JP2567882B2 - 光ファイバ心線の自動排出装置 - Google Patents

光ファイバ心線の自動排出装置

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JP2567882B2
JP2567882B2 JP62306197A JP30619787A JP2567882B2 JP 2567882 B2 JP2567882 B2 JP 2567882B2 JP 62306197 A JP62306197 A JP 62306197A JP 30619787 A JP30619787 A JP 30619787A JP 2567882 B2 JP2567882 B2 JP 2567882B2
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啓司 大阪
康雄 浅野
三千人 松本
誠司 中山
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、光ファイバ心線を把持し平行に搬送する
搬送機構から、光ファイバ心線を装置の外縁近傍に自動
的に排出する光ファイバ心線の自動排出装置に関する。
〔従来技術及びその問題点〕
光ファイバケーブル線路の建設においては、光ファイ
バの接続技術が不可欠であるが、最近の加入者を含めた
光ファイバケーブルの導入にあたっては、数百以上に達
するケーブルの超多心化、接続数の増大に伴い光ファイ
バ接続の高能率化が望まれる。
光ファイバの接続法としては、低損失性及び経済性に
優れている融着技術が一般的に使用されているが、融着
接続は端末処理、融着、補強の各工程からなり、一接続
当たり手作業を含めて10分程度の時間を要する。特に従
来は、補強された光ファイバを手作業で排出させていた
ので、作業能率が悪く、作業時間が長期化するという欠
点があった。
そこでこの発明は、光ファイバ心線を把持し平行に搬
送する搬送機構から光ファイバ心線を装置の外縁近傍に
自動的に排出する光ファイバ心線の自動排出装置を提供
することによって、光ファイバ心線の排出作業における
作業能率の向上を図り、光ファイバ接続の高速化、合理
化を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するためこの発明は、光ファイバ心
線を把持し水平に搬送する搬送機構から光ファイバ心線
を所定位置に排出する光ファイバ心線の自動排出装置に
おいて、光ファイバ心線をその光軸とほぼ直交する垂直
方向から着脱可能に把持し、かつ光ファイバ心線を排出
する開放面が水平方向に向いた把持部を有すると共に、
光軸方向に張力を付加できる張力付加部を有し、かつ光
ファイバ心線を所定位置まで水平方向に搬送し復帰する
移動部を含んで構成される搬送手段と、所定位置の近傍
に配設され、搬送手段により搬送される光ファイバ心線
に対し搬送方向の移動を妨げず復帰方向の移動のみを妨
げるように構成される排出手段を備えて構成され、排出
手段が、搬送方向に光ファイバ心線を移動する過程で光
ファイバ心線と接触する接触部と、復帰方向に光ファイ
バ心線が移動する過程で光ファイバ心線の移動を阻止す
る移動阻止部で構成されていることを特徴とする。
〔作用〕
この発明は以上のように構成されるので、搬送手段と
排出手段の相互作用により、光ファイバ心線を自動的に
排出することができ、光ファイバ接続の合理化、高速化
が図れる。ここで搬送手段は、光ファイバ心線を排出位
置まで水平方向に搬送した後もとの位置に復帰し、排出
手段は搬送された光ファイバ心線を排出位置で排出する
ように作用する。
〔実施例〕
以下、この発明に係る光ファイバの自動排出装置の一
実施例を添付図面に基づいて説明する。なお説明におい
て、同一要素には同一符号を用い、重複する説明は省略
する。
第1図は光ファイバの自動排出装置の一実施例を示す
斜視図である。光ファイバ心線1は、接続部が補強部材
2で補強されており、水平にファイバ搬送機構で把持さ
れている。ファイバ搬送機構は、上記光ファイバ心線1
の光軸とほぼ直交する鉛直方向に着脱可能なファイバ把
持部3を有し、その光軸方向に張力付加できる張力付加
部4を備え、上記光ファイバ心線1を所定の位置まで搬
送し復帰させることができる移動部5で構成されてい
る。
以下、第1図に基づいて上記ファイバ搬送機構の一実
施例を説明する。
ファイバ把持部3は、一定位置に固定されている上把
持部材3aと、上下に移動可能で光ファイバ心線1を把持
する下把持部材3bと、この下把持部材3bに固定されてい
る従動子3cと、従動子3cを上下方向に変位させる端面カ
ム3dで構成されている。端面カム3dは、モータ3eで駆動
され、このモータ3eが回転すると下把持部材3bが上下動
する。上把持部材3aと下把持部材3bは例えばレール結合
されている。なお、上把持部材3aと下把持部材3bのうち
光ファイバ心線1と当接する部分はゴム等の弾性体で構
成されており、光ファイバが破損することを防止する。
さらに、カム機構としては上下に変位できるものであれ
ばよく、例えば円筒カム、正面カムであってもよい。円
筒カムは確動カムであるので、機構の信頼性の向上が図
れる。正面カムを用いれば、さらにモータ3eの軸を光軸
方向に設置することができるので、装置のコンパクト化
が図れる。なおファイバ把持部3は、補強部材2の両側
に設けられており、2つのファイバ把持部3,3は常に同
位相で運転される。
張力付加部4は、光軸とほぼ平行する方向に移動可能
な移動子4aと、この移動子4aとレール結合するガイド部
4bと、上記移動子4aを光軸とほぼ平行する内側方向に附
勢する圧縮コイルばね4cと、上記ガイド部4bに固定され
た従動子4dと、この従動子4dを光軸方向に変位させる板
カム4eで構成されている。この板カム4eはモータ4fで駆
動され、モータ4fが回転すると移動子4aは光軸方向に移
動し、光ファイバ心線1に張力が与えられる。なお、第
1図における左側の張力付加部4と右側の張力付加部4
の板カム4eに対する従動子4dの相対位置を逆にしてい
る。従って、この実施例において、右側の張力付加部4
の移動子4aは直接板カム4eで変位し光ファイバ心線1は
強制的に右方向に移動するが、左側の張力付加部4の移
動子4aは圧縮コイルばね4cで左方向に張力をかけてい
る。なお、強制的に張力を付加する右側の張力付加部4
に使用するカム機構は確動カムであってもよい。確動カ
ムを使用することによって、圧縮コイルばね4cが不要に
なるので、部品数が減り装置の組み立てが容易になる。
移動部5には、ラック5aとピニオン5bが用いられてい
る。ラック5aは、光軸とほぼ直交する水平方向に配置さ
れており、移動子5cに固定されている。移動子5cは、レ
ール結合で、ガイドレール5d上をスライドできるように
構成されており、少なくとも排出位置で停止することが
できる。ガイドレール5dは、光軸とほぼ直交する水平方
向に設置されており、移動子5cにはファイバ把持部3お
よび張力付加部4が取り付けてあるので、上記移動氏5c
は光軸とほぼ直交する水平方向に光ファイバ心線1を張
力が付加された状態で移動させることができる。上記ピ
ニオン5bはモータ6で駆動され、上記ラック5aに動力が
伝達される。なお、この実施例においては1つのモータ
6で両側の移動部5,5を駆動しているが、複数のモータ
を同期させて用いてもよい。例えば2つのモータを左右
で1つずつ用いれば、それぞれ(右側と左側で)独立し
た装置にすることができるので、運搬や管理上のメリッ
トがある。
次に、排出位置近傍に配設された排出部材7,7につい
て説明する。排出部材7,7は、上記搬送機構により搬送
される光ファイバ心線1に対して、搬送方向の移動を妨
げず復帰方向の移動のみを妨げるように構成されてお
り、以下第2図に基づいてその一実施例を説明する。排
出部材は、搬送方向に光ファイバ心線1を移動する過程
で、この光ファイバ心線1とすべり接触する接触部a
と、復帰方向に光ファイバ心線1が移動する過程で光フ
ァイバ心線の移動を阻止する移動阻止部bで構成されて
いる。特に第2図(a)(b)に示す排出部材は、光軸
と平行する方向に回転軸cを有する回転部材で構成され
ており、下部に錘7cが取り付けられている。さらに、回
転角を一定に押さえるため回転防止部7bが設けられてい
る。一方同図(c)は、上記接触部aを斜辺とし移動阻
止部bを光軸および搬送方向とほぼ直交する一辺で形成
される三角形状の突起部材で構成され、移動部分がな
い。構造が簡単であるので、製造、取り付けが容易で
る。同図(d)は、搬送方向に複数の絨毛を傾斜させて
並設して構成されている。なお、ある程度の強度を有す
る線材であれば絨毛でなくてもよい。重要なことは、搬
送機構により搬送される光ファイバ心線1に対して、搬
送方向の移動を妨げず復帰方向の移動のみを妨げるよう
に作用する点である。同図(e)は、一方向のみに回転
する逆転防止機構7aを利用した排出部材を示す。この逆
転防止機構7aは、光軸と平行する方向に回転軸を有し、
搬送方向のみに回転できる複数の羽部材7b,7b,…で構成
されている。光ファイバ心線1は、この羽部材7bの接触
部aに当接しつつ搬送されるが、逆方向に移動する場合
は、羽部材7bの移動阻止部bに移動を妨げられ排出され
る。逆転防止機構としては、ラチェットに掣子という爪
を組み合わせたものが汎用品として市販されているので
入手が容易であり、ラチェットの作用により、送りと移
動防止が確実になされる点でメリットがある。
以下、この実施例の作用を説明する。光ファイバ心線
1は、搬送機構のファイバ把持部3,3により把持され、
張力付加部4により引っ張られた状態で、移動部5によ
り排出位置近傍に取り付けられている排出部材7まで搬
送される。光ファイバ心線1は、最初に排出部材7の接
触部aに接触しながら排出位置に送られる。この時点
(光ファイバ心線1が排出部材7をクリアした状態)
で、上記張力付加部4は光ファイバ心線1の張力を緩和
し、ファイバ把持部3の下把持部材3bが開放(下方向に
移動)される。次に、搬送機構は光ファイバ心線1を下
把持部材3b上に載置したまま、元の位置に復帰するた
め、光ファイバ心線1は排出部材7の移動阻止部bに引
っ掛かり、排出位置に排出される。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明したように構成されているので、
簡単な構造で光ファイバ心線を把持し平行に搬送する搬
送機構から光ファイバ心線を装置の外縁近傍に自動的に
排出する事ができる。従って、光ファイバ心線の排出作
業における作業能率の向上が図れ、光ファイバ接続の高
速化、合理化が実現する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係る光ファイバ心線の自動排出装
置の一実施例を示す斜視図、第2図は、第1図に使用さ
れる排出部材の変形例を示す図である。 1……光ファイバ心線、2……補強部材 3……ファイバ把持部、4……張力付加部 5……移動部、6……モータ 7……排出部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 三千人 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 中山 誠司 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−87908(JP,A) 特開 昭62−3208(JP,A) 特開 昭61−277570(JP,A) 特開 昭58−39924(JP,A) 特開 昭61−62007(JP,A)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ファイバ心線を把持し水平に搬送する搬
    送機構から前記光ファイバ心線を所定位置に排出する光
    ファイバ心線の自動排出装置において、 前記光ファイバ心線をその光軸とほぼ直交する垂直方向
    から着脱可能に把持し、かつ前記光ファイバ心線を排出
    する開放面が水平方向に向いた把持部を有すると共に、
    前記光軸方向に張力を付加できる張力付加部を有し、か
    つ前記光ファイバ心線を前記所定位置まで水平方向に搬
    送し復帰する移動部を含んで構成される搬送手段と、 前記所定位置の近傍に配設され、前記搬送手段により搬
    送される光ファイバ心線に対し前記搬送方向の移動を妨
    げず前記復帰方向の移動のみを妨げるように構成される
    排出手段を備えて構成され、 前記排出手段が、前記搬送方向に前記光ファイバ心線を
    移動する過程で前記光ファイバ心線と接触する接触部
    と、前記復帰方向に前記光ファイバ心線が移動する過程
    で前記光ファイバ心線の移動を阻止する移動阻止部で構
    成されていることを特徴とする光ファイバ心線の自動排
    出装置。
  2. 【請求項2】前記排出手段が、前記接触部と、前記移動
    阻止部を構成する回転部材であるところの特許請求の範
    囲第1項記載の光ファイバ心線の自動排出装置。
  3. 【請求項3】前記回転部材が、一方向のみに回転する逆
    転防止機構を備えて構成されていることを特徴とする特
    許請求の範囲第2項記載の光ファイバ心線の自動排出装
    置。
  4. 【請求項4】前記排出手段が、前記接触部を斜辺とし前
    記移動阻止部を前記光軸および前記搬送方向とほぼ直交
    する一辺で形成される三角形状の突起部材であるところ
    の特許請求の範囲第1項記載の光ファイバ心線の自動排
    出装置。
  5. 【請求項5】前記排出手段が、前記接触部と前記移動阻
    止部を構成するよう前記搬送方向に傾斜させ複数並設し
    た線状部材であるところの特許請求の範囲第1項記載の
    光ファイバ心線の自動排出装置。
JP62306197A 1987-12-03 1987-12-03 光ファイバ心線の自動排出装置 Expired - Lifetime JP2567882B2 (ja)

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JPH01147416A JPH01147416A (ja) 1989-06-09
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5839924A (ja) * 1981-09-02 1983-03-08 Nec Corp 光フアイバ融着部検査装置
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