は、温度分布が
不均一となるという課題があった。
本発明は、かかる従来の課題を解決するもので、流れ
が人体に当たるのを避け、温度分布を均一化することを
目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明の流れ偏向装置
は、少なくとも下流端が断面円形をなす流れの通路と、
この通路の下流端近傍に設けられ、流れの方向にほぼ垂
直な軸を中心として回転する複数枚の偏向羽根と、この
複数枚の偏向羽根を回転させる羽根回転手段と、複数枚
の偏向羽根を保持する羽根保持部材と、この羽根保持部
材を通路の下流端に沿って回転させる保持部材回転手段
と、流れの方向に存在する人体等の生物を検知する検知
センサとを有し、流れの温度に応じて複数枚の羽根を回
転させるとともに、検知センサによる流れの方向の人体
等の検知信号に応じて羽根保持部材を回転させる構成と
したものである。
作用 上記構成により、流れの温度に応じて複数枚の偏向羽
根が回転し、流れを室温の温度分布が一定になる方向に
傾けた場合に、流れの方向に人体が存在してもそれを検
知センサで検知し、羽根保持部材を周方向に回転させる
ことによって人体に風が当たるのを回避する。なお、偏
向羽根の角度は一定なので流れの上下方向の傾き角度は
一定に保たれ、室内の温度分布は均一に保たれる。
実施例 以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。第1図、第2図において、9は流れ偏向装置本体、
10は断面円形の流れの通路(これは下流端だけが断面円
形であれば良い)、11は流れFにほぼ垂直な軸12を中心
として回転する複数枚の羽根で、通路10の下流端近傍に
設けられている。この複数枚の羽根11は連結桟14によっ
て全てが同一方向に傾くように構成されている。13は複
数枚の羽根11を回転させる羽根回転手段であり、小型モ
ータを使用している。15は複数枚の羽根11を保持する羽
根保持部材であり、支持棒16により回転軸17と結合され
ている。18は保持部材回転手段であり、モータで構成さ
れ、回転軸17を回転することにより保持部材15を回転さ
せ、複数枚の羽根11全体を周方向に回転させるものであ
る。19は人体や他の生物を検知する検知センサであり、
複数枚の羽根11の先端に取付けられ、流れの方向に存在
する人体や生物を検知するものである。この検知センサ
としては赤外線センサを用いている。20は流れの温度を
検知する温度センサである。
第3図には本発明を天埋め型エアコンに応用した場合
の使用例を示す。第3図において21は天埋めエアコン室
内側本体、22はファン、23は熱交換器である。
上記構成において、第3図に示すように暖房時流れの
温度が所定の温度(約40℃)より高い場合は温度センサ
20により検知された温度の信号に応じてモータ13が回転
して、複数枚の羽根11を回転させ流れを下方に吹き出さ
せる。この場合、流れの吹出し角度は真下よりも約15°
傾けた方向が温度分布を均一にする意味で最適である。
この吹出し方向の場合、流れの方向に人が居ることが多
く、この人は風が直接体に当たり、不快感を生ずる。こ
れに対し、本発明においては、検知センサ19により流れ
の方向に存在する人体を検知し(検知センサが複数枚の
羽根11と同方向を向くので流れの方向を検知できる)、
第3図のF1方向の流れから、保持部材15を、回転軸17
を中心として周方向に回転させることにより、F2の方
向に移動させて人体8に風が当たるのを避けて不快感を
生じないようにすることができる。そしてこの場合、上
下方向の流れの向きは変化していないので、室内の温度
分布は変化せず、快適性を保つことができる。
発明の効果 以上のように本発明の流れ偏向装置によれば次の効果
が得られる。
流れの温度に応じて複数枚の偏向羽根が回転し、流れ
を室内の温度分布が一定になる方向に傾けるとともに、
この場合に流れの方向に人体が存在してもそれを検知セ
ンサで検知し、羽根保持部材を周方向に回転することに
よって室内の温度分布を一定に保ちながら人体に当たる
風を避けることが可能なため、室内の全ての位置におい
て快適に過ごすことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す流れ偏向装置の側面断
面図、第2図は同装置の正面図、第3図は本発明を応用
した天埋め型エアコンを室内に設置した状態での断面
図、第4図は従来の流れ偏向装置を応用した天埋め型エ
アコンを室内に設置した状態での断面図である。 9……流れ偏向装置本体、10……流れの通路、11……偏
向羽根、12……軸、13……羽根回転手段、15……羽根保
持部材、18……保持部材回転手段、19……検知センサ。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも下流端が断面円形をなす流れの
    通路と、前記通路の下流端近傍に設けられ流れの方向に
    ほぼ垂直な軸を中心として回転する複数枚の偏向羽根
    と、前記複数枚の偏向羽根を回転させる羽根回転手段
    と、前記複数枚の偏向羽根を保持する羽根保持部材と、
    前記羽根保持部材を前記通路の下流端に沿って回転させ
    る保持部材回転手段と、流れの方向に存在する人体等の
    生物を検知する検知センサとを有し、流れの温度に応じ
    て前記複数枚の羽根を回転させるとともに、検知センサ
    による流れの方向の人体等の検知信号に応じて前記羽根
    保持部材を回転させる構成とした流れ偏向装置。
  2. 【請求項2】複数枚の羽根は互いに平行に配置された請
    求項1記載の流れ偏向装置。
  3. 【請求項3】複数枚の偏向羽根は、互いに同一方向に回
    転するように連結された請求項1記載の流れ偏向装置。
  4. 【請求項4】複数枚の偏向羽根は、流れの温度が所定の
    温度よりも高い場合は下方向に、所定の温度よりも低い
    場合は水平方向に流れるように回転するごとく構成され
    た請求項1記載の流れ偏向装置。
JP63112004A 1988-05-09 1988-05-09 流れ偏向装置 Expired - Lifetime JP2568626B2 (ja)

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JPH01281360A JPH01281360A (ja) 1989-11-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020073806A (ja) * 2020-02-13 2020-05-14 シャープ株式会社 送風機

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