JP2002271325A - 通信端末、通信システムおよびプログラム - Google Patents

通信端末、通信システムおよびプログラム

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JP2002271325A
JP2002271325A JP2001066932A JP2001066932A JP2002271325A JP 2002271325 A JP2002271325 A JP 2002271325A JP 2001066932 A JP2001066932 A JP 2001066932A JP 2001066932 A JP2001066932 A JP 2001066932A JP 2002271325 A JP2002271325 A JP 2002271325A
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communication
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communication network
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Masahide Ogasawara
匡英 小笠原
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Original Assignee
Denso Corp
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W24/00Supervisory, monitoring or testing arrangements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/02Terminal devices
    • H04W88/06Terminal devices adapted for operation in multiple networks or having at least two operational modes, e.g. multi-mode terminals

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯情報端末が通信網からデータ信号を通信
料金が安価な最適な交換方式にしたがって受信すること
を目的とする。 【解決手段】 携帯情報端末1において、受信予定デー
タ量取得部11は、基地局7から受信する予定のデータ
信号のデータ量を受信予定データ量として取得する。パ
ケット交換通信料金算出部13は、受信予定データ量の
データ信号をパケット交換方式で受信する場合に推定さ
れる通信料金を算出し、回線交換通信料金算出部19
は、受信予定データ量のデータ信号を回線交換方式で受
信する場合に推定される通信料金を算出する。通信部6
は、両者の通信料金が比較された比較結果に基づいてパ
ケット交換呼或いは回線交換呼のいずれかを設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信網からデータ
信号を受信する通信端末、前記通信端末を備えてなる通
信システムならびに前記通信端末にて実行されるプログ
ラムに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】近年、例えば携帯情報
端末などの通信端末がリクエスト信号を通信網に送信
し、通信網が携帯情報端末からリクエスト信号を受信す
ると、受信されたリクエスト信号に対応する例えばニュ
ース、天気予報、時刻表、地図情報或いは金融情報など
のコンテンツを格納したデータ信号を携帯情報端末に送
信するシステムが提供されている。ところで、携帯情報
端末が通信網からデータ信号を受信する場合の交換方式
としては、パケット交換方式やフレームリレー交換方式
などに代表される蓄積交換方式と、回線交換方式とがあ
る。そして、一般的には、蓄積交換方式では、データ量
に応じて通信料金が課金されるいわゆるデータ量課金制
度が適用されており、一方、回線交換方式では、通信時
間に応じて通信料金が課金されるいわゆる通信時間課金
制度が適用されている。
【0003】さて、携帯情報端末が通信網からデータ信
号を受信する場合、従来のシステムでは、交換方式が蓄
積交換方式或いは回線交換方式のいずれかに固定されて
いることから、以下に示すような問題があった。すなわ
ち、携帯情報端末が通信網からデータ信号を受信する場
合、通信網からデータ信号を固定されている一方の交換
方式にしたがって受信するよりも、通信網からデータ信
号を固定されていない他方の交換方式にしたがって受信
する方が、通信料金が安価になる場合がある。しかしな
がら、従来のシステムでは、このような場合であって
も、交換方式を一方の交換方式から他方の交換方式に切
替えることが不可能であることから、通信網からデータ
信号を通信料金が高価な一方の交換方式にしたがって受
信せざるを得ず、携帯情報端末を使用するユーザにとっ
ては、経済的に不利なものである。
【0004】本発明は、上記した事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、通信端末が通信網からデータ
信号を通信料金が安価な最適な交換方式にしたがって受
信することができ、それによって、経済性を高めること
ができる通信端末、通信システムならびにプログラムを
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した通信
端末によれば、受信予定データ量取得手段は、通信網か
ら受信する予定のデータ信号のデータ量を受信予定デー
タ量として取得する。蓄積交換通信料金算出手段は、通
信網から受信予定データ量取得手段により受信予定デー
タ量として取得されたデータ量のデータ信号を蓄積交換
方式にしたがって受信する場合にかかると推定される通
信料金を、データ信号のデータ量と通信料金との相関関
係に基づいて算出する。
【0006】また、通信時間算出手段は、通信網から受
信予定データ量取得手段により受信予定データ量として
取得されたデータ量のデータ信号を回線交換方式にした
がって受信する場合にかかると推定される通信時間を、
通信速度に基づいて算出し、回線交換通信料金算出手段
は、通信時間算出手段により算出された通信時間に対応
する通信料金を、通信時間と通信料金との相関関係に基
づいて算出する。
【0007】そして、通信料金比較手段は、蓄積交換通
信料金算出手段により算出された通信料金と、回線交換
通信料金算出手段により算出された通信料金とを比較
し、データ信号受信手段は、通信網との間で蓄積交換呼
或いは回線交換呼の少なくともいずれかを通信料金比較
手段における比較結果に基づいて設定し、通信網からデ
ータ信号を当該設定した呼の交換方式にしたがって受信
する。
【0008】このように、通信端末は、通信網から受信
する予定のデータ信号のデータ量を受信予定データ量と
して取得し、受信予定データ量として取得されたデータ
量のデータ信号を蓄積交換方式にしたがって受信する場
合にかかると推定される通信料金を算出し、また、受信
予定データ量として取得されたデータ量のデータ信号を
回線交換方式にしたがって受信する場合にかかると推定
される通信料金を算出し、算出された両者の通信料金を
比較した比較結果に基づいて、通信網からデータ信号を
蓄積交換方式或いは回線交換方式のいずれかにしたがっ
て受信するように構成した。
【0009】これによって、データ信号を蓄積交換方式
にしたがって受信する場合にかかると推定される通信料
金が、データ信号を回線交換方式にしたがって受信する
場合にかかると推定される通信料金よりも安価である場
合には、蓄積交換呼を設定することによって、データ信
号を蓄積交換方式にしたがって受信することができ、ま
た、これとは反対に、データ信号を回線交換方式にした
がって受信する場合にかかると推定される通信料金が、
データ信号を蓄積交換方式にしたがって受信する場合に
かかると推定される通信料金よりも安価である場合に
は、回線交換呼を設定することによって、データ信号を
回線交換方式にしたがって受信することができ、通信網
からデータ信号を通信料金が安価な最適な交換方式にし
たがって受信することができ、経済性を高めることがで
きる。
【0010】請求項2に記載した通信端末によれば、受
信電界強度取得手段は、通信網からデータ信号を受信す
る場合の受信電界強度を取得し、通信速度算出手段は、
通信網からデータ信号を回線交換方式にしたがって受信
する場合に推定される通信速度を、受信電界強度取得手
段により取得された受信電界強度と通信速度との相関関
係に基づいて算出する。そして、通信時間算出手段は、
通信網から受信予定データ量取得手段により受信予定デ
ータ量として取得されたデータ量のデータ信号を回線交
換方式にしたがって受信する場合にかかると推定される
通信時間を、通信速度算出手段により算出された通信速
度に基づいて算出する。
【0011】このように、通信端末は、通信網からデー
タ信号を回線交換方式にしたがって受信する場合にかか
ると推定される通信料金を、受信電界強度を考慮して算
出するように構成したので、通信端末が携帯情報端末な
どの屋外で使用され得る無線端末である場合には、電波
環境に影響され、受信電界強度が比較的小さいときに
は、通信速度が比較的小さく、一方、受信電界強度が比
較的大きいときには、通信速度が比較的大きくなる傾向
があることから、データ信号を回線交換方式にしたがっ
て受信する場合にかかると推定される通信料金を、信頼
性を高めて算出することができる。
【0012】請求項3に記載した通信端末によれば、通
信網からデータ信号を受信する最初の段階では、データ
信号受信手段は、通信網との間で蓄積交換呼を設定し、
通信網からデータ信号を蓄積交換方式にしたがって受信
し、受信予定データ量取得手段は、通信網から蓄積交換
方式にしたがって受信されたデータ信号に基づいて通信
網から受信する予定のデータ信号のデータ量を受信予定
データ量として取得する。
【0013】このように、通信端末は、通信網からデー
タ信号を受信する最初の段階では、通信網から蓄積交換
方式にしたがって受信されたデータ信号に基づいて通信
網から受信する予定のデータ信号のデータ量を受信予定
データ量として取得するように構成したので、受信予定
データ量を取得するのに必要な情報のデータ量が一般的
には比較的小さいことから、必要な情報を最適な交換方
式にしたがって受信することができる。
【0014】請求項4に記載した通信端末によれば、計
時手段は、通信網との間で回線交換呼を設定している時
間を計時し、データ信号受信手段は、通信網からデータ
信号を回線交換方式にしたがって受信しているときであ
って、蓄積交換通信料金算出手段により算出された通信
料金が、回線交換通信料金算出手段により算出された通
信料金よりも安価であると、計時手段により計時された
時間が課金単位時間に到達する直前に、通信網との間で
蓄積交換呼を設定する。
【0015】このように、通信端末は、通信網からデー
タ信号を回線交換方式にしたがって受信しているときで
あって、データ信号を蓄積交換方式にしたがって受信す
る場合にかかると推定される通信料金が、データ信号を
回線交換方式にしたがって受信する場合にかかると推定
される通信料金よりも安価であると、通信網との間で回
線交換呼を設定している時間が課金単位時間に到達する
直前に、通信網との間で蓄積交換呼を設定し、通信網か
らデータ信号を蓄積交換方式にしたがって受信するよう
に構成したので、通信網との間で回線交換呼を設定して
いる時間が課金単位時間に到達する直前までは、通信網
からデータ信号を回線交換方式にしたがって受信するこ
とになり、これによって、経済性をさらに高めることが
できる。
【0016】請求項5に記載した通信システムによれ
ば、請求項1ないし4のいずれかに記載の通信端末と、
データ信号を通信端末に送信する通信網とを備えてシス
テムを構築するように構成したので、上記した請求項1
ないし4のいずれかに記載したものと同様の作用効果を
得ることができる。すなわち、通信網からデータ信号を
通信料金が安価な最適な交換方式にしたがって受信する
ことができ、経済性を高めることができる。また、通信
端末が携帯情報端末などの屋外で使用され得る無線端末
である場合には、データ信号を回線交換方式にしたがっ
て受信する場合にかかると推定される通信料金を、信頼
性を高めて算出することができる。
【0017】また、通信網から受信する予定のデータ信
号のデータ量を受信予定データ量として取得するのに必
要な情報を最適な交換方式にしたがって受信することが
できる。さらに、通信網からデータ信号を回線交換方式
にしたがって受信しているときであって、データ信号を
蓄積交換方式にしたがって受信する場合にかかると推定
される通信料金が、データ信号を回線交換方式にしたが
って受信する場合にかかると推定される通信料金よりも
安価であると、通信網との間で回線交換呼を設定してい
る時間が課金単位時間に到達する直前までは、通信網か
らデータ信号を回線交換方式にしたがって受信すること
になり、経済性をさらに高めることができる。
【0018】請求項6に記載したプログラムによれば、
当該プログラムを通信端末にインストールして実行する
と、第1の手順ないし第7の手順が実行されることによ
って、上記した請求項1に記載したものと同様の作用効
果を得ることができる。すなわち、通信網からデータ信
号を通信料金が安価な最適な交換方式にしたがって受信
することができ、経済性を高めることができる。
【0019】請求項7に記載したプログラムによれば、
当該プログラムを通信端末にインストールして実行する
と、第8の手順、第9の手順ならびに第3の手順が実行
されることによって、上記した請求項2に記載したもの
と同様の作用効果を得ることができる。すなわち、通信
端末が携帯情報端末などの屋外で使用され得る無線端末
である場合には、データ信号を回線交換方式にしたがっ
て受信する場合にかかると推定される通信料金を、信頼
性を高めて算出することができる。
【0020】請求項8に記載したプログラムによれば、
当該プログラムを通信端末にインストールして実行する
と、通信網からデータ信号を受信する最初の段階では、
第1の手順が実行されることによって、上記した請求項
3に記載したものと同様の作用効果を得ることができ
る。すなわち、通信網から受信する予定のデータ信号の
データ量を受信予定データ量として取得するのに必要な
情報を最適な交換方式にしたがって受信することができ
る。
【0021】請求項9に記載したプログラムによれば、
当該プログラムを通信端末にインストールして実行する
と、第10の手順ならびに第6の手順が実行されること
によって、上記した請求項4に記載したものと同様の作
用効果を得ることができる。すなわち、通信網からデー
タ信号を回線交換方式にしたがって受信しているときで
あって、データ信号を蓄積交換方式にしたがって受信す
る場合にかかると推定される通信料金が、データ信号を
回線交換方式にしたがって受信する場合にかかると推定
される通信料金よりも安価であると、通信網との間で回
線交換方呼を設定している時間が課金単位時間に到達す
る直前までは、通信網からデータ信号を回線交換方式に
したがって受信することになり、経済性をさらに高める
ことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の通信端末を携帯情
報端末に適用した一実施例について、図面を参照して説
明する。尚、ここでは、携帯情報端末が基地局からデー
タ信号をHTTP(HyperText Transfer Protocol )の
通信プロトコルに準じて受信し、また、蓄積交換呼がパ
ケット交換呼であることを前提として説明する。
【0023】まず、図1は、携帯情報端末の構成を機能
ブロック図として示している。携帯情報端末1におい
て、制御部2(本発明でいう制御手段)は、マイクロコ
ンピュータを主体として構成されており、操作部3、表
示部4、記憶部5ならびに通信部6(本発明でいうデー
タ信号受信手段)が接続されて構成されている。操作部
3は、各種のキーを配列してなるキーボードからなり、
いずれかのキーが操作されると、キーの操作を示す操作
検知を制御部2に出力する。表示部4は、LCD(Liqu
id Crystal Display)からなり、制御部2から表示指令
を入力すると、入力された表示指令に基づいた表示情報
を表示する。記憶部5は、プログラムを記憶保持してお
り、制御部2は、記憶部5に記憶保持されているプログ
ラムを実行することによって、詳しくは後述する処理を
行う。
【0024】通信部6は、制御部2から呼設定指令を入
力すると、基地局(交換局)7との間で呼を設定し、制
御部2から呼解放指令を入力すると、基地局7との間で
設定している呼を解放する。具体的に説明すると、通信
部6は、制御部2からパケット交換呼設定指令を入力す
ると、基地局7との間でパケット交換呼を設定し、制御
部2からパケット交換呼解放指令を入力すると、基地局
7との間で設定しているパケット交換呼を解放する。ま
た、通信部6は、制御部2から回線交換呼設定指令を入
力すると、基地局7との間で回線交換呼を設定し、制御
部2から回線交換呼解放指令を入力すると、基地局7と
の間で設定している回線交換呼を解放する。
【0025】そして、通信部6は、基地局7からデータ
信号をHTTPの通信プロトコルに準じて受信すること
から、基地局7から受信されたデータ信号の所定領域に
格納されている情報を解読し、基地局7から送信される
予定のデータ量を送信予定データ量として認識し、認識
された送信予定データ量を制御部2に出力する。また、
通信部6は、基地局7から受信されたデータ信号のデー
タ量を受信済データ量として認識し、認識された受信済
データ量を制御部2に出力する。
【0026】通信網8は、上記した基地局7、サーバ9
ならびにコンテンツデータベース10を備えて構成され
ている。基地局7は、携帯情報端末1からリクエスト信
号を受信すると、受信されたリクエスト信号をサーバ9
に送信する。コンテンツデータベース10は、例えばニ
ュース、天気予報、時刻表、地図情報或いは金融情報な
どの各種のコンテンツをデータベース化して記憶保持し
ており、サーバ9は、基地局7からリクエスト信号を受
信すると、受信されたリクエスト信号に対応するコンテ
ンツをコンテンツデータベース10から読出し、読出さ
れたコンテンツを格納したデータ信号を基地局7に送信
する。そして、基地局7は、サーバ9からデータ信号を
受信すると、受信されたデータ信号を携帯情報端末1に
送信する。
【0027】次に、携帯情報端末1の制御部2について
詳述する。制御部2は、機能毎に、受信予定データ量取
得部11(本発明でいう受信予定データ量取得手段)、
データ量−通信料金テーブル記憶部12、パケット交換
通信料金算出部13(本発明でいう蓄積交換通信料金算
出手段)、受信電界強度取得部14(本発明でいう受信
電界強度取得手段)、受信電界強度−通信速度テーブル
記憶部15、通信速度算出部16(本発明でいう通信速
度算出手段)、通信時間算出部17(本発明でいう通信
時間算出手段)、通信時間−通信料金テーブル記憶部1
8、回線交換通信料金算出部19(本発明でいう回線交
換通信料金算出手段)、通信料金比較部20(本発明で
いう通信料金比較手段)ならびに計時部21(本発明で
いう計時手段)を備えている。
【0028】受信予定データ量取得部11は、通信部6
から送信予定データ量ならびに受信済データ量を入力す
ると、入力された送信予定データ量から受信済データ量
を減算し、通信部6が基地局7から受信する予定のデー
タ信号のデータ量を受信予定データ量として算出し、算
出された受信予定データ量をパケット交換通信料金算出
部13ならびに通信時間算出部17に出力する。
【0029】データ量−通信料金テーブル記憶部12
は、図2(a)に示すような、データ信号のデータ量と
通信料金との相関関係を示すデータ量−通信料金テーブ
ルを記憶保持しており、パケット交換通信料金算出部1
3は、受信予定データ量取得部11から受信予定データ
量を入力すると、データ量−通信料金テーブル記憶部1
2に記憶保持されているデータ量−通信料金テーブルを
参照し、入力された受信予定データ量により示されるデ
ータ量に対応する通信料金を算出し、算出された通信料
金を通信料金比較部20に出力する。
【0030】受信電界強度取得部14は、通信部6から
受信電界強度表示(RSSI:Received Signal Streng
th Indicator)を入力し、入力された受信電界強度表示
に基づいて受信電界強度を取得し、取得された受信電界
強度を通信速度算出部16に出力する。受信電界強度−
通信速度テーブル記憶部15は、図2(b)に示すよう
な、受信電界強度と通信速度との相関関係を示す受信電
界強度−通信速度テーブルを記憶保持しており、通信速
度算出部16は、受信電界強度取得部14から受信電界
強度を入力すると、受信電界強度−通信速度テーブル記
憶部15に記憶保持されている受信電界強度−通信速度
テーブルを参照し、入力された受信電界強度に対応する
通信速度を算出し、算出された通信速度を通信時間算出
部17に出力する。
【0031】通信時間算出部17は、受信予定データ量
取得部11から受信予定データ量を入力すると共に、通
信速度算出部16から通信速度を入力すると、入力され
た受信予定データ量により示されるデータ量と通信速度
との相関関係に基づいて通信時間を算出し、算出された
通信時間を回線交換通信料金算出部19に出力する。
【0032】通信時間−通信料金テーブル記憶部18
は、図2(c)に示すような、通信時間と通信料金との
相関関係を示す通信時間−通信料金テーブルを記憶保持
しており、回線交換通信料金算出部19は、通信時間算
出部17から通信時間を入力すると、通信時間−通信料
金テーブル記憶部18に記憶保持されている通信時間−
通信料金テーブルを参照し、入力された通信時間に対応
する通信料金を算出し、算出された通信料金を通信料金
比較部20に出力する。そして、通信料金比較部20
は、パケット交換通信料金算出部13から当該パケット
交換通信料金算出部13にて算出された通信料金を入力
すると共に、回線交換通信料金算出部19から当該回線
交換通信料金算出部19にて算出された通信料金を入力
すると、それら入力された両者の通信料金を比較する。
【0033】また、計時部21は、通信部6から当該通
信部6が基地局7との間で回線交換呼を設定したことを
示す回線交換呼設定検知を入力すると、通信部6が基地
局7との間で回線交換呼を設定している時間の計時を開
始する。そして、計時部21は、通信時間−通信料金テ
ーブル記憶部18に記憶保持されている通信時間−通信
料金テーブルを参照し、通信部6が基地局7との間で回
線交換呼を設定している時間が、課金単位時間に到達す
る直前(例えば1秒前)になったか否かを検出する。具
体的に説明すると、例えば平日の19:00〜23:0
0の時間帯では、通信料金10円あたりの通信可能な通
信時間である30秒のn倍(nは自然数)の時間、つま
り、30秒、60秒、90秒などが課金単位時間に相当
するものであり、計時部21は、通信部6が基地局7と
の間で回線交換呼を設定している時間が例えば29秒、
59秒、89秒などを計時したことを、課金単位時間に
到達する直前であると検出する。
【0034】次に、上記した構成の作用について、図3
および図4も参照して説明する。◎携帯情報端末1にお
いて、制御部2は、記憶部5に記憶保持されているプロ
グラムを実行することによって、以下の処理を行う。す
なわち、制御部2は、操作部3から操作検知が入力され
たことに基づいて操作部3にてリクエスト信号を送信さ
せるための所定のキーが操作されたことを検出すると、
パケット交換呼設定指令を通信部6に出力し、通信部6
と基地局7との間でパケット交換呼を設定させる(ステ
ップS1)。そして、制御部2は、通信部6からリクエ
スト信号をパケット交換方式にしたがって基地局7に送
信させる(ステップS2)。
【0035】基地局7は、携帯情報端末1からリクエス
ト信号をパケット交換方式にしたがって受信すると、受
信されたリクエスト信号をサーバ9に送信する。サーバ
9は、基地局7からリクエスト信号を受信すると、受信
されたリクエスト信号に対応するコンテンツをコンテン
ツデータベース10から読出し、読出されたコンテンツ
を格納したデータ信号を基地局7に送信する。そして、
基地局7は、サーバ9からデータ信号を受信すると、こ
のとき、携帯情報端末1との間でパケット交換呼を設定
していることから、受信されたデータ信号をパケット交
換方式にしたがって携帯情報端末1に送信する。
【0036】そして、これを受けて、携帯情報端末1に
おいて、制御部2は、基地局7からデータ信号をパケッ
ト交換方式にしたがって受信する動作を開始させ(ステ
ップS3)、通信料金算出処理に移行する(ステップS
4)。以下、通信料金算出処理について、図4を参照し
て説明する。
【0037】制御部2は、通信料金算出処理に移行する
と、受信予定データ量取得部11にて、通信部6から入
力した送信予定データ量に基づいて送信予定データ量を
取得し(ステップS31)、通信部6から入力した受信
済データ量に基づいて受信済データ量を取得し(ステッ
プS32)、取得された送信予定データ量から受信済デ
ータ量を減算し、その時点での、基地局7から受信する
予定のデータ信号のデータ量を受信予定データ量として
算出する(ステップS33)。
【0038】そして、制御部2は、パケット交換通信料
金算出部13にて、データ量−通信料金テーブル記憶部
12に記憶保持されているデータ量−通信料金テーブル
を参照し、受信予定データ量取得部11により取得され
た受信予定データ量により示されるデータ量に対応する
通信料金、つまり、基地局7から受信予定データ量とし
て算出されたデータ量のデータ信号をパケット交換方式
にしたがって受信する場合にかかると推定される通信料
金を算出する(ステップS34)。
【0039】次いで、制御部2は、受信電界強度取得部
14にて、通信部6から入力した受信電界強度表示に基
づいて受信電界強度を取得し(ステップS35)、通信
速度算出部16にて、受信電界強度−通信速度テーブル
記憶部15に記憶保持されている受信電界強度−通信速
度テーブルを参照し、受信電界強度取得部14により取
得された受信電界強度に対応する通信速度、つまり、基
地局7からデータ信号を回線交換方式にしたがって受信
する場合に推定される通信速度を算出する(ステップS
36)。
【0040】次いで、制御部2は、通信時間算出部17
にて、受信予定データ量取得部11により取得された受
信予定データ量により示されるデータ量と、通信速度算
出部16により算出された通信速度との相関関係に基づ
いて通信時間、つまり、基地局7から受信予定データ量
として算出されたデータ量のデータ信号を回線交換方式
にしたがって受信する場合にかかると推定される通信時
間を算出する(ステップS37)。
【0041】そして、制御部2は、回線交換通信料金算
出部19にて、通信時間−通信料金テーブル記憶部18
に記憶保持されている通信時間−通信料金テーブルを参
照し、受信予定データ量取得部11により取得された受
信予定データ量により示されるデータ量に対応する通信
料金、つまり、基地局7から受信予定データ量として算
出されたデータ量のデータ信号を回線交換方式にしたが
って受信する場合にかかると推定される通信料金を算出
し(ステップS38)、通信料金算出処理を終了する。
【0042】そして、制御部2は、このような通信料金
算出処理を終了すると、通信料金比較部20にて、パケ
ット交換通信料金算出部13により算出された通信料
金、つまり、基地局7から受信予定データ量として算出
されたデータ量のデータ信号をパケット交換方式にした
がって受信する場合にかかると推定される通信料金と、
回線交換通信料金算出部19により算出された通信料
金、つまり、基地局7から受信予定データ量として算出
されたデータ量のデータ信号を回線交換方式にしたがっ
て受信する場合にかかると推定される通信料金とを比較
する(ステップS5)。
【0043】ここで、制御部2は、パケット交換通信料
金算出部13により算出された通信料金が、回線交換通
信料金算出部19により算出された通信料金よりも安価
であるか或いは両者の通信料金が同一であることを認識
すると、ステップS5において「YES」と判定し、上
記したステップS4に戻り、通信料金算出処理に再度移
行する。
【0044】これに対して、制御部2は、回線交換通信
料金算出部19により算出された通信料金が、パケット
交換通信料金算出部13により算出された通信料金より
も安価であることを認識すると、ステップS5において
「NO」と判定し、基地局7からデータ信号をパケット
交換方式にしたがって受信する動作を中断させ(ステッ
プS6)、パケット交換呼解放指令を通信部6に出力
し、通信部6と基地局7との間で設定しているパケット
交換呼を解放させる(ステップS7)。
【0045】そして、制御部2は、回線交換呼設定指令
を通信部6に出力し、通信部6と基地局7との間で回線
交換呼を設定させ(ステップS8)、計時部21にて、
通信部6から回線交換呼設定検知が入力されたことに基
づいて通信部6と基地局7との間で回線交換呼を設定し
ている時間の計時を開始し(ステップS9)、通信部6
から受信再開信号を回線交換方式にしたがって基地局7
に送信させる(ステップS10)。
【0046】基地局7は、携帯情報端末1から受信再開
信号を回線交換方式にしたがって受信すると、このと
き、携帯情報端末1との間で回線交換呼を設定している
ことから、データ信号を回線交換方式にしたがって携帯
情報端末1に送信し、中断していたデータ信号の送信を
再開する。そして、これを受けて、携帯情報端末1にお
いて、制御部2は、基地局7からデータ信号を回線交換
方式にしたがって受信する動作を開始させ(ステップS
11)、通信料金算出処理に再度移行する(ステップS
12)。
【0047】さて、制御部2は、通信料金算出処理に再
度移行すると、このときにおいても、上記した処理を繰
返して実行し、その時点での、基地局7から受信する予
定のデータ信号のデータ量を受信予定データ量として算
出し、基地局7から受信予定データ量として算出された
データ量のデータ信号をパケット交換方式にしたがって
受信する場合にかかると推定される通信料金を算出し、
また、基地局7から受信予定データ量として算出された
データ量のデータ信号を回線交換方式にしたがって受信
する場合にかかると推定される通信料金を算出する。そ
して、制御部2は、通信料金算出処理を終了すると、通
信料金比較部20にて、算出された両者の通信料金を比
較する。
【0048】ここで、制御部2は、回線交換通信料金算
出部19により算出された通信料金が、パケット交換通
信料金算出部13により算出された通信料金よりも安価
であるか或いは両者の通信料金が同一であることを認識
すると、ステップS13において「YES」と判定し、
上記したステップS12に戻り、通信料金算出処理に再
度移行する。
【0049】これに対して、制御部2は、パケット交換
通信料金算出部13により算出された通信料金が、回線
交換通信料金算出部19により算出された通信料金より
も安価であることを認識すると、ステップS13におい
て「NO」と判定し、計時部21にて計時している時間
が課金単位時間の直前であるか否かを判定する(ステッ
プS14)。
【0050】そして、制御部2は、計時部21にて計時
している時間が課金単位時間の直前になったことを検出
すると、ステップS14において「YES」と判定し、
基地局7からデータ信号を回線交換方式にしたがって受
信する動作を中断させ(ステップS15)、回線交換呼
解放指令を通信部6に出力し、通信部6と基地局7との
間で設定している回線交換呼を解放させ(ステップS1
6)、計時部21の計時を終了する(ステップS1
7)。そして、制御部2は、パケット交換呼設定指令を
通信部6に出力し、通信部6と基地局7との間でパケッ
ト交換呼を再度設定させ(ステップS18)、通信部6
から受信再開信号をパケット交換方式にしたがって基地
局7に送信させる(ステップS19)。
【0051】基地局7は、携帯情報端末1から受信再開
信号をパケット交換方式にしたがって受信すると、この
とき、携帯情報端末1との間でパケット交換呼を設定し
ていることから、データ信号をパケット交換方式にした
がって携帯情報端末1に送信し、中断していたデータ信
号の送信を再開する。そして、これを受けて、携帯情報
端末1において、制御部2は、基地局7からデータ信号
をパケット交換方式にしたがって受信する動作を再開さ
せ(ステップS20)、上記したステップS4に戻り、
これ以降、上記した処理を繰返して実行する。
【0052】以上に説明した処理によって、携帯情報端
末1は、基地局7から受信する予定のデータ信号のデー
タ量を受信予定データ量として算出し、受信予定データ
量として算出されたデータ量のデータ信号をパケット交
換方式にしたがって受信する場合にかかると推定される
通信料金を算出し、また、受信予定データ量として算出
されたデータ量のデータ信号を回線交換方式にしたがっ
て受信する場合にかかると推定される通信料金を算出
し、算出された両者の通信料金を比較した比較結果に基
づいて、基地局7との間で蓄積交換呼或いは回線交換呼
のいずれかを設定し、基地局7からデータ信号を蓄積交
換方式或いは回線交換方式のいずれかにしたがって受信
することになる。
【0053】尚、上記した処理においては、本発明でい
う第1の手順はステップS33により示され、本発明で
いう第2の手順はステップS34により示され、本発明
でいう第3の手順はステップS37により示され、本発
明でいう第4の手順はステップS38により示され、本
発明でいう第5の手順はステップS5,S13により示
され、本発明でいう第6の手順はステップS8,S18
により示され、本発明でいう第7の手順はステップS1
1,S20により示されるものである。また、本発明で
いう第8の手順はステップS35により示され、本発明
でいう第9の手順はステップS36により示され、さら
に、本発明でいう第10の手順はステップS9により示
されるものである。
【0054】ところで、この場合、サーバ9が一のコン
テンツを携帯情報端末1に送信している途中で、サーバ
9が携帯情報端末1に送信すべき他のコンテンツが追加
されたような場合には、他のコンテンツが追加された
分、送信予定データ量が増加することになり、つまり、
送信予定データ量は、サーバ9が携帯情報端末1に送信
するコンテンツの増減に応じて変動することになる。
【0055】以上に説明したように本実施例によれば、
携帯情報端末1において、基地局7から受信する予定の
データ信号のデータ量を受信予定データ量として算出
し、受信予定データ量として算出されたデータ量のデー
タ信号をパケット交換方式にしたがって受信する場合に
かかると推定される通信料金を算出し、また、受信予定
データ量として算出されたデータ量のデータ信号を回線
交換方式にしたがって受信する場合にかかると推定され
る通信料金を算出し、算出された両者の通信料金を比較
した比較結果に基づいて、基地局7との間で蓄積交換呼
或いは回線交換呼のいずれかを設定し、基地局7からデ
ータ信号を蓄積交換方式或いは回線交換方式のいずれか
にしたがって受信するように構成したので、基地局7か
らデータ信号を通信料金が安価な最適な交換方式にした
がって受信することができ、経済性を高めることができ
る。
【0056】また、基地局7からデータ信号を回線交換
方式にしたがって受信する場合にかかると推定される通
信料金を、受信電界強度を考慮して算出するように構成
したので、携帯情報端末1のように屋外で使用され得る
無線端末の場合には、電波環境に影響され、受信電界強
度が比較的小さいときには、通信速度が比較的小さく、
一方、受信電界強度が比較的大きいときには、通信速度
が比較的大きくなる傾向があることから、データ信号を
回線交換方式にしたがって受信する場合にかかると推定
される通信料金を、信頼性を高めて算出することができ
る。
【0057】また、基地局7からデータ信号を受信する
最初の段階では、基地局7との間でパケット交換呼を設
定し、基地局7からパケット交換方式にしたがって受信
されたデータ信号に基づいて基地局7から受信する予定
のデータ信号のデータ量を受信予定データ量として取得
するように構成したので、受信予定データ量を取得する
のに必要な情報のデータ量が一般的には比較的小さいこ
とから、必要な情報を最適な交換方式にしたがって受信
することができる。
【0058】さらに、基地局8との間で回線交換呼を設
定しているときであって、データ信号をパケット交換方
式にしたがって受信する場合にかかると推定される通信
料金が、データ信号を回線交換方式にしたがって受信す
る場合にかかると推定される通信料金よりも安価である
場合には、基地局7との間で回線交換方式を設定してい
る時間が課金単位時間に到達する直前に、基地局7との
間でパケット交換呼を設定し、基地局7からデータ信号
をパケット交換方式にしたがって受信するように構成し
たので、基地局7との間で回線交換呼を設定している時
間が課金単位時間に到達する直前までは、基地局7から
データ信号を回線交換方式にしたがって受信することに
なり、これによって、経済性をさらに高めることができ
る。
【0059】本発明は、上記した実施例にのみ限定され
るものでなく、次のように変形または拡張することがで
きる。通信端末は、携帯情報端末に限らず、携帯電話機
であっても良く、また、固定型の端末であっても良い。
蓄積交換呼は、パケット交換呼に限らず、フレームリレ
ー交換呼であっても良い。携帯情報端末が基地局からデ
ータ信号をHTTPの通信プロトコルに準じて受信する
構成に限らず、FTP(File Transfer Protocol)の通
信プロトコルに準じて受信する構成であっても良い。
【0060】サーバと携帯情報端末との間の通信に限ら
ず、一の通信端末と他の通信端末との間の通信に適用す
る構成であっても良い。また、携帯情報端末がサーバか
ら受信するデータ信号は、ニュース、天気予報、時刻
表、地図情報或いは金融情報などの各種のコンテンツを
格納したものに限らず、他の情報を格納したものであっ
ても良い。
【0061】携帯情報端末がデータ量−通信料金テーブ
ル、受信電界強度−通信速度テーブルならびに通信時間
−通信料金テーブルを記憶保持する構成の場合、携帯情
報端末がサーバから最新情報を受信することによって、
各種のテーブルを最新のものに逐一更新することが可能
な構成であっても良く、また、サーバが携帯情報端末に
各種のテーブルを送信し、携帯情報端末がサーバから受
信されたテーブルを利用する構成であっても良い。
【0062】パケット交換呼と回線交換呼とを同時に設
定可能な構成であれば、通信網からデータ信号を回線交
換方式にしたがって受信する場合にかかると推定される
通信料金が、通信網からデータ信号をパケット交換方式
にしたがって受信する場合にかかると推定される通信料
金よりも安価な場合であっても、パケット交換呼を解放
する必要はなく、データ信号の受信を中断させておけば
良い。
【0063】上記した処理を行うプログラムは、最初
(例えば製品化の段階)から記憶部に記憶されているも
のに限らず、例えば特定のサーバから携帯情報端末にダ
ウンロードされたり或いはカードなどの記憶媒体から携
帯情報端末に転送され、インストールされるものであっ
ても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体構成を示す機能ブロッ
ク図
【図2】データ量−通信料金テーブル、受信電界強度−
通信速度テーブルならびに通信時間−通信料金テーブル
の一例を示す図
【図3】フローチャート(その1)
【図4】フローチャート(その2)
【符号の説明】
図面中、1は携帯情報端末(通信端末)、2は制御部
(制御手段)、6は通信部(データ信号受信手段)、8
は通信網、11は受信予定データ量取得部(受信予定デ
ータ量取得手段)、13はパケット交換通信料金算出部
(蓄積交換通信料金算出手段)、14は受信電界強度取
得部(受信電界強度取得手段)、16は通信速度算出部
(通信速度算出手段)、17は通信時間算出部(通信時
間算出手段)、19は回線交換通信料金算出部(回線交
換通信料金算出手段)、20は通信料金比較部(通信料
金比較手段)、21は計時部(計時手段)である。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信網からデータ信号を受信する通信端
    末であって、 通信網との間で蓄積交換呼或いは回線交換呼の少なくと
    もいずれかを設定し、通信網からデータ信号を当該設定
    した呼の交換方式にしたがって受信するデータ信号受信
    手段と、 通信網から受信する予定のデータ信号のデータ量を受信
    予定データ量として取得する受信予定データ量取得手段
    と、 通信網から前記受信予定データ量取得手段により受信予
    定データ量として取得されたデータ量のデータ信号を蓄
    積交換方式にしたがって受信する場合にかかると推定さ
    れる通信料金を、データ信号のデータ量と通信料金との
    相関関係に基づいて算出する蓄積交換通信料金算出手段
    と、 通信網から前記受信予定データ量取得手段により受信予
    定データ量として取得されたデータ量のデータ信号を回
    線交換方式にしたがって受信する場合にかかると推定さ
    れる通信時間を、通信速度に基づいて算出する通信時間
    算出手段と、 前記通信時間算出手段により算出された通信時間に対応
    する通信料金を、通信時間と通信料金との相関関係に基
    づいて算出する回線交換通信料金算出手段と、 前記蓄積交換通信料金算出手段により算出された通信料
    金と、前記回線交換通信料金算出手段により算出された
    通信料金とを比較する通信料金比較手段とを備え、 前記データ信号受信手段は、通信網との間で蓄積交換呼
    或いは回線交換呼の少なくともいずれかを前記通信料金
    比較手段における比較結果に基づいて設定することを特
    徴とする通信端末。
  2. 【請求項2】 通信網からデータ信号を受信する場合の
    受信電界強度を取得する受信電界強度取得手段と、 通信網からデータ信号を回線交換方式にしたがって受信
    する場合に推定される通信速度を、前記受信電界強度取
    得手段により取得された受信電界強度と通信速度との相
    関関係に基づいて算出する通信速度算出手段とを備え、 前記通信時間算出手段は、通信網から前記受信予定デー
    タ量取得手段により受信予定データ量として取得された
    データ量のデータ信号を回線交換方式にしたがって受信
    する場合にかかると推定される通信時間を、前記通信速
    度算出手段により算出された通信速度に基づいて算出す
    ることを特徴とする請求項1記載の通信端末。
  3. 【請求項3】 通信網からデータ信号を受信する最初の
    段階では、 前記データ信号受信手段は、通信網との間で蓄積交換呼
    を設定し、通信網からデータ信号を蓄積交換方式にした
    がって受信し、 前記受信予定データ量取得手段は、通信網から蓄積交換
    方式にしたがって受信されたデータ信号に基づいて通信
    網から受信する予定のデータ信号のデータ量を受信予定
    データ量として取得することを特徴とする請求項1また
    は2記載の通信端末。
  4. 【請求項4】 前記データ信号受信手段が通信網との間
    で回線交換呼を設定している時間を計時する計時手段を
    備え、 前記データ信号受信手段は、通信網からデータ信号を回
    線交換方式にしたがって受信しているときであって、前
    記蓄積交換通信料金算出手段により算出された通信料金
    が、前記回線交換通信料金算出手段により算出された通
    信料金よりも安価であるときには、前記計時手段により
    計時されている時間が課金単位時間に到達する直前に、
    通信網との間で蓄積交換呼を設定すること特徴とする請
    求項1ないし3のいずれかに記載の通信端末。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の通
    信端末と、 データ信号を通信端末に送信する通信網とを備えてなる
    ことを特徴とする通信システム。
  6. 【請求項6】 通信端末の制御手段にて実行されるプロ
    グラムであって、 前記制御手段に、 通信網から受信する予定のデータ信号のデータ量を受信
    予定データ量として取得する第1の手順と、 通信網から前記第1の手順にて受信予定データ量として
    取得されたデータ量のデータ信号を蓄積交換方式にした
    がって受信する場合にかかると推定される通信料金を、
    データ信号のデータ量と通信料金との相関関係に基づい
    て算出する第2の手順と、 通信網から前記第1の手順にて受信予定データ量として
    取得されたデータ量のデータ信号を回線交換方式にした
    がって受信する場合にかかると推定される通信時間を、
    通信速度に基づいて算出する第3の手順と、 前記第3の手順にて算出された通信時間に対応する通信
    料金を、通信時間と通信料金との相関関係に基づいて算
    出する第4の手順と、 前記第2の手順にて算出された通信料金と、前記第4の
    手順にて算出された通信料金とを比較する第5の手順
    と、 通信網との間で蓄積交換呼或いは回線交換呼の少なくと
    もいずれかを前記第5の手順における比較結果に基づい
    て設定する第6の手順と、 通信網からデータ信号を前記第6の手順にて設定された
    呼の交換方式にしたがって受信する第7の手順とを実行
    させることを特徴とするプログラム。
  7. 【請求項7】 前記制御手段に、 通信網からデータ信号を受信する場合の受信電界強度を
    取得する第8の手順と、 通信網からデータ信号を回線交換方式にしたがって受信
    する場合に推定される通信速度を、前記第8の手順にて
    取得された受信電界強度と通信速度との相関関係に基づ
    いて算出する第9の手順とを実行させ、 前記第3の手順は、通信網から前記第1の手順にて受信
    予定データ量として取得されたデータ量のデータ信号を
    回線交換方式にしたがって受信する場合にかかると推定
    される通信時間を、前記第9の手順にて算出された通信
    速度に基づいて算出することを特徴とする請求項6記載
    のプログラム。
  8. 【請求項8】 通信網からデータ信号を受信する最初の
    段階では、前記第1の手順は、通信網から蓄積交換方式
    にしたがって受信されたデータ信号に基づいて通信網か
    ら受信する予定のデータ信号のデータ量を受信予定デー
    タ量として取得することを特徴とする請求項6または7
    記載のプログラム。
  9. 【請求項9】 前記制御手段に、 通信網との間で回線交換呼を設定している時間を計時す
    る第10の手順を実行させ、 前記第6の手順は、通信網からデータ信号を回線交換方
    式にしたがって受信しているときであって、前記第2の
    手順にて算出された通信料金が、前記第4の手順にて算
    出された通信料金よりも安価であるときには、前記第1
    0の手順にて計時されている時間が課金単位時間に到達
    する直前に、通信網との間で蓄積交換呼を設定すること
    を特徴とする請求項6ないし8のいずれかに記載のプロ
    グラム。
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