JP2566700B2 - 薄膜記憶媒体上に潤滑剤を結合する方法 - Google Patents
薄膜記憶媒体上に潤滑剤を結合する方法Info
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Description
下「ディスク」と略記)の製造方法に係り、更に詳細に
説明すれば、ディスク表面に潤滑剤を結合(bond)する
方法に係る。
グネシウム(AlMg)合金等の基板に、ニッケル−燐
(NiP)の表面被覆を施し、このNiPの表面被覆
に、コバルト基合金又はガンマ相酸化鉄等の磁性膜を被
覆したものである。かかる磁性膜は、スパッタ沈着され
た非晶質の炭素膜又は水素化炭素膜のような保護膜で被
覆することができる。このようなディスクの構造に係る
一般的な説明は、米国特許第4610911号明細書及
び同第4522820号明細書に記載されている。保護
膜として非晶質の炭素膜を有するディスクは、米国特許
第4505125号明細書に記載され、保護膜として水
素化炭素膜を有するディスクは、米国特許第47785
82号明細書に記載されている。
ッド(以下「ヘッド」と略記)によって、前記構造を有
するディスク上に記録される。ディスクが高速で回転す
る場合、ディスクの表面近傍に配置されたヘッドは、デ
ィスクからの空気圧によってディスクから持ち上げられ
る。他方、ディスクの回転開始時、回転停止時又は十分
な速度で回転していない時、ヘッドはディスク表面に沿
って滑動する。ヘッドがディスク上を滑動する際のディ
スクへの損傷を防止するため、炭素ベースの保護膜の表
面に、フルオロエーテル潤滑剤等の液体潤滑剤が添加さ
れる。別法として、保護膜を使用せずに、磁性膜上に潤
滑剤を直接的に配置することもできる。沈着後の磁性膜
には、何等かの後処理を施しても施さなくてもよい。潤
滑剤は、ヘッドとディスクとの間の摩擦を低下させて、
ディスクの損傷を防止するためのものである。
媒体に使用する際にその有効性を制限する少なくとも2
つの問題点を有している。第1の問題点は、潤滑剤のデ
ィスク表面に対する結合力がそれほど大きくないため
に、ディスクの回転中に潤滑剤がディスク表面から飛ば
されてしまうことである。ディスク表面から潤滑剤の厚
みが消失すると、ディスクとヘッドとの間の摩擦が増大
する。第2の問題点は、潤滑剤の厚みの消失が、ディス
ク表面上で一様でないことである。潤滑剤の厚みが小さ
すぎると、ヘッドがディスク表面を摩耗する原因とな
る。他方、潤滑剤の厚みが大きすぎると、ヘッドが(静
止摩擦によって)潤滑剤にくっつくために、ディスクの
回転に応じてヘッドが突然離れる際に、ヘッド又はディ
スクを損傷することがある。その他の不具合としては、
静止摩擦のためにスピンドル・モータが回転を開始でき
ないことや、機械的なサスペンション装置がうまく作動
しないことがある。これらの現象は、潤滑剤の厚みの消
失が半径方向に生じたときにも存在する。
防止する1つの方法は、ディスク表面に潤滑剤を熱的に
結合することである。この技術は、磁性媒体を腐食環境
に露出させるから、ディスクの信頼性を低下させること
になる。別の技術は、高エネルギー(例えば、10k電
子ボルト以上)の電子ビームで、潤滑剤を露光するとい
うものである。この方法は、ディスク表面に変性(modi
fied)潤滑剤膜を結合することが判っている。しかしな
がら、この変性潤滑剤膜は、未変性(unmodified)潤滑
剤膜の有する所要の全ての潤滑特性を含むわけではな
い。
技術の前記制限に遭遇しないで、潤滑膜を薄膜記憶媒体
の表面上に結合することである。特に、この方法は、静
止摩擦に関連する問題点を回避しつつ、摩耗を防止する
のに十分な厚みと十分な均一性を有する潤滑膜を結合す
るものでなければならない。更に、この方法は、記憶媒
体の腐食を最小にするために、薄膜記憶媒体の表面に結
合される潤滑膜の化学的安定性を低下させるものであっ
てはならない。最後に、この方法は、種々の潤滑剤を薄
膜記憶媒体に結合するものでなければならない。結合さ
れる潤滑剤は、反応性末端基を有するポリマーに限定さ
れてはならない。
の表面上に潤滑剤を結合する方法に係る。特に、本発明
の方法は、反応性及び非反応性の潤滑剤を、ディスク表
面の炭素ベースの保護膜上に結合するものである。浸漬
法、スピン法、スプレー法又は蒸着法等の通常の被覆技
術を用いて、先ず潤滑剤をディスク表面上に塗布する。
塗布される潤滑剤の厚みは、例えば約300オングスト
ロームであって、最終的に結合される潤滑剤の厚みより
も大である。次に、潤滑剤を塗布したディスク表面を、
低エネルギーの電子ビームで露光する。この加速電子の
エネルギー・レベルは、100電子ボルト未満である。
この潤滑剤の膜は、約1000マイクロクーロン/cm
2の照射量レベルで照射される。この照射量レベルを利
用すると、約150オングストロームの厚みの潤滑剤が
ディスク表面に結合される。次に、過剰(未結合)の潤
滑剤を、液体フレオン又は他の適当な洗浄液中で洗浄す
る。
置を示している。真空室40は、フィラメント50及び
試料ホルダ70を含んでいる。フィラメント50は、そ
の両端に電気的バイアスを付与するように、フィラメン
ト電源10に電気的に接続されている。試料ホルダ70
は、これをフィラメント50に対して選択されたバイア
ス電位に維持するように、試料バイアス電源20に電気
的に接続されている。真空室40は、真空ポンプ30に
接続されている。真空ポンプ30は、気体化合物を真空
室40から排出して、真空室40内の圧力を選択された
レベル、好ましくは10-3 トル以下に維持する。試料
ホルダ70は、電子ビームに露光すべき試料60を支持
する。試料60は、フィラメント50と試料ホルダ70
との間に配置され、試料ホルダ70と電気的に接触して
いる。本発明の方法を実施するための装置は、このよう
な装置だけに限定されるものではなく、複数のフィラメ
ント50と複数の試料ホルダ70との間のバイアス電界
内に多数の試料60を配置するような形式の装置でもよ
い。
−マグネシウム(AlMg)合金の基板に、ニッケル−
燐(NiP)の表面被覆を施し、このNiPの表面被覆
に、コバルト基合金又はガンマ相酸化鉄の磁性膜を被覆
したものである。この磁性膜は、保護膜として機能する
非晶質の炭素膜又は水素化炭素膜で被覆されている。こ
のような炭素ベースの保護膜を有するディスクは、米国
特許第4778582号明細書に記載されている。
する試料60の表面に、潤滑剤を被覆することから開始
する。ディスクの両面をデータ記憶に用いるようにディ
スクの両面に保護膜が被覆されている場合は、各保護膜
上にそれぞれ潤滑剤を被覆することができる。潤滑剤
は、ディスクに潤滑剤をスピンコートして塗布される。
また、ディスクを潤滑剤の容器内に浸漬した後、ディス
ク表面上の潤滑剤を蒸発させるか、又はディスク表面上
の潤滑剤を拭いとるようにして、潤滑剤を塗布すること
もできる。潤滑剤が塗布されたときの初期厚みは、約3
0オングストロームである。
して決定される。第1の点は、潤滑剤の結合過程で潤滑
剤膜の一部が除去されるから、結合過程の最終的な厚み
は、出発時の厚みほど大きくない、ということである。
第2の点は、結合過程の終了時にディスク表面上で必要
とされる厚みは、静止摩擦(すなわち、ヘッドがディス
ク上の或る場所で静止しているときのヘッドとディスク
との間の摩擦)及びディスク駆動装置が収容できるヘッ
ドによるディスク表面の摩耗に依存する、ということで
ある。この静止摩擦の値と摩耗に関する事項は、ディス
ク駆動装置ごとに異なり、従って結合される潤滑剤の必
要な厚みは、ディスク駆動装置ごとに異なっている。本
発明における潤滑剤の結合時の厚みは、5〜300オン
グストロームの範囲内である。従って、塗布時の潤滑剤
の厚みは、約10〜400オングストロームの範囲内で
ある。
ィソン社(Montedison)製のフォムブリン(Fomblin)
Z又はY等のペルフルオロポリエーテル(PFPE)で
ある。デュポン社(DuPont)製のクライトックス(Kryt
ox)又はダイキン社製のデナム(Demnum)も、本発明の
方法に好適な潤滑剤である。炭化水素の潤滑剤も有効で
あり、本発明の方法で使用することができる。本発明の
方法で使用される潤滑剤は、PFPEや炭化水素に限定
されるわけではなく、(脂肪酸と呼ばれる)炭素、水素
及び酸素を含有する潤滑剤も使用することができる。更
に、本発明の方法は、ポリエチレングリコール等の非潤
滑性炭化水素にも有効である。本発明の方法で使用され
る潤滑剤は、反応性末端基を含有する潤滑剤に限定され
るわけではない。このことは、従来の熱的な結合方法で
必要とされているように、潤滑剤としてのポリマーがそ
のポリマー末端にOH−基を有する必要はないことを意
味する。潤滑剤が反応性末端基を必要としないとして
も、反応性末端基を有する潤滑剤も、本発明の方法によ
って結合することができる。図5は、前述の潤滑剤の化
学構造を示している。
に配置し、試料ホルダ70によってこれを支持する。真
空ポンプ30によって、真空室40を10-3 トル未満
に排気する。フィラメント電源10は、フィラメント5
0に電流を供給する。フィラメント50は、タングステ
ン等の材料で作られていて、その代表的な抵抗値は約1
オームである。フィラメント50を流れる電流が発生す
る電子は、フィラメント50から真空室40の内部に放
出される。次に、フィラメント50から連続的に放出さ
れたこれらの電子が、フィラメント電源10の低電位よ
りも高いバイアス電位に維持された試料ホルダ70の方
に引きつけられ、すなわち試料ホルダ70に向かって加
速されて、電子ビームを形成する。試料60は、かかる
電子ビームで露光される。図2は、試料60がフィラメ
ント50から受け取る電流Ic と、試料バイアス電源2
0の印加電圧Vb とが指数関係にあることを示してい
る。この電圧Vb は、照射量に直接的に影響し、従って
所定の電子露光について試料60に対する電子ビームの
所要露光時間に影響する。
Vb を10ボルトに維持した場合の、結合される潤滑剤
の厚みtbond と、試料60が露光される電子照射量I
t との間の関係を示している。図3の潤滑剤の塗布時の
厚みは、約30オングストロームである。試料60を約
500マイクロクーロン/cm2 未満の低照射量で電子
露光する場合、結合される潤滑剤の厚みは、10オング
ストローム未満になる。照射量を約1000マイクロク
ーロン/cm2 に上げると、約15オングストロームの
厚みの潤滑剤がディスク表面に結合される。試料60に
対する電子露光量を増やしても、ディスク表面への潤滑
剤の結合厚みがそれ以上実質的に増えることはない。デ
ィスク表面の1cm2 当たり約1.5×1014 個の電
子で潤滑剤を露光する場合、潤滑剤は(約15オングス
トロームの厚みまで)最高度に結合される。
Vb を2〜20ボルトの範囲内で変更しても、結合され
る潤滑剤の厚みtbond に実質的に影響しないことを示
している。試料バイアス電源20の印加電圧Vb は、主
として、試料60を所定数の電子(すなわち、電荷レベ
ル)で露光するのに必要な時間を決定する。塗布される
潤滑剤の初期厚みを変更すると、結合される潤滑剤の厚
みが変わる。約300オングストロームの厚みの潤滑剤
を塗布する場合、約150オングストロームの厚みの潤
滑剤がディスク表面に結合される。結合される潤滑剤の
厚みは、図3に示すように、潤滑剤の表面を露光する電
荷レベルと共に変化する。再度述べると、1cm2 当た
り約1.5×1014 個の電子で潤滑剤を露光すること
により、約150オングストロームの厚みの潤滑剤が結
合される。照射量レベルがこれより実質的に低いと、デ
ィスク表面に結合される潤滑剤膜の厚みは小さくなる。
結合される潤滑剤の厚みに影響する主要因は、潤滑剤の
初期厚みである。
は、デナム(Demnum)潤滑剤について特に適用可能なも
のである。他のペルフルオロポリエーテルに対する電子
露光条件もこれと同様ではあるが、必ずしも同一ではな
い。同様に、炭化水素潤滑剤を結合するために好適な電
圧や電流の範囲も、前述のフルオロカーボンに対する値
とは異なるであろう。しかしながら、どのような個別の
潤滑剤についても、電子ビームのエネルギー・レベルと
その露光度を調整することにより、その結合を容易に最
適化することができる。
な照射量(期待厚みが約15オングストロームである場
合は、約1000マイクロクーロン/cm2 、すなわち
1cm2 当たり約1.5×1014 個の電子)で試料6
0を露光した後、試料60を真空室40から取り出し、
過剰に塗布された潤滑剤を除去する。過剰(未結合)の
潤滑剤は、潤滑剤の塗布及び電子露光を行ったディスク
を、液体フレオン又はミネソタ・マイニング社(Mineso
ta Mining)製のFC−72等の好適な洗浄液で洗浄し
て除去する。試料60は、この洗浄過程を通して、結合
された潤滑剤厚みを保持する。過剰の潤滑剤は、結合さ
れた潤滑剤の保護膜として、電子ビーム露光後にディス
ク上に残しておくことができる。
ある。
50から受け取る電流Ic と、試料バイアス電源20の
印加電圧Vb とが指数関係にあることを示す図である。
印加電圧Vb を10ボルトに維持した場合の、結合され
る潤滑剤の厚みtbond と、試料60が露光される電子
照射量It との間の関係を示す図である。
印加電圧Vb を2〜20ボルトの範囲内で変更しても、
結合される潤滑剤の厚みtbond に実質的に影響しない
ことを示す図である。
学構造を示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 次の各工程からなる、炭素ベースの保護
膜を有する薄膜記憶媒体上に潤滑剤を結合する方法。 (イ)炭化水素、フルオロカーボン及び脂肪酸からなる
群から選択される材料である前記潤滑剤を前記保護膜上
に塗布する工程。 (ロ)前記保護膜上に塗布された前記潤滑剤を100電
子ボルト未満のエネルギーを有する電子ビームにより5
00〜1000マイクロクーロン/cm2 の照射量で露
光する工程。 (ハ)前記電子ビームによる露光後に前記保護膜から未
結合の潤滑剤を除去する工程。 - 【請求項2】 前記潤滑剤がペルフルオロポリエーテル
であり、 前記保護膜が非晶質の炭素膜又は水素化炭素膜であるこ
とを特徴とする、請求項1記載の薄膜記憶媒体上に潤滑
剤を結合する方法。 - 【請求項3】 前記電子ビームによる露光後に前記保護
膜に結合された前記潤滑剤の厚みが5〜300オングス
トロームの範囲であることを特徴とする、請求項1又は
2記載の薄膜記憶媒体上に潤滑剤を結合する方法。
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