JP2797873B2 - 通信衛星を用いた非常用通信方式 - Google Patents
通信衛星を用いた非常用通信方式Info
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- JP2797873B2 JP2797873B2 JP33451092A JP33451092A JP2797873B2 JP 2797873 B2 JP2797873 B2 JP 2797873B2 JP 33451092 A JP33451092 A JP 33451092A JP 33451092 A JP33451092 A JP 33451092A JP 2797873 B2 JP2797873 B2 JP 2797873B2
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- JP
- Japan
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- communication
- satellite
- emergency
- communication satellite
- communication system
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- Radio Relay Systems (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、多数の携帯通話装置の
相互間で非常通信を行う非常用通信方式に関し、特に非
常通信の中継を通信衛星により行うようにした通信衛星
を用いた非常用通信方式に関する。
相互間で非常通信を行う非常用通信方式に関し、特に非
常通信の中継を通信衛星により行うようにした通信衛星
を用いた非常用通信方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】無線通信の確実性を上げるため、地球周
回軌道へ通信衛星を配置し、その通信衛星を介して通信
を行うことはすでに知られている。そして、近時では通
信衛星を中継局として通信網を構築しており、例えば誰
でも利用できるものとしてオスカー・シリーズの通信衛
星があり、いわゆるアマチュア無線の分野にまで及んで
実用化が進んでいる。
回軌道へ通信衛星を配置し、その通信衛星を介して通信
を行うことはすでに知られている。そして、近時では通
信衛星を中継局として通信網を構築しており、例えば誰
でも利用できるものとしてオスカー・シリーズの通信衛
星があり、いわゆるアマチュア無線の分野にまで及んで
実用化が進んでいる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、災害が起き
た緊急・非常の際には、情報を確実・安定に伝達し得る
通信回線を確保することが必要であり、非常用の情報伝
達手段を確保することは人命救助および復旧活動を迅速
に行うために必要不可欠と言え、極めて重要である。ま
た、そうした非常通信では、離散した多数の相手へ同時
一斉に情報伝達したいという要求がある。そこで、非常
用の通信回線に、通信衛星を利用することが考えられる
が、現状は商業用に構成されていて非常用にはなってい
ない。
た緊急・非常の際には、情報を確実・安定に伝達し得る
通信回線を確保することが必要であり、非常用の情報伝
達手段を確保することは人命救助および復旧活動を迅速
に行うために必要不可欠と言え、極めて重要である。ま
た、そうした非常通信では、離散した多数の相手へ同時
一斉に情報伝達したいという要求がある。そこで、非常
用の通信回線に、通信衛星を利用することが考えられる
が、現状は商業用に構成されていて非常用にはなってい
ない。
【０００４】本発明は前記の事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、非常時に情報伝達を確実・安定に
行うことができ、しかも多数の相手へ同時一斉に情報伝
達し得る通信衛星を用いた非常用通信方式を提供するこ
とにある。
であり、その目的は、非常時に情報伝達を確実・安定に
行うことができ、しかも多数の相手へ同時一斉に情報伝
達し得る通信衛星を用いた非常用通信方式を提供するこ
とにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、多数の携帯通話装置の相互間で非常通信を行
う非常用通信方式において、地球周回軌道に通信衛星を
配置し、携帯通話装置から地球周回軌道上の通信衛星へ
向けて所定の周波数でアップリンクを行い、通信衛星よ
り地上の多数の携帯通話装置へ向けては上記アップリン
ク周波数と相違した共通周波数でダウンリンクすること
を特徴とする。
本発明は、多数の携帯通話装置の相互間で非常通信を行
う非常用通信方式において、地球周回軌道に通信衛星を
配置し、携帯通話装置から地球周回軌道上の通信衛星へ
向けて所定の周波数でアップリンクを行い、通信衛星よ
り地上の多数の携帯通話装置へ向けては上記アップリン
ク周波数と相違した共通周波数でダウンリンクすること
を特徴とする。
【０００６】
【作用】通信衛星によるダウンリンクすなわち無線通信
の中継を共通周波数で行う。このため、受信待機中の全
ての携帯通話装置に対して同時一斉に送信することがで
きる。これは、通信衛星を中継させた無線通信なので、
当然ながら電波伝播が電離層やスキャッターなどの自然
現象にはたよらなく、山間僻地であっても空さえ見えれ
ば通信が行えて、無線通信の確実性が高い。
の中継を共通周波数で行う。このため、受信待機中の全
ての携帯通話装置に対して同時一斉に送信することがで
きる。これは、通信衛星を中継させた無線通信なので、
当然ながら電波伝播が電離層やスキャッターなどの自然
現象にはたよらなく、山間僻地であっても空さえ見えれ
ば通信が行えて、無線通信の確実性が高い。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例につき、添付図面を参
照して説明する。図１は、本発明の好適な一実施例を示
す構成図である。
照して説明する。図１は、本発明の好適な一実施例を示
す構成図である。
【０００８】この非常用通信方式では、地球周回軌道に
通信衛星１を配置してあり、その通信衛星１を中継し
て、地上にある多数のトランシーバ２…の相互間で無線
通信を行うようになっている。つまり、各トランシーバ
２から地球周回軌道上の通信衛星１へ向けて所定の周波
数ｆでアップリンクを行い、逆に通信衛星１より地上の
多数のトランシーバ２…へ向けてはアップリンク周波数
ｆと相違した共通周波数Ｆでダウンリンクする。
通信衛星１を配置してあり、その通信衛星１を中継し
て、地上にある多数のトランシーバ２…の相互間で無線
通信を行うようになっている。つまり、各トランシーバ
２から地球周回軌道上の通信衛星１へ向けて所定の周波
数ｆでアップリンクを行い、逆に通信衛星１より地上の
多数のトランシーバ２…へ向けてはアップリンク周波数
ｆと相違した共通周波数Ｆでダウンリンクする。
【０００９】なお、多数のトランシーバ２…の内、少な
くとも一つはキー局つまり災害対策本部とするものであ
り、キー局を中心にして情報伝達つまり非常通信を行
う。
くとも一つはキー局つまり災害対策本部とするものであ
り、キー局を中心にして情報伝達つまり非常通信を行
う。
【００１０】このように、通信衛星１から地上へ向けて
のダウンリンクすなわち中継が共通周波数Ｆで行われる
ので、スタンバイ状態にある全てのトランシーバ２…に
対して同時一斉に送信することができ、その結果、離散
した多数の相手へ同時一斉に情報伝達することができ
る。また、いわゆる衛星中継と呼ばれるもので、通信衛
星１を中継させた無線通信なので、当然ながら電波伝播
が電離層やスキャッターなどの自然現象にはたよらな
く、山間僻地であっても空さえ見えれば通信が行えて、
無線通信の確実性が高い。したがって、非常時に情報伝
達を確実・安定に行うことができる。
のダウンリンクすなわち中継が共通周波数Ｆで行われる
ので、スタンバイ状態にある全てのトランシーバ２…に
対して同時一斉に送信することができ、その結果、離散
した多数の相手へ同時一斉に情報伝達することができ
る。また、いわゆる衛星中継と呼ばれるもので、通信衛
星１を中継させた無線通信なので、当然ながら電波伝播
が電離層やスキャッターなどの自然現象にはたよらな
く、山間僻地であっても空さえ見えれば通信が行えて、
無線通信の確実性が高い。したがって、非常時に情報伝
達を確実・安定に行うことができる。
【００１１】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かる通信衛星を用いた非常用通信方式によれば、通信衛
星によるダウンリンクすなわち中継が共通周波数で行わ
れるので、受信待機中の全ての携帯通話装置に対して同
時一斉に送信でき、その結果、離散した多数の相手へ同
時一斉に情報伝達することができる。また、いわゆる衛
星中継なので、当然ながら電波伝播が電離層やスキャッ
ターなどの自然現象にはたよらなく、山間僻地であって
も空さえ見えれば通信が行えて、無線通信の確実性が高
い。したがって、非常時に情報伝達を確実・安定に行う
ことができる。
かる通信衛星を用いた非常用通信方式によれば、通信衛
星によるダウンリンクすなわち中継が共通周波数で行わ
れるので、受信待機中の全ての携帯通話装置に対して同
時一斉に送信でき、その結果、離散した多数の相手へ同
時一斉に情報伝達することができる。また、いわゆる衛
星中継なので、当然ながら電波伝播が電離層やスキャッ
ターなどの自然現象にはたよらなく、山間僻地であって
も空さえ見えれば通信が行えて、無線通信の確実性が高
い。したがって、非常時に情報伝達を確実・安定に行う
ことができる。
【図１】本発明の一実施例を示す構成図である。
１ 通信衛星 ２ 携帯通話装置（トランシーバ） ｆ アップリンク周波数 Ｆ 共通周波数
Claims (1)
- 【請求項１】 多数の携帯通話装置の相互間で非常通信
を行う非常用通信方式において、地球周回軌道に通信衛
星を配置し、上記携帯通話装置から地球周回軌道上の通
信衛星へ向けて所定の周波数でアップリンクを行い、該
通信衛星より地上の多数の携帯通話装置へ向けては上記
アップリンク周波数と相違した共通周波数でダウンリン
クすることを特徴とする通信衛星を用いた非常用通信方
式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33451092A JP2797873B2 (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | 通信衛星を用いた非常用通信方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33451092A JP2797873B2 (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | 通信衛星を用いた非常用通信方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06188807A JPH06188807A (ja) | 1994-07-08 |
| JP2797873B2 true JP2797873B2 (ja) | 1998-09-17 |
Family
ID=18278213
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33451092A Expired - Lifetime JP2797873B2 (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | 通信衛星を用いた非常用通信方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2797873B2 (ja) |
-
1992
- 1992-12-15 JP JP33451092A patent/JP2797873B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06188807A (ja) | 1994-07-08 |
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