JP2565401B2 - 左右開閉自在析畳みシャッターの錠装置 - Google Patents

左右開閉自在析畳みシャッターの錠装置

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JP2565401B2
JP2565401B2 JP1170106A JP17010689A JP2565401B2 JP 2565401 B2 JP2565401 B2 JP 2565401B2 JP 1170106 A JP1170106 A JP 1170106A JP 17010689 A JP17010689 A JP 17010689A JP 2565401 B2 JP2565401 B2 JP 2565401B2
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shutter
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folding
retracting
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寿麿 中谷
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は左右開閉自在の折畳みシャッターに関し,特
にその錠装置に関する。
〔従来の技術〕
例えば特開平2−140384号の如くに,本発明者は,シ
ャッター枠の下枠を固定枠と該固定枠に突没自在に嵌挿
し,突出時にシャッター本体下端を保持し,没入時にこ
れを解放する突没レール枠とによって構成し,上記突没
レール枠の突没動をシャッター本体の開閉に連動して行
うようにした左右方向開閉用の折畳みシャッターを提案
済であり,この場合上記連動は,例えば吊元側にあって
は,シャッター枠とシャッター本体間のシャッター本体
伸張移動用のクリアランスにおける吊元框の移動と,戸
先側にあっては該クリアランス分の走行框の移動によっ
て突没レール枠を押圧し,固定枠との間に介設した突没
機構を介するように行われるものとし,上記戸先側にお
ける走行框の突没レール枠押圧は,例えば走行框側の落
し錠を突没レール枠端部の横断状の受止部に係合させる
ことによって行うものとされる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし乍ら,この例示の構成によってシャッター本体
を左右開閉自在のものとすると,シャッター本体の左右
両端に走行框が配設されることになるので,シャッター
本体の開閉と突没レール枠の突没動の連動は,各走行框
の落し錠で行うことになるから,いずれかの開閉のため
に落し錠の施錠を解除する必要が生じることになり,煩
雑である一方,施錠を解除したままにして左右開閉に対
応しようとすると突没レール枠が没入状態となり,シャ
ッター本体が揺動したり,半開き状態となったりする可
能性を生じ,開口部材としての閉鎖性が損われ易いとい
う問題点を招来する。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので,その課
題とする処は,上記突没レール枠を下枠に有するように
した左右開閉自在の折畳みシャッターにおいて,開閉が
簡易で,解錠状態でも開口部材としての閉鎖性を確保で
き,また確実な施錠をなし得る左右開閉自在折畳みシャ
ッターの錠装置を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は,シャッター枠の下枠を固定枠と該固定枠に
突没自在に嵌挿し,突出時にシャッター本体下端を保持
し,没入時にこれを解放する突没レール枠とによって構
成し,シャッター枠の左右縦枠のシャッター本体伸縮移
動用のクリアランスにおけるシャッター本体左右両端の
各走行框の移動押圧によって上記突没レール枠の突没動
をシャッター本体の開閉に連動して行うようにした左右
開閉自在の折畳みシャッターにおいて,上記シャッター
本体左右両端の走行框にそれぞれ配設した施錠装置と,
上記シャッター枠の左右縦枠内にそれぞれ配設し,スト
ッパーにより脱出を防止するとともに各縦枠のシャッタ
ー本体伸張移動用のクリアランス分左右に移動自在とし
且つシャッター本体の各走行框に着脱自在とした錠受装
置とを備えてなることを特徴とする左右開閉自在折畳み
シャッターの錠装置に係り且つこれを発明の要旨として
上記課題解決の手段とする。
〔実 施 例〕
以下実施例を示す図面に従って本発明を更に具体的に
説明すれば,第1図乃至第10図において1は折畳みシャ
ッターであり,この折畳みシャッター1は,シャッター
枠2に蛇腹状折畳み自在のシャッター本体20を上吊り配
設したものとしてあり,シャッター枠2は,上枠3,下枠
6及び左右の縦枠14を矩形状に枠組みしたものとし,ま
たシャッター本体20は,多数のシャッターパネル21を各
蝶番枠24により蝶番連結し,左右両端にそれぞれ走行框
26を同じく蝶番連結して蛇腹状折畳み自在とし,各シャ
ッターパネル21の中央と走行框26上端に上吊戸車27を,
下端に水平戸車28を,また各蝶番枠24の上下端にフレ止
め部材29を設置した左右開閉用のものとしてある。
このシャッター本体20を配設したシャッター枠2は,
本例において上枠3及び下枠6を,それぞれ固定枠8と
該固定枠8に突没自在に嵌挿し,突出時にシャッター本
体20上下端30を保持し,没入時にこれを解放する,上枠
3において一対のフイン材よりなり,下枠6においてコ
字状断面をなす各突没レール枠9とによって構成したも
のとしてあり,またその突没レール枠9の突没動を,シ
ャッター本体20の開閉に連動して行うように,シャッタ
ー枠2の左右縦枠14のシャッター本体20伸張移動用のク
リアランス15におけるシャッター本体20左右両端の上記
各走行框26の移動押圧によって行うものとしてある。
即ちシャッター枠2とシャッター本体20とは,シャッ
ター枠2の左右縦枠14の溝深さを深く形成して,前者の
幅を後者の幅よりやや大とすることによってこれらの間
左右端部に上記溝深さに応じたクリアランス15を配設し
てある。このクリアランス15はシャッター本体20の折畳
み開成に際して非開閉側に位置する走行框26を縦枠14に
衝接してその圧力を該シャッター本体20の折畳みの容易
化のために用いるように設けたものであるところ,本例
にあっては,このクリアランス15を用い,該クリアラン
ス15における走行框26の移動時に上記突没レール枠9の
突没動を行うようにしてある。
本例にあってこの突没動は,突没レール枠9の長手方
向両端部に戸車10を突設する一方,固定枠8長手方向対
応位置に,上枠3において両端平坦のV字状,下枠6に
おいて両端平坦の逆V字状の各戸車ガイド溝12を有する
ガイドブロック11を設置して,上記戸車10を戸車ガイド
溝12によって案内し,上枠3及び下枠6の長手方向左右
にスライド傾斜自在となるように突没レール枠9を固定
枠に嵌挿保持したものとするとともに,突没レール枠9
の各長手方向両端に,上枠3及び下枠6交差方向の交差
受止部13を配設し,該交差受止部13を,シャッター本体
20の走行框26上下端に設けた戸車固定軸等の突出部位が
押圧するようにすることによって行うものとしてある。
このとき上記クリアランス15における走行框26の移動
幅と戸車ガイド溝12のV字状又は逆V字状片側一方の傾
斜幅とを対応するようにしてあり,従ってシャッター本
体20を折畳み開成するにつき,シャッター本体20をクリ
アランス15分伸張移動することによって,非開閉側の走
行框26が突没レール枠9を押圧し,戸車10を戸車ガイド
溝12の一方端部に位置させて,上枠3において上昇,下
枠6において降下するように各突没レール枠9を固定枠
8に没入して,シャッター本体20上下端30の保持を解放
して該シャッター本体20の折畳み開成を可能とし,一
方,シャッター本体20の伸張閉成に際しては,非開閉側
のクリアランス15を残存するようにシャッター本体20を
定位置に伸張移動することにより開閉側の走行框26が突
没レール枠9を押圧し,戸車10を戸車ガイド溝12の中央
部分に位置させて,上枠3において降下,下枠6におい
て上昇するように各突没レール枠9を突出して,シャッ
ター本体20上下端30を包持状に保持するに至り,伸張閉
成を完了する。
このように左右開閉自在とした折畳みシャッター1に
おいて,その錠装置は,これをシャッター本体20左右両
端の走行框26にそれぞれ配設した施錠装置40と,上記シ
ャッター枠2の左右縦枠14内にそれぞれ配設し,ストッ
パー47により脱出を防止するとともに各縦枠14のシャッ
ター本体20伸張移動用のクリアランス15分左右に移動自
在とし且つシャッター本体20の各走行框26に着脱自在と
した錠受装置42とを備えたものとしてある。
本例において施錠装置40は,ケース41をスチール製と
した鎌錠によるものとし,各走行框26の戸先面に埋込み
設置してある一方,錠受装置42は,各縦枠14内に対向設
置した一対の水平ガイド杆43にスライド自在に載設し
た,コ字状折曲にして上記載設用一対の切込みを有する
錠受金具44,該錠受金具44に一体的に設けたマグネット
ホルダー45とそのマグネット46を備えたものとしてあ
り,また水平ガイド杆43の先端側には該水平ガイド杆43
を支持するブラケットを設け,該ブラケットを錠受装置
42の脱出防止用ストッパー47としてある。
施錠装置40と錠受装置42は,上下方向の各対向する同
一高さ位置に設けてあるので,施錠装置40のケース41と
錠受装置42のマグネット46とが磁着可能となり,これに
より各錠受装置42は,各走行框26に対して着脱自在とな
り,従ってシャッター本体20を折畳み開成するために,
これをクリアランス15分伸張移動し,またシャッター本
体20を伸張閉成するために同じくクリアランス15を残す
ようにこれを伸張移動することにより,錠受装置42は走
行框26とともにクリアランス15分を移動する一方,スト
ッパー47に衝接した際これがその移動を阻止して走行框
26と離脱させるから,錠受装置42はシャッター本体20の
伸張閉成時には双方が,折畳み開成時には開閉側の一方
が縦枠14の開口側に位置するようになって,走行框26と
の着脱関係を確保し得るようになる。
従って本例にあって鎌錠の施錠装置40による操作を行
うことにより,シャッター本体20の左右施錠を個別にし
て確実に行うことができる一方,解錠状態としても走行
框26は双方の錠受装置42に吸着されて伸張閉成時の伸張
状態が確保され,解錠状態における閉鎖性が得られると
ともに,ストッパー47による離脱によってシャッター本
体20の左右開閉がそのまま可能となる。
なお図中4は上枠3の上吊戸車27案内用ガイドレー
ル,5は同じく上枠3の突没レール枠嵌挿溝,7は下枠6の
水平戸車28案内用にして突没レール枠9に設けたガイド
レール,22はシャッターパネル21の框組み,23は同じくシ
ャッターパネル21のガラス板を示す。
図示した例は以上のとおりとしたが,固定枠と突没レ
ール枠による下枠を用いる一方,上枠を従前のこの種折
畳みシャッターにおけるが如く,単一のものとして,折
畳み部位として戸袋切欠部を設けたものを用いるように
すること,固定枠に対する突没レール枠の突没のための
具体的構成を,先の特開平2−140384号記載の他のもの
とすること等を含めて,本発明の実施に当って,その態
様は上記発明の要旨に反しない限り様々なものとするこ
とができ,以上に例示したものに限定するには及ばな
い。
〔発明の効果〕
本発明は,シャッター枠の下枠を固定枠と該固定枠に
突没自在に嵌挿し,突出時にシャッター本体下端を保持
し,没入時にこれを解放する突没レール枠とによって構
成し,シャッター枠の左右縦枠のシャッター本体伸張移
動用のクリアランスにおけるシャッター本体左右両端の
各走行框の移動押圧によって上記突没レール枠の突没動
をシャッター本体の開閉に連動して行うようにした左右
開閉自在の折畳みシャッターにおいて,上記シャッター
本体左右両端の走行框にそれぞれ配設した施錠装置と,
上記シャッター枠の左右縦枠内にそれぞれ配設し,スト
ッパーにより脱出を防止するとともに各縦枠のシャッタ
ー本体伸張移動用のクリアランス分左右に移動自在とし
且つシャッター本体の各走行框に着脱自在とした錠受装
置とを備えてなることを特徴とするから,以上のとお
り,固定枠に対して突没レール枠を突没自在とした下枠
を有するようにした上,開閉が簡易で,解錠状態でも開
口部材としての閉鎖性を確保でき,また確実な施錠をな
し得る左右開閉自在折畳みシャッターの錠装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は実施例を示すもので,第1図は折畳みシャッター
の正面図,第2図はその横断面図,第3図は第2図A−
A線錠受装置の正面図,第4図は第2図B−B線錠受装
置の縦断面図,第5図は第2図C位置の錠受装置の側面
図,第6図(A),第7図(A),第8図(A)は,そ
れぞれシャッター本体と錠受装置の関係を示す横断面
図,第6図(B),第7図(B),第8図(B)は,そ
れぞれ上記に対応した突没レール枠の突没状態を示す参
考図,第9図,第10図はそれぞれシャッター本体の開閉
状態の縦断面図である。 1……折畳みシャッター,15……クリアランス 2……シャッター枠,20……シャッター本体 6……下枠,26……走行框 8……固定枠,40……施錠装置 9……突没レール枠,42……錠受装置 14……縦枠,47……ストッパー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャッター枠の下枠を固定枠と該固定枠に
    突没自在に嵌挿し,突出時にシャッター本体下端を保持
    し,没入時にこれを解放する突没レール枠とによって構
    成し,シャッター枠の左右縦枠のシャッター本体伸張移
    動用のクリアランスにおけるシャッター本体左右両端の
    各走行框の移動押圧によって上記突没レール枠の突没動
    をシャッター本体の開閉に連動して行うようにした左右
    開閉自在の折畳みシャッターにおいて,上記シャッター
    本体左右両端の走査框にそれぞれ配設した施錠装置と,
    上記シャッター枠の左右縦枠内にそれぞれ配設し,スト
    ッパーにより脱出を防止するとともに各縦枠のシャッタ
    ー本体伸張移動用のクリアランス分左右に移動自在とし
    且つシャッター本体の各走行框に着脱自在とした錠受装
    置とを備えてなることを特徴とする左右開閉自在折畳み
    シャッターの錠装置。
JP1170106A 1989-06-30 1989-06-30 左右開閉自在析畳みシャッターの錠装置 Expired - Lifetime JP2565401B2 (ja)

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