JP2567178B2 - 砥石研削機 - Google Patents

砥石研削機

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JP2567178B2
JP2567178B2 JP4061217A JP6121792A JP2567178B2 JP 2567178 B2 JP2567178 B2 JP 2567178B2 JP 4061217 A JP4061217 A JP 4061217A JP 6121792 A JP6121792 A JP 6121792A JP 2567178 B2 JP2567178 B2 JP 2567178B2
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則之 富川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、砥石を所定の荷重で
被研削材に押し付けた状態で砥石を回転させることによ
って研削を行う砥石研削機に関する。
【0002】
【従来の技術】砥石研削機において、砥石を被研削材に
押し付けておく荷重を制御する方法として、定荷重研削
制御方式がある。この定荷重研削制御方式では、砥石を
砥石回転機構とともに被研削材に対して接近・離脱させ
る圧力シリンダを設けて、この圧力シリンダに圧力調整
弁で設定された圧力を与えることによって、所定の押付
荷重で砥石を被研削材に押付ける方法が用いられる。こ
れによって、所定の荷重をかけながら被研削材を研削す
ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記の方法において
は、砥石を高速回転させながら所定の押付荷重に達する
まで砥石を被研削材に押付けていく。この押付荷重を発
生する圧力シリンダが砥石の接近機構を兼ねているた
め、砥石が被研削材に当接したときにはその押付荷重が
ゼロであり、その後押付荷重が上昇していく。このた
め、砥石が被研削材に接触した後ある程度の時間が経過
しなければ所定の押付荷重に達しない。従って、材料表
面の微小傷の除去のように研削量が少ない場合には所定
圧力に達する前に削り終わってしまい、予定した仕上げ
面の粗さが得られないことがある。また、砥石を被研削
材の面に沿って平行移動させながら研削する場合には、
研削の初期には押付荷重が小さいため削り始めの部分の
み削り残しが生じてしまう等、目的とする定加重研削が
行われなかった。このような問題を解決するために、研
削の極めて初期から定加重研削を行える砥石研削機が望
まれていた。そこで本発明では、研削の極めて初期から
所定の押付荷重で定加重研削を行うことができたり、研
削の極めて初期に得られる所定の押付荷重が最適な押付
荷重となる砥石研削機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本出願の請求項1
に係る発明では上記課題を解決するために、砥石を被研
削材に押し付けた状態で回転させることによって該被研
削材を研削する砥石研削機であって、該砥石を回転させ
る砥石回転機構と、前記砥石を前記被研削材の側にピス
トンを介して所定の押圧荷重で付勢しておく圧力シリン
ダと、前記砥石を該圧力シリンダとともに前記被研削材
に接近させる砥石接近機構と、一回の研削工程中におけ
る該砥石回転機構の平均消費電力を検出する工程平均電
力検出手段と、該工程平均電力と所定電力とを比較する
工程電力比較手段と、該工程電力比較手段における比較
結果に応じて前記圧力シリンダの付勢力を増減する工程
圧力増減手段、とを有することを特徴とする。ここで、
高速接近とは、ピストンの圧力を高めていくことによっ
て押付荷重を増加していくときよりも迅速に押付荷重が
上昇するように圧力シリンダを接近させることをいう。
【0005】この砥石研削機によると、圧力シリンダ内
のピストンに圧力を加える側の室の圧力を所定の押付荷
重に対応する圧力としておくことができる。この状態か
ら、砥石接近機構によって砥石が圧力シリンダとともに
被研削材に高速で接近させられて、砥石が被研削材に対
して押付られる。これによって迅速に昇圧が行われて、
所定の押付荷重に短時間で到達する。このようにして、
研削の極めて初期から定加重研削を行うことができる砥
石研削機となるのである。また、砥石回転機構の一回の
研削工程中の平均消費電力が工程平均電力検出手段によ
って検出される。この工程平均電力と所定電力とが工程
電力比較手段において比較され、比較結果に応じて工程
圧力増減手段によって圧力シリンダ内の圧力が増減され
る。これによって押付荷重が学習制御的に補正されて、
短時間の研削工程においても所定電力による定加重研削
が行われる。
【0006】また、請求項2に係る発明は、砥石を被研
削材に押し付けた状態で回転させることによって該被研
削材を研削する砥石研削機であって、該砥石を回転させ
る砥石回転機構と、前記砥石を前記被研削材の側に付勢
する圧力シリンダと、一回の研削工程中における該砥石
回転機構の平均消費電力を検出する工程平均電力検出手
段と、該工程平均電力と所定電力とを比較する工程電力
比較手段と、該工程電力比較手段における比較結果に応
じて前記圧力シリンダの付勢力を増減する工程圧力増減
手段、とを有することを特徴とする。
【0007】この砥石研削機によると、砥石回転機構の
一回の研削工程中の平均消費電力が工程平均電力検出手
段によって検出される。この工程平均電力と所定電力と
が工程電力比較手段において比較され、比較結果に応じ
て工程圧力増減手段によって圧力シリンダ内の圧力が増
減される。これによって押付荷重が学習制御的に補正さ
れて、短時間の研削工程においても所定電力による定加
重研削が行われる。
【0008】
【参考例】次に、本発明に関連する参考例について、図
1および図2を参照して説明する。図1は、本発明に関
連する砥石研削機の参考例を示す全体構成図である。参
照符号1は砥石研削機であり、この砥石研削機1は、砥
石70の回転機構,圧力シリンダおよび砥石接近機構等
を有する研削機械部分2と、これらの回転機構,圧力シ
リンダ,砥石接近機構等の作動を制御する制御ユニット
4とを中心として構成されている。そしてこの制御ユニ
ット4で設定された押付荷重の大きさに従って、研削機
械部分2の圧力シリンダ32において所定の押付荷重が
砥石70に付与されて、被研削材6の定加重研削が行わ
れる。
【0009】次に、研削機械部分2の構成について、図
2を参照して詳しく説明する。図2は、本参考例の砥石
研削機1の研削機械部分2を示す部分拡大図である。こ
の研削機械部分2においては、まず砥石70およびその
回転機構を昇降させるための砥石接近機構が、昇降ボー
ルねじ84および昇降ベース86を中心として構成され
ている。昇降ボールねじ84には、伝達機構80および
モータシャフト78を介して昇降用サーボモータ76が
接続されており、この昇降用サーボモータ76が回転す
ることによって昇降ボールねじ84も回転する。これに
よって、昇降ベース86が昇降ボールねじ84に対して
前後進する。このようにして、昇降ベース86に以下述
べるように取り付けられる砥石70とその回転機構が、
被研削材6に対して昇降し位置決めされる。
【0010】この昇降ボールねじ84に対する昇降ベー
ス86の前後進は、数値制御される前記昇降用サーボモ
ータ76および昇降ボールねじ84によって、精密に制
御されている。従って、昇降ベース86の前後進の位置
は、このNC(数値制御)機構によって極めて精密に位
置決めされる。また、このNC機構と、後述する制御ユ
ニット4による砥石・材料接触検知を利用することによ
って、砥石70が被研削材6に当接する位置の変化から
砥石70の磨耗の大きさを検知して、研削の制御に役立
てることもできる。なお、昇降ボールねじ84の近傍に
は、昇降ベース86がその上端位置において当接するよ
うに、リミットスイッチ82が設けられている。このリ
ミットスイッチ82の作動によって、昇降ベース86は
行き過ぎることなく所定の上端位置で停止する。
【0011】前記昇降ベース86には研削用電動モータ
40が固定されており、この研削用電動モータ40は電
源36から供給される電力によって作動する。この研削
用電動モータ40の回転シャフト40aは、昇降ベース
86を貫通して下方に伸びている。また昇降ベース86
の下部には、スプラインケース44が固定されており、
前記回転シャフト40aの先端に固定されたボールスプ
ライン46は、このスプラインケース44に対してボー
ルベアリング45を介して回転自在に取付けられてい
る。このボールスプライン46には、スプラインシャフ
ト52がその上端のスプライン部52aにおいて、スプ
ライン結合している。このスプラインシャフト52は、
上下2つのボールベアリング48および56を介して、
押付荷重ケース50に対して回転自在に取り付けられて
いる。この押付荷重ケース50は、直線摺動軸受け筒機
構(一般にリニアブッシュと呼ばれているリニアスライ
ド機構)54を介して、前記スプラインケース44に対
して上下方向にスライド可能に取付けられている。直線
摺動軸受け筒機構54は、押付荷重ケース50をスプラ
インケース44に対して上方に付勢している。
【0012】前記押付荷重ケース50の下端部には、側
方に突出した圧下ピストン固定部50aが設けられてお
り、この圧下ピストン固定部50aには圧下ピストン3
4のピストンシャフト34aが固定されている。この圧
下ピストン34は円板形を有し、円筒形の圧下シリンダ
32の内壁に対してスライド可能に嵌合している。この
圧下シリンダ32の下端面は、前記スプラインケース4
4の下端部に取り付け部材44aを介して固定されてい
る。圧下シリンダ32の内壁の上部および下部には、そ
れぞれリング型のストッパ33Aおよび33Bが固定さ
れており、これによって圧下ピストン34のストローク
の上下端が決定される。この上部ストッパ33Aの上方
および下部ストッパ33Bの下方には、圧力エア配管2
9Aおよび29Bが接続されている。
【0013】このように圧下シリンダ32の内部は、圧
下ピストン34によって上室32Aおよび下室32Bの
二室に区割されており、上室32Aには圧力エア配管2
9Aによって、また下室32Bには圧力エア配管29B
によって、それぞれ圧力エアが供給される。前記圧力エ
ア配管29Aおよび29Bは、それぞれ電磁式圧力調節
バルブ26および手動式圧力調節バルブ30を介して、
圧力エア源28に接続されている。この圧力エア源28
から供給される圧力エアが、前記電磁式圧力調節バルブ
26および手動式圧力調節バルブ30において調節され
て、圧下シリンダ32の内部の圧下ピストン34によっ
て区割された上室32Aおよび下室32Bに供給される
のである。ここで、圧下シリンダ32の下室32Bに供
給されるエア圧力は、上室32Aに供給されるエア圧力
がゼロになったときに圧下ピストン34を急激に上昇さ
せることができるだけの圧力に調節されている。そし
て、上室32Aに供給されるエア圧力は、必要とされる
エア圧力にこの下室32Bに供給されるエア圧力を加え
たものとなっている。そして、緊急に圧下ピストン34
を上昇させる必要が生じたときには、この下室32Bに
圧力エアが供給されるようになっている。
【0014】さらに、前記押付荷重ケース50の下端面
には、砥石支持ボックス60が固定されている。この砥
石支持ボックス60内まで伸びた前記スプラインシャフ
ト52の下端には、第一ベベルギア58が固定されてい
る。この第一ベベルギア58には、第二ベベルギア66
が直角に噛み合っており、同第二ベベルギア66は砥石
支持ボックス60内の砥石シャフト64に固定されてい
る。この砥石シャフト64は2つのベアリング62およ
び68を介して、水平に向いて砥石支持ボックス60に
対して回転自在に取付けられている。砥石シャフト64
の先端は砥石支持ボックス60の外部に突出しており、
この砥石シャフト64の突出部分には、被研削材6を研
削するための砥石70が固定されている。この砥石70
は、その中心部に設けられた貫通孔において砥石シャフ
ト64に嵌合しており、その両側を同じく貫通孔におい
て砥石シャフト64に嵌合する一対の砥石フランジ72
で挟まれている。そして、固定ナット74が砥石シャフ
ト64の先端のおねじ部に螺合されることによって、一
対の砥石フランジ72および砥石70が締めつけられて
位置決め固定される。このようにして、砥石研削機1の
研削機械部分2が構成されている。
【0015】従って、研削用電動モータ40,回転シャ
フト40a,ボールスプライン46,ボールベアリング
48,56,スプラインシャフト52,第一ベベルギア
58,砥石シャフト64,第二ベベルギア66は、砥石
70を回転させる砥石回転機構を構成している。また、
圧下シリンダ32は、砥石70を被研削材6の側にピス
トン34を介して所定の押付荷重で付勢しておく圧力シ
リンダである。さらに、昇降用サーボモータ76,モー
タシャフト78,伝達機構80,昇降ボールねじ84,
昇降ベース86,スプラインケース44,直線摺動軸受
け筒機構54は、砥石70を圧力シリンダ32とともに
被研削材6に高速で接近させる砥石接近機構として機能
する。
【0016】次に、本参考例に係る砥石研削機1の研削
機械部分2を制御する制御ユニット4について、図1お
よび図2を参照して説明する。この制御ユニット4は、
CPU(中央処理装置)14,ROM16,RAM18
のメモリ装置等を有するコンピュータシステムを中心と
して、以下のように構成されている。前記研削用電動モ
ータ40には、電源36から電力を供給するための電源
線37が接続され、この電源線37には研削用電動モー
タ40において消費される電流を検出するための電流計
38が取付けられている。この電流計38によって検出
される電流値によって、研削用電動モータ40において
消費される電力の大きさが求められる。この電流計38
の出力信号線38AはA/D変換ユニット12に接続さ
れており、電流計38によって検出される電流値に対応
したアナログ信号が、A/D変換ユニット12に入力さ
れてデジタル信号に変換される。このデジタル信号は、
A/D変換ユニット12に接続された入力I/Oポート
10から、CPU14を中心とする制御ユニット4のコ
ンピュータシステムに入力される。
【0017】前記入力I/Oポート10には、各種デー
タや設定値を入力するためのキーボード8が接続されて
いる。さらに入力I/Oポート10には、CPU14,
ROM16,RAM18および出力I/Oポート20
が、バス19によって接続されている。バス19はこれ
らの間の信号のやりとりをする通路として機能する。そ
して、必要な研削能率等の各種データがキーボード8か
ら入力され、このデータに基づいてCPU14,RAM
18等によって、砥石回転機構において研削時に消費さ
れるべき必要電力が設定される。具体的には、必要電力
が入力設定され、必要電力すなわち研削負荷電力に対応
すべき研削圧下力が算出される。または、予め経験値も
しくは実験値に基づいた、研削負荷電力と研削圧下力の
対応表をROM16に記憶させておき、この対応表から
選択することによって算出が行われる。このようにして
算出された必要電力の値は、RAM18の必要電力記憶
領域18aに記憶される。
【0018】そして、この必要電力の値と、前記キーボ
ード8から入力された砥石の材質等の条件,および砥石
周速度等のデータから、必要な被研削材6に対する砥石
70の押付荷重が算出される。このようにして算出され
た押付荷重の値が、最初の押付荷重の設定値を表す信号
として、出力I/Oポート20から出力される。この信
号がD/A変換ユニット22を経てアナログ信号とな
り、圧力調整用増幅器24において増幅されて電磁式圧
力調節バルブ26を作動させる。これによって、圧下シ
リンダ32の上室32Aに供給されるエア圧力が、前記
算出された押付荷重の値に対応する大きさ(前述の如
く、必要な押付荷重に対応するエア圧力に下室32Bに
供給されるエア圧力を加えたもの)に設定される。前記
ROM16は、砥石・材料接触電力記憶領域16aを有
し、この砥石・材料接触電力記憶領域16aには、昇降
位置決め機構84,86によって砥石70が被研削材6
に接触するときに発生する、経験的に知られた研削電力
の値(しきい値)が記憶されている。さらに、このRO
M16はプログラム記憶領域16bを有し、このプログ
ラム記憶領域16bには、制御ユニット4による制御を
実行するための制御プログラムが記憶されている。
【0019】一方、前記出力信号線38Aからはもう一
本の出力信号線38Bが分岐しており、この出力信号線
38Bの途中には、図示しないアナログコンパレータが
設けられている。この図示しないアナログコンパレータ
には、砥石70が被研削材6に接触するときに発生す
る、経験的に知られた研削電力の値(しきい値)が記憶
されている。そして、このアナログコンパレータにおい
て、出力信号線38Bから入力する電流計38によるア
ナログ電流量がしきい値と比較され、アナログ電流量が
しきい値よりも大きくなったときに、デジタル信号が出
力される。このデジタル信号が出力信号線38Bを経由
して入力I/Oポート10に入力されることによって、
砥石70が被研削材6に接触したものと判断して、相当
する変数の値がRAM18の接触開始記憶領域18bに
記憶される。このようにして、砥石70と被研削材6と
の接触開始の判断が行われる。
【0020】ここで、上述した砥石・材料接触電力記憶
領域16aに記憶されたしきい値を用いることによっ
て、出力信号線38Bおよび図示しないアナログコンパ
レータを用いることなく、接触開始の判断を行なうこと
もできる。すなわち、この場合には、出力信号線38A
からA/D変換ユニット12を経由して入力I/Oポー
ト10に入力されるデジタル信号が、CPU14,RA
M18等によって、砥石・材料接触電力記憶領域16a
に記憶されたしきい値と比較される。そして、入力され
るデジタル信号がしきい値よりも大きくなった時点で、
砥石70が被研削材6に接触したものと判断して、相当
する変数の値がRAM18の接触開始記憶領域18bに
記憶される。すなわち、本参考例においては、この二種
類の方法がいずれも可能な構成となっており、適宜いず
れかの方法が選択されて実行される。
【0021】これ以降、入力される(電流計38で測定
される電流値からCPU14,RAM18等によって求
められる)研削電力の値が、RAM18の研削電力記憶
領域18cに記憶される。一方、電力の平均値を求める
場合の一回当たりの時間(0.5秒,1秒,2秒等)
が、キーボード8から入力され、RAM18の処理時間
記憶領域18dに記憶される。前述の如く砥石70と被
研削材6の接触が検出されると、この処理時間記憶領域
18dに記憶された時間ごとに、前記研削電力記憶領域
18cに一時的に記憶された研削電力の値が取り出され
てその平均値が求められる。そして、この平均電力の値
が、RAM18の平均電力記憶領域18eに記憶され
る。
【0022】そして、この平均電力記憶領域18eに記
憶された平均電力の値と、前記必要電力記憶領域18a
に記憶された必要電力の値とがCPU14,RAM18
等によって比較される。その比較の結果、平均電力の値
の方が必要電力の値よりも大きい場合には、予定した以
上に時間当たり研削量が多いことになり、従って押付荷
重が大きすぎることになるので、出力I/Oポート20
から押付荷重を小さくする信号が出力される。この信号
がD/A変換ユニット22を経てアナログ信号となり、
圧力調整用増幅器24において増幅され、電磁式圧力調
節バルブ26を作動させて圧下シリンダ32の上室32
Aに供給されるエア圧力を低下させる。一方、平均電力
の値の方が必要電力の値よりも小さい場合には、予定し
たよりも時間当たり研削量が少ないことになり、従って
押付荷重が小さすぎることになるので、出力I/Oポー
ト20から押付荷重を大きくする信号が出力される。こ
の結果、電磁式圧力調節バルブ26によって圧下シリン
ダ32の上室32Aに供給されるエア圧力が上昇させら
れる。このようにして、圧下ピストン34に取付けられ
た砥石70およびその回転機構は、上記のようにして補
正された押付荷重によって、被研削材6に押し付けられ
るのである。
【0023】従って、入力I/Oポート10,A/D変
換ユニット12,CPU14,ROM16,RAM1
8,バス19,電流計38は、砥石回転機構40等の消
費電力の所定期間内の平均値を検出する平均電力検出手
段を構成している。また、CPU14,ROM16,R
AM18,バス19は、平均電力と所定電力とを比較す
る電力比較手段として機能する。さらに、CPU14,
ROM16,RAM18,バス19,出力I/Oポート
20,D/A変換ユニット22,圧力調整用増幅器2
4,電磁式圧力調節バルブ26は、電力比較手段14,
16,18,19における比較結果に応じて圧力シリン
ダ32内の圧力を増減する圧力増減手段を構成してい
る。
【0024】さて、以上の構成を有する砥石研削機1を
用いた砥石研削の方法について、図1および図2を参照
して説明する。まず、必要な研削能率等の各種データが
キーボード8から入力され、このデータに基づいてCP
U14,RAM18等によって、研削用電動モータ40
において研削時に消費されるべき必要電力が算出され
る。算出された必要電力の値は、RAM18の必要電力
記憶領域18aに記憶される。そして、この必要電力の
値と、前記キーボード8から入力された砥石70の材質
等の条件,および砥石周速度等のデータから、必要な被
研削材6に対する砥石70の押付荷重が算出される。こ
のようにして算出された押付荷重の値が、最初の押付荷
重の設定値を表す信号として、出力I/Oポート20か
ら出力される。この信号がD/A変換ユニット22を経
てアナログ信号となり、圧力調整用増幅器24において
増幅されて電磁式圧力調節バルブ26を作動させる。こ
れによって、圧下シリンダ32の上室32Aに供給され
るエア圧力が、前記算出された押付荷重の値に対応する
大きさ(下室32Bに供給されるエア圧力を加えたも
の)に設定される。
【0025】この状態から、研削モータ40が回転し
て、その回転力がボールスプライン46,第一ベベルギ
ア58,第二ベベルギア66等によって伝達されて砥石
70が回転する。続いて、砥石接近機構84,86等に
よって、砥石回転機構40,46,58,66等が圧下
シリンダ32等とともに前進して、砥石70が付与され
た押付荷重で被研削材6に対して押付られる。これによ
って、圧下ピストン34が圧下シリンダ32に深く侵入
する方向に動いて、砥石70が砥石支持ボックス60,
押付荷重ケース50とともにある程度後退する。同時
に、各種データから予測的に求められた押付荷重が、砥
石70が被研削材6に接触する時点から被研削材6に対
して与えられる。この結果、研削の極めて初期から定加
重研削が行われる。この研削時(研削電力がしきい値を
越えて砥石70が被研削材6に接触したと判断された時
点以降)において、電流計38によって研削用電動モー
タ40において消費される電流の大きさが最小単位時間
ごとに検出される。この電流の大きさから、CPU1
4,ROM16,RAM18等によって研削電力の大き
さが求められ、RAM18の研削電力記憶領域18cに
一時的に記憶される。そして、キーボード8から予め入
力された処理時間ごとに、この研削電力記憶領域18c
に記憶された研削電力の値が取り出され、この処理時間
当たりの平均値が算出される。算出された平均電力の値
は、RAM18の平均電力記憶領域18eに記憶され
る。
【0026】そして、この平均電力の値と、前記必要電
力記憶領域18aに記憶された必要電力の値とがCPU
14,ROM16,RAM18等によって比較され、平
均電力の値の方が大きい場合には押付荷重が大きすぎる
ことになるので、出力I/Oポート20から押付荷重を
小さくする信号が出力される。この結果、電磁式圧力調
節バルブ26が作動して、圧下シリンダ32の上室32
Aに供給されるエア圧力が低下させられる。一方、平均
電力の値の方が必要電力の値よりも小さい場合には、押
付荷重が小さすぎることになるので、出力I/Oポート
20から押付荷重を大きくする信号が出力され、電磁式
圧力調節バルブ26によって圧下シリンダ32の上室3
2Aに供給されるエア圧力が上昇させられる。このよう
にして、砥石70の押付荷重の補正が行われ、その後は
研削の進行につれて、比較結果に応じて圧力増減手段1
4〜26によって圧力シリンダ32の上室32A内の圧
力が補正される。これによって、被研削材6へ与えられ
る押付荷重が必要な研削能率を得るためにより適正な大
きさとなる。この補正された押付荷重によって、続く研
削が行われる。
【0027】このように、本参考例の砥石研削機1によ
ると、砥石回転機構40等は電力によって砥石70を回
転させるものであり、この砥石回転機構40等の消費電
力の所定期間内の平均値が平均電力検出手段10〜1
9,38によって検出される。この平均電力と所定電力
とが電力比較手段14〜19において比較され、比較結
果に応じて圧力増減手段14〜26によって圧力シリン
ダ32の上室32A内の圧力が増減される。これによっ
て所定期間ごとに押付荷重が補正されて、所定電力によ
る定加重研削が行われる。さらに、本参考例の砥石研削
機1においては、所定電力が研削能率によって決定され
るために、必要とする研削能率に対応する電力となるよ
うに補正が行われる結果、必要な研削能率を得るために
最適の押付荷重において定加重研削が行われるのであ
る。
【0028】
【実施例】次に本発明を具現化した実施例について、図
1,図2を参照して説明する。なお、参考例と同等の部
材については同一符号を付して説明を省略する。実施例
の砥石研削機は、参考例の砥石研削機1と同様に、砥石
の回転機構,圧力シリンダおよび砥石接近機構等を有す
る研削機械部分と、これらの回転機構,圧力シリンダ,
砥石接近機構等の作動を制御する制御ユニットとを中心
として構成されている。そして制御ユニットで設定され
た押付荷重の大きさに従って、研削機械部分の圧力シリ
ンダにおいて所定の押付荷重が砥石に付与されて、被研
削材の定加重研削が行われる。研削機械部分の構成は、
参考例の砥石研削機1の研削機械部分2の構成と同様で
ある。
【0029】そして制御ユニットにおいては、参考例と
同様にして必要電力の値と砥石の材質等の条件,および
砥石周速度等のデータから、必要な被研削材6に対する
砥石70の押付荷重が算出される。このようにして算出
された押付荷重の値に対応する大きさに、圧下シリンダ
32の上室32Aに供給されるエア圧力が設定される。
この押付荷重において、最初の研削が行われる。この際
に、入力される(電流計38で測定される電流値からC
PU14,RAM18等によって求められる)研削電力
の値が、RAM18の研削電力記憶領域18cに記憶さ
れるのは同様である。ただしキーボード8からの処理時
間の入力は行われず、その代わりに入力される研削電力
の値によって、研削機械部分2による一回の研削工程の
終了を判定するプログラムと、その実行のための記憶領
域等をROM16およびRAM18に有している(図示
省略)。これによって一回の研削工程の終了が検出され
ると、その一回の研削工程の間に研削電力記憶領域18
cに一時的に記憶された研削電力の値が取り出されて、
その平均値が求められる。この一工程の平均電力の値
が、RAM18の工程平均電力記憶領域(図示省略)に
記憶される。
【0030】そして、この工程平均電力記憶領域に記憶
された工程平均電力の値と、前記必要電力記憶領域18
aに記憶された必要電力の値とがCPU14,RAM1
8等によって比較される。その比較の結果、工程平均電
力の値の方が必要電力の値よりも大きい場合には、予定
した以上に時間当たり研削量が多いことになり、押付荷
重が大きすぎることになる。従って、出力I/Oポート
20から押付荷重を小さくする信号が出力され、電磁式
圧力調節バルブ26が作動して圧下シリンダ32の上室
32Aに供給されるエア圧力を低下させる。一方、工程
平均電力の値の方が必要電力の値よりも小さい場合に
は、予定したよりも時間当たり研削量が少ないことにな
り、押付荷重が小さすぎることになる。従って、出力I
/Oポート20から押付荷重を大きくする信号が出力さ
れ、電磁式圧力調節バルブ26によって圧下シリンダ3
2の上室32Aに供給されるエア圧力が上昇させられ
る。このようにして補正された押付荷重によって、次回
の研削時においては、圧下ピストン34に取付けられた
砥石70およびその回転機構が被研削材6に押し付けら
れるのである。
【0031】従って、入力I/Oポート10,A/D変
換ユニット12,CPU14,ROM16,RAM1
8,研削電力記憶領域18c,バス19,電流計38
は、砥石回転機構の一回の研削工程中の平均消費電力を
検出する工程平均電力検出手段を構成している。また、
CPU14,ROM16,RAM18,バス19は、工
程平均電力と所定電力とを比較する工程電力比較手段と
して機能する。さらに、CPU14,ROM16,RA
M18,バス19,出力I/Oポート20,D/A変換
ユニット22,圧力調整用増幅器24,電磁式圧力調節
バルブ26は、次回の研削工程の開始に先立って該工程
電力比較手段における比較結果に応じて前記圧力シリン
ダ内の圧力を増減する工程圧力増減手段を構成してい
る。
【0032】このように本実施例の砥石研削機による
と、砥石回転機構40等による一回の研削工程中の平均
消費電力が、工程平均電力検出手段10〜19,38に
よって検出される。この工程平均電力と所定電力とが工
程電力比較手段14〜19において比較され、比較結果
に応じて次回の研削工程の開始に先立って工程圧力増減
手段14〜26によって圧力シリンダ32の上室32A
内の圧力が増減される。これによって一回の研削工程ご
とに押付荷重が学習制御的に補正されて、短時間の研削
工程においても所定電力による定加重研削が行われるの
である。
【0033】上記の各例では、研削電力がしきい値を越
えて砥石70が被研削材6に接触したと判断された時点
以降の研削電力の値をすべてRAM18に入力し、これ
らの研削電力の値を用いて平均電力または工程平均電力
を算出することとしている。しかし、砥石70と被研削
材6の接触時点からではなく、ある程度安定した研削状
態となってからの研削電力のみを記憶して平均電力を算
出する方式とすることによって、さらに効率的な圧力補
正が行われる。あるいは、砥石70と被研削材6の接触
時点からの研削電力の値をすべてRAM18に入力し、
この中からある程度安定した研削状態となってからの研
削電力のみを取り出して平均電力の算出に用いる方式と
してもよい。さらに上記の各例では、圧力シリンダとし
て圧力エアにより作動する圧下シリンダを用いたが、油
圧シリンダ等の他の圧力シリンダを用いることもでき
る。また、サーボモータおよびボールねじを使用したN
C(数値制御)機構からなる砥石接近機構について説明
したが、他の構造の砥石接近機構としても構わない。砥
石研削機の他の部分の構造や、配置,形状,大きさ,材
質,数等についても、上記の各例に限定されるものでは
ない。
【0034】さらに上記各例に固有の効果として、砥石
接近機構にNC機構を用いたため、最初の原点から被研
削材に砥石接触までの移動量の変化によって、砥石磨耗
量をも検出することができる。また、この砥石磨耗量に
応じて砥石とのギャップを一定に保つように、砥石接近
機構による砥石後退位置を順次被研削材に接近させてい
けば、離脱ギャップを最小限に保つことができ、工程の
短縮に役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の砥石研削機の参考例および実施例を示
す全体構成図である。
【図2】砥石研削機の参考例および実施例の機械部分を
示す部分拡大図である。
【符号の説明】
1 砥石研削機 6 被研削材 32 圧力シリンダ 40,46,48,52,56,58,64,66 砥
石回転機構 44,54,76,78,80,84,86 砥石接近
機構 70 砥石 10,12,14,16,18,19,38 工程平均
電力検出手段 14,16,18,19 工程電力比較手段 14,16,18,19,20,22,24,26 工
程圧力増減手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 砥石を被研削材に押し付けた状態で回転
    させることによって該被研削材を研削する砥石研削機で
    あって、 該砥石を回転させる砥石回転機構と、 前記砥石を前記被研削材の側にピストンを介して所定の
    押圧荷重で付勢しておく圧力シリンダと、 前記砥石を該圧力シリンダとともに前記被研削材に接近
    させる砥石接近機構と、 一回の研削工程中における該砥石回転機構の平均消費電
    力を検出する工程平均電力検出手段と、 該工程平均電力と所定電力とを比較する工程電力比較手
    段と、 該工程電力比較手段における比較結果に応じて前記圧力
    シリンダの付勢力を増減する工程圧力増減手段、 とを有することを特徴とする砥石研削機。
  2. 【請求項2】 砥石を被研削材に押し付けた状態で回転
    させることによって該被研削材を研削する砥石研削機で
    あって、 該砥石を回転させる砥石回転機構と、 前記砥石を前記被研削材の側に付勢する圧力シリンダ
    と、 一回の研削工程中における該砥石回転機構の平均消費電
    力を検出する工程平均電力検出手段と、 該工程平均電力と所定電力とを比較する工程電力比較手
    段と、 該工程電力比較手段における比較結果に応じて前記圧力
    シリンダの付勢力を増減する工程圧力増減手段、 とを有することを特徴とする砥石研削機。
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