JP2565464B2 - 無線通信訓練装置 - Google Patents

無線通信訓練装置

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JP2565464B2
JP2565464B2 JP5173619A JP17361993A JP2565464B2 JP 2565464 B2 JP2565464 B2 JP 2565464B2 JP 5173619 A JP5173619 A JP 5173619A JP 17361993 A JP17361993 A JP 17361993A JP 2565464 B2 JP2565464 B2 JP 2565464B2
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wireless communication
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training
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microprocessor
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正夫 山岸
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Japan Radio Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、船舶用の無線通信訓練
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】船舶無線の習得、すなわち無線室にある
機器の操作方法や通信手順等の習得は、実際に航行中の
船舶で訓練することができないので、いわゆる無線通信
訓練装置が用いられる。図2は、従来のこの種の無線通
信訓練装置の構成の概略を示すブロック図であり、図に
おいて、1はプリンタ、2はデータ・ターミナル、3は
遠隔制御器(キーボード等の入力装置と制御装置とが一
体となったもので、本明細書ではこれを遠隔制御器と称
する)、8は無線送受信装置、9は電力減衰器、10は
同軸ケーブルである。
【0003】図2に示すように、訓練席ユニット及び1
〜n台の被訓練席ユニットは同じ機器類のユニットで構
成されており、且つ、電力増幅器9を除いて船舶に実装
される機器類の構成と同等のものが用いられている。
【0004】次に動作について説明する。通信モード、
送受信周波数、通信情報等のデータは、データ・ターミ
ナル2または遠隔制御器3で設定され、送信状態にある
席(訓練席または何れかの被訓練席)のユニットは、遠
隔制御器3に設定された通信情報等のデータを送受信装
置8へ送り、設定された送信周波数のMF帯やHF帯の
無線高周波に変調する。その後電力減衰器9で減衰して
から同軸ケーブル10へ送出する。すなわち、無線送受
信装置8は実際に船舶に実装される送受信装置と同等の
ものが使われており、この種の装置に用いる場合、その
出力が強すぎるため、実際の通信状態に疑似させる必要
性から、電力減衰器9を介して同軸ケーブル10へ送出
しており、同軸ケーブル10で他の訓練席ユニットへ送
られている。他の訓練席ユニットでは、自分のところの
無線送受信装置8に設定された受信周波数と一致する周
波数の電波のみを復調して遠隔制御器3へ出力し、例え
ばプリンタ1で受信データの打ち出しを行う。なお、図
2の構成はデータの出力端末としてデータターミナル2
を介してプリンタ1だけが接続されているが、データ・
ターミナル2にプリンタ1以外の他の出力装置も接続さ
れた構成でも良い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の無
線通信訓練装置は訓練席(被訓練席)ユニットごとに無
線送受信装置を設け、実際に無線高周波を用いて送受信
を行っており、消費電力が大きく、設置スペースが大型
化すると共にコストも高くなる。また、実際のMF帯や
HF帯を使用して送受信を行うので、周囲に設置された
他の無線機器への障害になる恐れがある等の問題点があ
った。
【0006】本発明はかかる問題点を解決するためにな
されたものであり、他の無線機器への障害とならず、小
型簡略化できる無線通信訓練装置を提供することを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる無線通信
訓練装置は、無線送受信装置と電力減衰器の替わりに、
送受信データをマイクロプロセッサとの入出力を行うた
め直並列又は並直列変換を行うMF/HF制御装置とマ
イクロプロセッサとを各ユニットに設け、各ユニットを
共通メモリを備えた共通バスで接続することとした。
【0008】
【作用】本発明の無線通信訓練装置は上述の構成とする
ことにより、高周波の無線信号に変復調することなく各
ユニット間で無線回線を使用した場合と同等の送受信を
行うことができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は本発明の一実施例を示すブロック図であり、
図において、図2と同一符号は同一又は相当部分を示
し、4はMF/HF制御装置であり、データの直並列変
換を行う。5はマイクロプロセッサ、6は共通メモリ、
7は共通バスである。なお、図1はGMDSS(Global
Maritime Distress and Safety System)トレーナとして
用いられる無線通信訓練装置の構成を示す。
【0010】次に動作について説明する。図1に示すよ
うに訓練席ユニット及び1〜n台の被訓練席ユニットは
同じ機器類で構成されており、訓練席及び各被訓練席ユ
ニットはマイクロプロセッサ5で、共通メモリ6を持つ
共通バス7に接続されている。それぞれの席の遠隔制御
器3で設定された通信モード、送受信周波数、通信情報
等のデータは、それぞれMF/HF制御装置4に入力さ
れ、ここで各データは直並列変換され、マイクロプロセ
ッサ5に入力される。
【0011】それぞれのマイクロプロセッサ5は、共通
メモリ6へ時分割でアクセスして、データの書き込み/
読み出しが行えるように構成されており、従って、送信
状態にある席(訓練席または何れかの被訓練席)のマイ
クロプロセッサ5は、自ユニットが割り当てられたアク
セス時に、並列変換された通信モード、送受信周波数、
通信情報等のデータを、共通メモリ6へ転送しストック
する。また、受信状態にある席のマイクロプロセッサ5
は、自ユニットが割り当てられたアクセス時毎に、共通
メモリ6内のデータを参照し、送信フラグの有無を調
べ、送信フラグがある場合、その送信周波数が自席の受
信周波数と一致するか否かを調べ、一致する場合、共通
メモリ6からそのデータを取り込んでMF/HF制御装
置4へ送り、直列変換して遠隔制御器3へ送り、データ
・ターミナル2またはプリンタ1へ出力する。
【0012】また、音声電話信号は、それぞれの席のM
F/HF制御装置4内に設けられた回線スイッチ(図示
せず)をそのマイクロプロセッサ5が制御し、自席の受
信周波数と送信状態にある席の送信周波数が一致した回
線のスイッチをオンにする。それぞれの席の音声電話信
号は、共通バス7とは別にMF/HF制御装置4で共に
接続されている。以上のようにしてMF/HF帯におけ
る各通信モードの機器の操作方法や通信手順等を実際の
MF帯やHF帯の電波を送信することなく訓練すること
ができる。なお、上記実施例では、MF/HF帯で通信
を行う場合について説明しているが、通信周波数帯がこ
れに限定されるものではない。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明の無線通信訓
練装置は、無線送受信装置を持たず、実際のMF帯やH
F帯の電波を使用しないため、設置された場所の周辺に
ある他の無線通信器等を妨害する恐れがなく、高電力の
信号を使用しないため消費電力が少なくて済む。また、
低価格で設置スペースも少なくて済み、被訓練席の増設
が容易にできる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】従来のこの種の装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 プリンタ 2 データ・ターミナル 3 遠隔制御器 4 MF/HF制御装置 5 マイクロプロセッサ 6 共通メモリ 7 共通バス

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 訓練席および被訓練席となる複数台の通
    信ユニットとの間で、データをMF/HF帯の信号に変
    復調して送受信する無線通信訓練装置において、 送受信データをマイクロプロセッサとの入出力を行うた
    め直並列又は並直列変換を行うMF/HF制御装置とマ
    イクロプロセッサとを上記各ユニットに備え、これらの
    各ユニットを共通メモリを備えた共通バスで接続する構
    成とし、 実際の無線電波を用いずに上記ユニット間でデータの送
    受信を行うことを特徴とする無線通信訓練装置。
JP5173619A 1993-06-22 1993-06-22 無線通信訓練装置 Expired - Lifetime JP2565464B2 (ja)

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JPH0713479A JPH0713479A (ja) 1995-01-17
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