JP2893032B2 - シャッターの可動枠突没連動装置 - Google Patents

シャッターの可動枠突没連動装置

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JP2893032B2
JP2893032B2 JP18144789A JP18144789A JP2893032B2 JP 2893032 B2 JP2893032 B2 JP 2893032B2 JP 18144789 A JP18144789 A JP 18144789A JP 18144789 A JP18144789 A JP 18144789A JP 2893032 B2 JP2893032 B2 JP 2893032B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、建物の開口部に設置する縦引き又は横引き
用のシャッターに関し、特に固定枠と可動枠とを備えた
枠部を有する開口枠を用いたシャッターの可動枠突没連
動装置に関する。
[従来の技術] 本発明者は、特開平2−16282号、特開平2−140384
号等により、固定枠と可動枠とを備えた枠部を有する開
口枠部を用いたシャッターを提案済であり、これらによ
れば、固定枠に設置した傾斜案内溝付きガイドブロック
に、可動枠に設置した小戸車を案内することによって、
上記固定枠に可動枠を面内方向傾斜突没自在に配設した
ものとされ、このとき該可動枠は、その突没によって開
口枠部に設置したシャッター本体を閉成時に突出保持
し、開成に先立って没入解除するように使用するものと
されている。
[発明が解決しようとする課題] このように固定枠と可動枠を備えた枠部を有する開口
枠部を用いたシャッターにあって、可動枠の突没は、シ
ャッター本体の開閉と密接な関係にあるから、可動枠の
突没をシャッター本体の開閉動作に連動するうようにす
れば、シャッター本体の開閉時に一々可動枠の突没の操
作を行なう必要をなくし得て便利である。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、その解
決課題とするところは、上記固定枠と可動枠を備えた枠
部を有する開口枠部を用いたシャッターにおける上記可
動枠の突没をシャッター本体の開閉動作への連動を可及
的に簡易にして確実に行なうようにしたシャッターの可
動枠突没連動装置を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 上記課題にそって本発明は、上記シャッター本体の非
戸先側(縦引き用のシャッターにあっては上方の折畳み
側、横引き用のシャッターにあっては側方の吊り元側)
の端部框を開口枠に対して、そのクリアランスを利用し
てスライド自在とするとともに該端部框の延長方向(長
手方向両端と云ってもよい)に施錠用の連動杆を突設
し、この連動杆の突出長さを可動枠の突没に伴う変位幅
以上とすることによって、可動枠に形成した遊嵌孔に常
時係合するようにして、シャッター本体がクリアランス
をスライドする際に、その連動杆が開成方向又はい閉成
方向に移動する伴い、上記ガイドブロックによる戸車の
案内により可動枠を傾斜突没するようにしたものであっ
て、即ち本発明は、これを固定枠と可動枠とを備え、固
定枠に設置した傾斜案内溝付きガイドブロックに可動枠
に設置した小戸車を案内することによって上記固定枠に
可動枠を面内方向傾斜突没自在に配設した枠部を有する
開口枠と、該開口枠に装着したパネル折畳み自在のシャ
ッター本体の非戸先側端部に設けた枠部のクリアランス
をスライド自在の端部框と、該端部框延長方向に突設し
た施錠用の連動杆と、該連動杆を受け入れる可動枠端部
の遊嵌孔とを備え且つ上記連動杆突出長さを上記可動枠
の傾斜突没面内方向変位幅以上とし、施錠時の連動杆を
可動枠の遊嵌孔に常時係合してなることを特徴とするシ
ャッターの可動枠突没連動装置としたものであり、これ
を発明の要旨として上記課題解決の手段としたものであ
る。
[実施例] 以下実施例を示す図面に従って本発明を更に具体的に
説明すれば、1は、本例において横引き用としたシャッ
ター、2はその可動枠突没連動装置、3はシャッター1
の開口枠、はシャッター本体を示す。
シャッター本体4は、框組6内にガラス7を保持した
縦長中間のパネル8と縦長両側のパネル9を、連結枠11
を介してヒンジ10連結するとともにパネル9の開口枠3
の枠部をなす縦枠3c側に端部框13a,13bをそれぞれ配置
して該パネル9とヒンジ10連結することより幅方向に蛇
腹状に折畳み自在としたものとしてあり、上記パネル9
は、パネル8の1/2幅とする一方、各パネル8の上端幅
方向中央に上吊り戸車5を、下端幅方向中央に水平のガ
イドローラー12を設置し、上記上吊り戸車5を、上記開
口枠部3の上枠3aの軌条に転動自在に載置し、ガイドロ
ーラー12を同じく開口枠3の枠部をなす下枠3bに転動自
在に挿入係合することにより、該シャッター本体4を開
口枠3に上吊り装着し、その上記折畳みを該開口枠3内
において行なうようにしてある。
このとき本例のシャッター1は、開口枠3の枠部、特
にその下枠3bを、固定枠14と可動枠15とを備え、固定枠
14に設置した傾斜案内溝付きガイドブロック18に可動枠
15に設置した小戸車17を案内することによって上記固定
枠14に可動枠15を面内方向傾斜突没自在に配設したもの
としてあり、該開口枠3に装着したパネル8、9折畳み
自在のシャッター本体4の非戸先側端部に設けた枠部、
特にその縦枠3のクリアランスをスライド自在の端部框
13aと、該端部框延長方向に突設した施錠用の連動杆20
と、該連動杆20を受け入れる可動枠15端部の遊嵌孔22と
を備え且つ上記連動杆20突出長さを上記可動枠15の傾斜
突没面内方向変位幅以上とし、施錠時の連動杆20を可動
枠の遊嵌孔22に常時係合したものとし、これにより上記
可動枠突没連動装置2を構成して、シャッター本体4の
開閉に連動して上記可動枠15を突没動作させ、可動枠15
による閉成時のシャッター本体4の下端の突出保持と開
成に伴う没入解除を行なうものとしてある。
即ち本例にあって、上記下枠3bは、上向きの可動枠15
受け入れ用の溝を開講した固定枠14と、該固定枠14の上
記溝内に上記傾斜突没自在に嵌挿し、同じく上向きにシ
ャッター本体4下端を受け入れるとともに上記ガイドロ
ーラー12を開閉案内するガイドレールに開口した可動枠
15を備えたものとし、固定枠14の溝内にしてその長手方
向両端側の対向面にそれぞれ傾斜案内溝を有するガイド
ブロック18を設置する一方、可動枠15の同じく長手方向
両端側の対応位置の外側(前後側)にして、上記ガイド
ブロック18の対応位置に、上記傾斜案内溝に転動自在に
係合する小戸車17を設置してあり、各小戸車17を傾斜案
内溝に係合して、ガイドブロック18で小戸車17を案内す
ることにより、可動枠15の案内装置16を形成して、該可
動枠15の傾斜突没動作を行なうようにしてあり、このと
き傾斜案内溝は、上記シャッター本体4が閉成したとき
に可動枠15を突出し、開成に先立って没入し得るよう
に、シャッター本体4の非戸先側を下位、戸先側を上位
とするように、その傾斜を行なったものとしてある。
クリアランスは、これをシャッター本体4の井戸先
側、即ち横引き用の本例にあってはシャッター本体4の
吊り元側枠部の縦枠3cにl長さ(幅)分のものとして、
縦枠3cの幅を伸ばすように設けてあり、シャッター本体
4の非戸先側、即ち本例の吊り元側の端部框13aを、シ
ャッター本体4を閉成したとき、その閉成状態の移動を
可能とするように、該移動幅分をスライド自在としてあ
る。
この非戸先側、即ち本例の吊り元側の端部框13aは、
往復動作を可能とする施錠用のロッドやプレートを有す
る落し錠、グレモンボルト錠、フランス落し、サル錠、
南京落し等から選定した、例えば落し錠19を備え、その
施錠用のロッドによる連動杆20を端部框13aの延長方
向、本例にあって下方に突出する一方、上記可動枠15
は、その長手方向非戸先側、本例の吊り元側の底部に該
連動杆20を受け入れる遊嵌孔22を透設しており、このと
き上記連動杆20は、その突出長さを上記可動枠15の傾斜
突没面内方向変位幅(変位高さ)d以上としてあり、こ
れによって落し錠19を、例えばシャッター本体4を取り
外すとき等に解錠可能とするも、平常の施錠時におい
て、可動枠15の遊嵌孔22に常時係合するようにしてあ
り、これによって上記シャッター本体4、即ち端部框13
aを、その閉成状態で上記クリアランスl分移動し、連
動杆20をその突出状態で下枠3bの長手方向に水平移動す
ることにより、可動枠15の遊嵌孔22に係合状態のまま、
該可動枠15を強制的にその水平移動方向に押圧し、上記
ガイドブロック18による小戸車17の案内で可動枠15を上
記面内方向に傾斜突没するようしたものとしてあり、こ
のとき上記ガイドブロック18の傾斜案内溝を、シャッタ
ー本体4の非戸先側を下位、戸先側を上位とする傾斜の
ものとしたことによって、上記シャッターの本体4の閉
成時に可動枠15の突出、開成に際して可動枠15の没入を
行い、シャッター本体4の閉成時にその下端を保持し
て、シャッター本体4の振れ止めと気密性の確保を行な
うとともに、開成に先立ちその保持の解除を行なって、
シャッター本体4の上記蛇腹状の折畳みを可能とするも
のとしてある。
本例にあって開口枠3の枠部をなす上枠3aは、これを
上記下枠3bと同様に、固定枠24と、シャッター本体4の
上端を保持し、上記上吊り戸車17を載置してそのガイド
レールをなし、ガイドブロック18と小戸車17による同様
の案内装置16により突没を行なう可動枠25とを備えたも
のとしてあり、このとき下枠3bにおけると同様の可動枠
突没連動装置とすることも可能であるが、本例の上枠3a
にあって可動枠25のシャッター本体4開閉の連動は、可
動枠25の長手方向両端に、そのガイドレールと交差す
る、例えば架設杆26を設置し、該架設杆26に、その対向
方向内側に設置した上記各端部框13a,13bの上吊り戸車
支持部材27を当接自在とし、シャッター本体4、即ち各
端部框13a,13bの移動により、架設杆26を移動方向に押
圧することにより、同様にその突没を行なうものとして
ある。
図中21は可動枠15の遊嵌孔22の補強用プレート、23は
ガイドブロック18の傾斜案内溝に設けた、戸車17の装脱
用の切り欠き、28は端部框13aに設けた連動杆案内用の
ピース部材、29は可動枠15突出時にこれに係合する振れ
止めピース部材を示す。
図示した例は以上のとおりとしたが、上記可動枠突没
連動装置を更に上記例における戸先側にも設置し、両側
一方の施錠用の連動杆の可動枠に対する係合を解除する
ことにより、該一方を開閉するようにして、シャッター
本体を単一の開口枠内で両開き自在のものとして構成す
ること、非戸先側の連動杆設置を折畳自在のシャッター
本体の上方の折畳み側に設置するようにした上、上記に
準じて連動を行なうように構成することにより、縦引き
用のシャッターに適用することを含めて、本発明の実施
に当って、開口枠、枠部、固定枠、可動枠、シャッター
本体、端部框、連動杆、これらを備えたシャッターの各
具体的構成、形状、材質、用途、これらの関係、これら
に対する付加等は、上記発明の要旨に反しない限り、適
宜に変更して様々の形態のものとすることができる。
[発明の効果] 本発明は以上のとおりに構成したから、固定枠と可動
枠を備えた枠部を有する開口枠を用いたシャッターにお
ける可動枠の突没をシャッター本体の開閉動作への連動
を可及的に簡易にして確実に行なうようにしたシャッタ
ーの可動枠突没連動装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は実施例を示すもので、第1図は横引き用シャッタ
ーの正面図、第2図はその横断面図、第3図は非戸先側
の一部切り欠き拡大正面図、第4図はシャッター本体の
閉成状態の下枠部分の拡大縦断面図、第5図はシャッタ
ー本体の開成状態の同じく下枠部分の拡大縦断面図であ
る。 1……シャッター、15……可動枠 2……可動枠突没連動装置、17……戸車 18……ガイドブロック 3……開口枠、20……連動杆 4……シャッター本体、22……遊嵌孔 14……固定枠

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定枠と可動枠とを備え、固定枠に設置し
    た傾斜案内溝付きガイドブロックに可動枠に設置した小
    戸車を案内することによって上記固定枠に可動枠を面内
    方向傾斜突没自在に配設した枠部を有する開口枠と、該
    開口枠に装着したパネル折畳み自在のシャッター本体の
    非戸先側端部に設けた枠部のクリアランスをスライド自
    在の端部框と、該端部框延長方向に突設した施錠用の連
    動杆と、該連動杆を受け入れる可動枠端部の遊嵌孔とを
    備え且つ上記連動杆突出長さを上記可動枠の傾斜突没面
    内方向変位幅以上とし、施錠時の連動杆を可動枠の遊嵌
    孔に常時係合してなることを特徴とするシャッターの可
    動枠突没連動装置。
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