JP2568396B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP2568396B2
JP2568396B2 JP60188611A JP18861185A JP2568396B2 JP 2568396 B2 JP2568396 B2 JP 2568396B2 JP 60188611 A JP60188611 A JP 60188611A JP 18861185 A JP18861185 A JP 18861185A JP 2568396 B2 JP2568396 B2 JP 2568396B2
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【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、液晶表示装置に関する。
従来の技術 液晶表示装置の基板としては主としてガラス基板が用
いられおり、また近年、プラスチックフィルム基板を用
いたものが注目されている。プラスチックフィルム基板
液晶表示装置は、軽量で衝撃に強く、薄型化や大型化が
容易であり、曲面表示が可能であるという優れた特性を
有する。
基板にはITO等の透明電極が形成される。しかし「透
明」電極と言っても、ITOが設けられている部分といな
い部分とでは光の透過率に差異を生じる。そのため、制
御に必要な透明電極が設けられていない部分に、本来、
機能的には不要なダミー電極を設けて、光の透過性を均
一化することが行なわれている。
また、プラスチックフィルム基板を用いた場合には、
歪みや反りの問題があった。これは、透明電極パターン
を設けた基板の加工や組立ての際の加熱処理などにより
発生し、この原因は透明電極を設けた部分と設けない部
分との熱収縮等の熱的性質の違いによる。本発明者ら
は、この点を解決するために基板の電極パターン部以外
にも、液晶の駆動に寄与しないダミー電極を設けて基板
の性質を均質化することを、特開昭58−34488号公報に
提案した。また、この方法によれば、透明電極がほぼ均
一に形成されるので、透過率のムラもなくなり外観的に
も好ましいものであった。
しかしながら、液晶セル内のダミー電極部に混入した
導電性異物により、ダミー電極が導電路として働き、非
点灯部が点灯してしまう可能性があることが判った。セ
ルギャップは10μm程度と小さいため、小さい異物でも
導電性を有していれば、ダミー電極と対向する電極が短
絡してしまう。液晶表示パネルの大型化が進み、駆動用
の透明電極が大きくなるのに伴ってダミー電極も大きく
形成することが必要となり、上記の問題点はいっそう顕
著となってきている。クリーンルームなどによりダスト
フリーの環境を作っても異物の混入を完全に回避するこ
とはできず、セルの大型化に伴って混入確率は高くな
り、歩留りの低下を起こしてしまう。
発明の目的 本発明は、ダミー電極部に異物が混入することによ
り、信号無印加部が点灯して誤動作が生じるのを防止し
た液晶表示装置を提供するものである。
発明の構成 本発明の液晶表示装置は、対向する基板に液晶駆動用
電極を設けるとともに、これら基板の液晶駆動用電極が
形成されていない部分に液晶駆動電圧が印加されず液晶
表示に寄与しないダミー電極を形成した液晶表示装置に
おいて、前記ダミー電極は少なくとも前記基板の画像表
示部に形成されており、かつ該画像表示部におけるダミ
ー電極が、対向する基板に設けられた液晶駆動用電極お
よびダミー電極の2つ以上をまたがないように形成され
ていることを特徴とする。
以下、添付図面に沿って、従来例との比較において本
発明をさらに詳細に説明する。
第2図は、ダミー電極を形成した従来の液晶表示装置
における上下基板の透明電極の関係を示す斜視図であ
る。下基板11にはコモン電極13が形成されており、図示
していないが、このコモン電極13はリード電極を介して
電極取出部に接続されている。一方、上基板21にはセグ
メント電極23a,23bが形成されており、同様にリード電
極を介して電極取出部に接続され、電極取出部を介して
信号電圧がセグメント電極23とコモン電極13との間に印
加されることにより、その部分が選択的に点灯して画像
表示がなされる。両基板11,21の駆動用電極(セグメン
ト電極23およびコモン電極13)が形成された以外の領域
には下基板ダミー電極15および上基板ダミー電極25が形
成されている。ダミー電極15,25は、外部に電気的に連
絡しておらず、したがって、本来電圧が印加されること
がなく、点灯することもない。しかし、セルギャップと
同じ大きさ、あるいはより大きな導電性の異物31,33が
ダミー電極部混入すると誤動作が起きてしまう。セグメ
ント電極23bとコモン電極13との間に信号電圧が印加さ
れたときに、セグメント電極23b−導電性異物31−下基
板ダミー電極15−導電性異物33−上基板ダミー電極25と
が導通するため、上基板ダミー電極25は、セグメント電
極23bと同電位ないしは近い電位となり、上基板ダミー
電極25とコモン電極13の対向部との間に電圧が印加され
点灯してしまう。
第3図は、上基板ダミー電極25の部分と下基板ダミー
電極15の部分とに、導電性異物35、33が混入した場合に
ついて示している。コモン電極13とセグメント電極23b
との間に電圧が印加されると、コモン電極13に印加され
た信号は、コモン電極13−導電性異物35−上基板ダミー
電極25−導電性異物33−下基板ダミー電極15と通じ、コ
モン電極13と下基板ダミー電極15とはほぼ同じ電位とな
り、下基板ダミー電極15とセグメント電極23bとの対向
部が点灯してしまう。
第1図は本発明の実施例の液晶表示装置における両基
板の透明電極の関係を示す斜視図である。下基板11のコ
モン電極13が設けられていない部分には下基板ダミー電
極15a,15b,15cが形成されている。同様に上基板21のセ
グメント電極23が設けられていない部分には、上基板ダ
ミー電極25a,25bが形成されている。第2図と同様に、
導電性異物が、下基板ダミー電極15a,15b,15cのセグメ
ント電極23bの対向部および上基板ダミー電極25の対向
部に混入しても、下基板ダミー電極が15a,15b,15cに分
割されており、各ダミー電極15a,15b,15cが対向基板で
ある上基板21に形成されたセグメント電極23a,23b、ダ
ミー電極25の間をまたぐことがない。したがって、下基
板ダミー電極を介して信号が通じることがなく、導電性
異物が混入しようとも、この異物に起因して信号電圧が
印加されているセグメント電極と、上基板ダミー電極あ
るいは信号電圧無印加のセグメント電圧とが同電位とな
ることがないので、本来非点灯である場所が点灯するこ
とがない。このことは、第3図に示したような、信号電
圧ONのコモン電極と下基板ダミー電極あるいは電圧OFF
のコモン電極についても同様である。
以上、セグメント表示について説明したが、ドットマ
トリクス表示についても同様である。
発明の効果 本発明によれば、ダミー電極を設けることにより生じ
る異物による誤点灯を防止することができ、歩留りが向
上するとともに、高い信頼性が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の液晶表示装置の実施例について、対向
基板に設けられた電極の相互関係を示す一部分解斜視図
である。 第2図および第3図は従来例について示す第1図と同様
の図である。 11……下基板 13……コモン電極 15,15a,15b,15c……下基板ダミー電極 21……上基板 23……セグメント電極 25,25a,25b……上基板ダミー電極 31,33,35……導電性異物

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対向する基板に液晶駆動用電極を設けると
    ともに、これら基板の液晶駆動用電極が形成されていな
    い部分に液晶駆動電圧が印加されず液晶表示に寄与しな
    いダミー電極を形成した液晶表示装置において、前記ダ
    ミー電極は少なくとも前記基板の画像表示部に形成され
    ており、かつ該画像表示部におけるダミー電極が、対向
    する基板に設けられた液晶駆動用電極およびダミー電極
    の2つ以上をまたがないように形成されていることを特
    徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】基板が可撓性フイルムからなる特許請求の
    範囲第1項に記載の液晶表示装置。
JP60188611A 1985-08-29 1985-08-29 液晶表示装置 Expired - Lifetime JP2568396B2 (ja)

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