JP2567835B2 - 光ー電気信号変換器 - Google Patents

光ー電気信号変換器

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JP2567835B2
JP2567835B2 JP60181593A JP18159385A JP2567835B2 JP 2567835 B2 JP2567835 B2 JP 2567835B2 JP 60181593 A JP60181593 A JP 60181593A JP 18159385 A JP18159385 A JP 18159385A JP 2567835 B2 JP2567835 B2 JP 2567835B2
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transistor
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04B10/80Optical aspects relating to the use of optical transmission for specific applications, not provided for in groups H04B10/03 - H04B10/70, e.g. optical power feeding or optical transmission through water
    • H04B10/801Optical aspects relating to the use of optical transmission for specific applications, not provided for in groups H04B10/03 - H04B10/70, e.g. optical power feeding or optical transmission through water using optical interconnects, e.g. light coupled isolators, circuit board interconnections
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M3/00Automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M3/005Interface circuits for subscriber lines

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、直流電流上に重畳された交流電流より成る
信号を直流電圧上に重畳された交流電圧より成る信号に
直線変換する光−電気信号変換器であって、該光−電気
信号変換器は光送信機と、この光送信機に対応する光受
信機とを具えており、この光受信機は前記の光送信機に
よって放出される光をこれに対応する電流に変換する光
感応素子を有している当該光−電気信号変換器に関する
ものである。
このような光−電気信号変換器は、1978年1月13日に
発行された本“エレクトロニクス(Electronics)”の
第121〜125頁に“ディフェレンシャル・オプティカル・
カップラ・ヒッツ・ニュー・ハイ・イン・リニアリテ
ィ、スタビリティ(Differential optical coupler hit
s new high in linearity、stbility)”と題してビー
・オルシェウスキー(B.Olshewski)氏によって発表さ
れた論文から既知である。この論文に記載された光−電
気信号変換器は光送信機(ライトトランスミッタ)と光
受信機(ライトレシーバ)とを有している。この光送信
機は例えば発光ダイオード(LED)の形態の光ダイオー
ドを有している。また光受信機をホトダイオード或いは
ホトトランジスタを有している。ホトダイオード或いは
ホトトランジスタとこれに光学的に結合された光ダイオ
ードとの組合わせはオプトカップラとと称されている。
前記の論文には、直線性の良好な光−電気信号変換器
を実現する2種類の方法が記載されている。この良好な
直線性は、高調波ひずみを低くする必要があるアナログ
信号伝送の場合に重要なことである。第1の方法では2
つのオプトカップラを用いている。この方法では、これ
らオプトカップラのうちの一方の伝送比の非直線性を用
いて他方のオプトカップラの非直線性を補償している。
第2の方法では、1つの発光ダイオードと、この発光ダ
イオードによって同程度に露光される2つのホトダイオ
ードとを用いている。これらホトダイオードの一方は発
光ダイオードを流れる電流の関数としてこの発光ダイオ
ードによって放出せしめられる光を直線化する為にこの
発光ダイオードに対する負帰還回路中に設けられてい
る。従って、他方のホトダイオードも同じ直線化された
光量を受ける。上述した方法で最適な直線性を得る場合
には、第1の方法では双方のオプトカップラの伝送比の
非直線性をできるだけ正確に互いに一致させる必要があ
り、換言すれば2つのオプトカップラを、“整合”させ
る必要があり、第2の方法では双方のホトダイオードが
受ける光量を、また2つのホトダイオードの変換効率を
それぞれできるだけ正確に互いに一致させる必要があ
る。これら2種類の方法に対する問題は、目的の為に特
に選択したオプトカップラを用いる必要があるというこ
とである。
本発明の目的は、出力信号が所定の値を有し且つ使用
するオプトカップラの特性に依存しないようにした直線
伝送特性の良好な光−電気信号変換器を簡単且つ有効な
方法で提供せんとするにある。
本発明は、直流電流上に重畳された交流電流より成る
入力信号を直流電圧上に重畳された交流電圧より成る出
力信号に変換する光−電気信号変換器であって、該光−
電気信号変換器は入力信号を光信号に変換する光送信機
と、この光信号をこれに対応する出力電流に変換する光
感応素子を有している当該光−電気信号変換器におい
て、 前記の光感応素子は前記の出力電流をトランジスタの
ベースに生じるように構成されており、このトランジス
タのベースは半導体接合の第1端子に結合され、この半
導体接合の第2端子は安定化回路の出力端に結合され、
前記の第1端子に接続された半導体接合の側の導電型を
前記トランジスタのベース領域と同一の導電型とし、前
記の安定化回路は前記のトランジスタの主電流通路中の
直流電流を可調整レベルで安定化するように構成され、
光−電気信号変換器は、前記の半導体接合の第2端子を
前記のトランジスタのエミッタに結合するための交流結
合手段を有していることを特徴とする。
本発明によれば、1つのオプトカップラの使用によ
り、この使用したオプトカップラのエージングや温度特
性にかかわらず、直線交流或いは直流伝送が達成される
という利点が得られる。
本発明の好適な一実施例によれば、前記の安定化回路
には、第1直流基準電圧源を接続する為の端子が設けら
れており、前記の安定化回路は、この端子と共通電位点
との間に接続された分圧器を具える安定化回路から成っ
ており、この分圧器の中心タップは、前記のトランジス
タの主電流通路を流れる電流の直流成分の値が前記の第
1直流基準電圧源により可調整レベルで一定に保持され
るようにする為に前記の半導体接合を経て前記のトラン
ジスタのベースに結合されているようにする。この実施
例では、光−電気信号変換器が簡単で最少数の電気素子
で実現しうるという利点が得られる。
本発明の他の実施例では、前記の安定化回路は低域通
過フィルタと、この低域通過フィルタに直列に接続され
た減算装置と、第1可変抵抗とを具える安定化回路より
成っており、この減算装置は前記のトランジスタのエミ
ッタに結合された第1入力端子と、第2直流基準電圧源
を接続する為の第2入力端子とを有しており、前記の第
1可変抵抗は前記の減算装置の出力端子に結合された制
御入力端子を有しており、この第1可変抵抗の抵抗値が
前記の減算装置によって生ぜしめられる出力信号に依存
して調整され、これにより、前記のトランジスタの主電
流通路を流れる電流の直流電流成分の値が前記の第2直
流基準電圧源によって生ぜしめられる直流電圧によって
調整しうるレベルで一定に保持されるようにする為に、
当該第1可変抵抗が前記の半導体接合を経て前記のトラ
ンジスタのベースに接続され且つ共通電位点に接続され
ているようにする。本例およびその前の例では、直流交
流伝送が可能である。更に、トランジスタの飽和は生じ
えない為、光送信機の駆動範囲が広がり、この光送信機
を高いバイアス電流で調整でき、しかも信号対雑音比が
改善される。
本発明の更に他の実施例では、前記の安定化回路は、
前記のトランジスタのエミッタに接続された高域通過フ
ィルタと、このフィルタに接続された交流−直流変換器
と、この交流−直流変換器に接続された第1入力端子お
よび第3直流基準電圧源を接続する為の第2入力端子を
有する第2減算装置と、この第2減算装置の出力端子に
結合された制御入力端子が設けられた第2可変抵抗とを
具える安定化回路より成っており、この第2可変抵抗の
抵抗値が前記の第2減算装置によって生ぜしられる出力
信号に依存して調整され、これにより、前記のトランジ
スタの主電流通路を流れる電流の交流電流成分の値が前
記の第3直流基準電圧源によって生ぜられる直流電圧に
よって調整しうるレベルで一定に保持されるようする為
に、当該第2可変抵抗が前記の半導体接合を経て前記の
トランジスタのベースに接続され且つ共通電位点に接続
されているようにする。本例の場合、直線直流伝送が可
能となるという追加の利点が得られる。
図面につき本発明を説明する。
第1図、本発明による光−電気信号変換器の一実施例
を示す。この光−電気信号変換器1は光送信機2と、2
本の隣接する平行矢印で示す光に応答する光受信機3と
を有している。光送信機2は、例えば発光ダイオード或
いはレーザダイオードの形態とする光ダイオード4を有
する。光受信機3は光感応素子、例えばホトトランジス
タ5を有する。以後、オプトカップラとは光ダイオード
4と光感応素子との組合わせを意味するものとする。光
ダイオード4は2つの入力端子6間に接続されている。
これらの入力端子6の対には2つの並列接続電流源7,8
が接続されている。第1電流源7は光ダイオード4に対
するバイアス電流調整を行なう直流電流Iを生じる。第
2電流源8は交流電流iを生じる。この交流電流iは例
えば電話および電信システムから生じるような例えば情
報信号を表す。本例のホトトランジスタ5はnpn型とす
る。このホトトランジスタ5のコレクタは端子V+を経て
電源(図示せず)に接続されている。ホトトランジスタ
5のエミッタは本例の場合抵抗10を経て共通電位点に結
合されている。この抵抗10によりホトトランジスタ5の
主電流通路を流れる電流から交流出力電圧uと直流出力
電圧Uとの双方が取出される。これらの電圧u.Uはエミ
ッタ抵抗10の両端に配置した2つの出力端子9を経て取
出しうる。後に詳細に説明するように、入力電流i,Iと
出力電圧u,Uとの間には次の比例関数が存在する。
変換器1は比例関数(1)に応じて動作するという事
実の為に、良好な直線信号伝送が変換器1の特性にかか
わらず保証される。良好な直線信号伝送は、アナログ信
号伝送を用いる、特に高調波ひずみを制限する為に用い
るシステムにおいて重要なことである。
ホトトランジスタ5には外部ベース接続ラインが設け
られており、ホトトランジスタ5のこのベース接続ライ
ンに半導体接合11が接続されている。この半導体接合11
は本例の場合ダイオードの形態とするも、例えばトラン
ジスタのベース−エミッタ接合や、コレクタをそのトラ
ンジスタのベースに接続してある当該トランジスタのベ
ース−エミッタ接合のような他の形態のものを用いるこ
とができる。この半導体接合11はホトトランジスタ5の
ベースから見てこのホトトランジスタ5のベース−エミ
ッタ接合と同じ導通方向に接続されている。陰極が接続
端子12に接続されているこのダイオード11は、接続端子
12と共通電位点との間に接続された安定化回路13と直列
に直流接続されている。ダイオード11の陰極はホトトラ
ンジスタ5のエミッタと交流短絡されている。この短絡
は本例の場合充分に大きな容量値を有するコンデンサ14
を設けることより達成する。他の形態の交流短絡は、接
続端子12と共通電位点との間に第1コンデンサを接続し
て安定化回路13を減結合し、上記の共通電位点とホトト
ランジスタ5のエミッタとの間に第2コンデンサを接続
して抵抗10を減結合することにより得られる。この場合
所望の交流電圧uを取出す為には、適切な値を有する少
なくとも1個のコレクタ抵抗をホトトランジスタ5のコ
レクタ回路内に設ける必要がある。
光−電気信号変換器1の動作は次の通りである。光ダ
イオード4は、直流電流I上に重畳された交流電流iに
より強度が変調された光を放出する。この光はホトトラ
ンジスタ5により集められ、これによりこのホトトラン
ジスタ5のベースに電流が発生する。一般に、光ダイオ
ード4を流れる電流とホトトランジスタ5のベースに発
生する電流との関係は直線的とするのが好ましい。しか
し、オプトカップラの伝送特性によって決まるこの関係
はオプトカップラ毎に異なっている。オプトカップラの
伝送特性の広がりは著しく大きい。更に、オプトカップ
ラの伝送特性は特に光ダイオード4のエージング現象の
為に時間とともに変化する。更に、オプトカップラの伝
送特性の値は温度に依存する。従って、一方ではオプト
カップラはこれらの特性が異なる為に容易に交換でき
ず、他方では光−電気信号変換器1の出力信号の再現性
が重大な問題となる。これらの異なる特性による影響を
いかにして無視しうる程度に減少せしめうるかは後に説
明する。
ホトトランジスタ5のベース中に発生した前述した電
流はホトトランジスタ5のベース−エミッタ接合を経て
直流および交流の電流成分に分割される。ダイオード11
にまたがる直流電圧の値や、直流入力電流Iが一定の場
合にホトトランジスタ5のベース−エミッタ接合を流れ
る直流電流の値はダイオード11と直流直列接続された安
定化回路13に依存する。半導体接合の場合、微分抵抗は
この接合を流れる直流電流に反比例する。ダイオード11
とホトトランジスタ5のベース−エミッタ接合とは交流
並列接続されている。従って、ダイオード11を流れる電
流の直流電流成分および交流電流成分の比はホトトラン
ジスタ5のベース−エミッタ接合を流れる電流の直流電
流成分および交流電流成分の比に正比例する。これから
ホトトランジスタ5の極めて大きな増幅率に応じた比例
関係(1)が得られる。この比例関係(1)は変換器1
の伝送直流電流抵抗と変換器1の伝送交流電流抵抗とが
互いに比例するということを表す。オプトカップラの特
性はこの比例関係(1)には生じないことに注意すべき
である。従って、オプトカップラの伝送特性の広がり、
エージング減少および温度特性による影響は実際に著し
く減少される。
安定化回路13はダイオード11を流れる電流の直流成分
を調整するようになっている。光ダイオード4を流れる
直流電流Iが一定値である場合、ホトトランジスタ5を
流れるエミッタ電流、従って変換器1の出力端子である
端子9の対に存在する直流電圧成分Uが決定される。こ
の直流電圧成分Uを安定化するようにした安定化回路13
の2つの実施例は第2および3図につき詳細に説明す
る。光ダイオード4を流れる交流電流iの値が一定であ
ると、ダイオード11およびホトトランジスタ5のベース
−エミッタ接合を流れる電流の直流成分がそれぞれの微
分抵抗、従って変換器1の出力端子である端子9の対に
存在する交流電圧成分uを決定する。この交流電圧成分
uを安定化するようにした安定化回路13の一実施例は第
4図につき詳細に説明する。
第2図に示す安定化回路13の本例の場合、基準直流電
圧源(図示せず)を接続するための第1端子Vrefと共通
電位点との間に接続した抵抗15および16より成る分圧器
を有する。分圧器15,16の中心タップは接続端子12に接
続されている。変換器1を満足に動作させる為には、こ
の分圧器15,16を流れる調整電流が、ダイオード11を流
れる電流の直流成分の変化により接続端子12における直
流電圧を変化せしめないような値を有するようにする必
要がある。この調整電流は直流電圧Vrefの値と、分圧器
15,16の抵抗値とによって決定される。
変換器1の動作は次の通りである。ホトトランジスタ
5は光ダイオード4を流れる直流電流Iによりこの光ダ
イオード4により放出せしめられる光を受ける。直流電
圧Vrefは端子Vrefに存在させる必要があり、この電圧は
例えば端子V+における電源電圧から取出す。光ダイオー
ド4を流れる調整電流Iの値が充分であると、直流電流
が分圧器15,16の中心タップを経てダイオード11を流れ
る。従って、電圧Vrefから取出される接続端子12におけ
る電圧は端子9の対における出力電圧Uにほぼ等しくな
る。従って、出力電圧Uは電圧Vrefに依存するだけであ
り、U=U(Vref)で書き表すことができる。その結果
ホトトランジスタ5は飽和するおそれがない。その理由
は、出力電圧Uを得るのに関与するように用いられな
い、ホトトランジスタ5のベース中に発生するすべての
電流がダイオード11によりこのホトトランジスタのベー
スから安定化回路13を経て取出される為である。従っ
て、安定化回路13はホトトランジスタ5の主電流通路を
流れる電流の直流成分を決定する。光感応素子がホトト
ランジスタ5を有する場合にはこのホトトランジスタは
飽和するおそれがないという事実の為に、光ダイオード
4を特にホトトランジスタ5が通常飽和するような高い
バイアス電流で極めて広い調整電流範囲に亘って調整し
うるようになる。このことは光ダイオード4としてレー
ザダイオードを用いる場合にも成り立つ。その理由は、
レーザダイオードはバイアス電流を所定のしきい値電流
よりも高く調整した際にその調整値が高くなればなる程
良好な直線性を有し、従って極めて良好な直線特性が得
られる為である。変換器1の動作は直線関係(1)を次
の(2)のように書くことにより表すこともできる。
この直線関係(2)から明らかなように、U(Vref)を
一定に保つと(これは安定化回路13により満足され
る)、変換器1の端子9の対における交流電圧成分uは
光ダイオード4を流れる電流の直流電流成分Iおよび交
流電流成分iの比に直線的に依存する。特に、光ダイオ
ード4の電流調整を所定通りにすると、直流基準電圧V
refにより調整しうる直線交流伝送を光分離法で行うこ
とができる。更に、直流電圧Uが端子9の対に存在し、
この電圧は入力電流Iにより調整しうる。この調整しう
る直流電圧は、光−電気信号変換器1を例えば電話シス
テムに用いる場合に特に変換器1を電話線に接続したり
或いは電話線から分離させたりするスイッチフック信号
として利用しうる。本例における変換器1の電気素子数
は最小である。また、1つのオプトカップラを他のオプ
トカップラに変換しても,これにより出力信号の値に影
響を及ぼさない。その理由は、比例関係(2)によるこ
の出力信号は入力信号によってのみ決まる為である。本
例は順方向制御を用いており、以後説明する実施例では
帰還を用いる。
第3図は、第1図に示すような変換器1に用いるため
の安定化回路13の第2の実施例を示す。この第3図に示
す安定化回路13は低域通過フィルタ17とこれに直列に接
続された第1減算装置18とを有する。例えば作動増幅器
を有する減算装置18に第1入力端子19が設けられてい
る。この第1入力端子19は低域通過フィルタ17と接続端
子20とを経てホトトランジスタ5のエミッタに接続され
ている。第1図では端子20とホトトランジスタ5のエミ
ッタとの間の接続を破線で示してある。減算装置18に
は、第2直流基準電圧源(図示せず)を接続する為の第
2端子Vrefに接続された第2入力端子21が設けられてい
る。制御入力端子22が設けられ、安定化回路13の一部を
構成する可変抵抗23には、減算装置18により直流電圧U
と第2直流基準電圧Vrefとの差から取出された出力信号
が第1直流電圧制御信号として供給される。この可変抵
抗23は接続端子12と共通電位点との間に接続されてい
る。安定化回路13は第1実施例におけるようにホトトラ
ンジスタ5の主電流通路を流れる電流の直流電圧成分を
決定する。直流基準電圧Vrefにより調整しうるレベルに
関する安定化は、第1直流電圧制御信号によりダイオー
ド11を流れる電流の直流電圧成分の値を制御することに
より行う。その結果、ホトトランジスタ5のベース−エ
ミッタ接合を流れる直流成分、従って直流電圧Uが決定
され、直流帰還が得られる。この場合U=U(Vref)が
満足されるという事実の為に、変換器1の動作を第1実
施例における比例関係(2)で表すことができ、従って
直流交流伝送を光分離法で行いうるようになる。この場
合も、1つのオプトカップラをその特性と異なる特性を
有する他のオプトカップラと交換することにより出力信
号の値に影響を及ぼさない。その理由は、比例関係
(2)によるこの出力信号は入力信号によってのみ決ま
る為である。安定化回路13における低域通過フィルタ17
および減算装置18を交換することによっては動作に変化
を与えないこと明らかである。第4図に示す安定化回路
13も第1図に示す変換器1に用いることができる。第4
図に示す安定化回路13は高域通過フィルタ24と、この高
域通過フィルタ24に接続された交流−直流変換器25と、
第1入力端子26によりこの交流−直流変換器25に接続さ
れた第2減算装置27とを有している。高域通過フィルタ
24は接続端子20に接続され、第1図に破線で示す接続ラ
インを経てホトトランジスタ5のエミッタに接続されて
いる。第3図に示す減算装置18と同様に構成しうる減算
装置27には第3直流基準電圧源(図示せず)を接続する
為の第3端子Vrefに接続された第2入力端子28が設けら
れている。減算装置27の入力端子26には、変換器1の出
力端子における交流電圧uの実効値から取出した値の直
流電圧より成る信号が得られる。減算装置27の出力信号
は第2直流電圧制御信号を有し、これが、制御入力端子
29を有し安定化回路13の一部を構成する可変抵抗30に供
給される。可変抵抗23と同様に構成しうるこの可変抵抗
30は接続端子12と共通電位点との間に接続されている。
安定化回路13は前の実施例で説明したようにホトトラン
ジスタ5の主電流通路を流れる直流成分、従って直流電
圧Uを決定する。この場合も直流電圧制御信号によりダ
イオード11およびホトトランジスタ5のベース−エミッ
タ接合を流れる電流の直流成分を決定する。前述したよ
うに、半導体接合の場合、微分抵抗はこの接合を流れる
直流電流に依存する。従って、安定化回路13はダイオー
ド11の微分抵抗とホトトランジスタ5のベース−エミッ
タ接合の微分抵抗とを決定し、その結果交流電圧uが決
定され、交流帰還が得られる。この場合も交流電圧uは
直流基準電圧Vrefに依存する為、u=u(Vref)が成り
立つ。従って、変換器1の動作は以下の(3)の比例関
係で表すことができる。
光ダイオード4を流れる直流電流Iが一定振幅の交流
電流iで変調されており、これにより安定化回路13が交
流電圧u(Vref)を安定化させる場合には、直線直流伝
送が光分離法で得られるようになる。この場合も、1つ
のオプトカップラを他のオプトカップラに交換すること
により出力信号u,Uの値に影響を及ぼさない。その理由
は、比例関係(3)によるこの出力信号u,Uは変換器1
の入力端子における直流電流Iおよび交流電流iの比に
よってのみ決まる為である。
可変抵抗23および30の特定な例は、電界効果トランジ
スタを用い、そのゲートを以って可変抵抗の制御入力端
子を構成することにより実現する。
光−電気信号変換器1を満足に動作させる為には、ホト
トランジスタ5の主電流通路を流れる電流の直流電流成
分によって決まるこのホトトランジスタ5の動作点を、
当該ホトトランジスタ5の直線調整範囲内に位置する直
流基準電圧Vrefにより調整しうるようにする。
一般には、本発明はnpn型のホトトランジスタ5の使
用に制限されず、pnp型のホトトランジスタをも用いう
る。
ホトトランジスタ5に対応する型のトランジスタと置
き換える場合には、変換器1は以下のような実施例にし
うる。すなわち、例えば、このトランジスタのベースと
電源との間に接続した光ダイオードを光感応素子として
用いることができる。この場合前述した実施例の説明を
本例に適用しうるも、ただ“ホトトランジスタ”という
言葉を“トランジスタ”と読む必要があり、光は光ダイ
オードによって集められる。光ダイオードを流れる電流
は説明の便宜上トランジスタのベース中に発生すべき電
流に相当せしめることができる。その他の説明の言葉は
そのまま使用しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による光−電気信号変換器の一実施例
を示す回路図、 第2図は、第1図に示すような光−電気信号変換器に用
いる安定化回路の第1実施例を示す回路図、 第3図は、第1図に示すような光−電気信号変換器に用
いる安定化回路の第2実施例を示す回路図、 第4図は、第1図に示すような光−電気信号変換器に用
いる安定化回路の第3実施例を示す回路図である。 1……光−電気信号変換器 2……光送信機 3……光受信機 4……光ダイオード 5……ホトトランジスタ 6……入力端子 7,8……電流源 9……出力端子 10,15,16……抵抗 11……半導体接合 12……接続端子 13……安定化回路 14……コンデンサ 17……低域通過フィルタ 18……第1減算装置 23,30……可変抵抗 24……高域通過フィルタ 25……交流−直流変換器 27……第2減算装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/26

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流電流上に重畳された交流電流より成る
    入力信号を直流電圧上に重畳された交流電圧より成る出
    力信号に変換する光−電気信号変換器であって、該光−
    電気信号変換器は入力信号を光信号に変換する光送信機
    と、この光信号をこれに対応する出力電流に変換する光
    感応素子を有している当該光−電気信号変換器におい
    て、 前記の光感応素子は前記の出力電流をトランジスタのベ
    ースに生じるように構成されており、このトランジスタ
    のベースは半導体接合の第1端子に結合され、この半導
    体接合の第2端子は安定化回路の出力端に結合され、前
    記の第1端子に接続された半導体接合の側の導電型を前
    記トランジスタのベース領域と同一の導電型とし、前記
    の安定化回路は前記のトランジスタの主電流通路中の直
    流電流を可調整レベルで安定化するように構成され、光
    −電気信号変換器は、前記の半導体接合の第2端子を前
    記のトランジスタのエミッタに結合するための交流結合
    手段を有していることを特徴とする光−電気信号変換
    器。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項に記載の光−電気信
    号変換器において、前記の安定化回路には、第1直流基
    準電圧源を接続する為の端子が設けられており、前記の
    安定化回路は、この端子と共通電位点との間に接続され
    た分圧器を具える安定化回路から成っており、この分圧
    器の中心タップは、前記のトランジスタの主電流通路を
    流れる電流の直流成分の値が前記の第1直流基準電圧源
    により可調整レベルで一定に保持されるようにする為に
    前記の半導体接合を経て前記のトランジスタのベースに
    接合されていることを特徴とする光−電気信号変換器。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項に記載の光−電気信
    号変換器において、前記の安定化回路は低域通過フィル
    タと、この低域通過フィルタに直列に接続された減算装
    置と、第1可変抵抗とを具える安定化回路より成ってお
    り、この減算装置は前記のトランジスタのエミッタに結
    合された第1入力端子と、第2直流基準電圧源を接続す
    る為の第2入力端子とを有しており、前記の第1可変抵
    抗は前記の減算装置の出力端子に結合された制御入力端
    子を有しており、この第1可変抵抗の抵抗値が前記の減
    算装置によって生ぜしめられる出力信号に依存して調整
    され、これにより、前記のトランジスタの主電流通路を
    流れる電流の直流電流成分の値が前記の第2直流基準電
    圧源によって生ぜしめられる直流電圧によって調整しう
    るレベルで一定に保持されるようにする為に、当該第1
    可変抵抗が前記の半導体接合を経て前記のトランジスタ
    のベースに接続され且つ共通電位点に接続されているこ
    とを特徴とする光−電気信号変換器。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第1項に記載の光−電気信
    号変換器において、前記の安定化回路は、前記のトラン
    ジスタのエミッタに接続された高域通過フィルタと、こ
    のフィルタに接続された交流−直流変換器と、この交流
    −直流変換器に接続された第1入力端子および第3直流
    基準電圧源を接続する為の第2入力端子を有する第2減
    算装置と、この第2減算装置の出力端子に結合された制
    御入力端子が設けられた第2可変抵抗とを具える安定化
    回路より成っており、この第2可変抵抗の抵抗値が前記
    の第2減算装置によって生ぜしられる出力信号に依存し
    て調整され、これにより、前記のトランジスタの主電流
    通路を流れる電流の交流電流成分の値が前記の第3直流
    基準電圧源によって生ぜしられる直流電圧によって調整
    しうるレベルで一定に保持されるようする為に、当該第
    2可変抵抗が前記の半導体接合を経て前記のトランジス
    タのベースに接続され且つ共通電位点に接続されている
    ことを特徴とする光−電気信号変換器。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第3項または第4項に記載
    の光−電気信号変換器において、前記の可変抵抗は電界
    効果トランジスタであり、そのゲートを以って前記の可
    変抵抗の制御入力端子を構成していることを特徴とする
    光−電気信号変換器。
  6. 【請求項6】特許請求の範囲第1項に記載の光−電気信
    号変換器において、前記の半導体接合を半導体ダイオー
    ドの形態とし、このダイオードの第2端子がコンデンサ
    を経て前記のトランジスタのエミッタに接続されている
    ことを特徴とする光−電気信号変換器。
  7. 【請求項7】特許請求の範囲第1〜6項のいずれか一項
    に記載の光−電気信号変換器において、前記のトランジ
    スタ及び前記の光感応素子が単一のホトトランジスタを
    以て構成されていることを特徴とする光−電気信号変換
    器。
JP60181593A 1984-08-20 1985-08-19 光ー電気信号変換器 Expired - Lifetime JP2567835B2 (ja)

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EP0173387A1 (en) 1986-03-05
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