JP2566118B2 - 水性ベースを基体とする顔料含有インク - Google Patents

水性ベースを基体とする顔料含有インク

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JP2566118B2 JP6141947A JP14194794A JP2566118B2 JP 2566118 B2 JP2566118 B2 JP 2566118B2 JP 6141947 A JP6141947 A JP 6141947A JP 14194794 A JP14194794 A JP 14194794A JP 2566118 B2 JP2566118 B2 JP 2566118B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特許請求の範囲第1項
に記載した上位概念に従って、筆記、製図、絵画、印刷
又は標記用の、水性ベースを基体とする顔料含有インク
に関する。この様なインクは、特に水性標記液体として
も公知である。
【0002】
【従来の技術】特開昭61−268773号公報及び実
質上内容が同一であるヨーロッパ特許公開第03443
79号公報中に、水性の顔料含有蛍光インクが記載さ
れ、このインクは乳化重合によってアクリルニトリル、
(メタ-)アクリル酸及びスチロールから成るモノマー混
合物を生成する着色された材料から成る。0.5μmよ
り小さい粒子直径を有するポリマー分散液が得られる。
この分散液を蛍光染料で着色する。更にインクは親水性
有機溶剤、たとえばエチレングリコール、プロピレング
リコール、グリセリン等々を含有する。この溶剤含有耐
光性インクの場合、マイクロカプセルが埋めこれまた複
写用紙及びファックス用紙を使用することができるが、
しばらくの後に字画がだんだん黒ずみ及び字画の蛍光性
が失われる。若干のファックス用紙に於ては、この作用
が2−3分後にすでに生じる。更にインクは約45分の
比較的小さいキップ- オフ- タイム(Cap−Off−
Time)を示す。その上このインクは多くの織物から
十分に洗い落とされない。ヨーロッパ特許公開第037
4668号公報には、蛍光を発する標記液体が開示さ
れ、これは少なくとも1個のクマリン- 染料及び基体樹
脂としてpH3−5で安定なアクリル樹脂- 分散液を含
有する。この液体は第三染料、特に複写紙のトリフエニ
ルメタン染料に影響を及ぼさない。このインクの耐光性
はピラニンインクによるものよりも改良されるが、しば
しばまだ十分に良好ではない。実験から字画は乾燥直後
に蛍光することが分る。このインクの別の欠点は、改良
するために提案された、有機溶剤の使用に見られる。
【0003】ドイツ特許第4020900号明細書中
に、アルカリ性範囲にあるpH- 値を有する、ヒドロキ
シピレントリスルホン酸の水性溶液を基体とする標記液
体が記載されている。この筆記液体にサッカロース、ラ
クトース、マルトース並びにそのモノサッカライド又は
これから成るサッカライドの混合物を加える。更に、こ
の筆記液体は、保存のためにイソチアゾリノン- 誘導
体、水溶性結合剤及び湿潤剤を含有する。
【0004】この筆記液体の格別な欠点は、すべての顔
料不含インクに、顔料が添加されたインクとは対照的に
しばしば不十分である本来の僅かな光安定性が観察され
ることである。
【0005】更に、顔料が添加された蛍光インクは市場
にあり、この着色顔料は塩基性染料から及びアクリルニ
トリル/ブチルアクリラートから成る。この際他の成分
は保存剤、乳化剤もしくは湿潤剤及び水である。このイ
ンクの欠点は、ヨーロッパ特許公開第0344379号
公報の初めに記載されたのと同一である。この場合もし
ばらくした後に、種々のファックス用紙に於て字画がた
んだん黒ずみ、字画の蛍光性が失われる、若干の用紙に
於いては2〜3分後にすでにこの現象が表われる。更に
このインクも比較的短い "キャップ- オフ- タイム" を
示す。同様にこのインクも多くの織物から洗い落されに
くい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
課題は、公知のインクを改良し、環境- 及び使用にやさ
しく、多方面に使用でき、そして色安定なインク又は標
記液体を生成することにある。このインク又は液体は有
機溶剤を含有せず、ほとんどすべてのファックス- 及び
その他の被覆された用紙上に良好に使用することがで
き、筆記- 又は標記器具中で急速に乾燥せず、更にその
着色字画をその色安定性及び蛍光力を保持し、比較的長
い時間の後も著しく変化せず、またほとんどすべての繊
維材料から洗い落とすことができる。
【0007】
【発明を解決するための手段】この課題は、特許請求の
範囲第1項に記載した特徴によって解決される。本発明
の好ましい実施態様及び好都合な他の形態は、他の請求
項に記載されている。
【0008】保湿剤及び不凍剤として従来使用される溶
剤(LM)、たとえばエチレングリコール、ジエチレン
グリコール、プロピレングリコール及びグリセリンを、
水及び少なくとも1個の酸基不含ポリヒドロキシ化合
物、すなわち糖質、糖アルコール及びポリグリセリンの
様な化合物に代えることによって、多くの遊離OH- 基
を有し、更に場合により特に選ばれた界面活性剤及び乳
化剤並びに保存剤と主に塩基性染料──これは固体含有
量がアクリルニトリル62−63%及びブチルアクリラ
ート38−37%から成る合成物質分散液のポリマー粒
子と反応する──とを一緒に使用することによって、─
─混合及び場合により加熱の後──、所望の性質を有す
るインク、特に顔料を含有する蛍光インクが得られる。
【0009】本発明により提案される糖質(AZ)及び
糖アルコール(AA)は、一般式Cn (H2 O)m の水
溶性炭化水素及び糖アルコールとしてその還元形であ
る。他の提案されるポリグリセリン(AG)は、水和物
分解によって得られるグリセリンから由来するポリエー
テルが好ましい。この場合ペンタグリセリン5及びデカ
グリセリン10はエーテル架橋を介して結合するグリセ
リン分子を有する。
【0010】筆記、製図、絵画、印刷又は標記用の、水
性ベースを基体とする、本発明による顔料含有インク
は、実質上着色剤(FM)、添加物質(ZS)及び溶剤
(LM)として水(W)を含有する。本発明の第一の特
徴によれば、着色剤は着色顔料(FP)から成らねばな
らない。この顔料は1又はそれ以上の染料(F)及び少
なくとも1個の固形の合成物質- 分散成分(P)から成
る。他の特徴としては、酸基不含ポリヒドロキシ化合物
(A)を安定剤として含有しなければならない。更に本
発明によるインクは、少なくとも1個の界面活性剤
(T)及び(又は)乳化剤(E)並びに保存剤(K)を
有する。
【0011】着色顔料(FP)は、アクリルニトリル6
0−65重量%及びブチルアクリラ−ト35−40重量
%から成る固形の合成物質- 分散成分(P)と少なくと
も1個の塩基性染料(F)の反応生成物であり、そして
着色顔料(FP)を塩基性染料(F)と固形の分散液成
分(P)とから、インク混合物の内部で先ず官能基の反
応によって生成するのが有利である。
【0012】適するものとしては、染料:ベーシックイ
エロー40、ソルベントイエロー43、ベーシックレッ
ド1、ベーシックレッド1:1、ベーシックバイオレッ
ト10、ベーシックブルー3、リアクティブブルー4
1、ソルベントイエロー160/1、ベーシックバイオ
レット11:1又はベーシックバイオレット35より成
る群から又はこれらの混合物から選ばれた塩基性染料
(F)が挙げられる。
【0013】酸基不含ポリヒドロキシ化合物(A)は、
本発明によれば特に糖質(AZ)、糖アルコール(A
A)、ポリグリセリン(AG)又はこれらの混合物であ
る。この場合糖質(AZ)は、モノ- 又はオリゴサッカ
ライドの群から選ばれるのが好ましく、ジ- 又はトリサ
ッカライド、好ましくはサッカロース、グルコース、フ
ルクトース、ラクトース又はマルトースであり、この際
糖アルコール(AA)はソルビット、キシリット、ラク
チット及び(又は)イソマルトである及び(又は)この
際ポリグリセリン(AG)は特に5個のグリセリン分子
を有するペンタグリセリン又は10個のグリセリン分子
を有するデカグリセリンであるのが好ましい。
【0014】保存剤(K)として、ソルビン酸のナトリ
ウム塩、ベンズイソチアゾリンの相乗調製物、有機過酸
化物とアルコールから成る相乗混合物又は半アセタール
とイソチアゾリノンから成る相乗混合物を挙げることが
でき、界面活性剤(T)及び(又は)乳化剤(E)は、
ラノリン- スルホサクシナート、エトキシル化されたラ
ノリン又はラノリン油、ポリエチレン- グリセリン- モ
ノイソステアラート、ポリエチレン- グリセリン- モノ
ラウレアート、ポリオキシエチン- グリセリン- モノオ
レアート、水素化されたヒマシ油のエチレンオキシド付
加物又はポリオキシエチレン- グリセリン- トリオレア
ートである。
【0015】完成されたインクは、着色顔料(FP)1
0−25重量%、ポリヒドロキシ化合物(A)5−30
重量%、乳化剤(E)、界面活性剤(T)、保存剤及び
場合により他の添加物(Z)0.5−3重量%及びベー
ス媒体として水60−75重量%を含有する。この際着
色顔料(FP)15−18重量%は、染料(F)割合を
混合物全体の0.1〜1重量%の量で及び酸基不含ポリ
ヒドロキシ化合物(A)の割合を、混合物全体の8−1
8重量%で有し、並びに乳化剤(E)、界面活性剤
(T)、保存剤(K)及び場合により他の添加物(Z)
1.5−2.5重量%は特に適する量割合である。
【0016】
【実施例】次に本発明を又は本発明によるインクの混合
物を2〜3の例によって説明する 〔例1.1〕 黄色 427.5g H2 O(W)、 20g ラノリン- スルホサクシナート(T)、 3g ベンズイソチアゾリノン(K)、 50g ペンタグリセリン(H2 O中で90%)
(AG)、 100g サッカロース(AZ)、 6.5g ベーシックイエロー40(500%着色力)
(F)、 0.5g ソルベントイエロー43(F); これらのベース成分に、平均粒子の大きさ0.1μmを
有する合成物質分散液(P)420g──これは水約6
0−80%及び固体割合約32−40%(好ましくはア
クリルニトリル62−63%及びブチルアクリラート3
8−37%から成る。)から成る──を加える。サッカ
ロース(AZ)の添加(場合により60−95%濃度と
して水中に溶解する)を、場合により加熱し、次いで反
応混合物の冷却した後初めて行うこともできる。この際
着色顔料(FP)を、すべての成分の混合及び場合によ
る加熱の間、反応混合物内で生成する。
【0017】この例と同様に、サッカロースの代わりに
次の糖質(=糖)又は糖アルコール──好ましくは同一
量で──を使用することができる: 〔例1.2〕 −100g D- グルコース(ブドウ
糖)(AZ)、 1.3 −100g D- フルクトース(AZ)、 1.4 −100g D- ガラクトース(AZ)、 1.5 −100g ラクトース(AZ)、 1.6 −100g マルトース又はマルトトリオ
ース(AZ)、 1.7 −100g セロビオース(AZ)、 1.8 −100g ソルビット(AA)、 1.9 −100g キシリット(AA)、 1.10 −100g ラクチット(AA)、 1.11 −100g イソマルト(AA)及び(又
は) 1.12 −100g マンニット(AA). 例1.1の他の成分の同一組合せは、例1.1ないし
1.12による糖質(AZ)又は糖アルコール(AA)
との他に、更に加えて又はこれらの代わりに次のものが
可能である: 1.13−50g デカグリセリン(H2 O中で90
%)(AG)又は 1.14−59g デカグリセリン(H2 O中で85
%)(AG)又は 1.15−45g ペンタグリセリン(AG). 100%ペンタ- 又はデカグリセリンはその極めて高い
粘度によって取扱いが難しいので、90%又は85%濃
度がより良好に使用することができる。 〔例2.1〕 赤色 475g H2 O 50g ペンタグリセリン(90%) 20g ラノリン- スルホサクシナート 2g ベンズイソチアゾリノン 100g サッカロース 1.2g ベーシックイエロー40 500% 2.3g ベーシックレッド1 0.8g ベーシックバイオレット10 420g 合成物質分散液(40−42%) その他は例1.1以下と同様。 〔例3.1〕 バラ色 470g H2 O 20g ラノリン- スルホサクシナート 2g ベンズイソチアゾリノン 50g ペンタグリセリン(90%) 100g ソルビット 2.5g ベーシックレッド1 1g ベーシックバイオレット10 420g 合成物質分散液(40−42%); その他は例1.1以下と同様。 〔例4.1〕 青色 470g H2 O 20g ラノリン- スルホサクシナート 2g ベンズイソチアゾリノン 50g ペンタグリセリン(90%) 100g ソルビット 0.6g ベーシックブルー3 420g 合成物質分散液(40−42%) その他は例1.1以下と同様。 〔例5.1〕 橙色 470g H2 O 20g ラノリン- スルホサクシナート 2g ベンズイソチアゾリノン 50g ペンタグリセリン(90%) 100g ソルビット 3.5g ベーシックイエロー40(500%) 1.3g ベーシックレッド1 0.2g ベーシックバイオレット10 420g 合成物質分散液(40−42%) その他は例1.1以下と同様。 〔例6.1〕 緑色 475g H2 O 20g ラノリン- スルホサクシナート 2g ベンズイソチアゾリノン 50g ペンタグリセリン(90%) 100g ソルビット 6g ベーシックイエロー40(500%着色力) 0.5g ソルベントイエロー43 420g 合成物質分散液(40−42%) その他は例1.1以下と同様。
【0018】6g リアクティブブルー41を、緑色に
するために反応混合物の加熱後に加える。 〔例7.1〕 紫色 470g H2 O 20g ラノリン- スルホサクシナート 2g ベンズイソチアゾリノン 50g ペンタグリセリン(90%) 100g ソルビット 5g ベーシックバイオレット35 420g 合成物質分散液(40−42%) その他は例1.1以下と同様。
【0019】例2.1〜7.1に於て、例1.1〜1.
12に於けると同様にペンタグリセリンとの及び(又
は)デカグリセリンとの組合せ、たとえば1.13〜
1.15と同様に可能である。
【0020】ラクトース(20℃でH2 O 100g中
で溶解度19.2g)、マンニット(20℃でH2
100g中で溶解度18.6g)及びマルトトリオース
を使用する場合、染料が前もって添加された溶液は、分
散液の添加前にその "比較的" に小さい溶解度──他の
糖質/糖アルコール及びポリグリセリンと比較して─に
よって容易に混濁する。しかし、加熱及び冷却後、すべ
てが溶解する。ファックス用紙上での適性に関して、使
用に際して種々の他の組合せの例と同様に著しい相異を
生じない。 "キャップ- オフ- タイム"-作用に関して、
難溶性糖質又は糖アルコールと調合した場合、結晶の発
生を先端に生じることが確認された。しかし器具は約2
時間の放置後、きれいでないにもかかわらず再び書くこ
とができる。
【0021】更に、ペンタグリセリン及び(又は)デカ
グリセリン又は糖アルコール又は糖質のみとの調製は次
の調製の様に可能である: 〔例8.1〕 黄色 470g H2 O 20g ラノリン- スルホサクシナート 2g ベンズイソチアゾリノン 100- 150g ペンタグリセリン 6.5g ベーシックイエロー40(500%) 0.5g ソルベントイエロー43 420g 合成物質分散液(40−42%) その他は例1.1と同一。 〔例8.2〕 黄色 470g H2 O 20g ラノリン- スルホサクシナート 2g ベンズイソチアゾリノン 100- 150g デカグリセリン(90%) 6.5g ベーシックイエロー40(500%) 0.5g ソルベントイエロー43 420g 合成物質分散液(40−42%) その他は例1.1と同一。 〔例8.3〕 黄色 470g H2 O 20g ラノリン- スルホサクシナート 2g ベンズイソチアゾリノン 100- 150g 糖(ラクトース) 6.5g ベーシックイエロー40(500%) 0.5g ソルベントイエロー43 420g 合成物質分散液(40−42%) その他は例1.1と同一。 〔例8.4〕 黄色 470g H2 O 20g ラノリン- スルホサクシナート 2g ベンズイソチアゾリノン 100- 150g 糖アルコール(マンニット) 6.5g ベーシックイエロー40(500%) 0.5g ソルベントイエロー43 420g 合成物質分散液(40−42%) その他は例1.1と同一。
【0022】
【発明の効果】本発明によるインク又は標記液体は、環
境に対して極めて安全であり、すべての用紙上で極めて
色安定であり、蛍光力も保たれ、繊維材料に付着しても
洗い落とすことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−304163(JP,A) 特開 昭62−148580(JP,A) 特開 昭61−268775(JP,A) 特開 昭63−245482(JP,A) 特開 平4−76074(JP,A) 特開 昭52−12037(JP,A)

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着色剤、添加物質及び溶剤として水を含
    有する、筆記、製図、絵画、印刷又は標記用の、水性ベ
    ースを基体とする顔料含有インク――――このインクに
    おいて着色剤は着色顔料(FP)であり、この顔料は1
    又はそれ以上の染料及び少なくとも1個の固形の合成物
    質−分散成分(P)から成るにおいて、着色顔料(F
    P)は、アクリルニトリル60−65重量%及びブチル
    アクリラート35−40重量%から成る固形の合成物質
    −分散成分(P)及び少なくとも1個の塩基性染料
    (F)の反応生成物であること、 この場合染料は染料:ベーシックイエロー40、ソルベ
    ントイエロー43、ベーシックレット1、ベーシックレ
    ッド1:1、ベーシックバイオレット10、ベーシック
    ブルー3、リアクティブブルー41、ソルベントイエロ
    ー160/1、ベーシックバイオレット11:1又はベ
    ーシックバイオレット35より成る群から又はこれらの
    混合物から選ばれ、そしてこの場合固形の合成物質−分
    散成分(P)はアクリルニトリルを含有すること、 及び少なくとも1種の糖質(AZ)、糖アルコール(A
    A)又はポリグリセリン(AG)又はその混合物を、安
    定化作用の酸基不含ポリヒドロキシ化合物(A)として
    含有すること、 更にインクは少なくとも1種の界面活性剤(T)及び
    (又は)乳化剤(E)並びに保存剤(K)を含有するこ
    と及び着色顔料(FP)が、先ずインク混合物内で染料
    (F)の官能性基と固形の合成物質−分散成分(P)の
    反応によって生成されことを特徴とする、上記顔料含有
    インク。
  2. 【請求項2】 糖質(AZ)はモノ−又はオリゴ糖より
    成る群から選ばれ、ジ−又はトリサッカライドはたとえ
    ばサッカロース、グルコース、フルクトース、ラクトー
    ス又はマルトースである、請求項1記載のインク。
  3. 【請求項3】 糖アルコール(AA)はソルビット、キ
    シリット、ラクチット及び(又は)イソマルトである、
    請求項1記載のインク。
  4. 【請求項4】 ポリグリセリン(AG)は、エーテル架
    橋を介して結合するグリセリン分子5個を有するペンタ
    グリセリン又はグリセリン分子10個を有するデカグリ
    セリンである、請求項1記載のインク。
  5. 【請求項5】 保存剤(K)は、ソルビン酸のナトリウ
    ム塩、ベンズイソチアゾリノンの相乗調製物、有機過酸
    化物とアルコールから成る相乗混合物又は半アセタール
    とイソチアゾリノンから成る相乗混合物である、請求項
    1記載のインク。
  6. 【請求項6】 界面活性剤(T)及び(又は)乳化剤
    (E)は、ラノリン−スルホサクシナート、エトキシル
    化されたラノリン又はラノリン油、ポリエチレン−グリ
    セリン−モノイソステアラート、ポリエチレン−グリセ
    リン−モノラウラート、ポリオキシエチレン−グリセリ
    ン−モノオレアート、水素化されたヒマシ油のエチレン
    オキシド付加物又はポリオキシエチレン−グリセリン−
    トリオレアートである請求項1記載のインク。
  7. 【請求項7】 着色顔料(FP)10−25重量%、ポ
    リヒドロキシ化合物(A)5−30重量%、乳化剤
    (E)、界面活性剤(T)、保存剤(K)及び場合によ
    り他の添加物(Z)0.5−3重量%及びベース媒体と
    して水60−75重量%を含有する、請求項1記載のイ
    ンク。
  8. 【請求項8】 着色顔料(FP)15−18重量%を含
    有する、請求項1記載のインク。
  9. 【請求項9】 染料(F)を混合物全体の0.1〜1重
    量%の量で含有する、請求項1記載のインク。
  10. 【請求項10】 酸基不含ポリヒドロキシ化合物(A)
    は、混合物全体の8−18重量%の割合で存在する、請
    求項1記載のインク。
  11. 【請求項11】 乳化剤(E)、界面活性剤(T)、保
    存剤(K)及び場合により他の添加物(Z)1.5−
    2.5重量%を有する、請求項1記載のインク
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