JPS596646Y2 - 薬剤散布装置 - Google Patents
薬剤散布装置Info
- Publication number
- JPS596646Y2 JPS596646Y2 JP2090578U JP2090578U JPS596646Y2 JP S596646 Y2 JPS596646 Y2 JP S596646Y2 JP 2090578 U JP2090578 U JP 2090578U JP 2090578 U JP2090578 U JP 2090578U JP S596646 Y2 JPS596646 Y2 JP S596646Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- injection pipe
- liquid fertilizer
- chemical
- soil
- spraying device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fertilizing (AREA)
- Soil Working Implements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、ロータリ耕耘装置で耕耘された土壌の必要
個所へ集中的に液肥等の薬剤を注入散布してなる薬剤散
布装置の改良に関するものである。
個所へ集中的に液肥等の薬剤を注入散布してなる薬剤散
布装置の改良に関するものである。
従来、この種の薬剤散布装置は第3図および第4図に示
すように、液肥タンク(図面省略)と連通している吸入
パイプ19.19’、この吸入パイプ19,19′から
液肥を得て注入パイプ20.20’に液肥を送出する送
出ポンプ21.21’、およびノズル22.22’等よ
り構威されており、特に第3図に示すように伝動ケース
23の背面にノズル22を設けたものにあっては、ノズ
ル22の端部が整形板24.24から離れているために
、整形板24 .24によって盛り上げられた土の表層
部に効率よく散布することができず、また第4図に示す
ようにノズル22′を左右の整形板24’,24’の間
に位置させ、表土中に侵入するように垂下したものにあ
っては、機体の進行時に藁屑等の異物がノズル22′に
引掛かり、ノズル22′を破損したり、畦の整形面を掻
乱すことがあった。
すように、液肥タンク(図面省略)と連通している吸入
パイプ19.19’、この吸入パイプ19,19′から
液肥を得て注入パイプ20.20’に液肥を送出する送
出ポンプ21.21’、およびノズル22.22’等よ
り構威されており、特に第3図に示すように伝動ケース
23の背面にノズル22を設けたものにあっては、ノズ
ル22の端部が整形板24.24から離れているために
、整形板24 .24によって盛り上げられた土の表層
部に効率よく散布することができず、また第4図に示す
ようにノズル22′を左右の整形板24’,24’の間
に位置させ、表土中に侵入するように垂下したものにあ
っては、機体の進行時に藁屑等の異物がノズル22′に
引掛かり、ノズル22′を破損したり、畦の整形面を掻
乱すことがあった。
この考案は、上述の欠点を解消するために提案するもの
であって、以下図面に示す実施例に基づいて、この考案
の詳細な説明を行なう。
であって、以下図面に示す実施例に基づいて、この考案
の詳細な説明を行なう。
まず、構或について説明する。
ロータリ耕耘機1の機枠2の前部には、液肥等の薬剤を
貯溜する液肥タンク3を搭載し、この液肥タンク3の後
方には、原動機4を搭載している。
貯溜する液肥タンク3を搭載し、この液肥タンク3の後
方には、原動機4を搭載している。
5は、機枠2の後部において基部を上方へ向けて取り付
けたハンドル枠で、前後回動調節自在となし、斜上方へ
延出したこのハンドル枠5の端部から後方へ、左右1対
の中空パイプ状ハンドル6,6を延出している。
けたハンドル枠で、前後回動調節自在となし、斜上方へ
延出したこのハンドル枠5の端部から後方へ、左右1対
の中空パイプ状ハンドル6,6を延出している。
(なお、この実施例では、ハンドル6,6を前方へ向け
た状態を図示している。
た状態を図示している。
)このロータリ耕耘機1の後方には、図示外の耕耘爪,
耕耘軸7a等より構戊されたロータリ耕耘装置7をヒッ
チ8を介して連結し、前記原動機4の動力を伝動ケース
9を介してこのロータリ耕耘装置7の耕耘軸7aに伝達
している。
耕耘軸7a等より構戊されたロータリ耕耘装置7をヒッ
チ8を介して連結し、前記原動機4の動力を伝動ケース
9を介してこのロータリ耕耘装置7の耕耘軸7aに伝達
している。
ロータリ耕耘装置7の機枠10には、逆T字型のサポー
ト11を着脱自在に取りつけ、このサポート11の水平
杆11 aには、第2図に示すように左右対称で沖方向
に長く、かつ側面視において中央部が後方へ彎曲してい
る集土板14 a ,14 aと、耕耘放出された土を
この集土板14 a ,14 aで受けて中央へ盛り上
げるべくハ字型に形或された整形板14b,14bとか
らなる畦立機14を上記サポート11の水平杆11 a
に嵌合支持している。
ト11を着脱自在に取りつけ、このサポート11の水平
杆11 aには、第2図に示すように左右対称で沖方向
に長く、かつ側面視において中央部が後方へ彎曲してい
る集土板14 a ,14 aと、耕耘放出された土を
この集土板14 a ,14 aで受けて中央へ盛り上
げるべくハ字型に形或された整形板14b,14bとか
らなる畦立機14を上記サポート11の水平杆11 a
に嵌合支持している。
また、ロータリ耕耘装置7の機枠10の上部には、液肥
の送出ポンプ12を載置し、この送出ポンプ12とロー
タリ耕耘機1の車軸17とを伝達手段16を介して連結
し、液肥タンク3内の薬剤を吸弓せしめるとともに強制
的に送出作動すべく構成している。
の送出ポンプ12を載置し、この送出ポンプ12とロー
タリ耕耘機1の車軸17とを伝達手段16を介して連結
し、液肥タンク3内の薬剤を吸弓せしめるとともに強制
的に送出作動すべく構成している。
15は、一端が送出ポンプ12に連通した薬剤注入パイ
プで前記伝動ケース9の後背部に沿わせて配設し、第1
図に示す如くこの薬剤注入パイプ15の下部を屈曲して
後方へほぼ水平に延出するとともに、同パイプ15の終
端開口部15aが、側面から見て整形板14b,14b
の先端から若干後方で、かつ盛り上げられた畦上の上部
に位置するように設けている。
プで前記伝動ケース9の後背部に沿わせて配設し、第1
図に示す如くこの薬剤注入パイプ15の下部を屈曲して
後方へほぼ水平に延出するとともに、同パイプ15の終
端開口部15aが、側面から見て整形板14b,14b
の先端から若干後方で、かつ盛り上げられた畦上の上部
に位置するように設けている。
なお、図中13は、液肥タンク3と送出ポンプ12とを
連結している可撓性のパイプ、18は、ロータリ耕耘機
1の車輪である。
連結している可撓性のパイプ、18は、ロータリ耕耘機
1の車輪である。
この考案は、上述のように構威されているので、原動機
4を作動してこの動力を車軸17とロータノ耕耘装置7
に伝えると、車輪18とロータリ耕耘装置7の耕耘爪(
図示省略)は第1図において反時計方向に回転し、走行
耕耘しなが゛ら砕土を後方へ放出して行く。
4を作動してこの動力を車軸17とロータノ耕耘装置7
に伝えると、車輪18とロータリ耕耘装置7の耕耘爪(
図示省略)は第1図において反時計方向に回転し、走行
耕耘しなが゛ら砕土を後方へ放出して行く。
この砕土は、畦立機14の集土板14 a ,14 a
で中央開口部に導かれ、集土板14a,14aと一体的
に固着された整形板14b,14bにより畦を形或する
のであるが、このとき車軸17の回転とともに送出ポン
プ12が作動して、液肥タンク3内の薬剤を吸引し、薬
剤注入パイプ15の終端開口部15aより、畦の上部、
すなわち、土壌の植付部近傍に集中的に注入散布される
。
で中央開口部に導かれ、集土板14a,14aと一体的
に固着された整形板14b,14bにより畦を形或する
のであるが、このとき車軸17の回転とともに送出ポン
プ12が作動して、液肥タンク3内の薬剤を吸引し、薬
剤注入パイプ15の終端開口部15aより、畦の上部、
すなわち、土壌の植付部近傍に集中的に注入散布される
。
従って、この考案によれば、従来装置のように薬剤注入
パイプより畦土に注入される薬剤が不要個所に飛散散布
されることもなく、常に土壌の必要個所、すなわち植付
部に集中的に散布されるものであり、しかもこの薬剤注
入パイプの終端開口部が進行方向に対して平行となるよ
うに伝動ケースの後背部から後方へほぼ水平に延出され
ているので、畦の表土面に散乱している藁屑等の異物が
この薬剤注入パイプに引掛かることもなく効率良い薬剤
散布が可能である。
パイプより畦土に注入される薬剤が不要個所に飛散散布
されることもなく、常に土壌の必要個所、すなわち植付
部に集中的に散布されるものであり、しかもこの薬剤注
入パイプの終端開口部が進行方向に対して平行となるよ
うに伝動ケースの後背部から後方へほぼ水平に延出され
ているので、畦の表土面に散乱している藁屑等の異物が
この薬剤注入パイプに引掛かることもなく効率良い薬剤
散布が可能である。
図面は、この考案の簡単な実施例を示し、第1図は、こ
の考案に係る薬剤散布装置を装着したロータリ耕耘機の
側面図、第2図は、要部の背面図、第3図、第4図は、
従来装置の要部を示す側面図である。 符号の説明 3・・・・・・液肥タンク、4・・・・・
・原動機、9・・・・・・伝動ケース、11・・・・・
・サポート、12・・・・・・送出ポンプ、14・・・
・・・畦立機、14 a・・・・・・集土板、14b・
・・・・・整形板、15・・・・・・薬剤注入パイプ、
15 a・・・・・・終端開口部。
の考案に係る薬剤散布装置を装着したロータリ耕耘機の
側面図、第2図は、要部の背面図、第3図、第4図は、
従来装置の要部を示す側面図である。 符号の説明 3・・・・・・液肥タンク、4・・・・・
・原動機、9・・・・・・伝動ケース、11・・・・・
・サポート、12・・・・・・送出ポンプ、14・・・
・・・畦立機、14 a・・・・・・集土板、14b・
・・・・・整形板、15・・・・・・薬剤注入パイプ、
15 a・・・・・・終端開口部。
Claims (1)
- ロータリ耕耘装置7の伝動ケース9の後背部に沿わせて
、液肥タンク3と連通している薬剤注入パイプ15を配
設し、該薬剤注入パイプ15の下部を後方へほは゛水平
に延出するとともに、同パイプ15の終端開口部15a
を耕耘爪の回転軌跡面より後方で、かつ耕耘爪によって
後方へ切削放出された土を中央に盛りあげるべく設けら
れた畦整形板14b,14bの前端上部に位置させてな
る薬剤散布装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2090578U JPS596646Y2 (ja) | 1978-02-22 | 1978-02-22 | 薬剤散布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2090578U JPS596646Y2 (ja) | 1978-02-22 | 1978-02-22 | 薬剤散布装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54125316U JPS54125316U (ja) | 1979-09-01 |
JPS596646Y2 true JPS596646Y2 (ja) | 1984-03-01 |
Family
ID=28852771
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2090578U Expired JPS596646Y2 (ja) | 1978-02-22 | 1978-02-22 | 薬剤散布装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS596646Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-02-22 JP JP2090578U patent/JPS596646Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54125316U (ja) | 1979-09-01 |
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