JP2567015Y2 - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置

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JP2567015Y2
JP2567015Y2 JP1991081624U JP8162491U JP2567015Y2 JP 2567015 Y2 JP2567015 Y2 JP 2567015Y2 JP 1991081624 U JP1991081624 U JP 1991081624U JP 8162491 U JP8162491 U JP 8162491U JP 2567015 Y2 JP2567015 Y2 JP 2567015Y2
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JP
Japan
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circuit
control circuit
inverter
noise
inverter circuit
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JP1991081624U
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JPH0533499U (ja
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悟志 寺本
直司 横田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、直流電圧を高周波電
圧に変換するインバータ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2にインバータ装置を適用した回路の
一例を示す。すなわち、この回路は、直列インバータ方
式であり負荷を放電灯とした放電灯点灯回路である。交
流電源Eを投入すると、ヒューズF、コンデンサC1
よび雑音防止フィルタトランスL1 を介して整流ブリッ
ジDBに電力が供給され、全波整流されてコンデンサC
2 により平滑されて直流電源が生成される。スイッチン
グ素子Q1 ,Q2 は直列接続され、コンデンサC2 の両
端に並列接続されている。そして、スイッチング素子Q
1 ,Q2 の接続点よりスイッチング素子Q2 の両端に直
列共振用のチョークL2 およびコンデンサC5 が接続さ
れ、直列共振回路が形成されており、スイッチング素子
1 ,Q2 を制御回路HICによりオンオフすることに
よりコンデンサC5 の両端に高い高周波電圧を得る。そ
の電圧は直流分カット用コンデンサC6 およびバランサ
トランスTを介して放電灯HL1 ,HL2 へ供給され、
放電灯HL1 ,HL2 を始動点灯させる。
【0003】ここで、スイッチング素子Q1 ,Q2 、直
列共振回路のチョークL2 およびコンデンサC5 、バラ
ンサトランスTおよび放電灯HL1 ,HL2 の両端に接
続された予熱用コンデンサC7 ,C8 は高周波的に動作
するインバータ回路を構成する部品であるので、これら
の部品およびこれらに接続されるプリント配線パターン
はノイズ源として扱われる。
【0004】また、制御回路HICは制御用電源回路I
により電力を供給され、スイッチング素子Q1 ,Q2
制御信号を出力するように構成されている。また検出用
抵抗R1 は電源EをコンデンサC2 により整流平滑した
点より制御回路HICへ接続されて、電源Eの電圧変動
すなわちインバータ回路の入力側の異常を検出するため
のものであり、電圧変動に対してスイッチング素子
1 ,Q2 の制御信号を随時変化させ、放電灯HL1
HL2 の出力を変化して装置の品質、信頼性を向上させ
るようにしてある。この場合、検出用抵抗R1 の接続点
が高電位であるため、一般に抵抗値は大きく設定されて
いる。また検出用抵抗R2 ,R3 はインバータ回路の出
力側すなわち放電灯HL1 ,HL2 の寿命末期等の異常
を検出するための検出手段を構成するものであり、それ
ぞれ放電灯HL1 ,HL2 とバランサTとの接続点より
制御回路HICに接続されており、これらの検出用抵抗
2 ,R3 もまた高電位であるため、一般に抵抗値は大
きく設定されている。
【0005】なお、コンデンサC3 ,C4 および抵抗R
4 ,R5 は、スイッチング素子Q1,Q2 のサージ吸収
用スナバ回路を構成している。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかし、この回路は、
従来図3に示すようにプリント基板に実装されていたた
め、制御回路HICがインバータ回路のノイズにより誤
動作するという欠点があった。すなわち、破線で囲んだ
部品群1は制御用電源回路Iの回路部品、2は回路部品
を実装半田付けするプリント基板、3はスイッチング素
子Q1 ,Q2 の放熱板、4は電源用コネクタ、5は放電
灯接続用コネクタである。
【0007】また、一点鎖線で囲んだノイズ侵入可能領
域Aはインバータ回路の回路部品のうち、特にノイズ源
として扱われる部品群を含むものであり、その部品群の
パターン配線(図示せず)もこの範囲に含まれる。ただ
し、検出用抵抗R1 〜R3 のプリント配線パターンa〜
fは図示されている(なおプリント配線パターンに対応
する図2の回路中のラインに同符号を付している。)こ
の図から明らかなように、検出用抵抗R1 〜R3 と制御
回路HICの間のプリント配線パターンb,f,dの一
部がノイズ侵入可能領域A内にあり、これらの配線パタ
ーンb,d,fにノイズが重畳して制御回路HICの動
作を異常にしてしまうという問題があった。
【0008】したがって、この考案の目的は、インバー
タ回路のノイズによる制御回路の誤動作を防止すること
ができるインバータ装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この考案のインバータ装
置は、スイッチング動作により直流電圧を高周波電圧に
変換するスイッチング素子を有するインバータ回路と、
前記スイッチング素子を駆動制御する制御信号を出力す
る出力部を有するとともに前記インバータ回路の入力側
や出力側に接続されてその電圧等の異常の場合に前記制
御信号を制御する検出手段を有する制御回路と、前記イ
ンバータ回路および前記制御回路を実装したプリント基
板とを備え、前記制御回路の部品群を前記インバータ回
路のノイズ侵入可能領域外に配置するとともに、前記検
出手段はノイズ侵入防止を兼用しかつ前記制御回路の近
傍に配置したことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】この考案の構成によれば、インバータ回路の入
力側に直流電圧を印加し、制御回路によりスイッチング
素子を駆動するとインバータ回路の出力側に高周波電圧
が発生する。この場合、制御回路をインバータ回路のノ
イズ侵入可能領域から外すとともに、ノイズ侵入防止を
兼用した検出手段を制御回路の近傍に配置したため、イ
ンバータ回路のノイズが検出手段を通して制御回路へ侵
入するのを防止することができる。したがって、インバ
ータ回路のノイズによる制御回路の誤動作を防止でき回
路の安定性および高信頼性を確保することができる。
【0011】
【実施例】この考案の一実施例を図1により説明する。
このインバータ装置は、図2の回路を適用したものであ
る。すなわち、インバータ回路はスイッチング動作によ
り直流電圧を高周波電圧に変換駆動するスイッチング素
子Q1 ,Q2 を有するもので、スイッチング素子Q1
2 、直列共振回路のチョークL2 およびコンデンサC
5 、バランサトランスT、放電灯HL1 ,HL2 の両端
に接続された予熱用コンデンサC7 ,C8 を要素として
含んでいる。
【0012】制御回路HICは、スイッチング素子
1 ,Q2 を駆動制御する制御信号を出力する出力部を
有するとともにインバータ回路の入力側や出力側に接続
されてその電圧等の異常の場合に制御信号を制御する検
出用抵抗R1 〜R3 を実施例とする検出手段を有する。
そして制御回路HICの部品群をインバータ回路のノイ
ズ侵入可能領域A外に配置するとともに、検出用抵抗R
1 〜R3 は図3と異なり制御回路HICの近傍に配置し
ている。さらに検出用抵抗R1 〜R3 はノイズ侵入防止
用素子を兼用している。すなわち、検出用抵抗R1 〜R
3 は図3について前記したように高い抵抗値で設定され
ているので、検出用抵抗R1 〜R3 とインバータ回路と
の間のプリント配線パターンa,c,eにノイズが重畳
されても、検出用抵抗R1 〜R3 によりきわめて小さく
減少させることができ、したがって制御回路HICへの
影響を避けることができる。その結果、検出用抵抗R1
〜R3と制御回路HICの間は、ノイズ侵入可能領域A
内になくノイズ源がないので、インバータ回路の部品群
およびそのプリント配線パターンから発生するノイズに
より制御回路HICは影響されない。
【0013】この実施例によれば、インバータ回路の入
力側に直流電圧を印加し、制御回路HICによりスイッ
チング素子Q1 ,Q2 を駆動するとインバータ回路の出
力側に高周波電圧が発生する。この場合、制御回路HI
Cをインバータ回路のノイズ侵入可能領域Aから外すと
ともに、ノイズ侵入防止を兼用した検出手段を制御回路
の近傍に配置したため、インバータ回路のノイズが検出
手段を通して制御回路HICへ侵入するのを防止するこ
とができる。したがって、インバータ回路のノイズによ
る制御回路HICの誤動作を防止でき回路の安定性およ
び高信頼性を確保することができる。
【0014】
【考案の効果】この考案のインバータ装置によれば、制
御回路の部品群をインバータ回路のノイズ侵入可能領域
外に配置するとともにノイズ侵入防止を兼用した検出手
段を制御回路の近傍に配置したため、インバータ回路の
ノイズが検出手段を通して制御回路へ侵入するのを防止
することができる。したがって、インバータ回路のノイ
ズによる制御回路の誤動作を防止でき回路の安定性およ
び高信頼性を確保することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例のプリント基板の部品の実
装状態を説明する説明図である。
【図2】インバータ装置の回路図である。
【図3】従来例のプリント基板の部品の実装状態を説明
する説明図である。
【符号の説明】
1 ,Q2 インバータ回路のスイッチング素子 HIC 制御回路 A ノイズ侵入可能領域 R1 〜R3 検出手段の検出用抵抗 2 プリント基板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチング動作により直流電圧を高周
    波電圧に変換するスイッチング素子を有するインバータ
    回路と、前記スイッチング素子を駆動制御する制御信号
    を出力する出力部を有するとともに前記インバータ回路
    の入力側や出力側に接続されてその電圧等の異常の場合
    に前記制御信号を制御する検出手段を有する制御回路
    と、前記インバータ回路および前記制御回路を実装した
    プリント基板とを備え、前記制御回路の部品群を前記イ
    ンバータ回路のノイズ侵入可能領域外に配置するととも
    に、前記検出手段はノイズ侵入防止を兼用しかつ前記制
    御回路の近傍に配置したことを特徴とするインバータ装
    置。
JP1991081624U 1991-10-08 1991-10-08 インバータ装置 Expired - Lifetime JP2567015Y2 (ja)

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JPH0533499U JPH0533499U (ja) 1993-04-30
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JP3718939B2 (ja) * 1997-01-14 2005-11-24 松下電工株式会社 放電灯点灯装置
JP2014023391A (ja) * 2012-07-23 2014-02-03 Hitachi Automotive Systems Ltd 電源装置

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JPH0533499U (ja) 1993-04-30

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