JP2568132B2 - 給苗装置の苗ホルダ - Google Patents

給苗装置の苗ホルダ

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JP2568132B2
JP2568132B2 JP2141832A JP14183290A JP2568132B2 JP 2568132 B2 JP2568132 B2 JP 2568132B2 JP 2141832 A JP2141832 A JP 2141832A JP 14183290 A JP14183290 A JP 14183290A JP 2568132 B2 JP2568132 B2 JP 2568132B2
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seedlings
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昇 細田
芳郎 三木
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、挿苗機の給苗装置の苗供給台において苗を
挟持する苗ホルダに関する。
(従来の技術) 従来、第6図に示すように、苗供給台1の底面に二枚
の挟持バネ31,31の基部を固着し、挟持バネ31,31の先端
に外方に屈曲した開口部32,32を設けた苗ホルダが知ら
れている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、この従来の苗ホルダは、特に第3図のように
給苗装置の下部において給苗する形式の給苗装置を用い
て太い苗や曲った苗を給苗する場合、ホルダの開口角が
広くなり過ぎて、苗が自重により苗ホルダから脱落する
ことがしばしばあった。
また、ホルダの開口角を小さくする都合上、長い苗挟
持バネを苗供給台の底面に設けると、苗が2枚の苗挟持
バネの間に深く入り過ぎるため、ホルダから挿苗爪が苗
を取出しにくいという欠点があった。
本発明は、太い苗や曲った苗を給苗する場合にも苗を
脱落させることなく、またホルダから苗を取出しやす
く、確実に苗を挟持し供給する苗ホルダを提供すること
を目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明の苗ホルダは、苗
供給台から下向きに突設した支持板の下端に、2枚の苗
挾持バネの基部を固定し、前記両苗挾持バネの先端側の
苗挾持部を前記苗供給台の上方に突出させ、もって前記
苗供給台により前記苗挾持バネに対する前記苗の差込み
深さを規制し、その二枚の苗挟持バネの先端に内側面に
向って突出した狭窄部を設けて成る。
(作用) 以上のように構成した本発明の苗ホルダは、二枚の苗
挟持バネの基部を支持する固着部を苗供給台の底面より
下方に形成した結果、バネ基部を支持するバネの支点
と、苗を挟持するバネの作用点との距離が長くなり、太
い苗を挟持しても、挟持バネが外反する角度が小さくな
るため、挟んだ苗が脱落しにくくなる。
本発明の苗ホルダに苗を挟持させるときは、作業者は
苗を苗挟持バネの先端の開口部に強く押込むことにより
挟入する。挟持された苗は、挟持バネの先端の内側面に
突出した狭窄部により係止される。
また給苗装置に装着した本発明の苗ホルダから挿苗爪
が苗を受取るときは、第3図に示すように、搬送チェー
ンにより給苗装置の下方に送られ下方に開口した苗供給
台の苗ホルダの前方上方から、挿苗爪が苗を受取って挟
持した後下降することにより、挟持バネの前記狭窄部か
ら強制的に苗を取外す。
(実施例) 実施例について図面を参照して説明する。
第4図及び第5図に示す本発明を実施する挿苗機は、
左右の前輪15,15及び駆動輪16,16により畝17をまたぎ、
駆動輪16,16の回転により前進する。作業者が給苗装置
Tの苗供給台1の苗ホルダAに、さつまいものつるのよ
うな苗Sを一本ずつセットすると、植込杆18の苗受爪10
がこの苗Sを給苗装置Tより受取って畝17に順次植付け
る。
第3図において、挿苗機の車体に植込杆18の基部18a
を軸支する。植込杆駆動軸19にクランクアーム20を固着
し、その先端と植込杆18をリンク21により連結する。植
込杆18の先端には開閉する挿苗爪10を設ける。植込杆18
の基部には、挿苗爪10の開閉を行う適宜な挿苗爪開閉装
置Mを設ける。
そして、植込杆駆動軸19にさらにスプロケット22、チ
ェーン23、スプロケット24、傘歯車25、26を設ける。傘
歯車26に車体の進行方向に沿う軸27を固着し、軸27の後
端にスプロケット28を固着する。スプロケット29を28の
側方に、またスプロケット30を28の下方に設け、その周
囲に苗供給台搬送用チェーン11を巻回する。給苗装置T
の後端にも、スプロケット28,29及び30と同様にスプロ
ケットを配し、それらにチェーン11と平行にチェーンを
巻回する。そして各苗供給台1の底面に帯板12を接着
し、その前後両端を前記2本のチェーンに止着し、多数
個の苗供給台1を連設する。苗供給台1の上面には苗S
をセットする為の苗ホルダAを設ける。傘歯車26が回転
すると、苗供給台1はスプロケット28,29,30の周囲を回
動する。
第1図において、本発明の苗ホルダAは、苗供給台1
の底面に取付けた帯板12の一部に孔1aを明け、孔1aの口
縁の裏面に支持板2の基部2aを固着し、先端に外方に屈
曲した開口部3および開口部3の基部において内方に向
って突出した狭窄部4とを設けた苗挟持バネ5,5を、ス
ペーサ6を介して対向させ、支持板2の先端部2bに止着
して成る。
しかしてエンジンの出力軸19を回転すると、クランク
アーム20とリンク21を経て動力が植込杆18に伝達し、植
込杆18はその基部18aを支点に上下方向に往復動する。
そして同時に給苗装置Tが送り運動を開始する。
作業者は、給苗装置Tの上面を移動する苗供給台1が
停止している間に、苗Sを1本ずつ苗供給台1の苗ホル
ダAにセットする。苗Sを積載した苗供給台1は給苗装
置Tの下部の給苗位置に順次送られ、給苗位置において
挿苗爪10が苗Sを把持したのち畝17に植付ける。
苗ホルダAに苗Sを挟持させるときは、作業者は苗S
を二枚の苗挟持バネ5,5の先端の開口部3,3間に強く押込
むことにより挟入する。挟持された苗Sは、狭窄部4,4
と苗供給台1により形成した苗挾持部33に挾持されると
共に、挟持バネ5,5の先端の内側面に突出した狭窄部4,4
に係止される。
また給苗装置Tの苗供給台1に装着した苗ホルダAか
ら挿苗爪10が苗Sを受取るときは、第3図に示すよう
に、搬送チェーン11により給苗装置Tの下方に送られ下
方に開口した苗供給台1の苗ホルダAの前方上方から、
挿苗爪10が苗Sを受取って挟持した後下降することによ
り、挟持バネ5,5の狭窄部4,4から強制的に苗Sを取外
す。
なお、更に多様な太さの苗を給苗するために、スペー
サ6を適宜交換することによって、挟持バネ5,5の間の
距離を調節することが可能である。
(発明の効果) 本発明は、以上説明したとおりに構成したので、以下
に記載する効果を奏する。
二枚の苗挟持バネの基部を支持する固着部を苗供給台
の底面より下方に形成するので苗挟持バネを長く設計で
き、そのため苗挟持バネの開口部に苗を押込む力が小さ
くて済み、また太い苗を挟持した際にも苗が脱落しにく
く、しかも苗の差込み深さが苗供給台によって規制され
るので、苗を苗挾持バネの基部まで不用意に深く挿入す
ることがなく、挿苗爪が容易に苗挾持バネより苗を受取
れ、また苗ホルダと苗供給台とが常に一体として移動す
るので苗を傷つけず安全に搬送できる。
さらに苗挟持バネの先端に内側面に向って突出した狭
窄部を設けることにより、太い苗や曲った苗をも確実に
係止し、苗を脱落させることなく挟持し挟持することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の苗ホルダの斜視図、第2図は苗を挟ん
だ状態の苗ホルダの正面図、第3図は給苗装置T及び挿
苗装置の斜視図、第4図は本発明を実施した挿苗機の平
面図、第5図はその側面図、第6図は従来の苗ホルダの
斜視図である。 1……苗供給台、2……支持板、5……挟持バネ、6…
…スペーサ、10……挿苗爪、12……帯板、17……畝、18
……挿苗杆、M……挿苗爪開閉装置、S……苗、T……
給苗装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実願 昭58−128662号(実開 昭60− 36018号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】苗の茎葉部を保持すべき苗供給台を回動す
    る無端チェーンの周囲に多数止着してなる給苗装置にお
    いて、 前記苗供給台から下向きに突設した支持板の下端に、2
    枚の苗挾持バネの基部を固定し、前記両苗挾持バネの先
    端側の苗挾持部を前記苗供給台の上方に突出させ、もっ
    て前記苗供給台により前記苗挾持バネに対する前記苗の
    差込み深さを規制させてなる給苗装置の苗ホルダ。
  2. 【請求項2】苗挾持バネの先端に、外方に屈曲した開口
    部及び開口部の基部において内方に向って突出した狭窄
    部を設けた特許請求の範囲第1項記載の苗ホルダ。
JP2141832A 1990-05-31 1990-05-31 給苗装置の苗ホルダ Expired - Lifetime JP2568132B2 (ja)

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JPH0436108A (ja) 1992-02-06

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