JP2568329Y2 - 冷蔵庫の収納部引出構造 - Google Patents

冷蔵庫の収納部引出構造

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JP2568329Y2
JP2568329Y2 JP8053492U JP8053492U JP2568329Y2 JP 2568329 Y2 JP2568329 Y2 JP 2568329Y2 JP 8053492 U JP8053492 U JP 8053492U JP 8053492 U JP8053492 U JP 8053492U JP 2568329 Y2 JP2568329 Y2 JP 2568329Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、冷蔵庫に関し、特にそ
の収納部を引出式に構成した収納部引出構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】冷蔵庫において、蝶番で保持したドア式
の扉を用いる例も多いが、収納部を引出式構造にし、奥
部も有効に利用しようとするものもある。特に業務用冷
蔵庫でその傾向が強い。収納部を引出として構成する場
合、比較的重い冷蔵物を入れたまま引出を出し入れする
ので、引出の出し入れを円滑に行うため特別の工夫が必
要となる。また、引出を引き出した状態では、大部分が
冷蔵庫の前面に突出して片持梁構造となるので、支持部
に相応の強度も必要となる。このような要求を満たす引
出用レールとして、二重構造レールが提案されている。
この構造のレールは、基本的にはコ形断面の梁形レール
を向かい合わせにして組み合わせ、両者のフランジ部の
間に複数のボールを介装するものであるが、引出を最外
位置に引き出した場合、上下方向の強度はあるが、横方
向のガタツキが大きいため耐久性に問題がある。更に、
上述の二重構造レールは、構造が複雑なため製作費が高
くなるという問題や、引出を冷蔵庫本体から外すのが難
しいという取扱上の問題もある。
【0003】また、上述の二重構造レールに代わるもの
とし、図7に示すような一体形レールも提案されてい
る。これを更に説明すると、冷蔵庫本体1の庫内内面に
一対の固定レール3が設けられ、その入口側端の外側
に、2個の転動支持ローラ5が固定されている。固定レ
ール3の下側フランジを挟んで転動する一対のローラ7
を奥端に持つ可動レール9は、本体1の下枠1aと中枠
1bの間に画成された入口を通って、引き出されたり、
押し込まれたりするが、その入口側に扉6が固定され、
一対の可動レール9及び扉6は、全体として引出状とな
っている。そして、その上に置かれた収納ケース8の中
に冷蔵物が入れられる。この扉6及び可動レール9は、
引き出された際、ストッパ9aが、レール支持板1cに
当たって止められ、飛び出しが防止される。最外位置へ
引き出された際の自重及び収納ケース8内の冷蔵物の重
量は、転動支持ローラ5と、ローラ7とでモーメント支
持される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】以上説明したように、
扉等を最外位置に引き出した際の自重及び冷蔵物の重量
は、モーメント支持される。即ち、最外位置の転動支持
ローラを支点にして扉等は、反時計方向に回転しようと
するが最奥側のローラが固定レールに当たって止められ
る。これ等のローラの荷重を許容値に保つためローラ間
の距離は長くなる傾向にあり、引出量が制約される結
果、冷蔵品の取り出しや収納ケースの取り出しが不便で
ある。詳述すれば、図に示すように収納ケースをかなり
傾けないと取り出せない。従って、本考案は、冷蔵物や
収納ケースの取り出しが容易なように、最大引出量が大
きく、かつ冷蔵庫本体との脱着が容易で更に高強度の冷
蔵庫の収納部引出構造を提供することを目的とするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本考案は、冷蔵庫の収納部内面に互いに対向して設
けられた一対の水平固定レールと、該固定レールに案内
されて転動する案内ローラを先端に備えると共に互いに
平行に延びた一対の可動レールと、該一対の可動レール
の一端に固定され前記収納部の入口を開閉する引出扉
と、前記水平固定レールの入口側端部に隣接して前記収
納部内面に回転自在に設けられ前記可動レールを回転し
ながら支承する転動支承ローラとを有する冷蔵庫におい
て、その転動支承ローラの下方に位置して前記収納部の
入口に架設されたレール支持板と、前記一対の可動レー
ルの奥端側に横架され前記レール支持板の下側に係合す
る停止保持板とを有することを特徴としている。
【0006】
【作用】以上説明した構成の本考案において、扉及び可
動レールを引き出すと、停止保持板がレール支持板に当
接して停止すると共に、停止保持板の先端がレール支持
板の下側に入り込む。このため、引き出された扉及び可
動レールと冷蔵物の重量は、転動支承ローラ、案内ロー
ラ及びレール支持板の3ケ所でモーメント支持される。
【0007】
【実施例】次に、本考案の好適な実施例について添付図
面を参照して詳細に説明するが、図中、同一符号は同一
又は対応部分を示すものとする。図1は、本考案に係る
冷蔵庫10の全体斜視図で、本体11は、4本の脚13
で支持され、上部は天板15で覆われている。冷凍装置
等は、エアフィルタ17を有するフロントパネル19の
奥に設けられている。冷蔵物の収納部は、6個の引出2
0として構成されている。勿論、引出20の数は、これ
に限らず、その使用目的に応じて適宜選定されるもので
ある。図2は、引出20を引き出した状態を示す斜視図
で、図3は、引き出した部分の立断面図を示す。図2、
図3において、引出20の前面は、断熱構造の扉(引出
扉)21でその内側の周囲にドアパッキン23が添設さ
れ、更に、一対の可動レール25、26が連結されてい
る。可動レール25、26の奥端には、後述の固定枠を
介して案内ローラ(転動ローラ)28が回転自在に軸支
されている。案内ローラ28は、後述する固定レール上
を転動する。
【0008】引出20の全体斜視図を示す図4を参照す
るに、扉21の前面には取手21aが設けられ、可動レ
ール25、26の奥端は、固定枠31で連結され、その
側面に、ローラ28が軸支されている。固定枠31の上
部は、収納ケースフレーム33、34を介して扉21の
内面上部と連結され、引出20を堅固なものとしてい
る。収納ケースフレーム33、34には、箱状の収納ケ
ースa(図3参照)が置かれるが、その奥側への移動を
規制するストッパ25a、26aが可動レール25、2
6にそれぞれ設けられている。更に、固定枠31の下部
には、蝶番36を介して停止保持板即ちストッパ38が
枢動自在に設けられている。
【0009】冷蔵庫本体11の収納部に設けられる固定
レール及び転動支承ローラは、製作性を考慮し、レール
本体組立体40として構成されている(図5)。図5に
おいて、対向した固定レール(水平固定レール)41、
42は、平行して延び、奥端が連結固定枠44で互いに
連結される。連結固定枠44は、適宜な締結具により、
冷蔵庫本体11の内部奥端面に固定される。固定レール
41、42の入口側端部には、それぞれレール取付板4
6、47が固定され、更にこれ等は、レール支持板49
で連結されている。レール取付板46、47の内側面に
は、転動支承ローラ51が回転自在に軸支されている。
更に、レール取付板46、47は、その下部でレール支
持板49で連結され、レール本体組立体40は、堅固な
四枠フレームとして構成されている。
【0010】引出20とレール本体組立体40とを組み
立てた状態を図6に示す。図6は、引出20を、図2及
び図3に示すように引き出した場合を示しており、図6
において扉21を右側へ一ぱいに押せば、レール本体組
立体40は引出20の大部分(扉21を除いた部分)が
引っ込んだ形となる。図6において、ストッパ38は、
レール支持板49に当接した状態であるが、引出20を
若干右側へ戻し、蝶番36をその回転軸の回りに時計方
向に回せば、ストッパ38は、レール支持板49より上
方にくる。その状態で、引出20を再度引き出せば、ス
トッパ38は作動せず、引出20は、レール本体組立体
40ひいては本体11から引き離すことができる。
【0011】以上の説明において、前述したように製作
性(組立性)を考慮し、固定レール41、42及び転動
支承ローラ51等は、サブアセンブリとしてレール本体
組立体40としたが、勿論、固定レール41、42、
は、ローラ51、レール支持板49を個別に冷蔵庫本体
11の内面に取り付け固定しても、同一の機能が得られ
る。
【0012】再び図3に戻って、引出20を最外位置
(ストッパ38がレール支持板49に当たる)まで引き
出した状態での荷重のかかり方を説明する。引出20及
び収納ケースaの冷蔵物の重量は、ローラ51を中心に
して、反時計モーメントとして作用する。ローラ28
は、固定レール41、42に当たり、前述のモーメント
の一部を負担する。また、ストッパ38は、レール支持
板49の下側へ入り込んでいるので、この部分でもモー
メントを支持する。
【0013】
【考案の効果】前述のように、引出を引き出したときの
自重及び冷蔵物の重量は、ローラ28、51、及びスト
ッパ38の3点で支持されるから、ローラ28とローラ
51との水平距離を短くでき、換言すれば引出の最大引
出量を従来のものに比し大きくでき、冷蔵物の取り出し
容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の好適な実施例を示す全体斜視図であ
る。
【図2】 図1の実施例の作動状態を示す部分斜視図で
ある。
【図3】 本考案の作用を説明する部分断面図である。
【図4】 本考案の要部を示す部分取出斜視図である。
【図5】 本考案の要部を示す部分取出斜視図である。
【図6】 本考案の要部を示す部分斜視図である。
【図7】 従来装置の1例を示す部分断面図である。
【符号の説明】
10…冷蔵庫、11…冷蔵庫本体、20…引出(収納
部)、21…扉(引出扉)、25…可動レール、26…
可動レール、28…ローラ(転動ローラ)、36…蝶
番、38…ストッパ(停止保持板)、40…レール本体
組立体、41…水平固定レール、42…水平固定レー
ル、49…レール支持板、51…転動支承ローラであ
る。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷蔵庫の庫内に画成された収納部の内面
    に互いに対抗して設けられた一対の水平固定レールと、
    該水平固定レールに案内されて転動する案内ローラを先
    端に備えると共に互いに平行に延びた一対の可動レール
    と、該一対の可動レールの一端に固定され前記収納部の
    入口を開閉する引出扉と、前記水平固定レールの入口側
    端部に隣接して前記収納部の内面に回転自在に設けられ
    前記可動レールを回転しながら支承する天動支承ローラ
    とを有する冷蔵庫において、該転動支承ローラの下側に
    位置して前記収納部の入口の下部に架設されたレール支
    持板と、前記一対の可動レールの奥側端部に横架され
    記レール支持板の下側に係号する停止保持板とを有する
    ことを特徴とする冷蔵庫の収納部引出構造。
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JP2009014287A (ja) * 2007-07-05 2009-01-22 Toshiba Corp 冷蔵庫
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