JP2565214Y2 - 内装材継目施工用テープ - Google Patents

内装材継目施工用テープ

Info

Publication number
JP2565214Y2
JP2565214Y2 JP7152891U JP7152891U JP2565214Y2 JP 2565214 Y2 JP2565214 Y2 JP 2565214Y2 JP 7152891 U JP7152891 U JP 7152891U JP 7152891 U JP7152891 U JP 7152891U JP 2565214 Y2 JP2565214 Y2 JP 2565214Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
interior material
seam
interior
adhesive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7152891U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0516977U (ja
Inventor
源蔵 佐野
Original Assignee
ヤヨイ化学工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ヤヨイ化学工業株式会社 filed Critical ヤヨイ化学工業株式会社
Priority to JP7152891U priority Critical patent/JP2565214Y2/ja
Publication of JPH0516977U publication Critical patent/JPH0516977U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2565214Y2 publication Critical patent/JP2565214Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Finishing Walls (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、壁装、表装、床施工等
における内装材料等の継目部の施工及び補強に用いられ
るテープに関するものである。
【0002】
【従来の技術】壁装、表装、床等の施工は、1枚の材料
で全ての面積を施工することはできないため、ある一定
の幅と長さの内装材料を貼り合せて行われるが、かかる
施工においては、施工される各々の内装材料間の継目を
美しく仕上げるために重ね切り工法と呼ばれる施工法に
より行われるのが通常である。すなわち、ある一定の幅
の一幅目の内装材を先ず貼付け、次に二幅目の内装材を
一幅目の内装材に僅かに重ねて貼り、その重なった部分
をカッターや包丁等で裁断し、その後、この裁断された
一幅目と二幅目との重なり部分を取り除くものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、前記重ね切り
工法は、各内装材料間の継目を容易に美しく仕上げるこ
とができるが、一方において、各内装材料間の重なり部
分を裁断する際に、石膏ボード、ベニヤ、モルタル等の
下地材料をカッター等の刃先で傷付けるおそれがあり、
特にシーラーやプライマー等の処理を施してある下地材
では、その被膜を切るおそれもあり、施工後、内装材の
継目に隙間が生じたり、又内装材が継目から剥離したり
する問題があった。
【0004】そこで、従来では、かかる問題を解決すべ
く、前記重なり部分の裁断の際にカッターの刃が下地材
料に達することがないように、下地材と内装材との間に
金属製や布製、プラスチック製等のテープを下敷きとし
て入れ込んで重なり部分の裁断を行い、その後再び内装
材の継目部をめくり、前記下敷き用のテープを取り除い
てから、更に内装材間の継目補強や内装材の継目部の下
地材との接着補強のため、紙製や布製等の補強用のテー
プを内装材の継目部に入れ込むことが行われていた。
【0005】しかしながら、かかる従来の施工法では、
下敷き用のテープと継目補強用のテープとの2種類のテ
ープを用意しなければならず、前述のように、重なり部
分の裁断の際に先ず下敷き用のテープを使用し、この下
敷き用のテープの使用後再び継目部をめくって前記下敷
き用テープを取り除き、その代りに補強用のテープを入
れ込まなくてはならないため、非常に施工が面倒であっ
た。
【0006】本考案は、かかる従来の問題点に着目して
なされたもので、内装材の重なり部裁断時の下地材の保
護と内装材料間の継目補強との両機能を併せ持つことに
より内装工事等における継目施工の簡易化を実現できる
内装材継目施工用テープを得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本考案に係る内装材継目施工用テープは、少なくとも
一方の面に接着剤が塗布された継目補強テープと、この
継目補強テープの前記接着剤が塗布された一方の面に剥
離可能に貼付された下敷用テープとによって構成されて
いる。
【0008】
【作用】前述のように構成された本考案に係る内装材継
目施工用テープにおいて、前記継目補強テープは、内装
材料の伸縮とずれに耐えうる強度を有するテープ、例え
ば、紙製、布製、プラスチック製テープからなり、又前
記ガードテープは、カッター等の刃物により切り裂かれ
ることのない材質のテープ、例えば、金属製、プラスチ
ック製、布製テープからなる。
【0009】本考案に係る内装材継目施工用テープの作
用を施工順序に従い説明すれば以下の通りである。すな
わち、先ず一幅目の内装材を貼付けた後、二幅目の内装
材を前記一幅目の内装材に僅かに重ねて貼る。次に該一
幅目と二幅目の重なり部分を一旦めくり、そこに本考案
に係る内装材継目施工用テープを、前記下敷用テープが
貼付された側を表面として内装材の継目部に入れ込む。
その際、下地材表面には前記内装材が貼付けられたとき
に付着した接着剤が残っており、該接着剤により前記内
装材継目施工用テープが下地材に接着される。
【0010】そして、前記内装材の重なり部分を元に戻
した後、該重なり部分をカッターや包丁等で裁断し内装
材の重なり部分を取り除くが、該カッター等の刃先は、
前記内装材の継目部に入れ込まれた本考案に係る内装材
継目施工用テープ表面の下敷用テープより内方に達する
ことはなく、重なり部の裁断作業時に下地材が傷付けら
れることがない。
【0011】最後に、前記内装材の継目部を再び開いて
前記下敷用テープを取り除いた後、継目を合わせるが、
本内装材継目施工用テープでは前記下敷用テープの裏面
に、その表面に粘着剤が塗布された前記継目補強テープ
が既に備えられているため、前述のように継目部に入れ
込まれた本内装材継目施工用テープ表面の下敷用テープ
を剥離して継目を閉じるだけで内装施工が完了し、内装
材間の継目の補強が実現される。
【0012】また、本考案においては、前記継目補強テ
ープの表面のみならず、裏面にも接着剤あるいは粘着剤
を塗布した構成とすることもできるが、かかるテープに
よれば内装材間のみならず内装材と下地材との間の接着
の補強も図られ、継目部における内装材の剥離を簡易な
施工により防止することができる。
【0013】尚、本考案に係る内装材継目施工用テープ
は、前述のように内装材を一旦下地材に貼着した後、内
装材の継目部分を開いて入れ込み使用することもできる
し、又内装材に接着剤を塗布する自動或は手動糊付機に
セットすることにより内装接着剤と一緒に予め内装材に
セットし使用することも可能である。
【0014】
【実施例】本考案の一実施例を図に基いて説明する。図
1は、本考案の一実施例の構成を示す概略図であるが、
同図に示されるように本実施例に係る内装材継目施工用
テープは、継目補強テープ2の表面に接着剤3が塗布さ
れ、該接着剤が塗布された継目補強テープの表面には、
下敷用テープ1が剥離可能に貼付されている。ここに前
記継目補強テープ2は、壁装材の伸縮やずれに耐えうる
強度を有する紙製、布製、プラスチック製等のテープに
より構成されており、又前記下敷用テープ1は、カッタ
ー等により切り裂かれることのない金属製、プラスチッ
ク製、布製等のテープにより構成されている。
【0015】また、前記継目補強テープ2の表面に塗布
された接着剤3は、前記継目補強テープ2と前記下敷用
テープ1とを剥離可能に一体に構成させると共に、継目
施工完了後には施工された内装材間の伸縮、ずれにより
該継目に隙間が生じるのを防ぐ作用を奏するもので、再
湿接着剤等を用いることもできる。尚、継目補強テープ
の裏面2aにも接着剤を塗布した構成とすることもでき
るのは前述の通りである。
【0016】更に、前記継目補強テープとして浸透性の
大きな紙や布材等を用いることもでき、かかる場合には
前記継目補強テープの表面に塗布された接着剤3が該継
目補強テープの裏面2aに浸透するため、前記継目補強
テープの裏面にも接着剤を塗布したものと同様の作用、
即ち内装材と下地材間の接着の強化が図られる。
【0017】
【考案の効果】本考案は以上説明したとおり、少なくと
も一方の面に接着剤が塗布された継目補強テープと、該
継目補強テープの接着剤が塗布された一方の面に剥離可
能に貼付された下敷用テープと、からなる内装材継目施
工用テープに係るため、内装材の重なり部裁断時の下地
材の保護と内装材間の継目補強とを一つのテープで実現
することができ、内装工事等における内装材の継目部の
施工が簡易化され、内装施工の合理化が図られる。
【0018】更に、継目補強テープの裏面にも接着剤を
塗布したものにあっては、内装材と下地材間の接着の補
強をも図ることができ、継目部における内装材の剥離が
防止されるとの効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の構成を示す概略図である。
【符号の説明】
1 下敷用テープ 2 継目補強テープ 2a 継目補強テープ裏面 3 接着剤

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一方の面に接着剤が塗布され
    た継目補強テープ、および該継目補強テープの前記接着
    剤が塗布された一方の面に剥離可能に貼付された下敷用
    テープ、からなる内装材継目施工用テープ。
JP7152891U 1991-08-13 1991-08-13 内装材継目施工用テープ Expired - Lifetime JP2565214Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7152891U JP2565214Y2 (ja) 1991-08-13 1991-08-13 内装材継目施工用テープ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7152891U JP2565214Y2 (ja) 1991-08-13 1991-08-13 内装材継目施工用テープ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0516977U JPH0516977U (ja) 1993-03-02
JP2565214Y2 true JP2565214Y2 (ja) 1998-03-18

Family

ID=13463326

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7152891U Expired - Lifetime JP2565214Y2 (ja) 1991-08-13 1991-08-13 内装材継目施工用テープ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2565214Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009248250A (ja) * 2008-04-07 2009-10-29 Okura Ind Co Ltd 下敷きテープ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009248250A (ja) * 2008-04-07 2009-10-29 Okura Ind Co Ltd 下敷きテープ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0516977U (ja) 1993-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4792473A (en) Self adhesive wallboard tape
US5487250A (en) Predecorated wallboard joint and method of joining predecorated wallboards to form a concealed joint
CA2245618C (en) Method and apparatus for preventing adhesion of multi-part release liners
US5628159A (en) Joint strip, method of forming a wall using the joint strip and wall made therefrom
WO1998037290A1 (en) Corner beads
JP2565214Y2 (ja) 内装材継目施工用テープ
JPH07109130B2 (ja) 防水工法
US7097722B2 (en) Method of seaming linoleum
JPS6240030Y2 (ja)
JP3966811B2 (ja) 重ね合わせ切断用下敷きテープ
JP2823438B2 (ja) 絶縁防水シート及び絶縁防水工法
JP3554942B2 (ja) 防水シート張設陸屋根等における床材張付け施工方法
JPS5844752Y2 (ja) 建築用パネルの孔部補修材
JPH0125647Y2 (ja)
JPS641378Y2 (ja)
JP4446573B2 (ja) 建築用壁材ボード及びその施工方法
JPH0240678Y2 (ja)
JPH0427375Y2 (ja)
JPH0533436A (ja) 防水シート張設陸屋根等における床材の張設方法
JPS5836744Y2 (ja) 壁仕上げ用埋込定規
JP3484502B2 (ja) 化粧シート付パネルを使用した壁面施工方法及び該方法に使用する化粧シート付パネル
JPH1136549A (ja) 壁紙貼着用テープ
JPH0259899B2 (ja)
JP2939838B2 (ja) 防水シート張設陸屋根等における床材の張設方法
JP3517678B2 (ja) 化粧シート付パネル及び化粧シート付パネルを使用した壁面施工方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term