JP2565249Y2 - 液体の泡状噴射器のノズル - Google Patents

液体の泡状噴射器のノズル

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JP2565249Y2 JP1989146826U JP14682689U JP2565249Y2 JP 2565249 Y2 JP2565249 Y2 JP 2565249Y2 JP 1989146826 U JP1989146826 U JP 1989146826U JP 14682689 U JP14682689 U JP 14682689U JP 2565249 Y2 JP2565249 Y2 JP 2565249Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、トリガー式の液体泡状噴射器のノズルの改
良に関するものである。
[従来の技術] 従来のトリガー式の液体泡状噴射器のノズルとして
は、第3図に示される実開平1-101662号公報所載のノズ
ルのごとく、造泡筒Aの造泡内筒孔Bを、噴射器本体C
の噴射ノズル孔Dに対向した凹凸筒面Eと、外方へ開口
し、かつ凹凸筒面Eより大径とした平滑筒面Fとで構成
し、発泡を効果的に行わせるとともに、広い先端開口部
Gにより広いパターンの噴出泡が得られるように意図さ
れているが、パターン内の泡が細かく、かつ扁平円錐形
状に堆積するものであり、垂直面等に噴射した際には泡
層が寸時にして崩れ流下する傾向をまぬがれない。
[考案が解決しようとする課題] 実開平1-101662号公報所載のノズルの前記傾向に対
し、本考案は比較的粒径の大きい所望粒径の泡を、広い
パターン内に薄く均一状に付着形成させ、垂直面に噴射
した場合でも比較的長い時間、その付着形態を保ちうる
ような泡噴射を行いうるノズルを提供することを目的と
している。
[課題を解決するための手段] 前述の課題を解決するため、本考案は、噴射器本体の
噴射ノズル孔の直前に、該ノズル孔と軸線を合致させら
れた造泡内筒孔が貫設されている造泡筒が配設されてお
り、前記造泡内筒孔は、噴射ノズル孔に近接した比較的
粒径の大きい所望の粒径の泡の生成のみを目的とする平
滑内筒面の造泡筒面と、外方へ開口し、前記造泡筒面よ
り大径とされた、泡が広いパターン内に均一な薄い層を
形成することのみを目的とする平滑内筒面の案内筒面と
で形成されているという構成を採っている。
[作用] 本考案は前述の構成であり、造泡内筒孔が造泡筒面と
案内筒面とで形成されている該造泡筒面の内径を、比較
的粒径の大きい所望粒径の造泡効果が得られる寸法に、
パターン形状を考慮することなく設計されており、案内
筒面の内径は、逆に造泡効果を考慮することなく広いパ
ターン内に均一な薄い層を形成することのみを主眼とし
て設計されており、その結果として比較的粒径の大きい
泡を広いパターン内に薄く均一に付着形成させることが
できるものである。
[実施例] 本考案に係るトリガー式の液体の泡状噴射器は、第2
図に示されるように、トリガー1を介してピストン2を
数回操作してポンプ室に容器3から液体を吸引し、この
状態でトリガー1を引きよせて、ピストン2をポンプ室
内に押し込むことにより、ポンプ室内を高圧化し、この
高圧液体により噴出弁を開弁してこの液体を噴射器本体
4を通じてノズルキャップ5のノズル孔から噴射させる
ものである。
第1図は、第2図に示されるノズルキャップ5の先端
部分の拡大縦断面図であって、噴射器本体4の先端面に
噴射ノズル孔6が設けられ、前述のトリガー1の操作に
よって流路7から噴射ノズル孔6に達した液体が該孔6
から霧状に噴射される。
ノズルキャップ5の前端に開口する内腔8内には、造
泡筒9が内嵌されている。
造泡筒9には、前記噴射ノズル孔6の軸線O−Oと軸
線を合致させられた造泡内筒孔10が貫設されており、該
造泡内筒孔10は、噴射ノズル孔6に空隙11を存して近接
した平滑内筒面たる造泡筒面12と、外方へ開口13し、前
記造泡筒面12より大径とされた平滑内筒面の案内筒面14
とで構成されている。
造泡筒9は、ノズルキャップ5の内腔8に嵌着する外
筒15を有し、この外筒15と前記造泡内筒孔10の貫設され
ている部分との間に外気連通孔16を有し、この外気連通
孔16が前記噴射ノズル孔6と造泡筒面12の端面との間の
空隙11に連通している。
既述のごとく、トリガー1の操作により流路7からス
ピン溝17に達した液体は噴射ノズル孔6から霧状となっ
て噴射され、外気連通孔16から空隙11に達する外気を巻
き込み造泡筒面12に衝突して発泡する。
本考案における造泡筒面12は、比較的粒径の大きい所
望の粒径の泡が生成されうることのみを考慮してその内
径が選定されており、平滑内筒面とされているので抵抗
は余り大きくなく、空気との混和により比較的大きな径
の泡の生成が可能となる。
造泡筒面12で造泡された泡流体は、次いで案内筒面14
に噴出する。
案内筒面14は、造泡筒面12より大径とされ、噴射され
た泡が所望の広いパターン内に均一な薄い層を形成しう
ることを考慮してその内径が選定されるものであり、泡
が広いパターン内に均一に薄い層を形成しうることのみ
を主眼とするもので造泡作用は全く考慮する必要がない
ものである。
なお、前述の造泡筒面12と案内筒面14との寸法比率
は、案内筒面14の内径に比し、造泡筒面12の内径が45〜
80%、案内筒面14の長さに比し、造泡筒面12の長さが35
〜80%程度の範囲が好ましく、前記したごとく、比較的
粒径の大きい所望粒径の泡を、広いパターン内に均一な
薄い層を形成するよう噴霧させる種々のノズルの寸法
は、概ね前記寸法範囲内に存在する。
[効果] 本考案は以上説明した構成,作用のものであり、造泡
内筒孔が造泡筒面と案内筒面とで構成されており、造泡
筒面は平滑内筒面とされているので噴射ノズル孔から噴
出された液体に対する衝突時の抵抗が比較的小さく、比
較的粒径が大きい所望の粒径の泡が得られるようその内
径,長さ等を所望の径の泡が得られることのみを考慮し
て設計することが容易であり、比較的大径の所望の大き
さの泡を得られる効果がある。
また案内筒面は、前記造泡筒面より大径とされ、噴出
された泡のパターンが広くかつ薄い均一な層となるよう
その内径,長さ等を容易に設計できるので、結果として
比較的粒径が大きい泡を広いパターン内に薄く均一な厚
さで付着,形成させうる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ノズルキャップの先端部分の拡大縦断面図、
第2図はトリガー式液体泡状噴射器の一例の側面図、第
3図は従来品の第1図と同様の拡大縦断面図である。 1:トリガー、4:噴射器本体、6:噴射ノズル孔、9:造泡
筒、10:造泡内筒孔、12:造泡筒面、13:開口、14:案内筒
面。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】噴射器本体の噴射ノズル孔の直前に、該ノ
    ズル孔と軸線を合致させられた造泡内筒孔が貫設されて
    いる造泡筒が配設されており、前記造泡内筒孔は、噴射
    ノズル孔に近接した比較的粒径の大きい所望の粒径の泡
    の生成のみを目的とする平滑内筒面の造泡筒面と、外方
    へ開口し、前記造泡筒面より大径とされた、泡が広いパ
    ターン内に均一な薄い層を形成することのみを目的とす
    る平滑内筒面の案内筒面とで形成されている液体の泡状
    噴射器のノズル。
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