JP2566912Y2 - シート搬送装置 - Google Patents

シート搬送装置

Info

Publication number
JP2566912Y2
JP2566912Y2 JP1992019474U JP1947492U JP2566912Y2 JP 2566912 Y2 JP2566912 Y2 JP 2566912Y2 JP 1992019474 U JP1992019474 U JP 1992019474U JP 1947492 U JP1947492 U JP 1947492U JP 2566912 Y2 JP2566912 Y2 JP 2566912Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
suction cup
photosensitive material
feed roller
suction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1992019474U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0581157U (ja
Inventor
昇 斉藤
勝司 藤田
宏光 中林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP1992019474U priority Critical patent/JP2566912Y2/ja
Publication of JPH0581157U publication Critical patent/JPH0581157U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2566912Y2 publication Critical patent/JP2566912Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Advancing Webs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、カラープルーフ作成装
置,複写装置,プリンタ,撮影装置等に用いられ、吸盤の
吸引力を用いてシートを搬送するシート搬送装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4はシート搬送装置が設けられたカラ
ープルーフ作成装置の構成図である。図において、本体
部1上には、開閉可能に設けられた遮光カバー2が設け
られている。本体部1上には、原稿枠3が設けられてい
る。又、この原稿枠3の下部には、原稿枠3の枠内を開
放/隠蔽する遮光幕4が設けられている。
【0003】そして、遮光カバー2が閉じられた状態
で、遮光幕4を介して本体部側は第1室A、遮光カバー
2側は第2室Bが形成される。又、この本体部1の内部
には、上下方向に移動可能に設けられ、感材がセットさ
れる感材載置台5が配設されている。
【0004】この感材載置台5には、ブロワ6が接続さ
れ、ブロワ6の吸引力でセットされる感材を保持するよ
うになっている。8は図4において紙面に垂直な方向に
駆動される露光部である。
【0005】9は感材載置台5へ感材を供給する感材供
給部、10は露光を終了した感材を現像する現像処理部
である。感材供給部9には、2種類の長尺の感材ロール
カートリッジ11,12がセットされ、それぞれシート
搬送装置を用いて、感材載置台5へ感材が供給されるよ
うになっている。
【0006】ここで、シート搬送装置の説明を行う。1
3,14は各感材ロールカートリッジ11,12に対応し
て設けられた送り出しローラである。一方、感材載置台
5には、ガイド15が設けられ、このガイドに沿って、
搬送ユニット16が駆動されるようになっている。搬送
ユニット16には、感材の先端部に吸着する吸盤17が
設けられている。又、18は感材ロールカートリッジ1
1,12より送り出された感材を所定の長さにカットす
るカッターである。
【0007】次に、上記構成の作動を説明する。オペレ
ータは、ロールカートリッジ11,12のうちどちらか
一方のカートリッジを選択すると、カートリッジ11又
は12を駆動する図示しない給紙モータが作動し、選択
された感材が繰り出される。そして、対応する送り出し
ローラ13,14によって、感材は挟持搬送され、搬送
ユニット16方向へ搬送される。この時、搬送ユニット
16は図4における位置で待機している。
【0008】搬送された感材の先端部が搬送ユニット1
6の吸盤17へ到達すると、吸盤17は感材の先端部を
吸着する。つぎに、搬送ユニット16が図4において、
矢印方向に移動し、感材は感材載置台5の他方の端部ま
で搬送される。そして、所定量カートリッジ11,12
より感材が送り出されたならば、カッター18によっ
て、感材の後端部がカットされる。
【0009】感材載置台5上に感材がセットされると、
ブロワ6が作動し、感材は感材載置台5上に保持され
る。この時、遮光幕4は隠蔽状態で、第1室Aは暗室状
態となっている。
【0010】次に、遮光カバー2をオープンし、原稿枠
3のレジストレーションピンに第1色目の原稿フィルム
を係止する。そして、遮光カバーを閉じる。この時、第
2室Bも暗室状態となる。
【0011】次に、感材載置台5を遮光幕4近傍まで、
上昇させる。そして、遮光幕4を駆動して、開放状態と
する。次に、感材載置台5を更に上昇させ、感材と原稿
フィルムとを積層密着させる。
【0012】このような状態で、露光部8が紙面に対し
て垂直方向に移動し、走査露光を行う。このような作動
を各色行い、露光された感材を現像処理部10で処理し
て、カラープルーフを作成する。
【0013】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記構成のカ
ラープルーフ作成装置のシート搬送装置においては、感
材の位置決めの精度を向上させるために、搬送ユニット
16の速度と、送り出しローラ13,14の送り出し速
度とは、送り出しローラ13,14の方が若干速めに設
定し、搬送ユニット16と送り出しローラ13,14間
に感材のループを形成し、感材の他の部分への摺接抵抗
を軽減するようなっている。
【0014】しかし、図5に示すようなループが感材に
形成された時に、送り出しローラの押し出し力によっ
て、感材の吸着部分に、矢印に示すように、斜め下方に
向かう力が作用する。この力は、吸着状態の感材を吸盤
17から引き剥がす力(分力)を有しているため、感材
の搬送及び位置決めが不安定になる問題点がある。本考
案は、上記問題点に鑑みて成されたもので、その目的
は、安定したシートの搬送,位置決めができるシート搬
送装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本考
案は、吸盤の吸引力を用いてシートを搬送するシート搬
送装置において、シートを挟持搬送する送り出しローラ
と、該送り出しローラのシート送り出し速度よりも低い
移動速度で移動する搬送ユニットと、該搬送ユニットに
設けられ、前記送り出しローラより送り出されたシート
の先端部近傍の上面に吸着する吸盤と、前記搬送ユニッ
ト上の、前記吸盤よりも前記送り出しローラ側の位置に
設けられ、前記吸盤の吸着面より低い位置にて、前記送
り出しローラより送り出されてきたシートの先端部の上
面に当接する当接部材とを具備したものである。
【0016】
【作用】本考案のシート搬送装置において、送り出しロ
ーラによって送り出されたシートの先端部が搬送ユニッ
トの吸盤へ到達すると、吸盤がシートの先端部を吸着
し、搬送ユニットによる搬送を開始する。この搬送時、
搬送ユニットの移動速度の方が送り出しローラの送り出
し速度よりも遅いので、シートにはループが形成される
ことになる。ここで、当接部材が、吸盤の吸着面より低
い位置にてシートの先端部の上面に当接するため、当接
部材の近傍では、ループは下に凸となるように形成され
ることになり、シートの吸着部分には、送り出しローラ
の押し出し力によって、斜め上方に向かう力が作用す
る。この力は、吸着状態のシートを吸盤に押し付ける力
(分力)を有している
【0017】よって、吸盤に対して吸着する方向の弾性
力が発生し、安定したシートの搬送,位置決めが可能と
なる。
【0018】
【実施例】次に図面を用いて本考案の一実施例を説明す
る。図1は本考案の実施例の原理構成図、図2は本実施
例をカラープルーフ作成装置に適用した時の搬送ユニッ
トの正面図、図3は図2におけるA−A断面図である。
【0019】先ず、図1を用いて本考案の原理構成を説
明する。図において、21はシート22を挟持搬送する
送り出しローラである。23は、送り出しローラ21の
シート送り出し速度(V1)より低い移動速度(V2)で移動
する搬送ユニットである。
【0020】24は搬送ユニット23に設けられ、送り
出しローラ21より送り出されたシート22の先端部近
傍の上面に吸着する吸盤である。又、搬送ユニット23
には、吸盤24の送り出しローラ21側近傍下部であっ
て、ベース25に対して少なくともシート22が通過す
る間隔Lが設けられ、送り出しローラ21より送り出さ
れてきたシート22の先端部の上面に当接する当接部材
26が設けられている。
【0021】この当接部材26は、搬送ユニット23上
の、吸盤24よりも送り出しローラ21側の位置にあ
り、しかも、シート22の先端部の上面に、吸盤24の
吸着面より低い位置にて当接する高さに、配置されてい
る。次に、上記構成の作動を説明する。送り出しローラ
21によって送り出されたシート22の先端部が搬送ユ
ニット23の吸盤24へ到達すると、吸盤24がシート
22の先端部を吸着し、搬送ユニット23による搬送を
開始する。この搬送時において、搬送ユニット23の移
動速度(V 2 )の方が送り出しローラ21の送り出し速度
(V 1 )よりも遅いので、シート22にはループが形成さ
れることになる。ここで、当接部材26が、吸盤24の
吸着面より低い位置にてシート22の先端部の上面に当
接するため、図1に示すように、当接部材26の近傍で
は、ループは下に凸となるように形成される。
【0022】上記構成によれば、シート22の吸着部分
には、送り出しローラ21の押し出し力によって、斜め
上方に向かう力が作用する。この力は、吸着状態のシー
ト22を吸盤24に押し付ける力(分力)を有してい
る。即ち、シート22の吸着部分は、吸盤24に押圧さ
れ方向の弾性力を受けることになるので、安定したシー
ト22の搬送,位置決めが可能となる。
【0023】次に、図2及び図3を用いて、本考案をカ
ラープルーフ作成装置に適用した場合の搬送ユニットの
一実施例を説明する。これらの図において、31は門形
のフレームである。32,33はベースの両サイドに並
設されたガイドレールである。
【0024】フレーム31の一方のサイドの下部には、
ガイドレール32を挟持し、ガイドレール32上を転動
可能に設けられた4つのガイドローラ34が設けられて
いる。
【0025】フレーム31の他方のサイドの下部にも、
ガイドレール33を挟持し、ガイドレール33上を転動
するガイドローラ35が設けられている。36はフレー
ム31の天面にシートの幅方向に沿って複数個設けら
れ、シートを吸着する吸盤である。
【0026】そして、フレーム31には、吸盤36の送
り出しローラ側近傍下部であって、ベース37に対して
少なくともシートが通過する間隔Lが設けられ、送り出
しローラより送り出されてきたシートの先端部の上面に
当接する当接部材としてのスクイズローラ38が設けら
れている。
【0027】ここで、スクイズローラ38は、搬送ユニ
ット上の、吸盤36よりも送り出しローラ側の位置にあ
り、しかも、シートの先端部の上面に、吸盤36の吸着
面より低い位置にて当接するように、配置されている。
次に、上記構成の作動を説明する。送り出しローラによ
って送り出されたシートの先端部が搬送ユニットの吸盤
36へ到達すると、吸盤36がシートの先端部を吸着
し、搬送ユニットによる搬送を開始する。この搬送時、
搬送ユニットの速度の方が送り出しローラの送り出し速
度よりも遅いので、シートにはループが形成されること
になる。ここで、スクイズローラが、吸盤36の吸着面
より低い位置にてシートの先端部の上面に当接するた
め、スクイズローラ38の近傍では、ループは下に凸と
なるように形成される。
【0028】上記構成によれば、シートの吸着部分に
は、送り出しローラの押し出し力によって、斜め上方に
向かう力が作用する。この力は、吸着状態のシートを吸
盤36に押し付ける力(分力)を有している。即ち、シ
ートの吸着部分は、吸盤36側に押圧される方向の弾性
力を受けることになるので、安定したシートの搬送,位
置決めが可能となる。
【0029】
【考案の効果】以上述べたように本考案によれば、安定
したシートの搬送,位置決めができるシート搬送装置を
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の原理構成図である。
【図2】本実施例をカラープルーフ作成装置に適用した
時の搬送ユニットの正面図である。
【図3】図2におけるA−A断面図である。
【図4】シート搬送装置が設けられたカラープルーフ作
成装置の構成図である。
【図5】問題点を説明する図である。
【符号の説明】
21 送り出しローラ 22 シート 23 搬送ユニット 24 吸盤 25 ベース 26 当接部材
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−109035(JP,A) 特開 昭49−31308(JP,A) 特開 平3−195658(JP,A) 特開 平3−107836(JP,A)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸盤の吸引力を用いてシートを搬送する
    シート搬送装置において、 シートを挟持搬送する送り出しローラと、 該送り出しローラのシート送り出し速度よりも低い移動
    速度で移動する搬送ユニットと、 該搬送ユニットに設けられ、前記送り出しローラより送
    り出されたシートの先端部近傍の上面に吸着する吸盤
    と、前記搬送ユニット上の、前記吸盤よりも前記送り出しロ
    ーラ側の位置に設けられ、前記吸盤の吸着面より低い位
    置にて 、前記送り出しローラより送り出されてきたシー
    トの先端部の上面に当接する当接部材と、 を具備したことを特徴とするシート搬送装置。
JP1992019474U 1992-04-01 1992-04-01 シート搬送装置 Expired - Lifetime JP2566912Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992019474U JP2566912Y2 (ja) 1992-04-01 1992-04-01 シート搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992019474U JP2566912Y2 (ja) 1992-04-01 1992-04-01 シート搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0581157U JPH0581157U (ja) 1993-11-02
JP2566912Y2 true JP2566912Y2 (ja) 1998-03-30

Family

ID=12000332

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992019474U Expired - Lifetime JP2566912Y2 (ja) 1992-04-01 1992-04-01 シート搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2566912Y2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5443365B2 (ja) * 1972-07-19 1979-12-19
JPH02109035A (ja) * 1988-10-18 1990-04-20 Konica Corp 露光装置
JPH03107836A (ja) * 1989-09-21 1991-05-08 Konica Corp 感光材料供給装置
US4941606A (en) * 1989-12-04 1990-07-17 Eastman Kodak Company Device to stabilize a notched web in a vacuum box

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0581157U (ja) 1993-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2566912Y2 (ja) シート搬送装置
JP2005178946A (ja) 給紙装置
JPH0745494Y2 (ja) 電子写真製版機における感光材料の搬送装置
JP2759539B2 (ja) 薄板材供給装置
JPH0651553B2 (ja) 原稿送給方法
JP3111308B2 (ja) 自動封書作成装置
JPH0542995Y2 (ja)
JPH0521075Y2 (ja)
JP3104169B2 (ja) 自動封書作成装置
JPS60122641A (ja) シ−ト材重送防止装置
JPS5848668Y2 (ja) 原稿走査型複写機における原稿搬送装置
JPH06135603A (ja) 手差し給紙装置
JPH09220877A (ja) 表紙位置決め装置
JPH0211389Y2 (ja)
JP2809602B2 (ja) 原稿送給方法
JPH0641947Y2 (ja) 自動原稿給紙装置
JPH032532Y2 (ja)
JPS646093B2 (ja)
JPH1111712A (ja) 紙葉類給送装置
JPS58152733A (ja) エア−吸引式シ−ト用紙吸着装置
JPS6123052A (ja) 原稿搬送装置
JPS6291929A (ja) 電子複写機
JPS63143139A (ja) 自動原稿搬送装置
JPS61211246A (ja) 自動原稿送り装置
JPS6293135A (ja) 複写機の自動原稿送り装置