JP2566408Y2 - 土壌消毒装置 - Google Patents

土壌消毒装置

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JP2566408Y2
JP2566408Y2 JP5540392U JP5540392U JP2566408Y2 JP 2566408 Y2 JP2566408 Y2 JP 2566408Y2 JP 5540392 U JP5540392 U JP 5540392U JP 5540392 U JP5540392 U JP 5540392U JP 2566408 Y2 JP2566408 Y2 JP 2566408Y2
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愛国 竹内
初夫 橋詰
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松山株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は土壌消毒装置に係り、水
田や畑地圃場の土中に土壌消毒用の薬液を注入するもの
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の土壌消毒装置としては、
たとえば、実公昭60−40146号公報に記載されて
いるように、機枠にロータリー耕耘体を回転自在に設
け、このロータリー耕耘体の後方部に位置してロータリ
ー耕耘体の作業深度にその下端部を合わせた薬液注入用
の注入爪を設け、この注入爪の背中に沿わせて固定した
薬液ホースの散布口を注入爪の下端部で下方に向かって
開口した構造が知られている。
【0003】また、機枠に耕盤に排水孔を形成する振動
刃体を前後動自在に設け、この振動刃体の後端部に沿っ
て薬液導管を配設し、この薬液導管の下端後部の真後ろ
に散布口を開口した構造のものもある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】前記公報に記載された
構造では、薬液ホースの散布口は、ロータリー耕耘体の
作業深度に合わせた注入爪の下端部で下方に向かって開
口されているため、この散布口から下方に向かって吐出
される薬液は耕盤近くに集中的に散布されることが多
く、耕土中には殆ど散布することができず、薬液にて耕
土を消毒する上で好ましくない、という問題がある。
【0005】また、薬液導管の下端後部の真後ろに散布
口を開口した構造では、この薬液導管を有する振動刃体
は前後動されるため、この振動刃体が後方に向かって戻
る際に薬液導管の真後ろに開口した散布口内に土が詰ま
り、散布口から薬液を噴出散布することができなくなる
場合がある、という問題がある。
【0006】そこで、本考案は、このような点に鑑みて
なされたもので、薬液導管の散布口内に土が詰まること
確実に防止でき、薬液導管の散布口から耕土中に薬液を
確実に拡散散布することができ、薬液にて耕土を消毒す
る上で好ましく、散布口から薬液を常に効率よく噴出散
布することができる土壌消毒装置を提供することを目的
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案の土壌消毒装置
は、入力軸を有するミッション及び薬液タンクを設けた
機枠と、この機枠に左右方向の支軸にて回動自在に支持
され前記ミッションからの出力によって前後動される上
下方向の振動刃体と、前記薬液タンクから供給される薬
液を土中に噴出散布する散布口を有する薬液導管とを具
備し、前記薬液導管は、前記振動刃体の後端部に沿って
上下方向に配設固定し、この薬液導管は下端近傍部に後
方に向けて前記散布口を開口し、この散布口に離間して
対向した位置にガードを有し、このガードは前記散布口
から噴出される薬液を左右方向に案内する案内面を有す
るものである。
【0008】
【作用】本考案の土壌消毒装置では、入力軸が回転され
ることにより、ミッションからの出力によって振動刃体
が支軸を中心として前後動されるとともに、この振動刃
体に薬液導管が一体となって連動される。そして、振動
刃体にて圃場の土中に上下方向の縦溝が順次形成される
とともに、薬液導管の散布口から薬液が土中に順次噴出
散布される。この場合、薬液導管は、その散布口に離間
して対向した位置にガードを有するので、このガードに
て振動刃体が後方に向かって戻る際に散布口内に土が入
り込むことが防止され、また、このガードは薬液を左右
方向に案内する案内面を有するので、このガードの案内
面にて散布口から噴出される薬液が確実に拡散散布さ
れ、この薬液は、縦溝のみならずこの縦溝が形成される
際に生じる耕土の亀裂に対しても散布され、したがっ
て、薬液は耕土中に効率よく散布される。
【0009】
【実施例】以下、本考案の一実施例の構成を図面を参照
して説明する。
【0010】図1において、1は機枠で、この機枠1
は、左右に相対して配設された主フレーム2を有し、こ
の左右の主フレーム2の前端部間は支持フレーム3にて
連結支持されているとともに、この左右の主フレーム2
の前端部間の上部には上下方向の連結フレーム4が一体
に固着され、この左右の連結フレーム4は前記左右の主
フレーム2の中間部との間に固定したステー5にて連結
支持されている。また、前記左右の主フレーム2の前端
部には連結ピン6がそれぞれ外方に向かって突出されて
いるとともに、前記連結フレーム4の上端部には連結孔
7が上下に形成されている。
【0011】また、前記左右の主フレーム2の前側部間
にはミッション8を内蔵したミッションケース9が固定
され、このミッションケース9の前側部には前記ミッシ
ョン8の前方に向かって突出した入力軸10の基端部が軸
受体11にて回転自在に支持され、この入力軸10の略中間
部が前記左右の主フレーム2間に固定支持された軸受体
12にて回転自在に支持されている。また、前記前後の軸
受体11,12間に位置して前記入力軸10には偏心回転する
カム13が固着されている。
【0012】さらに、前記左右の主フレーム2の後側部
間には左右方向の支軸14が水平状に固定され、この支軸
14の中間部には回動枠体15の略中間部が上下方向に回動
自在に軸架されている。この回動枠体15は、前後方向に
長く形成され、その前端部にはローラ軸16が前方に向け
て突出され、このローラ軸16には前記カム13の下部に係
合したローラ17が回転自在に軸架され、この上下のカム
13及びローラ17は抱持体18にて常時係合するように抱持
されている。
【0013】また、前記回動枠体15の後端部には振動刃
体19の上部が複数のボルト・ナット20にて着脱自在に連
結されている。この振動刃体19は、板状部材にて上下方
向に長く形成された本体21を有し、この本体21の前縁部
には、その略中間部より下端部にかけて上下方向に一連
の切削刃22が形成されているとともに、この本体21の上
部には上下方向に間隔をおいて前記複数のボルトを挿通
する多数の取付孔23が形成されている。また、前記本体
21の下端部には前下方に向かって傾斜したチゼルの破砕
刃24が一体に固着され、この破砕刃24の後端部にはチゼ
ルの犂床25が着脱自在に連結されている。そして、前記
振動刃体19は、全体として前下方に向かって所定の傾斜
角度で傾斜した状態でその上部の選択した位置の各取付
孔23にて前記回動枠体15の後端部に対して複数のボルト
・ナット20にて着脱自在に連結されている。そうして、
前記振動刃体19は前記上下のカム13及びローラ17にて前
記支軸14を中心として前後回動されるようになってい
る。
【0014】また、前記振動刃体19には、その本体21の
後端部すなわちその後縁部に沿って長短の薬液導管26,
27が前後に配設され、この長短の薬液導管26,27は前記
本体21の上下に設けた支持具28にて支持されている。ま
た、前記長い薬液導管26の下端近傍部の後部すなわち真
後ろ部には耕盤に近い耕土に薬液を噴出散布する散布口
29が後方に向けて開口形成されている。また、前記短い
薬液導管27の下端近傍部の後部すなわち真後ろ部には耕
土の上部に薬液を噴出散布する散布口30が後方に向けて
開口形成されている。しかして、前記前後に配設された
長短の薬液導管26,27は前記本体21の後端部の厚さより
小さい断面形状に形成されている。また、前記長短の薬
液導管26,27の下端近傍部の真後ろ部に形成された散布
口29,30は水平方向に向けて開口形成してもよく、上下
方向に所定の傾斜角度で傾斜して開口形成してもよい。
【0015】さらに、前記長短の薬液導管26,27に形成
された前記散布口29,30の上方部には上下方向のガード
54の上端部がそれぞれ固着されている。この各ガード54
は、それぞれ断面略円形の丸棒状部材にて上下方向に長
く形成され、その上端部には前記散布口29,30の上方部
に固着された取付部55を有し、この取付部55の下部には
後方に向かって屈曲した屈曲部56を介して前記散布口2
9,30に対して後方に離間して対向したガード部57を有
し、このガード部57には前記散布口29,30から噴出され
る薬液を左右方向に案内する案内面58が弧状に形成され
いている。
【0016】つぎに、前記左右の主フレーム2には、そ
の前後方向の略中間上部に位置して載置板31が固定さ
れ、この載置板31上にはポンプ32が載置固定され、この
ポンプ32の薬液導入部にはホース33を介して薬液タンク
34が接続され、この薬液タンク34は前記左右のステー5
間上に載置固定されている。また、前記ポンプ32の薬液
導出部に接続された2本のホース35,36は前記長短の薬
液導管26,27の上端部にそれぞれ連通接続されている。
また、前記左右の主フレーム2には、その前後方向の略
中間下部に位置して相対して上下方向の支持脚体37の上
端部が図示しない上下調節手段によって上下方向に位置
調節自在に連結され、この左右の支持脚体37の下端部に
設けられた車軸38にはゲージ輪39がそれぞれ回転自在に
軸架されている。また、前記一方側の車軸38は前記ポン
プ32の入力軸に連動媒体40を介して連動連結されてい
る。
【0017】また、前記ミッションケース9の左右部に
は中空円筒状のパイプ体41が水平状に一体に突設され、
この左右のパイプ体41の外端部には相対して後下方に向
かって傾斜して配設された前後方向に長い伝動ケース42
とブラケット43の前端部がそれぞれ回動自在に嵌合さ
れ、この左右の伝動ケース42とブラケット43の後側部は
支杆44にて連結されている。また、前記左右の伝動ケー
ス42とブラケット43の後端部間には前記振動刃体19の後
方部に位置して回転軸45が回転自在に軸架され、この回
転軸45には鎮圧ローラ46が固着されている。また、前記
伝動ケース42の前端部内には前記ミッシヨン8の出力軸
の出力端が回転自在に突出され、この伝動ケース42の後
端部内には前記鎮圧ローラ46の回転軸45の一端部が回転
自在に突出され、前記出力軸の出力端には連動媒体を介
して前記回転軸45の一端部が回転自在に連動連結されて
いる。そして、前記鎮圧ローラ46は、前記ミッション8
からの出力によって回転駆動されるようになっている。
【0018】また、前記支杆44の左右部には連結片47が
上方に向かって突出され、この左右の連結片47には吊持
杆48の下端部が回動自在に軸支されている。また、前記
左右の主フレーム2の後端部には断面L字状に形成され
た吊持アーム49が後方に向かって突出され、この左右の
吊持アーム49に形成された案内孔50内に前記左右の吊持
杆48の上部が上下動自在に挿通され、この左右の吊持杆
48の上端部に取付けられたストッパー50と前記左右の吊
持アーム49の上部との間及び左右の吊持杆48の中間部に
取付けられたストッパー51と前記左右の吊持アーム49の
下部との間にはコイルスプリング52,53がそれぞれ設け
られている。そして、前記左右の吊持アーム49の上下に
配設した前記左右上下のコイルスプリング52,53にて左
右の吊持杆48が上下動自在に支持されているとともに、
この左右の吊持杆48にて鎮圧ローラ46が左右の伝動ケー
ス42及びブラケット43を介して左右のパイプ体41を中心
として上下動するようになっている。
【0019】つぎに、前記実施例の作用を説明する。
【0020】トラクタの3点連結部に左右の主フレーム
2の連結ピン6及び連結フレーム4の連結孔7を用いて
連結するとともに、トラクタのPTO軸に動力伝達軸を
介してミッション8の入力軸10を連結する。そして、ト
ラクタにより機枠1を牽引するとともに、このトラクタ
のPTO軸からの出力によって動力伝達軸を介して入力
軸10が回転されることにより、この入力軸10のカム13が
回転され、このカム13にてローラ17を介して回動枠体15
が押動され、この回動枠体15が支軸14を中心として上下
に回動され、この回動枠体15の後端部に連結した上下方
向の振動刃体19が前後動される。
【0021】また、前記のように入力軸10が回転される
ことにより、このミッシヨン8からの出力によって伝動
ケース42内の連動媒体を介して鎮圧ローラ46が回転駆動
される。さらに、トラクタにより機枠1が牽引されるこ
とにより、左右のゲージ輪39が自転され、この一方のゲ
ージ輪39の回動により連動媒体40を介してポンプ32が駆
動され、このポンプ32にて薬液タンク34内の薬液がホー
ス35,36を介してそれぞれの薬液導菅26,27に供給され
る。
【0022】そして、振動刃体19の上下方向の切削刃22
にて圃場の耕土には上下方向に縦溝が順次進行方向に形
成されるとともに、その下端部のチゼルの破砕刃24と犂
床25にて圃場の耕盤には前記切削刃22にて形成される縦
溝に連通する拡大された排水溝が順次進行方向に形成さ
れる。また、前記振動刃体19にて上下方向に一連の縦溝
及び排水溝が形成されるとともに、この振動刃体19の後
端部に沿って配設した長短の薬液導菅26,27の散布口2
9,30から薬液がそれぞれの位置における土中に順次後
方に向けて噴出散布される。すなわち、長い薬液導菅26
の散布口29からは耕盤に近い耕土中に薬液が順次噴出散
布され、短い薬液導菅27の散布口30からは耕土の上部中
に薬液が順次噴出散布される。この場合、長短の薬液導
管26,27は、その散布口29,30に対して後方に離間して
対向したガード54をそれぞれ有するので、この各ガード
54にて振動刃体19が後方に向かって戻る際にそれぞれの
散布口29,30内に土が入り込むことが防止され、それぞ
れの散布口29,30内に土が詰まるようなことがなく、ま
た、この各ガード54は薬液を左右方向に案内する案内面
58を有するので、この各ガード54の案内面58にてそれぞ
れの散布口29,30から噴出される薬液が確実に左右方向
に拡散されて散布され、この薬液は、縦溝のみならずチ
ゼルの破砕刃24を犂刃25にて排水溝が形成される際に生
じる耕土の亀裂に対しても散布され、したがって、薬液
は耕土中に効率よく散布される。
【0023】また、振動刃体19の後方部に配設した鎮圧
ローラ46にて土中に薬液散布後の地表が進行方向に順次
鎮圧されるが、この際、鎮圧ローラ46は回転駆動される
ことにより、この鎮圧ローラ46は地表に対してスリップ
回転しつつ地表を鎮圧するので、鎮圧ローラ46の周面部
に土が附着することがなく、地表が平らに整地されると
ともに亀裂が埋設され、したがって、地表が密に鎮圧さ
れ土中に注入された薬液が地表から簡単に蒸発すること
が防止され、薬液の有効性が確保される。また、鎮圧ロ
ーラ46にて地表を鎮圧する際に、地表が凹凸状に変化し
ている場合には、この鎮圧ローラ46は左右の吊持杆48を
介して左右の吊持アーム49の上下のコイルスプリング5
2,53に抗して上下回動しつつ地表の変化に追従し、こ
の鎮圧ローラ46にて地表が確実に鎮圧される。
【0024】つぎに、前記実施例では、各散布口29,30
に対する上下方向のガード54は断面略円形状の丸棒状部
材にて形成する場合について説明したが、これに限ら
ず、たとえば、図6に示すように、各散布口29,30に対
する上下方向のガード59は断面略四角形状の角柱部材に
て形成し、このガード59は、その一つの上下方向の角部
60を各散布口29,30の後方に離間して対向した状態でそ
の上端部を各散布口29,30の上方部に固着し、この一つ
の角部60の左右部に位置する左右の面部を薬液を左右方
向に案内する案内面61として形成する。
【0025】このように構成することにより、各ガード
59にて振動刃体19が後方に向かって戻る際にそれぞれの
散布口29,30内に土が入り込むことが防止され、それぞ
れの散布口29,30内に土が詰まるようなことがなく、ま
た、この各ガード59の左右の案内面61にてそれぞれの散
布口29,30から噴出される薬液が確実に左右方向に案内
されて拡散散布され、この薬液は、縦溝のみならず排水
溝が形成される際に生じる耕土の亀裂に対しても散布さ
れ、したがって、薬液は耕土中に効率よく散布される。
【0026】前記実施例では、下端部にチゼルを有する
振動刃体19にて耕土及び耕盤に一連の縦溝を形成する場
合について説明したが、これに限らず、振動刃体19にて
耕土にのみ縦溝を形成するようにしてもよい。
【0027】また、前記実施例では、振動刃体19にて水
田圃場に縦溝を形成する場合について説明したが、これ
に限らず、振動刃体19にて畑地圃場の土中に縦溝を形成
するようにしてもよい。
【0028】
【考案の効果】本考案によれば、薬液導管は下端近傍部
に後方に向けて散布口を開口し、この散布口に離間して
対向した位置にガードを設けたので、このガードにて振
動刃体が特に後方に向かって戻る際に薬液導管の散布口
内に土が入り込むことを防ぎ、薬液導管の散布口内に土
が詰まること確実に防止することができ、また、ガード
は薬液を左右方向に案内する案内面を有するので、この
案内面にて薬液導管の散布口から噴出される薬液を耕土
中に確実に拡散して散布することができ、薬液にて耕土
を消毒する上で好ましく、散布口から薬液を常に効率よ
く噴出散布することができる。また、土中の薬液を噴出
散布する散布口を有する薬液導管は縦溝を形成する振動
刃体の後端部に沿って配設したので、振動刃体にて縦溝
が形成されると同時にこの縦溝を通じて土中に薬液を噴
出散布することができ、また、薬液導管は振動刃体の後
端部に沿って配設したので、薬液導管が振動刃体の前後
動を阻害することを防止できる。しかも、振動刃体に薬
液導管を設けたので、ロータリー耕耘体の後方部に薬液
注入爪を配設したものに比べ土中深く薬液を噴出散布す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す土壌消毒装置の側面図
である。
【図2】同上平面図である。
【図3】同上薬液導管の一部の縦断面図である。
【図4】同上背面図である。
【図5】図3a〜a線部の断面図である。
【図6】他の実施例を示すガードの断面図である。
【符号の説明】
1 機枠 8 ミッション 10 入力軸 14 支軸 19 振動刃体 26,27 薬液導管 29,30 散布口 54,59 ガード 58,61 案内面

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力軸を有するミッション及び薬液タン
    クを設けた機枠と、この機枠に左右方向の支軸にて回動
    自在に支持され前記ミッションからの出力によって前後
    動される上下方向の振動刃体と、前記薬液タンクから供
    給される薬液を土中に噴出散布する散布口を有する薬液
    導管とを具備し、 前記薬液導管は、前記振動刃体の後端部に沿って上下方
    向に配設固定し、この薬液導管は下端近傍部に後方に向
    けて前記散布口を開口し、この散布口に離間して対向し
    た位置にガードを有し、このガードは前記散布口から噴
    出される薬液を左右方向に案内する案内面を有すること
    を特徴とする土壌消毒装置。
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