JP2567114Y2 - 無線検針装置 - Google Patents

無線検針装置

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JP2567114Y2
JP2567114Y2 JP1233892U JP1233892U JP2567114Y2 JP 2567114 Y2 JP2567114 Y2 JP 2567114Y2 JP 1233892 U JP1233892 U JP 1233892U JP 1233892 U JP1233892 U JP 1233892U JP 2567114 Y2 JP2567114 Y2 JP 2567114Y2
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JP
Japan
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signal
meter reading
receiving
antenna
reading device
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JP1233892U
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JPH0575896U (ja
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元 小野田
喜之 芳賀
Original Assignee
株式会社金門製作所
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  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、電力消費の低減を図
った無線検針装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、水道、ガス、電力メータ等の検針
に人手を省くため無線検針システムが提案されるように
なってきた。これら無線検針用の計量器は、その性格上
屋外に設置されている場合が多く、したがって電源も商
用電源でなく、一次電池(乾電池)を使用するものが多
い。
【0003】このような無線検針用の計量器は、計量器
の検定有効期間の間、ハンディターミナル等からの検針
要求を常に監視するためには、検定有効期間の間の動作
を確保できる程度に容量の大きい電池を使用するか、所
定の期間毎に電池の交換をする必要がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、電池の
容量を大きくすることは、電池寸法が大きくなり計量器
の小形化が困難になり、経済的負担も重く、また、所定
の期間毎に電池の交換をすることは、煩わしく、その上
交換作業に伴なう経済的負担も重くなるので、容量の小
さい乾電池等を使用しても検定有効期間の間は電池交換
が不要な計量器の開発が望まれてきた。この考案は、こ
のような課題を解決するためになされたもので、低消費
電力の無線送受信回路を備えた無線検針装置を提供する
ことを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案の無線検針装置
は、親局側からの制御信号を受けて、検針データを親局
側に送信する無線検針装置であって、制御信号に含まれ
る起動信号を受信する超再生検波方式の起動信号受信手
段と、制御信号に含まれるID信号を受信するスーパー
ヘテロダイン検波方式のID信号受信手段と、起動信号
受信手段を所要時間間隔毎に起動する受信回路起動手段
とを具備したことを特徴としている。
【0006】
【作用】このように構成することで、無線検針装置の待
機時においては、起動信号受信手段のみが所要時間間隔
毎に起動されるので装置の消費電力を少なくでき、さら
に、所要時間間隔毎に起動される起動信号受信手段は超
再生検波方式を使用しているので、感度の割合に比して
消費電力を少なくすることができる。
【0007】また、ID信号を受信するID信号受信手
段は、スーパーヘテロダイン検波方式を使用しているの
で、周波数選択特性がよくID信号を確実に選別して受
信できる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照しながらこの考案の一実施
例を説明する。図1はこの実施例の計量器のブロック回
路を、また図2は、この実施例の計量器に検針動作を指
示する親局装置であるハンディターミナルのブロック回
路を示している。
【0009】また、図3(a)(b)は、それぞれハンディタ
ーミナルから計量器側に送る制御信号と、計量器側から
ハンディターミナルへ送る送信信号のタイムチャートを
示している。
【0010】図1の1は送受信兼用のアンテナで、この
アンテナ1はアンテナ切替回路2において送信用か、受
信用に切替えられる。このアンテナ1は通常の待機状態
においては受信用に設定されるようになっている。
【0011】同図の3は、ハンディターミナルからの起
動信号をアンテナ1およびアンテナ切替回路2を介して
受信するための超再生検波回路であり、この回路は入力
同調回路に正帰還を施して、同調回路の見掛け上の選択
特性を高くするとともに損失を少なくし、増幅段数が少
なくても高い感度が得られ、かつ低消費電力で作動する
超再生検波方式を採用している。
【0012】また4は、ハンディターミナルからのID
信号を受信するためのスーパーヘテロダイン検波回路で
あり、スーパーヘテロダイン検波方式を採用することに
より受信感度と周波数選択特性の向上を図っている。
【0013】5は例えば、水道またはガス計量用のメー
タであり、従来から使用されている隔測式または電子式
のものである。6は、メータ5からの計量データをハン
ディターミナルにアンテナ1およびアンテナ切替回路2
を介して送信するための送信機である。
【0014】7は、時計機能を有し、上記各部を制御す
るCPUである。このCPU7は時計機能からの時刻情
報をもとに所定時間間隔毎に超再生検波回路3に電源を
投入して受信状態にするとともに、さらに、この超再生
検波回路3で受信された起動信号でスーパーヘテロダイ
ン検波回路4に電源を投入して受信状態にする。
【0015】また、このCPU7はスーパーヘテロダイ
ン検波回路4で受信された信号を解読することによっ
て、各部の制御を行うことやメータ5からのデータを符
号化する機能を有している。
【0016】図2に示すハンディターミナルのブロック
回路において、21は送受信兼用のアンテナで、このア
ンテナ21はアンテナ切替回路22において送信用か、
受信用に切替えられる。
【0017】23は計量器からの送信信号をアンテナ2
1およびアンテナ切替回路22を介して受信するための
受信機である。また、24は計量器側を制御する制御信
号を送出するための送信機である。
【0018】25は検針したい住宅等のコード番号を計
量器側に送るためのキー入力部であり、26はキー入力
部25でセットした住宅等のコード番号や受信機23で
受信された計量器側からの送信データを表示する表示部
である。また、27は上記各部を制御するCPUであ
る。
【0019】なお、ハンディターミナルの送信機24お
よび計量器側の送信機5は、例えば小電力タイプを使用
するとすると、テレメータおよびテレコン用に電波法で
定められている周波数426.0250〜426.1375MHZであり、
空中線電力は1mW以下を使用することになる。
【0020】このように構成された実施例の動作を説明
する。検針員はハンディターミナルのキー入力部25に
検針したい住宅のコードをセットし、起動ボタンを押す
とアンテナ切替回路22はアンテナ21を送信用に切替
え、送信機23から図3(a)に示すような制御信号を計
量器側に送信する。
【0021】制御信号は図3(a) に示すように起動信号
と、この起動信号から所定の時間間隔空けて送られる住
宅のコードを表す例えば、5桁程度のID信号と、この
ID信号をチェックするためのチェック信号よりなって
いる。起動信号は、継続時間が例えば、30〜60秒で
ある連続信号で、検針したいエリア内のある各住宅の計
量器を起動待機させるためのものである。
【0022】計量器は通常時、消費電力の少ないCPU
7だけを動作状態にしておき、時計機能からの情報に基
づいて15〜30秒間隔で所定時間の間、超再生検波回
路3に電源を投入して、この超再生検波回路3をその間
受信状態にする。
【0023】つまり、計量器の電源電池の消耗を避ける
ため超再生検波回路3のみを15〜30秒間隔で起動し
て、ハンディターミナルからの検針要求があるか、否か
を間欠的にチェックする方法をとっている。
【0024】計量器の超再生検波回路3が起動信号を受
信すると、この起動信号は装置起動用の信号としてCP
U7に送られ、CPU7はスーパーヘテロダイン検波回
路4に電源を投入して受信状態にし、次に送られてくる
ID信号およびチェック信号を待つ。
【0025】スーパーヘテロダイン検波回路4がID信
号およびチェック信号を受信するとそのデータをCPU
7に送り、送られてきたID番号と自分の計量器ID番
号とを照合する。照合が合えば、この計量器に対する検
針要求であることを知り、CPU7はメータ5および送
信機6を起動するとともにアンテナ1を送信側に切替え
て、図3(b) に示すような送信信号を送信する。
【0026】送信信号は図3(b) に示すように、この住
宅を表す例えば、5桁のIDコードを先頭にしてメータ
5からの検針データ(8桁程度)と、例えば、電池電圧
低下等の情報信号(4桁程度)およびこれらの信号をチ
ェックするためのチェック信号とで構成されている。送
信信号の送信が終われば、この計量器のCPU7は各部
の保持を解いて、通常待機時の動作に戻る。ハンディタ
ーミナル側はID信号の送出が終わると、アンテナ21
を受信側に切替えて計量器側からの送信信号の送出を待
っている。
【0027】この状態で計量器側からの送信信号を受信
すれば、CPU27は受信したIDと検針データおよび
情報信号を図示しない記憶手段に記憶するとともに、こ
れらのデータを表示部26に表示する。検針員はこれを
確認してこの住宅についての検針を終了する。なお、こ
の考案は上記実施例に限定されるものではなく、要旨を
変更しない範囲で変形して実施できる。
【0028】上記実施例では、計量器の起動信号受信手
段である超再生検波回路を15〜30秒程度の間欠的動
作で起動するものを説明したが、通常、検針は月1回で
あるので、予め定められた予定日近くになったときのみ
前述した15〜30秒程度間隔で起動し、予定日に遠い
他の日では間隔をさらに長くするか、間欠的起動動作を
停止させることもできる。このようにすれば、更に電池
の消耗を押さえることができる。
【0029】
【考案の効果】この考案によれば、水道、ガス、電力メ
ータ等の計量器の消費電力を極めて小さく押さえること
ができるので、容量が小さい乾電池であっても、検定有
効期間における現場での電池交換が不要になり、このた
め計量器の保守が容易になる。また、電池交換が不要に
なるので、計量器の取付位置を特に限定する必要がなく
なり、計量器の利用範囲を広くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の計量器の構成を示すブロ
ック回路図。
【図2】同実施例の計量器を無線制御するためのハンデ
ィターミナルの構成を示すブロック回路図。
【図3】同図(a) はハンディターミナルから送信する制
御信号のタイムチャートで、同図(b) は計量器から送信
する送信信号のタイムチャート。
【符号の説明】
1…アンテナ 2…アンテナ切替回路 3…超
再生検波回路 4…スーパーヘテロダイン検波回路 5…メータ 6…送信機 7…C
PU 21…アンテナ 22…アンテナ切替回路 23…
受信機 24…送信機 25…キー入力部 26…
表示部 27…CPU

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】親局側からの制御信号を受けて、検針デー
    タを親局側に送信する無線検針装置において、 前記制御信号に含まれる起動信号を受信する超再生検波
    方式の起動信号受信手段と、 前記制御信号に含まれるID信号を受信するスーパーヘ
    テロダイン検波方式のID信号受信手段と、 前記起動信号受信手段を所要時間間隔毎に起動する受信
    回路起動手段とを具備したことを特徴とする無線検針装
    置。
JP1233892U 1992-03-12 1992-03-12 無線検針装置 Expired - Lifetime JP2567114Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1233892U JP2567114Y2 (ja) 1992-03-12 1992-03-12 無線検針装置

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JP1233892U JP2567114Y2 (ja) 1992-03-12 1992-03-12 無線検針装置

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Publication Number Publication Date
JPH0575896U JPH0575896U (ja) 1993-10-15
JP2567114Y2 true JP2567114Y2 (ja) 1998-03-30

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ID=11802513

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