JP2565775B2 - 画像読取装置の回転テーブル駆動機構 - Google Patents

画像読取装置の回転テーブル駆動機構

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JP2565775B2 JP26418389A JP26418389A JP2565775B2 JP 2565775 B2 JP2565775 B2 JP 2565775B2 JP 26418389 A JP26418389 A JP 26418389A JP 26418389 A JP26418389 A JP 26418389A JP 2565775 B2 JP2565775 B2 JP 2565775B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、読取原稿が収容されたカセットを所望の読
取角度に調整自在な回転テーブルを、複数の支持ローラ
で支承させるよう構成した画像読取装置の回転テーブル
駆動機構に関する。
[従来の技術] 例えば、印刷、製版の分野において、作業工程の合理
化、画像品質の向上等を目的として原稿に担持された画
像情報を電気的に処理し、フイルム原版を作成する画像
走査読取再生システムが広範に用いられている。
この場合、前記画像走査読取再生システムを構成する
画像読取装置では、実質的に、読取原稿がカセットに収
容され、このカセットが原稿台を介して副走査搬送され
ながら照明用光源が付勢されて主走査方向に照明光が照
射され、これによって前記読取原稿に担持されていた画
像情報が二次元的に読み取られるよう構成されている。
ところで、前記原稿台には、該原稿台に対し読取原稿
の読取角度を調整すべく、カセットを回転させるための
回転テーブルが設けられている場合がある。その際、前
記回転テーブルを支承させる機構が必要となり、例え
ば、(株)ASKより市販されているASK-HEPCOスライドリ
ングを採用することが考えられる。すなわち、前記スラ
イドリングでは、固定リングの外側面に断面楔状の突部
が形成されるとともに、支持ローラの外側面に形成され
たV字状溝部に前記突部を係合させ、前記支持ローラに
移動体を取着させてこの移動体を固定リングに沿って移
動させるよう構成されている。従って、回転テーブルの
外側部に楔状突部を形成させる一方、V字状溝部が形成
された支持ローラを固設させることにより、前記回転テ
ーブルが回転自在に支承される。
[発明が解決しようとする課題] 然しながら、前記のように、回転テーブルの外側部に
突部が設けられると、この回転テーブルの直径が増大し
てしまい、原稿台全体の小型化が達成されないという問
題が生ずる。
しかも、回転テーブルと支持ローラとが楔状突部とV
字状溝部とで互いに係合されているため、前記回転テー
ブルと支持ローラとが高精度に形成されなければならな
い。楔状突部とV字状溝部とに間隙が画成されると、回
転テーブルが回転中に振動される虞が生じ、前記回転テ
ーブルを円滑に且つ精度よく回転させることが困難なも
のとなるからである。
本発明の目的は、回転テーブルを円滑に且つ高精度に
回転させることが出来、しかも前記回転テーブルの小型
化を容易に達成可能にした画像読取装置の回転テーブル
駆動機構を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 前記の課題を解決するために、本発明は読取原稿が収
容されたカセットを原稿台に対し所望の読取角度に調整
自在な回転テーブルを回転駆動させる駆動源と、 前記回転テーブルの外側部に係合され該回転テーブル
を支承させる少なくとも三つ以上の支持ローラと、 を備え、 前記回転テーブルの外側部に開口断面V字状の溝部が
形成される一方、 前記溝部を画成する壁面に係合される前記支持ローラ
の外側面が断面円弧状に形成されることを特徴とする。
[作用] 本発明に係る画像読取装置の回転テーブル駆動機構で
は、読取原稿が収容されたカセットが回転テーブル上に
配置された後、駆動源の作用下にこの回転テーブルが回
転駆動される。その際、前記回転テーブルの外側部に形
成されたV字状溝部に複数の支持ローラの円弧状外側面
が係合され、前記支持ローラを介して回転テーブルが支
承される。
[実施例] 本発明に係る画像読取装置の回転テーブル駆動機構に
ついて実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳
細に説明する。
第2図において、参照符号10は本実施例に係る回転テ
ーブル駆動機構が組み込まれた画像読取装置を示す。前
記画像読取装置10を構成する筐体12の上部一端側にはカ
セット着脱部14が形成され、このカセット着脱部14を介
し筐体12内へのカセット20の導入並びに前記筐体12内か
らの前記カセット20の導出が行われる。ここで、カセッ
ト20は枠体22を有し、この枠体22の搬送方向両側部にV
字状溝部24a、24bが形成されるとともに、前記枠体22に
光透過性部材、例えば、ガラス板26が取着される。枠体
22の一端に、同様に光透過性部材であるガラス板28が揺
動自在に支持されており、このガラス板28とガラス板26
とにより読取原稿Sが挟持される(第4図参照)。
前記カセット着脱部14に近接してカセット挿通口30が
設けられ、前記カセット挿通口30の近傍には係止機構50
を構成するリニアソレノイド52が配設されるとともに、
このリニアソレノイド52に係止部材58の一端部が揺動自
在に連結される。従って、リニアソレノイド52が駆動さ
れて係止部材58が回動されると、この係止部材58の端部
がカセット挿通口30の一端側に臨入されて、このカセッ
ト挿通口30から筐体12内に新たなカセット20が搬入され
ることが阻止される。
前記係止機構50に近設して搬送機構100の一端側が配
設され、この搬送機構100の他端側は後述する回転テー
ブルの上方まで延在される。搬送機構100はフレーム102
を含み、このフレーム102の一端側に搬送方向に沿って
複数のロッド104が直立状態で固着され、前記ロッド104
にガイドローラ106が支承される。フレーム102の他端側
には、同様に搬送方向に沿って複数のロッド108を介し
カセット20の他方のV字状溝部24bに係合されるガイド
ローラ110が配設される。
フレーム102に回転駆動源114が固設され、この回転駆
動源114の駆動軸に軸着されたプーリ116にタイミングベ
ルト118の一端が係合される。前記タイミングベルト118
はこれに係合されるプーリ並びに歯車列を含む回転力伝
達手段119を介しローラ対120、第1搬送ローラ群122お
よび第2搬送ローラ群124を回転駆動させる。
第1搬送ローラ群122は、回転力伝達手段119を介して
回転される複数の回転軸130を有し、前記回転軸130にカ
セット20の枠体22の上面に係合すべく所定間隔離間して
一対の搬送ローラ132が軸着される。一方、第2搬送ロ
ーラ群124は、同様に回転力伝達手段119に係合される複
数の回転軸136を有し、前記回転軸136に夫々一対の搬送
ローラ138が軸着されるとともに、前記搬送ローラ138は
図示しないカムを含む変位機構140を介して昇降自在に
構成される。
搬送機構100を構成する第1および第2搬送ローラ群1
22、124の下方に、原稿台200が副走査機構202を介して
副走査方向(矢印A方向)に進退自在に配設される。前
記副走査機構202は回転駆動源204を含み、この回転駆動
源204にボールねじ206が連結され、このボールねじ206
が原稿台200の一側部に固着されたナット部材208に嵌合
されるとともに、前記原稿台200の両側部はガイドバー2
10に保持されている。
前記原稿台200にはカセット20をトリミング方向、す
なわち、副走査方向(矢印A方向)に直交する方向に進
退変位させるトリミング機構250が設けられる。前記ト
リミング機構250は原稿台200に取着された回転駆動源25
2を有し、この回転駆動源252にボールねじ254の一端が
連結される。このボールねじ254はトリミング方向に延
在し、トリム台256に設けられている図示しないナット
部材に嵌合されてその他端が前記原稿台200に支承され
る。原稿台200にはトリミング方向に延在し且つ互いに
平行な一組のガイドバー260が固設され、前記ガイドバ
ー260にトリム台256が支持される。
前記トリム台256に比較的大径な開口部262が形成され
るとともに、前記開口部262に近接して搬送機構100を構
成するガイドローラ106、110と同一直線上にガイドロー
ラ264a、264bが支承される。さらに、トリム台256にカ
セット20を所定の角度回転させる本実施例に係る回転テ
ーブル駆動機構300と、前記駆動機構300により回転駆動
される回転テーブル302に前記カセット20を位置決め保
持させる位置決め機構400とが設けられる。
第1図に示すように、前記回転駆動機構300を構成す
る回転駆動源303がトリム台256の下面側に支持されてお
り、この回転駆動源303の駆動軸に軸着された歯車304に
歯車306が噛合される。前記歯車306に歯車308が噛合さ
れ、この歯車308が前記トリム台256に支承されている回
転テーブル302に噛合される、すなわち、トリム台256に
開口部262の外方にあって固定型支持ローラ310a、310b
と偏心型支持ローラ312a、312bとが互いに90°間隔離間
して配設される。前記支持ローラ312a、312bは偏心軸31
4a、314bに支承されており、前記偏心軸314a、314bを回
動させることによって支持ローラ312a、312bが位置可変
に構成されている。
第3図に示すように、支持ローラ310aの外側面311a、
311bは夫々の半径Rを選択された断面円弧状を呈し、一
方、回転テーブル302の外側部には開口断面V字状の溝
部316が形成される。
ここで、前記支持ローラ310aの外側面311a、311bと回
転テーブル302の溝部316との関係について説明すると、
前記溝部316を画成する壁面316a、316bは互いに60°の
角度をなしており、前記外側面311a、311bと壁面316a、
316bとが接点P1、P2で接触状態にある。その際、前記接
点P1、P2から壁面316a、316bに垂直な垂線H1、H2上に、
夫々の外側面311a、311bの円弧の中心が存在する。実際
上、垂線H1、H2は点Mで交差されており、前記外側面31
1a、311bの円弧の中心O1、O2は点Mよりも接点P1、P2
ら離間する位置に選択され、本実施例では、前記中心
O1、O2が支持ロー310aの軸方向両端面上に選択される。
なお、支持ローラ310b、312aおよび312bは前述した支
持ローラ310aと同様に構成され、夫々円弧状の外側面31
1a、311bが設けられている。また、本実施例では、回転
テーブル302を四つの支持ローラ310a、310bおよび312
a、312bにより支承されているが、これに限定されるも
のではなく、実質的に三つ以上の支持ローラが配設され
ていればよい。
回転テーブル302の外側面上端部にリング状の歯車318
が固設され、この歯車318は歯車308に噛合される(第1
図参照)。
位置決め機構400はトリム台256の下面部側に固着され
た回転駆動源402を含み、この回転駆動源402の回転軸に
カム板404が係着される。一方、回転テーブル302にはカ
セット20を着脱するための角度位置にあってカム板404
に係合する位置に、ラック部材406が配設され、このラ
ック部材406はコイルスプリング410の弾発力を介してカ
ム板404側へと常時付勢される。ラック部材406にピニオ
ン412が噛合され、このピニオン412に係止板414の一端
が係着されるとともに、前記係止板414はその途上で屈
曲される。
回転テーブル302には、前記係止板414に対向してスト
ッパ418が固設されるとともに、カセット20のV字状溝
部24a、24bに嵌合して前記カセット20を支持するガイド
ローラ430、438が配設される。
筐体12内に透過照明機構を構成する光源450が矢印A
に略直交する主走査方向に延在して設けられており、こ
の光源450の下方には前記光源450から導出される照明光
Lを光電的に読み取る画像読取部500が配設される。
前記画像読取部500はブラケット502を含み、このブラ
ケット502は光軸方向(第2図中、矢印I方向)に延在
するボールねじ504に係合されるとともに、前記ボール
ねじ504に連結された回転駆動源506の駆動作用下に光軸
方向に対し進退自在に構成される。ブラケット502の上
部には支軸508を介し回転台510が支承され、この回転台
510には前記ブラケット502に固設されている回転駆動源
512に係合するベルト514が張設される。回転台510には
複数の結像レンズ516がホルダ518に収容された状態で夫
々等角度間隔離間して配設される。
また、ブラケット502にボールねじ504と平行に光軸方
向に延在してボールねじ520が支承され、このボールね
じ520の端部に回転駆動源522が連結されるとともに、可
動台526が前記ボールねじ520に係合される。前記可動台
526にホルダ528が取着され、このホルダ528には図示し
ないプリズムにより三方向に分光された照明光Lが導入
される第1CCD530aと第2CCD530bと第3CCD530cとが設けら
れる。その際、前記第1CCD530a乃至第3CCD530cは読取原
稿Sに担持されていたカラー画像情報をR、GおよびB
の各色に対応した画像情報として光電的に読み取る。
本実施例に係るカセット搬送機構を組み込む画像読取
装置は基本的には以上のように構成されるものであり、
次にその動作について説明する。
所望の読取原稿Sが収容されたカセット20がカセット
着脱部14からカセット挿通口30内に挿入されると、前記
カセット20の先端部がローラ対120に挟持されるととも
に、回転駆動源114が駆動される。このため、プーリ11
6、タイミングベルト118並びに回転力伝達手段119を介
し前記ローラ対120、第1搬送ローラ群122および第2搬
送ローラ群124が一体的に回転駆動される。従って、ロ
ーラ対120に枠体22を挟持されたカセット20は第1搬送
ローラ群122側へと移送され、前記第1ローラ群122を構
成する搬送ローラ132が前記枠体22の上面を転動すると
ともに、枠体22の両側部に形成されたV字状溝部24a、2
4bにガイドローラ106、110が嵌合されてカセット20が第
2搬送ローラ群124側へと移動される。
第2搬送ローラ群124を構成する搬送ローラ138と回転
テーブル302に設けられているガイドローラ430、438と
の案内作用下に前記カセット20の先端部がストッパ418
に当接支持された後、回転駆動源114の駆動が停止され
る。
次いで、位置決め機構400を構成する回転駆動源402が
駆動され、カム板404が所定の角度だけ回転されてその
小径部がラック部材406に対向される。このため、前記
ラック部材406がコイルスプリング410の弾発力を介して
カム板404側に変位され、前記ラック部材406に噛合され
ているピニオン412が回転されて係止板414によりカセッ
ト20が押圧される。
カセット20が回転テーブル302に対し位置決め保持さ
れた後、変位機構140が駆動されて第2搬送ローラ群124
がカセット20から離間される。
次に、カセット20に保持されている読取原稿Sの読取
角度を調整すべく、駆動機構300が駆動される。このた
め、前記回転駆動源303に連結されている歯車304を介し
歯車306および歯車308が回転され、この歯車308に噛合
されている歯車318と一体的に回転テーブル302が支持ロ
ーラ310a、310bおよび312a、312bの案内作用下に所定の
角度だけ回転される。
この場合、本実施例では、回転テーブル302の外側部
にV字状溝部316が形成される一方、支持ローラ310a、3
10bおよび312a、312bの外側面311a、311bが断面円弧状
に構成されている。このため、前記支持ローラ310a、31
0bおよび312a、312bに支承される回転テーブル302は振
動等を惹起されることなく円滑に回転されることが出来
る。
特に、第3図に示すように、外側面311a、311bの中心
O1、O2が垂線H1、H2の交差する点Mより外方に選択され
ることにより、前記外側面311a、311bの円弧の半径が比
較的大きくなって、前記外側面311a、311bと壁面316a、
316bとの接点P1、P2の間隔が拡大される。従って、支持
ローラ310a、310bおよび312a、312bにより回転テーブル
302を安定した状態で確実に支承させることが可能にな
り、前記回転テーブル302を正確に回転させ得るという
効果が得られる。これによって、読取原稿が光軸Pに対
し位置ずれを生ずることなく、後述する画像読取作業が
高精度に遂行されるに至る。
さらに、回転テーブル302側にV字状溝部316が形成さ
れるため、前記回転テーブル302の直径が大きくなるこ
とを阻止出来、該回転テーブル302の小型化が容易に達
成される。
また、読取原稿Sのトリミングを行うべく、必要に応
じてトリミング機構250が駆動される。すなわち、回転
駆動源252の駆動作用下にトリム台256が副走査方向に略
直交する方向に変位され、これによって前記読取原稿S
のトリミング作業が機械的に行われるに至る。
原稿台200に対しカセット20が位置決めされた後、副
走査機構202を構成する回転駆動源204が駆動され、ボー
ルねじ206の回転作用下にガイドバー210を介し前記原稿
台200が副走査方向(矢印A方向)に搬送されながら光
源450が付勢される。従って、前記光源450から導出され
た照明光Lが読取原稿Sを主走査方向に透過することで
この読取原稿Sに担持されていたカラー画像情報が光信
号として取り出され、この光信号としての画像情報が予
め回転駆動源512の作用下に光軸P上に配置されている
所定の結像レンズ516を介し各CCD530a乃至530cに照射さ
れる。これによって、前記光信号としてのカラー画像情
報がR、GおよびBの各色に対応して前記CCD530a乃至5
30cにより光電的に読み取られる。この間、原稿台200が
矢印A方向に副走査搬送されており、読取原稿Sが照明
光Lにより二次元的に照射されてそのカラー画像情報が
取り出され、夫々のCCD530a乃至530cにより全て読み取
られることになる。
読取原稿Sの読取作業が終了された後、副走査機構20
2を構成する回転駆動源204の作用下に原稿台200を矢印
Aとは逆方向に移動させた後、トリミング機構250並び
に駆動機構300を必要に応じて駆動させ、回転テーブル3
02をカセット20の着脱位置に位置決めさせる。ここで、
変位機構140を駆動させて第2搬送ローラ群124を構成す
る搬送ローラ138をカセット20の枠体22の上面部に当接
させるとともに、位置決め機構400を構成する回転駆動
源402の駆動作用下にカム板404の大径部側をラック部材
406に係合させ、係止板414をカセット20から離間させて
回転テーブル302の内部に退避させる。
そこで、搬送機構100を構成する回転駆動源114の駆動
作用下にプーリ116を前記とは逆方向に回転させ、タイ
ミングベルト118並びに回転力伝達手段119を介し第2搬
送ローラ群124、第1搬送ローラ群122およびローラ対12
0を駆動させ、これらによりカセット20をカセット着脱
部14から外方へと導出させる。その際、予め係止機構50
の作用下に係止部材58をカセット挿通口30から離脱させ
ておけば、このカセット挿通口30を介しカセット20が外
部へと搬出されることになる。
[発明の効果] 以上のように構成される本発明に係る画像読取装置の
回転テーブル駆動機構では、次のような効果を奏する。
回転テーブルの外側部に形成されたV字状の溝部に支
持ローラの円弧状の外側面が係合されるため、前記回転
テーブルが不要に振動されることなく、円滑且つ高精度
に回転される。さらに、回転テーブル側に溝部が形成さ
れるため、前記回転テーブルの直径が拡大されることを
阻止出来る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に係る回転テーブル駆動機構の概略斜視
図、 第2図は前記回転テーブル駆動機構を組み込む画像読取
装置の概略構成図、 第3図は前記回転テーブル駆動機構を構成する支持ロー
ラと回転テーブルとの説明図、 第4図はカセットの斜視説明図である。 10……画像読取装置、14……カセット着脱部 20……カセット、100……搬送機構 200……原稿台、202……副走査機構 250……トリミング機構、300……駆動機構 302……回転テーブル、303……回転駆動源 310a、310b……支持ローラ、311a、311b……外側面 312a、312b……支持ローラ、316……溝部 400……位置決め機構、500……画像読取部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/04 106 H04N 1/04 106D 1/107

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】読取原稿が収容されたカセットを原稿台に
    対し所望の読取角度に調整自在な回転テーブルを回転駆
    動させる駆動源と、 前記回転テーブルの外側部に係合され該回転テーブルを
    支承させる少なくとも三つ以上の支持ローラと、 を備え、 前記回転テーブルの外側部に開口断面V字状の溝部が形
    成される一方、 前記溝部を画成する壁面に係合される前記支持ローラの
    外側面が断面円弧状に形成されることを特徴とする画像
    読取装置の回転テーブル駆動機構。
  2. 【請求項2】請求項1記載の機構において、 回転テーブルの溝部を画成する壁面と支持ローラの外側
    面との夫々の接点を通り前記壁面に垂直な垂線上に、前
    記外側面の夫々の円弧の中心が存在するよう構成したこ
    とを特徴とする画像読取装置の回転テーブル駆動機構。
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JPH03125563A (ja) 1991-05-28

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