JP2646557B2 - アクティプマトリックス基板 - Google Patents
アクティプマトリックス基板Info
- Publication number
- JP2646557B2 JP2646557B2 JP62138365A JP13836587A JP2646557B2 JP 2646557 B2 JP2646557 B2 JP 2646557B2 JP 62138365 A JP62138365 A JP 62138365A JP 13836587 A JP13836587 A JP 13836587A JP 2646557 B2 JP2646557 B2 JP 2646557B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- crystal drive
- thin film
- drive electrode
- active matrix
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Liquid Crystal (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はアクティブマトリックス基板を用いた液晶表
示パネルに関し、アクティブマトリックス基板の構成に
関するものである。
示パネルに関し、アクティブマトリックス基板の構成に
関するものである。
第２図は従来におけるアクティブマトリックス基板の
構造を示したものであり、液晶を駆動する一画素の平面
図が第２図（ａ）であり、図内のＸ−Ｙの断面図を示し
たのが第２図（ｂ）である。１が信号線、２がタイミン
グ線、３がT.F.Tを用いた非線形素子、４が液晶駆動電
極である。又、５はT.F.T.3と、信号線１及び、液晶駆
動電極４とを接続する為に設けられたコンタクトホール
である。
構造を示したものであり、液晶を駆動する一画素の平面
図が第２図（ａ）であり、図内のＸ−Ｙの断面図を示し
たのが第２図（ｂ）である。１が信号線、２がタイミン
グ線、３がT.F.Tを用いた非線形素子、４が液晶駆動電
極である。又、５はT.F.T.3と、信号線１及び、液晶駆
動電極４とを接続する為に設けられたコンタクトホール
である。
さらに第２図（ａ）のＸ−Ｙでの単面構造を示したの
が第２図（ｂ）である。基板６の表面に信号線１、矢印
で示すスペースを置いて、液晶駆動電極４が形成され
ている。この様に信号線１と液晶駆動電極４は必ず間隔
（例えば５〜10ミクロンメートル）を置いて形成される
のが特徴であった。
が第２図（ｂ）である。基板６の表面に信号線１、矢印
で示すスペースを置いて、液晶駆動電極４が形成され
ている。この様に信号線１と液晶駆動電極４は必ず間隔
（例えば５〜10ミクロンメートル）を置いて形成される
のが特徴であった。
しかし、前述の従来技術では液晶にかかる電界の方向
が場所に依り異なるという不具合が生じている。つま
り、第２図（ｂ）について詳述すると、この基板を用い
て液晶表示パネルを構成する場合、第２図（ｂ）の上側
に液晶が構成され、その液晶に、図中で示される矢印
方向に電界を印加して液晶を動作させる。しかるに信号
線１と液晶駆動電極４とのスペース部分は矢印と平行
な電界が無いのみならず、信号線１と液晶駆動電極４と
の電位差に依り図中矢印で示す方向に電界が生じる。
液晶表示対では、液晶の劣化防止の為交流駆動している
ので、液晶駆動電極４は正電位の時、信号線１は負電位
である事がいつも生じており、つまり通常の液晶駆動電
圧の２倍の電圧がの部分にかかる事となる。従って当然
この部分は表示に寄与しないし、さらにこの部分の電界
が強い事又、矢印で示される電界も生じる事等に依り
表示に寄与しない領域は、液晶駆動電極の内側へも及
ぶ。この領域は平面図第２図（ａ）で見るとわかる様に
液晶駆動電極４の左・右の辺全体にわたっており、画素
面積に対する割合が大きい。特に今後液晶パネルに依る
高密度表示を目指した場合、画素サイズが小さくなり、
従って上記表示に寄与しない部分の割合が増々増え、表
示特性上コントラストの低下をきたす。
が場所に依り異なるという不具合が生じている。つま
り、第２図（ｂ）について詳述すると、この基板を用い
て液晶表示パネルを構成する場合、第２図（ｂ）の上側
に液晶が構成され、その液晶に、図中で示される矢印
方向に電界を印加して液晶を動作させる。しかるに信号
線１と液晶駆動電極４とのスペース部分は矢印と平行
な電界が無いのみならず、信号線１と液晶駆動電極４と
の電位差に依り図中矢印で示す方向に電界が生じる。
液晶表示対では、液晶の劣化防止の為交流駆動している
ので、液晶駆動電極４は正電位の時、信号線１は負電位
である事がいつも生じており、つまり通常の液晶駆動電
圧の２倍の電圧がの部分にかかる事となる。従って当然
この部分は表示に寄与しないし、さらにこの部分の電界
が強い事又、矢印で示される電界も生じる事等に依り
表示に寄与しない領域は、液晶駆動電極の内側へも及
ぶ。この領域は平面図第２図（ａ）で見るとわかる様に
液晶駆動電極４の左・右の辺全体にわたっており、画素
面積に対する割合が大きい。特に今後液晶パネルに依る
高密度表示を目指した場合、画素サイズが小さくなり、
従って上記表示に寄与しない部分の割合が増々増え、表
示特性上コントラストの低下をきたす。
本発明は、複数の信号線と、該複数の信号線に交差し
て配置された複数のタイミング線と、該複数の信号線及
びタイミング線に接続された薄膜トランジスタと、該薄
膜トランジスタに接続された液晶駆動電極を有するアク
ティブマトリックス基板において、 該液晶駆動電極は絶縁膜を介して該信号線と重なりを
有し、且つ当該液晶駆動電極に接続された薄膜トランジ
スタのゲート電極及び当該ゲート電極に接続されたタイ
ミング線とは重なりを有しないことを特徴とする。
て配置された複数のタイミング線と、該複数の信号線及
びタイミング線に接続された薄膜トランジスタと、該薄
膜トランジスタに接続された液晶駆動電極を有するアク
ティブマトリックス基板において、 該液晶駆動電極は絶縁膜を介して該信号線と重なりを
有し、且つ当該液晶駆動電極に接続された薄膜トランジ
スタのゲート電極及び当該ゲート電極に接続されたタイ
ミング線とは重なりを有しないことを特徴とする。
本発明は、複数の信号線と、該複数の信号線に交差し
て配置された複数のタイミング線と、該複数の信号線及
びタイミング線に接続された薄膜トランジスタと、該薄
膜トランジスタに接続された液晶駆動電極を有するアク
ティンブマトリックス基板において、 該信号線に対して隣り合う液晶駆動電極同士は絶縁膜
を介して該信号線上で分離されてなり、且つ該液晶駆動
電極は当該液晶駆動電極に接続された薄膜トランジスタ
のゲート電極及び当該ゲート電極に接続されたタイミン
グ線とは重なりを有しないことを特徴とする。
て配置された複数のタイミング線と、該複数の信号線及
びタイミング線に接続された薄膜トランジスタと、該薄
膜トランジスタに接続された液晶駆動電極を有するアク
ティンブマトリックス基板において、 該信号線に対して隣り合う液晶駆動電極同士は絶縁膜
を介して該信号線上で分離されてなり、且つ該液晶駆動
電極は当該液晶駆動電極に接続された薄膜トランジスタ
のゲート電極及び当該ゲート電極に接続されたタイミン
グ線とは重なりを有しないことを特徴とする。
本発明では垂直方向の電界の掛からない領域を減少さ
せ、水平方向の電界を無くす事に依り、液晶表示パネル
のコントラストを増加させ、あるいはコントラストの低
下を防止する。
せ、水平方向の電界を無くす事に依り、液晶表示パネル
のコントラストを増加させ、あるいはコントラストの低
下を防止する。
第１図（ａ）は本発明を実施したアクティブマトリッ
クス基板の１側の平面図を示し、図中のＸ−Ｙにおける
断面構造を示したものが、第１図（ｂ）である。各部材
は第２図と同じ番号で示してある。すなわち、１は信号
線、２はタイミング線、３は非線形素子としてのT.F.
T.、４は液晶駆動電極、５はT.F.T.3と、信号線１と
を、及びT.F.T.3と液晶駆動電極４とをそれぞれ接続す
るコンタクトホールである。又断面図第１図（ｂ）で
は、７は信号線１と液晶駆動電極４を重ねる為にその間
に介在させ両者が電気的にショートするのを防ぐ目的の
絶縁膜である。この断面図からわかる様に、信号線１と
液晶駆動電極４の間の電界はすべて絶縁膜７内にかか
り、液晶内に生ずる事は無い。従って、液晶内の電界は
すべて基板６に垂直であり、コントラストの低下要因は
発生しない。
クス基板の１側の平面図を示し、図中のＸ−Ｙにおける
断面構造を示したものが、第１図（ｂ）である。各部材
は第２図と同じ番号で示してある。すなわち、１は信号
線、２はタイミング線、３は非線形素子としてのT.F.
T.、４は液晶駆動電極、５はT.F.T.3と、信号線１と
を、及びT.F.T.3と液晶駆動電極４とをそれぞれ接続す
るコンタクトホールである。又断面図第１図（ｂ）で
は、７は信号線１と液晶駆動電極４を重ねる為にその間
に介在させ両者が電気的にショートするのを防ぐ目的の
絶縁膜である。この断面図からわかる様に、信号線１と
液晶駆動電極４の間の電界はすべて絶縁膜７内にかか
り、液晶内に生ずる事は無い。従って、液晶内の電界は
すべて基板６に垂直であり、コントラストの低下要因は
発生しない。
第３図は本発明に依る他の実施例を示した平面図であ
る。この実施例では、信号線１の信号が入る液晶駆動電
極４と、該電極の左の液晶駆動電極８が同時に重なって
いる。つまり１つの液晶駆動で見れば、その左側も、右
側も信号線に重なっているので、表示に寄与しない領域
は大幅に減少する。
る。この実施例では、信号線１の信号が入る液晶駆動電
極４と、該電極の左の液晶駆動電極８が同時に重なって
いる。つまり１つの液晶駆動で見れば、その左側も、右
側も信号線に重なっているので、表示に寄与しない領域
は大幅に減少する。
上述した本発明の実施例のように、信号線と、液晶駆
動電極は、水平方向に間隔を取る事をせずに、信号線上
に液晶駆動電極を重ねる事に依り、液晶表示に寄与する
領域を増加させ、又は画素サイズが小さくなってもコン
トラストの低下を押える事が可能である。さらに、本発
明は、液晶駆動電極が該液晶駆動電極に接続される薄膜
トランジスタに接続されてなるタイミング線とは重なり
を有しないため、プッシュダウン現象を抑えることがで
きる。この効果は、アクティブマトリックスを構成する
基板をガラス等透明基板を用い、透過形の液晶表示パネ
ルにおいて、一層大きい。つまり、第２図（ｂ）の信号
線と液晶駆動電極の間の液晶は水平方向の電界の為に記
番に垂直方向の光を完全に遮光もしないし、又完全透過
する事も無いので、透過形表示の場合コントラスト低下
の影響が大きい。従ってこの領域を無くした本発明の効
果は大きい。
動電極は、水平方向に間隔を取る事をせずに、信号線上
に液晶駆動電極を重ねる事に依り、液晶表示に寄与する
領域を増加させ、又は画素サイズが小さくなってもコン
トラストの低下を押える事が可能である。さらに、本発
明は、液晶駆動電極が該液晶駆動電極に接続される薄膜
トランジスタに接続されてなるタイミング線とは重なり
を有しないため、プッシュダウン現象を抑えることがで
きる。この効果は、アクティブマトリックスを構成する
基板をガラス等透明基板を用い、透過形の液晶表示パネ
ルにおいて、一層大きい。つまり、第２図（ｂ）の信号
線と液晶駆動電極の間の液晶は水平方向の電界の為に記
番に垂直方向の光を完全に遮光もしないし、又完全透過
する事も無いので、透過形表示の場合コントラスト低下
の影響が大きい。従ってこの領域を無くした本発明の効
果は大きい。
【図面の簡単な説明】 第１図（ａ）は、本発明の１実施例を示す平面図。 第１図（ｂ）はその断面図、第２図（ａ）は従来例を示
す平面図、第２図（ｂ）はその断面図、第３図は、本発
明の他の実施例を示す平面図である。 １……信号線 ２……タイミング線 ３……非線形素子 ４、８……液晶駆動電極 ５……コンタクトホール ６……基板 ７……絶縁層
す平面図、第２図（ｂ）はその断面図、第３図は、本発
明の他の実施例を示す平面図である。 １……信号線 ２……タイミング線 ３……非線形素子 ４、８……液晶駆動電極 ５……コンタクトホール ６……基板 ７……絶縁層
Claims (2)
- 【請求項１】複数の信号線と、該複数の信号線に交差し
て配置された複数のタイミング線と、該複数の信号線及
びタイミング線に接続された薄膜トランジスタと、該薄
膜トランジスタに接続された液晶駆動電極を有するアク
ティブマトリックス基板において、 該液晶駆動電極は絶縁膜を介して該信号線と重なりを有
し、且つ当該液晶駆動電極に接続された薄膜トランジス
タのゲート電極及び当該ゲート電極に接続されたタイミ
ング線とは重なりを有しないことを特徴とするアクティ
ブマトリックス基板。 - 【請求項２】複数の信号線と、該複数の信号線に交差し
て配置された複数のタイミング線と、該複数の信号線及
びタイミング線に接続された薄膜トランジスタと、該薄
膜トランジスタに接続された液晶駆動電極を有するアク
ティブマトリックス基板において、 該信号線に対して隣り合う液晶駆動電極同士は絶縁膜を
介して該信号線上で分離されてなり、且つ該液晶駆動電
極は当該液晶駆動電極に接続された薄膜トランジスタの
ゲート電極及び当該ゲート電極に接続されたタイミング
線とは重なりを有しないことを特徴とするアクティブマ
トリックス基板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62138365A JP2646557B2 (ja) | 1987-06-02 | 1987-06-02 | アクティプマトリックス基板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62138365A JP2646557B2 (ja) | 1987-06-02 | 1987-06-02 | アクティプマトリックス基板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63301924A JPS63301924A (ja) | 1988-12-08 |
| JP2646557B2 true JP2646557B2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=15220227
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62138365A Expired - Lifetime JP2646557B2 (ja) | 1987-06-02 | 1987-06-02 | アクティプマトリックス基板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2646557B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02248927A (ja) * | 1989-03-23 | 1990-10-04 | Matsushita Electron Corp | 液晶表示装置 |
| JP2814161B2 (ja) * | 1992-04-28 | 1998-10-22 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | アクティブマトリクス表示装置およびその駆動方法 |
| JP3164489B2 (ja) * | 1994-06-15 | 2001-05-08 | シャープ株式会社 | 液晶表示パネル |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5730881A (en) * | 1980-07-31 | 1982-02-19 | Suwa Seikosha Kk | Active matrix substrate |
| JP2549840B2 (ja) * | 1986-03-25 | 1996-10-30 | セイコーエプソン株式会社 | 液晶パネル |
-
1987
- 1987-06-02 JP JP62138365A patent/JP2646557B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63301924A (ja) | 1988-12-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080509 Year of fee payment: 11 |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080509 Year of fee payment: 11 |